JPH0469468A - 混合栓多穴ディスク - Google Patents

混合栓多穴ディスク

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Publication number
JPH0469468A
JPH0469468A JP17896090A JP17896090A JPH0469468A JP H0469468 A JPH0469468 A JP H0469468A JP 17896090 A JP17896090 A JP 17896090A JP 17896090 A JP17896090 A JP 17896090A JP H0469468 A JPH0469468 A JP H0469468A
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JP
Japan
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valve
valve body
water
hole
processed
Prior art date
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Pending
Application number
JP17896090A
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English (en)
Inventor
Hideya Saiki
斉木 英也
Kenji Nakayama
憲治 中山
Kazuo Hirose
和夫 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Engineering Plastics Corp
Original Assignee
NTN Engineering Plastics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水道水用水栓、温水・冷水混合水栓、便器
用温水洗浄器の流路切換栓等の水栓用弁装置において、
摺動自在に重ね合わせた弁体により止水または流量調整
を行なうようにした弁装置の混合栓加工ディスクに関す
る。
〔従来の技術〕
切欠または開口を有する弁体を摺動自在に重ね合わせて
配置し、この弁体の回転もしくはスライドによって止水
または流量調整を行なうようにした水栓は既によく知ら
れている。
第3図ないし第7図は、従来の液体混合弁の具体例とし
て家庭用水道に用いられている温水・冷水混合栓の構造
を示したものである。
これらの図において、ハウジング1の側面に流出路2と
パツキンガイド流入路3と流入路4とが設けられ、これ
ら両流入路のいずれか一方が水道管、他方が湯沸器に接
続されることになる。
そして上記のハウジング1の内部に設けた弁収納凹部5
内に、弁体6と弁体7および案内板8とが下から順に重
なった状態で収納され、ハウジング1上に固定された上
蓋9に弁を操作するレバー10が取付けられている。
ここで、弁体6は、ハウジング1の内径面およびベース
12に設けた突起11との嵌り合いによってベース12
に固定され、中央に流出路2とその周囲に一対の流入路
13.14がハウジング1の流出路2および流入路3.
4と連通するように形成されている。また、弁体7は案
内板8と弁体6ではさまれ、弁収納凹部5の内径よりも
小径の円板であり、弁体6および案内板8に対して摺動
が自在になっているとともに、弁体6に対する摺動面に
流出路2と連通ずる流通路15が設けられている。
さらに、上記の弁体6とベース12との間にゴム製のO
リング16が組み込まれ、二〇〇リング16の弾性によ
って、ベース12と弁体6、弁体6と弁体7、弁体7と
案内板8の間がそれぞれシールされている。また、前記
の弁体7とレバー10とはリンク棒17を介して連動さ
れ、このリンク棒17が上I9にピン18で支持され、
レバー10を上下および回動させることによって弁体7
を駆動し、流通路15の変位により、温水・冷水および
混合水の取出しと閉栓とが行なえるようになっている。
なお、第3図および第4図は弁体7が同図右側に最も変
位し、流通路15が両流式113.14の何れにも連通
しない閉栓状態を、第5図は流通路15が一方の流入路
13と連通ずる弁体7の位置を示し、温水または冷水が
単独で取出される状態を、また、第6図は流通路15が
両流入路13および14と連通する弁体7の位置を示し
、混合水の取り出し状態を示している。
以上述べたような弁装置は、弁体6および7による摺動
面間のすり合わせ状況に応して、流量調整または流路変
更等を行なうものであって、温水・冷水の混合栓に限ら
ず、便器などに設置される温水洗浄器の流路切替等にも
使用することが出来る。
このような従来の混合栓には通常銅合金またはステンレ
ス鋼製の弁体7が用いられている。しかし、金属製の弁
体7では弁体6との摺動面間に配管工事等による切削粉
、さび、砂、小石等の異物が侵入すると摺接面に喰い込
み傷が付き、シール性の劣化による水漏れまたは吐水不
能などの現象が発生する。一方、弁体7と弁体6とに高
硬質セラミックスを用いて摺接面の表面粗度を非常に小
さくすることにより、異物の摺接面への喰い込みを防止
しようとする方法も行なわれている。またセラミックス
の弱点である非潤滑性、機械的または熱的な衝撃による
クラック発生等を一掃するために、弁体をフッ素樹脂、
超高分子量ポリエチレン等の自己潤滑性を有する樹脂ま
たは二硫化モリブデン、カーボン等の自己潤滑性を有す
るフィラーを充填した樹脂で構成することも知られてい
る(たとえば特開昭63−36765号公報)。
その他の樹脂成分としては、例えばポリエーテルイミド
樹脂、ポリエーテルサルフォン樹脂と炭素繊維、ガラス
繊維、さらに適宜の粉末状充填剤を添加したもの、さら
には新な素材として本発明者らの一部発明者の提案した
もの、例えば弁体の少なくとも一つをポリエーテルケト
ン樹脂35〜90号参照)やポリフェニレンサルファイ
ド樹脂25〜10686号参照)などからなる樹脂製弁
がある。
なお、これらの樹脂組成物の製法や性能、機能試験結果
等の詳細については当該出願明細書を参考にすればよい
〔発明が解決しようとする課題〕
混合水栓用弁装置の弁体の摺接面で確実にかつ長期的に
わたり止水できるようにするためには、弁体間摺接面の
表面平坦度、粗度(好ましくは0.5−以下がよい)、
弁体自体の材質の物理的特性(潤滑性、機械的または熱
的な耐衝撃強度、耐クリープ性など)、潤滑剤の改善等
によって弁耐摺接面の潤滑性をよくし、弁装置を操作す
るレバー等のハンドルトルクを少くすることが望ましい
しかし長期間、温度変化に耐え、水圧に対して確実に水
漏れを防止するためにはある一定度の摺動抵抗が必要で
あり、次第にレバー操作荷重の増加がさけられない。
そこで本発明の課題はこのような弁体間の摺接面の駆動
抵抗を軽減し、しかも長期間、安全かつ確実に漏水を防
止することである。
〔課題を解決するための手段〕 上記の課題を解決するため、この発明においては、弁体
ディスクの摺接面の少くとも一方に大の深さ0.3〜1
■、径0.3〜2−5弁全体の接合面に対する穴面積の
比率20〜40%の穴部を設けたものである。
〔実施例〕
この穴部(凹み)の加工形状はたとえば丸孔、たえん形
、三角形、四角形等の多角形、1ケまたは数ケの一条の
連続または非連続のらせん状等適宜の形状でもよい。な
るべく加工しやすい形状のものがよい。
穴の深さは0.3〜1閣、径0.3〜2■位でよく、そ
の断面は直角でも丸味をもっていてもよい。
一般にはこのような形状の穴部を全接合面積の20〜4
0%の比率で多数設けられる。
対象とする弁体は各種の樹脂製品及びセラミック製のも
のが適当であり、金属製のものは余り好ましくない。
また穴部は弁体ディスク摺接面のいずれか一方または両
面に設けてもよい。
この穴部加工は射出成形時、金型にピンをインサート成
形することにより実施できるので、加工工程数も変らず
、量産可能でコストの増加することもない。
〔作用] この発明の加工弁を使用することにより、弁本来の物理
的特性を失うことなく、長期的にわたり水圧に対しても
耐久性があり、駆動操作が長期間軽快でトルクと止水性
とを保持することが可能である。
〔実験例] l) ポリエーテルケトン樹脂〔英国アイ・シー・アイ
社製:ピクトレックスPEEK−450P )2) 四
フッ化エチレン樹脂〔三井フロロ・デュポン・ケミカル
社製:テフロン−7J) 3) ポリエーテルイミド樹脂〔米国ゼネラルエレクト
リックス社製;ウルテム1000)1〜3の各樹脂70
部に炭素繊維〔東邦レーヨン社製:ベスファイト1(T
A、長さ6■、繊維径7.2μ、引張り弾性率2400
0kg/sw” 、引張り伸び率1.527 ) 30
部を混合し、二軸押出II(部員鉄工社製: PCM−
30)に供給し、押出し造粒した。
このペレットをシリンダー温度370′C1射出圧70
0−1800kg/ cj、金型温度190°Cの金型
に第1図(イ)の形状の丸形ビンをインサート成形し、
止材バルブ社製シングルレバー混合栓にM30ONの加
工弁体(第1図(イ)の形状の第3図の弁体7)を得た
この弁体は成形後その摺接面を平面研削盤にて平面度を
出し、さらにラップ機で表面粗さを出した。
実用的機能試験: 実験例の混合水栓KM300)lを用い、摺接する弁体
6をアルミナ製として取付け、実験例1のポリエーテル
ケトン樹脂製弁につき耐久試験前の初期トルク試験と止
水試験とを行なった。トルク試験においては、レバーの
上下(止水、流れ、流量i11節)、左右(温水、冷水
の温度調節)のトルクを、シンポ工業社製のデジタルフ
ォースゲージDFG−2Kを用いて測定し、止水試験に
おいては、レバーを中央下部(止水状態)とし、ポンプ
によって水圧を最大17.5 kgf/cdまでかけ、
1分間全く水漏れしないことを確認した。
これらの初期試験において、トルクが5kgf −am
以下でしかも止水試験が水圧17.5 kgf/cdに
おいて完全に止水したものについて、シングルレバー式
混合水栓耐久試験機(図示省略)に初期試験したものと
同じシングルレバー式混合栓のレバー10を連結し、第
7図のように、レバー10を右端上部Ruから右端下部
Rd (冷水)→左端下部Ld (熱湯90’C)→左
端上部Lu (止水)→左端下部Ld (熱湯90℃)
→中央下部Cd (温水)→中央上部Cu (止水)→
中央下部Cd (温水)→右端下部Rd (冷水)→右
端上部Ru (止水)を1サイクル(所用時間約25秒
)として、20万サイクルの耐久試験を行ない、lO万
サイクルおよび20万サイクルの試験後のトルクと止水
性とを初期と同様の方法で確認した。
実験例記載の九穴加エボリエーテルケトン樹脂製弁Aと
穴無しポリエーテルケトン樹脂製弁Bのカートリッジの
耐久試験によるレバー操作荷重の経時変化(20万サイ
クルまでの湯側上下動)を示せば第2図の如く、Bは初
期の2.5倍の増加を示すが、Aはほとんど変化がみら
れなかった。
〔効果] 以上述べたように、この発明の加工弁体を使用した水栓
用弁装置は、冷水から熱水までの幅広い温度領域におい
て、レバー等による駆動操作が長期にわたって軽快で荷
重の変化がなく水漏れ、吐水不能などを確実に防止でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はディスクの表面加工形状の例、第2図はレバー
操作荷重の経時変化を示すグラフ、第3図は家庭用水道
に用いられる温水・冷水混合栓の構造を例示する縦断面
図、第4〜6図はその弁体の作動機構を示すための弁体
横断面図、第7図は第3図の外観を示すための斜視図で
ある。 1・・・・・・ハウジング、  2・・・・・・流出路
、3.4・・・・・・流入路、 5・・・・・・弁収納
凹部、6.7・・・・・・弁体、  8・・・・・・案
内板、9・・・・・・上t     10・・・・・・
レバー11・・・・・・突起、    12・・・・・
・ベース、13.14・・・・・・流入路、 15・・・・・・流通路、   16・・・・・・Oリ
ング、17・・・・・・リンク棒、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)摺動自在に重ね合わされた弁体の摺接面の少くと
    も一方に穴の深さ0.3〜1mm、径0.3〜2mm、
    弁全体の接合面に対する穴面積の比率が20〜40%で
    ある穴部を設けたことからなる混合栓多穴ディスク。
JP17896090A 1990-07-05 1990-07-05 混合栓多穴ディスク Pending JPH0469468A (ja)

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JP17896090A JPH0469468A (ja) 1990-07-05 1990-07-05 混合栓多穴ディスク

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JPH0469468A true JPH0469468A (ja) 1992-03-04

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JP (1) JPH0469468A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0658434A (ja) * 1992-08-05 1994-03-01 Kyocera Corp セラミック摺動部材
JP2002364762A (ja) * 2001-06-11 2002-12-18 Ntn Corp 切換弁および樹脂製部品
JP2005282658A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 San-Ei Faucet Mfg Co Ltd シングルレバー式の湯水混合水栓

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0658434A (ja) * 1992-08-05 1994-03-01 Kyocera Corp セラミック摺動部材
JP2002364762A (ja) * 2001-06-11 2002-12-18 Ntn Corp 切換弁および樹脂製部品
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