JP2902609B2 - 建設現場用折畳み式通路 - Google Patents
建設現場用折畳み式通路Info
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Description
いて簡易且つ安全に使用できる建設現場用折畳み式通路
に関するものである。
は、一般には、建設現場において、パイプをクランプに
より連結し組合わせて通路枠体を構成し、その通路枠体
の横パイプ上にわたし歩行用板を取付けて形成してい
る。
通路においては、
用板等の部品がばらばらで、その部品数が多いために、
通路用資材の収納,運搬,取扱い等に多くの手間と時間
が掛って作業上不便である。
め、その組立て作業が大変である。
るから、取扱い難い上に、安全上にも問題がある点であ
る。
堅実に組立て折畳んで建設現場に運搬し、建設現場にお
いては、簡易に開き連結して歩行用板を取付けるだけで
堅実安全な立体的橋になって容易に建設現場における橋
掛けができ、堅固に構成して安全上有益である上に,収
納,運搬,取扱い,建設現場作業等に極めて便利であ
り、且つ、反復使用し得て経済性を向上した建設現場用
折畳み式通路を提供することを目的とする。
横桟(2)により、両側の下枠片(3)を数個の下横桟
(4)によりそれぞれ連結し、上枠片(1)と下枠片
(3)に数個の支柱(5)の両端部をそれぞれ枢着する
と共に、その上枠片(1)と数個の支柱(5)が下枠片
(3)と平行四辺形運動をなすように形成し、上枠片
(1)と下枠片(3)を係脱可能の筋交い(6)により
連結し、数個の下横桟(4)上にわたし歩行用板(7)
を取付けて建設現場用折畳み式通路を構成し、容易に建
設現場における橋掛けができ、堅固に構成して安全上有
益である上に、収納,運搬,取扱い,建設現場作業等に
極めて便利であり、且つ、反復使用し得て経済性を向上
する目的を、工場において折畳み式通路を堅実に組立
て、その通路を折畳んで建設現場に運搬し、建設現場に
おいては、簡易に開いて連結し歩行用板を取付けて立体
的橋になすことにより実現した。
成を図面について説明すれば、(A)は建設現場用折畳
み式通路、(a)はその折畳み式通路(A)の通路枠体
を示し、(1)は通路枠体(a)の両側のアングルより
成る上枠片で、両側の上枠片(1)を適当間隔の5個の
上横桟(2)により連結すると共に、その隣接する上横
桟(2)の間においてX状に交差する上筋交い(8)に
より連結し、上枠片(1)の両突出端部は伏コ形(9)
に形成して該伏コ形(9)部の両側片に通孔(10)を
穿つ。(3)は通路枠体(a)の両側のアングルより成
る下枠片で、両側の下枠片(3)を適当間隔の5個の下
横桟(4)により連結し、下枠片(3)の両突出端部は
凵形(11)に形成して該凵形(11)部の両側片に通
孔(12)を穿つ。
4)の両側下方に支柱(5)をそれぞれ連結して該支柱
(5)の下端に下パイプ(15)を取付け、その上パイ
プ(14)の中間両側部と両側の下パイプ(15)を補
強杆(16)によりそれぞれ連結し、両側の支柱(5)
と補強杆(16)を適当間隔の3個の連結杆(17)に
より連繋して支柱枠(13)を形成する。
4)を上横桟(2)に、両側下パイプ(15)を下横桟
(4)にそれぞれ回動自在に嵌着して両側上枠片(1)
と両側下枠片(3)の間に5個の支柱枠(13)を並設
すると共に、その上枠片(1)及び5個の支柱枠(1
3)が下横桟(4)を軸として下枠片(3)と平行四辺
形運動をなすように構成する。
状に配置する両側の筋交いで、該筋交い(6)の基部は
下横桟(4)の上方において下枠片(3)の内側に横設
した軸杆(18)に嵌着し、先端部には通孔(19)を
穿つ。
枠片(1)の内面に突設したパイプ状の筋交い取付杆
で、その筋交い取付杆(20)の先端部下面に軸心方向
の切溝(21)を設けて先端部内には両片が筋交い取付
杆(20)の先端側と下方へそれぞれ突出する鉤形爪
(22)の中間部を支軸(23)により枢着して設け、
該鉤形爪(22)の屈曲部をばね(24)により下方へ
弾圧して鉤形爪(22)の下方片を筋交い取付杆(2
0)の切溝(21)から下方へ突出保持する。(7)は
歩行用の布板で、両端の両側部にフック(25)を突設
する。
個の通孔(27)を並設する。(28),(29)は連
結ピン及び止めピンである。
可能に取付ける車輪体で、フレーム(31)の両側部に
前後の車輪(32)を車軸(33)により取付けて構成
する。
連結し積重ねて構成した前方及び後方の支保工で、その
後方支保工(C)を前方支保工(B)よりも高く形成す
る。(35)は前方支保工(B)及び後方支保工(C)
の上方にそれぞれ架設したI形鋼のレールである。
6)の下面には適当間隔で数個のL形腕杆(37)の基
端を固着してそのL形腕杆(37)の先端にクランプ
(38)を取付ける。
9)の両側部には軟質合成樹脂製丸棒またはロープに巻
付けて成る係止棒体(40)を設ける。
(41)は取付具(b)の長尺シートジョイントで、合
成樹脂,アルミニウム等より成り、断面円弧状の縦長台
板(42)の両側縁部に台板(42)の全長にわたる止
め片(43)を形成して上方に2本の縦パイプ(44)
を並設し、その両側縦パイプ(44)の反対向側部に縦
パイプ(44)の全長にわたりスリット(45)をそれ
ぞれ設けて成る。
イント固定具、(47),(48)はジョイント固定具
(46)の両側腕で、円弧状に形成して先端部に掛け片
(49)を設け、その他側腕(48)の基端屈曲片(5
0)にレバー(51)の基部をピン(52)により枢着
し、該レバー(51)の偏心位置に一側腕(47)の基
部を枢着してジョイント固定具(46)を構成する。
体(a)を組立て製作し、その通路枠体(a)を図6に
示すように折畳んで建設現場へ運搬する。
(a)の上枠片(1)を持上げれば、その上枠片(1)
と数個の支柱枠(13)が下横桟(4)を軸として下枠
片(3)と平行四辺形運動をなし図1に示すように数個
の支柱枠(13)が起立して通路枠体(a)は開く。
示すように筋交い(6)をX状になしてそれぞれ筋交い
(6)の先端通孔(19)を筋交い取付杆(20)に嵌
合して筋交い(6)の先端部を押込むと、該筋交い
(6)による鉤形爪(22)の下方片の押圧により、そ
の鉤形爪(22)が図4に実線で示す状態からばね(2
4)の弾力に抗し支軸(23)を軸として図4の時計方
向へ回動し、図4に鎖線で示すように鉤形爪(22)の
下方片が筋交い取付杆(20)内に没入して筋交い
(6)は鉤形爪(22)部を通過し、その後、鉤形爪
(22)はばね(24)の弾力により自動的に図4に実
線で示す状態に復帰し、その鉤形爪(22)の下方片が
筋交い取付杆(20)の下方へ突出して筋交い(6)の
先端部は筋交い取付杆(20)に嵌着する。従って、通
路枠体(a)の上枠片(1)と下枠片(3)は4組のX
状の筋交い(6)により堅固に連結されて通路枠体
(a)は支柱枠(13)が起立して開いた状態に固定保
持される。
体(a)を直列に接合し、隣接する通路枠体(a)の接
合する両側の上枠片(1)の伏コ形(9)部内及び下枠
片(3)の凵形(11)部内にわたしてそれぞれ継ぎ片
(26)を嵌合し、その伏コ形(9)部の通孔(10)
と継ぎ片(26)の通孔(27)、及び凵形(11)部
の通孔(12)と継ぎ片(26)の通孔(27)にそれ
ぞれ連結ピン(28)を挿通し止めピン(29)により
係止して所要数の通路枠片(a)を継ぎ片(26)によ
り連結固定する。その後、隣接する下横桟(4)に布板
(7)の両端の両側フック(25)をそれぞれ引掛け、
すべての下横桟(4)上にわたり布板(7)による歩行
用板を取付けて所要長さの通路(A)を構成する。
りの梁として使用する場合には、図9に示すように屋根
用パイプ(36)の腕杆(37)のクランプ(38)を
支柱(5)の上部に締付けて通路(A)の両側外方に屋
根用パイプ(36)を架設する。
(36)上にシートジョイント(41)の台板(42)
を載置する。
(51)を外側へ向けてジョイント固定具(46)の両
側腕(47),(48)を開いた状態になし、屋根用パ
イプ(36)の適当箇所においてジョイント固定具(4
6)を下方より屋根用パイプ(36)に当ててそのジョ
イント固定具(46)の両側腕(47),(48)の掛
け片(49)をシートジョイント(41)の両側の止め
片(43)にそれぞれ引掛けた後、ピン(52)を軸と
してレバー(51)を内側へ回動すると、ジョイント固
定具(46)の両側腕(47),(48)の基部が閉
じ、そのジョイント固定具(46)の両側腕(47),
(48)によりシートジョイント(41)と屋根用パイ
プ(36)を締付けてシートジョイント(41)は屋根
用パイプ(36)に固定する。
面の前後端部に車輪体(30)を取付ける。
により前後の支保工(B),(C)を組立て、その前後
の支保工(B),(C)上にレール(35)をそれぞれ
架設する。
上げ、その通路(A)の前後の両側車輪(32)を前後
のレール(35)上にそれぞれ載置して通路(A)を図
7に示すように前後のレール(35)上にわたして架設
し、所要数の通路(A)を前後のレール(35)上の任
意箇所上に集めて左右移動自在に並設する。
13に示すように隣接するシートジョイント(41)の
対向する縦パイプ(44)内にシート(39)の両側の
係止棒体(40)をそれぞれ挿入してシートジョイント
(41)の間にシート(39)を張設する。
5)に沿い順次側方へ移動して図8に示すように隣接す
る通路(A)の間のシート(39)を緊張させれば、シ
ート(39)によって屋根を形成することができる。
えて普通の板を使用してもよい。
上記建築物の屋根用シート張りの梁の他、建設現場にお
ける作業者の避難用や安全上の作業通路用桟橋,橋掛替
え工事に当っての一般通路用桟橋,構造物と構造物の連
絡通路用桟橋,橋渡し通路用作業足場等としても使用す
ることができる。
記のような利点がある。
み式の一体物になし、その上枠片と数個の支柱が下枠片
と平行四辺形運動をなして開閉するように構成する。従
って、
立てることができて安全上有益である。
納,運搬及び取扱いができるから、取扱い上便利であ
る。特に、段積みができて集積場所が狭くてよいから、
建設現場においては有益である。
ら、取扱い易い。
有益である。
開き筋交いにより固定して歩行用板を取付ければよいか
ら、条件の悪い建設現場における通路枠体の操作が少な
くて管理及び取扱い上便利である。
実になし得られ、労力と時間を節減して作業能率を向上
する。
形運動をなし軽快円滑である。
を筋交いにより連結するから、堅固である。
後、クレーン等により吊上げて高所や任意場所に設置す
るから、高所等危険な場所における作業が減少して安全
及び作業上有益であると共に、作業能率を向上する。
きる。
通路の開いた状態の側面図である。
ある。
である。
ある。
の梁として使用した状態の建築物要部の側面図である。
中間部を切欠して示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 両側の上枠片を数個の上横桟により、両
側の下枠片を数個の下横桟によりそれぞれ連結し、上記
上枠片と上記下枠片に数個の支柱の両端部をそれぞれ枢
着すると共に、上記上枠片と上記数個の支柱が上記下枠
片と平行四辺形運動をなすように形成し、上記上枠片と
上記下枠片を係脱可能の筋交いにより連結し、上記数個
の下横桟上にわたして歩行用板を取付けたことを特徴と
する建設現場用折畳み式通路。 - 【請求項2】 両側下枠片の下面の前後端部には、前後
の支保工上に架設した前後のレール上にそれぞれ載置す
る車輪を車軸により支持した車輪体を取付けたことを特
徴とする請求項1記載の建設現場用折畳み式通路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3444297A JP2902609B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 建設現場用折畳み式通路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3444297A JP2902609B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 建設現場用折畳み式通路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10219991A JPH10219991A (ja) | 1998-08-18 |
JP2902609B2 true JP2902609B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=12414365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3444297A Expired - Lifetime JP2902609B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | 建設現場用折畳み式通路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2902609B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010116718A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Olympus Corp | 作業台 |
CN105464403B (zh) * | 2015-12-16 | 2018-02-16 | 华煜建设集团有限公司 | 一种简易连接桥 |
US10061323B2 (en) * | 2016-12-22 | 2018-08-28 | Advanced Construction Robotics, Inc. | Autonomous apparatus and system for repetitive tasks in construction project |
-
1997
- 1997-02-03 JP JP3444297A patent/JP2902609B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10219991A (ja) | 1998-08-18 |
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