JP2748724B2 - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JP2748724B2
JP2748724B2 JP3147806A JP14780691A JP2748724B2 JP 2748724 B2 JP2748724 B2 JP 2748724B2 JP 3147806 A JP3147806 A JP 3147806A JP 14780691 A JP14780691 A JP 14780691A JP 2748724 B2 JP2748724 B2 JP 2748724B2
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晃 加藤
敏晴 祖父江
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は集積回路に関し、特に内部のクロ
ックスキュー調整に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、情報処理装置は多数の大規模集積
回路により構成され、各々の大規模集積回路には動作の
同期化のためクロック信号が分配されている。従来、こ
のクロック信号は集積回路の入口で遅延素子あるいはケ
ーブル等により時間調整され、かつ各々の集積回路内の
クロック分配回路を統一することによりクロックスキュ
ーを小さくしていた。
【0003】前述したようにクロック信号は集積回路の
入口で調整される。しかし、集積回路内にはレジスタ数
が数百から数千あり、クロックを分配するために数段の
ゲートを必要とする。このため、クロック分配回路にお
いてゲート段数を統一したとしても集積回路の製造バラ
ツキにより同一集積回路内でもスキューが生じるという
欠点があった。特に、現在ではクロックサイクルが小さ
くなり、かつ集積回路が高集積化されるため、その製造
バラツキが大きくなり、クロックサイクルのスキューが
占める割合が大きいという欠点がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は上述した従来の欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、クロックスキ
ューをなくすことのできる機能を有する集積回路を提供
することである。
【0005】
【発明の構成】本発明による集積回路は、入力されるク
ロック信号を複数に分配する分配回路と、この複数に分
配されたクロック信号の夫々に対応して設けられ、対応
クロック信号を外部制御信号に応じた遅延時間だけ遅延
させる複数の遅延回路と、前記遅延回路に対応して設け
られ対応する遅延回路によって遅延されたクロック信号
を入力とする複数のトリガフリップフロップと、前記ト
リガフリップフロップの出力同士の一致を検出する複数
一致検出回路とを含むことを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1(a)は、本発明による集積回路の第
1の実施例の構成を示す回路図である。
【0008】図1(a)を参照すると、いま集積回路内
のクロック分配回路が4つのブロック1,2,3,4に
分割されている。各々のクロック分配回路は遅延回路及
び複数の分配用ゲートを含んで構成されている。例え
ば、クロック分配回路1は遅延回路5及び分配用ゲート
G1〜G7により構成されている。クロック分配回路
2,3,4についても同様な構成である。
【0009】また、各々のクロック分配回路の出力(例
えば、クロック分配回路1ではゲートG4〜G7の各出
力)は、図示せぬ複数の負荷レジスタに接続されてい
る。更に、各々のクロック分配回路の任意の出力が計数
回路CN1,CN2,CN3の入力に図の様に接続されてい
る。
【0010】ところで、遅延回路5は外部制御端子S1
によりその遅延量を変化できるように構成されている。
また、クロック分配回路2,3,4内の遅延回路も同様
に外部制御端子S2,S3,S4によりその遅延量を変
化できるように構成されている。その遅延回路の構成例
を図1(b)に示す。
【0011】図において、遅延回路は7個のゲートG20
〜G26及び3個の選択回路SL10〜SL12から構成されてい
る。また、各選択回路SL10〜SL12は夫々制御信号S1A〜
S1Cにより切換え制御される。
【0012】かかる構成とすることにより、制御信号S
1A〜S1Cの論理レベルの組合せに応じてゲートの0〜7
個分の8通りの遅延量が得られるのである。つまり、外
部からの制御信号S1A〜S1Cによりゲートの0〜7個分
の遅延時間を自由に設定できるため、最適な遅延時間を
設定すればクロックスキューをなくすことができること
になる。
【0013】なお、必要に応じてゲート及び選択回路の
数を増加すれば、さらに多種類の遅延量が得られる。
【0014】図1(a)に戻り、外部制御端子S0には
制御信号が入力され、クロック入力端子CKから分配さ
れるクロック信号側とゲートG1,G3,G7及び遅延
回路5で構成されるリングオシレータ回路側とを選択回
路SL1 により選択する。なお、クロック分配回路2,
3,4についても同様の構成である。
【0015】さて、クロック入力端子CKからクロック
信号を入力し、外部制御端子S0でクロック信号を選択
することにより、各々の計数回路CN1〜CN3の入力には
各々の遅延回路及びクロック分配ゲートを通してクロッ
ク信号が入力される。このとき、入力されるクロック信
号は同一周期であるが、遅延回路の遅延量及びゲート遅
延のバラツキにより時間差を生じる。
【0016】いま、クロック分配回路1及び2について
考える。クロック分配回路1において外部制御端子S0
で選択回路SL1 によりゲートG1,G3,G7及び遅延
回路5で構成されるリングオシレータ回路側を選択し、
計数回路CN1に入力する。クロック分配回路2において
も同様に外部制御端子S0により、クロック分配ゲート
及び遅延回路で構成されるリングオシレータ回路側を選
択し、計数回路CN1に入力する。すると、計数回路CN1
では、任意の時間のクロック分配回路1,2のリングオ
シレータ回路の信号を夫々カウントし、カウント値が同
数であるかどうかを判断して出力端子OT1に結果を出力
する。計数回路CN2,CN3も同様に出力端子OT2,OT3
に結果を出力する。
【0017】ここで、各々のリングオシレータの任意の
時間の信号数が同じであれば、すなわちカウント値が一
致すれば、各々の遅延回路と分配ゲートを通して比較回
路入力までの遅延時間が等しいということになる。つま
り、上述のように各々の遅延回路の遅延量を調節して、
各々の遅延回路について分配ゲートの遅延時間を等しく
することにより、外部制御端子S0でCK入力端子から
入力されるクロック信号を選択した場合の各々のクロッ
ク分配回路の出力でのクロックスキューを実質的に0に
することができるのである。
【0018】同様に、クロック分配回路2及び3のクロ
ックスキューを0とし、クロック分配回路3,4のクロ
ックスキューを0とすることにより、クロック分配回路
1,2,3及び4のクロックスキューを実質的に0とす
ることができる。
【0019】次に、本発明の第2の実施例について図2
を参照して説明する。なお、図2において図1(a)と
同等部分は同一符号により示されている。
【0020】まず、図1(a)と同様に、集積回路内の
クロック分配回路を4つのブロック1,2,3,4に分
割する。各々のクロック分配回路は遅延回路及び複数の
分配用ゲートを含んで構成されている。例えば、クロッ
ク分配回路1は、遅延回路5及び分配ゲートG1〜G7
により構成されている。クロック分配回路2,3,4に
ついても同様な構成である。
【0021】また、各々のクロック分配回路の出力(例
えば、クロック分配回路1ではゲートG4〜G7の各出
力)は、図示せぬ複数の負荷レジスタに接続されてい
る。更に、各々のクロック分配回路の任意の出力がトリ
ガフリップフロップ(以下、TFFと略す)10〜40の
トリガの入力に接続されている。そして、TFF10の正
出力とTFF40の逆出力とはアンドゲートG10の入力
に、TFF20の正出力とTFF40の逆出力とはアンドゲ
ートG11の入力に、TFF30の正出力とTFF40の逆
出力とはアンドゲートG12に夫々入力されている。
【0022】ところで、遅延回路5は外部制御端子S1
によりその遅延量を変化できるように構成されている。
また、クロック分配回路2,3,4内の遅延回路も同様
に外部制御端子S2,S3,S4によりその遅延量を変
化できるように構成されている。その遅延回路は、例え
ば、先述の図1(b)に示されている構成である。
【0023】さて、クロック端子CKにクロック信号が
入力されると各々のTFFのトリガ入力に各々の遅延回路
及びクロック分配ゲートを通してクロック信号が入力さ
れる。このとき、入力されるクロック信号は同一周期で
あるが、遅延回路の遅延量及びゲート遅延のバラツキに
より時間差を生じる。
【0024】いま、クロック分配回路1と4とを考え
る。TFF10及びTFF40の入力には前述した様に同一
周期のクロック信号が入力されるが、時間差が生じる。
ところで、TFF10の正出力とTFF40の逆出力とはク
ロック信号周波数の1/2に分周され、かつデューティ
は正確に50%になる。つまり、これらを入力とするア
ンドゲートG10の出力はクロック分配回路1と4との
時間差分だけ論理“1”となりOT1に出力される。ま
た、時間差がなく、両者の変化タイミングが一致すれ
ば、常に論理“0”となる。
【0025】ここで、上述のように、各々の遅延回路を
制御することによりアンドゲートG10の出力を常に論理
“0”にすることができる。これは、クロック分配回路
1と4との時間差が0であることを意味する。すなわ
ち、クロックスキューを実質的に0にすることができる
ことになる。同様に、クロック分配回路2,4及び3,
4のクロックスキューについても各々の遅延回路を制御
し外部出力端子OT2,OT3を観測することにより0にす
ることができるのである。
【0026】なお、一般に集積回路内でのゲート遅延の
バラツキはチップ内のゲートの物理的な位置の違いによ
り発生する。以上の説明ではクロック分配回路を各々4
つのクロックに分割したが、分割数を多くすればするほ
ど、更にクロックスキューを小さくできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、大規模積
回路回路において外部制御信号に応じた遅延時間だけク
ロック信号を遅延させる回路を設けることにより、その
集積回路内のクロックスキューを実質的に0にできると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による集積回路の構成を
示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例による集積回路の構成を
示す回路図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 クロック分配回路 5 遅延回路 CN1,CN2,CN3 計数回路 10,20,30 トリガフリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 1/10 H03K 5/13

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるクロック信号を複数に分配す
    る分配回路と、この複数に分配されたクロック信号の夫
    々に対応して設けられ、対応クロック信号を外部制御信
    号に応じた遅延時間だけ遅延させる複数の遅延回路と、
    前記遅延回路に対応して設けられ対応する遅延回路によ
    って遅延されたクロック信号を入力とする複数のトリガ
    フリップフロップと、前記トリガフリップフロップの出
    同士の一致を検出する複数の一致検出回路とを含むこ
    とを特徴とする集積回路。
JP3147806A 1991-05-23 1991-05-23 集積回路 Expired - Fee Related JP2748724B2 (ja)

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JP2637738B2 (ja) * 1987-08-28 1997-08-06 株式会社日立製作所 クロック補正方式

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