JPH047242Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH047242Y2 JPH047242Y2 JP1986054076U JP5407686U JPH047242Y2 JP H047242 Y2 JPH047242 Y2 JP H047242Y2 JP 1986054076 U JP1986054076 U JP 1986054076U JP 5407686 U JP5407686 U JP 5407686U JP H047242 Y2 JPH047242 Y2 JP H047242Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- digging
- drill
- drilling
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 claims description 22
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 13
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 9
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 3
- 239000003895 organic fertilizer Substances 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000035558 fertility Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
この考案は穴堀機用ドリルに関し、さらに詳し
くは、圃場の穴堀り作業に用いる、硬質土壌に適
した穴堀機用ドリルに関する。
くは、圃場の穴堀り作業に用いる、硬質土壌に適
した穴堀機用ドリルに関する。
圃場においては、その土壌中に腐葉土や、大量
の有機肥料を施して地力の増大を図ることが行わ
れているが、土壌中に有機肥料を埋込むには比較
的大きな穴を穿設する必要がある。 そのために、トラクタのPTO軸から動力の供
給を受けてドリルを駆動するものや、作業機自体
にエンジンなどの動力源が搭載されていて、その
出力で作業機のもつドリルを強制的に駆動するよ
うにしたものが用いられ、一応穴堀り作業を機械
力で能率的に行うことができるようになつてはい
る。 このような穴堀り作業機には何れも螺旋刃をも
つドリルが用いられており、そのドリルは第4図
と、第5図に示されているように、軸1の周囲に
螺旋状の螺旋刃2が形成され、この螺旋刃2の導
入端に堀削刃3が取付けられていて、土などに向
つて堀り進む際、確実かつ迅速に堀削作業ができ
るようになつている。
の有機肥料を施して地力の増大を図ることが行わ
れているが、土壌中に有機肥料を埋込むには比較
的大きな穴を穿設する必要がある。 そのために、トラクタのPTO軸から動力の供
給を受けてドリルを駆動するものや、作業機自体
にエンジンなどの動力源が搭載されていて、その
出力で作業機のもつドリルを強制的に駆動するよ
うにしたものが用いられ、一応穴堀り作業を機械
力で能率的に行うことができるようになつてはい
る。 このような穴堀り作業機には何れも螺旋刃をも
つドリルが用いられており、そのドリルは第4図
と、第5図に示されているように、軸1の周囲に
螺旋状の螺旋刃2が形成され、この螺旋刃2の導
入端に堀削刃3が取付けられていて、土などに向
つて堀り進む際、確実かつ迅速に堀削作業ができ
るようになつている。
上述のような従来の穴堀りドリルは、堀削土壌
に対して仮想する円筒形空間の半径方向を含む平
面に対して、ある角度を以て切込むだけであつ
て、その仮想空間の周面に相当する方向には積極
的に切込んでいない。 したがつて、堀削土壌が硬い場合には堀削に時
間を要し、能率的な作業を行い得ない問題があつ
た。
に対して仮想する円筒形空間の半径方向を含む平
面に対して、ある角度を以て切込むだけであつ
て、その仮想空間の周面に相当する方向には積極
的に切込んでいない。 したがつて、堀削土壌が硬い場合には堀削に時
間を要し、能率的な作業を行い得ない問題があつ
た。
本考案の穴堀機用ドリルは、前述した問題を解
消するため、ドリル軸に形成した螺旋刃と、該螺
旋刃の堀削方向先端部に取付けた回転堀削刃と、
該回転堀削刃の回転方向周縁に取付けられた周壁
堀削刃とを備えており、該周壁堀削刃の刃縁が前
記回転堀削刃の刃縁よりも回転方向に関して突出
していることを特徴とする。
消するため、ドリル軸に形成した螺旋刃と、該螺
旋刃の堀削方向先端部に取付けた回転堀削刃と、
該回転堀削刃の回転方向周縁に取付けられた周壁
堀削刃とを備えており、該周壁堀削刃の刃縁が前
記回転堀削刃の刃縁よりも回転方向に関して突出
していることを特徴とする。
次に、この考案の実施例を第1図および、第3
図によつて説明する。これらの図において、符号
11はドリル軸を示し、このドリル軸11には螺
旋刃12が形成され、この螺旋刃12の堀削方向
の先端部12aには、螺旋刃12のピツチ角より
さらに堀削方向に傾斜した回転堀削刃13が取付
けられており、その先端縁13aはドリル軸11
の軸心と略々直交する平面に沿つている。 この回転堀削刃13の先端縁13aに対して、
その回転軌跡に沿つた仮想上の円筒形の周面に沿
つて周壁堀削刃14が固定されている。この周壁
堀削刃14は先端縁は回転方向に対して爪先上り
の状態になつて刃縁14aを形成し、この刃縁1
4aは回転方向の内側に刃先角θが与えられてい
る。 なお、ドリル軸11の最下端部は、堀削にあた
り位置決めを行うポンチ部11aになつている。 したがつて、土壌に対して穴堀機用ドリルを駆
動して堀込むと、先ず、周壁堀削刃14の刃縁1
4aが堀削空間の周壁に沿つた部分に切込み、続
いて、回転堀削刃13により周壁に囲まれた部分
の堀削を行い、螺旋刃12が堀削された土〓を排
出すべく、これに送りを与える。 このとき、周壁堀削刃14の刃縁14aで切り
取られた直後の土砂に回転堀削刃13の刃縁13
aが突き進むため、土砂の堀起しが円滑に行われ
る。また、堀り起こされた或いは堀起し中の穴の
内壁は、回転堀削刃13の刃面で保護される。 周壁堀削刃14が堀削空間に相当する周壁に沿
つて切込むので、回転堀削刃13に加わる堀削抵
抗は減少させられる。
図によつて説明する。これらの図において、符号
11はドリル軸を示し、このドリル軸11には螺
旋刃12が形成され、この螺旋刃12の堀削方向
の先端部12aには、螺旋刃12のピツチ角より
さらに堀削方向に傾斜した回転堀削刃13が取付
けられており、その先端縁13aはドリル軸11
の軸心と略々直交する平面に沿つている。 この回転堀削刃13の先端縁13aに対して、
その回転軌跡に沿つた仮想上の円筒形の周面に沿
つて周壁堀削刃14が固定されている。この周壁
堀削刃14は先端縁は回転方向に対して爪先上り
の状態になつて刃縁14aを形成し、この刃縁1
4aは回転方向の内側に刃先角θが与えられてい
る。 なお、ドリル軸11の最下端部は、堀削にあた
り位置決めを行うポンチ部11aになつている。 したがつて、土壌に対して穴堀機用ドリルを駆
動して堀込むと、先ず、周壁堀削刃14の刃縁1
4aが堀削空間の周壁に沿つた部分に切込み、続
いて、回転堀削刃13により周壁に囲まれた部分
の堀削を行い、螺旋刃12が堀削された土〓を排
出すべく、これに送りを与える。 このとき、周壁堀削刃14の刃縁14aで切り
取られた直後の土砂に回転堀削刃13の刃縁13
aが突き進むため、土砂の堀起しが円滑に行われ
る。また、堀り起こされた或いは堀起し中の穴の
内壁は、回転堀削刃13の刃面で保護される。 周壁堀削刃14が堀削空間に相当する周壁に沿
つて切込むので、回転堀削刃13に加わる堀削抵
抗は減少させられる。
以上の説明から明らかなように、この考案の穴
堀機用ドリルは、螺旋刃の先端縁に取付けた回転
堀削刃の回転方向の周縁に周壁堀削刃を設けて構
成したから、堀削空間の周壁に沿つて切込みが行
われるので、回転堀削刃に加わる堀削抵抗がきわ
めて小さくなり、堀削作業を能率よく行うことが
できる。
堀機用ドリルは、螺旋刃の先端縁に取付けた回転
堀削刃の回転方向の周縁に周壁堀削刃を設けて構
成したから、堀削空間の周壁に沿つて切込みが行
われるので、回転堀削刃に加わる堀削抵抗がきわ
めて小さくなり、堀削作業を能率よく行うことが
できる。
第1図はこの考案による穴堀機用ドリルの斜面
図、第2図は第1図部側面図、第3図は第2図
矢視平面図、第4図は従来例の斜面図、第5図は
同一部の側面図である。 11……ドリル軸、12……螺旋刃、13……
回転堀削刃、13a……先端縁、14……周壁堀
削刃、14a……刃縁。
図、第2図は第1図部側面図、第3図は第2図
矢視平面図、第4図は従来例の斜面図、第5図は
同一部の側面図である。 11……ドリル軸、12……螺旋刃、13……
回転堀削刃、13a……先端縁、14……周壁堀
削刃、14a……刃縁。
Claims (1)
- ドリル軸に形成した螺旋刃と、該螺旋刃の堀削
方向先端部に取付けた回転堀削刃と、該回転堀削
刃の回転方向周縁に取付けられた周壁堀削刃とを
備えており、該周壁堀削刃の刃縁が前記回転堀削
刃の刃縁よりも回転方向に関して突出しているこ
とを特徴とする穴堀機用ドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986054076U JPH047242Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986054076U JPH047242Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62169046U JPS62169046U (ja) | 1987-10-27 |
JPH047242Y2 true JPH047242Y2 (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=30880730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986054076U Expired JPH047242Y2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH047242Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5976691U (ja) * | 1982-11-11 | 1984-05-24 | 新井 健二 | 穴掘り具 |
-
1986
- 1986-04-10 JP JP1986054076U patent/JPH047242Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62169046U (ja) | 1987-10-27 |
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