JP3034315U - モルタル及びコンクリート製品 - Google Patents

モルタル及びコンクリート製品

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JP3034315U
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直義 嘉山
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直義 嘉山
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00—Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】陶磁器の既製品廃物を再利用し、資源の有効利
用を図るとともに合わせて綺麗な環境作りに役立てるこ
と。 【構成】陶磁器としてのガラス板、ガラスビンまたは
瓦、煉瓦、タイル等の既製品の廃物を砂状に粉砕し、こ
れをセメントまたは石灰に混入して水で混練してスラリ
ー状モルタルを製造し、或いはこのモルタルを利用した
セメント又はコンクリート製品を製造する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【考案の属する技術分野】本考案はガラス板、ガラスビンまたは瓦、煉瓦、 タイル等の陶磁器既成品の廃物を利用したセメントおよびコンクリ−ト製品に関 する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ガラス板やガラスビン等の既成品廃物は、破砕して再 利用されていたが、その利用率は製品製作量の５０％程度しか利用されていなか った。そして、残りの半分は埋め立て地で処分されていたのである。特に、茶碗 、瓦、煉瓦、タイル等の陶器類については、再利用されることもなく全て埋め立 て処分されているのが現状である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案では、廃棄物として埋め立て 処分されているガラス板、ガラスビンまたは瓦、煉瓦、タイル等の陶磁器の既製 品廃物を再利用し、資源の有効利用を図るとともに合わせて綺麗な環境作りに役 立てようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、陶磁器としてのガラス板、ガラス ビンまたは瓦、煉瓦、タイル等の既製品の廃物を砂状に粉砕し、これをセメント または石灰に混入して水で混練してモルタルを製造し、或いはこのモルタルをス ラリ−状にして砂利や小石を混ぜて硬化させたコンクリ−ト製品を製造すること により陶磁器既製品の廃物の再利用を図るものである。
【０００５】
【実施例】ガラスの破片や不要の廃物としてのガラスビンを粉砕機にかけて 砂状に粉砕し、篩で粒度を統一した砂状粉砕物と、セメントを体積比で３：１の 割合に混ぜて水を加えて混練したセメントモルタルを製造し、コンクリ−ト製品 や煉瓦の接合材またはコンクリ−ト壁の上塗りに使用する。
【０００６】 また、ガラス、瓦、煉瓦、タイル等の陶磁器廃物の混合した砂状粉砕物とセメ ントを体積比で７：３で混合し、水を加えて混練したスラリ−を型枠に流し込み 、これを１日放置して硬化させ、型枠から取り出して２８日間気乾養生させたも のについて圧縮強度を測定した結果、約１８０ｋｇ／ｃｍ2 であった。
【０００７】 図１（Ａ）〜（Ｅ）は、前記スラリ−に砂利や小石を混入したコンクリ−ト製 品の例である。図１（Ａ）は平板で、側溝の蓋や庭石の踏み石等に使用するもの 、（Ｂ）は境界杭又は境界石、（Ｃ）は車止め又は縁石、（Ｄ）は看板等の台又 はポ−ルベ−ス、（Ｅ）は柵などに使用する疑木を示している。磁器又は陶器或 いは陶磁器廃棄物の混合した砂状粉砕物を混入したセメントモルタルは、特に植 木鉢やベランダ用プランタ、家庭用陶器製品に代わる壺や傘立て等の材料として 使用することもできる。
【０００８】
【考案の効果】本考案によれば、生活廃棄物として埋め立て処分される陶磁 器廃物を再利用することにより資源の有効利用を図るとともに合わせて綺麗な環 境作りに役立てることが出来る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案のスラリ−に砂利や小石を混入したコン
クリ−ト製品の例である。
【符号の説明】
（Ａ）・・・平板 （Ｂ）・・・境界杭又は境界石 （Ｃ）・・・車止め又は縁石 （Ｄ）・・・看板等の台又はポ−ルベ−ス （Ｅ）・・・疑木
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 //(Ｃ０４Ｂ 28/02 18:16）

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】セメントまたは石灰に陶磁器の砂状粉砕物
    を混入し、水を加えて混練したことを特徴とするモルタ
    ル。
  2. 【請求項２】セメントに陶磁器の砂状粉砕物を混入した
    モルタルを使用したことを特徴とするコンクリ−ト製
    品。
  3. 【請求項３】陶磁器としてガラス板、ガラスビンまたは
    瓦、煉瓦、タイル等の既製品の廃物を利用したことを特
    徴とする請求項１のモルタル。
  4. 【請求項４】陶磁器としてモルタルがガラス板、ガラス
    ビンまたは煉瓦、タイル等の既製品の廃物を利用したこ
    とを特徴とする請求項２のコンクリ−ト製品。
JP841696U 1996-08-02 1996-08-02 モルタル及びコンクリート製品 Expired - Lifetime JP3034315U (ja)

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