JPH0475272U - - Google Patents

Description

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の係る軸シール装置の一実施例
を示す軸封部の半断面図、第２図は同じく非常シ
ールを拡大して示す要部断面図、第３図は同じく
全体構成を示す概略的な説明図である。 １……ケーシング、４……回転軸、５……常用
メカニカルシール、８……非常シール、９……ド
レン孔、１０……漏洩空間、１２……ドレン配管
、１４……プレツシヤスイツチ（センサ）、１６
……電磁弁、５０１……回転シールリング、５０
２……静止シールリング、５０３……ラバースプ
リング（弾性手段）、８０１……第二の回転シー
ルリング、８０２……第二の静止シールリング、
８０７……コイルスプリング、８０８……ネジシ
ール、Ａ……スラリーを含む液、Ａ′……漏液、
Ｂ……大気、δ_１，δ_２……隙間。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 １ 回転軸外周に気密装着された回転シールリン
   グと、ケーシング内周に気密装着された非回転の
   静止シールリングが、これら両シールリングのう
   ち少なくとも一方のシールリングの背面に配した
   弾性手段の軸方向の押圧力によつて常時密接する
   接液側の常用メカニカルシールを備え、この常用
   メカニカルシールの大気側に、回転軸外周に気密
   装着された第二の回転シールリングと、この第二
   の回転シールリングに対して前記常用メカニカル
   シール側にあつてケーシング内周に軸方向移動自
   在に気密装着され回転軸外周面との間に僅かな隙
   間を介在させた第二の静止シールリングが通常互
   いに非接触の非常シールを設けたことを特徴とす
   る軸シール装置。 ２ 請求項１の記載において、常用メカニカルシ
   ールと非常シールの間の漏洩空間にドレン排出路
   を開設し、このドレン排出路の中途に、ドレン排
   出路内へ流れ込む常用メカニカルシールからの漏
   液の流量を検知するセンサと、このセンサからの
   信号により閉弁動作する電磁弁とを設けたことを
   特徴とする軸シール装置。 ３ 請求項１または２の記載において、非常シー
   ルの第二の静止シールリングをスプリングで常用
   メカニカルシール側へ付勢するとともに、この第
   二の静止シールリングの内周面またはこの内周面
   と対向する回転軸側の外周面にネジシールを形成
   したことを特徴とする軸シール装置。