JPH0475895A - 食品切断装置における搬送装置 - Google Patents
食品切断装置における搬送装置Info
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- JPH0475895A JPH0475895A JP19135190A JP19135190A JPH0475895A JP H0475895 A JPH0475895 A JP H0475895A JP 19135190 A JP19135190 A JP 19135190A JP 19135190 A JP19135190 A JP 19135190A JP H0475895 A JPH0475895 A JP H0475895A
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- chains
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- 235000013305 food Nutrition 0.000 title claims abstract description 64
- 210000004283 incisor Anatomy 0.000 claims description 19
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 abstract description 29
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract description 2
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は魚類等の食品を切断装置に関し、中でも魚等を
二枚乃至は三枚に降ろす時に使用される類の食品切断装
置における搬送装置に関するものである。
二枚乃至は三枚に降ろす時に使用される類の食品切断装
置における搬送装置に関するものである。
例えば、魚等の食品を店頭に陳列したりするために真ん
中から二枚に降ろす場合、従来では基台の上下にプーリ
をそれぞれ回転可能に枢支し、該プーリに無端状の鋸歯
を捲掛し、走行する無端鋸歯状の切歯の一部を基台の中
央部に露出させて食品切断部を形成し、該食品切断部に
搬送手段で食品を搬送するように構成した食品切断装置
を用0るようにしている。 こうした搬送手段は無端状の切歯を間に挟んだ状態で一
対の搬送チェーンを搬送駆動可能に設け、この搬送チェ
ーン上に載せた魚等の食品を手で押さえて固定した状態
で切歯に搬送し、切断するようにしている。 ところが、搬送チェーン上に載せた魚等の食品が切歯で
切断されるまで手で押さえておかなくてはならず、危険
で有るうえ、魚等の食品を正確に真っ二乃至は三つに切
断することが出来ないと占゛う問題もあった。 斯る問題点に鑑み、魚等の食品を安全に切断するものと
して、例えば実公昭58−37538号に示すよ・うに
搬送ヂエーンの」]ユ方に食品切断部の切歯を挟む状態
で且つ搬送ヂエー・ンと同速で搬送駆動する挟持チェー
ンを設けた食品裁断機の食品保持移送装置が知られてい
る。
中から二枚に降ろす場合、従来では基台の上下にプーリ
をそれぞれ回転可能に枢支し、該プーリに無端状の鋸歯
を捲掛し、走行する無端鋸歯状の切歯の一部を基台の中
央部に露出させて食品切断部を形成し、該食品切断部に
搬送手段で食品を搬送するように構成した食品切断装置
を用0るようにしている。 こうした搬送手段は無端状の切歯を間に挟んだ状態で一
対の搬送チェーンを搬送駆動可能に設け、この搬送チェ
ーン上に載せた魚等の食品を手で押さえて固定した状態
で切歯に搬送し、切断するようにしている。 ところが、搬送チェーン上に載せた魚等の食品が切歯で
切断されるまで手で押さえておかなくてはならず、危険
で有るうえ、魚等の食品を正確に真っ二乃至は三つに切
断することが出来ないと占゛う問題もあった。 斯る問題点に鑑み、魚等の食品を安全に切断するものと
して、例えば実公昭58−37538号に示すよ・うに
搬送ヂエーンの」]ユ方に食品切断部の切歯を挟む状態
で且つ搬送ヂエー・ンと同速で搬送駆動する挟持チェー
ンを設けた食品裁断機の食品保持移送装置が知られてい
る。
上記公報に記載された食品裁断機の食品保持移送装置で
は食品を手で切歯近傍に持って行かなくても済み安全面
は向上したものの、魚等の食品を左右対称の二枚に降ろ
すことは出来ないと言う問題があった。 そこで、本発明は」−記問題点に鑑み提案されたもので
、安全性を確保しなが1しその上魚等の食品を正確に二
枚乃至三枚に降ろすことが出来るようにした食品切断装
置における搬送装置を提供できるようにすることを目的
とするものである。
は食品を手で切歯近傍に持って行かなくても済み安全面
は向上したものの、魚等の食品を左右対称の二枚に降ろ
すことは出来ないと言う問題があった。 そこで、本発明は」−記問題点に鑑み提案されたもので
、安全性を確保しなが1しその上魚等の食品を正確に二
枚乃至三枚に降ろすことが出来るようにした食品切断装
置における搬送装置を提供できるようにすることを目的
とするものである。
上記目的を達成するために本発明に係る食品切断装置に
おける搬送装置は、基台の上下にプーリをそれぞれ回転
可能に枢支(7、該ブーりに無端状切歯を捲掛I−1走
行する無端状切歯の一部を基台の中央部に露出させて食
品切断部を形成12、該食品切断部に搬送手段で食品を
搬送するように構成り、た食品切断装置において、搬送
手段を食品を載置して搬送する一対の搬送チェーンと、
該搬送チェーンの−L方で食品切断部の切歯を挟む状態
で且つ搬送チェーンと同速で搬送駆動する挟持チーL−
ンとからなり、挟持チェーンに張力調整機構を設けると
ともに、各挟持チェーンと鋸歯との間を等(2くするイ
コライザー機構を挟持チェーンに設けたことを特徴とす
るものである。
おける搬送装置は、基台の上下にプーリをそれぞれ回転
可能に枢支(7、該ブーりに無端状切歯を捲掛I−1走
行する無端状切歯の一部を基台の中央部に露出させて食
品切断部を形成12、該食品切断部に搬送手段で食品を
搬送するように構成り、た食品切断装置において、搬送
手段を食品を載置して搬送する一対の搬送チェーンと、
該搬送チェーンの−L方で食品切断部の切歯を挟む状態
で且つ搬送チェーンと同速で搬送駆動する挟持チーL−
ンとからなり、挟持チェーンに張力調整機構を設けると
ともに、各挟持チェーンと鋸歯との間を等(2くするイ
コライザー機構を挟持チェーンに設けたことを特徴とす
るものである。
【作用]
先ず、−・対の搬送チェーン上に魚等の食品を載置する
と、食品は搬送チェーンで切歯側に搬送される。 こうして、切歯側に搬送された食品は、その両側部が搬
送チェーンの上方に載置された挟持チェーンの間に確り
と挟圧保持されるのであるが、この時、挟持された魚等
の食品の厚みにより挟持チェーンがその張力調整機構の
弾性に抗1〜で離間する方向に押圧される。 挟持チェーンが離間する方向に押圧されると、イコライ
ザー機構がこれを検知(7て食品を挟持j7た両挟持チ
ェーンと切歯との間隔が等l〜くなるように挟持ヂエー
ンの移動が規制される。 これにより、挟持チェーンに挟持された食品はその中央
部が切歯で切断されて正確に二等分されることになる。 【実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は冷凍された魚等(食品)を二枚に降ろす切断装
置lの概略斜視図を示l〜、この切断装置lは基台2の
−L部および下部に夫々大径のプーリ3・4が回転可能
に枢支され、両プーリ3・4間に亙って無端状の鋸歯(
切歯)5が捲掛されるとともに、下方のプーリ4が図示
を省略1〜たモータ等の駆動手段によ−って回転駆動さ
れるようになっている。 また、基台2の一側方の中間高さ位置には上記鋸歯5の
一部が露出する切断部6が形成されている。 そ(2て、上記食品切断部6には魚等を鋸歯5に搬送供
給するための搬送手段7及び腹開きガイド8が配設され
ている。 食品搬送手段7は、第2図に示すように切断部6で露出
]7て走行する鋸歯5を中間に挟んだ状態で配設された
一対の搬送ヂエーン9・9と、この搬送チェーン9・9
の」二方で鋸歯5を中間に挟んだ状態で設けられた一対
の挟持ヂエーン10・10と、鋸歯5部分の各挟持チェ
ーン10・10と鋸歯5との間の距離を常時等(7くす
るイコライザー機構11とを備えてなる。 搬送チェーン9・9は食品切断部6の基台2上に前後方
向に長く突出させて固定され、左右移動調節可能に構成
されたフレーム12の両端部に夫々−刻のスプロケット
(図示せず)を枢支1〜、このスプロケットに亙って捲
掛されている。 このフレーム12の左右移動調節により切断される食品
、例えば冷凍魚を切断する場合その背骨部分を避けて切
断することが出来るのである。 上記挟持チェーンIO・IOの夫々はループ状に形成さ
れたチェーン13の内方の前後両端部にスプロケッt−
14・14を回転可能に枢支させ、このスプロケットI
4・I4の枢支ピンI5・15を回転中心とする略“L
″字形ブラケット16・16を枢支させるとともに、こ
のブラケット16・16の端部にガイド用のスプロケッ
ト17・17を枢支させ、“L”字形のブラケット16
・16の曲がり部の枢支ピン18・18には一端に張力
調整用のスプロケット19・19を、他端に張力調整用
スプリング20・20を設けた押圧レバー21・21が
回転可能に枢支されて形成しである。 これら張力調整用のスプロケット■9・19、張力調整
用スプリング20・20、押圧レバー2I・21で構成
された張力調整機構40により、チェーン13が緊張状
態に保たれている。 上記イコライザー機構11は、第2図及び第3図に示す
ように、フレーム2に回動軸22を枢支し、この回動軸
22から一対の揺動アーム23・23を前方に向けて長
く延出するとともに、各回動軸22の上端部には周縁に
凹溝が施されたプーリー24・24を固定し、この両プ
ーリ24の凹溝にゴムベルト25を“■”の字形に巻き
掛けた第1同調機構26と、この第1同調機構26の前
方で一対の揺動アーム23・23の間に一対のスプロケ
ット27・27を回転可能に配設し、このスプロケット
27・27に亙ってチェーン28を長円形に捲回し、チ
ェーン28の上辺と一方の揺動アーム23とをターンバ
ックル式の長さ調節可能に構成されたロッド29で連結
するとともに、チェーン28の底辺と他方の揺動アーム
23とをターンバックル式の長さ調節可能に構成された
ロッド30で連結して形成された第2同調機構31とで
構成されている。 また、一対の揺動アーム23・23の先端部にはセンシ
ングプレート32が固着されており、このセンシングプ
レート32が鋸歯5近傍の挟持チェーン10・10内面
に当接し、後述するように挟持チェーンIO・IOの位
置を検出したり動きを規制するようになっている。 上記のように構成された食品切断装置における搬送装置
の作用を、魚を二枚に降ろす場合を例に説明する。 一対の搬送チェーン9上に開腹してはられたが出された
状態の魚33を第3図のように腹が上方になるように載
置し、搬送チェーン9・9で鋸歯5側(第2図矢印方向
)に搬送する。 鋸歯5側に搬送された魚33は、肉の厚い背部分が挟持
チェーン10・IOにその両側部から確りと押圧されて
保持され、この状態で鋸歯5に供給される。 魚33が挟持チェーンIO・10に供給されると、魚3
3の肉の厚みで挟持チェーン1o・1゜が張力調整用ス
プリング20・2oの弾性力に抗して鋸歯5から離間す
る方向に押し拡げられ、この押圧力(張力調整用スプリ
ング20・20の弾性力)で魚33が挟持チェーンlO
・10に確りと挟持されるのである。 挟持チェーン10・IOが魚33で押し拡げられると、
これにともなって、各センシングプレート32・32も
鋸歯5から離間する方向に移動させられる。この時、各
センシングプレート32・32の移動量が等しい時は、
各揺動アーム23・23の揺動量も等し成るため、第1
同調機構26及び第2同調機構31の各回転部分(24
・24.27・27)は同量回動することになる。 ところが、搬送チェーン9・9上に魚33が例えば搬送
チェーン9・9の進行方向に対して一方に偏って載置さ
れた場合にはその偏った側の挟持チェーン10が大きく
移動させられようとし、その部分のセンシングプレート
32が鋸歯5から離間する方向に強い力を受けるが、他
方のセンシングプレート32は鋸歯5から離間する方向
に力を殆ど受けないので、第1同調機構26のプーリー
24・24及び第2同調機構31のスプロケット27・
27が回転し2ない。 その/、−め、偏って載置された魚33は中央の正しい
位置に自動的に強制移動されてから鋸@5に向けて搬送
されるようになる。 こうI7て、挟持チェーン10・10で正し2く挟持さ
れて搬送される魚33はその移動とともに腹部の切り開
かれた薄肉の切り11部分が肋開きガイド11の二股状
の開き部8aで左右に徐々に大きく開かれてゆき、その
大きくひらかれた個の状態で鋸歯5に供給されるので、
魚33は腹部の薄肉部分が切られることなく正確に2枚
に降るさ11ることになる。 尚、」−記実施例では魚を二枚に降ろす場合について説
明したが、本発明の食品切断装置における搬送装置はこ
うしたものに限られずその他の食品を切断する装置にも
実施することができるのは勿論である。 また上記実施例では切歯点1〜て鋸歯を使用しているが
、これを無端帯状のナイフにすることも出来る【7、切
歯を骨の厚さの間隔を隔てて2本設けるようにすれば、
三枚降ろり、を−度に形成することが出来るのである。 【発明の効果】 以上に述べたように本発明にかかる食品切断装置におけ
る搬送装置は、先ず、食品を張力調整機構の弾性力によ
り挟持するように[2であるので、従来のように鋸歯を
通過するまで手で食品を押さえておかな(でも済み、食
品を押さえた手が切歯に触れて傷f\Jいたりする危険
な事故を無くすことが出来るという利点がある。 加えて、イコライザー機構で切歯と各挟持チェーンとの
間隔が等しくなるよ・うに挟持チェーンの移動を規制す
るようにしであるので、食品は真っ二つに正(7(切断
することができる。 これにより、本発明にかかる食品切断装置における搬送
装置を魚等を二枚に降ろす食品切断装置に用いれば商品
価値の高い二枚乃至三枚降ろ(7の魚を簡単に製造する
ことができると言う利点もある。
と、食品は搬送チェーンで切歯側に搬送される。 こうして、切歯側に搬送された食品は、その両側部が搬
送チェーンの上方に載置された挟持チェーンの間に確り
と挟圧保持されるのであるが、この時、挟持された魚等
の食品の厚みにより挟持チェーンがその張力調整機構の
弾性に抗1〜で離間する方向に押圧される。 挟持チェーンが離間する方向に押圧されると、イコライ
ザー機構がこれを検知(7て食品を挟持j7た両挟持チ
ェーンと切歯との間隔が等l〜くなるように挟持ヂエー
ンの移動が規制される。 これにより、挟持チェーンに挟持された食品はその中央
部が切歯で切断されて正確に二等分されることになる。 【実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は冷凍された魚等(食品)を二枚に降ろす切断装
置lの概略斜視図を示l〜、この切断装置lは基台2の
−L部および下部に夫々大径のプーリ3・4が回転可能
に枢支され、両プーリ3・4間に亙って無端状の鋸歯(
切歯)5が捲掛されるとともに、下方のプーリ4が図示
を省略1〜たモータ等の駆動手段によ−って回転駆動さ
れるようになっている。 また、基台2の一側方の中間高さ位置には上記鋸歯5の
一部が露出する切断部6が形成されている。 そ(2て、上記食品切断部6には魚等を鋸歯5に搬送供
給するための搬送手段7及び腹開きガイド8が配設され
ている。 食品搬送手段7は、第2図に示すように切断部6で露出
]7て走行する鋸歯5を中間に挟んだ状態で配設された
一対の搬送ヂエーン9・9と、この搬送チェーン9・9
の」二方で鋸歯5を中間に挟んだ状態で設けられた一対
の挟持ヂエーン10・10と、鋸歯5部分の各挟持チェ
ーン10・10と鋸歯5との間の距離を常時等(7くす
るイコライザー機構11とを備えてなる。 搬送チェーン9・9は食品切断部6の基台2上に前後方
向に長く突出させて固定され、左右移動調節可能に構成
されたフレーム12の両端部に夫々−刻のスプロケット
(図示せず)を枢支1〜、このスプロケットに亙って捲
掛されている。 このフレーム12の左右移動調節により切断される食品
、例えば冷凍魚を切断する場合その背骨部分を避けて切
断することが出来るのである。 上記挟持チェーンIO・IOの夫々はループ状に形成さ
れたチェーン13の内方の前後両端部にスプロケッt−
14・14を回転可能に枢支させ、このスプロケットI
4・I4の枢支ピンI5・15を回転中心とする略“L
″字形ブラケット16・16を枢支させるとともに、こ
のブラケット16・16の端部にガイド用のスプロケッ
ト17・17を枢支させ、“L”字形のブラケット16
・16の曲がり部の枢支ピン18・18には一端に張力
調整用のスプロケット19・19を、他端に張力調整用
スプリング20・20を設けた押圧レバー21・21が
回転可能に枢支されて形成しである。 これら張力調整用のスプロケット■9・19、張力調整
用スプリング20・20、押圧レバー2I・21で構成
された張力調整機構40により、チェーン13が緊張状
態に保たれている。 上記イコライザー機構11は、第2図及び第3図に示す
ように、フレーム2に回動軸22を枢支し、この回動軸
22から一対の揺動アーム23・23を前方に向けて長
く延出するとともに、各回動軸22の上端部には周縁に
凹溝が施されたプーリー24・24を固定し、この両プ
ーリ24の凹溝にゴムベルト25を“■”の字形に巻き
掛けた第1同調機構26と、この第1同調機構26の前
方で一対の揺動アーム23・23の間に一対のスプロケ
ット27・27を回転可能に配設し、このスプロケット
27・27に亙ってチェーン28を長円形に捲回し、チ
ェーン28の上辺と一方の揺動アーム23とをターンバ
ックル式の長さ調節可能に構成されたロッド29で連結
するとともに、チェーン28の底辺と他方の揺動アーム
23とをターンバックル式の長さ調節可能に構成された
ロッド30で連結して形成された第2同調機構31とで
構成されている。 また、一対の揺動アーム23・23の先端部にはセンシ
ングプレート32が固着されており、このセンシングプ
レート32が鋸歯5近傍の挟持チェーン10・10内面
に当接し、後述するように挟持チェーンIO・IOの位
置を検出したり動きを規制するようになっている。 上記のように構成された食品切断装置における搬送装置
の作用を、魚を二枚に降ろす場合を例に説明する。 一対の搬送チェーン9上に開腹してはられたが出された
状態の魚33を第3図のように腹が上方になるように載
置し、搬送チェーン9・9で鋸歯5側(第2図矢印方向
)に搬送する。 鋸歯5側に搬送された魚33は、肉の厚い背部分が挟持
チェーン10・IOにその両側部から確りと押圧されて
保持され、この状態で鋸歯5に供給される。 魚33が挟持チェーンIO・10に供給されると、魚3
3の肉の厚みで挟持チェーン1o・1゜が張力調整用ス
プリング20・2oの弾性力に抗して鋸歯5から離間す
る方向に押し拡げられ、この押圧力(張力調整用スプリ
ング20・20の弾性力)で魚33が挟持チェーンlO
・10に確りと挟持されるのである。 挟持チェーン10・IOが魚33で押し拡げられると、
これにともなって、各センシングプレート32・32も
鋸歯5から離間する方向に移動させられる。この時、各
センシングプレート32・32の移動量が等しい時は、
各揺動アーム23・23の揺動量も等し成るため、第1
同調機構26及び第2同調機構31の各回転部分(24
・24.27・27)は同量回動することになる。 ところが、搬送チェーン9・9上に魚33が例えば搬送
チェーン9・9の進行方向に対して一方に偏って載置さ
れた場合にはその偏った側の挟持チェーン10が大きく
移動させられようとし、その部分のセンシングプレート
32が鋸歯5から離間する方向に強い力を受けるが、他
方のセンシングプレート32は鋸歯5から離間する方向
に力を殆ど受けないので、第1同調機構26のプーリー
24・24及び第2同調機構31のスプロケット27・
27が回転し2ない。 その/、−め、偏って載置された魚33は中央の正しい
位置に自動的に強制移動されてから鋸@5に向けて搬送
されるようになる。 こうI7て、挟持チェーン10・10で正し2く挟持さ
れて搬送される魚33はその移動とともに腹部の切り開
かれた薄肉の切り11部分が肋開きガイド11の二股状
の開き部8aで左右に徐々に大きく開かれてゆき、その
大きくひらかれた個の状態で鋸歯5に供給されるので、
魚33は腹部の薄肉部分が切られることなく正確に2枚
に降るさ11ることになる。 尚、」−記実施例では魚を二枚に降ろす場合について説
明したが、本発明の食品切断装置における搬送装置はこ
うしたものに限られずその他の食品を切断する装置にも
実施することができるのは勿論である。 また上記実施例では切歯点1〜て鋸歯を使用しているが
、これを無端帯状のナイフにすることも出来る【7、切
歯を骨の厚さの間隔を隔てて2本設けるようにすれば、
三枚降ろり、を−度に形成することが出来るのである。 【発明の効果】 以上に述べたように本発明にかかる食品切断装置におけ
る搬送装置は、先ず、食品を張力調整機構の弾性力によ
り挟持するように[2であるので、従来のように鋸歯を
通過するまで手で食品を押さえておかな(でも済み、食
品を押さえた手が切歯に触れて傷f\Jいたりする危険
な事故を無くすことが出来るという利点がある。 加えて、イコライザー機構で切歯と各挟持チェーンとの
間隔が等しくなるよ・うに挟持チェーンの移動を規制す
るようにしであるので、食品は真っ二つに正(7(切断
することができる。 これにより、本発明にかかる食品切断装置における搬送
装置を魚等を二枚に降ろす食品切断装置に用いれば商品
価値の高い二枚乃至三枚降ろ(7の魚を簡単に製造する
ことができると言う利点もある。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は食品切断
装置の概略斜視図、第2図は搬送チュン部分の平面図、
第3図はその一部切り欠き正面図である。 1・・・食品切断装置、2・・・基台、3・4・・・プ
ーリ、5・・・切歯(鋸歯)、6・・・食品切断部、7
・・・搬送手段、9・・・搬送チェーン、10・・・挟
持ヂエーン、11・・・イコライザー機構、40・・・
張力調整機構。
装置の概略斜視図、第2図は搬送チュン部分の平面図、
第3図はその一部切り欠き正面図である。 1・・・食品切断装置、2・・・基台、3・4・・・プ
ーリ、5・・・切歯(鋸歯)、6・・・食品切断部、7
・・・搬送手段、9・・・搬送チェーン、10・・・挟
持ヂエーン、11・・・イコライザー機構、40・・・
張力調整機構。
Claims (1)
- (1)、基台の上下にプーリをそれぞれ回転可能に枢支
し、該プーリに無端状鋸歯を捲掛し、走行する無端状切
歯の一部を基台の中央部に露出させて食品切断部を形成
し、該食品切断部に搬送手段で食品を搬送するように構
成した食品切断装置において、搬送手段を食品を載置し
て搬送する一対の搬送チェーンと、該搬送チェーンの上
方で食品切断部の切歯を挟む状態で且つ搬送チェーンと
同速で搬送駆動する挟持チェーンとからなり、挟持チェ
ーンに張力調整機構を設けるとともに、各挟持チェーン
と切歯との間を等しくするイコライザー機構を挟持チェ
ーンに設けたことを特徴とする食品切断装置における搬
送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19135190A JPH0475895A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 食品切断装置における搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19135190A JPH0475895A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 食品切断装置における搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0475895A true JPH0475895A (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=16273134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19135190A Pending JPH0475895A (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 食品切断装置における搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0475895A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008044084A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Prima Meat Packers Ltd | 不定形食肉原木のハーフカット装置 |
-
1990
- 1990-07-18 JP JP19135190A patent/JPH0475895A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008044084A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Prima Meat Packers Ltd | 不定形食肉原木のハーフカット装置 |
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