JPH0469563A - 被膜欠陥検査方法と装置 - Google Patents

被膜欠陥検査方法と装置

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JPH0469563A
JPH0469563A JP18134290A JP18134290A JPH0469563A JP H0469563 A JPH0469563 A JP H0469563A JP 18134290 A JP18134290 A JP 18134290A JP 18134290 A JP18134290 A JP 18134290A JP H0469563 A JPH0469563 A JP H0469563A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は2缶詰用の缶体や蓋などの素材となる有機被膜
被覆金属ウェブの被膜欠陥検査方法およびその装置に関
する。 (従来の技術) プラスチックフィルムなどの有機被膜が被覆された金属
ウェブ、すなわち有機被膜被覆金属ウェブの被膜の欠陥
は、従来作業員が肉視によって行なっていた。そのため
ピンホールなどの微細な欠陥の検出は困難であった。 ところが有機被膜被覆金属ウェブを素材とした缶詰用の
缶体などの場合、ピンホールを含む被膜部分が缶体内面
側にあると、ピンホールを通過した内容液によって有機
被膜被覆金属ウェブの金属が腐食されるという問題を生
じ易い。 (発明が解決しようとする課題) 本発明は、有機被膜におけるピンホールなどの微細な欠
陥をも、容易にかつ自動的に検出することが可能な、有
機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥検査方法およびその装
置を提供することを目的とする。 (課題を解決するための手段) 本発明の有機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥検査方法は
、有機被膜被覆金属ウェブを電極ロールに巻き付けて移
動させながら、該ウェブの金属と該電極ロールの間に電
圧を印加し、流れる電流に基いて、該電極ロールと接触
する側の有機被膜における欠陥の有無を判別することを
特徴とする(以下第1方法発明と呼ぶ)。 本発明の他の有機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥検査方
法は、有機被膜被覆金属ウェブを、電気絶縁体を介して
軸方向に互いに接続する複数の導電性ロール体を備え、
かつ該電気絶縁体が他の電極ロールの該導電性ロール体
に対向するように該ウェブの移動方向に沿って配設され
た。第1の電極ロールおよび第2の電極ロールに巻き付
けて移動させながら、該ウェブの金属と各電極ロールの
間に電圧を印加し、流れる電流に基づいて、各電極ロー
ルと接触する側の有機被膜における欠陥の有無を判別す
ることを特徴とする(以下第2方法発明と呼ぶ)。 本発明の有機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥検査方法に
おいて、電流が所定値を越えたとき、電圧を極く短時間
内に低下または0にするにすることが好ましい。 本発明の有機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥検査装置は
、電極ロール;該ウェブの検査されるべき有機被膜側を
該電極ロールに巻き付けるための、該電極ロールの入口
側および出口側に配設された保持ロール、該ウェブの金
属と該電極ロールの間に電圧を印加するための電源、お
よび欠陥に基づいて流れる電流を検出する装置を備える
ことを特徴とする(以下第1装置発明と呼ぶ)。 本発明の他の有機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥検査装
置は、電気絶縁体を介して軸方向に互いに接続する複数
の導電性ロール体を有し、かつ該電気絶縁体が他の電極
ロールの該導電性ロール体に対向するように、該ウェブ
の移動方向に沿って拳 配設された。第1の電極ロールおよび第2の電極ロール
;該ウェブの検査されるべき有機被膜側を第1の電極ロ
ールおよび第2の電極ロールに巻き付けるための、第1
の電極ロールの入口側、第1の電極ロールと第2の電極
ロールの中間および第2の電極ロールの出口側に配設さ
れた保持ロール、該ウェブの金属と、第1の電極ロール
および第2の電極口=ルの間に電圧を印加するための電
源:および欠陥に基づいて流れる電流を検出する装置を
備えることを特徴とする(以下第2装置発明と呼ぶ)。 (作用) 第1方法発明の場合、有機被膜被覆金属ウェブを電極τ
1−ルに巻き付けて移動さする。そのためつj〜ブを高
速で移1!lIさせ、しかも欠陥部がビン小ルのような
微細な欠陥の場合であ−〕てt、)、ウェブの金属と電
極[コールの間に電圧を印加1.たさい、(の欠陥部を
通−]で放電電流が流れるに、−4分な接触時間をウゴ
〜ブと電極ロールの間に確保(ることができる。 そのためこの流れる電流に基いて、電極ロールと接触す
る側の有機被膜における微細な欠陥の有無を容易に、か
つ自動的に判別するCとができる第2方法発明の場合、
有機被膜被覆金属ラボツブを、電気絶縁体を介して軸方
向に互いに接続する複数の導電f’7 o−単体を備え
、か−)電気絶縁体が他の電極ロールの導電性ロール体
に対向するようにウェブの移動方向に沿って配設された
。第1の電極L7−ルおよび第2の電極ロールに巻き付
けて移動させる1巻き付けによる作用は第1方法発明の
場合と同じである。 つj−ブの幅が大きく、従って電極し】〜ルが長く、か
−)単体の場合、つ丁ブの金属と単体の電極ロールの間
に電Y1゜を印加したさい蓄積釘る電荷量が大きく、そ
のため放電電流も大きくなっr、h9゜電が起こ、たl
1iU  ル部分が損傷し易い。 しかしながら電気絶縁体を介〔5で軸ツノ向にLl−い
に接続する複数の導電性口 単体を備える電極[1−ル
、すなわち電気絶縁体を介して軸方向に例えばn個に等
分割された電極+1−ルの場合は、各導電性Ul−ル単
体ウコブの間に蓄積する電荷量は中体電flfi、 O
ルの場合の1]分の1となる。従−〕でその割合で放電
電流ら小さくなり、導電性!11111−ル体の損傷も
起(一つ難くなる。 欠陥部が第1の電極ロールの電気絶縁体の部分を通過し
、たさいは、第1の電極ロールでは検査漏れとなるが、
電気絶縁体が他の電極ロールの導電ff、 D  単体
に対向するようにウェブの移動方向に沿って配設されて
いるので、当該欠陥部は第2の電極ロールを通過のさい
検出される。 電極ロールの放電による損傷の見地から、第1方法発明
は、1′ノエブの幅が比較的狭い場合に、また第2方法
発明は、つ玉ブの幅が広い場合に好まし、く適用される
。 電流が所定値を越えたとき、電圧を極く短時間内に低ト
またはOにすることによって、放電電流を実質的に0に
(ることができるので、放電に基づく電極D−ルの損傷
を防止することができる。 第1装置発明の装置は、有機被膜被覆金属つj=ブの検
査されるべき有機被膜側を電極
【1−ルに巻き付けるた
めの、電極l] ルの入口側および出口側に配設された
一組の保持!j〜ルを備えているので、ウェブを電極ロ
ールに巻きイー1けて移動させる(とができる。 またつ41ブの金属と電極11−ルの間に電圧を印加す
るだめの電源、および欠陥に基づいて流れる電流を検出
する装置を備えているので、ウェブの金属と電極U:1
−ルの間に電圧を印加し、流れる電流に基いて、電極ロ
ールと接触する側の有機被膜における欠陥の有無を判別
”4ることが可能であり、従−〕で第114置発明は第
1方法発明を実施できる。 第2装置発明の装置は、電気絶縁体を介[て軸力向に互
いしく接続(る複数の導電性「j−単体を有し2.か−
)電気絶縁体が他の電極1ノールの導電性ロール体に対
向するように、ウェブの移動15 向に沿−]で配設さ
れた。第1の電極+11−ルおよび第2の電極口 ル、
およびウェブのの検査されるべき有機被膜側を第1の電
極Ul  ルおよび第2の電極ロールに巻ef・4ける
ための、第1の電極口 ルの人1」側、第1の電険蒐−
〕−ルと第2の電極ロールの中間および第2の電極ロー
ルの呂「−」側に配設された保持ロールを備えでいるの
で、第2装置弁明は、第1装置発明と同様にして第2方
法発明を実施でまる。 (実施例) 第1図、第2図において、lは電極ロール、2a、2b
は保持[)〜ル、3は有機被膜被覆m属つェブである。 電極1−1−ル1は、ウェブ3に対して巻き付は角Oを
形成Jるように、その頂部1aが各保持o−ル2a、2
bの底端2a1.21)Iより上方に位置して配設され
ている。 電極ロール1の、ウェブ3の両側端3a、3bに対接す
る部分を含む両端部の少なくとも表面部は電気絶縁体1
9よりなることが好ましい6両端部が導電体よりなる場
合は、ウェブ3の両側端3a、3bの金属が露出したカ
ットエツジと接触してショートするおそれがあるからで
ある。電気絶縁体19のウェブ側端3a、3bへの入り
込み輻Wは シシートを防止できる範囲内でできるたけ
小さいことが好ましく1通常は約3〜20m mである
。 有機被膜被覆金属ウェブ3は、金属ウェブ、例えば低炭
素鋼ストリップの両面にプラスチックフィルム等を貼着
してなるものであって、第1図の場合2下面側のプラス
チックフィルム(図示されない)が検査されるべき有機
被膜となる。有機被膜被覆金属ウェブ3は1図の右方に
配設されたピンチロール(図示されない)によって引っ
張られて1巻戻しリール(図示されない)から巻戻され
ながら、一定速度で矢印入方向に移動する。 4は、有機被膜被覆金属ウェブ3の金属ウェブの露出し
た側端面3aとスプリング(図示されない)による押圧
下に接触する導電性ロールであって、シャフトのスリッ
プリング4aに接触するブラシ5を介して高圧交流電源
装置6に電気的に接続する。接触状態をより確実にする
ため1反対側の側端面3bに同様の構造の第2の導電性
ロール(図示されない)を接触させて6よい。 電極ロール1はシャフトのスリップリングIbに接触す
るブラシ7、抵抗8a(例えば0.3MΩの)および抵
抗8b(例えば100Ωの)を介して高圧電源装置6に
電気的に接続する。抵抗8aは、放電電流の大きさを抑
制して、電極ロール1および導電性ロール4の損傷を防
止する。抵抗8bは後述のように電流値を電圧値v1に
変換する作用を有する。なお9は、電源装置6のON、
OFF回路である。保持ロール2bの下流には、欠陥マ
クを塗布するためのスプレー装置15が設けられている
。 10は、欠陥検出回路であって、前述の抵抗8b、比較
器11および遅延回路I2を備えている。比較器11は
、抵抗8bの両端に発生する電圧v1と比較電圧信号1
3の電圧vzを比較し、電圧V、が電圧V、より高い場
合、欠陥マーク塗布信号14を出力し、信号14は遅延
回路12によって所定時間1.遅れて、スプレー装置1
5に入力するように構成されている。なお比較電圧信号
13の電圧v2は1欠陥のない正常な被膜部分が通過す
るさいの電圧v1より若干高い値に定められている。上
記の遅延時間trは欠陥部が、検出された位置からスプ
レー装置15の真下またはその幅方向に沿うライン18
に達するまでの時間に等しく定められる。 比較器11は、欠陥マーク塗布信号14と同時に放電電
流遮断信号16を出力する。電源装置6は、放電電流遮
断信号16が電源装置6に内蔵されたタイマー付電流遮
断器17に入力して、第3図に示すように、極<短時間
内に、すなわち急速に電源電圧を、放電が起こらない電
圧(例えば400ギル))以下に低下、ないし0にする
ように構成されている。第3図において、放電を防止の
観点から、電圧が低下ないし0になるまでの時間t1は
通常10μsec、程度であることが好ましく、電源電
圧が低電圧ないしOにある時間は、ウェブ3が巻き付は
角θに対応する距離Qを通過する時間tz(通常約1〜
20m5ec、)にほぼ等しいことが好ましい。 以上の装置により、被膜の欠陥検査は次のようにして行
われる。 有機被膜被覆金属ウェブ3を第1図のように板通しした
後、ピンチロールによって引っ張らて。 ウェブ3を電極ロール】に巻き付けと着させて。 また導電性ロール4をウェブ3の側端面に接触させて、
矢印A方向に移動させると同時に高圧電源装置6の0N
−OFF回路9のスイッチ9aをONにする。 ウェブ3の下側被膜の正常部が電極ロール1に接触して
通過する間は、抵抗8bに比較的小さな充電電流が流れ
るが、ピンホール等の欠陥部が接触すると、電源装置6
.導電性ロール4.ウェプ3の金属ストリップ、欠陥部
、電極口 ル1および抵抗8a、8bを通−)て大きな
放電電流が流れようとする。 従−)で比較器11にIRIf、V、が人力【1電圧V
は比較電圧■、と比較され、■、がV、より大きい場合
、欠陥マ り出力信号14が比較器11より出力される
。欠陥マ〜り出力4W ”f 14は遅延回路12によ
り所定時間を遅れた後、即ち欠陥部がスプレ 装置15
の真ybc<はその幅方向に沿うライン18の位置に達
した時点にスプレー装置15に入力する。入力と同時に
スプレー装置15は、即乾性の着色スプレー液を極く短
時間スプレしてつ〕−13の」−曲にマ りを付ける。 同時に比較器11より電流遮断信号16がタイマー付き
電流遮断器17に入力して、電源電圧は急速に低下ない
し、0になる。そしてタイマーによって設定されり極<
短時間t2の間その状態が続く、そのため放電電流は実
質的に流ねない、従って放電による電極Viii〜ル1
および導電性ロール4の損傷は起こり難い。 ウコ、ブ3は通常、スブLノ 装置15)の”’F’ 
tMに設けられた。カッピシグマシン(図小されない)
などの成形機によ−〕で1缶体など叔−成形されるが。 1記マークが付いた部分な含む幅ノフ向ライ゛/18の
前後の長さ方向所定幅の部分から成形された成形品を自
動的に排除するように構成する(’−t’: Rよ一]
て、不良品を排除4ることがで、!る。 第4図、第5図は電極【] ルが軸方向に分割されてい
る場合の天施例を示゛40のであり、第1図、第2図と
同符号の部分は同様の部分を示゛ツ。 この場合保持0−ル2bのF流に、さらに電極V]〜ル
1yおよび保持【] ル2cが設けられている。電極ロ
ールIxは電気絶縁体21を介して軸り向に互いに接続
する複数のく第5図の場合4醐導電性ロ一ル体20とそ
の内部を挿通するシャット22を備えている。シャフト
22は強度が比較的高く、かつ電気絶縁性の材料1例え
ばベ クライトよりな−〕でいる。電気絶縁体21の外
径は好まシ、<は、導電性ロール体2Qの外径と等1=
 (定められている。。 シャフト22の突出部には導電性[1]  ル体2゜と
同数のスリップリングIb、、Ib、、Ib。 1b・4が着設されており、各スリップリング1bは対
応Jるロール体2oに導線23を介U2て接続している
。各スリップリングI bI、  1. bz、  1
. b+およびlb、にそれぞれ接触するシラシフa、
7h、7cおよび7d毎に、対症、する欠陥検出回路1
0a、Job、loeおよびlOdが設けられている。 各検出回路1oは第2図に示すものと同様の構成をして
おり、高圧電源装置6に接続する。 電極ロール1yも電気絶縁体21を介して軸方向に互い
に接続する複数の(第5図の場合5個)導電性ロール体
20とその内部を挿通ずるシャフト22を備えており、
電気絶縁体21が電極ロールIXのロール体20に、ウ
ェブ3の進行方向に沿って対向する位置にくるように設
けられており、それに応じてロール体2oの数が異なる
点を除いては、電極ロールIXと同様の構造1作用を有
する。従って各ロール体2oは、対応するブラシ7およ
び欠陥検出回路10を介して電源装置(5に接続する。 なお電極+7  ル1y用の欠陥検出回路lOの遅延回
路12における遅延時間t、は、’@ff1n−ル1x
に対する遅延時間t、よりも、つ]−ブ;3が電極+1
−ルIXと電極ロール1yの間を通過する時間だけ短く
設定されている。 この場合、被膜の欠陥部が電1f4 o−ル1xのt]
ル体20に接触するときは、当該[7一ル体2゜に対応
する欠陥検出回路10より欠陥マーク塗布信号14が出
力され、この信+!、−14によ−うてスプレー装置1
5から着色スプレー液がスプレ される、また欠陥部が
電極!1117−ルIXの電気絶縁体21に接触すると
きは、当該電気絶縁体21に月向する電極ロール1yの
ロール体2oに対応する欠陥検出回路10より欠陥マー
ク塗布信号14が出力され、この信号14によってスプ
レー装置15から着色スプレー液がスプレーされる。 次に具体例について説明する。 厚さ0.)5mmのデインフリースチールの両面に厚さ
20μmのポリエチレンテレフタレートフィルムが貼着
された幅100cmの有機被膜被覆金属ウェブ3の缶体
内面側となるべき被膜の欠陥を第4図、第5図に示すタ
イプの装置によって検査した。 電極ロールlxとしては、ロール全長が102cm、直
径がIOc m 、両端部の絶縁体19の幅が2c m
 、各導電性ロール体2oの幅ヵ月Ocm、内側の各絶
縁体21の幅がIcmで、9個のロール体20を有し、
ロール体2oは表面クロムめっきされた銅リング、電気
絶縁体21およびシャフト22はベークライトよりなる
ものを用いた。電極ロール1yとしては1両端部の絶縁
体19の幅が7c m 、各ロール体2oの幅が10c
mで、8個のロール体20を有する点以外は電極ロール
IXと同様の構造のものを用いた。 支持ロール2a、2b、2cは直径Inc mでMCナ
イロンよりなるものを用い、電極ロール1x、Iyにお
ける巻き付は各θが15度になるように配設した。導電
性口〜ル4としては、直径3cmで、銅よりなるものを
用いた。 高圧電源装置6は1500ポル) 、 500Hzの交
流電源を有し、抵抗8aは0.3MΩ1抵抗8bは+0
0Ω1比較電圧V、は0,5ボルトであった。 上記のウェブ3を上記の装置に第4図に示すように板通
しし、その下面の幅方向中央を長さ方向1m置きにビン
先で刺してから、ピンチロールにより80kgのテンシ
ョンで矢印A方向に定速で移動させ、同時に通電したと
仁ろ、ビン先で刺した位置の上側の面にスプレーマーク
が塗布された。 本発明は上記実施例によって制約されるものでなく9例
えば電源は高圧直流電源であってもよい。 この場合、ウェブのプラスチックフィルムが帯電するの
で、ウェブが最後の保持ロールを通過後。 イオン化したエアを吹き付けたり、またはアースするな
どして除電することが望ましい。 また電極ロールの導電性ロール体は、導電性エラストマ
ーよりなるもの(その表面に金属めっきしたもの等を含
む)であってもよい。 さらに例えば第6図の25に示すように、保持ロールは
上下一対のロール25a、25bよりなるピンチロール
状のものであってもよい、また例えば第7図に示すよう
に、保持ロールは、電極ロール1xおよび1yにウェブ
3を挟んでそれぞれ対接する押さえロール26a、26
bおよヒ26C,26dであって6よい、すなわち保持
ロールとして、2a、2bタイプのもの、25タイプの
もの、および28a、26bタイプのものを適宜組み合
わせて使用してもよい。 また放電防止のため、電源電圧を低下ないし○にすると
ともに、被膜に充電されているエネルギーを、電源側で
逆電圧をかけるなどして吸収するようにしてもよい。 (発明の効果) 本発明は、有機被膜被覆金属ウェブの有機被膜における
ピンホールなどの微細な欠陥をも、容易にかつ自動的に
検査できるという効果を奏する。 第2方法発明および第2装置発明は、有機被膜被覆金属
ウェブが広幅の場合であっても、検査のさい放電に基づ
く電極ロールの損傷が起こり難いというメリットを有す
る。 請求項3記載の発明は、電極ロールの損傷をさらに起こ
り難くするという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1装置発明の実施例である装置の説
明用正面図、第2図は第1図の装置の一部切断平面図、
第3図は被膜欠陥が検出された瞬間の電源電圧の低下の
例を示す線図、第4図は本発明の第2装置発明の実施例
である装置の説明用正面図、第5図は第4図の装置の一
部切断平面図、第6図および第7図は本発明の他の実施
例である装置の説明用要部正面図である。 1、lx、ly−電極ロール、2a、2b、2C・保持
ロール、3・・−有機被膜被覆金属ウェブ6・・(高圧
)電源装置、10・・欠陥検出回路、20−・・導電性
ロール体、21・・電気絶縁体、25゜26a、26b
、28c、26cl保持ロール。 区 / 第 図 第 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機被膜被覆金属ウェブを電極ロールに巻き付け
    て移動させながら、該ウェブの金属と該電極ロールの間
    に電圧を印加し、流れる電流に基いて、該電極ロールと
    接触する側の有機被膜における欠陥の有無を判別するこ
    とを特徴とする有機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥検査
    方法。
  2. (2)有機被膜被覆金属ウェブを、電気絶縁体を介して
    軸方向に互いに接続する複数の導電性ロール体を備え、
    かつ該電気絶縁体が他の電極ロールの該導電性ロール体
    に対向するように該ウェブの移動方向に沿って配設され
    た、第1の電極ロールおよび第2の電極ロールに巻き付
    けて移動させながら、該ウェブの金属と各電極ロールの
    間に電圧を印加し、流れる電流に基づいて、各電極ロー
    ルと接触する側の有機被膜における欠陥の有無を判別す
    ることを特徴とする有機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥
    検査方法。
  3. (3)該電流が所定値を越えたとき、該電圧を極く短時
    間内に低下、または0にする、請求項1および2記載の
    有機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥検査法。
  4. (4)有機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥検査装置にお
    いて、該装置は、電極ロール;該ウェブの検査されるべ
    き有機被膜側を該電極ロールに巻き付けるための、該電
    極ロールの入口側および出口側に配設された保持ロール
    ;該ウェブの金属と該電極ロールの間に電圧を印加する
    ための電源;および欠陥に基づいて流れる電流を検出す
    る装置を備えることを特徴とする有機被膜被覆金属ウェ
    ブの被膜欠陥検査装置。
  5. (5)有機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥検査装置にお
    いて、該装置は、電気絶縁体を介して軸方向に互いに接
    続する複数の導電性ロール体を有し、かつ該電気絶縁体
    が他の電極ロールの該導電性ロール体に対向するように
    、該ウェブの移動方向に沿って配設された、第1の電極
    ロールおよび第2の電極ロール;該ウェブの検査される
    べき有機被膜側を第1の電極ロールおよび第2の電極ロ
    ールに巻き付けるための、第1の電極ロールの入口側、
    第1の電極ロールと第2の電極ロールの中間および第2
    の電極ロールの出口側に配設された保持ロール;該ウェ
    ブの金属と、第1の電極ロールおよび第2の電極ロール
    の間に電圧を印加するための電源;および欠陥に基づい
    て流れる電流を検出する装置を備えることを特徴とする
    有機被膜被覆金属ウェブの被膜欠陥検査装置。
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Cited By (6)

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