JPH0472815A - カウンタ装置 - Google Patents

カウンタ装置

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JPH0472815A
JPH0472815A JP2184605A JP18460590A JPH0472815A JP H0472815 A JPH0472815 A JP H0472815A JP 2184605 A JP2184605 A JP 2184605A JP 18460590 A JP18460590 A JP 18460590A JP H0472815 A JPH0472815 A JP H0472815A
Authority
JP
Japan
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counter
count
bit
order counter
bits
Prior art date
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Application number
JP2184605A
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English (en)
Inventor
Hideo Furuno
古野 英夫
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0472815A publication Critical patent/JPH0472815A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明はマイクロプロセッサの周辺装置として使用され
るディジタル式のカウンタ装置に係り、特に複数個のカ
ウンタIC(以下、単にカウンタと称する)をカスケー
ド接続して、単体のカウンタよりも長いビット長を構成
するカウンタ装置の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、マイクロプロセッサの周辺装置としてディジタ
ル式のカウンタ装置を設ける場合、通常は固定長の、例
えば4ビツトとか8ビツトとかいう2Nで表わす時にき
りのよい長さの、標準品化されたカウンタICを組み合
わせて構成することが多い。
ここで、構成しようとするカウンタ装置のビット長に対
して、使用するカウンタのビット長が短かいような場合
には、複数個のカウンタをカスケード接続して構成する
場合がある。すなわち、これは例えば第5図に示すよう
に、下位8ビツトカウンタILの最上位カウント出力ビ
ットCL7、またはカウントオーバフロー出力を上位8
ビツトカウンタIHのカウント人力2Hとする構成方法
である。なお、図中2Lは下位8ビツトカウンタILの
カウント入力、3Lは下位8ビツトカウンタILのカウ
ント出力、3Hは上位8ビツトカウンタIHのカウント
出力をそれぞれ示している。
しかしながら、このような構成のカウンタ装置において
は、カウンタ装置全体としては非同期カウンタとなるこ
とから、特に下位8ビツトカウンタILから上位8ビツ
トカウンタIHに桁上がりが発生する時の、マイクロプ
ロセッサにょるカウンタの読み出し値に誤差(狂い)が
生じる恐れがある。そして、これは非同期カウンタのカ
ウント値が下位ビットより確定していくという性質によ
るものであり、個々のカウンタIL、IH内部ではカウ
ント値の同期化が図られている場合においても、カウン
タIL、LHをカスケード接続する限り避けられない問
題である。そこで、従来このような構成のカウンタ装置
では、カウント値の読み出しを2回以上行ない、各回の
読み出し値が一致した場合に正しい値として取り込むと
いう方法がとられてきている。
すなわち、カスケード接続のカウンタ装置では、下位8
ビツトカウンタILがら上位8ビットカウンタIHへの
桁上がりの際に、間違った値を取り込んでしまうことを
構造上避けることができない。
そのため、従来では連続して2回以上の読み出しを実施
し、これら連続する2個の読み出し値が一致した時に、
正しい値として取り込むようにしている。これは、マイ
クロプロセッサのカウンタ読み出し時間間隔に対して、
カウント値の変化間隔が充分に長いという仮定に基づい
ている。すなわち、2個以上の読み出し値の一致をとる
ということは、カウント値の安定期間を待つということ
と、たとえ間違った値を取り込んでも多数決論理によっ
てマスクされてしまうということに対応している。
しかしながら、このように連続して2回以上の読み出し
を実施するにおいては、以下のような種々の問題がある
(a)マイクロプロセッサのカウンタ読み出し時間間隔
が、カウント値の変化間隔よりも長いかあるいは接近し
ている場合、読み出し値の一致が全くとれないか、また
は一致をとることの効率が非常に低下する。
(b)カウンタのカスケード接続段数が多い場合、最下
位カウンタから最上位カウンタまでの桁上がりの時間が
長くなり、連続する読み出し値の一致がとり難くなるこ
とがある。
(c)本質的に時間待ちの要素を含むため、カウンタ読
み出しの処理時間が一定しなくなり、特にスキャン制御
等の制御処理周期を一定にキープする必要のある応用に
適用し難くなる。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来のカウンタ装置においては、下位カ
ウンタから上位カウンタへの桁上がり発生時に読み出し
値の誤差が生じたり、あるいはカウンタに対する読み出
しを2回行なわなければならないという問題があった。
本発明の目的は、複数個のカウンタをカスケード接続し
た場合のカウンタに対する読み出しが1回で済み、しか
も下位カウンタから上位カウンタへの桁上がり発生時の
読み出し値の誤差を完全に補正することが可能な極めて
信頼性の高いカウンタ装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明では、複数個のカウ
ンタをカスケード接続して、単体のカウンタよりも長い
ビット長を構成するデジタル式のカウンタ装置において
、下位カウンタの最上位カウント出力ビットより下位の
カウント出力ビットを上位カウンタのカウント入力とし
て、上位カウンタと下位カウンタのカウント出力ビット
を重複させ、上位カウンタと下位カウンタの全てのカウ
ント出力ビットのカウント値を入力し、上位カウンタと
下位カウンタの重複カウント出力ビットのカウント値を
比較し、かつ当該比較結果に基づいて上位カウンタのカ
ウント値を補正し、最終的なカウント値を出力する補正
手段を備えて構成している。
(作用) 従って、本発明のカウンタ装置においては、下位カウン
タの最上位カウント出力ビットよりN個だけ下位のカウ
ント出力ビットを上位カウンタ入力とすることにより、
下位カウンタの上位Nビットのブロックと上位カウンタ
の下位Nビットのブロックとは、論理的に同じ値を表わ
すため冗長関係となる。
下位カウンタから上位カウンタへの桁上がりがある時は
、カスケード接続の性質から、下位カウンタの状態が確
定してから上位カウンタの状態が確定される。そして、
桁上がり中にカウンタを読み込んだ場合、上位カウンタ
の状態は桁上がり終了直後または桁上がり直前の状態と
なる。この場合、冗長関係にある2つのビットブロック
は等しいか、あるいは下位カウンタに属するビットブロ
ックに対し、上位カウンタに属するビットブロックが1
だけ減じている状態になる。後者の場合には、上位カウ
ンタのカウント値に1が加えられることにより補正が完
了する。そして、この補正後の上位カウンタのカウント
値と下位カウンタのカウント値とが、一方の冗長部ビッ
トブロックを取り除いた上で連結されることにより、カ
ウンタ装置全体の最終的なカウント値が得られることに
なる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本発明による12ビツトアツプカウンタ装置
の構成例を示すブロック図であり、第5図と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる
部分についてのみ述べる。
すなわち、本実施例では、12ビツトアツプカウンタ装
置を、2個の8ビツトカウンタIL。
IHをカスケード接続して構成し、下位8ビツトカウン
タILの第3(2の3乗の桁)のカウント出力ビットC
L3を、上位8ビツトカウンタIHのカウント入力2H
に接続して、上位8ビツトカウンタIHと下位8ビット
カウンタILのカウント出力ビットを重複させている。
また、下位8ビツトカウンターLのカウント人力2Lは
、全体の12ビツトアツプカウンタ装置のカウント入力
を兼ねている。さらに、上位8ビツトカウンターHのカ
ウント出力ビットCH4〜CHIIのカウント値と、下
位8ビツトカウンターLのカウント出力ビツトCHO〜
CH7のカウント値とを入力し、上位8ビツトカウンタ
ーHと下位8ビツトカウンタILの重複カウント出力ビ
ットCH4〜CH7のカウント値を比較し、かっこの比
較結果に基づいて上位8ビツトカウンターHのカウント
出力ビットCH5〜CH11のカウント値を補正し、最
終的なカウント値C8を出力する補正手段1oを備えて
構成している。
第2図は、第1図において使用する8ビットカウンタI
L、IHの内部構成例を示す図である。
すなわち、カウント人力2にカウントパルスが入力され
る毎に、カウント値が1だけ増加するようになっており
、さらにカウントパルス入力によるカウント出力の変化
が同時に起こるように、カランタ内部では同期化を施し
ている。なお、図中11は8ビット加算器、12は8ビ
ットレジスタ、31はカウント出力、32は加算後カウ
ント出力をそれぞれ示している。
次に、以上のように構成した本実施例の12ビツトアツ
プカウンタ装置の作用について説明する。
第1図において、下位8ビツトカウンタILの第3(2
の3乗の桁)のカウント出力ビットが、上位8ビツトカ
ウンタIHのカウント人力2Hに接続されている。また
、補正手段10には、上位8ビツトカウンタIHのカウ
ント出力ビットCH4〜CH11のカウント値と、下位
8ビツトカウンタILのカウント出力ビットCHO〜C
H7のカウント値とが入力され、上位8ビツトカウンタ
IHと下位8ビツトカウンタILの重複カウント出力ビ
ットCH4〜CH7のカウント値が比較される。そして
、この比較結果に基づいて、上位8ビツトカウンタIH
のカウント出力ビットCH5〜CHIIのカウント値が
補正され、最終的なカウント値C8が出力される。
すなわち、全体が構成する12ビツトアツプカウンタ装
置の補正後のカウント値をC8とすると、12個のビッ
トC,(0≦i≦11.iは整数)によって、C8は と表わされる。
また、下位8ビツトカウンターLのカウント値CLSは
、CL、(0≦j≦7、jは整数)によって、 カウント値CH8は、CH,(4≦に≦11、kは整数
)によって と表わさせる。
ここで、CL、(0≦」≦7、jは整数)はCI (0
≦1≦7、iは整数)に対応し、CH。
(4≦に≦11、kは整数)はCI(4≦i≦11、l
は整数)に対応する。そして、4≦i≦7の時、CLl
とCH,とは冗長して同じC1に対応している。これを
、冗長部ビットブロックと称する。
一方、カウンタの読み出しを上位、下位の順番で行なう
ものとすると、下位8ビットカウンターLのカウント値
が最新のカウント結果であるので、以下のようなことが
成り立つ。
C,=CLl   (0≦i≦7、iは整数)また、冗
長部単体のカウント値を、上位8ビツトカウンターHか
ら求めた値をCI5 S、下位8ビツトカウンタから求
めた値をCLSSとすると、となる。この場合、 CH35=CLSSならば、誤差は発生していないので
補正が不要であり、 CI =CH1(4≦i≦11、iは整数)が成り立つ
また、 CH35=CLSSならば、誤差が発生しているので補
正が必要である。この補正値をCHAとすると、 CLS>CH8の時、 CHA=CLS−CHSCH8
>CLSO時、 CHA=2’ +CLSH3 となる。簡単には、CLS−CH3の結果の下位4ビツ
トをCHAとすればよい。
さらに、補正後の上位8ビツトのカウント値をCH8A
とすると、 CH8A−CI(S十CHA となる。そして、補正後の最終的なカウンタ装置全体の
12ビツトカウント値C8は、以下のように求められる
上述したように、本実施例では、2個の8ビットカウン
タIL、  IHをカスケード接続して12ビツトアツ
プカウンタ装置を構成する場合に、下位8ビツトカウン
タILの第3(2の3乗の桁)のカウント出力ビットC
L3を、上位8ビツトカウンタIHのカウント人力2H
に接続して、上位8ビツトカウンタIHと下位8ビツト
カウンタ1Lのカウント出力ビットを重複させ、さらに
上位8ビツトカウンタIHのカウント出力ビットCH4
〜CHIIのカウント値と、下位8ビツトカウンタIL
のカウント出力ビットCHO〜CH7のカウント値とを
入力し、上位8ビツトカウンタIHと下位8ビツトカウ
ンタILの重複カウント出力ビットCH4〜CH7のカ
ウント値を比較し、かつこの比較結果に基づいて上位8
ビツトカウンタIHのカウント出力ビットCH5〜CH
11のカウント値を補正し、最終的なカウント値C8を
出力する補正手段10を備えて構成したものである。
従って、下位8ビツトカウンタILから上位8ビツトカ
ウンタIHへの桁上がり発生時の読み出し値の誤差が発
生した場合、すなわち上位8ビツトカウンタIHと下位
8ビツトカウンタILの重複カウント出力ビットCH4
〜CH7のカウント値が等しくならない場合には、上位
8ビツトカウンタIHのカウント値を完全に補正するこ
とが可能となり、読み出し誤差のない正確なカウント値
を得ることができる。また、上位8ビットカウンタIH
,下位8ビツトカウンタILの順番で、カウンタの読み
出しを行なっているため、常に最新のカウント値を取り
込むことが可能となる。さらに、上位8ビツトカウンタ
IHを読み出してから下位8ビツトカウンタILを読み
出すまでの期間に、下位8ビツトカウンタILのカウン
トがいくつか進んだとしても、冗長部ビットブロック(
重複カウント出力ビット)オーバフローしない範囲で補
正することが可能である。
一方、以上により2個の8ビツトカウンタIL。
IHをカスケード接続した場合のカウンタに対する読み
出しが1回で済むため、従来のように連続して2回以上
の読み出しを実施する必要がなくなり、前述したような
(a)〜(c)の問題点を全て解消することが可能とな
る。さらに、本構成をさらに拡張し、多段カスケード接
続のカウンタ装置を構成することにより、任意の、特に
紐条ビット長のカウンタ装置を実現することができ、し
かも時間待ち要素を含まないために、有限の時間でカウ
ント値の補正を行なうことが可能となる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
第3図は、第1図の8ビツトアツプカウンタ装置に代え
て、12ビツトダウンカウンタ装置を実現するための8
ビツトカウンタの内部構成例を示す図である。第3図に
おいて、8ビツト(ダウン)カウンタでは、カウント入
力にカウントパルスが入力する毎に、カウント値に25
5、すなわち1を8ビツトの2の補数で表現したものを
加算するので、カウントパルスの入力はカウント値を1
だけ減少させることになる。なお、図中1.1. Dは
8ビツト加算器を示している。
本実施例の12ビツトダウンカウンタ装置においては、
前述した12ビツトアツプカウンタ装置の場合と同様に
、CiSCj、Ck、C3゜CLS、CH35CLSS
、CH3Sが定義できる。
CH35=CLSSならば、誤差は発生していないので
補正が不要である。
また、CH35−I−CLSSならば、誤差が発生して
いるので補正が必要である。
この補正値をCHADとすると、 CH3S>CLSSの時、 CHAD=CH3SCLS
S CLSS>CH3Sの時、 CHAD=2’ +CH3
5−CLSS となる。簡単には、CH35−CLSSの下位4ビツト
をCHADとすればよい。
さらに、上位8ビツトカウントの補正後の値をCH8A
とすると、 CH8A−CH8−CHAD となる。ここで、アップカウンタの場合の補正値CHA
とCHADとの関係が CHAD=−CIA であるので、 CH3A−CH3−CHAD=CH3+CHAが成り立
ち、補正はアップカウンタ装置の場合と同じであること
になる。
そして、補正後の最終的なカウンタ装置全体の12ビツ
トカウント値C8は、以下のように求められる。
従って、本実施例の12ビツトダウンカウンタ装置にお
いては、12ビツトアツプカウンタ装置において述べた
ことと同様の作用効果を得ることができ、また補正方法
がアップカウンタ装置の場合と同じであることから、ア
ップ、ダウンの2つのカウント入力を持つアップダウン
カウンタ装置についても、同様の構成で実現することが
可能である。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
プログラマブルカウンタ装置は、カウント初期値を設定
可能なもので、適当な開始条件が満たされると、カウン
ト入力にカウントパルスか入力される毎ににダウンカウ
ントするものである。カウント中のカウント値は、プロ
セッサの読み出し命令により読み出し可能である。そし
て、カウント値が0になった時は、カウントアツプ端子
にパルスを出力すると共に、カウント初期値か自動的に
ダウンカウンタに再設定されてダウンカウントを継続す
る。但し、カウント値の出力は、プロセッサからの要求
があった時に限られ、常時カウント値の全ビットを出力
することは不可能であるものとする。このようなプログ
ラマブルカウンタ装置に、本発明のカスケード接続を適
用するには、前述した上位カウンタ、下位カウンタの他
に、分周用カウンタが必要になる。
第4図は、本発明をプログラマブルカウンタ装置に適用
した場合の構成例を示すブロック図である。本実施例の
プログラマブルカウンタ装置は、下位プログラマブルカ
ウンタ4Lと、分周用プログラマブルカウンタ4Dと、
上位プログラマブルカウンタ4Hと、下位出力バッファ
5Lと、上位出力バッファ5Hと、共通データバス9と
から構成している。また、図中6はカウント入力、6L
は下位カウント入力、6Dは分周用カウント入力、6H
は上位カウント入力、7Lは下位カウント出力、7Dは
分周用カウント出力、7Hは上位カウント出力、8Lは
下位カウントアツプ出力、8Dは分周用カウントアツプ
出力、8Hは上位カランドアツブ出力をそれぞれ示して
いる。
すなわち、下位プログラマブルカウンタ4Lと分周用プ
ログラマブルカウンタ4Dのカウント人力6Lと6Dは
、全体のカスケード接続カウンタ装置のカウント人力6
と同じものを兼ねている。
また、上位プログラマブルカウンタ4Hのカウント人力
6Hとしては、分周用プログラマブルカウンタ4Dのカ
ウントアツプ出力8Dを接続している。
なお、本構成では、プログラマブルカウンタを3個使用
しているが、実際の応用では、1つのパッケージに3個
以上のカウンタが集積されているものが入手可能であり
、第4図の構成は容易に実現することができる。
本実施例のプログラマブルカウンタ装置においては、2
4ビツトカウンタ装置を構成するものとし、冗長部ビッ
トブロックの大きさが8ビツトとし、プログラマブルカ
ウンタ単体の大きさが16ビツトであるとする。そして
、上位プログラマブルカウンタ4Hの設定値を216、
下位プログラマプルカウンタ4Lの設定値を216、分
周用プログラマブルカウンタ4Dの設定値を28とし、
カウンタ装置全体のカウントビットがC8からC23、
上位カウントビットがCH8からCH23、下位カウン
トビットがCLoからCL、6、分周用カウントビット
がCDoからCD7で表わされるとすると、冗長部ビッ
トブロックの08からCH5に対応するのは、CH8か
らCH,5のブロックとCL。
からCL、5のブロックになる。
ここで、補正前の上位プログラマブルカウンタ4Hの冗
長部ビットブロックのカウント値をCH5S、下位プロ
グラマブルカウンタ4Lの冗長部ビットブロックのカウ
ント値をCLSSとすると、 となる。この場合、 CH35=CLSSならば、誤差は発生していないので
補正が不要であり、 CH35=CLSSならば、誤差が発生しているので補
正が必要である。
この補正値をCHAは、CLSS−CH8Sの結果の下
位8ビツトをCHAとすればよく、補正後の上位プログ
ラマブルカウンタ4Hのカウント値をCH3Aとすると
、 となる。そして、補正後の最終的なカウンタ装置全体の
24ビツトカウント値C8は、以下のように求められる
従って、本実施例のプログラマブルカウンタ装置におい
ては、16ビツトを超えるカウンタ装置を得ようとすれ
ば、1チツプに数個集積された16ビツトカウンタをカ
スケード接続することにより、最も安価でかつ小形で簡
単な構成の装置を実現することが可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明では、複数個のカウンタをカ
スケード接続した場合のカウンタに対する読み出しが1
回で済み、しかも下位カウンタから上位カウンタへの桁
上がり発生時の読み出し値の誤差を完全に補正すること
が可能な極めて信頼性の高いカウンタ装置が提供できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による12ビツトアツプカウンタ装置の
一実施例を示すブロック図、第2図は同実施例における
8ビツトカウンタの内部構成例を示す図、 第3図は本発明の他の実施例による12ビツトダウンカ
ウンタ装置を構成するための8ビツトカウンタの内部構
成例を示す図、 第4図は本発明をプログラマブルカウンタ装置に適用し
た場合の他の実施例を示すブロック図、第5図は従来の
カウンタ装置の構成例を示すブロック図である。 IL・・・下位8ビツトカウンタ、IH・・・上位8ビ
ツトカウンタ、2L・・・下位8ビツトカウンタILの
カウント入力、2H・・・上位8ビツトカウンタIHの
カウント人力、3L・・・下位8ビツトカウンタILの
カウント出力、3H・・・上位8ビットカウンタIHの
カウント出力、4L・・・下位プログラマブルカウンタ
、4D・分周用プログラマブルカウンタ、4H・・・上
位プログラマブルカウンタ、5L・・・下位出力ハッフ
ァ、5H・・・」二値出力バツファ、6・・・カウント
入力、6L・・・下位カウント入力、6D・・・分周用
カウント入力、6H・・・上位カウント入力、7L・・
・下位カウント出力、7D・・・分周用カウント出力、
7H・・・上位カウント出力、8L・・・下位カウント
アツプ出力、8D・・・分周用カウントアツプ出力、8
H・・・上位カウントアツプ出力、9・・・共通データ
バス、10・・・補正手段、11・・・8ビツト加算器
、11D・・・8ビツト加算器、12・・・8ビツトレ
ジスタ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  複数個のカウンタをカスケード接続して、単体のカウ
    ンタよりも長いビット長を構成するデジタル式のカウン
    タ装置において、 下位カウンタの最上位カウント出力ビットより下位のカ
    ウント出力ビットを上位カウンタのカウント入力として
    、上位カウンタと下位カウンタのカウント出力ビットを
    重複させ、前記上位カウンタと下位カウンタの全てのカ
    ウント出力ビットのカウント値を入力し、前記上位カウ
    ンタと下位カウンタの重複カウント出力ビットのカウン
    ト値を比較し、かつ当該比較結果に基づいて前記上位カ
    ウンタのカウント値を補正し、最終的なカウント値を出
    力する補正手段を、備えて成ることを特徴とするカウン
    タ装置。
JP2184605A 1990-07-12 1990-07-12 カウンタ装置 Pending JPH0472815A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008301325A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Oki Electric Ind Co Ltd カウンタ回路とそのレイアウト方法
JP2010271211A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Seiko Epson Corp 周波数測定装置
US8246732B2 (en) 2007-07-13 2012-08-21 Ebara Corporation Exhaust gas cleaning apparatus

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