JPH11117452A - ガラスカレット配合構造材 - Google Patents

ガラスカレット配合構造材

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Publication number
JPH11117452A
JPH11117452A JP28590897A JP28590897A JPH11117452A JP H11117452 A JPH11117452 A JP H11117452A JP 28590897 A JP28590897 A JP 28590897A JP 28590897 A JP28590897 A JP 28590897A JP H11117452 A JPH11117452 A JP H11117452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
glass cullet
outer frame
pavement
cullet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28590897A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshige Yamamoto
健重 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuoka Kanaami Kogyo Kk
YAMAMOTO MATSU SHOTEN KK
Original Assignee
Fukuoka Kanaami Kogyo Kk
YAMAMOTO MATSU SHOTEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukuoka Kanaami Kogyo Kk, YAMAMOTO MATSU SHOTEN KK filed Critical Fukuoka Kanaami Kogyo Kk
Priority to JP28590897A priority Critical patent/JPH11117452A/ja
Publication of JPH11117452A publication Critical patent/JPH11117452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスごみを有効利用できるとともに、
欠け難く、透水性に優れ、滑りにくい、ガラスカレット
配合構造材の提供。 【解決手段】 生コンとガラスカレットとを配合した混
合物1からなる外枠2内にガラスカレットと接着剤とを
配合した混合物4を充填したガラスカレット配合構造
材。補強のために、外枠に金網を介在させてもよい。ガ
ラスカレット配合構造材は、舗道板、舗道レンガ、建築
材に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舗道板、舗道用レ
ンガ、壁材等の建築材に利用できる、ガラスカレットを
配合した構造材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般廃棄物として出されたガラス
ビン、ガラス屑等のガラスごみは分別収集され、色別に
選別、粉砕し、得られた各色のガラスカレットをガラス
製造用原料として再利用している。
【0003】一方、従来の歩道に敷かれている舗道板あ
るいは舗道用レンガには、セメントと砂を混合した生コ
ン、あるいは生コンに着色材を混ぜて型枠に流し込んで
成形したものが利用されている。
【0004】しかしながら、ガラスカレットを舗道板、
舗道用レンガ、壁材等の構造材の原料としては利用され
ていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般廃棄物は年々増加
する傾向にあり、ガラスビン、ガラス屑等のガラスごみ
は廃棄物の中で大きな割合を占めており、一部では分別
収集され再利用されているものの、地域によっては分別
収集されていない所もあり、この大量のガラスごみの処
分が社会問題となっている。また、ガラス製造用原料と
して再利用する場合でも、白ガラス、茶ガラス、黒ガラ
ス等にさらに色別に選別する必要があり、原料の前処理
に手間と費用がかかるという欠点がある。
【0006】また、従来、使用されている構造材、例え
ば、歩道に利用されている、生コン、あるいは生コンに
着色材を混ぜた舗道板あるいは舗道用レンガは、欠けや
すく、また、水に濡れると滑りやすく且つ水を吸いにく
いという欠点を有している。そこで、本発明は、ガラス
ごみを有効利用できるとともに、欠け難く、透水性に優
れ、滑りにくい、ガラスカレット配合構造材を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のガラスカレット
配合構造材は、生コンとガラスカレットとを配合した混
合物からなる外枠内にガラスカレットと接着剤とを配合
した混合物を充填してなる。補強のために、外枠に金網
を介在させてもよい。
【0008】本発明のガラスカレット配合構造材は、特
に舗道板、舗道用レンガ、建築材に適している。
【0009】
【発明の実施の形態】図1(a)は本発明の舗道板の外
枠の斜視図で、生コンにガラスカレットを配合した混合
物1を型枠に流し込み、プレス養生又は乾燥させて生コ
ンとガラスカレットとからなる外枠2を成形する。
【0010】生コンは、通常のコンクリート打ちに用い
られる生コンで、セメントと砂との混合物である。所望
の色を発色させるため、着色材を配合させてもよい。
【0011】ガラスカレットは、ガラスビン、ガラス屑
等を1.0〜5.0mm、大型製品には10mm〜15
mmに破砕、粉砕して得られたものである。
【0012】なお、本発明においては、製品の色が特定
されない場合は、ガラスごみを白ガラス、茶ガラス、黒
ガラス等に色別に選別することなく、これらが混合した
状態で破砕、粉砕して得られたガラスカレットを利用す
ることができるので、ガラスカレットの製造における前
処理が簡略化できる。
【0013】また、所望の色を発色させるには、同一色
の廃ガラスからガラスカレットを製造し、所定の色のガ
ラスカレットを配合してカラー調整することも可能であ
り、また、着色材を配合させて調整することができる。
【0014】外枠2の厚みが3mm程度の薄いものを製
造する場合には、図1(b)の金網入り外枠の断面図に
示すように、金網やワイヤ等の補強材3を介在させて成
型し、強度を上げることができる。
【0015】次いで、成形後の生コンとガラスカレット
とからなる外枠2内にガラスカレットと接着剤とを混合
し、練り合わせた混合物4を流し込み又はプレス充填す
る。接着剤としては、セメント系、樹脂系等の各種接着
剤が利用可能であるが、エポキシ樹脂系の接着剤が適し
ている。接着剤の配合割合は、ガラスカレット相互を強
固に接着できる割合とする。
【0016】図1(c)の舗道板の斜視図に示すよう
に、得られた舗道板は、ガラスカレットが分散して強く
結合されているので、従来の生コンのみで製造した舗道
板や舗道れんがに比べて、欠けにくく、また、ガラスカ
レットの分散により表面に凹凸が形成されているので、
スリップしにくく、また、ガラスカレットの間に隙間が
形成されているので、透水効果があり、舗道の水はけも
よく、さらに、各種の色ガラスカレットを調合してカラ
ー調整した舗道板によりモザイク模様等を形成してカラ
フルな歩道が得られる。
【0017】図2は舗道用レンガの斜視図を示し、舗道
板と同様に、セメントと砂とからなる生コンにガラスカ
レットを混ぜた混合物1を型枠に流し込み、プレス養生
又は乾燥させて生コンと廃ガラスカレットとからなるレ
ンガ枠5を成形する。次いで、成形後の生コンとガラス
カレットとからなるレンガ枠5にガラスカレットと接着
材とを混合し、練り合わせた混合物4を流し込み又はプ
レス充填し舗道用レンガを成型する。
【0018】舗道用レンガについても、舗道板と同様に
スリップし難く、透水効果のある舗道用レンガが得られ
る。また、各種カラーの舗道用レンガを組み合わせるこ
とにより色彩豊かな歩道が得られる。
【0019】
【発明の効果】本発明により、廃ガラスをガラス製造以
外の分野で有効に再利用することが可能となる。また、
本発明による舗道板や舗道用レンガは、廃ガラスを色別
に選別してガラスカレットを準備する必要がないので、
廃ガラスの選別工程を省略できる。
【0020】また、同一色の廃ガラスから同一色のカレ
ットを製造し、色を合わせたカレット配合によりカラー
調整することができる。
【0021】本発明による舗道板や舗道用レンガは、廃
棄物であるガラスカレットを配合するので、従来の生コ
ン製の構造材に比べて生コンの使用量を減少させること
ができ、生コンを節約することにより、コストを下げる
ことができる。
【0022】また、本発明による舗道板や舗道用レンガ
は、ガラスカレットを分散させているので、生コンのみ
で製造した舗道板や舗道用レンガに比べて、欠けにく
く、また、ガラスカレットの分散により形成された凹凸
面により、スリップしにくく、また、分散したガラスカ
レットにより隙間が形成されているので、透水効果があ
り、舗道の水はけがよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)は本発明の舗道板の外枠の斜視
図、図1(b)は金網入り外枠の断面図、図1(c)は
舗道板の斜視図である。
【図2】 本発明の舗道用レンガの斜視図である。
【符号の説明】
1 生コンにガラスカレットを配合した混合物 2 外枠 3 補強材 4 ガラスカレットと接着剤との混合物 5 レンガ枠

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生コンとガラスカレットとを配合した混
    合物からなる外枠内にガラスカレットと接着剤とを配合
    した混合物が充填されているガラスカレット配合構造
    材。
  2. 【請求項2】 外枠に金網を介在させて補強したことを
    特徴とする請求項1記載のガラスカレット配合構造材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のガラスカレット配
    合構造材からなる舗道板。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のガラスカレット配
    合構造材からなる舗道用レンガ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載のガラスカレット配
    合構造材からなる建築材。
JP28590897A 1997-10-17 1997-10-17 ガラスカレット配合構造材 Pending JPH11117452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28590897A JPH11117452A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 ガラスカレット配合構造材

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JP28590897A JPH11117452A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 ガラスカレット配合構造材

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JP28590897A Pending JPH11117452A (ja) 1997-10-17 1997-10-17 ガラスカレット配合構造材

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JP (1) JPH11117452A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120621A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Denki Kagaku Kogyo Kk セメント組成物
JP2013081940A (ja) * 2011-09-28 2013-05-09 Ohbayashi Corp 固化体、二次製品、人工地盤用ブロック、及び固化体の製造方法
CN103711247A (zh) * 2012-09-30 2014-04-09 凌怀宇 内置网片的空心砖头

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