JPH0473651A - 位相シフトマスクの形成方法 - Google Patents
位相シフトマスクの形成方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
の形成方法に関し、さらに詳しくは、フォトマスクにお
ける光透過部に光の位相をシフトするシフター膜を形成
した位相シフトマスクの形成方法に係るものである。
投影露光装置によるパターン転写のために写真製版法が
多用されており、当該写真製版法には、フォトマスクの
使用が必要不可欠のものである。近年、半導体集積回路
装置の集積度が向上されるにつれて転写パターンがより
一層微細化される傾向が顕著であって、現在では、ウェ
ハに対する縮小投影露光装置の転写限界に達しており、
このための対策として、当該縮小投影露光装置の解像度
、焦点深度を高める上で、位相シフトマスクの重要性が
増してきている。
遮光性金属薄膜のパターンを形成したフォトマスクにお
いて、光が透過する部分に光の位相をシフトさせるため
のシフター膜となる所要のパターン膜を、例えば、Si
O□膜によって形成したものである。
2図(a)ないしくd)に示す。
に示すように、ガラス基板l上にあって、導電性透明膜
(ITO)2.5in2膜からなるシフター膜3、およ
びMoSix膜による遮光性金属薄膜5のそれぞれを、
所要の膜厚制御のもとに順次にスパッタ形成すると共に
、その上に電子線ポジレジスト6をスピン塗布したブラ
ンクスを用い、同図(b)に示すように、当該ブランク
スに対して、適宜、所期通りのパターン露光、現像、ボ
ストベークを施してレジストパターニングをなし、つい
で、このレジストパターンをマスクにして、CF4+0
2ガスにより、遮光性金属薄膜5を選択的にドライエツ
チングし、かつ当該レジストパターンの除去後、洗浄を
行なう。
れた遮光性金属薄膜5上に、再度、電子線ポジレジスト
パターン7をスピン塗布し、前記と同様に、パターン露
光、現像、ボストベークを施してレジストパターニング
をなし、さらに、このレジストパターンをマスクにして
、CF4+82ガスにより、今度は、シフター膜3の不
要部分を選択的にドライエツチングし、かつ当該レジス
トパターンの除去後、洗浄を行ない、このようにして、
同図(d)に示すように、所期通りの位相シフトマスク
を得るのである。
トマスクでは、遮光性金属薄膜5であるMo5iz膜を
ドライエツチングする過程で、 CF4系ガスを用いて
いるために、こSでのシフター膜3となるSiO□膜が
オーバーエツチングされて、当該シフター膜3の膜厚制
御ができないという問題点がある。
なされたもので、その目的とするところは、シフター膜
3の膜厚をスパッタ時における均一性を保持したまきで
形成し得るようにした。この種の位相シフトマスクの形
成方法を提供することである。
マスクの形成方法は、遮光性金属薄膜のドライエツチン
グ時におけるシフター膜のオーバーエツチングを避ける
ために、当該遮光性金属薄膜を異種金属によって多種多
層に形成させたものである。
のパターンを形成すると共に、光透過部分に透過光の位
相をシフトさせるシフター膜を形成した位相シフトマス
クにおいて、前記シフター膜上に、前記遮光性金属薄膜
として異種金属を多種多層に形成させた後、当該各遮光
性金属薄膜。
特徴とする位相シフトマスクの形成方法である。
属薄膜として異種金属を多種多層に形成させであるため
に、当該各遮光性金属薄膜のエツチング成形に際してシ
フター膜がオーバーエツチングされる慣れがなく、シフ
ター膜の膜厚をスパッタ時における均一性を保持したま
\でパターニングし得るのである。
実施例につき、第1図を参照して詳細に説明する。
シフトマスクの形成方法の主要な工程を順次模式的に示
すそれぞれに断面図であり、この第1図に示す実施例方
法において、前記第2図の従来例方法と同一符号は同一
または相当部分を示している。
同図(a)に示すように、ガラス基板l上にあって、導
電性透明膜(ITO)2.5iOa膜からなるシフター
膜3.およびCr膜(約300人)による下層の遮光性
金属薄膜4. Mo5it膜(約600人)による上層
の遮光性金属薄膜5のそれぞれを、所要の膜厚制御のも
とに順次にスパッタ形成すると共に、その上に電子線ポ
ジレジスト6をスピン塗布したブランクスを用い、同図
(b)に示すように、当該ブランクスに対して、適宜、
所期通りの回路パターンを電子ビーム露光、現像、ボス
トベークを施してレジストパターニングをなし、ついで
、同図(c)に示すように、このレジストパターンをマ
スクにして、CF4+0□ガスにより、最初に上層の遮
光性金属薄膜5を選択的にドライエツチングした上で、
次に、同図(d)に示すように、当該パタニングされた
遮光性金属薄膜5をマスクにして、CCβ4+0□ガス
により、下層の遮光性金属薄膜4を選択的にドライエツ
チングし、かつ当該レジストパターンの除去後、洗浄を
行なう。
れた遮光性金属薄膜5上に、再度、電子線ポジレジスト
7をスピン塗布し、前記と同様に、回路パターンを電子
ビーム露光、現像、ボストベークを施してレジストパタ
ーニングをなし、さらに、このレジストパターンをマス
クにして、同図(f)に示すように、CF4+Hffi
ガスにより、今度は、シフター膜3の不要部分を選択的
にドライエツチングし、かつ当該レジストパターンの除
去後、洗浄を行ない、このようにして、同図(g)に示
すように、所期通りの位相シフトマスクを得るのである
。
場合、遮光性金属薄膜5であるMo5iz膜のドライエ
ツチングにCF、系ガスを用いているために、当該Mo
5ix膜の下層側にあるシフター膜3としての5iOz
膜がオーバーエツチングされることになり、当該シフタ
ー膜3での膜厚の均一性が損なわれるものであったが、
この実施例方法の場合には、上層の遮光性金属薄膜5で
あるMo5iJIIの下層側にあって、下層の遮光性金
属薄膜4であるCr膜が形成されているために、当該下
層のCr膜がシフター膜3であるStow膜の保護膜と
しての役割を果たし、当該SiO□膜がオーバーエツチ
ングされるような慣れを解消し得るのである。
SiO□膜の保護膜としての下層の遮光性金属薄膜4に
Cr膜を用いる場合について述べたが、このC「膜以外
にも、例えば、CrOx膜を用いても同様な作用、効果
を得ることができ、また、上層にMoSi20x膜、あ
るいはCrO++膜を、中間層にMo5ia膜を、下層
にCr膜、あるいはCr00膜を用いても同様な作用、
効果を実現できる。
板上に遮光性金属薄膜のパターンを形成すると共に、光
透過部分に透過光の位相をシフトさせるシフター膜を形
成した位相シフトマスクにおいて、シフター膜上に、遮
光性金属薄膜として異種金属を多種多層に形成させた後
、当該各遮光性金属薄膜、ならびにシフター膜を順次パ
ターニング成形するようにしたので、各遮光性金属薄膜
のエツチング成形に際し、少なくとも最下層の遮光性金
属薄膜がシフター膜の保護膜として作用することになり
、この結果、当該各遮光性金属薄膜のエツチング成形時
にあってシフター膜がオーバーエツチングされる慣れが
解消され、シフター膜自体の膜厚をスパッタ時における
均一性を保持したま\でパターニングできて、良好かつ
効果的な位相シフトマスクを形成し得るのである。
した位相シフトマスクの形成方法の主要な工程を順次模
式的に示すそれぞれに断面図であり、また、第2図(a
)ないしくd)は従来例による位相シフトマスクの形成
方法の主要な工程を順次模式的に示すそれぞれに断面図
である。 1・・・・ガラス基板、 2・・・・導電性透明膜(ITO膜)、3・・・・シフ
ター膜(Sin、膜)、4・・・・下層遮光性金属薄膜
(Cr膜+ CrOx膜)、5・・・・上層遮光性金属
薄膜(Most、膜)、6.7・・・・電子線ポジレジ
スト。 代理人 大 岩 増 雄 wA1図 (千の1) 1: がクス!4枝 2、勢を性迭明暎 7: を子革撃汀ごシレレスト
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ガラス基板上に遮光性金属薄膜のパターンを形成する
と共に、光透過部分に透過光の位相をシフトさせるシフ
ター膜を形成した位相シフトマスクにおいて、 前記シフター膜上に、前記遮光性金属薄膜として異種金
属を多種多層に形成させた後、当該各遮光性金属薄膜、
ならびにシフター膜を順次パターニング成形することを
特徴とする位相シフトマスクの形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18618590A JP2734753B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 位相シフトマスクの形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18618590A JP2734753B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 位相シフトマスクの形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0473651A true JPH0473651A (ja) | 1992-03-09 |
JP2734753B2 JP2734753B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=16183878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18618590A Expired - Lifetime JP2734753B2 (ja) | 1990-07-13 | 1990-07-13 | 位相シフトマスクの形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2734753B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05265181A (ja) * | 1992-03-19 | 1993-10-15 | Nec Corp | 縮小投影露光用レティクル及びそれに用いるブランク |
KR100508075B1 (ko) * | 1997-12-04 | 2005-11-11 | 삼성전자주식회사 | 포토마스크 |
US7563658B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-07-21 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for manufacturing semiconductor device |
CN102345757A (zh) * | 2010-08-02 | 2012-02-08 | 喜开理株式会社 | 电磁阀 |
-
1990
- 1990-07-13 JP JP18618590A patent/JP2734753B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05265181A (ja) * | 1992-03-19 | 1993-10-15 | Nec Corp | 縮小投影露光用レティクル及びそれに用いるブランク |
KR100508075B1 (ko) * | 1997-12-04 | 2005-11-11 | 삼성전자주식회사 | 포토마스크 |
US7563658B2 (en) | 2004-12-27 | 2009-07-21 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Method for manufacturing semiconductor device |
CN102345757A (zh) * | 2010-08-02 | 2012-02-08 | 喜开理株式会社 | 电磁阀 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2734753B2 (ja) | 1998-04-02 |
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