JPH0468144B2 - - Google Patents

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JPH0468144B2
JPH0468144B2 JP60048285A JP4828585A JPH0468144B2 JP H0468144 B2 JPH0468144 B2 JP H0468144B2 JP 60048285 A JP60048285 A JP 60048285A JP 4828585 A JP4828585 A JP 4828585A JP H0468144 B2 JPH0468144 B2 JP H0468144B2
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JP
Japan
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film
layer
polyester
stretching
satisfies
Prior art date
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JP60048285A
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JPS61209155A (ja
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Shigeo Uchiumi
Yoshiki Sato
Shigeyuki Watanabe
Jujiro Fukuda
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Diafoil Co Ltd
Original Assignee
Diafoil Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61209155A publication Critical patent/JPS61209155A/ja
Publication of JPH0468144B2 publication Critical patent/JPH0468144B2/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野 本発明は複合化ポリエステルフイルムに関し、
特に磁気テープ化後の走行性、電磁変換特性、耐
久性、磁性層との接着性に優れかつ横延伸前まで
の縦延伸倍率が高く生産性に優れた磁気記録媒体
用複合化ポリエステルフイルムに関する。 (ロ) 従来の技術 二軸延伸ポリエステルフイルムは、優れた機械
的性質、熱的性質、電気的性質、耐薬品性等によ
り多方面で多種多様の用途に使用されているが、
とりわけ磁気テープ用ベースフイルムとして極め
て有用なフイルムである。 特にビデオの急激な普及に伴い、高品質性を維
持しながら安価なビデオ用磁気テープが要望され
ている。こうした要望を満たすために、ベースフ
イルムとしての高品質を維持しながらいかにコス
トを下げるかが最大の課題となつてきている。 (ハ) 本発明が解決しようとする問題点 磁気記録媒体用ポリエステルフイルムが満たす
べき要求品質の項目は多種多様あるが、とりわけ
磁気テープ化後の走行性、電磁変換特性を向上
させる目的で、ポリエステルフイルムが平坦易滑
であること、磁性層との接着性が良い事及び磁
性層塗布工程での工程ケズレによる白粉が生じた
り、磁気テープの走行時カセツトピンとの摩耗・
摩擦による白粉が生じたりしないようにポリエス
テルフイルムの耐摩耗性が良い事及び磁気テー
プの録画・録音・再生工程でフイルムが伸びたり
しない様にポリエステルフイルムの機械的強度が
高い事及びフイルムが安価である事等が要求さ
れる。この場合、上記項目がバランスして良好で
ある事が必要であり、ある特定の項目について極
めて優れていても、何かひとつの項目で劣つてい
る場合には、製品として不充分なものである。 上記要求項目のうち、ポリエステルフイルムの
平坦易滑性及び磁性層との接着性の改良に関して
は、従来の検討によりポリエステルフイルムの面
配向△Pが低いもの程良好であることが知られて
いる。 ポリエステルフイルムの△Pを下げる方法とし
て、従来いくつか提案されてきた。ひとつの方法
は、極めて高温で長時間熱固定したり二段階で熱
固定したりして△Pを下げる方法である。しかし
ながら該手法では融点直下の高温にさらされるた
めフイルムの劣化も同時に進行し、機械的性質が
急激に低下すること、及び平均屈折率が高くな
りすぎフイルムがもろくなる結果、耐摩耗性が悪
化する事などにより、実際には使用が困難なもの
である。一方、他の方法として、縦延伸時高温に
し、かつ縦延伸の配向を低下せしめ、又横延伸を
高目の温度で行う事により△Pを下げる方法が広
く実施されるようになつてきた。該手法はを任
意に変更し得る点で良好な手法であるが、高品質
化を更に向上させるべく△Pを下げてゆくと、フ
イルムの厚み振れが大きくなつたり、機械的強度
が低下する欠点を有する。又縦延伸の配向を押え
るため本質的に縦延伸倍率が低くなり、生産性を
低下させるためコストを押しあげる要因となる重
大な欠陥を内在している。 (ニ) 問題点を解決するための手段 本発明者らは、これらの要求項目を満たすべく
鋭意検討の結果、磁気テープ用ポリエステルフイ
ルムに要求される性能の多くがフイルム表面のみ
の性質に関連することに着目して、フイルムを2
層以上の多層にすることにより解決し得る事を見
い出したものである。 すなわち本発明の要旨は、微粒子を含有するポ
リエステル樹脂単独で製膜した時、下記式、
を満たすA層: 0.145≦△P≦0.165 …… 1.600≦≦1.605 …… 及び微粒子を含有もしくは含有しないポリエステ
ル樹脂単独で製膜した時、下記式、を満たす
B層: 0.165<△P …… 1.600≦≦1.605 …… とを、A層が積層フイルムの少なくとも片方の露
出面を形成するよう複合化して、該複合フイルム
が下記式 10.5≦F5 …… を満たす事を特徴とする複合化ポリエステルフイ
ルム。 (但し、△Pは面配向度、は平均屈折率、F5
は20℃、65%RH(相対湿度)で引張り測定した
フイルムの5%伸長時の単位断面積(1mm2)当り
の強度(Kg/mm2)である。) 及び、二塩基酸及びジオールの主成分以外に共
重合成分である二塩基酸及び/又はジオールの成
分を2〜7モル%含有するポリエステルからなる
A層と、主成分以外の共重合成分が2モル%以下
の熱可塑性樹脂からなるB層を2層もしくはそれ
以上共押出し複合化した未延伸フイルムをロール
により縦方向に80℃〜150℃の延伸温度で3〜5
倍1段階もしくは多段階で縦延伸し、縦延伸後の
A層の複屈折率を0.080以下、縦延伸後のB層の
複屈折率を0.080以上としたのち、横方向に90℃
〜150℃の温度で3.5〜4.5倍延伸し、更に必要に
応じて再度縦及び/又は横に再延伸し熱固定する
事を特徴とするA層が、式を、B層が、
式を満たしかつ複合フイルムが式を満足する複
合化フイルムの製造法。 0.145≦△P≦0.165 …… 1.600≦≦1.605 …… 0.165<△P …… 1.600≦≦1.605 …… 10.5≦F5 …… (△P、及びF5は前記と同一) である。 本発明にいう多層フイルムとは、溶液又は融液
状態で複合されたフイルムである。もつとも好ま
しいのは後者の融液状態での複合である。該液状
態の複合を行なう工程は少なくとも全体としての
該複合フイルムが受ける最後の延伸配向処理工程
より以前に行わなければならない。例えば、(イ)す
べての層が口金から共溶融押出しされる。(ロ)少な
くとも一層が口金から溶融押出され、その上に、
または縦又は横へ延伸されてからその上に、別の
層が複合され、しかるのちに前記とは直角方向に
延伸配向される。(ハ)一度二軸延伸されたフイルム
(すでに複合になつていても可)上に該液状複合
し、しかるのち再延伸をいずれか一方の方向に行
う。などである。これらのうち、とくに推賞され
るのは(イ)の方法である。(イ)の共押出法により複合
する際、2種もしくはそれ以上の原料を溶融状態
で複合する限り複合する場所は間わない。つまり
異なる口金で吐出寸前に複合しても良いし、口金
の中で複合化させてもよい。又、口金以前例えば
溶融ポリマーの輸送管中、フイルターの中で複合
化したのち、同一の口金で押出すことも好ましく
用いられる方法である。 溶融状態ではなく、溶媒に溶解した溶液状態で
も複合はできる。この方法はとくに上記の(ロ)、(ハ)
の方法において溶融複合のかわりに適用し得る。 尚、複合方法としてこれら以外に、たとえばフ
イルムどうしを接着剤、放電処理を介して接着す
る方法、延伸時に2層以上のフイルムを密着した
形にしてそのまま延伸し、延伸後密着させるなど
の方法があるが、好ましくはない。但し、少なく
とも以下で述べるB層は二軸延伸されていること
が必須である。 以後積層フイルムは3層について説明するが、
それ以上の多層でも2層でもよい。 本発明の3層のフイルムのうちB層を形成する
熱可塑性樹脂とは、溶融押出可能で延伸可能で、
延伸・熱固定後の面配向度が0.165以上、又が
1.600以上1.605以下となるものであればいずれの
ものでもよく、ポリエステル、ポリアミド、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリエーテルケトン等
が挙げられるが、とりわけポリエステルが好まし
い。ポリエステルとしては、テレフタル酸、ナフ
タレン−2,6−ジカルボン酸のごとき芳香族ジ
カルボン酸又はそのエステルと、エチレングリコ
ール、ジエチレングリコール、1,4−シクロヘ
キサン−ジメタノール等のジオールとを重縮合さ
せて得ることの出来る結晶性芳香族ポリエステル
である。該ポリエステルは、芳香族ジカルボン酸
とグリコールを直接重縮合させて得られる他、芳
香族ジカルボン酸ジアルキルエステルとグリコー
ルをエステル交換反応させた後、重縮合せしめる
あるいは芳香族ジカルボン酸のジグリコールエス
テルを重縮合せしめる等の方法によつても得られ
る。 かかるポリマーの代表的なものとしては、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6
−ナフタレート等である。かかるポリマーは△P
が0.160以上が1.600以上1.605以下を達し得る限
り共重合することも可能であり、又他ポリマーを
ブレンドする事も可能である。 しかしながら、共重合させる場合にはポリエチ
レンテレフタレートを主成分とするポリエステル
における共重合成分の割合としては、2モル%以
下である事が必要である。 一方、少なくともフイルムの最外層の一面を形
成するA層の熱可塑性樹脂としては、ポリエステ
ルが最適である。該ポリエステルとしては、結晶
融解熱の低下したものであれば共重合ポリエステ
ル、単独ポリエステルそれらのブレンドであつて
もよい。共重合ポリエステルとしては、主成分が
ポリエチレンテレフタレートの場合には共重合成
分、例えばイソフタル酸等は2〜7モル%が好ま
しい。共重合成分が7モル%を超えると2層に積
層時カールしたり、フイルム全体の強度が低下す
るため不適である。一方、2モル%より少ない場
合は縦延伸倍率の向上が達せられないので好まし
くない。 また前記A層のフイルムには、必要に応じて不
活性微粒子を含有せしめる必要がある、不活性微
粒子の含有量は、磁気テープの用途によつて異な
り特に限定はないが、通常、0.005〜2wt%である
ことが好ましい。又粒子の平均粒径としては、
0.005〜5.0μmの範囲である。 この目的に合致した不活性微粒子としては、ポ
リエステル樹脂の溶融製膜時に不溶な高融点有機
化合物、架橋化ポリマー及びポリエステル合成時
に使用する金属化合物触媒、例えばアルカリ金属
化合物、アルカリ土類金属化合物及びP化合物な
どによつてポリエステル製造時にポリマー内部に
形成される内部粒子及び、例えばMgO、ZnO、
MgCO3、CaCO3、CaSO4、BaSO4、Al2O3
SiO2、TiO2、SiC、LiF、タルク、カオリン等の
粘度鉱物、セライト、雲母等やCa、Ba、Zn、
Mnなどのテレフタル酸塩等の不活性外部添加粒
子を挙げることが出来る。もちろん、これらの粒
子に加え、必要に応じて染料、顔料、帯電防止
剤、導電性物質、酸化防止剤、消泡剤等の化合物
を配合しても良い。又金属せつけん、デンプン、
カルボキシメチルセルロース等の不活性有機化合
物等も滑性を付与する添加剤として挙げることが
できる。 粒子を添加する場合ポリエステル重合前でもよ
く、重合反応中でもよく、又重合終了後ペレタイ
ズするときに押出機中で混練させてもよい。さら
にシート状に溶融押出する際に添加し、押出機中
で分散して押出してもよい。 本発明の目的である磁気テープ化後の走行性、
電磁変換特性を向上せしめるためには、フイルム
の平坦易滑性と磁性層との接着性及びフイルム裏
面への滑剤の転写性が良好であることが必須であ
る。それ故フイルム表面を形成する層がA層とB
層である2層フイルムにおいても効果を発揮する
が、上記必要項目を充分満たすためには、フイル
ムの最外層を形成する表裏は少なくともA層とす
る3層以上の構成が好ましい。2層の際は、当然
A、B層共に滑り剤を配合する必要がある。ここ
でA層は二軸延伸・熱固定されたのちのフイルム
が下記式、を満たすことが必要である。 0.145≦△P≦0.165 …… 1.600≦≦1.605 …… △Pは、0.145以上0.165以下でなければならな
い。△Pが0.165を超えると、フイルムの平坦易
滑性に劣るばかりでなく、磁性層との接着性、滑
剤の裏面転写性に劣り好ましくない。一方、
0.145より低くなると、A層のフイルム強度が極
端に低下し、3層以上の構造をとつても全体とし
てのフイルム強度の低下をきたし好ましくない。
好ましくは、0.150以上更に好ましくは0.155以上
である。又は1.600以上1.605以下でなければな
らない。が1.605を超えると、フイルムの強度
が低下するばかりでなく、耐摩耗性が悪化して不
適である。一方が1.600以下であると、フイル
ムの収縮が大きくなりすぎ、カールしたり、磁気
テープの製造時及びテープの使用時トラブルの原
因となり不適である。 又、X線で測定した(100)面のピーク値に対
する(110)面のピーク値であるXIが下記
を満たすことが好ましい。 XI≧0.008 …… 例えば前記、式を満たすフイルムであつて
も、結晶性が低い共重合フイルムとか、屈折率の
低い共重合フイルムでは、式を満足出来ない為
格段の効果を得ることが出来ない。 それ故A層において共重合ポリエステルを用い
る場合には、共重合成分としては芳香族二塩基
酸、芳香族ジオールを使用することが好ましい。
その際の共重合成分量としては2〜7モル%が好
ましい。 又該A層の表面に、突起と該突起を核とした長
径が少なくとも0.5μmの窪みとからなる凹凸単位
のフイルム表面積1mm2当りの個数A(個/mm2)が
式を満足する量存在する時、フイルム表面の平
坦易滑性に格段に優れより好ましいものとなる。 0<A≦5000 …… Aが5000個/mm2を超えると、平坦性には優れる
が走行特性に多数回走行性に劣り好ましくない。 一方B層は、3層以上複合する場合には、フイ
ルムの内層を形成し、機械的性質を坦う層となる
ため、特に粒子を必要としないが、例えば、フイ
ルムの遮光性等をあげる目的でカーボンブラツク
等を含有せしめることは好ましい方法である。但
し2層の場合には、A層の場合に例示した粒子を
適宜含有せしめる必要がある。又、B層において
は、A層は好ましいものとして付与される突起A
を特定量以下、即ち 0≦A≦100 …… 式を満足する量とすることが好ましい。Aが
100個/mm2を越えるようになるとフイルムの縦延
伸倍率をあげる本発明の目的からはずれるため不
適である。又B層のXIはそれぞれ0.08以下である
事が必須である。 かくしてA層とB層を複合せしめたフイルム
は、熱固定後のフイルムにおいてF5値が10.5Kg/
mm2以上とする様選択される。 F5値が10.5Kg/mm2より低いと、多数回走行時フ
イルム端部がワカメ状となるエツヂダメージとな
る耐久走行性が悪化するので好ましくない。好ま
しくは11.0Kg/mm2以上、更に好ましくは、11.5
Kg/mm2である。 又フイルムの磁性面を形成する層の中心線平均
表面粗さ(Ra)は、用途によつて適宜選択され
るが、一般に0.001〜0.060である。例えば、オー
デイオ用では0.015≦Ra、一般のビデオグレード
では0.010≦Ra≦0.025、塗布型のメタルビデオで
は0.006≦Ra≦0.015、蒸着ビデオでは0.001≦Ra
≦0.008と用途によつてその適性範囲は異なり、
それに応じて磁性面を形成する層に添加もしくは
析出せしめる粒子の種類、粒径、粒子量、粒子形
状を変更せしめることが好ましい。但し、磁気テ
ープの磁性層塗布面に対し、反磁性層側の凹凸が
転写するという裏写り現象による磁性面の凹凸の
変化を防止する上で、磁性層側と反磁性層側の平
均表面粗さ(Ra)の差がRa(反磁性層)−Ra(磁
性層)<0.004であることが好ましい。 更に本発明のフイルム厚さは、特に限定するも
のではないが、3μm〜500μmが好ましい。但し、
全フイルム厚さの中でB層が占める割合は、50%
以上でなければならない。50%未満では、フイル
ムの次に本発明のフイルムの製膜方法を、具体的
に説明する。 微粒子を含む共重合等されたポリエステル原料
(A層)と、必要に応じて微粒子を含有せしめた
共重合等されていない原料(B層)とを、それぞ
れ別々に乾燥し、別個の押出機により溶融押出
し、同一口金内で2層もしくは3層以上に共押出
により積層し、一体となしてキヤステイングドラ
ム上に冷却固化させる。その際電気密着法等公知
の方法を用いる事が好ましい。 該複合化された未延伸フイルムをロールを用い
て縦方向に80℃〜150℃の延伸温度で3.0〜5.0倍
縦方向に延伸し、縦延伸後のA層の複屈折率を
0.080以下、縦延伸後のB層の複屈折率を0.080以
上とする。これはB層に対しA層は共重合されて
いるため、同一の温度、延伸率で縦延伸してもA
層はB層に比べて複屈折率が小さくなるので、A
層とB層に複屈折率の差が生じるものである。か
くしてA層は縦延伸後の配向を低く押さえるた
め、二軸延伸熱固定後の面配向が押さえられ、そ
れに伴つてn〓が高くなる。一方、B層は縦延伸時
粒子の周辺に配向差が生じるため、これを横延伸
すると、窪を有する凹凸単位が形成される。それ
に対してA層は、縦延伸後の複屈折率が高いた
め、二軸延伸後の面配向も高くなり、窪を有する
凹凸単位も形成されなくなる。それ故、A層の△
nが0.080以上では、A層のn〓が1.492以上かつ窪
みを有する凹凸単位が形成されず、平坦易滑性に
劣る。又、B層の△nが0.080未満では、B層の
みのフイルム強度は問題ないがA層のフイルム強
度が低下するため、全体としての強度が低下して
しまうため好ましくない。該縦延伸は、1段階延
伸でもよいが、2段階延伸以上多段にするのが好
ましい。該多段延伸においては、A層の最終段延
伸前の複屈折率△nを0.015〜0.055とし、最終段
延伸にて所望の複屈折率にすることが適切であ
る。 かくして得られた縦延伸フイルムを次に85℃〜
150℃の温度2.5倍〜5.0倍横延伸し二軸延伸フイ
ルムを得る。該延伸フイルムを必要に応じて更に
縦及び/又は横方向に再延伸したのち熱固定す
る。 かくして本発明によれば、横延伸前の縦延伸倍
率を高く設定しても、平坦易滑性等、磁気テープ
用ポリエステルフイルムとして満たすべき諸性質
をバランスよく達成することが出来る。これによ
り、縦延伸条件を下げることにより△Pを下げた
フイルムにおいて最大の欠陥であつた縦延伸倍率
の低下を防止することが出来生産性の悪化を防ぐ
ことが出来る。 又、横延伸後更に縦及び/又は横に再延伸する
ことも可能であり、それによつてテンサフイル
ム、スーパーテンサフイルム、タテヨコテンサフ
イルム等を製造することも好適である。 以上のごとき条件を満足するフイルムは、生産
性の低下をきたすことなく、磁気テープ用ポリエ
ステルとして特性を満足するものである。又、接
着性の向上平坦易滑性を利用して磁気テープ以外
の各種用途に用いる事も可能である事は言うまで
もない。 実施例 以下に本発明を実施例及び比較例に基づいて更
に詳細に説明する。 フイルムの各物性値の測定法は次のとおりであ
る。 (1) 中心線平均表面粗さ(Ra) 小坂研究所社製表面粗さ測定器(SE−3FK)
によつて次のように求めた。触針の先端半径は
2μm、荷重は30mgである。フイルム断面曲線
からその中心線の方向に基準長さL(2.5mm)の
部分を抜き取り、この抜き取り部分の中心線を
X軸、縦倍率の方向をY軸として、粗さ曲線y
=f(x)で表わした時、次の式で与えられた値を
μmで表わす。但し、カツトオフ値は80μm。
Raは縦方向に5点、横方向に5点の計10点の
平均値を求めた。 1/L∫L 0|f(x)|dX (2) 摩擦係数(μd) 固定した硬質クロムメツキ金属ロール(直径
6mm、2S)にフイルムを巻き付き角135°(θ)
で接触させ、53g(T2)の荷重を一端にかけ
て1m/minの速度でこれを走行させて他端の
抵抗力(T1)を測定し、次式により第1回走
行時の摩擦係数(μ1)を求めた。繰り返し走行
性の評価として、200回走行後の摩擦係数
(μ200)を測定した。 μ=1/θlo(T1/T2)=0.424lo(T1/53) (3) 屈折率 アツベの屈折計(株式会社アタゴ社製)を用
いて25℃で測定されるNa−D線に対する値を
求めた。 平均屈折率は厚み方向の屈折率n〓、主配向
方向の屈折率n〓、主配向方向と直角な方向の屈
折率n〓として、 =1/3(n〓+n〓+n〓) で与えられる。 一方、面配向度△Pは、上記n〓、n〓、n〓を用
いて △P=1/2(n〓+n〓)−n〓 で与えられる。 (4) クロマS/N、テープ走行性、磁性層との接
着性 市販の家庭用VTRを用いてシバソクNTBC
型ビデオノイズ測定器Q25RでクロマS/Nを
測定した。又家庭用VTRにテンシヨンメータ
ーを取りつけ、テープ走行時のテンシヨンを測
定した。基準テープのクロマS/Nを0dBと
し、又基準テープのテンシヨンの値を1.0とし
た。 一方、接着性は、磁気テープの塗膜面とステ
ンレス板が接するように両面テープで貼り付
け、フイルムと180°剥離する時の剥離強度を接
着性の尺度とし、基準テープの接着強度を1.0
とした。 また磁性粉のコーテイングは次の方法で行な
つた。 下記に示す磁性粉末塗料を表面を清浄化し前
処理を施したフイルム上にグラビアロールによ
り塗布し、ドクターナイフにより磁性塗料層ス
ムージングし、約6μmの磁性層を形成する。
磁性塗料が乾く前に常法により磁気配向させ乾
燥、カレンダー加工したのち80℃、20時間キユ
アリングした後1/2インチ幅にスリツトしてテ
ープ化した。 組 成 部 γ−Fe2O3を主体とする強磁性体粉末 250 ポリウレタン樹脂 50 塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体 30 ニトロセルロース 20 レシチン 3 カーボン 15 MEK 900 ポリイソシアナート化合物 15 (7) X線回折測定(A層) X線自動回折装置でフイルム状でサンブルを
測定し2θ=26°付近の(100)面のピーク値と、
2θ=23°付近の(110)面のピーク値を読み
その比(XI)を取つた。X線出力は30KV、15
mAで行つた。 (8) 多重干渉法による表面粗度の測定 フイルム表面にアルミニウム蒸着を施した
後、日本光学(株)製サーフエイスフイニツシユマ
イクロスコープを用い、多重干渉法により測定
波長0.54μで干渉縞を出し、干渉縞を写真撮影
してn次の干渉縞の個数を数え1mmに換算す
る。測定の際ミラー反射率は65%、顕微鏡倍率
は200倍とした。 H1、H2はそれぞれ1次、2次の干渉縞の個
数で高さは下記に示したものである。 H1:0.27≦h<0.54 H2:0.54≦h<0.81 (9) F5値 1/2インチ幅、チヤツク間50mm長の試料フイ
ルムを東洋ボールドウイン社製テンシロン
(UTN−)により、20℃、65%RHにて50
mm/minで引張り、5%伸張時の荷重を初期の
断面積で割り、Kg/mm2単位で表わした。 (10) 収縮率 測定すべきフイルムを長手方向及び巾方向に
長さ50cm(l0)巾15mmに切断し、オーブン中に
所定温度で所定時間熱処理した後、フイルムの
長さ(l)を測定し、下記式からその収縮率を
求めた。 収縮率=l0−l/l0×100(%) (11) 複屈折率 カールツアイス社製偏光顕微鏡により、リタ
ーデーシヨンを測定し、次式により複屈折率
(△n)を求めた。 △n=R/d 但し R:リターデーシヨン d:フイルム厚さ(μm) 実施例 1 ジメチルテレフタレート100部、エチレグリコ
ール60部をエステル交換触媒として酢酸カルシウ
ムの一水塩0.095部、重合触媒としてSb2O30.04
部、重合安定剤としてエチルアシツドホスフエー
ト0.069部を添加して常法によりポリエチレンテ
レフタレートの共重合体を重合した。このポリマ
ーをカツト状にとり出し切断し、チツプとした
(原料1)。 又、ジメチルテレフタレート90部、ジメチルイ
ソフタレート10部を用いて、原料1と同様にして
ポリマーを得た(原料2)。 次に、ジメチルテレフタレート100部、エチレ
ングリコール70部、酢酸カルシウム一水塩0.10部
及び酢酸リチウム二水塩0.17部を反応器に仕込
み、加熱昇温すると共にメタノールを留出させて
エステル交換反応を行ない、反応開始後約4時間
を要して230℃に達せしめ、実質的にエステル交
換を終了した。 次にこの反応生成物にトリエチルホスフエート
0.35部を添加し、更に重縮合触媒として三酸化ア
ンチモン0.05部を添加した後、常法に従つて重合
し、ポリエステルを得た。該ポリエステル中には
粒径およそ0.5〜1μ程度の均一で微細なカルシウ
ム、リチウム及びリン元素を含む析出粒子が多数
認められた。 これとは別に原料1に1.4μの炭酸カルシウム
0.4wt%含有するポリエステル原料を製造し、上
記原料と9:1の割合でブレンドして原料3とし
た。 これらの原料を原料1/原料2/原料3=20/
30/50で混合し、最外層A層の原料とした(原料
)。又、内層であるB層の原料としては、原料
1を用いた(原料)。 これらの原料は、以後いずれも乾燥前の〔η〕
を0.62となるように調整した。 これらの2種(原料、原料)をそれぞれ乾
燥し、60m/m、90m/mの直径を有する別個の
溶融押出機により押出し、同一口金内で原料を
最外層となるよう二層に分離し、内層に原料が
くるよう三層に複合し、一体となして40℃に伴つ
た平滑なドラム上にキヤステイング冷却固化させ
て、未延伸シートを製造した。A、B層の厚み比
率は3:7となるよう吐出量を調節した。A層の
表裏の厚さは同一とした。 このシートを85℃で縦方向に2.9倍延伸し、ひ
きつづき縦方向160℃で1.35倍延伸し、引きつづ
いて横方向に110℃3.8倍延伸したのち207℃で熱
固定して15μのフイルムを得た。得られたフイル
ムの諸性質を表1に示す。但し表1の中で3層以
上のフイルムにおいて内層のフイルムの△n、
n、△Pは単層で同等の延伸を行なつた時の値を
示した。 実施例2、比較例1、2 原料の混合比を種々変更し、他は実施例1と
同様に延伸した。原料の混合比は比較例1では
原料1/原料2/原料3=40/10/50、実施例2
では原料1/原料2/原料3=0/50/50、比較
例2では原料2の共重合量を20モル%とし原料4
として原料1/原料4/原料3=10/40/50とし
た。 比較例1、2は各々A層の△Pが0.165より大
及び0.145より小のフイルムである。 比較例 3、4 熱固定温度を180℃(比較例3)、250℃(比較
例4)とした以外は、実施例1と同様に延伸し
た。 比較例3、4は、A層及びB層のが1.600よ
り小及び1.605より大きなフイルムである。 比較例 5 原料1/原料3=50/50を単層で押出し、実施
例1と同様の延伸条件で延伸・熱固定した。 該フイルムは、B層単独に相当する△P>
0.165である単層フイルムである。 比較例 6 熱固定温度を230℃として2段階熱固定する以
外は、比較例5と同様に延伸・熱固定した。 該フイルムは、△Pは0.165以下であるが、
が1.605以上の単層フルムである。 実施例 3、4 3層にしないで2層とし、一層を混合比原料
1/原料2/原料3=20/30/50とし、他層を原
料1/原料3=50/50とした以外は実施例1と同
様に延伸した。比較例3においてはA層を磁性層
側とし、比較例4においてはB層を磁性層側とし
た。 これらの結果を第1表に示す。 以上より本発明の方法により複合化する事によ
つて、平坦易滑性特に磁気テープ化後の電特、走
行性、接着性に優れかつフイルム強度が高く、収
縮率が低く、しかも生産性に優れたフイルムを得
る事が出来る。
【表】
【表】 発明の効果 以上記載のとおり、本発明はA層フイルム及び
B層フイルムの△P及びをそれぞれ特定した複
合フイルムであり、かつ該複合フイルムのF5
を特定することにより、平坦易滑性が良好とな
り、磁気記録媒体とした時、その電磁変換特性が
優れ、走行性及び接着性の点ですぐれたものが得
られ、すぐれた複合フイルムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 微粒子を含有するポリエステル樹脂単独で製
    膜した時、下記式、を満たすA層: 0.145≦△P≦0.165 …… 1.600≦≦1.605 …… 及び微粒子を含有もしくは含有しないポリエステ
    ル樹脂単独で製膜した時、下記式、を満たす
    B層: 0.165<△P …… 1.600≦≦1.605 …… とを、A層が積層フイルムの少なくとも片方の露
    出面を形成するよう複合化して、該複合フイルム
    が下記式 10.5≦F5 …… を満たす事を特徴とする複合化ポリエステルフイ
    ルム。 (但し、△Pは面配向度、は平均屈折率、F5
    は20℃、65%RH(相対湿度)で引張り測定した
    フイルムの5%伸長時の単位断面積(1mm2)当り
    の強度(Kg/mm2)である。) 2 A層単独で製膜した時のX線で測定したX1
    が0.08以上であり、かつ突起と該突起を核とした
    長径が少なくとも0.5μmの窪みとからなる凹凸単
    位のフイルム表面積1mm2当りの個数A(個/mm2
    が式を満たし、 0<A≦5000 …… 一方、B層単独で製膜した時のX1が0.08未満か
    つ0≦A≦100であるA層とB層を複合化した特
    許請求の範囲第1項記載の複合化ポリエステルフ
    イルム。 (但し、X1はX線回折で測定した〔100〕面のピ
    ーク値X100と〔110〕面のピーク値X110との比
    を言う) 3 A層が露出する表面の両層を形成する特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の少なくとも3層
    以上複合化された複合化ポリエステルフイルム。 4 A層を形成するポリエステルが、二塩基酸及
    びジオールの主成分以外に共重合成分である二塩
    基酸及び/又はジオール成分を2〜7モル%含有
    してなる特許請求の範囲第1項、第2項又は第3
    項記載の複合化ポリエステルフイルム。 5 二塩基酸及びジオールの主成分以外に共重合
    成分である二塩基酸及び/又はジオール成分を2
    〜7モル%含有するポリエステルからなるA層
    と、主成分以外の共重合成分が2モル%以下の熱
    可塑性樹脂からなるB層を2層もしくはそれ以上
    共押出し複合化した未延伸フイルムをロールによ
    り縦方向に80℃〜150℃の延伸温度で3〜5倍1
    段階もしくは多段階で縦延伸し、縦延伸後のA層
    の複屈折率を0.080以下、縦延伸後のB層の複屈
    折率を0.080以上としたのち、横方向に90℃〜150
    ℃の温度で3.5〜4.5倍延伸し、更に必要に応じて
    再度縦及び/又は横に再延伸し熱固定する事を特
    徴とするA層が、式を、B層が、式を満
    たしかつ複合フイルムが式を満足する複合化フ
    イルムの製造法。 0.145≦△P≦0.165 …… 1.600≦≦1.605 …… 0.165<△P …… 1.600≦≦1.605 …… 10.5≦F5 …… (但し、△Pは面配向度、は平均屈折率、F5
    は20℃、65%RH(相対湿度)引張り測定したフ
    イルムの5%伸長時の単位断面積(1mm2)当りの
    強度(Kg/mm2)である。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4999376A (ja) * 1973-01-22 1974-09-19
JPS5619263A (en) * 1979-07-26 1981-02-23 Meidensha Electric Mfg Co Ltd Waveform shaping circuit
JPS5823323A (ja) * 1981-07-31 1983-02-12 Diafoil Co Ltd 磁気テ−プ用ポリエステルフイルム
JPS59218850A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 東洋紡績株式会社 積層ポリエステルフイルム

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