JPH0475311A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

積層セラミックコンデンサ

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Publication number
JPH0475311A
JPH0475311A JP18794990A JP18794990A JPH0475311A JP H0475311 A JPH0475311 A JP H0475311A JP 18794990 A JP18794990 A JP 18794990A JP 18794990 A JP18794990 A JP 18794990A JP H0475311 A JPH0475311 A JP H0475311A
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JP
Japan
Prior art keywords
internal electrodes
ceramic dielectric
ceramic
effective area
dielectric layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP18794990A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Furukawa
修 古川
Yohachi Yamashita
洋八 山下
Hideyuki Kanai
金井 秀之
Mitsuo Harada
光雄 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0475311A publication Critical patent/JPH0475311A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、積層セラミックコンデンサに関する。
(従来の技術) 積層セラミックコンデンサは、一般にセラミック誘電体
層と内部電極とが交互に積層され、かつ内部電極端部が
対向する側面に交互に露出され、これら側面に端子電極
がそれぞれ形成された構造になっている。
しかしながら、従来の積層セラミックコンデンサは内部
電極間のセラミック誘電体層の厚さがほぼ一定になって
いるため該コンデンサの端子電極間に高電圧を印加する
と、破壊モードは最も電界強度の高い内部電極端部に集
中する。特に、高誘電率系のセラミック誘電体層を用い
た場合には電界集中に、更に電歪が加りり、内部電極端
部での破壊モードがより顕著となる。このような破壊モ
ードは、積層セラミックコンデンサの耐電圧を低下させ
るという問題を生じる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、耐電圧の高い高信頼性の積層セラミックコンデ
ンサを提供しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、セラミック誘電体層と内部電極とが交互に積
層され、かつ内部電極端部が対向する側面に交互に露出
され、これら側面に端子電極がそれぞれ形成された積層
セラミックコンデンサにおいて、対向する内部電極が厚
さ方向で重なり合う有効面積相当部分中央部付近におけ
る内部電極間のセラミック誘電体層の厚さを有効面積相
当部分端部における内部電極間のセラミック誘電体層の
それより薄くしたことを特徴とする積層セラミックコン
デンサである。
上記中央部付近の内部電極間のセラミ・ツク誘電体層の
厚さをto、端部の内部電極間のセラミ・ツク誘電体層
の厚さt2とすると、t、mt2 xO18〜t2X0
.95となるようにすることが望ましい。この理由は、
中央部付近のセラミ・ツク誘電体層が薄過ぎるとセラミ
ック誘電体層の厚さが非常に不均一である積層セラミッ
クコンデンサを得ることが製造上、困難となり、一方中
央部付近のセラミック誘電体層が厚過ぎると本発明の作
用、効果が得られなくなる恐れがあるからである。
上記積層セラミックコンデンサの上下には、通常、セラ
ミックのカバーシートが複数枚それぞれ積層される。
本発明に係わる積層セラミックコンデンサは、例えば次
のような方法により製造される。まず、内部電極用の導
電ペーストパターンが印刷された複数枚のセラミックグ
リーンシートを前記ペーストが側面に交互に露出するよ
うに重ね合わせ、更に上下にカバーシートとなる複数枚
のセラミックグリーンシートを重ねる。つづいて、前記
内部電極の重なり合う部分の面積より小さいセラミック
グリーンシート片を前記上下のグリーンシート上に配置
した後、加圧して積層する。次いで、焼成した後、内部
電極端部が露出した対向する側面にそれぞれ端子電極用
の導電ペーストの焼き付けを行なうことにより積層セラ
ミックコンデンサを製造する。
(作用) 本発明によれば、有効面積相当部分における中央部付近
の内部電極間のセラミック誘電体層の厚さを有効面積相
当部分端部における内部電極間のセラミック誘電体層の
それより薄くすることによって、端子電極間に高電圧を
印加した際、電界の集中が前記中央部付近に分散される
ため、結果的には電界が有効面積相当部分端部に集中す
るのを緩和できる。また、高誘電率系セラミック誘電体
層を用いた場合にも、電歪は端部が中央部に比べて小さ
くなり、全体的に均一化される。従って、耐電圧が向上
された高信頼性の積層セラミックコンデンサを得ること
ができる。
更に、本発明の積層セラミックコンデンサにおいては中
央部付近における内部電極の密度を相対的に高くできる
ため、電圧印加時にセラミック誘電体層での誘電損失に
よって中央部付近で発生する熱を速やかに外部に逃散で
き、放熱性の向上を達成することが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
実施例 (P bO,68Ba 0.12)(Z n 1,3 
N b 2/] ) 0.3CMgI/3Nb2/3)
0.5 T io、203の組成で厚さ約30μmのセ
ラミックグリーンシート上に70wt%A g / 3
0vt%Pdの導電ペーストを5mmX 7■の内部電
極用の導電ペーストパターンをその長手方向の端部が交
互にシートの端部の辺に位置するように印刷した後、こ
れら導電ペーストパターン lを有するグリーンシート
 2を10枚重ね合わせた。つづいて、カバーシートと
じでの導電ペーストパターンが印刷されていない前記と
同組成のセラミックグリーンシート 3を上下にそれぞ
れ4枚重ねた。ひきつづき、3ms+ X 3mmの寸
法で前記と同組成のセラミックグリーンシート片4を前
記上下のセラミックグリーンシート 3上の前記導電ペ
ーストパターン lの重なり合う部分(5a+ax  
5■l)の中央に位置するようにそれぞれ配置した(第
1図図示)。
次いで、所定の圧力条件で加圧して積層し、脱バインダ
を行なった後、1080℃で焼成した。つづいて、内部
電極端部が露出した対向する側面にそれぞれ端子電極用
の70vt%A g / 30wt%Pdの導電ペース
トの焼き付けを行った。この工程により第2図に示すよ
うにセラミック誘電体層5と内部電極6とが交互に積層
され、かつ内部電極6端部が対向する側面に交互に露出
される共に、中央部付近の内部電極6間のセラミック誘
電体層5の厚さが有効面積相当部分端部の内部電極6間
のセラミック誘電体層5のそれより15%薄く、更に前
記側面に端子電極7a、 7bがそれぞれ形成された積
層セラミックコンデンサが製造された。
比較例 まず、実施例と同組成で約30μmのセラミックグリー
ンシート上に70vt%A g / 30vt%Pdの
導電ペーストを5mmX T■■の内部電極用の導電ペ
ーストパターンをその長手方向の端部が交互にシートの
端部の辺に位置するように印刷した後、これら導電ペー
ストパターン11を有するグリーンシート12を10枚
重ね合わせた。つづいて、カバーシートとしての導電ペ
ーストパターンが印刷されていない前記と同組成のセラ
ミックグリーンシート13を上下にそれぞれ4枚重ね合
わせた(第3図図示)。
次いで、実施例と同様な条件で加圧して積層し、脱バイ
ンダを行なった後、1080℃で焼成した。つづいて、
内部電極端部が露出した対向する側面にそれぞれ端子電
極用の導電ペーストの焼き付けを行った。この工程によ
り第4図に示すようにセラミック誘電体層14と内部電
極15とが交互にかつ一定の厚さで積層され、前記内部
電極15端部が対向する側面に交互に露出され、更に前
記側面に端子電極lea、  18bがそれぞれ形成さ
れた積層セラミックコンデンサが製造された。
本実施例及び比較例の積層セラミックコンデンサをそれ
ぞれ10個用意し、これらコンデンサの端子電極間に直
流電圧を200V / seeの速度で印加し、300
vでの故障数及び破壊した電圧(耐電圧)、更に破壊モ
ード箇所を調べた。その結果を下記第1表に示した。
第    1    表 上記第1表から明らかなように本実施例の積層セラミッ
クコンデンサは比較例の同コンデンサに比べて耐電圧が
高く信頼性に優れていることがわかる。
[発明の効果コ 以上詳述した如く、本発明によれば端子電極間に高電圧
を印加した際、電界の集中が前記中央部付近に分散され
、結果的には電界が有効面積相当部分端部に集中するの
を緩和でき、ひいては耐電圧が向上された高信頼性の積
層セラミックコンデンサをを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本実施例における積層セラミックコン
デサの製造工程を示す断面図、第3図、第4図は比較例
における積層セラミックコンデサの製造工程を示す断面
図である。 ■・・・セラミックグリーンシート、2・・・導電ペー
ストパターン、4・・・セラミックグリーンシート片、
5・・・セラミック誘電体層、B・・・内部電極、7a
、 7b・・・端子電極。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第。 図 弓 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  セラミック誘電体層と内部電極とが交互に積層され、
    かつ内部電極端部が対向する側面に交互に露出され、こ
    れら側面に端子電極がそれぞれ形成された積層セラミッ
    クコンデンサにおいて、対向する内部電極が厚さ方向で
    重なり合う有効面積相当部分中央部付近における内部電
    極間のセラミック誘電体層の厚さを有効面積相当部分端
    部における内部電極間のセラミック誘電体層のそれより
    薄くしたことを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
JP18794990A 1990-07-18 1990-07-18 積層セラミックコンデンサ Pending JPH0475311A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005294670A (ja) * 2004-04-02 2005-10-20 Murata Mfg Co Ltd 積層型正特性サーミスタ
DE102011084332A1 (de) 2011-05-19 2012-11-22 Mitsubishi Electric Corporation Fahrzeugantriebssteuersystem
JP2015159140A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 京セラ株式会社 コンデンサ
JP2016143765A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 Tdk株式会社 積層型セラミック電子部品

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