JPH0472460B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0472460B2 JPH0472460B2 JP58008482A JP848283A JPH0472460B2 JP H0472460 B2 JPH0472460 B2 JP H0472460B2 JP 58008482 A JP58008482 A JP 58008482A JP 848283 A JP848283 A JP 848283A JP H0472460 B2 JPH0472460 B2 JP H0472460B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- slot
- winding
- wire
- stator core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 46
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 9
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/16—Stator cores with slots for windings
- H02K1/165—Shape, form or location of the slots
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ルームエアコンデイシヨナーや石油
ストーブ等のフアン駆動源その他各種機器の駆動
源に用いられるトロイダル巻線形電動機の固定子
鉄心に関するものである。
ストーブ等のフアン駆動源その他各種機器の駆動
源に用いられるトロイダル巻線形電動機の固定子
鉄心に関するものである。
従来例の構成とその問題点
電動機固定子の巻線を固定子鉄心のスロツト毎
の継鉄部に巻装するとコイルエンド高さを大幅に
短縮できることは衆知の事実であるが、環状鉄心
のスロツト毎の継鉄部に直交するような巻線いわ
ゆるトロイダル巻線を施すには一般にトロイダル
巻線機が必要である。
の継鉄部に巻装するとコイルエンド高さを大幅に
短縮できることは衆知の事実であるが、環状鉄心
のスロツト毎の継鉄部に直交するような巻線いわ
ゆるトロイダル巻線を施すには一般にトロイダル
巻線機が必要である。
この巻線機は、貯線環の環状の被巻線体と交叉
するようにセツトした後、所要の電線を貯線環に
一担巻きとり、次いで貯線環を逆転させ貯線した
電線を吐き出しつつ前記被巻線体に巻線をしてゆ
くのであるが、作業性が極めて悪く巻線速度も小
さい為、多数回の巻回を必要とする電動機等の回
転機器の巻線には適していない。そこでトロイダ
ル巻線機に代わる方法として被巻線体である鉄心
を分割して各分割鉄心のスロツト毎にフライヤー
式巻線機を使用して巻回することが提案されてい
る。
するようにセツトした後、所要の電線を貯線環に
一担巻きとり、次いで貯線環を逆転させ貯線した
電線を吐き出しつつ前記被巻線体に巻線をしてゆ
くのであるが、作業性が極めて悪く巻線速度も小
さい為、多数回の巻回を必要とする電動機等の回
転機器の巻線には適していない。そこでトロイダ
ル巻線機に代わる方法として被巻線体である鉄心
を分割して各分割鉄心のスロツト毎にフライヤー
式巻線機を使用して巻回することが提案されてい
る。
分割鉄心にトロイダル巻線を行なう場合、第１
図の如き方法が考えられる。すなわち、分割鉄心
１の分割端部に設けた外側部突起２をチヤツク３
で保持する。そして、当該スロツトS1の継鉄部４
の周囲をフライヤー５を巻回して電線６を巻きつ
けることによりなされる。この巻線時、電線６が
スロツト開口部７を通過する際に、特に歯部８に
形成したスロツト絶縁物９のエツヂ部９ａに電線
６が接触して断線することを防止する為に巻線ガ
イド１０ａを電線６の周囲軌跡の外側に設ける。
スロツトS1の巻線が終了した次にスロツトS2の巻
線に移る場合、鉄心１をその中心を回転中心とし
て矢印方向に回転移動させ同様にして巻回する。
図の如き方法が考えられる。すなわち、分割鉄心
１の分割端部に設けた外側部突起２をチヤツク３
で保持する。そして、当該スロツトS1の継鉄部４
の周囲をフライヤー５を巻回して電線６を巻きつ
けることによりなされる。この巻線時、電線６が
スロツト開口部７を通過する際に、特に歯部８に
形成したスロツト絶縁物９のエツヂ部９ａに電線
６が接触して断線することを防止する為に巻線ガ
イド１０ａを電線６の周囲軌跡の外側に設ける。
スロツトS1の巻線が終了した次にスロツトS2の巻
線に移る場合、鉄心１をその中心を回転中心とし
て矢印方向に回転移動させ同様にして巻回する。
以上の如く従来においては、特にフライヤー側
に設ける巻線ガイド１０ａはフライヤーの軌跡内
に入つてしまう為、分割鉄心１に取付けるかフラ
イヤー５の回転中心から相対的に固定された構造
となるような巻線ガイド機構を設けるかしなけれ
ばならず、いずれの場合も機構が非常に複雑にな
る欠点を有していた。
に設ける巻線ガイド１０ａはフライヤーの軌跡内
に入つてしまう為、分割鉄心１に取付けるかフラ
イヤー５の回転中心から相対的に固定された構造
となるような巻線ガイド機構を設けるかしなけれ
ばならず、いずれの場合も機構が非常に複雑にな
る欠点を有していた。
発明の目的
本発明は、上記従来の欠点を除去するもので、
固定子鉄心の各スロツト毎の継鉄部に略直交する
ように巻線を巻回するいわゆるトロイダル巻線を
施す際に、簡単な巻線ガイドを用いて均一な巻線
を施すことが行なえる固定鉄心絶縁構造を提供す
ることを目的とするものである。
固定子鉄心の各スロツト毎の継鉄部に略直交する
ように巻線を巻回するいわゆるトロイダル巻線を
施す際に、簡単な巻線ガイドを用いて均一な巻線
を施すことが行なえる固定鉄心絶縁構造を提供す
ることを目的とするものである。
発明の構成
本発明の固定子鉄心絶縁構造は、鉄心内径中心
を通るスロツト中心線とスロツト開口部中心とが
一致しないように歯部をＬ字形に形成し、このＬ
字突出側とは反対側の端部に小突起を設け、分割
鉄心の分割面および歯部先端部を除くすべての面
に形成するスロツト絶縁物の厚みを前記小突起の
高さと略同一にすることによつて、巻線時におけ
る電線のひつかかりをたくし、極めて簡単な巻線
ガイド構造で均一な巻回を可能とするものであ
る。
を通るスロツト中心線とスロツト開口部中心とが
一致しないように歯部をＬ字形に形成し、このＬ
字突出側とは反対側の端部に小突起を設け、分割
鉄心の分割面および歯部先端部を除くすべての面
に形成するスロツト絶縁物の厚みを前記小突起の
高さと略同一にすることによつて、巻線時におけ
る電線のひつかかりをたくし、極めて簡単な巻線
ガイド構造で均一な巻回を可能とするものであ
る。
実施例の説明
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。第２図は本発明による分割鉄心の一実施例を
示すものである。分割鉄心１は分割面１１の片方
の外周部に、径方向外側並に分割面外側に突出す
る突起２が設けられている。又、分割鉄心１の鉄
心内径中心を通るスロツト中心線Ａとスロツト開
口部中心線Ｂとか一致してなく、外側部突起２の
設けてない方向にスロツト開口中心が鉄心内径を
通るスロツト中心線Ａよりずれている。従つて分
割鉄心１の中心に向つて伸びる歯部８の先端部８
ａは略Ｌ形形状に構成されている。
る。第２図は本発明による分割鉄心の一実施例を
示すものである。分割鉄心１は分割面１１の片方
の外周部に、径方向外側並に分割面外側に突出す
る突起２が設けられている。又、分割鉄心１の鉄
心内径中心を通るスロツト中心線Ａとスロツト開
口部中心線Ｂとか一致してなく、外側部突起２の
設けてない方向にスロツト開口中心が鉄心内径を
通るスロツト中心線Ａよりずれている。従つて分
割鉄心１の中心に向つて伸びる歯部８の先端部８
ａは略Ｌ形形状に構成されている。
又、外側部突起２の設けてある方向の反突出側
端部には、スロツト絶縁物９の肉厚み分だけ突出
させた小突起８ｂが形成され、電気絶縁用樹脂よ
りなるスロツト絶縁物９は固定鉄心の分割面１１
および歯部先端部８ａを除くスロツト内壁面、固
定子鉄心の軸方向両端面および外径面を内包した
状態で一体的に成形されている。
端部には、スロツト絶縁物９の肉厚み分だけ突出
させた小突起８ｂが形成され、電気絶縁用樹脂よ
りなるスロツト絶縁物９は固定鉄心の分割面１１
および歯部先端部８ａを除くスロツト内壁面、固
定子鉄心の軸方向両端面および外径面を内包した
状態で一体的に成形されている。
次に第３図〜第４図を用いて分割鉄心１に巻線
する場合を説明すると、鉄心１は突起２の底面２
ａにチヤツク３を引掛けて突起２全体が保持され
る。
する場合を説明すると、鉄心１は突起２の底面２
ａにチヤツク３を引掛けて突起２全体が保持され
る。
フライヤー５より出た電線６の先端を適当な位
置でクランプし（図示せず）、フライヤー５を回
転させると、フライヤー５が後退の時はダイレク
トにスロツトS1内に電線６が入り、鉄心１の継鉄
部４に電線６が巻回されてフライヤー５が段々と
前進していくにつれて電線６は巻線ガイド１０に
接触しながらスロツトS1にすべり込むようにな
る。ここで、巻線ガイド１０から電線６が離れる
時にはフライヤー５は既に鉄心１のスロツトS1の
軸心方向の延長上に来ている為、電線６は継鉄部
とフライヤー５との間で引張られた状態となり、
巻線ガイド１０に拘束されることなく継鉄部４に
揺動に応じた幅で均一にほぼ整列に近い形で巻回
することが出来る。フライヤー５が最も後退した
位置をおいても、スロツト絶縁物９のエツヂ部９
ａと歯部８と小突起８ｂとは略同一面となるよう
に形成されている為、電線６はエツヂ部９ａにひ
つかかることなくスムースにスロツト内に導か
れ、したがつて巻線は段部を形成することなく均
一に巻回される。巻回が進みスロツトS1の開口部
に電線６の充填が進むにつれて、電線６の充填状
態は略三角状になるように予想されるが、実験し
た結果、巻回時の電線のテンシヨンにより、山く
ずれが生じ、ほぼスロツトS1内に均一に巻回でき
ることを確認した。
置でクランプし（図示せず）、フライヤー５を回
転させると、フライヤー５が後退の時はダイレク
トにスロツトS1内に電線６が入り、鉄心１の継鉄
部４に電線６が巻回されてフライヤー５が段々と
前進していくにつれて電線６は巻線ガイド１０に
接触しながらスロツトS1にすべり込むようにな
る。ここで、巻線ガイド１０から電線６が離れる
時にはフライヤー５は既に鉄心１のスロツトS1の
軸心方向の延長上に来ている為、電線６は継鉄部
とフライヤー５との間で引張られた状態となり、
巻線ガイド１０に拘束されることなく継鉄部４に
揺動に応じた幅で均一にほぼ整列に近い形で巻回
することが出来る。フライヤー５が最も後退した
位置をおいても、スロツト絶縁物９のエツヂ部９
ａと歯部８と小突起８ｂとは略同一面となるよう
に形成されている為、電線６はエツヂ部９ａにひ
つかかることなくスムースにスロツト内に導か
れ、したがつて巻線は段部を形成することなく均
一に巻回される。巻回が進みスロツトS1の開口部
に電線６の充填が進むにつれて、電線６の充填状
態は略三角状になるように予想されるが、実験し
た結果、巻回時の電線のテンシヨンにより、山く
ずれが生じ、ほぼスロツトS1内に均一に巻回でき
ることを確認した。
これは、第１図で述べた鉄心１の巻回するスロ
ツトS1の両側の歯部先端部８ａに巻線ガイド１０
および１０ａを取りつけ、フライヤー５を揺動し
巻回した時の巻回状態と何ら遜色ないものであ
る。
ツトS1の両側の歯部先端部８ａに巻線ガイド１０
および１０ａを取りつけ、フライヤー５を揺動し
巻回した時の巻回状態と何ら遜色ないものであ
る。
発明の効果
以上のように本発明は、分割鉄心の鉄心内径中
心を通るスロツト中心線とスロツト開口部中心が
一致しないようにＬ字形に歯部を形成し、歯部の
反突出側端部には小突起を設け、この小突起の高
さと略等しい厚さにスロツト絶縁物を形成するの
で、巻線時にスロツト絶縁物のエツヂに電線のひ
つかかりがなくなる。この結果、片方の巻線ガイ
ドをなくすことができるので極めて簡単な巻線ガ
イド構造で均一な巻回が可能であり、巻線機の構
造も簡単になるばかりでなく、巻線能率も向上
し、品質の安定した信頼性の高いトロイダル巻線
電動機を得ることができる。
心を通るスロツト中心線とスロツト開口部中心が
一致しないようにＬ字形に歯部を形成し、歯部の
反突出側端部には小突起を設け、この小突起の高
さと略等しい厚さにスロツト絶縁物を形成するの
で、巻線時にスロツト絶縁物のエツヂに電線のひ
つかかりがなくなる。この結果、片方の巻線ガイ
ドをなくすことができるので極めて簡単な巻線ガ
イド構造で均一な巻回が可能であり、巻線機の構
造も簡単になるばかりでなく、巻線能率も向上
し、品質の安定した信頼性の高いトロイダル巻線
電動機を得ることができる。
第１図は従来のトロイダル巻線電動機の巻線状
態を示す説明図、第２図は本発明の一実施例にか
かる固定子鉄心の断面図、第３図は本発明の一実
施例による巻線状態を示す説明図、第４図は第３
図の要部の拡大断面図である。 １……分割鉄心、４……継鉄部、７……スロツ
ト開口部、８……歯部、８ａ……歯部先端部、８
ｂ……小突起、９……スロツト絶縁物。
態を示す説明図、第２図は本発明の一実施例にか
かる固定子鉄心の断面図、第３図は本発明の一実
施例による巻線状態を示す説明図、第４図は第３
図の要部の拡大断面図である。 １……分割鉄心、４……継鉄部、７……スロツ
ト開口部、８……歯部、８ａ……歯部先端部、８
ｂ……小突起、９……スロツト絶縁物。
Claims (1)
- １ 環状の固定子鉄心を径方向に複数に分割して
分割鉄心となし、前記分割鉄心の継鉄部より内径
側に突出する複数の歯部を、鉄心内径中心を通る
スロツト中心線とスロツト開口部中心が一致しな
いようにＬ字形に形成したトロイダル巻線電動機
の固定子鉄心において、前記歯部の反突出側端部
には小突起を設け、この小突起の高さと略等しい
厚さにスロツト絶縁物を前記継鉄部、歯部先端部
を除く歯部、分割鉄心の軸方向両端面および外径
面に形成してなるトロイダル巻線電動機の固定子
鉄心絶縁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP848283A JPS59136034A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | トロイダル巻線電動機の固定子鉄心絶縁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP848283A JPS59136034A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | トロイダル巻線電動機の固定子鉄心絶縁構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59136034A JPS59136034A (ja) | 1984-08-04 |
| JPH0472460B2 true JPH0472460B2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=11694320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP848283A Granted JPS59136034A (ja) | 1983-01-20 | 1983-01-20 | トロイダル巻線電動機の固定子鉄心絶縁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59136034A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841028B2 (ja) * | 1978-12-14 | 1983-09-09 | 富士通株式会社 | 陰極線管偏向回路 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841028U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-18 | 株式会社東芝 | 回転電機の鉄心 |
-
1983
- 1983-01-20 JP JP848283A patent/JPS59136034A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5841028B2 (ja) * | 1978-12-14 | 1983-09-09 | 富士通株式会社 | 陰極線管偏向回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59136034A (ja) | 1984-08-04 |
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