JPH0473219B2 - - Google Patents

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JPH0473219B2
JPH0473219B2 JP59106130A JP10613084A JPH0473219B2 JP H0473219 B2 JPH0473219 B2 JP H0473219B2 JP 59106130 A JP59106130 A JP 59106130A JP 10613084 A JP10613084 A JP 10613084A JP H0473219 B2 JPH0473219 B2 JP H0473219B2
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JP
Japan
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focus
recording surface
disk
optical disk
signal recording
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JP59106130A
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JPS60251529A (ja
Inventor
Mitsutoshi Magai
Hitoshi Okada
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10613084A priority Critical patent/JPS60251529A/ja
Publication of JPS60251529A publication Critical patent/JPS60251529A/ja
Publication of JPH0473219B2 publication Critical patent/JPH0473219B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection

Landscapes

  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、デイスクの記録面に光ビームを入射
せしめて、信号を記録する、もしくは、記録され
た信号を再生するに際し、デイスクに入射する光
ビームの集束位置を、フオーカス引込み手段が設
けられたフオーカス制御機構で調整するようにし
た光学式デイスク・プレーヤに関する。
背景技術とその問題点 記録トラツクが形成された信号記録面を有する
光学デイスクから、光ビームを用いてその記録ト
ラツクに記録された信号を再生する、もしくは、
光学デイスクの信号記録面に光ビームを用いて情
報信号を記録する光学式デイスク・プレーヤにあ
つては、光学デイスクを回転させ、光ビームを回
転する光学デイスクの信号記録面に適正なフオー
カス状態で入射せしめるためのフオーカス・サー
ボコントロールが行われる。このフオーカス・サ
ーボコントロールはフオーカス制御機構が設けら
れて行われ、それによつて、例えば、光ビームを
光学デイスクの信号記録面に入射せしめる対物レ
ンズの信号記録面に垂直な方向における位置が制
御されて、この対物レンズから信号記録面までの
距離が、光ビームの集束位置が光学デイスクの信
号記録面上に適正に置かれるように保たれる。
しかしながら、斯かるフオーカス・サーボコン
トロールが正しく行われる状態となるためには、
その直前において、対物レンズが光学デイスクの
信号記録面に対して所定距離内の範囲に位置せし
められ、光学デイスクに入射する光ビームの集束
位置が、光学デイスクの信号記録面上を中心とし
た一定の引込み範囲内に置かれることが必要とな
る。そして、このような適正なフオーカス・サー
ボコントロールが開始されるために要求される状
態を作るべく、フオーカス制御機構には、フオー
カス引込み回路が設けられる。
このフオーカス引込み回路は、例えば、フオー
カス引込み電圧を発生して、これを、対物レンズ
の位置制御を行うためのフオーカス調整用駆動手
段に、フオーカス・サーボコントロールにおける
フオーカスエラー信号に代えて供給し、対物レン
ズをフオーカス引込み電圧に応じて移動させるよ
うに構成される。斯かるフオーカス引込み回路の
動作時においては、フオーカス引込み電圧が、駆
動制御回路を介して供給されるフオーカス調整用
駆動手段が、フオーカス引込み電圧にもとずいて
動作せしめられ、対物レンズがその光軸方向に移
動されて、光学デイスクへ入射する光ビームの集
束位置が、光学デイスクの信号記録面より対物レ
ンズ側に離れた位置から信号記録面に近付いてい
くように変化せしめられる。即ち、オーバー・フ
オーカス状態からジヤスト・フオーカス状態に向
かつていく。そして、例えば、ジヤスト・フオー
カス状態となると、これが検出されて、フオーカ
ス引込み電圧に代わり、フオーカスエラー信号が
駆動制御回路を介してフオーカス調整用駆動手段
に供給される状態に切り換えられ、その後は、フ
オーカス調整用駆動手段がフオーカスエラー信号
にもとずいて動作せしめられて、光学デイスクへ
入射する光ビームがジヤスト・フオーカス状態を
維持するように制御されるフオーカス・サーボコ
ントロールが行われることになる。
このようにして、フオーカス引込み回路によ
り、光学デイスクへの入射する光ビームの集速位
置が、ジヤスト・フオーカス状態もしくはそれに
比較的近い状態になる位置、即ち、光学デイスク
の信号記録面上を中心とした一定の引込み範囲内
に置かれた後、フオーカス・サーボコントロール
が行われる状態とされるのである。
しかしながら、このようなフオーカス引込み回
路によるフオーカス引込み動作中においては、対
物レンズは比較的大規模に移動して光学デイスク
に向かうものとされ、斯かる対物レンズの移動中
に何等かの原因でジヤスト・フオーカス状態が検
出されなかつたような場合等において、対物レン
ズの光学デイスクへ向かう移動が規制されず、対
物レンズが光学デイスクの信号記録面に衝突す
る、あるいは、対物レンズが光学デイスクに過度
に近接した位置に達し、光学デイスクの回転中の
上下動によつて、対物レンズが光学デイスクの信
号記録面に接触する状態が生じる虞れがある。そ
して、斯かる対物レンズの光学デイスクの信号記
録面との衝突、あるいは、接触が起こると、光学
デイスクの信号記録面が傷を受けて欠陥部を有す
るものとなつてしまい、さらには、対物レンズの
光学的設定に狂いを生じてしまうことにもなる。
このように、従来の光学式デイスク・プレーヤに
あつては、フオーカス引込み動作中に、対物レン
ズが光学デイスクの信号記録面との衝突や接触を
起こす虞れがあることが、1つの問題点となつて
いる。
発明の目的 斯かる点に鑑み本発明は、回転する光学デイス
クに対してフオーカス・サーボコントロールが正
しく行われる状態とすべく、対物レンズ等の光学
手段を光学デイスクの信号記録面から所定距離の
範囲内に位置せしめるように行われるフオーカス
引込み動作が、適正になされなかつた場合にも、
対物レンズ等の光学手段が光学デイスクの信号記
録面に衝突、あるいは、接触することを防止でき
るようにされた光学式デイスク・プレーヤを提供
することを目的とする。
発明の概要 本発明に係る光学式デイスク・プレーヤは、デ
イスクをその中央部で支持して回転駆動するデイ
スク装着部と、デイスクのその中央部を包囲して
広がる信号記録面に光ビームを入射せしめ、デイ
スクの径方向及び信号記録面に対して近接もしく
は離隔する方向に移動可能とされた対物レンズ等
のレンズ手段と、レンズ手段のデイスクの信号記
録面に対する位置を制御して、デイスクの信号記
録面に入射せしめられる光ビームが適正なフオー
カス状態を維持するようになすフオーカス制御手
段と、レンズ手段をフオーカス制御手段による位
置制御が適正に行われ得る位置へ移動せしめるフ
オーカス引込み制御手段とを具備して構成され、
レンズ手段のフオーカス引込み制御手段による移
動を、レンズ手段がデイスクの中央部に隣接する
内側部分に対向する位置にある状態とし、かつ、
レンズ手段のデイスクの信号記録面に対する過剰
な近接が阻止されるようにしたもとで行わしめる
ようにされる。
このようにされて、フオーカス引込み動作を、
対物レンズ等のレンズ手段がデイスクの信号記録
面に過度に接近することがないように、レンズ手
段のデイスクに向かう移動に規制を設けた状態で
行うので、適正なフオーカス引込み動作がなされ
なかつた場合にも、レンズ手段がデイスクの信号
記録面に衝突する、あるいは、接触する事態を生
ぜしめることがない。また、フオーカス引込み動
作を、レンズ手段が、デイスクに反り等の変形が
生じていること、あるいは、デイスクの装着状態
が適正でないことに起因して、回転するデイスク
の信号記録面に上下動が生じる場合にも、その影
響が小で信号記録面の位置が安定したものとな
る、デイスクの中央部に隣接した内側部分に対向
する位置にある状態として行うので、正規のフオ
ーカス引込み動作時にデイスクに向つて移動する
レンズ手段が到達すべき位置も略固定されたもの
となり、従つて、上述のレンズ手段のデイスクに
向う移動に対する規制を、レンズ手段の斯かる到
達すべき位置を越えてのデイスクの信号記録面へ
の近接を阻止するものとし、正規のフオーカス引
込み動作、さらには、その後のフオーカス・サー
ボコントロールに不都合を与えないものとするこ
とができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照して
述べる。
第1図及び第2図は、本発明に係る光学式デイ
スク・プレーヤの一例の要部の構成を示す。この
例は信号再生装置とされており、デイスク装着部
1に情報信号が記録された光学デイスク2が装着
されている。デイスク装着部1は光学デイスク2
をその中央部2cで支持し、所定の回転速度をも
つて回転駆動する。光学デイスク2は、中央部2
cを包囲して広がり、光を反射する信号記録面を
有していて、この信号記録面に螺旋状の記録トラ
ツクが形成されている。
第1図に示される如く、デイスク2の信号記録
面に入射せしめる光ビームを得べく、レーザ光源
3が例えば、半導体レーザにより形成されて配さ
れており、このレーザ光源3からのレーザ光ビー
ムが、コリメータ・レンズ4を介して偏向ビーム
スプリツタ5に入る。偏向ビームスプリツタ5を
通過したレーザ光ビームは、1/4波長板6を介し
て光学ヘツドを構成する対物レンズ7に入り、こ
の対物レンズ7により集束されて光学デイスク2
の信号記録面に入射せしめられる。対物レンズ7
は、フオーカス・サーボコントロールが行われる
ようにすべく、フオーカス調整用駆動手段8によ
り、光学デイスク2の信号記録面に近接、あるい
は、信号記録面から離隔する方向に、位置制御さ
れ得るようになされている。光学デイスク2の信
号記録面に入射する入射レーザ光ビームは、記録
トラツクで変調を受けた状態で信号記録面におい
て反射され、再び対物レンズ7に入り、1/4波長
板6を経て偏向ビームスプリツタ5に入るように
戻る。そして、この戻りレーザ光ビームは、偏向
ビームスプリツタ5で図において右方に屈折せし
められ、レンズ系9を介して受光部10に到達す
る。そして、受光部10を構成する光検出器によ
り、光学ヘツドを構成する対物レンズ7からの光
学デイスク2で変調を受けた戻りレーザ光ビー
ム、即ち、読取り光ビームが検知されて、その変
化が電気信号として取り出される。これらレーザ
光源3から受光部10までの各部が光学式ピツク
アツプ11を構成しており、この光学式ピツクア
ツプ11全体が、光学デイスク2の径方向に一体
的に移動することができるようにされている。従
つて、光学ヘツドを構成する対物レンズ7は、光
学デイスク2の径方向及び信号記録面に対して近
接あるいは離隔する方向に移動可能とされている
ことになる。
受光部10からの電気信号が、信号形成回路1
2に供給され、信号形成回路12からは、光学デ
イスク2に記録された情報信号成分である出力信
号Ss及び光学デイスク2に対する入射レーザ光
ビームのフオーカス状態に応じたフオーカスエラ
ー信号Sfが得られる。このフオーカスエラー信号
Sfは、例えば、入射レーザ光ビームの集束位置
が、光学デイスク2の反射面とされた信号記録面
上に置かれる状態、いわゆるジヤスト・フオーカ
ス状態において零となり、入射レーザ光ビームの
集束位置が、入射側からみて、信号記録面より近
くなる状態、いわゆる、オーバー・フオーカス状
態ではその程度に応じた負の値をとつて、入射レ
ーザ光ビームの集束位置が、入射側からみて、信
号記録面より遠くなる状態、いわゆるアンダー・
フオーカス状態ではその程度に応じた正の値をと
る、S字カーブ状のレベル変化を有するものとな
る。また、出力信号Ssは、オーバー・フオーカ
ス状態もしくはアンダー・フオーカス状態では比
較的低いレベルをとり、ジヤスト・フオーカス状
態及びジヤスト・フオーカス状態に近い状態で高
いレベルをとるものとなる。
出力信号Ssは、端子13に導出されて図示さ
れない復調回路等を含む再生信号処理回路系に供
給されるとともに、エンベロープ検波回路14に
供給される。エンベロープ検波回路14からは、
出力信号Ssのエンベロープ・レベルに対応した
レベルを有する信号Sseが得られ、これがレベル
比較回路15の比較入力端に供給される。レベル
比較回路15の基準入力端には、電圧源16か
ら、ジヤスト・フオーカス状態及びジヤスト・フ
オーカス状態に比較的近い状態における信号Sse
のレベルのみが越える所定のレベルVrを有した
基準電圧が供給されており、レベル比較回路15
の出力端には、信号SseのレベルがレベルVrを越
えるとき一定の高レベルをとり、レベルVr以下
のとき一定の低レベルをとる比較出力Scが得ら
れる。
一方、信号形成回路12からのフオーカスエラ
ー信号Sfは、零クロス検出回路17に供給され、
その出力端に、フオーカスエラー信号Sfの零クロ
ス点に対応して生じる、高レベルをとるパルス
Poが得られる。このパルスPo及びレベル比較回
路15からの比較出力Scがアンド・ゲート18
に供給され、アンド・ゲート18からは、比較出
力Scが高レベルをとる状態でパルスPoが得られ
るときのみ生じるパルスPsが得られて、セツト
−リセツトフリツプ・フロツプ(R−S FF)
19のセツト端子(S)に供給される。R−S
FF19のリセツト端子(R)には、レベル比較
回路15からの比較出力Scが立下り検出回路2
0に供給されて、その出力端に得られる、比較出
力Scの高レベルから低レベルへの立下りに応じ
て生じる立下りパルスPrが供給される。そして、
R−S FF19の出力端子(Q)からは、例え
ば、セツトからリセツトまでの期間に一定の高レ
ベルをとり他の期間一定の低レベルをとる出力
Swが得られ、スイツチ21の制御端に供給され
る。
スイツチ21の一対の切換接点21a及び21
bには、夫々、フオーカス引込み電圧発生部22
からのフオーカス引込み電圧Vfo及びフオーカス
エラー信号Sfが供給され、その固定接点21cに
は、フオーカス引込み電圧Vfoもしくはフオーカ
スエラー信号Sfが選択的に得られて、これが、駆
動制御回路23に供給される。駆動制御回路23
は、フオーカス引込み電圧Vfoもしくはフオーカ
スエラー信号Sfに応じた駆動信号をフオーカス調
整用駆動手段8に供給して、フオーカス調整用駆
動手段8を動作せしめる。これにより、光学式ピ
ツクアツプ11の対物レンズ7の位置が制御され
て、入射レーザ光ビームのフオーカス状態が調整
される。ここでは、第1図における符合14〜2
2が付されて示される部分がフオーカス引込み回
路を構成している。
そして、この例では、フオーカス引込み電圧発
生部22は、第2図に示される如く、傾斜電圧源
24と電圧制限回路25とで構成されている。こ
こで、傾斜電圧源24は、第3図Aに示される如
くの、零レベルから始まり、一旦急速に負のレベ
ル−E1まで降下した後、斯かる負のレベル−E1
から零レベルを越えて正レベルへと次第に上昇し
ていく傾斜電圧Voを発生するものとされ、電圧
制限回路25は、傾斜電圧源24が発生する傾斜
電圧Voが正レベル+E2に達したときその上昇を
制限し、その後は一定の正レベル+E2をとらせ
るようにすることにより、第3図Bに示される如
くの、レベル制限された傾斜電圧Vo′を生ぜしめ
て、これをフオーカス引込み電圧Vfoとしてスイ
ツチ21の切換接点21aに供給するものとされ
ている。
このような構成のもとに、フオーカス・サーボ
コントロール状態に先立つフオーカス引込み動作
が行われるときには、まず、光学式ピツクアツプ
11が、第2図に示される如く、そこに内蔵され
る対物レンズ7が光学デイスク2の中央部2cに
隣接する内側部分2iに対向する状態となる位置
を占めるものとされる。この光学デイスク2の内
側部分2iは、デイスク装着部1に固定された中
央部2cに近接した位置にあるので、光学デイス
ク2が、回転中に、第2図において一点鎖線で示
す如くに上下動を生じる場合にも、その影響が極
めて小となつて上下方向の位置が略固定されたも
のとなり、従つて、光学デイスク2の内側部分2
iにおける信号記録面の位置は実質的に変化しな
い。
このように、対物レンズ7が光学デイスク2の
内側部分2iに対向する位置に置かれた状態で、
第2図に示される如く、スイツチ21が、その切
換接点21aが固定接点21cに接続される状態
とされて、フオーカス引込み電圧発生部22から
の、第3図Bに示される如くに、正レベル+E2
でレベル制限されるフオーカス引込み電圧Vfoが
駆動制御回路23に供給される。これにより、フ
オーカス調整用駆動手段8がフオーカス引込み電
圧Vfoにもとずいて動作せしめられ、対物レンズ
7が、フオーカス引込み電圧Vfoの上昇に対応し
て光学デイスク2の信号記録面に近接するように
その光軸方向に移動されて、光学デイスク2への
入射レーザ光ビームの集束位置が、光学デイスク
2の信号記録面より対物レンズ7側に離れた位置
から信号記録面に近付いていくように変化せしめ
られる。即ち、オーバー・フオーカス状態からジ
ヤスト・フオーカス状態に向かつていく。そし
て、ジヤスト・フオーカス状態に比較的近い状態
となると、エンベロープ検波回路14からの信号
Sseのレベル電圧源16からの基準電圧のレベル
Vrを越えて、レベル比較回路15からの比較出
力Scが高レベルをとる。その後、ジヤスト・フ
オーカス状態になるとフオーカスエラー信号Sfの
レベルが零となつて、零クロス検出回路17から
のパルスPoが得られる。これにより、アンド・
ゲート8からパルスPsが得られて、R−S FF
19がセツトされ、その出力端子(Q)からの出
力Swが高レベルとなる。R−S FF19の出力
Swが高レベルとなることにより、スイツチ21
が切り換えられて、その切換接点21bが固定接
点21cに接続される状態とされ、フオーカス引
込み電圧Vfoに代わり、フオーカスエラー信号Sf
が駆動制御回路23に供給されるようになる。そ
の結果、フオーカス調整用駆動手段8がフオーカ
スエラー信号Sfにもとずいて動作せしめられ、入
射レーザ光ビームがジヤスト・フオーカス状態を
維持するように制御されるフオーカス・サーボコ
ントロールが行われることになる。なお、その
後、入射レーザ光ビームの集束位置がフオーカ
ス・サーボコントロールが行われ得る範囲からは
ずれると、レベル比較回路15からの比較出力
Scが高レベルから低レベルへ立下り、この立下
りに応じた立下りパルスPrが立下り検出回路2
0から得られて、R−S FF19がリセツトさ
れ、その出力Swは低レベルをとるものとなる。
このため、スイツチ21は、再び、フオーカス引
込み電圧Vfoを駆動制御回路23に供給する状態
にされる。
このようにして、フオーカス引込み動作によ
る、光学デイスク2への入射レーザ光ビームの集
束位置を、ジヤスト・フオーカス状態もしくはそ
れに比較的近い状態になる位置、即ち、光学デイ
スク2の信号記録面上を中心とした一定の引込み
範囲内におくための、対物レンズ7の位置制御が
行われるものであるが、フオーカス引込み動作中
に例えば、何等かの原因でジヤスト・フオーカス
状態が検知されず、零クロス検出回路17からの
パルスPoが得られない場合には、対物レンズ7
はフオーカス引込み電圧Vfoの上昇に伴つて継続
的に光学デイスク2の信号記録面に向つて移動せ
しめられ、フオーカス引込み電圧Vfoが制限レベ
ルである正レベル+E2に達すると停止せしめら
れる。そして、このフオーカス引込み電圧Vfoに
おける正レベル+E2は、対物レンズ7が、ジヤ
スト・フオーカス状態となる位置を過ぎて、光学
デイスク2の信号記録面に当接する前に停止せし
められるように選定される。この場合、光学デイ
スク2の内側部分2iにおいては、信号記録面の
位置は実質的に変化しないので、対物レンズ7が
停止せしめられるべき位置も固定されたものとな
り、従つて、対物レンズ7を斯かる位置に停止せ
しめるためのフオーカス引込み電圧Vfoに対する
制限レベルである正レベル+E2も固定すること
ができ、フオーカス引込み電圧Vfoに正レベル+
E2でレベル制限を課することが、正常なフオー
カス引込み動作に不都合を与えることはない。
第4図,第5図及び第6図は、特に、本発明に
係る光学式デイスク・プレーヤの他の例における
部分を示す。これらの例は、その要部が、全体的
には、上述の例と同様に第1図に示される如くの
構成とされるも、フオーカス引込み電圧発生部2
2からは、第3図Aに示される如くの傾斜電圧
Voが得られて、これがそのままフオーカス引込
み電圧Vfoとして用いられる。また、いずれの例
においても、フオーカス引込み動作は、光学式ピ
ツクアツプ11が、対物レンズ7が光学デイスク
2の中央部2cに隣接する内側部分2iに対向す
る状態となる位置を占めるものとされて、上述の
第1図及び第2図に示された例の場合と同様に行
われる。
そして、第4図の例においては、フオーカス引
込み動作中における対物レンズ7の光学デイスク
2の信号記録面に向かう移動を規制すべく、機械
的ストツパ26が、光学デイスク2の内側部分2
iに対応する位置において、基部27に固定され
て設けられている。
これにより、フオーカス引込み電圧Vfoにもと
ずくフオーカス引込み動作が適正に行われず、対
物レンズ7が、ジヤスト・フオーカス状態が得ら
れるべき位置を越えて光学デイスク2の信号記録
面に向わしめられるとき、光学デイスク2の信号
記録面に当接する前に機械的ストツパ26に係合
して止められ、光学デイスク2の信号記録面への
過剰な接近が阻止される。
また、第5図の例においては、フオーカス引込
み動作中における対物レンズ7の光学デイスク2
の信号記録面に向う移動を規制するための機械的
ストツパ28が、対物レンズ7を内蔵する光学式
ピツクアツプ11に固定されて配される。従つ
て、この機械的ストツパ28は、光学式ピツクア
ツプ11に伴つて光学デイスク2の径方向に移動
するものとなる。
この場合にも、フオーカス引込み電圧Vfoにも
とずくフオーカス引込み動作が適正に行われず、
対物レンズ7が、ジヤスト・フオーカス状態が得
られるべき位置を越えて光学デイスク2の信号記
録面に向わしめられるとき、光学デイスク2の信
号記録面に当接する前に、光学デイスク2の内側
部分2iに対応する位置に置かれるものとされた
機械的ストツパ28に係合して止められ、光学デ
イスク2の信号記録面への過剰な接近が阻止され
る。
上述の第4図の例及び第5図の例のいずれの場
合も、光学デイスク2の内側部分2iにおける信
号記録面の位置は実質的に変化しないので、光学
デイスク2の内側部分2iにおける機械的ストツ
パ26及び28の係止部は、その上下方向の位置
が固定され得るものとなり、正常なフオーカス引
込み動作に不都合をまねくことはない。
さらに、第6図の例においては、対物レンズ7
に、例えば、比較的硬質の弾性材料から成る緩衝
部材29が、光学デイスク2の中央部2c側の位
置において、光学デイスク2の信号記録面に向か
つて突出せしめられて固着されている。
これにより、フオーカス引込み電圧Vfoにもと
ずくフオーカス引込み動作が適正に行われず、対
物レンズ7が、ジヤスト・フオーカス状態が得ら
れるべき位置を越えて光学デイスク2の信号記録
面に向わしめられるとき、対物レンズ7が光学デ
イスク2の信号記録面に当接する前に緩衝部材2
9の先端が光学デイスク2の信号記録面に当接
し、これにより、対物レンズ7の光学デイスク2
の信号記録面への過剰な接近が阻止される。この
場合、緩衝部材29が当接する光学デイスク2の
信号記録面の部分は、光学デイスク2の中央部2
cに極めて近い、実際には情報信号の記録に使用
されない部分となり、従つて、緩衝部材29の当
接により光学デイスク2の信号記録面に傷等が生
じるとしても、実質的な問題とはならない。ま
た、緩衝部材29は対物レンズ7に伴つて移動す
るので、正常なフオーカス引込み動作を妨げるこ
とはない。
なお、上述の各例に示される如くの本発明に係
る光学式デイスク・プレーヤにあつては、フオー
カス引込み動作が行われるに先立つて、例えば、
光学デイスクに入射する光ビームのフオーカス状
態がフオーカス・サーボコントロールによるコン
トロール範囲から外れていることが検出されるこ
とにより、対物レンズが自動的に光学デイスクの
中央部に隣接する内側部分に対向する位置へと移
動せしめられるようにされてもよい。
発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る光
学式デイスク・プレーヤによれば、回転する光学
デイスクに入射する光ビームのフオーカス・サー
ボコントロールが正しく行われる状態とすべく行
われる、対物レンズ等のレンズ手段を光学デイス
クの信号記録面に対向する所定位置に至らしめる
フオーカス引込み動作が、常に、位置の変動がほ
とんどない光学デイスクの信号記録面に対象にし
てなされて、フオーカス引込み動作の安定化がは
かられるとともに、たとえ、フオーカス引込み動
作が適正に行われなかつたとしても、対物レンズ
等のレンズ手段が光学デイスクの信号記録面に過
度に近接することが確実に阻止され、この結果、
対物レンズ等のレンズ手段が光学デイスクの信号
記録面に衝突、あるいは、接触する事態の発生が
回避される。しかも、このように、対物レンズ等
のレンズ手段が光学デイスクの信号記録面に過度
に近接することが阻止されるようになすことを、
正常なフオーカス引込み動作に対して何等不都合
をもたらすことなく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光学式デイスク・プレー
ヤの一例の要部を示す構成図、第2図は第1図に
示される例におけるフオーカス引込み動作の説明
に供される図、第3図A及びBは本発明に係る光
学式デイスク・プレーヤにおいて使用されるフオ
ーカス引込み電圧の例を示す波形図、第4図,第
5図及び第6図は夫々本発明に係る光学式デイス
ク・プレーヤの他の例の部分を示す概略構成図で
ある。 図中、1はデイスク装着部、2は光学デイス
ク、7は対物レンズ、8はフオーカス調整用駆動
手段、10は受光部、12は信号形成回路、21
はスイツチ、22はフオーカス引込み電圧発生
部、24は傾斜電圧源、25は電圧制限回路、2
6及び28は機械的ストツパ、29は緩衝部材で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 デイスクの中央部を支持して該デイスクを回
    転駆動するデイスク装着部と、上記デイスクの上
    記中央部を包囲して広がる記録面に光ビームを入
    射せしめ、上記デイスクの径方向及び上記デイス
    クの記録面に対して近接もしくは離隔する方向に
    移動可能とされたレンズ手段と、該レンズ手段の
    上記デイスクの記録面に対する位置を制御して、
    該レンズ手段により上記デイスクの記録面に入射
    せしめられた光ビームが適正なフオーカス状態を
    維持するようになすフオーカス制御手段と、上記
    レンズ手段を上記フオーカス制御手段による位置
    制御が適正に行われ得る位置へ移動せしめるフオ
    ーカス引込み制御手段とを具備し、上記レンズ手
    段の上記フオーカス引込み制御手段による移動
    が、該レンズ手段が上記デイスクの上記中央部に
    隣接する内側部分に対向する位置にある状態にお
    いて、該レンズ手段の上記デイスクの記録面に対
    する過剰な近接が阻止されるようになされたもと
    で行われるようにされた光学式デイスク・プレー
    ヤ。
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