JPH0442359Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0442359Y2 JPH0442359Y2 JP3093485U JP3093485U JPH0442359Y2 JP H0442359 Y2 JPH0442359 Y2 JP H0442359Y2 JP 3093485 U JP3093485 U JP 3093485U JP 3093485 U JP3093485 U JP 3093485U JP H0442359 Y2 JPH0442359 Y2 JP H0442359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile
- casing pipe
- guide groove
- cap
- pile rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 claims description 6
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000009933 burial Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は杭の回転埋設工法における掘削孔の芯
ずれを防止するための杭用ケーシングパイプに関
するものである。
ずれを防止するための杭用ケーシングパイプに関
するものである。
従来の技術
杭の回転埋設工法は第３図に１例を示すごと
く、振れ止め用ローラ３ａを有する特殊掘削ロツ
ド３を用いて、掘削液を吐出しながらプレボーリ
ングを行い、施工地盤に泥土化させた掘削孔を設
け、ロツド引抜後、その掘削孔内に特殊キヤツプ
にセツトした既製杭４を建て込み、かつ沈設・回
転させながら所定地盤に設置する工法である。
く、振れ止め用ローラ３ａを有する特殊掘削ロツ
ド３を用いて、掘削液を吐出しながらプレボーリ
ングを行い、施工地盤に泥土化させた掘削孔を設
け、ロツド引抜後、その掘削孔内に特殊キヤツプ
にセツトした既製杭４を建て込み、かつ沈設・回
転させながら所定地盤に設置する工法である。
考案が解決しようとする問題点
上記するように杭の回転埋設工法においては通
常オーガ機の地上部に取付けてある振れ止めガイ
ドが使用できないので、杭芯位置へのオーガーヘ
ツド建込み後の回転開始時のずれ、および特殊掘
削ロツド３のぶれによる掘削孔の偏心等により杭
芯ずれが発生しやすい欠点がある。
常オーガ機の地上部に取付けてある振れ止めガイ
ドが使用できないので、杭芯位置へのオーガーヘ
ツド建込み後の回転開始時のずれ、および特殊掘
削ロツド３のぶれによる掘削孔の偏心等により杭
芯ずれが発生しやすい欠点がある。
問題点を解決するための手段
本考案の杭用ケーシングパイプは前述の掘削孔
の芯ずれを防止することを目的として考案された
ものであつて、過去においても例えば実開昭56−
73795号の杭芯ケーシングのような同様のケーシ
ングの考案があるが、本考案はこれらと異なり、
杭回転キヤツプを用いてケーシングパイプの沈設
を行う点に最大の特長を有するものである。
の芯ずれを防止することを目的として考案された
ものであつて、過去においても例えば実開昭56−
73795号の杭芯ケーシングのような同様のケーシ
ングの考案があるが、本考案はこれらと異なり、
杭回転キヤツプを用いてケーシングパイプの沈設
を行う点に最大の特長を有するものである。
作 用
本考案のケーシングパイプを使用した施工順序
は次のようになる。
は次のようになる。
(1) 杭回転キヤツプと本考案ケーシングパイプと
をそれぞれに設けた係合爪と安内溝とにより係
合する。
をそれぞれに設けた係合爪と安内溝とにより係
合する。
(2) ケーシングパイプを回転しながら下端の掘削
刃により掘削して所定位置に建込む。
刃により掘削して所定位置に建込む。
(3) 杭回転キヤツプを逆回転させてケーシングパ
イプから取外す。
イプから取外す。
(4) 前記の地中に建込まれたケーシングパイプ内
を回転埋設工法用の特殊掘削ロツドを用いて所
定位置まで掘削しながらプレボーリングを行
い、泥土化させた掘削孔を設ける。
を回転埋設工法用の特殊掘削ロツドを用いて所
定位置まで掘削しながらプレボーリングを行
い、泥土化させた掘削孔を設ける。
(5) 特殊掘削ロツドを引抜く。
(6) ケーシングパイプと掘削孔内に予め杭回転キ
ヤツプと杭回転用案内溝を介して連結された杭
を回転埋設する。
ヤツプと杭回転用案内溝を介して連結された杭
を回転埋設する。
(7) 杭の建込み完了後杭回転キヤツプにより回転
させながらケーシングパイプを引抜く。
させながらケーシングパイプを引抜く。
実施例
第１図Ａ，Ｂは本考案実施の１例を示す杭回転
キヤツプ１およびケーシングパイプ２の各側面図
である。杭回転キヤツプ１は上部の角棒状の駆動
連結部１ａに続く中空円筒状体で外側に係合用爪
１ｂを、また下端から斜方向に切欠かれた杭回転
用案内溝１ｃが設けられている。ケーシングパイ
プ２は前記回転キヤツプ１を内部に昇降できる大
きさの円筒状体で、上端から前記１ｃと同方向の
斜方向に切欠かれた爪案内溝２ａ、側壁に開口し
た排土用開口部２ｂ、および下端に成形した掘削
刃２ｃが設けられる。
キヤツプ１およびケーシングパイプ２の各側面図
である。杭回転キヤツプ１は上部の角棒状の駆動
連結部１ａに続く中空円筒状体で外側に係合用爪
１ｂを、また下端から斜方向に切欠かれた杭回転
用案内溝１ｃが設けられている。ケーシングパイ
プ２は前記回転キヤツプ１を内部に昇降できる大
きさの円筒状体で、上端から前記１ｃと同方向の
斜方向に切欠かれた爪案内溝２ａ、側壁に開口し
た排土用開口部２ｂ、および下端に成形した掘削
刃２ｃが設けられる。
第２図は前述の施工順序を説明するもので、Ａ
は予め杭回転キヤツプ１とケーシングパイプ２と
を、それぞれに附設した係合爪１ｂおよび案内溝
２ａにより係合したものを回転しながら所定位置
に建込んだ状態を示す。Ｂは杭回転キヤツプを逆
回転させて外した後、地中に建込まれたケーシン
グパイプ２内に特殊掘削ロツド３を用いて所定位
置まで掘削しながらプレボーリングを行う状態で
あり、Ｃは特殊掘削ロツド３を引抜いた状態であ
り、Ｄはケーシングパイプ２と掘削孔内に予め回
転キヤツプ１と杭回転用案内溝１ｃを介して連結
された杭４をＡと逆方向に回転埋設する状態を示
す。杭４の建込み完了後は、図示してないが、杭
回転キヤツプ１とケーシングパイプ２とをＡと同
様にして係合した状態でケーシングパイプ２を引
抜いて作業を完了する。
は予め杭回転キヤツプ１とケーシングパイプ２と
を、それぞれに附設した係合爪１ｂおよび案内溝
２ａにより係合したものを回転しながら所定位置
に建込んだ状態を示す。Ｂは杭回転キヤツプを逆
回転させて外した後、地中に建込まれたケーシン
グパイプ２内に特殊掘削ロツド３を用いて所定位
置まで掘削しながらプレボーリングを行う状態で
あり、Ｃは特殊掘削ロツド３を引抜いた状態であ
り、Ｄはケーシングパイプ２と掘削孔内に予め回
転キヤツプ１と杭回転用案内溝１ｃを介して連結
された杭４をＡと逆方向に回転埋設する状態を示
す。杭４の建込み完了後は、図示してないが、杭
回転キヤツプ１とケーシングパイプ２とをＡと同
様にして係合した状態でケーシングパイプ２を引
抜いて作業を完了する。
考案の効果
(1) 杭芯ずれの量を小さくできる。
(2) ケーシングパイプの設置が回転埋設であるか
ら低振動低騒音で簡単にできる。
ら低振動低騒音で簡単にできる。
(3) 特別の設備を必要としないので施工が安価に
できる。
できる。
第１図Ａ，Ｂは本考案実施の１例を示す要部の
側面図、第２図は本考案による施工方法の１例を
示す側断面図、第３図は従来の施工法を示す側断
面図である。図中の符号はそれぞれ下記部材を示
す。 １……杭回転キヤツプ、２……ケーシングパイ
プ、３……特殊ロツド、４……既製杭、１ａ……
駆動連結部、１ｂ……係合爪、１ｃ……杭回転用
案内溝、２ａ……案内溝、２ｂ……排土用開口
部、２ｃ……掘削刃。
側面図、第２図は本考案による施工方法の１例を
示す側断面図、第３図は従来の施工法を示す側断
面図である。図中の符号はそれぞれ下記部材を示
す。 １……杭回転キヤツプ、２……ケーシングパイ
プ、３……特殊ロツド、４……既製杭、１ａ……
駆動連結部、１ｂ……係合爪、１ｃ……杭回転用
案内溝、２ａ……案内溝、２ｂ……排土用開口
部、２ｃ……掘削刃。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 杭回転キヤツプに外挿して相互に上下摺動自
在な大きさの円筒状体で上端から切欠かれた前
記杭回転キヤツプにおける係合爪の案内溝と下
端に形成された掘削刃とを各設けるとともに側
壁に排土用開口部を穿設してなる杭用ケーシン
グパイプ。 ２ 前記案内溝が前記杭回転キヤツプにおける既
製杭との係合用の杭回転用案内溝と逆方向に係
合切欠部を設けてなる実用新案登録請求の範囲
第１項に記載の杭用ケーシングパイプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3093485U JPH0442359Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3093485U JPH0442359Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61152043U JPS61152043U (ja) | 1986-09-19 |
| JPH0442359Y2 true JPH0442359Y2 (ja) | 1992-10-06 |
Family
ID=30531077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3093485U Expired JPH0442359Y2 (ja) | 1985-03-06 | 1985-03-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0442359Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001336379A (ja) | 2000-05-29 | 2001-12-07 | Yokoyama Kiso Koji:Kk | 硬質地盤に対するケーシングの直接打設方法及び装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6839880B1 (ja) * | 2020-08-04 | 2021-03-10 | 株式会社オーク | 掘削装置及びその方法 |
-
1985
- 1985-03-06 JP JP3093485U patent/JPH0442359Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001336379A (ja) | 2000-05-29 | 2001-12-07 | Yokoyama Kiso Koji:Kk | 硬質地盤に対するケーシングの直接打設方法及び装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61152043U (ja) | 1986-09-19 |
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