JPH0471475A - 生花の処理方法 - Google Patents

生花の処理方法

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JPH0471475A
JPH0471475A JP2184255A JP18425590A JPH0471475A JP H0471475 A JPH0471475 A JP H0471475A JP 2184255 A JP2184255 A JP 2184255A JP 18425590 A JP18425590 A JP 18425590A JP H0471475 A JPH0471475 A JP H0471475A
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flowers
flower
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JP2184255A
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Kazumasa Kimoto
一雅 木元
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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  • Storage Of Fruits Or Vegetables (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はバラなどの種々の生花を花びらの形や色を損な
わせることなく、生花組織中の空気を脱気することによ
り、生花の比重を1.00以上にし、水中花のごとく液
中に咲かせるための脱気処理の方法に関するものである
。更に詳しくは、食用孔を用いてゼリー状の食品中に花
が咲いた状態のデザート食品を製造するための生花の処
理の方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、食用の生花を処理する方法として、花を塩に漬け
る方法が一般的に取られているが、これらの方法である
と花の鮮度が落ちてしまうとともに、これらの処理した
花を使用する前に塩抜きを行う必要があり、この塩抜き
が不十分であれは味覚を損なってしまう恐れがあり、又
塩抜き時間が長すぎれば、花が脱色してしまうという問
題が生じてしまう。
又、生花を熱湯状のアルカリ溶液中に浸漬し、アク抜き
処理後食酢処理を行う方法が提案されているが(特開昭
62−205763号公報)、この方法でよ花の鮮度、
が落ちてしまい、アクとともに色も抜けてしまうといっ
た欠点があった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は生花の鮮度を損なうことなく、脱気を行うこと
により、花の比重を1.00以上にすることによって、
ゼリーなどの液中に水中花のように、花の咲いた状態を
保ったデザート食品を得るための生花の処理方法を提供
するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は生花を40〜50°Cの温度であり、0゜5〜
1.5%の食塩水中に浸漬し、50mmHg以下に減圧
し、その後常圧に戻すという操作を10回以上繰り返し
、生花中に含まれる空気を抜き、かわりに食塩水を生花
の中に含浸させることによって生花の比重を1.00以
上にすることによってゼリーなどのデザート食品中に花
が咲いた状態のものを得ることができる。
本発明において、食塩水の温度は40〜50°Cである
ことが必要であり、食塩水の温度が40°C未満であれ
ば減圧状態と常圧状態を数10回以上繰り返しても、生
花中の空気は完全に脱気することは鮭しく、又食塩水の
温度が50℃を越えると生花が熱のため色抜けが起こっ
たり、縮みを生じてしまい、生花としての外観が保てな
くなってしまう。
食塩水の濃度は0.5〜1.5%の範囲とすることが必
要であり、0.5%未満であれば花の比重を上げること
が困難となってしまい、1.5%を越えると花にダメー
ジを与えてしまい、生花としてのはりのある状態の花が
得られなくなってしま又、減圧状態と常圧状態の繰り返
し回数は10回未満では脱気が不十分となってしまい、
また食塩水の花への浸透も十分になされずに、花の比重
を1.00に高めることが困難となってしまう。
減圧状態と常圧状態との繰り返し処理回数は15回以上
となればその効果のうわずみはあまり期待こできず、コ
スト面から限度と考えられる。
(実施例) 実施例1 1%の濃度の食塩水を50°Cに保ち、生花をカゴに入
れ、この食塩水中に沈めt:まま、この系を45mmH
gにまで減圧状態とし、その後−気に常圧に戻す操作を
15回繰り返して処理した。尚、15回の減圧−常圧処
理に要する時間は約20分であった。
処理した花は、花ビラ及び花弁部に含まれる空気が抜け
、食塩水が含浸し花の比重は1.05であった。
この処理した花を透明カップに入れた溶解したゼリー液
中に入れ凝固させたところ、水中花のごとく花の咲いた
状態のエデイプルフラワーゼリーがtFJられた。
比較例1 実施例1の濃度の食塩水の温度を30℃に保ち、この中
に生花を浸漬し、実施例と同様の処理を15回行った。
処理した花は比重が0.98であり、この花を用いてエ
デイプルフラワーゼリーを製造したところ、花の脱気が
不十分であり、花の回りに気泡が発生し、ゼリーが凝固
した後も気泡が残ったままであった。
比較例2 実施例1の濃度の食塩水の温度を70°Cに保ち、この
中に生花を浸漬し、実施例と同様の処理を行い花の脱気
を行ったが、花ビラの色が抜けるとともに縮みか発生し
てしまい、生花のようなはりのあるものが得られなかっ
た。
比較例3 食塩水の替わりにlO%濃度の砂糖水を用いて、この砂
糖水の温度を50°Cに保ち、実施例1と同様の処理を
行ったが、花ビラの色が溶出が見られるとともにハリを
失い良好な花が得られなかった。
比較例4 食塩水の替わりに1%の砂糖水を用い、45℃に保ち、
実施例1と同様の処理をおこなった。
得られた花は比重が0.98であり、脱気が不十分であ
り、溶解したゼリー中に入れたところ花が上方に浮いて
しまい、また花の回りに細かい気泡が発生し、ゼリーが
凝固した後も気泡が消えず、奇麗な水中花の状態のもの
が得られなかった。
比較例5 実施例1において食塩水の替わりに、純水を用い、他は
実施例と全く同じ処理を行ったが得られた花の比重は0
.98であり、脱気が不十分であり、溶解したゼリー中
に入れたところ花の回りに一気泡が発生してしまい、し
かも花が上方に浮いてしまい、奇麗な水中花の状態とな
らなかった。
(発明の効果) 本発明の生花の処理方法により処理した花はエデイプル
フラワーゼリー等を作る時、気泡を含むことなく、 水中花のようにゼリーの中に花が咲い た状態のゼリーかえられた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)生花を40〜50℃の温度の0.5〜1.5%の
    濃度の食塩水中に浸漬し、真空状態が50mmHg以下
    となる状態と常圧状態とを繰り返し行い生花の脱気を行
    うことを特徴とする生花の処理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1043724C (zh) * 1992-12-18 1999-06-23 白坦 食用花饮料的生产方法
FR2807955A1 (fr) * 2000-04-25 2001-10-26 Cirad Procede et dispositif d'impregnation par immersion sous pression variable de produits poreux d'origine animale ou vegetale
CN111583768A (zh) * 2020-06-22 2020-08-25 河南中博生物塑化科技有限公司 植物花朵、果实浸渍标本的制作及保色方法

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FR2807955A1 (fr) * 2000-04-25 2001-10-26 Cirad Procede et dispositif d'impregnation par immersion sous pression variable de produits poreux d'origine animale ou vegetale
CN111583768A (zh) * 2020-06-22 2020-08-25 河南中博生物塑化科技有限公司 植物花朵、果实浸渍标本的制作及保色方法

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