JPH0470607B2 - - Google Patents
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- JPH0470607B2 JPH0470607B2 JP59237993A JP23799384A JPH0470607B2 JP H0470607 B2 JPH0470607 B2 JP H0470607B2 JP 59237993 A JP59237993 A JP 59237993A JP 23799384 A JP23799384 A JP 23799384A JP H0470607 B2 JPH0470607 B2 JP H0470607B2
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- lens
- cam
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- cylindrical
- lens group
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/02—Objectives
- G02B21/025—Objectives with variable magnification
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B21/00—Microscopes
- G02B21/24—Base structure
- G02B21/241—Devices for focusing
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
- G02B7/10—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は変倍装置に関し、特に、変倍光学系の
2群を移動させて変倍を行なう顕微鏡の変倍装置
として最適なものである。
2群を移動させて変倍を行なう顕微鏡の変倍装置
として最適なものである。
(発明の背景)
従来の一般的な変倍装置は第9図に示した如く
である。
である。
すなわち、円筒形の匡体1には結像レンズl1が
固定され、匡体1の外周には変倍環7を有する円
筒カム2が嵌合している。円筒カム2には螺旋状
の2つのカム溝2a,2bが逆方向に形成されて
いる。匡体1の内周には変倍用の第1レンズ群
(レンズ1枚の場合も含む)l2を保持した第1レ
ンズケース4と、変倍用の第2レンズ群(レンズ
1枚の場合も含む)l3を保持した第2レンズケー
ス9が嵌合している。匡体1には、第1レンズケ
ース4と第2レンズケース9の各々の移動範囲に
対応させて直線貫通溝1a,1bが形成されてい
る。第1レンズケース4に固定した第1連結ピン
5は、直線貫通溝1aを通してカム溝2aに嵌入
され、第2レンズケース9に固定した第2連結ピ
ン6は、直線貫通溝1bを通してカム溝2bに嵌
入されている。匡体1の下端には対物レンズl4を
保持した固定レンズケース90が螺合され、円筒
カム2の下方への抜け止めを果している。また、
円筒カム2の上方への移動を制限するための制限
環91が匡体1と円筒カム2との間に設けられて
いる。
固定され、匡体1の外周には変倍環7を有する円
筒カム2が嵌合している。円筒カム2には螺旋状
の2つのカム溝2a,2bが逆方向に形成されて
いる。匡体1の内周には変倍用の第1レンズ群
(レンズ1枚の場合も含む)l2を保持した第1レ
ンズケース4と、変倍用の第2レンズ群(レンズ
1枚の場合も含む)l3を保持した第2レンズケー
ス9が嵌合している。匡体1には、第1レンズケ
ース4と第2レンズケース9の各々の移動範囲に
対応させて直線貫通溝1a,1bが形成されてい
る。第1レンズケース4に固定した第1連結ピン
5は、直線貫通溝1aを通してカム溝2aに嵌入
され、第2レンズケース9に固定した第2連結ピ
ン6は、直線貫通溝1bを通してカム溝2bに嵌
入されている。匡体1の下端には対物レンズl4を
保持した固定レンズケース90が螺合され、円筒
カム2の下方への抜け止めを果している。また、
円筒カム2の上方への移動を制限するための制限
環91が匡体1と円筒カム2との間に設けられて
いる。
従つて、円筒カム2の変倍環7を回転すると、
第1レンズケース4と第2レンズケース9とは逆
方向に移動する。
第1レンズケース4と第2レンズケース9とは逆
方向に移動する。
ところが、このような構造の場合、変倍比が大
きくなつて倍率が上がるに従い、第1レンズケー
ス4、第2レンズケース9の移動範囲が広がり、
その結果、匡体1の長さが一定の場合、レンズケ
ース4,9の匡体1との嵌合長を短かくせざるを
えず、移動途中、レンズケース4,9の傾れ量が
大きくなる。
きくなつて倍率が上がるに従い、第1レンズケー
ス4、第2レンズケース9の移動範囲が広がり、
その結果、匡体1の長さが一定の場合、レンズケ
ース4,9の匡体1との嵌合長を短かくせざるを
えず、移動途中、レンズケース4,9の傾れ量が
大きくなる。
レンズケース4,9が倒れることにより結像面
上で像が前後、左右光軸方向に移動する。この傾
向は倍率が上るに従い顕著となり、実体顕微鏡な
どでは左右光軸の狂いを生ずる。またこの倒れは
光学諸収差に悪影響を与える欠点があつた。
上で像が前後、左右光軸方向に移動する。この傾
向は倍率が上るに従い顕著となり、実体顕微鏡な
どでは左右光軸の狂いを生ずる。またこの倒れは
光学諸収差に悪影響を与える欠点があつた。
光学系を変更し、嵌合長を大きくとることも可
能であるが、匡体1が長くなり、装置全体を大型
化せざるを得ないという欠点があつた。
能であるが、匡体1が長くなり、装置全体を大型
化せざるを得ないという欠点があつた。
(発明の目的)
本発明はこれらの欠点を解決し、小型でかつ光
学的諸性能に悪影響を及ぼさない程度充分に嵌合
長を取ることのできる変倍装置を得ることを目的
とする。
学的諸性能に悪影響を及ぼさない程度充分に嵌合
長を取ることのできる変倍装置を得ることを目的
とする。
(発明の概要)
本発明は、第1レンズ群l2と第2レンズ群l2と
を光軸方向へ移動させることによつて変倍を行う
変倍装置であつて、前記両レンズ群l2,l3の移動
を制御するための円筒カム2の外側に前記両レン
ズ群l2,l3を配設した変倍装置において、前記円
筒カム2に、少なくとも一方が内側から外側に貫
通する2つのカム溝2a,2bを形成すると共
に、前記円筒カム2の内周に嵌合する案内棒3
と、前記案内棒3に固定されると共に、前記一方
のカム溝2bを貫通して前記第2レンズ群l3に結
合した第1連結ピン6と、前記円筒カム2の外周
に嵌合すると共に、前記第1レンズ群l2と一体に
設けられた筒状の可動部材4と、前記可動部材4
と一体であつて、前記2つのカム溝2a,2bの
他方2aに嵌合する第2連結ピン5と、前記円筒
カム2の回転駆動手段7,11a,11bと、前
記案内棒3と前記可動部材4の回転を制限する回
転制限手段8と、前記第1連結ピン6と前記可動
部材4との干渉を避けるために、前記可動部材4
に形成した逃げ溝4aと、を有することを特徴と
する。
を光軸方向へ移動させることによつて変倍を行う
変倍装置であつて、前記両レンズ群l2,l3の移動
を制御するための円筒カム2の外側に前記両レン
ズ群l2,l3を配設した変倍装置において、前記円
筒カム2に、少なくとも一方が内側から外側に貫
通する2つのカム溝2a,2bを形成すると共
に、前記円筒カム2の内周に嵌合する案内棒3
と、前記案内棒3に固定されると共に、前記一方
のカム溝2bを貫通して前記第2レンズ群l3に結
合した第1連結ピン6と、前記円筒カム2の外周
に嵌合すると共に、前記第1レンズ群l2と一体に
設けられた筒状の可動部材4と、前記可動部材4
と一体であつて、前記2つのカム溝2a,2bの
他方2aに嵌合する第2連結ピン5と、前記円筒
カム2の回転駆動手段7,11a,11bと、前
記案内棒3と前記可動部材4の回転を制限する回
転制限手段8と、前記第1連結ピン6と前記可動
部材4との干渉を避けるために、前記可動部材4
に形成した逃げ溝4aと、を有することを特徴と
する。
(実施例)
第1図は本発明の第1実施例であつて、第2図
は第1図の主要部分の外観斜視図である。匡体1
には円筒カム2が変倍環7、軸受10を介してピ
ポツト11a,11bによつて回転可能に取付け
られている。円筒カム2には2つのカム溝2a,
2bが設けられ、カム溝2bは内側から外側に貫
通して形成されている。円筒カム2の外周にはレ
ンズケース4が、内周には案内棒3が摺動可能に
嵌合している。
は第1図の主要部分の外観斜視図である。匡体1
には円筒カム2が変倍環7、軸受10を介してピ
ポツト11a,11bによつて回転可能に取付け
られている。円筒カム2には2つのカム溝2a,
2bが設けられ、カム溝2bは内側から外側に貫
通して形成されている。円筒カム2の外周にはレ
ンズケース4が、内周には案内棒3が摺動可能に
嵌合している。
レンズケース4には連結ピン5が固定され、連
結ピン5の先端はカム溝2aに嵌合している。案
内棒3には連結ピン6が固定され、連結ピン6は
カム溝2bを貫通してレンズケース9に固設され
ている。レンズケース4の一部には、第2レンズ
群l3が第1レンズ群l2に接近したとき、連結ピン
6とレンズケース4が干渉しないよう逃げ溝4a
が設けられている。
結ピン5の先端はカム溝2aに嵌合している。案
内棒3には連結ピン6が固定され、連結ピン6は
カム溝2bを貫通してレンズケース9に固設され
ている。レンズケース4の一部には、第2レンズ
群l3が第1レンズ群l2に接近したとき、連結ピン
6とレンズケース4が干渉しないよう逃げ溝4a
が設けられている。
また、円筒カム2を回転させたときレンズケー
ス4,9が回転しないよう、匡体1に固設した回
転止め用丸棒8にレンズケース4,9の一部が係
合している。
ス4,9が回転しないよう、匡体1に固設した回
転止め用丸棒8にレンズケース4,9の一部が係
合している。
変倍環7を廻すと、前述のようにレンズケース
4,9は丸棒8により回転止めされているので、
連結ピン5と連結ピン6はカム溝2a,2bに沿
つて移動しレンズケース4,9は上下動する。こ
の際、逃げ溝4aのために、案内棒3はレンズケ
ース4の内側に入り込むことができ、その分嵌合
長を長くとれるので全長を短くでき、また、変倍
用の第1レンズ群l2と第2レンズ群l3を十分接近
させることができる。
4,9は丸棒8により回転止めされているので、
連結ピン5と連結ピン6はカム溝2a,2bに沿
つて移動しレンズケース4,9は上下動する。こ
の際、逃げ溝4aのために、案内棒3はレンズケ
ース4の内側に入り込むことができ、その分嵌合
長を長くとれるので全長を短くでき、また、変倍
用の第1レンズ群l2と第2レンズ群l3を十分接近
させることができる。
なお、連結ピン6とレンズケース9は一体化し
案内棒3に固定しても差使えない。
案内棒3に固定しても差使えない。
第3図から第6図は本発明を内斜系実体顕微鏡
の結像系に応用した第2実施例を示し、第3図は
断面図、第4図は第3図のA〜A′断面図、第5
図はB〜B′断面図、第6図はC〜C′断面図であ
る。
の結像系に応用した第2実施例を示し、第3図は
断面図、第4図は第3図のA〜A′断面図、第5
図はB〜B′断面図、第6図はC〜C′断面図であ
る。
また、第7図、第8図は第2実施例の主要部分
の外観斜視図である。匡体1には円筒カム2が変
倍環7、軸受10を介して、ピポツト11a,1
1bにより回転可能に取付けられている。
の外観斜視図である。匡体1には円筒カム2が変
倍環7、軸受10を介して、ピポツト11a,1
1bにより回転可能に取付けられている。
円筒カム2の外周には、カムフオロアー4′が
摺動可能に嵌合しており、カムフオロアー4′の
両脇にはレンズケース12a,12bを連動させ
て光軸方向へ移動させるためのピン溝4′a,
4′bが設けられている(第4図)。
摺動可能に嵌合しており、カムフオロアー4′の
両脇にはレンズケース12a,12bを連動させ
て光軸方向へ移動させるためのピン溝4′a,
4′bが設けられている(第4図)。
円筒カム2の内周には案内棒3が摺動可能に嵌
合しており、案内棒3には連結ピン6を介してカ
ムフオロアー9′が固設されている。カムフオロ
アー9′の両脇には可動レンズケース15a,1
5bを連動させて光軸方向へ移動させるためのピ
ン溝9′a,9′bが設けられている(第5図)。
合しており、案内棒3には連結ピン6を介してカ
ムフオロアー9′が固設されている。カムフオロ
アー9′の両脇には可動レンズケース15a,1
5bを連動させて光軸方向へ移動させるためのピ
ン溝9′a,9′bが設けられている(第5図)。
カムフオロアー4′,9′は匡体1に固設された
丸棒8により回転止めされている(第4図、第5
図)。
丸棒8により回転止めされている(第4図、第5
図)。
一方、レンズケース12a,12bは、内斜角
だけ傾けて匡体1に固設された案内棒13a,1
3cに嵌合すると共に、係合ピン14a,14b
が各々カムフオロアー4′のピン溝4′a,4′b
に係合し、かつ、案内棒13b,13dに突起1
2a′,12b′が係接して回転止めが行なわれてい
る。図には示していないが、レンズケース12
a,12bは実際には互いにばねによつて引つ張
られており、従つて、レンズケース12a,12
bの突起12a′,12b′は常に案内棒13b,1
3dに係接している。レンズケース12a,12
bが案内棒13a,13cに沿つて上下動する
と、案内棒13a,13cが内斜角だけ傾けて設
けられているため、レンズケース12a,12b
は横移動するが、カムフオロアー4′のピン溝
4′a,4′bは、レンズケース12a,12bの
この横移動を許容し、かつレンズケース12a,
12bを案内棒13a,13cに沿つて移動せし
めるように形成されている。
だけ傾けて匡体1に固設された案内棒13a,1
3cに嵌合すると共に、係合ピン14a,14b
が各々カムフオロアー4′のピン溝4′a,4′b
に係合し、かつ、案内棒13b,13dに突起1
2a′,12b′が係接して回転止めが行なわれてい
る。図には示していないが、レンズケース12
a,12bは実際には互いにばねによつて引つ張
られており、従つて、レンズケース12a,12
bの突起12a′,12b′は常に案内棒13b,1
3dに係接している。レンズケース12a,12
bが案内棒13a,13cに沿つて上下動する
と、案内棒13a,13cが内斜角だけ傾けて設
けられているため、レンズケース12a,12b
は横移動するが、カムフオロアー4′のピン溝
4′a,4′bは、レンズケース12a,12bの
この横移動を許容し、かつレンズケース12a,
12bを案内棒13a,13cに沿つて移動せし
めるように形成されている。
また、レンズケース15a,15bは内斜角だ
け傾けて匡体1に固設された案内棒13b,13
dに嵌合すると共に、係合ピン14b,14dが
各々カムフオロアー9′のピン溝9′a,9′bに
係合し、かつ、案内棒13a,13cに突起15
a′,15b′が係接して回転止めが行なわれてい
る。レンズケース15a,15bも不図示のばね
によつて互いに引つ張られており、従つてレンズ
ケース15a,15bの突起15a′,15b′は常
に案内棒13a,13cに係接している。そして
カムフオロアー9′のピン溝9′a,9′bは、レ
ンズケース15a,15bの案内棒13b,13
dに沿つた上下移動に伴なう横移動を許容するよ
うに形成されている。そして、レンズケース12
aには突起15a′の移動を許容するための逃げ溝
が、また、レンズケース15aには突起12a′の
移動を許容する逃げ溝が第8図のように設けられ
ている。図には示していないが、レンズケース1
2bと15bにも同様の逃げ溝が設けられてい
る。
け傾けて匡体1に固設された案内棒13b,13
dに嵌合すると共に、係合ピン14b,14dが
各々カムフオロアー9′のピン溝9′a,9′bに
係合し、かつ、案内棒13a,13cに突起15
a′,15b′が係接して回転止めが行なわれてい
る。レンズケース15a,15bも不図示のばね
によつて互いに引つ張られており、従つてレンズ
ケース15a,15bの突起15a′,15b′は常
に案内棒13a,13cに係接している。そして
カムフオロアー9′のピン溝9′a,9′bは、レ
ンズケース15a,15bの案内棒13b,13
dに沿つた上下移動に伴なう横移動を許容するよ
うに形成されている。そして、レンズケース12
aには突起15a′の移動を許容するための逃げ溝
が、また、レンズケース15aには突起12a′の
移動を許容する逃げ溝が第8図のように設けられ
ている。図には示していないが、レンズケース1
2bと15bにも同様の逃げ溝が設けられてい
る。
このように構成されているから、変倍環7を回
転すると円筒カム2が回転し、従つて、カム溝2
a,2b、連結ピン5,6を介してカムフオロア
ー4′,9′が上下動する(カムフオロアー4′,
9′は丸棒8によつて回転止めがなされている)。
カムフオロアー4′の上下動は、ピン溝4′a,
4′b,9′a,9′b、係合ピン14a,14c,
14b,14dを介して、レンズケース12a,
12b,15a,15bに伝達され、レンズケー
ス12a,12b,15a,15bは案内棒13
a,13c,13b,13dに沿つて上下動され
る。レンズケース12aと15a、レンズケース
12b,15bが接近すると、案内棒3はカムフ
オロアー4′の内側に入り込むと共に、連結ピン
6はカムフオロアー4′の逃げ溝4′aのためにカ
ムフオロアー4′と干渉することはない。
転すると円筒カム2が回転し、従つて、カム溝2
a,2b、連結ピン5,6を介してカムフオロア
ー4′,9′が上下動する(カムフオロアー4′,
9′は丸棒8によつて回転止めがなされている)。
カムフオロアー4′の上下動は、ピン溝4′a,
4′b,9′a,9′b、係合ピン14a,14c,
14b,14dを介して、レンズケース12a,
12b,15a,15bに伝達され、レンズケー
ス12a,12b,15a,15bは案内棒13
a,13c,13b,13dに沿つて上下動され
る。レンズケース12aと15a、レンズケース
12b,15bが接近すると、案内棒3はカムフ
オロアー4′の内側に入り込むと共に、連結ピン
6はカムフオロアー4′の逃げ溝4′aのためにカ
ムフオロアー4′と干渉することはない。
従つて、カムフオロアー4′と案内棒3の嵌合
の方向を互いに干渉する方向に取ることができる
ので、充分な嵌合長を確保しつつ全長をコンパク
トにすることができる。
の方向を互いに干渉する方向に取ることができる
ので、充分な嵌合長を確保しつつ全長をコンパク
トにすることができる。
なお、第4図、第5図、第6図、第8図のレン
ズ群l′1,l′2,l′3,l′4はレンズ群l1,l2,l3,l4
に対
応するものである。
ズ群l′1,l′2,l′3,l′4はレンズ群l1,l2,l3,l4
に対
応するものである。
また、実際の観察は、例えば第6図の結像レン
ズ群l1,l′1の上方に配設した像回転プリズムと接
眼レンズを介して行なわれる。
ズ群l1,l′1の上方に配設した像回転プリズムと接
眼レンズを介して行なわれる。
(発明の効果)
以上のように本発明の変倍装置によれば、変倍
用レンズ群の移動を制御するための円筒カムの外
側に変倍用レンズ群を配設した変倍装置におい
て、移動するレンズケースの嵌合長を充分に確保
することが可能でありかつ装置全体の大きさをコ
ンパクトにすることができる。
用レンズ群の移動を制御するための円筒カムの外
側に変倍用レンズ群を配設した変倍装置におい
て、移動するレンズケースの嵌合長を充分に確保
することが可能でありかつ装置全体の大きさをコ
ンパクトにすることができる。
更に本発明の変倍装置を実体顕微鏡の変倍装置
として使用すれば、変倍比(ズーム比)を上げて
もコンパクトで、かつ、倍率を上げても変倍レン
ズ群を安定に移動させることができるので、性能
の安定した実体顕微鏡を作ることができる。
として使用すれば、変倍比(ズーム比)を上げて
もコンパクトで、かつ、倍率を上げても変倍レン
ズ群を安定に移動させることができるので、性能
の安定した実体顕微鏡を作ることができる。
第1図は本発明による変倍装置の第1実施例の
断面図、第2図は第1図の主要部の斜視図、第3
図は本発明の第2実施例の断面図、第4図は第3
図のA〜A′断面図、第5図は第3図のB〜B′断
面図、第6図は第3図のC〜C′断面図、第7図は
第3図の主要部分の斜視図、第8図は第6図の主
要部分の斜視図、第9図は従来の装置の断面図で
ある。 (主要部分の符号の説明)、l2,l′2…第1レン
ズ群、l3,l′3…第2レンズ群、1…匡体、2…円
筒カム、2a,2b…カム溝、3…案内棒、4,
9,12a,12b,15a,15b…レンズケ
ース、4′,9′…カムフオロアー、4a,4a′…
逃げ溝、5,6…連結ピン、4′a,4′b,9′
a,9′b、…ピン溝、14a,14b,14c,
14d…係合ピン。
断面図、第2図は第1図の主要部の斜視図、第3
図は本発明の第2実施例の断面図、第4図は第3
図のA〜A′断面図、第5図は第3図のB〜B′断
面図、第6図は第3図のC〜C′断面図、第7図は
第3図の主要部分の斜視図、第8図は第6図の主
要部分の斜視図、第9図は従来の装置の断面図で
ある。 (主要部分の符号の説明)、l2,l′2…第1レン
ズ群、l3,l′3…第2レンズ群、1…匡体、2…円
筒カム、2a,2b…カム溝、3…案内棒、4,
9,12a,12b,15a,15b…レンズケ
ース、4′,9′…カムフオロアー、4a,4a′…
逃げ溝、5,6…連結ピン、4′a,4′b,9′
a,9′b、…ピン溝、14a,14b,14c,
14d…係合ピン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1レンズ群l2と第2レンズ群l3とを光軸方
向へ移動させることによつて変倍を行う変倍装置
であつて、前記両レンズ群l2,l3の移動を制御す
るための円筒カム2の外側に前記両レンズ群l2,
l3を配設した変倍装置において、 前記円筒カム2に、少なくとも一方が内側から
外側に貫通する2つのカム溝2a,2bを形成す
ると共に、 前記円筒カム2の内周に嵌合する案内棒3と、 前記案内棒3に固定されると共に、前記一方の
カム溝2bを貫通して前記第2レンズ群l3に結合
した第1連結ピン6と、 前記円筒カム2の外周に嵌合すると共に、前記
第1レンズ群l2と一体に設けられた筒状の可動部
材4と、 前記可動部材4と一体であつて、前記2つのカ
ム溝2a,2bの他方2aに嵌合する第2連結ピ
ン5と、 前記円筒カム2の回転駆動手段7,11a,1
1bと、 前記案内棒3と前記可動部材4の回転を制限す
る回転制限手段8と、 前記第1連結ピン6と前記可動部材4との干渉
を避けるために前記可動部材4に形成した逃げ溝
4aと、 を有することを特徴とする変倍装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59237993A JPS61116310A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 変倍装置 |
US06/794,547 US4650296A (en) | 1984-11-12 | 1985-11-04 | Magnification changing mechanism of a microscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59237993A JPS61116310A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 変倍装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61116310A JPS61116310A (ja) | 1986-06-03 |
JPH0470607B2 true JPH0470607B2 (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=17023529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59237993A Granted JPS61116310A (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 | 変倍装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4650296A (ja) |
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1985
- 1985-11-04 US US06/794,547 patent/US4650296A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS61116310A (ja) | 1986-06-03 |
US4650296A (en) | 1987-03-17 |
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