JP2865183B2 - ディスク情報記録再生装置 - Google Patents

ディスク情報記録再生装置

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JP2865183B2 JP19482292A JP19482292A JP2865183B2 JP 2865183 B2 JP2865183 B2 JP 2865183B2 JP 19482292 A JP19482292 A JP 19482292A JP 19482292 A JP19482292 A JP 19482292A JP 2865183 B2 JP2865183 B2 JP 2865183B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の情報記録
媒体(例えば光ディスク,光磁気ディスク等であり、以
下、「光ディスク」と称す)に情報の記録及び/または
再生を行うディスク情報記録再生装置に係り、さらに詳
しくは安全性を向上させたディスク情報記録再生装置に
関するものである。該ディスク情報記録再生装置には再
生専用のコンパクトディスクプレーヤ,ビデオディスク
プレーヤあるいは記録と再生両用の光磁気ミニディスク
プレーヤ,いわゆるCD−WO,CD−MO等が含まれ
るがそれらに限られるものではない。また記録再生する
情報は音響,映像,制御,コンピュータ信号の単独のあ
るいは複合された変調信号等どんなものでも良い。
【0002】
【従来の技術】図5は、ディスク両面読み取りタイプの
従来のディスク情報記録再生装置におけるフォーカシン
グサーボ回路の構成を示すブロック図である。図6はピ
ックアップの対物レンズの上下方向の位置を自動調整す
るための駆動機構部の原理を示す断面図である。図5に
おいて、51と52は光検出器であり、フォトダイオー
ドから構成されている。53は前記光検出器51が出力
する電流を電圧信号に変換する電流/電圧変換回路、5
4は前記光検出器52が出力する電流を電圧信号に変換
する電流/電圧変換回路である。55は差動増幅回路で
あり、前記電流/電圧変換回路53の出力する電圧信号
と電流/電圧変換回路54の出力する電圧信号からフォ
ーカシング誤差信号を生成し出力する回路である。
【0003】56は位相補償回路であり、フォーカシン
グサーボ回路のサーボループの位相補償を行う回路であ
る。57はスイッチ回路であり、図6に示す対物レンズ
60がサーボ制御範囲内に入ったときに自動焦点検出信
号によりサーボループを閉じる回路である。58はピッ
クアップ上下駆動回路であり、フォーカシングアクチュ
エータ59を駆動し、対物レンズ60を上下させる回路
である。
【0004】このフォーカシングサーボ回路は、ディス
ク61の面振れに対し対物レンズ60とディスク面との
相対距離が一定になるように制御し、照射される光ビー
ムの焦点深度内にディスク面が位置するように対物レン
ズ60の位置を自動調整する。
【0005】図7は、ピックアップ上下駆動回路58の
構成を示す電気回路図であり、オペアンプによる非反転
増幅回路により構成されており、フォーカシングアクチ
ュエータ59により上下方向に駆動される対物レンズ6
0は、点の電位が‘H’レベルとなっているときにピ
ックアップ内に引き込まれた状態となる。
【0006】図8は、ディスクのB面読み取りのため反
転する際のLDon信号(ディスクのピット情報読み取
りのためのレーザビームの発生を指令する信号)と、前
記ピックアップ上下駆動回路58に供給されるフォーカ
シング誤差信号及びピックアップ上下駆動回路58の出
力信号を示す波形図である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスク両面読
み取りタイプのディスク情報記録再生装置では、ディス
クのB面即ち表側にピックアップが移動する際には、ピ
ックアップ自体は反転した状態になるので、ピックアッ
プの対物レンズ60は自重で垂れ下がった状態となり、
対面するディスク面と接触したりすることになるため、
ディスクのB面を読み取るため反転する際には、図7に
示す点の電位を‘H’レベルに維持するようなフォー
カシング誤差信号が加えられる構成となっており、対物
レンズはピックアップ内に引き込まれた状態になってい
る。
【0008】しかしながら、ピックアップがディスクの
B面を読み取る際のフォーカスサーチの直前にフォーカ
シング誤差信号は図8の(ロ)に示すtoの時点で解除
されるため、短時間であるがピックアップの対物レンズ
は自重により垂れ下がった状態となり、対面するディス
ク面と接触する危険性が生じる問題点があった。
【0009】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ピックアップがディスクのB面
を読み取る際のフォーカスサーチの直前の対物レンズの
垂れ下がりを防止する垂れ下がり防止回路を設けること
により、安全性を向上させたディスク情報記録再生装置
を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク情
報記録再生装置は、ピックアップの対物レンズとディス
ク面との相対距離を一定に保つフォーカシングサーボ回
路を備えており、上記ピックアップはターンして上記デ
ィスクの両面いずれの面上にも移動可能に構成され、上
記ピックアップにより上記ディスクの両面に記憶された
ピット情報を読み取り再生するディスク情報記録再生装
置において、上記ピックアップがディスクの上面側にタ
ーンして移動したときにフォーカスサーチの直前であっ
て、前記対物レンズのフォーカシングアクチュエータへ
の電圧印加がなされない期間に発生する該対物レンズの
垂れ下がりを防ぐ垂れ下がり防止回路を備え、該垂れ下
がり防止回路は、レーザビーム発生指令信号(LDon
信号)を入力信号とし、該入力信号から時定数をもって
HレベルからLレベルへ降下する出力信号を発生する回
路であり、かつ該出力信号が前記フォーカシングアクチ
ュエータへの電圧印加回路へ接続されることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】本発明におけるディスク情報記録再生装置は、
ピックアップがディスクの上面側にターンして移動した
ときにフォーカスサーチの直前に発生する対物レンズの
垂れ下がりを防止できるので、対物レンズとディスク面
との接触トラブルを防止でき、安全性の高いディスク情
報記録再生装置が得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は、ディスク両面読み取りタイプのディスク情
報記録再生装置のフォーカシングサーボ回路FSCの構
成を示すブロック図、図2はピックアップの対物レンズ
の上下方向の位置を自動調整するための駆動機構部の原
理を示す断面図であり、ピックアップがターンしてディ
スクのB面を読み取る状態を示している。図1におい
て、1と2は光検出器であり、フォトダイオードから構
成されている。3は前記光検出器1が出力する電流を電
圧信号に変換する電流/電圧変換回路、4は前記光検出
器2が出力する電流を電圧信号に変換する電流/電圧変
換回路である。5は差動増幅回路であり、前記電流/電
圧変換回路3の出力する電圧信号と電流/電圧変換回路
4の出力する電圧信号からフォーカシング誤差信号を生
成し出力する回路である。
【0013】6は位相補償回路であり、フォーカシング
サーボ回路FSCのサーボループの位相補償を行う回路
である。7はスイッチ回路であり、図2に示す対物レン
ズ12がサーボ制御範囲内に入ったときに自動焦点検出
信号によりサーボループを閉じる回路である。8はピッ
クアップ上下駆動回路であり、フォーカシングアクチュ
エータ9を駆動し、対物レンズ12を上下させる回路で
ある。10は垂れ下がり防止回路である。
【0014】このフォーカシングサーボ回路FSCは、
光ディスク13の面振れに対し対物レンズ12とディス
ク面との相対距離が一定になるように制御し、照射され
る光ビームの焦点深度内にディスク面が位置するように
対物レンズ12の位置を自動調整する。
【0015】図3は、ピックアップ上下駆動回路8と垂
れ下がり防止回路10の構成を示す電気回路図であり、
ピックアップ上下駆動回路8はオペアンプによる非反転
増幅回路により構成されており、フォーカシングアクチ
ュエータ9により上下方向に駆動される対物レンズ12
は、点の電位が‘H’レベルのときにピックアップ内
に引き込まれた状態となる。また、垂れ下がり防止回路
10は、ダイオードD1と抵抗R1との並列回路とコン
デンサC1とから構成される積分回路10aとPNPト
ランジスタQ1を備えており、PNPトランジスタQ1
のエミッタ端子は抵抗R2を介してピックアップ上下駆
動回路8のオペアンプの非反転入力端子に接続されてい
る。
【0016】図4は、光ディスク13のB面読み取りの
ためのピックアップが反転する際のLDon信号(光デ
ィスクのピット情報読み取りのためのレーザビームの発
生を指令する信号)と、前記垂れ下がり防止回路10の
PNPトランジスタQ1のエミッタ端子(点)の電圧
信号及びピックアップ上下駆動回路8の点の出力信号
を示す波形図である。
【0017】次に動作について説明する。垂れ下がり防
止回路10に供給されるLDon信号は、光ディスク1
3のピット情報読み取りのためのレーザビームの発生を
指令する信号であり、フォーカスサーチ及びプレイ中以
外は全てオフ、即ち図4に示す反転信号において‘H’
レベルとなっている。従って、ピックアップがディスク
13のB面へ移動するターン期間中は、図4の(イ)に
示すようにLDon反転信号は‘H’レベルとなってい
る。このLDon反転信号は、垂れ下がり防止回路10
の積分回路10aに供給される。上記ターン期間が終了
するとLDon反転信号は‘L’レベルとなるが、積分
回路10aの出力は抵抗R1とコンデンサC1の時定数
により規定される曲線を描いて‘L’レベルに下降す
る。この積分回路10aの出力はPNPトランジスタQ
1のベース端子に供給される。この結果、PNPトラン
ジスタQ1のコレクタ端子の電圧波形は図4の(ロ)の
CRで示されるカーブにより下降する。
【0018】PNPトランジスタQ1のエミッタ端子出
力は、抵抗R2を介してピックアップ上下駆動回路8の
オペアンプの非反転入力端子に加えられているので、こ
のPNPトランジスタQ1のエミッタ端子出力によるピ
ックアップ上下駆動回路8の点の波形も、図4の
(ロ)に示した電圧波形と相似したものとなる。
【0019】一方、フォーカシング誤差信号によるピッ
クアップ上下駆動回路8の点の電圧波形は図4の
(ニ)に示されるものであるから、垂れ下がり防止回路
10の出力とフォーカシング誤差信号とによるピックア
ップ上下駆動回路8の点の電圧波形は図4の(ニ)と
(ロ)の電圧波形を重畳したものとなり、図4の(ハ)
に示す電圧波形となり、フォーカスサーチ直前のレンズ
垂れ下がり期間をなくすことができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によればピックア
ップがディスクの上面側にターンして移動してきたとき
に、フォーカシングアクチュエータへの電圧印加がなさ
れていないことに起因するフォーカスサーチの直前に一
瞬発生する対物レンズの垂れ下がりを、垂れ下がり防止
回路からの時定数を持った出力信号をフォーカシングア
クチュエータへの印加電圧へ重畳することにより良好に
防止できる。したがって、対物レンズとディスク面との
接触トラブルを防止でき、安全性の高いディスク情報記
録再生装置が得られる。また、垂れ下がり防止回路で発
生させる信号の入力信号としてレーザビーム発生指令信
号(LDon信号)を用いているので、全く新たな信号
回路を設けることなく本発明を容易に実施しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるディスク情報記録再生
装置のフォーカシングサーボ回路の構成を示すブロック
図である。
【図2】ピックアップの対物レンズの上下方向位置を自
動調整するための駆動機構部の原理を示す断面図であ
る。
【図3】ピックアップ上下駆動回路と垂れ下がり防止回
路の構成を示す電気回路図である。
【図4】本発明の一実施例によるディスク情報記録再生
装置のピックアップ上下駆動回路と垂れ下がり防止回路
における各部の電圧波形を示す波形図である。
【図5】従来のディスク情報記録再生装置のフォーカシ
ングサーボ回路の構成を示すブロック図である。
【図6】従来のディスク情報記録再生装置におけるピッ
クアップの対物レンズの上下方向位置を自動調整する駆
動機構部の原理を示す断面図である。
【図7】従来のディスク情報記録再生装置におけるピッ
クアップ上下駆動回路の構成を示す電気回路図である。
【図8】ディスク情報記録再生装置のピックアップ上下
駆動回路における各部の電圧波形とLDon信号を示す
波形図である。
【符号の説明】
FSC フォーカシングサーボ回路 10 垂れ下がり防止回路 12 対物レンズ 13 ディスク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピックアップの対物レンズとディスク面と
    の相対距離を一定に保つフォーカシングサーボ回路を備
    えており、上記ピックアップはターンして上記ディスク
    の両面いずれの面上にも移動可能に構成され、上記ピッ
    クアップにより上記ディスクの両面に記憶されたピット
    情報を読み取り再生するディスク情報記録再生装置にお
    いて、上記ピックアップがディスクの上面側にターンし
    て移動したときにフォーカスサーチの直前であって、前
    記対物レンズのフォーカシングアクチュエータへの電圧
    印加がなされない期間に発生する該対物レンズの垂れ下
    がりを防ぐ垂れ下がり防止回路を備え、該垂れ下がり防
    止回路は、レーザビーム発生指令信号(LDon信号)
    を入力信号とし、該入力信号から時定数をもってHレベ
    ルからLレベルへ降下する出力信号を発生する回路であ
    り、かつ該出力信号が前記フォーカシングアクチュエー
    タへの電圧印加回路へ接続されることを特徴とするディ
    スク情報記録再生装置。
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