JPH047301Y2 - - Google Patents

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JPH047301Y2
JPH047301Y2 JP1985046358U JP4635885U JPH047301Y2 JP H047301 Y2 JPH047301 Y2 JP H047301Y2 JP 1985046358 U JP1985046358 U JP 1985046358U JP 4635885 U JP4635885 U JP 4635885U JP H047301 Y2 JPH047301 Y2 JP H047301Y2
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stone
fibers
crushed
crushed stone
white cement
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は階段踏板又は床材に関する。
(従来の技術) 従来建造物の内装材としては、ベースに砕石を
貼り合せたもの、又は、玉砂利とセメントとの混
合物を躯体面に装着したものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来の内装材中前者は、ベースに砕石を貼
り合せる為に施工能率が悪いのみならず、荷重に
対する考慮がなされていないので、踏板には不適
当のものが多く、踏板用に所定寸法の薄板を貼り
つけたものは高価になるなどの問題点があつた。
また前記内装材中後者は、玉砂利を配置した特
殊模様になるけれども、石板様にはならないなど
の問題点があつた。
(課題を解決する為の手段) 然るにこの考案は、ホワイトセメント、砕石お
よび繊維の混合物で石板を形成したので、その外
面を研磨すると恰も自然石のような外観を示すこ
とになり、前記従来の問題点を解決したのであ
る。
即ちこの考案は太さ10μ乃至200μで長さ6mm乃
至20mmの御影石又は大理石を所定大きさに破砕し
た砕石、ホワイトセメントおよび繊維の混合物よ
りなる板体面を表面加工してなる石板様踏板であ
る。また、ホワイトセメント、砕石および繊維の
比率(重量比)を1:2:0.02前後とした石板様
踏板である。
この考案における砕石としては、求めるべき石
板と同質の自然石の砕石を用いる。通常御影石又
は大理石などの砕石を使用し、御影石様又は大理
石様の石板を成形する。
また繊維としては、ビニロンなどの合成樹脂繊
維又はグラスフアイバー或いは石綿などを用いる
ことができる。
セメントは通常ホワイトセメントを用いること
によつて、一層自然石の外観を具備させることが
できる。砕石の大きさは色々考えられるが、最大
辺長3mm乃至100mmが使用できるが、通常6mm前
後が用いられる。
(作用) 然して主材料に砕石を使用する為に、比較的低
廉に製造し得ると共に、外観が自然石と同様にな
るので、広く需要者の趣味感を満足させることが
できる。
(実施例 1) 次にこの考案の実施例について説明する。
第1図のような断面の階段用踏板を成形する場
合には、総量1m3に対し、ホワイトセメント624
Kg、水240Kg、最大辺長6mm前後の御影石1264Kg
に、白大理石粉末52.67Kg、混和剤(マイテイ
150)3.744Kgと、径200μ、長さ12mmのビニロン繊
維13.0Kgを混入し、均一に混合した後、型に充填
して硬化させ(振動充填)、翌日脱型すれば、階
段用踏板1ができ上る。ついで表面を研磨する
と、御影石の自然石と同様の外観を有する御影石
様の階段用踏板ができる。図中2は砕石、3は繊
維、4はホワイトセメントと白大理石粉末の混合
物、5は取付ボルト孔である。前記実施例におけ
る水セメント比(W/C)は39.1%、骨材セメン
ト比(S/C)は2.11%、繊維混入率は1.0%
(容量%)である。
(実施例 2) 実施例1に対し、各資材の混合比率を変えたも
のである。
即ち全量1m3に対し、ホワイトセメント525Kg、
水235Kg、最大辺長6mm位の御影石、砕石1286Kg
に、白大理石粉末53.33Kg、混和剤(マイテイ
150)3.150Kg、直径200μ、長さ12mmのビニロン繊
維13.0Kgを混入し、均一に混合した後、型に振動
充填した後、放置して硬化させ、脱型後、表面を
研磨して御影石板様の踏板を成形した。
(考案の効果) この考案によれば、砕石とセメントおよび繊維
の混合物を任意断面形状の石板に成形するので、
砕石と同一材料の自然石板の外観を具備すると共
に、階段用踏板又は床材としても、必要な強度を
保有し、自然石板様の成形石板を比較的廉価に、
かつ必要強度を保有させて得ることができる効果
がある。然してこの考案の石板は、成形時の繊維
の多寡、配筋の有無或いはアンカーの設置などに
よつて、比較的薄にも拘らず必要な強度を保有さ
せることができる。また、繊維は長さ6mm乃至20
mmとしたので、石板の強度を保つとともに、石板
の表面を研磨した際に、石板の表面に繊維の形状
が現れないので、より自然石様に近い外観を形成
することができる効果がある。また砕石の種類を
変えることによつて自然石に求められない色彩、
模様の自然石板様製品を工場生産し得ると共に、
階段用踏板とし、又は床材としてのアンカーを自
由に付属させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の平面図、第2図は
同じく断面図である。 1……踏板、2……砕石、3……繊維、4……
ホワイトセメントと大理石粉末の混合物、5……
取付ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 御影石又は大理石を所定大きさに破砕した砕
    石、ホワイトセメントおよび太さ10μ乃至200μ
    で長さ6mm乃至20mmの繊維の混合物よりなる板
    体面を表面加工してなる石板様踏板。 2 ホワイトセメント、砕石および繊維の比率
    (重量比)を1:2:0.02前後とした実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の石板様踏板。
JP1985046358U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH047301Y2 (ja)

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JPS5719397U (ja) * 1980-07-04 1982-02-01

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