JPH0471065B2 - - Google Patents

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JPH0471065B2
JPH0471065B2 JP17841484A JP17841484A JPH0471065B2 JP H0471065 B2 JPH0471065 B2 JP H0471065B2 JP 17841484 A JP17841484 A JP 17841484A JP 17841484 A JP17841484 A JP 17841484A JP H0471065 B2 JPH0471065 B2 JP H0471065B2
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Nobuo Ishikawa
Akio Takaoka
Taku Isono
Masatoshi Motoyoshi
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野 本発明は式、 [式中、Yは酸素またはイオウを表わし、Rは水
素、アルキル基、アルケニル基、アリルニル基、
ハロアルキル基または置換されてもよいフエニル
基を表わす。] で表わされるイソフタロニトリル系化合物、およ
び該化合物を有効成分として含有する非医療用殺
菌剤に関する。 本発明化合物は、農業用殺菌剤として有用であ
るばかりでなく各種工業製品およびその原材料等
の防菌防黴剤として有用な文献未記載の新規化合
物である。 ロ 従来の技術及び問題点 従来、ハロゲン化芳香族ジニトリルは殺真菌
剤、殺細菌剤および線虫撲滅剤および除草剤とし
て生物学的活性を表わすことは知られている(日
本国特許出願公告昭41−11358)。また、4−アル
コキシ−2,5,6−トリクロロイソフタロニト
ルリ化合物は抗カビ剤として公知となつている
(日本国特許公開昭50−121424)。 近年、各種工業製品およびその原材料等に対す
る細菌、黴、酵母等の微生物による被害が問題視
されている。これらは美観上または保健衛生上の
被害とともに工業製品等の性能および品質を低下
せしめるものであり、その防止対策として、 防菌防黴効果が大きく、広い抗菌スペクトルを
示し、かつ製品の用途に応じた諸性質(耐水性、
耐熱性、耐光性、分解性、安定性等)を有する防
菌防黴剤の開発が求められている。 ハ 問題点を解決するための手段 本発明者らは上記の要件を満たす新規な防菌防
黴剤の開発を目的に各種のイソフタロニトリル系
化合物を合成し、それらの化合物の抗菌活性に関
する研究を進める中で、本発明化合物のすぐれた
防菌防黴特性を見出し、また農業用殺菌剤として
もすぐれた特性のあることを発見し、本発明を完
成させた。 本発明化合物について代表的なものを例示すれ
ば表−1の如くである。
【表】
【表】
【表】 本発明化合物の一般的製法を以下の式と関連さ
せて説明する。 [式中、Yは酸素またはイオウを表わし、Rは水
素、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、
ハロアルキル基、または置換されてもよいフエニ
ル基を表わす。] 原料物質()及び()を溶媒中、若しくは
無溶媒下に混合させることにより、本発明化合物
()が得られる。反応温度としては−20℃から
溶媒の還流温度までである。反応溶媒としては
()自身を溶媒として使用するか、またはアセ
トニトリル、クロロホルム、ジクロロメタン、ベ
ンゼン、トルエン、ジオキサン、エチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、酢酸エチルなどの非プ
ロトン性の溶媒から適当に選択して使用する。さ
らに上記反応においては触媒量、または()の
等モルから10倍モルの塩基を使用することによ
り、反応を進行させることがある。塩基としては
苛性アルカリ、トリエチルアミン、ピリジン、炭
酸アルカリ、フツ化カリウム等から適当に選択し
て使用する。 尚、上記一般式()で示される原料のテトラ
フルオロイソフタロニトリルはテトラクロロイソ
フタロニトリルより公知の方法によつて得ること
ができる〔英国特許1026290(1966);Bull.Chem.
Soc.Japan40,688(1966);化学工業雑誌73,447
(1970);日本特許公告昭41−11358〕。 次に本発明化合物の製造法の具体例を示す。 合成例 1 2,4,5−トリフルオロ−6−ヒドロキシイ
ソフタロニトリル(化合物No.1) テトラフルオロイソフタロニトリル2.0gと苛
性ソーダ0.7gを水40mlに入れ、1.5時間加熱還流
をした。冷後、濃塩酸で中和した後、エーテルで
抽出した。エーテル抽出液は水洗後、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を留去後、得られた粗結
晶をクロロホルムから再結し、目的の化合物No.1
を1.39g得た。 元素分析 C、 測定値 48.32% 計算値 48.5% H 〃 0.51% 〃 0.55% N 〃 14.0 % 〃 14.1 %19 Fnmr(CCl4/DMSOd6)δ 25.5(d,JFF
9.35Hz,1F)43.0(d,JFF=19.6Hz,1F)78.7
(dd,JFF=9.35Hz,JFF=19.6Hz,1F)1 Hnmr(CCl4/DMSOd6)δ2.5(S,1H) 合成例 2 2,4,5−トリフルオロ−6−メトキシイソ
フタロニトリル(化合物No.2) テトラフルオロイソフタロニトリル2.0gをメ
タノール40ml中で時間加熱還流をした。メタノー
ルを減圧で約5分の1容量まで留去した後、氷冷
に注いだ。析出した結晶を取し、水、少量の冷
メタノールで洗い、真空で乾燥すると目的の化合
物No.2が1.6g得られた。19 Fnmr(CCl4/DMSOd6)δ 24(d,JFF=13
Hz,1F)38(d,JFF=20Hz,1F)75(dd,JFF
20Hz,JFF13Hz,1F)1 Hnmr(CCl4/DMSOd6)δ4.3(S,3H) 合成例 3 4−エトキシ−2,5,6−トリフルオロイソ
フタロニトリル(化合物No.3) メタノールの代りにエタノールを用い、合成例
2と同様にして化合物No.3が得られた。収率90
%。19 Fnmr(CCl4/DMSOd6)δ 22.7(d,JFF
10.2Hz,1F)32.7(d,JFF=18.7Hz,1F)75.2
(dd,JFF=18.7Hz,JFF=10.1Hz,1F)1 Hnmr(CCl4/DMSOd6)δ 1.5(t,JHH=8
Hz,3H)4.7(q,JHH=8Hz,2H) 合成例 4 2,5,6−トリフルオロ−4−イソプロポキ
シイソフタロニトルリ(化合物No.6) メタノールの代りに、イソプロパノールを用
い、合成例2と同様にして化合物No.6を得た。収
率86%。 合成例 5 2,4,5−トリフルオロ−6−フエノキシイ
ソフタロニトリル(化合物No.11) テトラフルオロフタロニトリル2.0g、フエノ
ール1.0gおよびフツ化カリウム3gをアセトニ
トリル30ml中で1.5時間加熱還流した。水40mlを
加えた後、反応混合物をクロロホルムで抽出し、
水洗後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去
して残渣2.6gを得た。この粗生成物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイーで処理(溶媒:クロ
ロホルム)して、化合物No.11を結晶として1.7g
(収率64%)得た。19 Fnmr(CCl4/DMSOd6)δ 34.5(d,JFF=12
Hz,1F)57.0(d,JFF=18Hz,1F)85.5(dd,
JFF=18Hz,JFF=12Hz,1F)1 Hnmr(CCl4/DMSOd6)δ7〜8(m) 合成例 6 2,4,5−トリフルオロ−6−(2,6−キ
シリロキシ)−イソフタロニトリル(化合物No.
19) テトラフルオロイソフタロニトリル2.0g(10
×10-3モル)およびフツ化カリウム2.9g(50×
10-3モル)のアセトニトリル(40ml)溶液に−10
℃にて2,6−ジメチルフエノール1.2g(10×
10-3モル)のアセトニトリル溶液(40ml)を滴下
した。反応液を−10゜〜0℃に保ち1時間撹拌後、
不溶のフツ化カリムムを別し減圧下濃縮乾固し
た。この反応生成物をアセトン−シクロヘキサン
混合溶媒に溶かし、化合物No.19を白色結晶として
2.3g(収率77%)得た。19 F−NMR(アセトン) δ26.0(d,JFF=8.7Hz,
1F)41.0(d,JFF=16.4Hz,1F)80.0(dd,JFF
=8.7,16.4Hz,1F)1 H−NMR(CDCl3) δ2.15(S,6H)6.95〜7.1
(m,3H) 合成例 7 4−アリルオキシ−2,5,6−トリフルオロ
イソフタロニトリル(化合物No.9) テトラフルオロイソフタロニトリル2.0g、ア
リルアリコール0.69gおよびフツ素カリウム1.2
gをアカトニトリル10ml中で室温下で12時間撹拌
して反応させた。アセトニトリルを減圧留去して
から四塩化炭素でトリチユレーシヨンし、五酸化
リン存在下で真空乾燥(室温)して、化合物No.9
を2.4g得た。19 Fnmr(CCl4/DMSOd6)δ 25.5(d,JFF=9.0
Hz,1F)39.8(d,JFF=18.4Hz,1F)75.3(m,
1F) 合成例 8 2,4,5−トリフルオロ−6−フエニルチオ
イソフタロニトリル(化合物No.23) テトラフルオロイソフタロニトリル2.0gとフ
ツ化カリウム0.87gをアセトニトリル10mlに溶解
させ、氷水浴で0℃に冷却した後、フエニルメル
カプタン1.1gをシリンジで滴下した。反応液を
0℃前後に保ち、8時間撹拌後、溶媒を減圧留去
した。水50mlを加え、フツ化カリウムを溶解させ
た後、クロロホルムで抽出し、硫酸マグネシウム
で乾燥した。クロロホルムを減圧留去後、得られ
た液体を減圧蒸留し、沸点65〜67℃/0.7mmHgの
化合物No.32を1.8g得た。収率63%。19 Fnmr(CCl4/DMSOd6)δ 23.1(d,JFF
11.9Hz,1F)38.2(d,JFF=18.9Hz,1F)49.4
(dd,JFF=18.9Hz,11.9Hz,1F)1 Hnmr(CCl4/DMSOd6)δ7.4(S) なお、合成例の中で19Fnmrは外部標準として
トリフルオロ酢酸、1Hnmrは内部標準としてテト
ラメチルシランを各々使用して測定した値であ
る。 本発明化合物を有効成分として含有する薬剤は
顕著な抗カビ作用、抗細菌作用を有し、作用スペ
クトルが広い点で優れ、紫外線に対して極めて安
定で農業用殺菌剤として圃場で使用した場合や工
業用防菌防黴剤として屋外で使用した場合の効力
の持続性にすぐれるなどの有用な特性を有する。 この発明の薬剤は、有効成分である上記に説明
し新規な化合物の1種または2種以上を使用目的
によつて適用することによつてすぐれた治療効果
(本薬剤を有害カビ、細菌類の発生部所に直接適
用して初現する効果)及び予防効果(有害カビ、
細菌類の発生の予想される部所に適用して発現す
る効果)を挙げることができる。 この発明の有効成分である化合物を非医療用殺
菌剤として使用する形態はその化合物自体をその
まま使用することができる。また基剤と製剤して
粉剤、水和剤、錠剤、油剤、乳剤、ガス剤、エヤ
ゾール(煙霧剤)、燻煙剤などの剤型として用い
ることができる。 上記基剤としては固体、液体あるいは気体のい
ずれでもよく、またこれらを組合わせてもよい。
薬剤の具体例としては、固体基剤ではタルク、ク
レー、カオリン、けい藻土、炭酸カルシウム、塩
素酸カリウム、シリカ、硝石、木粉、ニトロセル
ロース、殿粉、小麦粉、大豆粉、アラビアゴムな
どが挙げられる。 液体基剤としては、水、有機溶媒が挙げられ
る。有機溶媒にはベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ケロシン、ジーゼル油、燃料油、石油、ナフ
サの如き炭化水素。アセトン、メチルエチルケト
ンおよびシクロヘキサノンの如きケトン。四塩化
炭素、クロロホルム、トリクロロエチレン、パー
クロロエチレンの如き塩素化炭化水素、アミルア
セテートおよびブチルアセテート。エチレングリ
コールのモノアルキルエーテル例えばモノメチル
エーテル、モノエチルエーテルなど。メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、アミルアル
コールの如きアルコール等がある。 また気体の基剤としては、空気、窒素、炭酸ガ
ス、フレオン、プロパン、ブタン等が挙げられ
る。 さらに、この発明の非医療用殺菌剤の製剤上使
用される補助剤(展着剤、乳化剤、分散剤、湿展
剤等)としては非イオン系、アニオン系、カチオ
ン系、両性系の界面活性剤が用いられる。 実施例 1 粉剤 表中にある化合物 3部 クレー 40部 タルク 57部 実施例 2 水和剤 表中にある化合物 75部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル
9部 ホワイトカーボン 16部 この発明の使用形態は必ずしも上述の剤型に限
定されるものではないことはいうまでもない。 この発明の非医療用殺菌剤は広汎な農園芸用作
物の病害の防除に効果的であり、また、工業製品
及び工業材料に悪影響を与える微生物、例えば、
菌類、藻類、バクテリア類およびスライムの有機
体に対しても有効である。その主なものを例示す
れば以下の2群のものが挙げられる。 1群(病害名) 水稲、いもち、ごま葉枯、紋枯、白葉枯病;麦
斑点、雪腐、菌核病;ジヤガ芋 疫、夏疫、黒あ
ざ病;豆類、褐斑、斑、べと、菌核病;タバコ野
火、疫病;茶 赤焼、もち、網もち、炭そ、輪斑
病;ビート、べと、褐斑、苗立枯病;トマトかい
よう、疫、灰色かび、葉かび、萎凋、菌核、苗立
枯、輪紋病;キユウリ 灰色かび、べと、灰色
疫、菌疫、黒星、苗立枯、炭そ、つる枯、つる
割;大根 黒腐、軟腐、萎黄、黒斑、べと病;玉
ネギ 軟腐、べと、灰色腐敗;レタス 軟腐、菌
核病;カンキツ 灰色かび、かいよう、黒星、そ
うか病;リンゴ モニリア、黒星、斑点落葉病;
カキ 灰色かび、円星落葉、角斑落葉、炭そ病;
ナシ 黒星、黒斑病;モモ 灰星、黒星、フオモ
プシス腐敗、せん孔細菌病;ブドウ べと、黒
痘、灰色かび、晩腐病等。 2群(工業製品及び工業材料に悪影響を与える微
生物) Bacilus spp.,Staphylococcus spp.,
Escherichia spp.,Pseudomnas spp,Serratia
spp.,Alternaria spp.,Aspergillus spp.,
Penicillium spp.,Cladosporium spp.,Mucor
spp.,Rhizopus spp.,Gliocladium spp.,
Eurotium spp.,Aureobasidium spp.,
Chaetomium spp.,Fusarium spp.,
Myrothecium spp.,Rhodotorula spp.,
Saccharomyces spp. この発明の非医療用殺菌剤は、有効成分の濃度
を微生物の種類にもよるが1〜1000ppm、好まし
くは10〜500ppmの濃度に調製して使用すること
により、植物の病害を防除することができるばか
りでなく工業製品及び工業材料を微生物の被害か
ら保護することもできる。 この発明による非医療用殺菌剤の有効成分は既
述のようにそれ自体単独で使用することができる
ほか、各種殺虫剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調
整剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、誘引剤、忌避剤、植
物栄養剤、肥料及び土壌構造改良剤と混合して用
いることにより広範囲の効果を期待することがで
きる。 この発明による非医療用殺菌剤は、上述の農園
芸用殺菌剤としての他に、微生物により悪影響を
得けうる工業製品及び工業材料例えば、プラスチ
ツク、プラスター、ジユータン接着剤、乳化剤、
塗料、コーテイング剤、皮革、にかわ、木材、織
物、紙及び厚紙を微生物の攻撃または破壊から保
護することができる。また工業材料と関連して生
産工場の一部分、例えば微生物によつて悪影響を
受ける冷却水循環系及び冷却用潤滑油循環系も言
及することができる。 ニ 発明の効果 以下、本発明化合物の効果を具体的に説明する
ため、代表的な試験例を示す。但し、これらは単
なる例示であり、本発明の適用例はこれらのみに
限られないことは言うまでもない。 試験例 1 植物病源菌に対する抗菌力試験 <試験方法> 所定の培地に培養した植物病源菌の分生胞子を
PSA倍地に均一に混合し、所定の容器に一定量
を流し込み均一なプレートをつくる。固化した後
に所定の濃度の薬剤の一定量を吸収させ風乾させ
た直径8mmの紙をのせて48時間培養後に生じた
阻止円の直径を測定する。 但し連数は2連とする。 <試験結果>
【表】
【表】 試験例 2 梨黒斑病効力試験 <試験方法> 梨(品種:二十世紀)の展開葉に、所定濃度に
希釈した薬液を葉5枚当り20ml噴霧散布し、室内
で風乾した。 風乾後、アンズ培地で培養したAlternaria
Klkuchianaの分生胞子を噴霧接種し、直ちに25
℃、湿度100%の条件下に3日間静置し、3日後
に発病面積を調査した。 但し、連数は5連とする。 <試験結果>
【表】 試験例 3 稲いもち病効力試験 <試験方法> 鉢植えの3葉期の稲(品種:十石)に所定濃度
の薬液の200/10a相当量を噴霧散布した後に
温室内で風乾した。風乾後、培養した稲いもち病
菌の分生胞子を顕微鏡100倍1視野当り40個にな
るように調整した胞子懸濁液を噴霧接種し、直ち
に23℃、湿度100%の暗黒条件下に置いた。48時
間後に取り出して温室内に放置し、接種10日後に
発病程度を調査し、以下の様に防除価を算定し
た。 但し、連数は3連とする。 発病数=Σnf/Σ4N n:発病程度別葉数 f:発病程度別指数 N:調査葉数
【表】 <試験結果>
【表】 試験例 4 寒天希釈画線法による胞子に対する抗菌スペク
トル試験 所定濃度の各薬剤を含んだジヤガイモ寒天培地
をペトリ皿に10ml流し固化した後、あらかじめ同
培地に培養した各供試菌の胞子懸濁液(40個の胞
子/×400 1視野)を1白金耳ずつ画線状に接種
し、28℃の恒温室に3日間放置した後発育の有無
を調査し、最小阻止濃度(MIC)を測定した。 但し、連数は4連とする。 <試験結果>
【表】 菌 名 B:Aspergillus niger D:Gliocladium
virens A:Ponicillium funiculosmu C:Fusarium proliferatum E:Rhizopus stolonifer 試験例 5 寒天希釈法による菌糸に対する抗菌スペクトル
試験 所定濃度の各薬剤を含んだジヤガイモ寒天培地
をペトリ皿に10ml流し固化した後、あらかじめ同
平板培地に培養した各供試菌の菌叢先端部分を直
径8mmのコルクボーラーで打ちぬき、薬剤含有培
地上に接種し、28℃の恒温室に3日間放置した
後、発育の有無を調査し、最小阻止濃度(MIC)
を測定した。但し、連数は4連とする。 <試験結果>
【表】 菌名は試験例4に同じ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 [式中、Yは酸素またはイオウを表わし、Rは水
    素、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、
    ハロアルキル基または置換されてもよいフエニル
    基を表わす。] のイソフタロニトリル系化合物。 2 式 [式中、Yは酸素またはイオウを表わし、Rは水
    素、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、
    ハロアルキル基、または置換されてもよいフエニ
    ル基を表わす。] のイソフタロニトリル系化合物を有効成分とする
    非医療用殺菌剤。
JP17841484A 1984-08-29 1984-08-29 フツ素化イソフタロニトリル系化合物及び非医療用殺菌剤 Granted JPS6157542A (ja)

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GB08521070A GB2165239B (en) 1984-08-29 1985-08-22 Fluorinated isophthalonitrile compound and nonmedical fungicide containing the same
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JP2007039427A (ja) * 2005-07-01 2007-02-15 Nippon Shokubai Co Ltd フタロニトリル化合物、その製造方法及び用途

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