JPH0475086A - 広告表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、おもに画像情報からなる広告情報を鉄道車両
、バスなどの輸送機関内に表示広告する装置に関する。

（従来の技術） 情報化時代と言われる現在では、広告とくに商業広告と
いえども社会生活上欠くべからざるものとなっているの
が現状である。新しい商品に対する情報、イベント企画
の情報など様々な情報がこうした商業広告から得ること
ができる。一方、商業広告の提供者からみると鉄道車両
、バスなどの車内広告は、それを見る人の数を考えただ
けでも、広告効果の大きい広告手段である。この車内広
告は、広告提供者だけではなく、広告表示を実施する者
（鉄道、バス会社経営法人）にとっても重要な収入源で
あり、さらには、広告を見る受けてにとっても前述のご
とく、非常に重要な情報入平手段の１つとして確立して
いる。したがって、車内における広告は、社会生活上重
要なものであり、その表示方法、管理法に関して改良さ
れるへき点が多々存在する。

現状の車内広告は、大きく分けると車内側壁部。

患部への貼り付は型、天井部からのいわゆる吊り下がり
型、つり皮部への添付型などである。いづれの広告にお
いても、その表示方法は、広告内容を表示した紙もしく
は布、有機樹脂フィルムを使用している。

一般にこれらの広告は、比較的短期間の一定期間の表示
が必要なだけで長期にわたって表示を必要とする場合は
少ない。そしてこの一定期間の表示が終了すれば、その
広告表示内容を広告依頼主も含めて更新されてゆくのが
常である。とくに、前記の車内吊り下がり広告では、そ
の交換周期は短かく、数日から一週間程度の場合が多い
。これまでの広告表示における広告表示内容の交換は人
手によって行なわれており、多くの人員と時間とを要す
る作業である。しかも、この作業は鉄道車両もしくはバ
スの本来の営業活動の終了後しこ実施されなければなら
ないため、迅速な作業が要求される。

また、車内広告は、その表示場所により広告効果が異な
るためどの広告をどこへ表示する力）とし）った管理は
複雑である。そしてこれに伴なう表示料金の管理もまた
複雑であり、適切にこれを管理してゆくには非常に多く
の労力が必要である。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は、これまでのように作業が非常に煩雑であり多
くの人手を要するという従来の問題点を解決するために
なされたものであって、広告とくに、鉄道車両、バスな
どの輸送機関しこお（する移動広告（車内広告）におい
て、広告表示内容を、短時間で適切な配置を行ないかつ
その料金計算をも適切に行なう迅速かつ正確な広告管理
システムを提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） すなわち本発明は、 広告情報を記録した書き換え型記録媒体と、前記記録媒
体に記録された広告情報を表示する表示手段と、 前記表示手段への前記記録媒体からの広告情報を出力す
る出力手段と、 前記広告情報の出力を管理する管理手段と、を備えたこ
とを特徴とする広告表示装置である。

（作用） 本発明における広告表示装置は１例えば第１図に示すよ
うに、光ディスクによる広告画像出力装置■、広告画像
表示装置■、光ディスク（３）、広告画像管理装置に）
、料金管理システム■の各手段から構成される。それぞ
れの機器について以下に詳細に説明する。

まず広告画像出力装置■は、記録媒体である光ディスク
に記録された広告画像情報を広告画像表示装置■に出力
する出力手段である。本装置は光ディスクに記録された
広告画像情報を同じく光ディスクに記録された表示位置
、指示期間にしたがって表示するように制御して出力す
る。本実施例では広告画像出力装置■は、車内に設置し
た各広告画像表示装置■に接続されている。

また広告画像表示装置（２）は、光ディスクによる広告
画像出力装置■から出力された広告画像情報を表示する
表示手段である。ここで用いられる表示媒体が、紙、布
、有機樹脂フィルム等の場合には、この表示装置はプリ
ンター、給紙装置、数紙装置、その他から構成される。

一方これが平面デイスプレィの場合には、液晶デイスプ
レィ、プラズマデイスプレィ、ＣＲＴデイスプレィ、エ
レクトロルミネッセンス（ＥＬ）デイスプレィなどで構
成される。

これらの広告画像表示装置は、広告画像出力装置のと接
続され、広告画像内容を指示された位置で、指示された
期間表示する。そして広告画像出力装置■より新しい広
告画像情報が出力された場合は、古い広告情報が印刷さ
れた紙、布もしくは有機樹脂フィルムを数紙装置により
収納すると同時に新しい広告画像情報を給紙装置から供
給される紙、布もしくは有機樹脂フィルムに印刷し表示
する。また平面デイスプレィの表示装置においても、紙
などの供給が不要なだけで同様な動作を行なう。

前述した広告画像出力装置■および広告画像表示装置■
は広告表示主体である鉄道車両、バスなどに搭載される
機器である。

一方、広告画像管理装置（イ）は、第１図で点線により
区別したように広告画像出力装置■や広告画像出力装置
■とは別に設置されて広告画像出力装置から出力される
画像情報の出力状況を管理する管理手段である。

またこの光ディスク■では、各広告表示装置ごとに使用
するセクターが割り当てられ、各セクターには広告画像
情報、広告表示期間、ユーザーズコード７表示装置の位
置２種類、セクターの書き換え回数などの情報を書き込
むことができる。広告画像管理装置（イ）では広告表示
依頼主の要求にもとづき、広告画像情報、広告期間、広
告表示方法を光ディスク■に入力する。入力された広告
情報は前記のごとく画像出力装置■と表示装置■により
表示される。広告画像情報の更新が必要になった時は、
光デイスク上の割当てられたセクターの広告画像情報を
書き換えればよい。この時広告画像情報を書き換えた回
数が同時に光デイスク上に記録される。

さらにこれらに附随した料金管理システム■は、広告画
像管理装置に）により管理されている光ディスク（３）
の内容を読み取り、これをもとに広告表示料金を計算し
、広告依頼主への料金データを作成する装置である。す
なわち、光ディスク■に書き込まれた広告画像の種類、
広告表示期間、書き換え回数、ユーザーズコードなどの
データを読み取り、規定にしたがって計算機により広告
料金を計算する。

光ディスクは記録密度が大きいため、多くの情報を記録
でき、さらに書き換え、持ち運びが可能であるために、
記録媒体としては非常に有効である。

またこれまでは広告画像管理装置（イ）および料金管理
システム（ハ）は鉄道車両、バスなどの外においた説明
をしたが、電話回線などによるデータ送信を行なう場合
等では、両者は必ずしも車両外におく必要はない。また
この場合逆に、広告画像出力装置■は、広告画像管理装
置に）および料金管理システム■とともに車両外にあっ
ても差しつかえない。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

実施例１ 本実施例では、広告情報を鉄道車両の天井部よりつり下
げた広告表示装置について説明する。

広告表示装置の全体は第１図に示したように。

光ディスクによる広告画像出力装置■、広告画像表示装
置■、広告画像管理装置（イ）、料金管理装置０および
書き換え可能の光ディスク■から構成されている。この
書き換え可能の光ディスクは、Ｉｎ５ｂＴｅ系相変化型
記録媒体より構成され、直径３０１の両面はり合せ型の
ものを用いた。この光デイスク媒体には１ビームオーバ
ーライドが可能であり１両面で４０ａｉＸ６０ａｏ　の
広告約１００枚に相当する画像情報を記録することがで
きる。そしてこの光デイスク上には、各広告画像表示装
置の数に対応したセクターが割当てられ、このセクター
に広告画像情報、依頼主コード、表示期間、書換え回数
。

などの情報を書き込むことが可能になっている。

このように、各表示装置に対応した形でセクターを設け
るのは、各表示装置ごとに、その使用状況を正確に把握
し、表示の正確さや料金管理に役立てるためである。広
告画像出力装置は、光ディスクに記録された、画像情報
を電気信号に変換し、表示装置に出力して印刷できるよ
うに、光デイスク用ドライバー、光デイスクドライバー
から得た電気信号を識別し各表示装置にふりわける分配
器。

および電気信号を広告表示装置に電送するケーブルなど
から構成した。

本実施例における広告表示装置の概観を第２図に示す。

広告表示装置は、広告表示内容が印刷される用紙０およ
びその給紙装置０と表示期間を終了した用紙を収納する
用紙収納装置（１２）と、給紙装置より供給された用紙
に、光ディスク■からの画像情報にしたがって印刷する
プリンター（８）より構成されている。またこうした印
刷用紙は、用紙ガイド■により、所定の位置に保持され
る。

鉄道車両の天井部からの吊下がり広告表示の場合、第２
図に示したような吊下がり型での両面表示が可能となる
。したがって一方で給紙を行ない、他方で広告を終了し
た紙を収納する構造とした場合、その広告表示の内容は
、広告表示時に一方の面と他方の面で上下の方向が逆に
なり、これにしたがった印刷が必要となる。本実施例で
は光ディスクに記録された画像情報を用紙上に印刷する
際に、一方の面の上下方向と他の面の上下方向が逆に印
刷されるよう画像情報を処理して表示装置へ出力した。

また、鉄道車両内の吊り下がり広告用紙では、第２図に
示すように折り目がついていれば、広告情報を印刷後１
紙送りを実施した後、スムーズに表示することが可能と
なる。したがって表示のための用紙は一定の間隔に折り
込むことを容易にするためにあらかじめ第３図に示すご
とく表示用紙の折り目部位（１０）に切り込み部（１１
）を設けた。これにより折り込みを確実に行なえる。

さらに表示用紙を確実に保持もしくは展伸させるために
、第４図の表示装置の断面図に示すごとく、給紙された
紙を支持する枠（１３）及び用紙がスムースに送られる
ようその用紙が折り返えされる先端にローラー（１５）
を具備した支持棒（１３）を配設した。

以上に述べた広告画像出力装置および広告表示装置を模
擬鉄道車両内に搭載した。次にこの模擬鉄道車両外に、
広告情報を光ディスクに書き込み。

その記録情報を管理するための広告画像管理装置を設置
した。本装置はＩｎ５ｂＴｅ系光記録媒体の記録・消去
用ドライバー、画像入力装置、光ディスクに記録された
情報を計算処理する情報処理装置および計算結果を料金
管理システムに伝送する伝送装置より構成した。

４０■Ｘ６０ａ＋＋の１００個の広告画像をイメージ入
力装置により光ディスクに入力した。この時、広告期間
や、ドア付近かドアから離れた場所かなどの表示の位置
、依頼主のコードなどの情報を同時に入力し、適正な広
告表示配置を計算機にあらかじめ作成したプログラムに
したがって判断させ、これにしたがって光デイスク上の
各表示装置のセクターに、各情報を書き込んだ。

上記のように作成した広告情報を書き込んだ光ディスク
を鉄道車両内に設置した１台の広告画像出力装置および
１００台の広告画像出力装置により広告表示を実施した
。　この結果、１００枚の広告表示が短時間にスムース
に実施することが可能であった。そして広告内容に変更
が生じた場合でも、光ディスクに記録した内容を書き換
えることで容易に変更することが可能であった。

さらに、広告表示に対する料金の計算は、光ディスクに
記録された、表示位置７表示期間、などのデータをもと
に料金管理システム装置内に設置された計算機により計
算し、容易に出力できることを確認した。

実施例２ 次に広告情報を鉄道車両の天井側部の壁面に配設した本
発明に係る広告表示装置の実施例について説明する。

本実施例における広告表示装置は、実施例１の場合と同
様の第１図に示した構成を有したものである。すなわち
、光ディスクによる広告画像出力装置、広告画像表示装
置、広告画像管理装置、料金管理装置および書き換え可
能の光ディスクから構成されている。この書き換え可能
の光ディスクは、Ｉｎ５ｂＴｅ系相変化型記録媒体より
構成され、直径３０口の両面はり合せ型のものを用いた
。この光デイスク媒体には１ビームオーバーライドが可
能であり、両面で４０ａｎＸ６０ｃｍの広告約１００枚
に相当する画像情報を記録することができる。そしてこ
の光デイスク上には、各広告画像表示装置の数に対応し
たセクターが割当てられ、このセクターに広告画像情報
、依頼主コード、表示期間、書換え回数、などの情報を
書き込むことが可能になっている。このように、各表示
装置に対応した形でセクターを設けるのは、各表示装置
ごとに、その使用状況を正確に把握し、表示の正確さや
料金管理に役立てるためである。広告画像出力装置は、
光ディスクに記録された、画像情報を電気信号に変換し
１表示装置に出力して印刷できるように、光デイスク用
ドライバー、光デイスクドライバーから得た電気信号を
識別し各表示装置にふりわける分配器、および電気信号
を広告表示装置に電送するケーブルなどから構成した。

本実施例における広告表示装置の外観を第５図に示す。

この広告表示装置は、広告表示内容が印刷される用紙（
２１）およびその給紙装置（２２）と表示期間を終了し
た用紙を収納する用紙収納装置（２３）と給紙装置より
供給される用紙に光ディスクからの画像情報にしたがっ
て印刷するプリンター（２４）から構成されている。

また鉄道車両等の天井側部の広告表示の場合、広告表示
部は平面ではなく、わん曲した面を持つ。

したがって、広告情報が印刷された用紙を供給し、これ
をわん曲した壁面に保持するため、本実施例では静電方
式を用いた、すなわち、わん曲した面部を有する基体（
２５）に強誘電体を配置し、広告情報を適切な長さに印
刷した後、強誘電体部に電圧を印荷し、静電力により広
告情報を印刷した紙をわん曲面部に固定した。

こうした構成を有する本実施例においても実施例１と同
様の条件で広告表示が行なえることが確認できた。

この際、用紙のわん曲面部への密着力を増加させるため
、広告情報を印刷する用紙として帯電しやすい用紙を用
いるとより、効率よく保持することができる。

実施例３ 次いで、エレクトロルミネッセンス（ＥＬ）表示装置を
用いた本発明に係る広告表示装置の実施例について説明
する。

本実施例における広告表示装置は、実施例１の場合と同
様の第１図に示した構成を有している。

すなわち、光ディスクによる広告画像出力装置。

ＥＬを用いた広告画像表示装置、広告画像管理装置、料
金管理装置および書き換え可能の光ディスクから構成さ
れている。この書き換え可能の光ディスクは、Ｉｎ５ｂ
Ｔｅ系相変化型記録媒体より構成され、直径３０―の両
面はり合せ型のものを用いた。

この光デイスク媒体には１ビームオーバーライドが可能
であり、両面で４０ａｎＸ６０ａｉの広告約１００枚に
相当する画像情報を記録することができる。そしてこの
光デイスク上には、各広告画像表示装置の数に対応した
セクターが割当てられ、このセクターに広告画像情報、
依頼主コード、表示期間。

書換え回数、などの情報を書き込むことが可能になって
いる。このように、各表示装置に対応した形でセクター
を設けるのは、各表示装置ごとに。

その使用状況を正確に把握し、表示の正確さや料金管理
に役立てるためである。広告画像出力装置は、光ディス
クに記録された、画像情報を電気信号に変換し１表示装
置に出力して印刷できるように、光デイスク用ドライバ
ー、光デイスクドライバーから得た電気信号を識別し各
表示装置にふりわける分配器、および電気信号を広告表
示装置に電送するケーブルなどから構成した。

本実施例における広告表示装置は、前述したように広告
表示内容を表示するＥＬデイスプレィを備えており、し
かも実施例２の場合と同様に車両等の天井側部に設置す
るようその表示部位が設置面にそってわん油化している
。本実施例においては、その広告表示内容をこうしたＥ
Ｌ表示装置により単色で表示した。また表示内容の変更
は光デイスク内の記録内容を書き換えることで容易に行
なうことができた。

〔発明の効果〕

以上説明したよう↓こ本発明の広告表示装置によれば、
車両等の内部における広告表示及び変更を容易に行なう
ことができ、さらにその管理も正確に迅速に行なうこと
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成の概要を示したブロック図、第２
図乃至第５図は本発明の実施例における装置の概略を示
した模式図である。 ６．２２・・・給紙装置、　７・・・用紙ガイド８．２
４・・・プリンター、９，２１・・・印刷用紙１０・・
・折り目部位、１１・・・切り込み部１２゜ ２３・・・用紙収納装置、 ・支持枠 １４・・・支持枠、 １５・ ローラー ２５・・・基体

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）広告情報を記録した書き換え型記録媒体と、 前記記録媒体に記録された広告情報を表示する表示手段
   と、 前記表示手段への前記記録媒体からの広告情報を出力す
   る出力手段と、 前記広告情報の出力を管理する管理手段と、を備えたこ
   とを特徴とする広告表示装置。
2. （２）書き換え型記録媒体として、光磁気記録方式もし
   くは相変化型記録方式による光ディスクを用いたことを
   特徴とする請求項（１）記載の広告表示装置。
3. （３）少なくとも２つ以上に分割されたセクターを有し
   、かつ各セクターが対応する表示装置へ出力される広告
   情報の管理情報を書き換え可能に記録する光ディスクで
   あることを特徴とする請求項（２）記載の広告表示装置
   。