JPH0469266B2 - - Google Patents

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JPH0469266B2
JPH0469266B2 JP60504277A JP50427785A JPH0469266B2 JP H0469266 B2 JPH0469266 B2 JP H0469266B2 JP 60504277 A JP60504277 A JP 60504277A JP 50427785 A JP50427785 A JP 50427785A JP H0469266 B2 JPH0469266 B2 JP H0469266B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workbench
scaffolding
tightening
unit
plate
Prior art date
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JP60504277A
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English (en)
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JPS62500252A (ja
Inventor
Jon Kuremento Puresuton
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumikin Kozai Kogyo KK
JFE Kizai Forming Co Ltd
Original Assignee
Kawatetsu Kizai Kogyo Co Ltd
Sumikin Kozai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawatetsu Kizai Kogyo Co Ltd, Sumikin Kozai Kogyo KK filed Critical Kawatetsu Kizai Kogyo Co Ltd
Publication of JPS62500252A publication Critical patent/JPS62500252A/ja
Publication of JPH0469266B2 publication Critical patent/JPH0469266B2/ja
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Description

請求の範囲 1 不使用時に折り畳み可能であり、使用時に組
立てられて垂直に積重ね可能な1つの足場ユニツ
ト1であつて、 並行かつ同一長さの4本の垂直に延びる支柱2
と、前記支柱2に水平に取着されかつ垂直方向に
間隔を置いて配置された少くとも2つの長方形の
作業台3とを有し、 前記各作業台3が少くともその短辺側に該作業
台を支えると共に前記支柱を握持する締付板6を
両端に形成した側板12を備え、 前記側板がその一方の締付板6aに取付けられ
た枢軸部材4aによつて、また他方の締付板6b
から垂直に伸びる突出部16に前記枢軸部材4a
と段差をもつて取付けられた枢軸部材4bによつ
て各支柱2に枢着され、 更に前記作業台を各支柱に固定するために緊締
ボルト5が前記他方の締付板6bに着脱可能に取
付けられており、 該緊締ボルトを取り外すと同時に両方の前記枢
軸部材を緩めて前記作業台3と支柱2とを枢動可
能とし、実質的に該支柱2本分の厚みに折り畳み
可能に成したことを特徴とする足場ユニツト。
2 前記作業台3が平板部材3aと前記平板部材
を支える4つの側板12とよりなることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の足場ユニツト。
3 前記作業台の平板部材3aが側板12から取
外し可能になつていることを特徴とする特許請求
の範囲第2項記載の足場ユニツト。
4 前記作業台3が短辺側に蝶番板13を取付け
られていることを特徴とする特許請求の範囲第1
〜3項の内のいずれか1項に記載の足場ユニツ
ト。
5 前記側板12が支柱2を挾む2枚の締付板6
を両端に有する「コ」の字形断面を有しており、
かつ前記各締付板間に支柱2を収納可能な凹所7
が形成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第1〜4項の内のいずれか1項に記載の足場ユ
ニツト。
6 前記二つの枢軸部材4a,4bが作業台3の
長辺に並行な軸であることを特徴とする特許請求
の範囲第1〜5項の内何れか1項に記載の足場ユ
ニツト。
7 前記枢軸部材4a,4bがリンクボルトであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜5項の
内のいずれか1項に記載の足場ユニツト。
8 前記側板12の両端部に形成された締付板6
の少なくとも一方が、前記支柱2の周面に対応す
る凹面を有しており、組み立てに際し前記枢軸部
材4a,4bを前記支柱2に対して締め付ける事
により前記作業台3を該支柱に対し固定すること
を特徴とする特許請求の範囲第1〜7項の内のい
ずれか1項記載の足場ユニツト。
9 前記側板12の両端部に形成された締付板6
の少なくとも一方が、前記支柱2の周面に対応す
る凹面を有しており、組み立てに際し前記緊締ボ
ルト5を該支柱に対し締め付ける事により前記作
業台3を該支柱に対し固定することを特徴とする
特許請求の範囲第1〜8項の内のいずれか1項記
載の足場ユニツト。
10 不使用時に折り畳み可能であり、使用時に
組立てられて垂直に積重ね可能な1つの足場ユニ
ツト1において、並行かつ同一長さの4本の垂直
に延びる支柱2と、前記支柱2に水平に取着され
かつ垂直方向に間隔を置いて配置された少くとも
2つの長方形の作業台3とを有し、前記各作業台
3が少くともその短辺側に該作業台を支えると共
に前記支柱を握持する締付板6を両端に形成した
側板12を備え、前記側板がその一方の締付板6
aに取付けられた枢軸部材4aによつて、また他
方の締付板6bから垂直に伸びる突出部16に前
記枢軸部材4aと段差をもつて取付けられた枢軸
部材4bによつて各支柱2に枢着され、更に前記
作業台を各支柱に固定するために緊締ボルト5が
前記他方の締付板6bに着脱可能に取付けられて
おり、該緊締ボルトを取り外すと同時に両方の前
記枢軸部材を緩めて前記作業台3と支柱2とを枢
動可能とし、実質的に該支柱2本分の厚みに折り
畳み可能に成した足場ユニツトであつて、 前記足場ユニツト1の1つを折り畳んで水平に
横たえた状態で、上側支柱の上部および下部にク
レーンの吊り索10を取付ける工程と、 該クレーンの吊り索を引上げて該足場ユニツト
を使用状態の如く開く工程と、 前記支柱2と前記作業台3を開いた状態に固定
するために緊締ボルト5を前記他方の締付板6b
に挿入する工程と、 該緊締ボルト5及び枢軸部材4a,4bを締付
ける工程と、 その後前記上側支柱下部の取手に取付けたクレ
ーンの吊り索を下側支柱の上部に付け替える工程
と、 クレーンの吊り索10を引上げて足場ユニツト
を垂直に立てて使用状態にする工程とから成るこ
とを特徴とする足場ユニツトの組立て方法。
11 使用状態に組み立てた別の足場ユニツト1
が前記クレーンの吊り索10により先に使用状態
に組み立てられた足場ユニツトの上に引き上げら
れ、該ユニツトの上に垂直方向に積上げられるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第10項記載の足
場ユニツトの組立て方法。
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は足場ユニツト、およびその組立て方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
建設業界で使用される足場には多くの方式があ
り、かつそれらのすべては足場を組立てるのに同
一の基本構成要素を使用する。これらの基本構成
要素、すなわち支柱、布丸太、横材、台板、調整
可能なネジ基底および受金が多数必要とされ、か
つ特定の用途に必要な所望の高さおよび形状が選
択される。そして従来の足場ユニツトの組立て手
順は、1つの高さの足場を最初に完成し、次い
で、その上に次の高さの足場を同一支柱上に組み
立ててゆく。同様に、足場を解体するときには、
組立て手順において使用された順序と逆の順序で
個々の基本構成要素を分解および取外してゆくの
が一般的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような公知の足場方式は組立てまたは解体
にかなりの時間および労力を要し、これはコスト
を著しく高くしかつ建物本体の作業の開始を大幅
に遅らせる。
また、このような足場方式には多数の個々の構
成要素が必要であるため、各要素を組み立て時に
取り違え易く、その結果単なる足場の組立てに多
大な時間を浪費し、建物本体の完成までも遅らせ
るという不合理を生ずる。
加えて、組立ておよび解体中、特に際立つた高
さにおいて作業者が個々の構成要素を取扱い、か
つ足場から除去することは危険性を伴う。またこ
の危険性という意味では、解体に際し構成要素を
故意に投下または不用意に落下することが頻繁に
見受けられる。これらの行動は地上で働く作業者
あるいは通行人等に大怪我をさせる事になり、ま
た個々の構成要素の損傷を生じ、双方とも極めて
好ましくない結果を招来することとなる。
さらに、多量の構成要素の輸送、仕分けおよび
保管は同様にさらに多大な時間および労力の損失
ならびに保管空間の損失等、施工者に多大な不利
益を与える結果となる。
本発明の目的は、上述した従来の問題点を解消
し、構成要素の輸送、仕分けおよび保管が極めて
容易で、かつ組立て又は解体に要する時間および
労力を節減し、結果的にコストの低減及び作業能
率の向上をもたらす足場ユニツトおよびその組立
て方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本考案の上記目的は、 不使用時に折り畳み可能であり、使用時に組立
てられて垂直に積重ね可能な1つの足場ユニツト
であつて、 並行かつ同一長さの4本の垂直に延びる支柱
と、前記支柱に水平に取着されかつ垂直方向に間
隔を置いて配置された少くとも2つの長方形の作
業台とを有し、 前記各作業台が少くともその短辺側に該作業台
を支えると共に前記支柱を把持する締付板を両端
に形成した側板を備え、 前記側板がその一方の締付板に取付けられた枢
軸部材によつて、また他方の締付板から垂直に伸
びる突出部に前記枢軸部材と段差をもつて取付け
られた枢軸部材によつて各支柱に枢着され、 更に前記作業台を各支柱に固定するために緊締
ボルトが前記他方の締付板に着脱可能に取付けら
れており、 該緊締ボルトを取り外すと同時に両方の前記枢
軸部材を緩めて前記作業台と支柱とを枢動可能と
し、実質的に該支柱2本分の厚みに折り畳み可能
に成した足場ユニツトを提供する事に依り達成さ
れる。
本発明において、好ましくは作業台は平板部材
と前記平板部材を支える4つの側板とより成つて
いる。
また、前記平板部材は側板より取外し可能にな
つていてもよい。
本発明において前記作業台が短辺側に蝶番板を
取付られていてもよい。
また、前記側板が支柱を挾む二枚の締付板を両
端に有しており、かつ前記各締付板間が凹所にな
つていてもよい。
また、前記二つの枢軸部材が作業台の長辺に並
行な軸を用いても良く、出来ればこの枢軸部材は
リンクボルトを使用する事が好ましい。
本発明において、前記側板の両端部に形成され
た締付板の少なくとも一方が支柱の周面に対応し
た凹面を有しており、組み立てに際し前記枢軸部
材または前記緊締ボルトを前記支柱に対して締め
付ける事により前記作業台を該支柱に対し固定さ
れることが好ましい。
本発明に依る上記した足場ユニツトの組立方法
としては、 前記足場ユニツトの1つの折り畳んで水平に横
たえた状態で、上側支柱の上部および下部に取手
を取付ける工程と、 該取手にクレーンの吊り索を取付ける工程と、 該クレーンの吊り索を引上げて該足場ユニツト
を使用状態の如く開く工程と、 前記支柱と前記作業台を開いた状態に固定する
ために緊締ボルトを前記他方の締付板に挿入する
工程と、 該緊締ボルト及び枢軸部材を締付ける工程と、 その後前記上側支柱下部の取手に取付けたクレ
ーンの吊り索を下側支柱の上部に付け替える工程
と、 クレーンの吊り索を引上げて足場ユニツトを垂
直に立てて使用状態にする工程とから成る事を特
徴としている。
また、このようにして組み立てられた足場ユニ
ツトの高さをさらに延長するためには、使用状態
に組み立てた別の足場ユニツトを前記クレーンの
吊り索により先に使用状態に組み立てられた足場
ユニツトの上に引き上げ、該ユニツトの上に垂直
方向に積上げるのみで良い。
足場ユニツトを分解する時には上記組立方法の
逆の順序で行う。
即ち、先ず本発明の足場ユニツトを分解可能な
位置にクレーンで移動し、最初に緊締ボルトを締
付部材および支柱から取外し、次いで枢軸部材を
ゆるめ、さらに作業台を足場ユニツトが直立した
状態から折り畳まれる様に支柱に対して相対的に
枢動し、支柱と作業台が折り重つて実質的に支柱
2本分の高さに折り畳む各工程から成り、その結
果非常にコンパクトな形状となり貯蔵、輸送及び
保管が極めて容易になる。
〔実施例〕
以下に本発明の幾つかの実施例を図面に基づき
説明する。
第1図に示されるように、足場ユニツト1の好
適な実施例は、並行かつ同一長さの4本の垂直に
延びる支柱2と、これら支柱に水平に取着されか
つ垂直方向に間隔を置いて配置された3つの長方
形の作業台3とを有している。
各作業台3はそれぞれ取外し可能な平板部材3
aと前記平板部材を支える4つの側板12とより
なる。この作業台の個数は少なくとも2個が足場
自体の安定性の確保および組み立ての容易性など
の観点から好ましい。
さらにこの足場ユニツトは各作業台3が少くと
もその短辺側に該作業台を支えていると同時に両
脇の支柱を把持する締付板6を両端に備えた側板
12を備えている。
この側板はその一方の締付板6aに取付けられ
たリンクボルトが好ましい枢軸部材4aによつて
一方の支柱に枢着されており、また他方の締付板
6bは他方の支柱に沿つて上方に垂直に伸びる細
長い突出部16に前記枢軸部材4aと段差を有す
る垂直方向位置において同じくリンクボルトが好
適な枢軸部材4bによつて他方の支柱に枢着され
ており、更に上記各枢軸部材は作業台3の長辺に
並行な軸である。しかしながら、突出部16は他
方の締付板6bから他方の支柱に沿つて垂下して
いても良く、この構成で肝要な点は少なくとも垂
直方向における一方の締付板6aの枢軸部材4a
と段差をもつて他方の枢軸部材が他方の支柱上に
取付け可能であると言う事である。
また、これら締付板および突出部の作用面の形
状は支柱周面に対して握持可能なように湾曲面あ
るいは多角形凹面のごとき形状が好ましく、この
ような形状に締付板の作用面を成形することによ
り直立状態での足場の機械的強度の向上が得られ
る。
しかしながら、機械的強度を多少落としてでも
組立ておよび分解の迅速性を重視する場合には、
上記作用表面をいずれか一方の側の締付板のみに
設ける事も可能であり、また特に折り畳み或いは
組み立て時の相対的駆動に伴う回動摩擦の軽減を
考慮すると一方の締付板6aに上記作用面を形成
する事が有利である。
更に前記作業台を各支柱に確実に固定するため
に緊締ボルト5が前記他方の締付板6bに着脱可
能に取付けられている。しかしこの緊締ボルトは
通常作業台が座屈するのを防止する為に取付けら
れるので、さほど大きな強度を必要としない。
上記した構成の作業台を折り畳むには、この緊
締ボルトを取り外し、相前後して前記両方の枢軸
部材4aおよび4bを緩めて前記作業台3と支柱
2とを相対的に枢動可能とし、最終的にクレーン
の吊り索を用いて支柱を地表に倒すことにより完
了する。なおこの折り畳み厚さは足場ユニツトを
積み重ねて移送する事を考えると出来る限り薄く
する事が好ましく、その意味で少なくとも実質的
に支柱を2本重ねた高さまで可能である。なお、
作業台3は側板12の上に配設された踏み板を形
成する平板部材3aに載置された構成となつてお
り、折り畳んだ際に両側の支柱は平板部材を挟む
形を採るので実施に際しては2つの前記駆動部材
の段差の設定はこの点を加味する必要がある。
第1図および第4図の2つの図において上記し
た折り畳み操作を矢印Aによつて更に具体的に示
している。最初に緊締ボルト5が支柱2および他
方の締付板6bから除去されそして枢軸部材4a
および4bが緩められ、そして支柱2は矢印Aの
方向に枢動されるか或いは作業台3を矢印Aの方
向とは反対の方向に回動され、したがつて2対の
支柱は作業台3の平板部材3aの両面にそれぞれ
並行に近接または接触させられる。特に一方の締
付板6aに関連した支柱は上記した側板12の横
幅内に収まり、このユニツトを折り畳んだ際の全
体の厚みはもう一方の支柱の外径に側板12およ
び踏み板の厚みを加えた値となることが理解され
よう(第2a図)。また、この厚みを最小限に抑
えるためには、側板の上縁を関連する支柱の周面
頂部と同一高さに設定する事により可能となる。
第4図に鎖線で示されるように、本発明による
1つの実施例において前記した側板12は「コ」
の字形断面を有しており、保管形状において、支
柱2は作業台3の2枚の側板12によつて形成さ
れた凹所7内に収容される。
次に第2a,2b,2cおよび2d図を参照し
て本発明による足場ユニツトの組み立て方法に就
いて説明する。
前記足場ユニツト1の1つを折り畳んで水平に
横たえた状態で、最初に上側支柱2aの上部およ
び下部に好ましくは把手8aおよび8bを夫々取
付け、次いで該把手にクレーンの吊り索10を取
付けるのであるが、特に把手を用いないで直接ロ
ープ等の吊り索端部を支柱に直接縛り付けても何
ら差し支えない。更に該クレーンの吊り索を引上
げて足場ユニツトを使用状態の如く矢印Bに示さ
れた方向に開き、前記支柱2と前記作業台3を開
いた状態に固定するために緊締ボルト5を前記他
方の締付板6bに支柱2を介して挿入し、該緊締
ボルト5及び両方の枢軸部材4aおよび4bを締
付けて足場ユニツト1の組み立ては完了する(第
2c図)。
その後組み立て終わつた足場ユニツトは直立さ
せてかつ所要位置に移送せねばならない。従つて
本発明による組み立て方法によると、更に前記上
側支柱2aの下部の把手bに取付けたクレーンの
吊り索10を下側支柱2bの上部に予め取着けた
把手9に付け替え、次いでクレーンの前記吊り索
10を引上げて所要地点に移送し(第2d図)、
吊り索を降下して足場ユニツトを垂直に立てるこ
とにより完了する。
さらに、使用状態に組み立てた別の足場ユニツ
ト1が前記クレーンの吊り索10により既に使用
状態に組み立てられた足場ユニツトの上に引き上
げられ、該ユニツトの上に垂直方向に積上げられ
る。支柱2の端部は同様な足場ユニツト1を積重
ねる際に、足場ユニツト1の上方に位置決めされ
る同様な足場ユニツトの支柱2の下端部を離脱可
能に係合し、かつ差し込み式でいづれか一方の端
部が他方の端部を受容する構造となつている。
第2d図に関連して、足場ユニツト1が直立し
た使用状態にありかつ予め定めた位置に一旦配置
されると、それは隣接する足場ユニツト1の支柱
に固着された把手8aおよび8b間に夫々リンク
(図示せず)を通すことにより相互に一体化され
横方向の揺動を抑止することができる。
第1図および第3図から判るように、締付板6
は支柱2の周面に合致するよう湾曲した凹面を有
している。そしてこのことは緊締ボルト5が両側
の締付板6および支柱2を貫通して挿入されると
き、支柱2の表面と締付板6との間の当接が緊密
になり、角度的相対移動が防止され確実な固定状
態が得られる。
また、金網11(第1図および第3図)が作業
面から離れた支柱2の対間に配置されることが見
られる。金網11は安全の為に、例えばレンガ、
工具および同様に作業者が足場ユニツト1から地
上に落下しないことを保証するように、支柱2の
対間に足場ユニツト1の面のほぼ全長にわたつて
張設されている。
第5図を参照すると、本発明に関わる足場ユニ
ツトの別の実施例が示されており、締付板6、支
柱2、金網11および作業台3は第3図に関連し
て上述された実施例と実質上同一である。しかし
ながら、これは第3図に見られる如き凹所7と外
側の締付板6を除いた単一の締付板6が支持部材
2と作業台3との間に配置されたものである。こ
れは明らかに、隣接する同様な足場ユニツト1の
同一平面上の作業台3間に空所を残すが、渡し板
として機能する蝶番板13が各作業台3の一端に
取付られ、隣接する作業台3の端部上に接触させ
られる。この蝶番板13により隣接する作業台間
の空所は覆われると共に細長通路状の連続した作
業台が完成される。
その後、前記蝶番板13の開放端部裏面には各
作業台3の他端部上に接触する位置において外向
きに摺動(矢印D)可能な一対のばね鋼スライド
14が一対の支柱2(点線で図示した)の側部に
隣接するように配設され、隣接する各足場ユニツ
ト相互の離間方向への移動を阻止している。
第6図において第3の実施例が開示されている
が、足場ユニツト1、支柱2、枢軸部材4、緊締
ボルト5および締付板6は第1図に示した実施例
と実質上同じであるが、足場ユニツト1はコンク
リート型枠(図示せず)を支持する装置としての
使用に向けられるので、第1図に示された如き金
網11はなく、そして3個のほぼ水平な枠15が
支柱2に枢着される。所望ならば、各枠15によ
つて画成された空間は対応する除去可能な表面パ
ネルによつて被覆されることができる。
上記した各実施例の説明はあくまでも例示に過
ぎず、当該技術に熟練した物にとつて明らかな改
変を本発明の範囲から逸脱することなく行なうこ
とが出来る。例えば、個々の構成要素に分解され
た足場要素キツトは本発明の実質的な利点を得る
のに利用することができる。すなわち足場ユニツ
トが保管形状(第2a図)に折り畳まれた状態、
または第1図に示された使用形状へ展開する以前
の状態(第2b図)にその場で容易に組み立てら
れることができる。
〔発明の効果〕
本発明の足場ユニツトを使用することにより、
ユニツトが2つ以上の作業台を包含すること及び
クレーンの利用により、構成要素の輸送、仕分け
および保管に便利で、組立て又は要する時間及び
労力を節減し及び作業能率を増進し、部品及び重
量の軽減により単価も安く製作することが出来
る。究極的には建設コストの低減にも繋がると言
つた効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の足場ユニツトの一実施例の2
つの詳細図を含んだ斜視図、第2a図は本発明の
足場ユニツトが折り畳まれた形状における側面
図、第2b図は本発明の足場ユニツトの展開中の
状態を示す側面図、第2c図は本発明の足場ユニ
ツトの組立てが完成した直後の未だ直立されてい
ない状態を示す側面図、第2d図は本発明の足場
ユニツトがクレーンで持ち上げられている状態に
おける側面図、第3図は第1図の矢印−方向
の平面図、第4図は第3図の矢印方向の側面
図、第5図は本発明の足場ユニツトの第2の実施
例の平面図、第6図は本発明の足場ユニツトの使
用形状における第3の実施例の該足場ユニツトの
斜視図である。 図中の符号、1……足場ユニツト、2……支
柱、3……作業台、3a……平板部材、4……枢
軸部材、5……緊締ボルト、6……締付板、7…
…凹所、8,9……把手、10……吊り索、11
……金網、12……側板、13……蝶番板、14
……ばね鋼スライド、15……枠、16……突出
部分。
JP50427785A 1984-09-20 1985-09-19 足場ユニツトおよびその組立て方法 Granted JPS62500252A (ja)

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AU7222 1985-03-06
AU9585 1985-03-06

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JPS62500252A JPS62500252A (ja) 1987-01-29
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JPS5929744A (ja) * 1982-08-12 1984-02-17 Nec Corp 内燃機関の空燃比制御装置

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