JP3176782B2 - 吊り足場の最上段用折りたたみ式ステージ - Google Patents
吊り足場の最上段用折りたたみ式ステージInfo
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Description
事等において使用される吊り足場の最上段に用いるステ
ージに関する。
て吊り足場を構成するときの最上段ステージとして、例
えば、実開平1−162537号公報に記載されている
ものがある。これは、図4に示すように、フロアーの開
口部分に昇降用のはしごfを設けた吊り足場aの四隅
に、それぞれ上下に吊り用穴を有する吊り金具bが設け
られており、その吊り金具bに、支柱cの下端に取り付
けられたブラケットgを重合させてボルトとナットで固
定して支柱cを立てている。また、その支柱間にボルト
とナットで取り外し自在に手摺dを設けるとともに、フ
ロアーの中程に中間安全手摺eを取り付けたものであ
る。このように構成された最上段ステージは、吊り足場
を使用しているので、支柱や手摺などを取り外せば、他
の吊り足場と積み重ねて保管できる。
テージは、使用後に他の吊り足場と一緒に積み重ねて保
管するときには、ステージの四隅に取り付けた支柱など
フロアー上に立てたものを全て取り外す必要があり手間
がかかる。また、保管場所に広いスペースを必要とする
のである。そこで、本発明は、吊り足場の四隅に取り付
けた支柱を折りたたみ可能に構成することにより、支柱
を取り外すことなく積み重ねることができるようにし、
さらに、吊り足場のステージを水平方向に伸縮可能に構
成することにより、狭いスペースでも保管することがで
きる吊り足場の最上段ステージを提供することを目的と
する。
段用折りたたみ式ステージは、平行となった複数本のス
テージ芯材を補強材により連結して形成される長方形の
フロアーと、前記フロアーの四隅に固定された連結金具
に、それぞれ立てられた状態と前記フロアーの長辺に重
なる折り畳み状態との間で内側に回動自在に取り付けら
れた4本の支柱と、それぞれの前記支柱に設けられ、前
記四隅に固定された固定金具に係合して前記それぞれの
支柱が前記フロアーの外側に回動するのを規制するスト
ッパーと、前記フロアーの両端部で幅方向に対となった
2本ずつの前記支柱を連結する幅方向の手摺と、長手方
向に対となった2本の前記支柱に両端部で取り外し自在
に装着され、前記2本の支柱相互が内側に回動するのを
規制する長手方向の手摺とを有することを特徴とする。
さらに、本発明の吊り足場の最上段用折りたたみ式ステ
ージは、複数の前記ステージ芯材の中に摺動自在に設け
られた内筒、およびこれらの内筒を相互に連結する横架
補強材により形成されるステージ延長部と、該ステージ
延長部の角部に固定された連結金具にそれぞれ立てられ
た状態と前記フロアーの長辺に折り重なる状態との間で
内側に回動自在に取り付けられた2本の延長部の支柱
と、これらの延長部の支柱を連結する延長部の手摺と、
それぞれの前記延長部の支柱と前記フロアーの支柱との
間に取り外し自在に装着される落下防止柵とを有するこ
とを特徴とする。
ージは、地下鉄工事や下水道工事等において吊り足場を
構成するときの最上段ステージとして用いられ、工事現
場への出入口となるものである。最上段ステージには、
下段に使用している吊り足場と同じものが用いられてお
り、その吊り足場の四隅に取り付けられた連結金具に、
支柱下端の連結板を回動可能に軸支して、支柱をフロア
ー上へ折りたたむことができるようにしている。また、
連結板にストッパーを設けて支柱が外側に倒れないよう
にするとともに、支柱間に手摺を掛け渡して使用状態と
するので、各支柱間が手摺により直行する2方向に連結
され、支柱が内側に倒れるようなことがない。さらに、
吊り足場を構成する芯材を2重筒状に伸縮可能に挿入す
ることにより、吊り足場の広さを適宜調整することがで
き、保管時には収縮して小さくすることができる。
テージを図1〜図3により説明する。図1は、本発明に
かかる吊り足場の最上段用折りたたみ式ステージの実施
例を示す斜視図である。ステージ1は、例えば、3本の
断面長方形のステージ芯材8を平行に配置して、その長
手方向に垂直に補強材20を一定間隔で溶接等により固
定し、ステージ芯材8の上面に、適宜大きさのエキスパ
ンドメタルZを取り付けてフロアーWとしたもので、そ
のフロアーWには昇降用の開口Xが設けられており、開
口Xの短辺側の下部にはしご11が取り付けられてい
る。はしご11は、未使用時にはフロアーWと平行に格
納され、ステージ1の四隅から下方に突出した脚部10
を利用して積み重ね保管できるようになっている。ま
た、ステージ1の四隅には吊り金具19が設けられてお
り、地表面近くに設けられた支保工から吊りチェーン等
により吊り下げる。
てられ、支柱2間に手摺4が取り付けられて最上段用の
ステージが形成されている。支柱2の取り付けの細部は
図2(a)に示すように、ステージの外側に位置する断
面長方形のステージ芯材8の側端面に、上下に取り付け
穴5aを有する逆L形の固定金具5が溶接等により固着
されている。また、ステージ1に設ける支柱2の下端に
は、断面L形の連結板2aが溶接等により固着され、そ
の連結板2aは、連結金具3の上方に軸6により回動可
能に軸支される。前記断面L形の連結板2aの外側には
図2(b)に示すように、ストッパー2bが取り付けら
れており、そのストッパー2bが連結金具3の側面に当
たって支柱2が外側へ倒れないようにしている。そし
て、前記固定金具5の取り付け穴5aと対応する位置に
取り付け孔3aを有する連結金具3を、各固定金具5に
当て、それらの上下の取り付け孔3a、5aにボルト1
5を通してナット16で固定される。フロアーWの縁に
は、手摺枠4bを立設するための平板13が適宜設けら
れているので、支柱2を軸6の回りに回動して折りたた
む際に平板13に当たらないように、連結金具3を長く
するなどして、連結板2aと連結金具3の軸支部分の高
さを適当に調整する必要がある。なお、前記連結金具3
の取り付け孔3aは、長孔に形成して、取り付けのナッ
ト16をゆるめて連結金具3を上下にスライドさせるこ
とができるようにしてもよい。この場合、連結板2aと
連結金具3の軸支部分の高さを可変できる。
2段に手摺受け金具2cが設けられていて、支柱2間に
手摺4を掛け渡して手摺4の両端部と手摺受け金具2c
を合わせてボルト17とナット18で取り外し可能に固
定されている。このように、手摺4は支柱間に掛け渡す
ようになっているので、支柱2を支えて倒れないように
することができる。なお、支柱2間の短辺側に取り付け
る手摺4aは、その両端を支柱2に溶接などにより固定
させ、支柱2を折りたたむときに取り外さないで一緒に
折りたたむようにしてもよい。出入り口(図1のA方
向)方向の手摺は、例えば、細棒を縦横に組み合わせて
手摺枠4bとし、その一端を支柱2の手摺受け金具2c
にボルト17とナット18で固定している。そして、下
方の横架材を取り付け金具21で平板13に固定して手
摺4bの安定を図っている。そして、フロアーWの中央
付近の開口X側面に、中間安全手摺12を立てて固定す
る。中間安全手摺12の下端は、ステージ芯材8に固定
されている平板13に取り付け金具やボルトにより固定
され、ステージ中央部での作業を安全にさせている。ま
た、中間安全手摺12と手摺4aを取り付け金具やボル
トで固定してもよい。
つつ、保管場所のスペースを調整するために、図1に示
すように、平行な3本のステージ芯材8を伸縮可能な2
重筒に構成する。すなわち、平行な3本の断面矩形の内
筒7aの端部に横架補強材7bを溶接等により固定して
内灯7aを連結し、各内筒をステージ芯材8に摺動可能
に挿入することによりステージ1の延長部とした。この
延長の角部には、連結金具3が固定され、この固定金具
3には延長部の支柱22が回動自在に設けられ、外側に
倒れないようになっており、それぞれの支柱22は延長
部の手摺4cにより図示するように連結されている。内
筒7aを長手方向に引き出して使用すると、フロアーW
に、昇降用の開口X以外の開口部分Yができ、延長部の
2本の支柱22とこれらと長手方向に対応した支柱2と
の間には落下防止柵9が取り付けられるようになってい
る。それぞれの支柱22と中間安全手摺12とを組み合
わせて延長部に固定し、開口Yへの転落を防止するか、
または開口Y部分を覆うために、ステージ芯材の延長部
の上面に、適宜の大きさのエキスパンドメタルを着脱可
能に取り付けてもよい。
テージは、ステージ芯材8を伸長してステージ1を適当
な長さにし、軸6の回りに回動して折りたたまれている
支柱2を立てて、手摺4等を取り付けるだけで使用で
き、たいへん組立が簡単である。また、支柱2間の短辺
側に設けた手摺4aを支柱2に固定すると、組立や解体
の手間を省くことができる。
式ステージを用いると、手摺を取り外し、支柱を折りた
たむことにより他の吊り足場と一緒に積み重ねることが
できるもので、解体時の手間を省くとともに保管する際
に支柱を取り外す必要がないので管理しやすいものにな
っている。さらに、吊り足場を構成する芯材を2重筒状
に伸縮可能に挿入して、ステージに延長部分を設けるこ
とにより、保管時に延長部分をステージ内に収納するこ
とができ、従来のステージよりも狭いスペースで保管す
ることができる。
ストッパー部分の斜視図(b)である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 平行となった複数本のステージ芯材を補
強材により連結して形成される長方形のフロアーと、 前記フロアーの四隅に固定された連結金具に、それぞれ
立てられた状態と前記フロアーの長辺に重なる折り畳み
状態との間で内側に回動自在に取り付けられた4本の支
柱と、 それぞれの前記支柱に設けられ、前記四隅に固定された
固定金具に係合して前記それぞれの支柱が前記フロアー
の外側に回動するのを規制するストッパーと、 前記フロアーの両端部で幅方向に対となった2本ずつの
前記支柱を連結する幅方向の手摺と、 長手方向に対となった2本の前記支柱に両端部で取り外
し自在に装着され、前記2本の支柱相互が内側に回動す
るのを規制する長手方向の手摺とを有する ことを特徴と
する吊り足場の最上段用折りたたみ式ステージ。 - 【請求項2】 複数の前記ステージ芯材の中に摺動自在
に設けられた内筒、およびこれらの内筒を相互に連結す
る横架補強材により形成されるステージ延長部と、 該ステージ延長部の角部に固定された連結金具にそれぞ
れ立てられた状態と前記フロアーの長辺に折り重なる状
態との間で内側に回動自在に取り付けられた2本の延長
部の支柱と、 これらの延長部の支柱を連結する延長部の手摺と、 それぞれの前記延長部の支柱と前記フロアーの支柱との
間に取り外し自在に装着される落下防止柵とを有するこ
とを特徴とする請求項1記載の 吊り足場の最上段用折り
たたみ式ステージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25011893A JP3176782B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 吊り足場の最上段用折りたたみ式ステージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25011893A JP3176782B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 吊り足場の最上段用折りたたみ式ステージ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0782880A JPH0782880A (ja) | 1995-03-28 |
JP3176782B2 true JP3176782B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=17203094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25011893A Expired - Fee Related JP3176782B2 (ja) | 1993-09-10 | 1993-09-10 | 吊り足場の最上段用折りたたみ式ステージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3176782B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109537861A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-03-29 | 贵州建工集团第四建筑工程有限责任公司 | 安装有组合安全框的建筑脚手架及其安装工艺 |
-
1993
- 1993-09-10 JP JP25011893A patent/JP3176782B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH0782880A (ja) | 1995-03-28 |
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