JPH06110829A - バス使用要求調停装置 - Google Patents

バス使用要求調停装置

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JPH06110829A
JPH06110829A JP4283983A JP28398392A JPH06110829A JP H06110829 A JPH06110829 A JP H06110829A JP 4283983 A JP4283983 A JP 4283983A JP 28398392 A JP28398392 A JP 28398392A JP H06110829 A JPH06110829 A JP H06110829A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスマスタのバス使用要求の優先順位が低け
れば、バスが空いていれるときに低い優先順位の処理装
置もバスの使用を許可し、バス使用要求の優先順位が高
ければ、優先順位の低い他の処理装置に対してバスの使
用を許可しないバス使用要求調停装置を得ることを目的
とする。 【構成】 接続される処理装置の優先レベルを判定する
優先レベル判定器を備え、装置の優先レベルに応じて、
その処理装置のバス使用要求信号が有効となってから処
理装置の一連の処理の終了を示す信号が有効になるま
で、処理装置の優先レベルを他の処理装置の優先レベル
と比較するか、バス使用要求信号が有効である間だけ、
処理装置の優先レベルを他の処理装置の優先レベルと比
較するかの判定を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマイクロコンピュータ
に関し、特にマイクロコンピュータ中のCPU、ダイレ
クトメモリアクセス装置(以下、DMA処理装置と表現
する。)等の複数のデータ処理装置がバス使用要求を行
う場合のバス使用要求調停装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の技術によるバス使用要
求調停装置を使用したマイクロコンピュータのシステム
の構成を示すブロック図である。図中、1はCPU(中
央処理装置)、2は周辺装置等からの割り込み要求信号
INT0,INT1を調停してCPU1に割り込み要求
を送る割り込みコントロール装置(ICU)、3は周辺
装置等からのダイレクトメモリアクセス(以下、DMA
と表現する。)要求信号DMAR0,DMAR1を調停
してDMA転送を行うDMA処理装置(DMA)であ
る。4、5はそれぞれアドレスバスとデータバスを示し
ている。図には示していないが、DRAMやROMなど
のメモリ装置、周辺装置等は、アドレスバス4やデータ
バス5によってこのマイクロコンピュータのシステムと
接続される。6はDRAMのリフレッシュを行うリフレ
ッシュコントロール装置(REF)で、リフレッシュの
時間間隔を得るためにカウンタを内蔵している。7はC
PU1の同期クロックを生成する同期クロック生成装置
(CLK)である。8はDMA処理装置3、外部からの
バス使用要求(以下、ホールド要求と表現する。)、及
びリフレッシュコントロール装置6のバス使用要求を調
停するバス使用要求調停装置であり、図中に9はシステ
ム同期信号φを示して、内部に後述する選択回路を備え
ている。
【0003】9はCPU1がバスを使用中であることを
示す信号BUSYをバス使用要求調停装置8に入力する
ための信号線、10はDMA処理装置(DMA)3のバ
ス使用要求信号BRQDMAをバス使用要求調停装置8
に入力するための信号線、11はDMA転送の区切り目
を示す信号DMSCをバス使用要求調停装置8に入力す
るための信号線、12はホールド要求を示す信号HOL
Dをバス使用要求調停装置8に入力するための信号線、
13はリフレッシュコントロール装置(REF)6のバ
ス使用要求信号BRQREFをバス使用要求調停装置8
に入力するための信号線、14はリフレッシュの終了を
示す信号REFEをバス使用要求調停装置8に入力する
ための信号線である。
【0004】15はバス使用要求調停装置8からCPU
1に対するバス使用許可信号CPUSTをCPU1に入
力するための信号線、16はバス使用要求調停装置8か
らDMA処理装置(DMA)3に対するバス使用許可信
号DMASTをDMA処理装置(DMA)3に入力する
ための信号線、17はホールド要求に対する応答信号H
OLDAを出力するための信号線、18はバス使用要求
調停装置8からリフレッシュコントロール装置(RE
F)6に対するバス使用許可信号REFSTをリフレッ
シュコントロール装置(REF)6に入力するための信
号線である。19はバス使用要求調停装置8から同期ク
ロックの生成を禁止する信号RDYを同期クロック生成
回路7に入力するための信号線、20は同期クロック生
成回路7からCPU同期クロックΦCPUをCPU1に
入力するための信号線を示している。
【0005】図15は従来の技術によるバス使用要求調
停装置8内部にあって、DMA処理装置(DMA)3、
ホールド要求及びリフレッシュコントロール装置(RE
F)6からのバス使用要求が競合したときに、どの装置
にバス使用許可を与えるかを決める選択回路8aの構成
を示す図である。図中、21、22、23はそれぞれバ
ス使用要求信号BRQDMA、信号HOLD、バス使用
要求信号BRQREFの入力端子、24、25、26、
27はバス使用許可信号CPUST、バス使用許可信号
DMAST、応答信号HOLDA、信号REFSTの出
力端子である。28は論理ゲートであって、すべての○
印のある端子から論理「0」が入力された場合のみ論理
「1」を出力する。29、30は論理ゲートであって、
○印の無い端子から論理「1」が、○印のある端子から
論理「0」が入力された場合のみ論理「1」を出力す
る。31、32、33、34はラッチ回路であって、C
PU1にバス使用許可が与えられているときにはCPU
1がバスを使用していないときに、DMA処理装置(D
MA)3にバス使用許可が与えられているときにはDM
A転送の区切り目に、また、ホールド要求によるバス解
放の状態では信号HOLDが論理「0」になったとき
に、更に、リフレッシュコントロール装置(REF)6
にバス使用許可が与えられているときにはリフレッシュ
の終了時に生成される、バス使用の終了を示すパルスS
AMPの立ち上がりを受けてその時点でのバス使用要求
の入力データを保持する。ここで、パルスSAMPと
は、バス使用が現時点で終了していることを示す信号
で、CPU1がバスを使用していないとき,かつDMA
転送の区切り目になったとき,ホールド要求によるバス
解放の状態では、信号HOLDが論理「0」になったと
き,リフレッシュの終了時の状態で同期クロックφが
「1」の時に「1」になる信号である。
【0006】また、この選択回路8aでは、バス使用要
求信号BRQDMA、信号HOLD、バス使用要求信号
BRQREFに対して、論理ゲート29,30によって
優先順位が付けられており、バス使用要求信号BRQD
MAよりも信号HOLDが優先され、信号HOLDより
もバス使用要求信号BRQREFが優先される。この優
先順位に従って、バス使用要求信号BRQDMA、信号
HOLD、バス使用要求信号BRQREFの内、2つ以
上の信号が入力された場合も、ただ1つの信号が選択さ
れる。また、1つも信号の入力がない場合(3入力とも
「0」)は、結果としてCPU1のバス使用要求信号C
PUSTが論理ゲート28によって合成される。
【0007】次に、この従来例の動作について、図14
〜図16を参照して説明する。図16は上記マイクロコ
ンピュータのシステムの動作を示すタイミングチャート
である。35はシステムの同期クロックΦ、36はデー
タバス上のデータが有効であるときに論理「0」になる
CPU1で生成される信号E(反転)、37は同期クロ
ック生成装置(CLK)7の内部信号でCPU1に対す
る同期クロックφCPUを停止するときに論理「0」に
なる信号RDYCPU(反転)、38はパルスSAMP
の状態を示している。ここで同期クロックφはCPU同
期クロックφcpuとは異なる。このシステムが動作す
ると信号線19には常時信号RDYを出力せず同期クロ
ック発生装置7は同期クロックφを発生している。即
ち、CPU同期クロックφcpuは同期クロック生成装
置(CLK)7で、同期クロックφと信号RDYCPU
(反転)から生成される信号であり、信号RDYCPU
(反転)=「0」の間は、常に「0」となる。39はD
MA信号DMAR0、40はバス使用要求信号BRQD
MAの状態を示している。41はリフレッシュコントロ
ール装置(REF)6に内蔵されたカウンタが、オーバ
ーフローしたときに論理「1」になるカウンタの出力す
る信号OVF、42はバス使用要求信号BRQREFの
状態を示している。43は信号HOLDの状態を示して
いる。44は各々の時刻でバス使用許可を受けている装
置(CPU1,DMA処理装置(DMA)3,リフレッ
シュコントロール装置(REF)6)を示し、45は各
々時刻のアドレスバス4上のアドレスがそれらの装置の
何の動作状態に対応しているかを示している。
【0008】ここで、DMA処理装置(DMA)3はD
MA信号DMAR0を受けると2回のDMA転送をバー
スト状態で行うように設定されているものとする。時刻
T1で、そのDMA信号DMAR0が外部の機器からD
MA処理装置(DMA)3に入力される(図16の3
9)。これを受けてDMA処理装置(DMA)3は、時
刻T2で、バス使用要求信号BRQDMAを立ちあげる
(図16の40)。時刻T3のパルスSAMPの立ち上
がりの時点では、論理「0」の信号は信号HOLD、バ
ス使用要求信号BRQREFであり、論理「1」の信号
はバス使用要求信号BRQDMAだけなので、選択回路
8aからバス使用許可信号DMASTが出力される(図
16の38,40,42,43)。従って、DMA処理
装置(DMA)3がバス使用権を獲得してDMA転送を
開始する。なお、時刻T4,T5でのアドレスバスの状
態DMA(ソース)、DMA(デステ)は、DMA転送
での転送元アドレス、転送先アドレスがアドレスバス上
に出力されていることを示している。なお、図16中に
示すDMA(アイドル)とは、DMA処理装置がバスを
使用しない内部処理を行っている状態のことである(図
16の45)。
【0009】時刻T6で、REF6に内蔵されたカウン
タがオーバーフローし、DRAMのリフレッシュ時間が
きたことを示す信号OVFが立ち上がると、リフレッシ
ュコントロール装置(REF)6は時刻T7で信号BR
QREFを立ち上げる(図16の41,42)。時刻T
8のパルスSAMPの立ち上がりの時点では、バス使用
要求信号BRQDMA、信号HOLD、バス使用要求信
号BRQREFで論理「1」の信号は、バス使用要求信
号BRQDMAとバス使用要求信号BRQREFなので
(図16の38,40,42)、上述の優先順位に従っ
て前記選択回路からバス使用許可信号REFST(図1
5)が出力される。これによって、リフレッシュコント
ロール装置(REF)6がバス使用権を獲得してDRA
M(図示せず)のリフレッシュを開始する。DMA転送
はまだ終了していないので、リフレッシュの期間もバス
使用要求信号BRQDMAは論理「1」のままである。
【0010】時刻T9でリフレッシュが終了すると、パ
ルスSAMPが立ち上がる(図16の38)。この時点
で、バス使用要求信号BRQDMA、信号HOLD、バ
ス使用要求信号BRQREFで、論理「1」の信号はバ
ス使用要求信号BRQDMAだけなので、DMA処理装
置(DMA)3がバス使用権を獲得して中断されていた
DMA転送を再開する(図16の40,42,43)。
【0011】時刻T10でDMA転送が終了すると、パ
ルスSAMPが立ち上がる(図16の38)。この時点
で、バス使用要求信号BRQDMA、信号HOLD、バ
ス使用要求信号BRQREFは全て論理「0」なので、
CPU1がバス使用権を獲得する(図16の40,4
2,43)。次に時刻T11で信号RDYCPU(反
転)が立ち上がってCPU1に対する同期クロックΦC
PUの停止が解除され、CPU1は中断していた処理を
再開する。また、ラッチ回路31〜34はパルスSAM
P=「1」のときに論理ゲート28,29,30の出力
信号及び信号BRQREFを夫々取込み,パルスSAM
P=「0」の間、ラッチする。時刻T10では、信号B
RQREF,信号HOLDや信号BRQDMAのうち、
論理ゲート28の出力だけが「1」であり、他は「0」
である。この状態が時刻T10〜T11のパルスSAM
P=「1」によりラッチ回路31〜34に取込まれ、T
11以降ラッチされる(図16の37)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコンピ
ュータのシステム及びバス使用要求調停装置は、以上の
ように構成されているので、それぞれの装置に対して前
もって決められたバス使用要求の優先順位を変更するこ
とは不可能であり、また、高いバス使用要求の優先順位
を持つ装置がバスの使用権を獲得している間は、低い優
先順位の装置はバスが空いていてもバスを使用する事が
できないので、バスの使用効率が悪くなるという問題が
あった。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、前記装置の優先レベルを他の
装置の優先レベルと比較するかの判定が行なうことので
きるバス使用要求調停装置を得ることを第一の目的とす
る。また、この発明の第二の目的は上記の第一の目的を
満たした後で、バスの効率を上げる事のできるバス使用
要求調停装置を得ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この第一の発明は、図1
〜図3において、中断が可能なことをバス使用要求信号
BRQDMA等と処理の中断が不可能なことを示す信号
(信号BSYDMA等)を出力する複数の処理装置(D
MA処理装置103のブロック148,149,15
0)と接続され、前記処理装置に対応したバス使用要求
の優先レベルを保持する記憶手段(レジスタ134,1
51,152)と、バス使用要求信号を受けて記優先レ
ベルと比較する比較手段(比較器141)と、この比較
結果に基づき優先レベルのバス使用要求元の処理装置
(DMA処理装置(DMA)103の各ブロックの一
つ)に対してバス使用の許可を割り当てる選択手段12
4と、処理装置の全てが処理の上記バス使用要求信号B
RQDMAを出力していない時にバス使用の許可信号D
MASTを出力させる出力制御手段125とを備えるこ
とを特徴とするバス使用要求調停装置とした。
【0015】更に、この第二の発明は、図5〜図7にお
いて、バス使用要求信号BRQDMAと処理の中断が不
可能なことを示す信号BSYDMA及び処理の終了を示
す信号DMAEDの少なくとも1つを出力する複数の処
理装置(DMA処理装置(DMA)103のブロック1
48,149,150)と接続され、これら処理装置に
対応したバス使用要求の優先レベルを保持する記憶手段
(レジスタ134,151,152)と、バス使用要求
信号を受けて優先レベルと比較する比較手段(比較器1
41)と、この比較結果に基づき優先レベルの高いバス
使用要求元の処理装置に対してバス使用の許可を割り当
てる選択手段124と、バス使用要求の優先レベルとあ
らかじめ決められた特定のレベルとの比較判定を行い判
定信号を出力する判定手段(優先レベル判定器135)
と、この判定信号に基づき処理の終了を示す信号が入力
されるまで処理装置からのバス使用要求信号を保持する
保持手段123と、処理装置の全てが処理の中断が不可
能なことを示す信号を出力していない時にバス使用許可
信号DMASTを出力させる出力制御手段125とを備
えたことを特徴とするバス使用要求調停装置とした。
【0016】
【作用】この第一の発明にかかるバス使用要求調停装置
は、処理装置(DMA処理装置(DMA)103)から
バス使用要求信号(バス使用要求信号BRQDMA)を
受けて優先レベルと比較し、この比較結果に基づき優先
レベルの高いバス使用要求元の処理装置(DMA処理装
置(DMA)103)に対して割り込みの許可を割り当
て、処理装置の全てが処理の中断が不可能なことを示す
信号(バス使用要求信号BRQDMA)を出力していな
い時に割り込みの許可信号(バス使用許可信号DMAS
T)を出力して、バス使用要求の調停を行なうようにし
た。また、接続される処理装置の優先レベルに応じて、
その処理装置のバス使用要求信号が有効となってから処
理装置の一連の処理の終了を示す信号が有効になるま
で、処理装置の優先レベルを他の装置の優先レベルと比
較するか、バス使用要求信号が有効である間だけ、処理
装置の優先レベルを他の装置の優先レベルと比較するか
の判定を行う。
【0017】この第二の発明にかかる割り込み調停装置
は、バス使用要求信号(バス使用要求信号BRQDM
A)を受けて優先レベルと比較し、この比較結果に基づ
き優先レベルの高いバス使用要求元の処理装置(DMA
処理装置(DMA)103)に対して割り込みの許可を
割り当て、バス使用要求の優先レベルとあらかじめ決め
られた特定のレベルとの比較判定を行い判定信号を出力
し、この判定信号がHの場合は処理の終了を示す信号D
MAEDが入力されるまで処理装置(DMA処理装置
(DMA)103)からのバス使用要求信号(バス使用
要求信号BRQDMA)を保持し、処理装置の全てが処
理の中断が不可能なことを示す信号BSYDMAを出力
していない時に割り込みの許可信号(バス使用許可信号
DMAST)を出力して、割り込みの調整を行なうよう
にし、一方、この判定信号がLの場合は処理の終了を示
す信号DMAED)が入力され以前でも、当該処理装置
(リフレッシュコントロール装置(REF)106で一
連の処理の中断があれば、処理装置の全てが処理の中断
が不可能なことを示す信号BSYREFを出力していな
い時に割り込みの許可信号(バス使用要求許可DMAS
T)を出力して、割り込みの調整を行うようにした。
【0018】
【実施例】
実施例1.以下、この発明を第1実施例から順に図に従
って説明する。図1はこの発明の第1実施例のバス使用
要求調停装置を使用したマイクロコンピュータのシステ
ムの全体構成を示すブロック図である。図3において、
101はCPU、2は図示していない周辺装置からのバ
ス使用要求信号INT0、INT1を調停してCPU1
に送る割り込みコントロール装置(ICU)、103は
周辺装置等からのDMA要求信号DMAR0、DMAR
1を調停してDMA転送を行うDMA処理装置である。
4、5はそれぞれアドレスバスとデータバスを示してい
る。図には示していないが、DRAMやROMなどのメ
モリ装置、周辺装置等は、アドレスバス4やデータバス
5によってこのマイクロコンピュータのシステムと接続
されている。106はDRAMのリフレッシュを行うリ
フレッシュコントロール装置(REF)で、リフレッシ
ュの時間間隔を得るためにカウンタを内蔵している。1
08は、DMA処理装置(DMA)103や外部のホー
ルド要求(HOLD12)及びリフレッシュコントロー
ル装置(REF)106からのバス使用要求を調停する
バス使用要求調整装置である。
【0019】109はCPU101が処理を中断できな
い状態、例えばバスを使用中等であることを示す信号B
SYCPUをバス使用要求調停装置108に入力するた
めの信号線である。110はDMA処理装置(DMA)
103のバス使用要求信号BRQDMAをバス使用要求
調停装置108に入力するための信号線、111はDM
A転送の処理を中断できない状態を示す信号BSYDM
Aをバス使用要求調停装置108に入力するための信号
線である。12はホールド要求を示す信号HOLDをバ
ス使用要求調停装置108に入力するための信号線であ
る。113はリフレッシュコントロール装置(REF)
106のバス使用要求信号BRQREFをバス使用要求
調停装置108に入力するための信号線、114はリフ
レッシュコントロール装置106が処理を中断できない
状態(リフレッシュ中)であることを示す信号BSYR
EFを使用要求調停装置108に入力するための信号線
である。
【0020】116はバス使用要求調停装置108から
CPU101に対し、バス使用許可信号CPUSTを出
力するための信号線、117はバス使用要求調停装置1
08からDMA処理装置(DMA)103に対し、バス
使用許可信号DMASTを出力するための信号線、17
は外部からのバス使用要求信号HOLDに対し、応答信
号HOLDAを出力するための信号線、118はバス使
用要求調停装置108からリフレッシュコントロール装
置(REF)106に対し、バス使用許可信号REFS
Tを出力するための信号線である。
【0021】この第1実施例でのCPU101、DMA
処理装置(DMA)103、リフレッシュコントロール
装置(REF)106は、バス使用許可を受けられない
ため処理を中断しているとき、あるいは処理を行う必要
の無いとき、それぞれ信号BSYCPU、信号BSYD
MA、信号BSYREFの状態を各装置において保持し
ている。
【0022】図1,図2はこの発明の第1実施例のバス
使用要求調停装置108の詳細な構成を示す図である。
図中129はシステム同期信号φを示している。14
8、149、150は同一の構成を持つブロックであ
り、ブロック148はDMA処理装置103のバス使用
要求信号BRQDMAを処理し、ブロック149はホー
ルド要求を示す信号HOLDを処理し、ブロック150
はリフレッシュコントロール装置106のバス使用要求
信号BRQREFを処理する。
【0023】各ブロックの134、151、152は書
換可能な2ビットのレジスタで、それぞれDMA要求、
ホールド要求、リフレッシュ要求の優先レベルに対応し
た値「01」、「10」、「11」をソフト的に又は所
定のハードウエアで記録して保持する記憶手段である。
162、153、154は2ビットの定数レジスタで、
それぞれDMA制御装置103、ホールド要求Hd、リ
フレッシュコントロール装置106を示す各アドレス値
「01」、「10」、「11」が常に読み出し可能であ
る。例えばレジスタ134はDMA制御装置103のバ
ス要求の優先レベルに対応した値「01」を保持する
が、この値は大きいほどレベルが高いことを意味する。
【0024】各ブロックで同一符号で示す139はシス
テム同期信号φが論理「1」のとき導通するトランスフ
ァーゲート、140はトランスファーゲート139が導
通したとき、導通した信号の論理を保持するラッチ回路
である。各ブロックで同一符号で示す141は各レジス
タ134、151、152の内容と、外部機器から優先
レベルライン50上に送られてきた優先レベルを比較
し、レジスタ134、151、152の内容が優先レベ
ルより大きいときのみそれぞれ論理「1」を出力する比
較手段の比較器である。各ブロックで同一符号で示す1
42は各ラッチ回路140の出力と、各比較器141の
出力の論理積を生成するANDゲート、また143は各
ANDゲート142の出力を受けてこれを反転するNO
Tゲートである。各ブロックで同一符号で示す144、
145はそれぞれANDゲート142の出力が論理
「1」の時に導通するトランスファーゲートの組、また
146、147はそれぞれNOTゲート143の出力が
論理「1」の時に導通するトランスファーゲートの組で
ある。各ブロックのトランスファーゲート139、14
4、145、146、147、ラッチ回路140、AN
Dゲート142、NOTゲート143は選択手段124
を構成する。
【0025】ブロック148,149,150は直列に
接続されており、各々のブロックは入力される各バス要
求信号があれば、即ちバス使用要求信号BRQDMA、
信号HOLD、あるいはバス使用要求信号BRQREF
が論理「1」の場合であれば、外部機器から優先レベル
ライン50上に送られてきた優先レベルと各自分の優先
レベル、即ちレジスタ134,151または152の内
容とを各比較器141によって比較し、自分の優先レベ
ルが高ければ、送られてきた優先レベルを、自分の優先
レベルと装置を示すアドレスとに置き換えてブロック1
48からブロック149へと順次送り出す。またそれ以
外の場合、自分の優先レベルが低ければ、送られてきた
優先レベルとアドレスとを、次の優先レベルを比較する
ためにそのままブロック148からブロック149へと
送り出す機能を持つ。また、最初の優先レベルは予め、
アドレスはともに下位の値「00」にセットしているの
で、バス使用要求信号BRQDMA、信号HOLD、あ
るいはバス使用要求信号BRQREFの内、少なくとも
1つが論理「1」であれば、要求した当該装置のアドレ
スが前述した比較器141の作用に従って出力される。
バス使用要求信号BRQDMA、信号HOLD、あるい
はバス使用要求信号BRQREFの全てが論理「0」
(要求がない時)であれば、アドレスライン51上の値
「00」がそのまま出力端子155から出力される。こ
こで、アドレス値「00」はCPU101に対応してい
る。
【0026】156はシステムの同期クロックφを反転
するNOTゲート、157は信号BSYCPU、信号B
SYDMA、信号BSYREFの全ての信号が論理
「0」のとき論理「1」を出力する論理ゲート、158
はNOTゲート156と論理ゲート157の出力がとも
に論理「1」のときに論理「1」を出力するANDゲー
トである。159はANDゲート158の出力が論理
「1」のとき導通するトランスファーゲートである。1
60はラッチ回路で、トランスファーゲート159が導
通したときに出力端子155の状態を保持する。161
はデコーダであって、ラッチ回路160の内容をデコー
ドしてバス使用許可信号CPUST、バス使用許可信号
DMAST、応答信号HOLDA、バス使用許可信号R
EFSTの1つを論理「1」にする。NOTゲート15
6、論理ゲート157、ANDゲート158、トランス
ファーゲート159、ラッチ回路160、デコーダ16
1は出力制御手段125を構成する。従って、バス使用
許可信号CPUST、バス使用許可信号DMAST、応
答信号HOLDA、バス使用許可信号REFSTの状態
が変化するのは信号BSYREF、信号BSYCPU、
信号BSYDMAの全てが論理「0」のとき、即ちCP
U101、DMA処理装置(DMA)103、リフレッ
シュコントロール装置(REF)106の全てが処理を
中断できる状態になったときである。
【0027】次にこの発明の第1実施例の動作について
説明する。例えば、ここでは、CPU101のバス要求
の優先レベルがもっとも小さく、DMA処理装置(DM
A)103,外部のHOLD要求、リフレッシュコント
ロール装置(REF)106の順で優先レベルが大きく
なるようにレジスタ134に「01」、レジスタ151
に「10」、およびレジスタ152に「11」が設定さ
れている。また、DMA処理装置(DMA)103は信
号DMAR0を受けると2回のDMA転送をバースト状
態で行うように設定されているものとする。DMA処理
装置(DMA)103の1回分のDMA転送は3サイク
ルで実行され、この内、2サイクルで実際の転送を行
い、1サイクルは転送を伴わない内部処理を行う様にな
っている。
【0028】図4はこの発明の第1実施例のバス使用要
求調停装置108を使用したマイクロコンピュータのシ
ステムの動作を示すタイミングチャートである。35は
システムの同期クロックφ、36はデータバス上のデー
タが有効であるときに論理「0」になる信号E(反
転)、180は信号BSYCPUの状態を示している。
39は信号DMAR0、40はバス使用要求信号BRQ
DMA、181は信号BSYDMAの状態を示してい
る。41はリフレッシュコントロール装置(REF)1
06に内蔵されたカウンタがオーバーフローしたときに
論理「1」になる信号OVF、42は信号BRQRE
F、183は信号BSYREFの状態を示している。4
3は信号HOLDの状態を示している。44は各々の時
刻でバス使用許可を受けている装置(CPU1,DMA
処理装置(DMA)103,リフレッシュコントロール
装置(REF)106)を示し、45は各々時刻のアド
レスバス4上のアドレスが何の動作状態(PC,SR
C,DST)に対応しているかを示している。ここで、
PC,SRC,DSTはそれぞれアドレスバス4上にC
PU101のプログラムカウンタの内容,DMA処理装
置103のソースアドレスポインタの内容,DMA処理
装置103のデステネーションアドレスポインタの内容
が夫々出力されていることを示す。
【0029】時刻t1でDMA処理装置(DMA)10
3に周辺装置等からのダイレクトメモリアクセス要求信
号(DMA信号)DMAR0が入力される。この信号を
受けてDMA処理装置(DMA)103は、時刻t2で
バス使用要求信号BRQDMAをデータ読み出しのため
に立ちあげる(図4の40)。時刻t3で、信号BSY
CPU、信号BSYDMA、信号BSYREFはいずれ
も論理「0」になり(図4の180,39,183)、
バス使用要求信号BRQDMA、信号HOLD、バス使
用要求信号BRQREFの内で論理「1」の信号はバス
使用要求BRQDMAだけなので(図4の39,18
3,42)、バス使用要求調停装置108からバス使用
許可信号DMAST(図3の信号線117)が出力され
る。従って、DMA処理装置(DMA)103がバス使
用権を獲得してDMA転送を開始する。アドレスバス4
の状態SRC,DSTはDMA転送での転送元アドレ
ス、転送先アドレスがアドレスバス上に出力されている
ことを示している(図4の45)。
【0030】時刻t4で信号OVFが立ち上がると(図
4の41)、リフレッシュコントロール装置(REF)
106は時刻t5で,バス使用要求信号BRQREFを
立ちあげる(図4の42)。時刻t6で,DMA処理装
置(DMA)103は次のサイクルまでに1回のDMA
転送が終わり内部処理に移るので、バスを解放するため
に信号BSYDMAを立ち下げる(図4の181)。こ
れにより、信号BSYCPU、信号BSYDMA、信号
BSYREFはいずれも論理「0」になり(図4の18
0,181,183)、バス使用要求信号BRQDM
A、信号HOLD、バス使用要求信号BRQREFの内
で論理「1」の信号はバス使用要求信号BRQDMAと
バス使用要求信号BRQREFなので(図4の39,4
2)、優先順位に従ってバス使用要求調停装置108か
ら優先レベル「11」に対応するバス使用許可信号RE
FST(図3の信号線118)が出力される。従って、
リフレッシュコントロール装置(REF)106がバス
使用権を獲得してDRAMのリフレッシュを開始する。
DMA転送はまだ完了していないので、リフレッシュの
期間もバス使用要求信号BRQDMAは論理「1」のま
まである(図4の40)。
【0031】時刻t7でリフレッシュが終了すると、信
号BSYCPU、信号BSYDMA、信号BSYREF
はいずれも論理「0」になる(図4の180,181,
183)。この時点でバス使用要求信号BRQDMA、
信号HOLD、バス使用要求信号BRQREFで論理
「1」の信号はバス使用要求信号BRQDMAだけなの
で、DMA処理装置(DMA)103がバスの使用権を
獲得して中断されていたDMA転送を再開する。時刻t
8で、DMA転送が終了すると、信号BSYDMAが立
ち下がり(図4の181)、この時点でバス使用要求信
号BRQDMA、信号HOLD、バス使用要求信号BR
QREFは全て論理「0」になるので(図4の40,4
3,42)、CPU101がバス使用権を獲得し、中断
していた処理を再開する。
【0032】実施例2.次に、この発明の第2実施例を
図に従って説明する。なお、従来例や第1実施例に記載
があり説明した部分については説明を省略する。図7は
この発明の第2実施例のバス使用要求調停装置を使用し
たマイクロコンピュータのシステムの全体構成を示す図
である。
【0033】図7において、112は一連のDMA転送
処理の終了を、バス使用要求調停装置108に入力する
ための信号線である。115はリフレッシュコントロー
ル装置106が処理を終了したことを示す信号REFE
Dを使用要求調停装置108に入力するための信号線で
ある。
【0034】次に、この発明の第2実施例の詳細を図
5、図6を用いて説明する。なお、従来例や第1実施例
に記載があり説明した部分については説明を省略する。
図5,図6はこの発明の第2の実施例のバス使用要求調
停装置108の詳細な構成を示す図である。書換可能な
nビットのレジスタ134、151、152はそれぞれ
DMA要求、ホールド要求、リフレッシュ要求の優先レ
ベルに対応した特定の値を保持する。この特定の値はハ
ードウェアにより設定されている値でもよく、プログラ
ム可能であってもよい。各ブロックのmビットの定数レ
ジスタ162、153、154はそれぞれDMA制御装
置(DMA)103、ホールド要求、リフレッシュコン
トロール装置(REF)106をそれぞれ示す各のアド
レスが保持され、これらは常に読み出し可能である。1
25は信号HOLDを受けてこれを反転するNOTゲー
トであり、127はNOTゲート225の出力端子であ
る。
【0035】ブロック148,149,150は同一の
構成を持ち、各バス要求元に対応して設けられている。
上述した第1実施例との相異は各ブロックにそれぞれ優
先レベル判定器135と保持回路123、論理ゲート1
38を設けた点である。保持手段123は論理ゲート1
36とフリップフロップ137で構成される。書換え可
能なnビットのレジスタ134は、DMA制御装置10
3のバス要求の優先レベルに対応した値を保持する。こ
の値は大きいほどレベルが高いことを意味する。各ブロ
ックの優先レベル判定器135はレジスタ134、15
1、152に保持された優先レベルと特定の値とを比較
してレジスタ134、151、152に保持された優先
レベルが、予めプログラムされた特定の値より大きいと
きのみ論理「1」を出力する。
【0036】各ブロックの136は優先レベル判定器1
35の出力と、入力端子110,12,113からそれ
ぞれ入力された信号との論理積を生成するANDゲー
ト、各ブロックの137はANDゲート136の出力が
論理「1」のときセットされ、各入力端子112,12
7,115から入力された信号が「1」のときそれぞれ
リセットされるフリップフロップ、各ブロックの138
は各フリップフロップ137の出力と、各入力端子11
0、12、113から入力された信号との論理和をそれ
ぞれ生成するORゲートで、この出力は対応するトラン
スファーゲート139の入力になっている。各ブロック
の136のANDゲート136、フリップフロップ13
7、ORゲート138は各保持手段123をそれぞれ構
成している。
【0037】各ブロックの139はシステム同期信号φ
が論理「1」のとき導通するトランスファーゲート、1
40はトランスファーゲート139が導通したとき、導
通した信号の論理を保持するラッチ回路である。各ブロ
ックの141は各レジスタ134の内容と優先レベルラ
イン50上に送られてきた優先レベルをそれぞれ比較
し、レジスタ134の内容がより大きいときのみ論理
「1」を出力する比較器である。各ブロックの142は
各ラッチ回路140の出力と各比較器141の出力の論
理積を生成するANDゲート、各143は各ANDゲー
ト142の出力を受けてこれを反転するNOTゲートで
ある。各ブロックの144、145はそれぞれ各AND
ゲート142の出力が論理「1」の時に導通するn個、
及びm個のトランスファーゲートの組、また各ブロック
の146、147はそれぞれ各NOTゲート143の出
力が論理「1」の時に導通するn個及びm個のトランス
ファーゲートの組である。mビットの定数レジスタ16
2、153、154は対応ブロックの各m個のトランス
ファーゲート145にそれぞれ接続されている。
【0038】ブロック148,149,150は直列に
接続されており、各々のブロックは担当するバス要元の
バス使用要求信号BRQDMA、信号HOLD、あるい
はバス使用要求信号BRQREFがそれぞれ論理「1」
の間、及び自分の優先レベル、即ちレジスタ134,1
51または152の内容が各比較器141によって特定
レベル以上であることが判定された場合は、バス要求信
号があった後、即ち論理「1」から論理「0」になった
後、一連の処理の終了を示す信号、即ち信号DMAE
D、信号REFEDまたはNOTゲート208の出力が
「1」になるまでの間、各優先レベルライン50上に送
られてきた優先レベルと自分の優先レベルをそれぞれ比
較し、自分の優先レベルがより高ければ、送られてきた
優先レベルと装置を示すアドレスを自分の優先レベルと
装置を示すアドレスに置き換えて次のブロックへ送り出
し、それ以外の場合は、送られてきた優先レベルとアド
レスをそのまま次のブロックへ送り出す機能を持つ。ま
た、最初の優先レベル、およびアドレスはともに値
「0」なので、全てのブロックが優先レベルライン5
0、アドレスライン51上にそれぞれ送られてきた優先
レベルとアドレスをそのまま次のブロックへ送り出した
場合は値「0」がそのまま出力端子155から出力され
る。アドレスの値「0」はCPU101の要求に対応し
ている。ブロック150以降の回路は第1実施例と同一
なので説明は消略する。またブロック148、149、
150等は3個に限定されず要求元の数に合わせて多数
設けてもよい。
【0039】次にこの第2実施例の動作について説明す
る。例えば、ここでは、CPU101のバス要求の優先
レベルがもっとも小さく、リフレッシュコントロール装
置(REF)106、DMA処理装置(DMA)103
の順で優先レベルが大きくなり、外部バス要求HOLD
がもっとも優先レベルが大きくなるようにレジスタ13
4,151,および152は設定されている。また、い
ずれの優先レベルも各ブロックの優先レベル判定器13
5で特定の値より小さいとと判断されるように予めプロ
グラムされているものとする
【0040】図8はこの発明の第2実施例のバス使用要
求調停装置を使用したマイクロコンピュータのシステム
の一方の動作を示すタイミングチャートである。35は
システムの同期クロックφ、36はデータバス上のデー
タが有効であるときに論理「0」になる信号E(反
転)、200は信号BSYCPUの状態を示している。
39は信号DMAR0、201はバス使用要求信号BR
QDMA、202は信号BSYDMA、203は信号D
MAEDの状態を示している。41はリフレッシュコン
トロール装置(REF)106に内蔵されたカウンタが
オーバーフローしたときに論理「1」になる信号OV
F、204はバス使用要求信号BRQREF、205は
信号BSYREF、206は信号REFEDの状態を示
している。43は信号HOLDの状態を示している。4
4は各々の時刻でバス使用許可を受けている装置を示
し、45は各々時刻のアドレスバス上のアドレスが何に
対応しているかを示している。
【0041】時刻t1で,DMA処理装置(DMA)1
03にDMA信号DMAR0が入力される。この信号を
受けてDMA処理装置(DMA)103は、時刻t2で
バス使用要求信号BRQDMAをデータ読み出しのため
に立ちあげる(図8の201)。時刻t3で、信号BS
YCPU、信号BSYDMA、信号BSYREFはいず
れも論理「0」になり(図8の200,43,20
4)、バス使用要求信号BRQDMA、信号HOLD、
バス使用要求信号BRQREFで論理「1」の信号はバ
ス使用要求信号BRQDMAだけなので(図8の20
1,43,204)、バス使用要求調停装置108から
バス使用許可信号DMAST(図7)が出力される。従
って、DMA処理装置(DMA)103がバス使用権を
獲得してDMA転送を開始する。
【0042】時刻t4で信号OVFが立ち上がると、リ
フレッシュコントロール装置(REF)106は、時刻
t5でバス使用要求信号BRQREFを立ちあげる(図
8の204)。時刻t6でDMA処理装置(DMA)1
03は次のサイクルまでに1回のDMA転送が終わり内
部処理に移るので、バスを解放するために信号BSYD
MAを立ち下げる(図8の202)。これにより、信号
BSYCPU、信号BSYDMA、信号BSYREFは
いずれも論理「0」になり(図8の200,202,2
05)、また、バス使用要求信号BRQDMA、信号H
OLD、バス使用要求信号BRQREFで論理「1」の
信号は、バス使用要求信号BRQREFだけなので(図
8の201,43,204)、バス使用要求調停装置1
08から信号REFSTが出力される。従って、リフレ
ッシュコントロール装置(REF)106がバス使用権
を獲得してDRAMのリフレッシュを開始する。
【0043】時刻t7でDMA処理装置(DMA)10
3は、2回目のDMA転送のためにバス使用要求信号B
RQDMAを立ち上げるが(図8の201)、この時は
まだリフレッシュコントロール装置(REF)106が
リフレッシュを実行中で信号BSYREFが立ち上がっ
たままで、DMA処理装置103はバスの使用権を獲得
できない。
【0044】時刻t8では、次のサイクルまでにリフレ
ッシュが終了するので信号BSYREFが立ち下がり
(図8の205)、信号BSYCPU、信号BSYDM
A、信号BSYREFはいずれも論理「0」になる(図
8の200,202,205)。この時点でバス使用要
求信号BRQDMA、信号HOLD、バス使用要求信号
BRQREFで論理「1」の信号は、バス使用要求信号
BRQDMAだけなので(図8の201,43,20
4)、DMA処理装置(DMA)103がバス使用権を
獲得して中断されていたDMA転送を再開する。
【0045】時刻t9では、次のサイクルまでにDMA
転送が終了するので、信号BSYDMAが立ち下がり
(図8の202)、この時点でバス使用要求信号BRQ
DMA、信号HOLD、バス使用要求信号BRQREF
は全て論理「0」になるので(図8の201,43,2
04)、CPU101がバス使用権を獲得し、中断して
いた処理を再開する。
【0046】次に、ブロック148でDMA処理装置
(DMA)103の優先レベルと、ブロック149の外
部バス要求HOLDの優先レベルとが、それぞれ該当す
る優先レベル判定器135で、特定の値より大きいと判
断されるようにプログラムされている場合を図9につい
て説明する。図9はこの発明の第2実施例のバス使用要
求調停装置を使用したマイクロコンピュータのシステム
の他の動作を示すタイミングチャートである。図中、同
じ信号には図8と同一記号を付け説明を省略する。20
7は各ブロックのフリップフロップ137の出力を示し
ている。
【0047】時刻t´1で、DMA装置(DMA)10
3に外部からDMA信号DMAR0が入力される。この
信号を受けてDMA処理装置(DMA)103は、時刻
t´2でバス使用要求信号BRQDMAをデータ読み出
しのために立ちあげる(図9の201)。このとき優先
レベル判定器135の出力は論理「1」なので、同時に
フリップフロップ137もHにセットされる。時刻t3
で信号BSYCPU、信号BSYDMA、信号BSYR
EFはいずれも論理「0」になり(図9の200,20
2,205)、バス使用要求信号BRQDMA、信号H
OLD、バス使用要求信号BRQREFで、論理「1」
の信号はバス使用要求信号BRQDMAだけなので(図
9の201,43,204)、バス使用要求調停装置1
08からバス使用許可信号DMASTが出力される。従
って、DMA処理装置(DMA)103がバス使用権を
獲得する。
【0048】時刻t´4で信号OVFが立ち上がると
(図9の41)、リフレッシュコントロール装置(RE
F)106は時刻t´5で信号BRQREFを立ちあげ
る。時刻t´6でDMA処理装置(DMA)103は、
次のサイクルまでに1回のDMA転送が終わり内部処理
に移るので、バスを解放するために信号BSYDMAを
立ち下げる(図9の202)。これにより、信号BSY
CPU、信号BSYDMA、信号BSYREFはいずれ
も論理「0」になる(図9の200,202,20
5)。リフレッシュコントロール装置(REF)106
からバス要求の論理「1」のバス使用要求信号BRQR
EFが図6の入力端子113(図7の信号線)から入力
されるが、ブロック148のフリップフロップ137が
セットされているので、ORゲート138の出力は、バ
ス使用要求信号BRQDMAが論理「1」の時と同じ
「1」である。バス使用要求信号BRQREFよりバス
使用要求BRQMADの優先レベルが大きく、かつ、外
部からのバス要求HOLDがないので、バスの使用権
は、より優先レベルの大きいDMA処理装置(DMA)
103が獲得したままとなる。
【0049】時刻t´7でDMA処理装置(DMA)1
03はDMA転送が終了した事を検出し、信号DMAE
Dを立ち上げる(図9の203)。この信号DMAED
は、図5の入力端子112からブロック148に入力さ
れるので、これを受けたフリップフロップ137がリセ
ットされる。
【0050】時刻t´8では信号BSYCPU、信号B
SYDMA、信号BSYREFはいずれも論理「0」で
あり(図9の200,202,203)、バス使用要求
信号のBRQDMA、信号HOLD、バス使用要求信号
BRQREFのうち、論理「1」の信号は、バス使用要
求信号BRQREFのみであり、したがって優先レベル
50は、初期値「0」のままである。この値「0」はC
PUのバス要求優先レベルである。優先レベルライン5
0上にはCPUのバス要求優先レベルしかないので、ブ
ロック150の入力端子113に入力した信号BRQR
EFにより、リフレッシュコントロール装置(REF)
106がバスの使用権を獲得する。
【0051】時刻t´9では、次のサイクルまでにリフ
レッシュが終了するので信号BSYREFが立ち下がり
(図9の205)、この時点でバス使用要求信号BRQ
DMA、信号HOLD、バス使用要求信号BRQREF
は全て論理「0」になるので(図9の201,43,2
04)、優先レベルライン上に常時使用要求を出してい
るCPU101がバス使用権を獲得し、中断していた処
理を再開する。従って、バス使用要求をする別の装置を
マイクロコンピュータに追加する場合は、追加される装
置は一部を除いて既設の装置と対等に扱うことができる
ので追加の開発が容易となる効果がある。
【0052】実施例3.次に、この発明の第3実施例の
バス使用要求調整装置について説明する。通常、CPU
がバスに対するバス使用要因は多数あり、これらは割り
込み優先レベルによって管理することができる。即ち、
CPUの処理の内でも緊急度の高いバス使用要因には大
きな優先レベルが与えられ、他の要因に優先して処理が
行われる。従って、緊急度の高い要因に対する処理をC
PUが行っている場合は、CPU以外からバスの使用要
求をする他の装置に優先して、CPUがバスを使用でき
るように、CPUのバス使用の優先レベルをダイナミッ
クに変化する事が望まれる。以下に、この例のバス要求
調停回路を図10、11、12に従ってついて説明す
る。なお、従来例や第1、2実施例に記載があり説明し
た部分については説明を省略する。図10はこの発明の
第3実施例のバス使用要求調停装置を使用したマイクロ
コンピュータのシステムの全体構成を示す図である。
【0053】図10において、301はCPU、302
はDMA処理装置(DMA)103、外部のホールド要
求(HOLD)、及びリフレッシュコントロール装置
(REF)106からのバス使用要求を調停するバス使
用要求調整装置である。
【0054】303は、CPU301のバス使用要求信
号BRQCPUをバス使用要求調停装置302に入力す
るための信号線、109はCPU301が処理を中断で
きない状態、例えばバスを使用中等であることを示す信
号BSYCPUをバス使用要求調停装置302に入力す
るための信号線、304は割り込み処理の終わりを示す
信号INTEDをバス使用要求調停装置302に入力す
るための信号線、305はCPU301が現在行ってい
る処理の割り込み優先レベルをバス使用要求調停装置3
02に入力するための信号線である。110はDMA処
理装置(DMA)103のバス使用要求信号BRQDM
Aをバス使用要求調停装置302に入力するための信号
線、111はDMA転送の処理を中断できない状態を示
す信号BSYDMAをバス使用要求調停装置302に入
力するための信号線、112は一連のDMA転送処理の
終了の信号DMAEDをバス使用要求調停装置302に
入力するための信号線である。
【0055】12はホールド要求を示す信号HOLDを
バス使用要求調停装置302に入力するための信号線で
ある。113はリフレッシュコントロール装置(RE
F)106のバス使用要求信号BRQREFをバス使用
要求調停装置302に入力するための信号線、114は
リフレッシュコントロール装置(REF)106が処理
を中断できない状態(リフレッシュ中)であることを示
す信号BSYREFを使用要求調停装置302に入力す
るための信号線、115はリフレッシュコントロール装
置(REF)106が処理を終了したことを示す信号R
EFEDを使用要求調停装置302に入力するための信
号線である。
【0056】116はバス使用要求調停装置302から
CPU301に対するバス使用許可信号CPUSTをC
PU101に入力するための信号線、117はバス使用
要求調停装置302からDMA処理装置(DMA)10
3に対するバス使用許可信号DMASTをDMA処理装
置(DMA)103に入力するための信号線、17は外
部からの信号HOLDに対する応答信号HOLDAを出
力するための信号線、118はバス使用要求調停装置3
02からリフレッシュコントロール装置(REF)10
6に対するバス使用許可信号REFSTをリフレッシュ
コントロール装置(REF)106に入力するための信
号線である。
【0057】なお、この実施例でのCPU301、DM
A処理装置(DMA)103、リフレッシュコントロー
ル装置(REF)106は、バス使用許可を受けられな
いため処理を中断しているとき、あるいは処理を行う必
要の無いとき、それぞれ信号BSYCPU、信号BSY
DMA、信号BSYREFの状態を保持している。
【0058】図11,図12この発明の第3の実施例の
バス使用要求調停装置302の詳細な構成を示す図であ
る。バス使用要求調停装置302は、前記第一実施例の
バス使用要求調停装置108のブロック148の前に、
ブロック306を追加したものである。したがって、前
述のバス使用要求調停装置108と共通の構成要素には
同一の符号を付け説明を省略する。
【0059】310はCPU301で必要とする割り込
み優先レベルと、予めプログラムで設定した特定の値と
を比較して前記割り込み優先レベルが特定の値より大き
いときのみ論理「1」を出力する優先レベル判定器であ
る。311は優先レベル判定器310の出力と入力端子
303から入力された信号との論理積を生成するAND
ゲート、312はANDゲート311の出力が論理
「1」のときセットされ、入力端子304から入力され
た割り込み終了信号INTEDが「1」のときリセット
されるフリップフロップ、313はフリップフロップ3
12の出力と入力端子303から入力された信号との論
理和を生成するORゲートで、この出力はトランスファ
ーゲート314の入力になっている。
【0060】トランスファーゲート314はシステム同
期信号φが論理「1」のとき導通し、315はトランス
ファーゲート314が導通したとき、導通した信号の論
理を保持するラッチ回路である。316はCPUが必要
とする割り込み優先レベルと、優先レベルライン50上
に送られてきた優先レベルを比較し、前記割り込み優先
レベルがより大きいときのみ論理「1」を出力する比較
器である。317はラッチ回路315の出力と比較器3
16の出力の論理積を生成するANDゲート、318は
ANDゲート317の出力を受けてこれを反転するNO
Tゲートである。319、320はそれぞれANDゲー
ト317の出力が論理「1」の時に導通するn個、及び
m個のトランスファーゲートの組、321、322はそ
れぞれNOTゲート318の出力が論理「1」の時に導
通するn個及びm個のトランスファーゲートの組であ
る。323はmビットの定数レジスタで、CPU301
を示すアドレスが常に読み出し可能である。ここで、m
は前記割り込み優先レベルのビット幅と同じである。
【0061】ブロック306、148,149,150
は直列に接続されており、各々のブロックは入力される
バス要求信号、即ち信号BREQCPU、バス使用要求
信号BRQDMA、信号HOLD、あるいはバス使用要
求信号BRQREFが論理「1」の間、及び自分の優先
レベル、即ち前記割り込み優先レベル、レジスタ13
4,151または152の内容が比較器316あるいは
各ブロックの比較器によって特定レベル以上であること
が判定された場合は、バス要求信号が論理「1」から論
理「0」になった後、一連の処理の終了を示す信号、即
ち信号INTED、信号DMAED、信号REFEDま
たはNOTゲート225の出力が「1」になるまでの
間、送られてきた優先レベルと自分の優先レベルを比較
し、自分の優先レベルがより高ければ、送られてきた優
先レベルと装置を示すアドレスを自分の優先レベルと装
置を示すアドレスに置き換えて、次のブロックへ送り出
し、それ以外の場合は、送られてきた優先レベルとアド
レスをそのまま次のブロックへ送り出す機能を持つ。
【0062】さて、この第3実施例では、ブロック30
6の比較器316とレベル判定器310とに入力される
CPU301の割り込み優先レベルが非常に大きく設定
されていると、CPU301の優先レベルがレベル判定
器310によって特定のレベルより大きいと判断される
ので、CPU301の割り込み優先レベルよりバス要求
の優先レベルが小さい他の装置は、CPU301の処理
が終了するまでの間、CPU301がバスを使用してな
いときでもCPUの要求が続いている限り、バスを使用
する事はなくCPU301の処理を高速に実行できる。
【0063】逆に、ブロック306の比較器316とレ
ベル判定器310とに入力されるCPU301の割り込
み優先レベルが小さく設定されていると、レベル判定器
310によって特定の値以下と判断されるので、要求元
の優先レベルが、ブロック306の優先レベルライン5
0上を通過できる。このため、優先レベルが小さい装置
も、CPU301がバスを使用してないときにはバスを
使用でき、バスの使用効率が上がる。
【0064】ここで優先レベルと動作について、図13
において詳しく説明する。図13は優先レベルの動作を
説明するための図である。バス優先レベル,割り込み優
先レベルはどちらも「0」から「15」まであり、バス
優先レベルが7より大きい場合、判定器135は、優先
レベルが特定の値より大きいと判定するものとする。割
り込み優先レベルは、CPUのバス優先レベルとして使
用され、割り込み処理を行っていない時の割り込み優先
レベルは「1」である。CPU301が割り込みを処
理している場合、CPU301のバス要求レベルは
「4」となる。4≦7なので、CPU306のバス要求
は、保持手段123によって保持されないので、CPU
301がバス5を使用していない時は、もし他の装置が
バス要求をしておらずDMA処理装置103がバス要求
を行った場合、DMA処理装置103はバス5を使用す
ることが出来る。CPU301が割り込み処理をして
いる場合、CPU301のバス要求レベルは「10」と
なる。10>7なので、CPU301のバス要求は保持
手段123によって保持される。したがって、CPU3
01は常にバス要求を行っているものとして扱われ、D
MA処理装置103,REF装置106はバス要求を行
っても決してバス5を使用することは出来ない。HOL
Dは、割り込みよりも優先レベルが高いので、バス要
求を行えばバスを使用することは出来る。割り込み優先
レベルは、ICU2内のレジスタに格納されておりプロ
グラム可能である。
【0065】また、この実施例ではバス使用要求調停装
置302に割り込み優先レベルそのものを入力している
が、割り込み優先レベルの上位の部分のみを入力するよ
うにすれば、または第1実施例のようにバス使用要求元
の数をまかなう程度のビットに制限すれば、nビットの
レジスタ134、151、152のビット数nを小さく
する事ができ、各レジスタ134、151、152は小
型化するので、コスト上で有利になる。
【0066】
【発明の効果】この第1の発明は、バス使用要求信号と
処理の中断が不可能なことを示す信号を出力する複数の
処理装置と接続され、処理装置に対応したバス使用要求
の優先レベルを保持する記憶手段と、バス使用要求信号
を受けて前記優先レベルとを比較する比較手段と、処理
装置に対応したバス使用要求の優先レベ当てる選択手段
と、処理装置の全てが処理の中断が可能なことを示す信
号を出力する出力制御手段とを備えることを特徴とする
バス使用要求調停装置のように構成されているので、そ
れぞれの処理装置のバス使用要求のようなバス使用要求
の優先順位を変更することが可能となる。また、処理装
置の優先レベルに応じて、その処理装置のバス使用要求
信号が有効となってから処理装置の一連の処理の終了を
示す信号が有効になるまで、処理装置の優先レベルを他
の処理装置の優先レベルと比較するか、バス使用要求信
号が有効である間だけ、処理装置の優先レベルを他の処
理装置の優先レベルと比較するかの判定を行うので、バ
ス使用要求をする別の装置をマイクロコンピュータに追
加する場合は、追加される装置は一部を除いて既設の装
置と対等に扱うことができるので追加の開発が容易とな
る効果がある。
【0067】この第2の発明は、バス使用要求信号と処
理の中断が不可能なことを示す信号と及び処理の終了を
示す信号の少なくとも1つ出力する複数の処理装置と接
続され、処理装置に対応したバス使用要求の優先レベル
を保持する記憶手段と、バス使用要求信号を受けて前記
優先レベルとを比較する比較手段と、この比較結果に基
づき優先レベルの高いバス使用要求元の処理装置に対し
て割り込みの許可を割り当てる選択手段と、バス使用要
求の優先レベルとあらかじめ決められた特定のレベルと
の比較判定を行い判定信号を出力する判定手段と、この
判定信号に基づき処理の終了を示す信号が入力されるま
で処理装置からのバス使用要求信号を保持する保持手段
と、処理装置の全てが処理の中断が不可能なことを示す
信号を出力していない時に割り込みの許可信号を出力さ
せる出力制御手段とを備えたことを特徴とするバス使用
要求調停装置としたので、更に、CPUが行っている処
理の割り込み優先レベルが大きいときには、CPUがバ
スを使用しない間もより優先レベルの小さい装置にバス
の使用を許可しないことによってCPUの処理の高速性
を保ち、CPUが行っている処理の割り込み優先レベル
が小さいときには、CPUがバスを使用しない間はより
優先レベルの小さい装置にバスの使用を許可する事によ
り、バスの効率を上げる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のバス使用要求調停装置
の部分ブロックの構成を示す図である。
【図2】この発明の第1実施例のバス使用要求調停装置
の他の部分ブロックの構成を示す図である。
【図3】この発明の第1実施例のバス使用要求調停装置
を使用したマイクロコンピュータのシステムの全体構成
を示すブロック図である。
【図4】この発明の第1実施例のバス使用要求調停装置
を使用したマイクロコンピュータのシステムの動作を示
すタイミングチャートである。
【図5】この発明の第2実施例のバス使用要求調停装置
の部分ブロックの構成を示す図である。
【図6】この発明の第2実施例のバス使用要求調停装置
の他の部分ブロックの構成を示す図である。
【図7】この発明の第2実施例のバス使用要求調停装置
を使用したマイクロコンピュータのシステムの全体構成
を示す図である。
【図8】この発明の第2実施例のバス使用要求調停装置
を使用したマイクロコンピュータのシステムの一方の動
作を示すタイミングチャートである。
【図9】この発明の第2実施例のバス使用要求調停装置
を使用したマイクロコンピュータのシステムの他の動作
を示すタイミングチャートである
【図10】この発明の第3実施例のバス使用要求調停装
置を使用したマイクロコンピュタのシステムの全体構成
を示す図である。
【図11】この発明の第3実施例のバス使用要求調停装
置の部分ブロックの構成を示す図である。
【図12】この発明の第3実施例のバス使用要求調停装
置の他の部分ブロックの構成を示す図である。
【図13】優先レベルの動作を説明するための図であ
る。
【図14】従来の技術によるバス使用要求調停装置を使
用したマイクロコンピュータのシステムの構成を示すブ
ロック図である。
【図15】従来の技術によるバス使用要求選択装置を示
す図である。
【図16】従来の技術によるバス使用要求調停装置を使
用したマイクロコンピュータのシステムの動作示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
50 優先レベルライン 51 アドレスライン 101,301 CPU 3,103 DMA処理装置(DMA) 106 リフレッシュコントロール装置(REF) 8,108,302 バス使用要求調停装置 123 保持手段 124 選択手段 125 出力制御手段 134,151,152 記憶手段(レジスタ) 135,310 優先レベル判定器 136,142,158,311,317 ANDゲー
ト 137,312 フリップフロップ 138,313 ORゲート 139,144,145,146,147,155,1
59,314,319,320,321,322 トラ
ンスファーゲート 140,160,315 ラッチ回路 141,316 比較手段(比較器) 143,156,318、225 NOTゲート 148,149,150 同一の構成を持つブロック 153,154,162,323 定数レジスタ 157 論理ゲート 161 デコーダ 305 信号線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の技術によるバス使用要
求調停装置を使用したマイクロコンピュータのシステム
の構成を示すブロック図である。図中、1はCPU(中
央処理装置)、2は周辺装置等からの割り込み要求信号
INT0,INT1を調停してCPU1に割り込み要求
を送る割り込みコントロール装置(ICU)、3は周辺
装置等からのダイレクトメモリアクセス(以下、DMA
と表現する。)要求信号DMAR0,DMAR1を調停
してDMA転送を行うDMA処理装置(DMA)であ
る。4、5はそれぞれアドレスバスとデータバスを示し
ている。図には示していないが、DRAMやROMなど
のメモリ装置、周辺装置等は、アドレスバス4やデータ
バス5によってこのマイクロコンピュータのシステムと
接続される。6はDRAMのリフレッシュを行うリフレ
ッシュコントロール装置(REF)で、リフレッシュの
時間間隔を得るためにカウンタを内蔵している。7はC
PU1の同期クロックを生成する同期クロック生成装置
(CLK)である。8はDMA処理装置3、外部からの
バス使用要求(以下、ホールド要求と表現する。)、及
びリフレッシュコントロール装置6のバス使用要求を調
停するバス使用要求調停装置であり、図中129はシス
テム同期信号φを示して、内部に後述する選択回路を備
えている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】この第一の発明は、図1
〜図3において、中断が可能なことをバス使用要求信
処理の中断が不可能なことを示す信号を出力する複数
の処理装置(DMA処理装置等)と接続され、前記処理
装置に対応したバス使用要求の優先レベルを保持する記
憶手段(レジスタ134,151,152)と、バス使
用要求信号を受けて記優先レベルと比較する比較手段
(比較器141)と、この比較結果に基づき優先レベル
のバス使用要求元の処理装置(DMA処理装置等)の一
に対してバス使用の許可を割り当てる選択手段124
と、処理装置の全てが処理の上記バス使用要求信号を
力していない時にバス使用の許可信号を出力させる出力
制御手段125とを備えることを特徴とするバス使用要
求調停装置とした。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】更に、この第二の発明は、図5〜図7にお
いて、バス使用要求信号BRQDMAと処理の中断が不
可能なことを示す信号及び処理の終了を示す信号の少な
くとも1つを出力する複数の処理装置(DMA処理装置
)と接続され、これら処理装置に対応したバス使用要
求の優先レベルを保持する記憶手段(レジスタ134,
151,152)と、バス使用要求信号を受けて優先レ
ベルと比較する比較手段(比較器141)と、この比較
結果に基づき優先レベルの高いバス使用要求元の処理装
置に対してバス使用の許可を割り当てる選択手段124
と、バス使用要求の優先レベルとあらかじめ決められた
特定のレベルとの比較判定を行い判定信号を出力する判
定手段(優先レベル判定器135)と、この判定信号に
基づき処理の終了を示す信号が入力されるまで処理装置
からのバス使用要求信号を保持する保持手段123と、
処理装置の全てが処理の中断が不可能なことを示す信号
を出力していない時にバス使用許可信号を切り替える
力制御手段125とを備えたことを特徴とするバス使用
要求調停装置とした。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【作用】この第一の発明にかかるバス使用要求調停装置
は、優先レベルを保持する記憶手段(レジスタ134,
151,152)の内容を変えることにより優先レベル
の変更が可能であり、処理装置(DMA処理装置等)か
らバス使用要求信号を受けて優先レベルと比較し、この
比較結果に基づき優先レベルの高いバス使用要求元の処
理装置に対して割り込みの許可を割り当て、処理装置の
全てが処理の中断が不可能なことを示す信号を出力して
いない時に割り込みの許可信号を切り替えて、バス使用
要求の調停を行なうようにした。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】この第二の発明にかかる割り込み調停装置
は、バス使用要求信号を受けて優先レベルと比較し、こ
の比較結果に基づき優先レベルの高いバス使用要求元の
処理装置に対してバス使用の許可を割り当て、バス使用
要求の優先レベルとあらかじめ決められた特定のレベル
との比較判定を行い判定信号を出力し、この判定信号が
Hの場合は処理の終了を示す信号が入力されるまで処理
装置(DMA処理装置等)からのバス使用要求信号を
持し、処理装置の全てが処理の中断が不可能なことを示
す信号を出力していない時にバス使用の許可信号を切り
替えて、バス使用の調整を行なうようにし、一方、この
判定信号がLの場合は処理の終了を示す信号が入力され
以前でも、許可を受けた当該処理装置で一連の処理の
中断があれば、処理装置の全てが処理の中断が不可能な
ことを示す信号BSYREFを出力していない時にバス
使用の許可信号(バス使用要求許可DMAST)を出力
して、バス使用の調整を行うようにした。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】
【発明の効果】この第1の発明は、バス使用要求信号と
処理の中断が不可能なことを示す信号を出力する複数の
処理装置と接続され、処理装置に対応したバス使用要求
の優先レベルを保持する記憶手段と、バス使用要求信号
を受けて前記優先レベルとを比較する比較手段と、処理
装置に対応したバス使用要求の優先レベ当てる選択手段
と、処理装置の全てが処理の中断が可能なことを示す信
号を出力する出力制御手段とを備えることを特徴とする
バス使用要求調停装置のように構成されているので、そ
れぞれの処理装置のバス使用要求のようなバス使用要求
の優先順位を変更することが可能となる。また、第2の
発明は処理装置の優先レベルに応じて、その処理装置の
バス使用要求信号が有効となってから処理装置の一連の
処理の終了を示す信号が有効になるまで、処理装置の優
先レベルを他の処理装置の優先レベルと比較するか、バ
ス使用要求信号が有効である間だけ、処理装置の優先レ
ベルを他の処理装置の優先レベルと比較するかの判定を
行うので、バスの効率を上げる効果がある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】この第の発明は、バス使用要求信号と処
理の中断が不可能なことを示す信号と及び処理の終了を
示す信号の少なくとも1つ出力する複数の処理装置と接
続され、処理装置に対応したバス使用要求の優先レベル
を保持する記憶手段と、バス使用要求信号を受けて前記
優先レベルとを比較する比較手段と、この比較結果に基
づき優先レベルの高いバス使用要求元の処理装置に対し
バス使用の許可を割り当てる選択手段と、バス使用要
求の優先レベルとあらかじめ決められた特定のレベルと
の比較判定を行い判定信号を出力する判定手段と、この
判定信号に基づき処理の終了を示す信号が入力されるま
で処理装置からのバス使用要求信号を保持する保持手段
と、処理装置の全てが処理の中断が不可能なことを示す
信号を出力していない時にバス使用の許可信号を出力さ
せる出力制御手段とを備えたことを特徴とするバス使用
要求調停装置とし、更に、CPUのバス使用要求の優先
レベルとして割込みレベルを使い、CPUが行っている
処理の割り込み優先レベルが大きいときには、CPUが
バスを使用しない間もより優先レベルの小さい装置にバ
スの使用を許可しないことによってCPUの処理の高速
性を保ち、CPUが行っている処理の割り込み優先レベ
ルが小さいときには、CPUがバスを使用しない間はよ
り優先レベルの小さい装置にバスの使用を許可する事に
より、バスの効率を上げる効果がある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス使用要求信号と処理の中断が不可能
    なことを示す信号を出力する複数の処理装置と、前記処
    理装置に対応したバス使用要求の優先レベルを保持する
    記憶手段と、バス使用要求信号を受けて前記優先レベル
    と比較する比較手段と、前記比較手段からの比較結果に
    基づき優先レベルの高いバス使用要求元の処理装置に対
    してバス使用の許可を割り当てる選択手段と、前記処理
    装置の全てが処理の中断が不可能なことを示す信号を出
    力していない時に前記バス使用許可信号を出力させる出
    力制御手段とを備えることを特徴とするバス使用要求調
    停装置。
  2. 【請求項2】 バス使用要求信号と処理の中断が不可能
    なことを示す信号及び処理の終了を示す信号の少なくと
    も1つを出力する複数の処理装置と接続され、前記処理
    装置に対応したバス使用要求の優先レベルを保持する記
    憶手段と、バス使用要求信号を受けて前記優先レベルと
    比較する比較手段と、この比較結果に基づき優先レベル
    の高いバス使用要求元の処理装置に対してバス使用の許
    可を割り当てる選択手段と、前記バス使用要求の優先レ
    ベルとあらかじめ決められた特定のレベルとの比較判定
    を行い判定信号を出力する判定手段と、この判定信号に
    基づき前記処理の終了を示す信号が入力されるまで前記
    処理装置からのバス使用要求信号を保持する保持手段
    と、前記処理装置の全てが処理の中断が不可能なことを
    示す信号を出力していない時に前記バス使用の許可信号
    を出力させる出力制御手段とを備えたことを特徴とする
    バス使用要求調停装置。
  3. 【請求項3】 前記処理装置に対応したバス使用要求の
    優先レベルを前記判定手段と比較手段とに外部から入力
    する信号線を設けたことを特徴とする請求項第2項記載
    のバス使用要求調停装置。
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