JPH0474748B2 - - Google Patents

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JPH0474748B2
JPH0474748B2 JP63012707A JP1270788A JPH0474748B2 JP H0474748 B2 JPH0474748 B2 JP H0474748B2 JP 63012707 A JP63012707 A JP 63012707A JP 1270788 A JP1270788 A JP 1270788A JP H0474748 B2 JPH0474748 B2 JP H0474748B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、複数のマスタからのバス使用要求を
調停するバス調停回路に関する。
(従来の技術) システムバスを共用した複数のプロセツサ間
で、上記システムバスを介してデータ転送を行な
うシステムにあつては、上記システムバス上での
データの衝突を避けるため、前記各プロセツサに
それぞれ対応して設けられた複数のマスタからバ
ス要求信号を受付け、この信号が同時に発生した
場合には、所定の優先度でこれを調停するバス調
停回路(アービタ)が使用される。
第10図に、このようなバス調停回路を設けた
システムの構成例を示す。各マスタ10,11,1
,13,…1oからのバス・リクエスト信号線2
,21,22,23,…,2oはワイヤードオアされ
てバス調停回路3に接続されている。バス調停回
路3からのバス・グラント線40,41,42,…,
oは、隣接するマスタ間を接続しており、これ
により、いわゆるデイージー・チエインを形成し
ている。
以上のシステムにおいて、1又は複数のマスタ
からバス・リクエスト信号(BR0〜BRo)が発生
すると、バス調停回路3は最も近傍のマスタ10
に対してバス・グラント信号BG0を出力する。
このマスタ10は、自分がバス・リクエスト信号
BR0を出していれば、バスの使用権を獲得す
る。一方、バス・リクエスト信号BR0を出力し
ていないときには、バス・グラント信号BG1を
次のマスタ11に送る。次のマスタ11もマスタ1
と同様の動作を行ない、最終的にはバス・リク
エスト信号BR0〜BRoを出しているマスタで、
最もバス調停回路3に近いマスタがバスの使用権
を獲得するまで、この動作が繰返される。
しかしながら、このようなデイージー・チエイ
ン方式の調停方式によれば、バスの使用許可の優
先度がマスタの接続順序によつて固定的に定めら
れ、現在のバスの使用状況やバス要求の状況には
よらないため、各マスタに公平にかつ柔軟性をも
つてバスの使用権を与えることができないという
問題があつた。また、低い優先度のマスタは、た
とえ他のマスタからバス要求が出ていなくても、
優先度の高いマスタを経由して伝搬されるバス・
グラント信号を待たねばならず、時間的なロスが
大きいという問題があつた。
一方、上記のバス調停方式とは別に、各マスタ
からのバス・リクエスト信号をプライオリテイ
ー・エンコーダを用いて調停するバス調停回路も
提案されている(「インテルMULTIBUS仕様説
明書」第5章設計の手引きとシステムの応用例5
−23)。このバス調停回路は、各マスタからのバ
ス・リクエスト信号をプライオリテイー・エンコ
ーダによつてある一定の優先度でコード化し、こ
のコード化された信号をデコーダによつて1つの
マスタのみにバス・グラント信号が与えられるデ
ータにデコードするようにしたものである。
この回路によれば、各マスタがバス・グラント
信号を受取るまでの時間的なロスはなくなるもの
の、各マスタに公平にかつ柔軟性をもつてバスの
使用権を付与することは依然として困難である。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来のバス調停回路では、複数の
マスタに対し公平にかつ柔軟性をもつてバスの使
用権を付与することができないという問題があつ
た。
本発明は各マスタに対し公平、かつ柔軟にバス
の使用権を付与することができるバス調停回路を
提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、複数のマスタからのバス要求信号を
調停して一つのマスタにバス使用許可を与えるバ
ス調停回路において、前記バス要求信号を一定タ
イミングで保持するプレ・リクエスト・レジスタ
と、ラツチ信号によつて前記プレ・リクエスト・
レジスタの内容を保持するリクエスト・レジスタ
と、各マスタへのバス使用許可信号を保持するグ
ランド・レジスタと、前記リクエスト・レジスタ
の内容とグランド・レジスタの内容とによつて指
定されたアドレスに所定のバス使用優先度に従つ
たバス使用許可信号を記憶するとともに、前記バ
ス使用優先度を自由に設定可能な記憶装置と、前
記リクエスト・レジスタと前記グランド・レジス
タとに異なる所定タイミングのラツチ信号を与え
るタイミング・コントローラとからなり、該コン
トローラは、前記プレ・リクエスト・レジスタか
らの少なくとも1つのバス・リクエスト信号を検
出するオア回路と、該オア回路の検出出力と負論
理のバスビジー信号とのアンド出力を得るアンド
回路と、該アンド回路の出力を、クロツク信号に
より保持する2段のフリツプ・フロツプ回路で構
成し、前記2段のフリツプ・フロツプ回路のそれ
ぞれの出力を前記リクエスト・レジスタとグラン
ド・レジスタのラツチ信号として与えるようにし
たことを特徴とするものである。
(作用) 本発明では、複数のマスタが競合した際に、記
憶装置の記憶内容に従つて調停動作が行われる。
従つて、例えば記憶装置の差替えや記憶内容の書
替え等によつて、ユーザは、変動優先度方式、固
定優先方式を問わず、自由に任意のバス使用優先
度を決定でき、これにより各マスタに対し公平、
かつ柔軟にバスの使用権を付与することができ
る。
(実施例) 第1図に本発明の第1の実施例を示す。
この実施例では、バス上に4台のマスタが接続
されており、各マスタからのバス・リクエスト信
号BR0〜BR3を調停して1台のマスタに対し
バス・グラント信号BG0〜BG3を出力するも
のとなつている。
バス調停回路は、各マスタからのバス・リクエ
スト信号(BR0〜BR3)をラツチする4ビツ
トのリクエスト・レジスタ11と、このリクエス
ト・レジスタ11にラツチされたバス・リクエス
ト信号BR0〜BR3を上位4ビツトのアドレス
として入力するとともに、現在のバス・グラント
状態(BG0〜BG3)を下位4ビツトのアドレ
スとして入力とし、この8ビツトのアドレスで指
定される記憶場所に次のバス・グラント信号BG
0〜BG3を格納したROM12と、このROM1
2から出力される4ビツトのバス・グラント信号
BG0〜BG3をラツチして、各マスタに出力す
るグラント・レジスタ13と、バスのクロツク信
号(CLK)とバス使用状況を示すバスビジー信
号(BBUSY)とに基づいて各レジスタ11,1
3のラツチタイミングを与えるラツチ信号(LD)
を出力するタイミング・コントローラ14とで構
成されている。
第2図に上記ROM12の内容を示す。アドレ
スの上位4ビツトは、バス・リクエスト信号BR
0〜BR3が各マスタから任意に出力されるもの
であるため、16通りの組合わせとなる。また、ア
ドレスのうち下位4ビツトは、全てのバス・グラ
ント信号BG0〜BG3がオフか、いずれか一つ
のバス・グラント信号がオンであるか、つまり
0000,1000,0100,0010,0001の5通りの組合わ
せに限られる。従つて、アドレスの組合わせは全
部で16×5=80通りとなる。このようにn個のマ
スタを持つシステムでは、(n+1)×2n個の番
地にデータを設定する必要がある。ROM12に
は、これらアドレスに対応して次のバス・グラン
ト信号BG0〜BG3が前述した5種類のデータ
で格納されている。
データの決定は次のようにして行なう。まず、
アドレスの上位4ビツトが0000の場合は、いずれ
のマスタからもバス・リクエスト信号BR0〜
BR3が出力されていないことを示している。従
つて、データは0000と決定できる。次にアドレス
の上位4ビツトにビツトが1つしか立つていない
ときには、1つのマスタからしかバス・リクエス
ト信号BR0〜BR3が出力されていないため、
この上位4ビツトと同一パターンの出力データを
記憶しておけば良い。また、アドレスの下位4ビ
ツトのうち“1”であるビツトと対応する上位4
ビツトのビツト位置に“1”が立つていたら、現
在バスの使用許可を与えているマスタからのバ
ス・リクエスト信号がオン状態を維持しているこ
とを示しているので、現在のバス・グラント状況
を維持するように、上記下位4ビツトと同一のパ
ターンを記憶しておく。アドレスの下位4ビツト
のうち“1”であるビツトと対応する上位4ビツ
トのビツト位置が“0”である場合には、現在バ
スの使用許可を与えているマスタからのバス・リ
クエスト信号はオフとなつたことを示している。
このとき、アドレスの上位4ビツトのうち2つ以
上のビツトが立つている場合には、マスタの優先
度を考慮して、一つのマスタにバス・グラント信
号を出力する。この例では、バス・グラントの優
先度がラウンド・ロビン方式により各マスタに公
平に渡されるようになつている。即ち、直前のバ
ス・グラント状況が“0001”であるときには、0
番>1番>2番の順、“0010”であるときには、
3番>0番>1番の順、“0100”であるときには、
2番>3番>0番の順、“1000”であるときには、
1番>2番>3番の順となるように、バス優先度
が変わるものとなつている。
次に、バス競合時のアービトレーシヨンを第3
図のタイミング・チヤートに基づいて説明する。
タイミング・コントローラ14は、CLK信号
と同期したLD信号を出力するが、BBUSY信号
が“1”のときには、LD信号をインヒビツトす
る。先ず始めの状態ではバスが使用されていない
ので、LD信号がCLK信号に同期して出力され
る。0番のマスタと3番のマスタからバス・リク
エスト信号BR0,BR3が競合状態で到来する
と、リクエスト・レジスタ11は、LD信号の立
上がりでバス・リクエストの内容“1001”を取込
む。また、この時点では、ROM12から出力さ
れているデータは“0000”であるため、グラン
ト・レジスタ13にも“0000”が取込まれる。そ
して、リクエスト・レジスタ11とグラント・レ
ジスタ13の内容“10010000”がROM12のア
ドレスとして与えられる。これにより、ROM1
2からは、“1000”なるデータが出力される。こ
のデータは、次のLD信号の立上がりでグラン
ト・レジスタ13内にラツチされ、これにより、
0番のマスタに、バス使用許可を与えるバス・グ
ラント信号BG0が与えられる。このとき、
ROM12のアドレスは、“10011000”に変化す
るが、このアドレスで指定されるデータも
“1000”であるため、バス・グラントの状況は変
化しない。
0番のマスタがバスの使用を開始すると、
BBUSY信号がオンとなり、LD信号がインヒビ
ツトされる。従つて、上記マスタがバスの使用を
終了し、BBUSY信号がオフになるまでリクエス
ト・レジスタ11及びグラント・レジスタ13の
状況は変化しない。
0番のマスタがバスの使用を終了し、BBUSY
信号がオフになると、タイミング・コントローラ
14からは再びLD信号が出力される。この時点
では、0番のマスタからのバス・リクエスト信号
BR0はオフになつており、継続してオンとなつ
ている3番のマスタからのバス・リクエスト信号
BR3と新たに到来した2番のマスタからのバ
ス・リクエスト信号BR2とがオン状態となつて
いる。従つて、リクエスト・レジスタ11は、上
記LD信号の立上がりで“0011”を取込む。また、
このときには、ROM12の出力がまだ、“1000”
のままであるから、グラント・レジスタ13には
“1000”データが取込まれる。これにより、
ROM12は、新たなアドレスとして
“00111000”が指定され、“0010”を出力する。そ
して、次のLD信号の立上がりでグラント・レジ
スタ13には、“0010”が取込まれ、2番のマス
タに対してバス・グラント信号BR2が与えられ
る。2番のマスタは、バスの使用権を獲得したら
BBUSY信号をオンにし、2つのレジスタ11,
13の内容を固定する。
2番のマスタのバスの使用が終了したら、新た
に到来した0番のマスタと、継続してバス・リク
エスト信号BR3を出している3番のマスタとの
間の調停が上記と同様の手順によつて行われる
が、ここでは3番のマスタが優先的にバスを使用
することにより、バスの使用優先度の公平化を図
つている。
ところで、上述したROM12は、差替え可能
であり、もしバス使用優先度を変更させたい場合
には、上記ROM12とは記憶内容の異なる
ROMに差替えれば良い。例えば、第4図は、バ
スの使用優先度を上述したラウンド・ロビン方式
ではなく、固定優先度方式とした場合のROMの
記憶内容を示したものである。この実施例では、
直前のバス・グラント状況に拘らず、常にマスタ
の優先度が0番>1番>2番>3番となるよう
に、優先度を固定的に定めている。このROM1
2を用いた場合の調停回路の動作を第5図に示
す。ここでの動作が第3図の動作と異なるのは、
0番のマスタと3番のマスタのバス・リクエスト
信号BR0,BR3が競合する1番目の調停動作
及び3番目の調停動作のいずれの場合でも0番の
マスタが優先的にバスの使用権を獲得する点であ
る。
上記の回路では、リクエスト・レジスタ11の
値が変化すると、バス・グラントの状態も変化す
る。あるマスタがバスを使用中に、バス・グラン
ト状態が変化することは許されないので、上記2
つの実施例では、バスの使用中を示すBBUSY信
号がオンとなつているときには、リクエスト・レ
ジスタ11に値をロードしないようにLD信号を
インヒビツトしている。このため、各マスタは、
自己の送出しているバス・リクエスト信号BR0
〜BR3が受取られてバス・グラント信号BG0
〜BG3が返つてくるまでバス・リクエスト信号
BR0〜BR3を出し続け、バス・グラント信号
BG0〜BG3を受取つたらバスの使用を開始し
(BBUSYオン)、その後にバス・リクエスト信号
をオフにしなければならない。上記2つの実施例
では、このような動作を行なうマスタを想定し、
あるマスタにバス・グラント信号が渡つたら、そ
のマスタがバス・リクエスト信号BR0,BR3
をオフにするまでバス・グラント信号BG0〜
BG3を変化させないようにROM12の内容を
決定している。したがつて、例えばあるマスタが
バス・リクエスト信号BR0〜BR3を出し続け
るシステムでは、バス・グラント信号が他のマス
タには永久に与えられないことになる。
そこで、このような点を考慮した実施例を第6
図に示す。
この実施例では、リクエスト・レジスタ11の
直前にプレ・リクエスト・レジスタ21を設ける
とともに、リクエスト・レジスタ11とグラン
ト・レジスタ13とに異なるタイミングのラツチ
信号を与えるタイミング・コントローラ22とを
備えている。タイミング・コントローラ22は、
プレ・リクエスト・レジスタ21から少なくとも
1つのバス・リクエスト信号を検出するオア回路
23と、このオア回路23の検出出力と負論理の
バスビジー信号(BBUSY*)とのアンド出力を
得るアンド回路24と、このアンド回路24の出
力を、CLK信号によつて保持する2段のD型フ
リツプ・フロツプ(以下、D−FFと略記する)
25,26とで構成され、各D−FF25,26
の出力をそれぞれリクエスト・レジスタ11,グ
ラント・レジスタ13のラツチ信号LD1,LD2
として与えるものとなつている。
この実施例では、各マスタからのバス・リクエ
スト信号BR0〜BR3は、リクエスト・レジス
タ11に取込まれる前に、プレ・リクエスト・レ
ジスタ21に取込まれる。ここで、もしプレ・リ
クエスト・レジスタ21に1つ以上のリクエスト
信号が到着したら、オア回路23からリセツト信
号RSTが出力され、このときBBUSY*がオフ
(“1”)であれば、D−FF25へのトリガ信号
TRGがオンになる。TRG信号は、D−FF25
により1クロツク遅れてLD1をオンにし、D−
FF26により更に1クロツク遅れてLD2をオン
にする。
これにより、リクエスト・レジスタ11と、グ
ラント・レジスタ13のロードのタイミングが、
バス未使用時にバス・リクエスト信号BR0〜
BR3がオンになつたときと、バス・リクエスト
信号BR0〜BR3がオンのときにバスが開放さ
れたときの2点に限られる。従つて、バスの使用
中にリクエスト・レジスタ11やグラント・レジ
スタ13の内容が変化することがなくなるので、
第7図に示すように、バス・グラントを与えた次
のサイクルから各マスタに対するバス・グラント
の優先度を変えられるようにROM27の内容を
決定することができる。即ち、バス・グラントの
状態を前述の0000〜0001にそれぞれ対応させて
off,go,g1,g2,g3とすると、先の2つ
の実施例では、BBUSY信号により、レジスタの
LD信号がインヒビツトされるまでのタイミング
が不明であるため、gnの状態ではgnに対応した
マスタが最高の優先度を持つようにROMの内容
が決定されたが、この実施例では、LD信号の出
力されるタイミングが分つているため、gnに対
応したマスタは最低の優先度を持つようにROM
の内容が決定されている。従つて、特定のマスタ
からバス・リクエスト信号が連続して到来してい
る場合でも、他のマスタに対して優先的にバス・
グラント信号を与えることが可能である。この動
作を第8図に示す。この実施例では、バス・グラ
ントを与えた次のサイクルから新たなバス・グラ
ントを出力できるようにROM27の内容を定め
ているので、2つのレジスタ11,13のラツチ
信号LD1,LD2のタイミングを1クロツク分ず
らしてバス・グラントが変動しないようにしてい
る。
ところで、ROMの出力データの種類はマスタ
の数をnとするとn+1通りである。したがつ
て、ROMの出力データの必要ビツト数は、実際
にはlog2(n+1)であれば十分である。そこで、
第9図に示すように、ROM31の出力データの
ビツト数及びグラント・レジスタ32のラツチビ
ツト数を3ビツトでコード化し、さらにコード化
されたデータをデコーダ33でデコードして4ビ
ツトのバス・グラント信号BG0〜BG3に変換
するようにすれば、ROM31内のデータを縮小
できる。
なお、以上の実施例では、記憶装置として差替
え可能なROMを用いたが、書替え可能なRAM
を用いても本発明の効果は十分得られることは言
うまでもない。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、複数のマ
スタが競合した際のバス使用優先度を自由に設定
できる記憶装置を用い、この記憶装置の記憶内容
に基づいて調停動作を行わせることができるの
で、各マスタに対し公平、かつ柔軟にバスの使用
権を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係るバス調停
回路の構成を示すブロツク図、第2図は同回路に
おけるROMの内容を示すメモリマツプ図、第3
図は同回路の動作を説明するためのタイミング
図、第4図は本発明の第2の実施例に係るバス調
停回路におけるROMの内容を示すメモリマツプ
図、第5図は同回路の動作を説明するためのタイ
ミング図、第6図は本発明の第3の実施例に係る
バス調停回路の構成を示すブロツク図、第7図は
同回路におけるROMの内容を示すメモリマツプ
図、第8図は同回路の動作を説明するためのタイ
ミング図、第9図は本発明の第4の実施例に係る
バス調停回路の構成を示すブロツク図、第10図
は従来のバス調停方式を示すブロツク図である。 10〜1n…マスタ、3…バス調停回路、11
…リクエスト・レジスタ、12,27,31…
ROM、13,32…グラント・レジスタ、1
4,22…タイミング・コントローラ、21…プ
レ・リクエスト・レジスタ、33…デコーダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数のマスタからのバス要求信号を調停して
    一つのマスタにバス使用許可を与えるバス調停回
    路において、前記バス要求信号を一定タイミング
    で保持するプレ・リクエスト・レジストと、ラツ
    チ信号によつて前記プレ・リクエスト・レジスタ
    の内容を保持するリクエスト・レジスタと、各マ
    スタへのバス使用許可信号を保持するグランド・
    レジスタと、前記リクエスト・レジスタの内容と
    グランド・レジスタの内容とによつて指定された
    アドレスに所定のバス使用優先度に従つたバス使
    用許可信号を記憶するとともに、前記バス使用優
    先度を自由に設定可能な記憶装置と、前記リクエ
    スト・レジスタと前記グランド・レジスタとに異
    なる所定タイミングのラツチ信号を与えるタイミ
    ング・コントローラとからなり、該コントローラ
    は、前記プレ・リクエスト・レジスタからの少な
    くとも1つのバス・リクエスト信号を検出するオ
    ア回路と、該オア回路の検出出力と負論理のバス
    ビジー信号とのアンド出力を得るアンド回路と、
    該アンド回路の出力を、クロツク信号により保持
    する2段のフリツプ・フロツプ回路で構成し、前
    記2段のフリツプ・フロツプ回路のそれぞれの出
    力を前記リクエスト・レジスタとグランド・レジ
    スタのラツチ信号として与えるようにしたことを
    特徴とするバス調停回路。
JP1270788A 1988-01-25 1988-01-25 バス調停回路 Granted JPH01189750A (ja)

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