JPH0467980A

JPH0467980A - プリンタのリボンカセット

Info

Publication number: JPH0467980A
Application number: JP18180190A
Authority: JP
Inventors: Shuji Mabe; 間部　修二
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1990-07-09
Filing date: 1990-07-09
Publication date: 1992-03-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、印字用のインクリボンを装填したプリンタ
のリボンカセットに関する。

プリンタのインクリボンは、一般に、容易に交換するこ
とができるようリボンカセットに装填されている。

〔従来の技術〕

インクリボンは、印字部において印字用紙と接触する。

そこで、例えば特開昭６１−１３９４７６号公報に示さ
れるように、印字用紙を案内するための用紙ガイドをカ
セットケースに形成したものもある。

しかし一般的には、例えば第５図に示されるように、イ
ンクリボン５１が幅方向（Ｗ方向）にずれるのを防止す
るためにインクリボン５１の両側縁部に突設されたリボ
ンガイド部材５３ａ、５３ｂの突端面に、印字用紙が触
れながら搬送される。

このようなリボンカセットにおいては、リボンガイド部
材５３ａ、５３ｂの突端部どうしが継がっていると、組
立時にリボンガイド部材５３ａ。

５３ｂ内にインクリボン５１を挿通ずるのが著しく困難
になってしまう。そこで、第５図に示されるように、リ
ボンガイド部材５３ａ、５３ｂは、突端側からインクリ
ボン５Ｉを内側に通すことができるように口を開いて形
成されている。第５図においては、５５かインクリボン
５１を内側に通すための隙間である。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、リボンガイド５３ａ、５３ｂの突端側に隙間が
あると、例えば第６図に示されるように、或いは第７図
に示されるように、印字用紙１００が吸入される際に、
印字用紙１００の先端が隙間５５にひっかかって、用紙
ジャムやリボンカセットのセット脱落等が発生すること
がある。

この発明は、そのような従来の欠点を解消し、印字用紙
吸入時に、リボンガイド部材に印字用紙がひっかからな
いプリンタのリボンカセットを提供することを目的とす
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するため、本発明のプリンタのリボン
カセットは、実施例を説明するための第１図に示される
ように、インクリボン４を装填して、印字部１０に面す
る部分では上記インクリボン４が露出するようにしたリ
ボンカセット３であって、上記露出部における上記イン
クリボン４の幅方向のずれを防止するために上記インク
リボン４の両側縁部にリボンガイド部材３５ａ、３５ｂ
を突設し、且つ上記両側のリボンガイド部材３５ａ、３
５ｂが突端側で継がっていないように形成したものにお
いて、上記両側のリボンガイド部材３５ａ、３５ｂのう
ち印字用紙吸入側に近い方のリボンガイド部材３５ｂを
他方のリボンガイド部材３５ａよりも上記印字部１０側
へ突出して形成したことを特徴とする。

〔作用〕

印字用紙１００が印字部１０に吸入される際には、印字
用紙１００の先端は、ます印字用紙吸入側に近い方のリ
ボンガイド部材３５ｂの表面に接触しながら進む。その
リボンガイド部材３５ｂは他方のリボンガイド部材３５
ａより印字部１０側（印字用紙１００側）に出張ってい
るので、印字用紙１００の先端が他方のリボンガイド部
材３５ａの直前まで進んだときには、印字用紙１００の
先端はそのリボンガイド部材３５ａから浮いている。し
たがって、印字用紙１００の先端は、リボンガイド部材
３５ａ、３５ｂ間の隙間に入り込むことなく通過する。

〔実施例〕

図面を参照して実施例を説明する。

第２図はシリアルプリンタを略示したものである。

図中、ｌはプラテン。２は印字へ一ノドである。

３は、インクリボン４を装填したリボンカセットてあり
、３１はそのリボン収容部である。印字部ＩＯに面する
部分においては、インクリボン４は露出していて、プラ
テン１と印字ヘッド２との間を走行するようになってい
る。

５は、印字部１０を通るように印字用紙１００を搬送す
るための用紙搬送路であり、５ａは、印字用紙１００を
吸入するための用紙吸入口である。

第１図はリボンカセット３を示している。リボンカセッ
ト３は、リボン収容部３１の左右両端から前方に向かっ
て、一対のアーム３２．３２が突設されている。そして
、リボン収容部３１内にくり返し折り返されて収容され
たインクリボン４は、アーム３２．３２の突端間で露出
して送行するように掛けわたされている。３３．３３は
インクリボン４をリボン送りするための一対の送りロー
ラ。

３４は手動送り用つまみである。

インクリボン４は、組立時には、蓋３１ａを取り外した
状態でリボン収容部３１内に装填される。

また、各アーム３２は、内側には壁３２ａが形成されて
いるが、外側は開放されており、組立時には、外側の開
放部側からインクリボン４が取り付けられる。

各アーム３２の突端部には、インクリボン４が幅方向（
矢印Ｗ方向）にずれるのを防止するために、リボンガイ
ド部材３５ａ、３５ｂが、インクリボン４の両側縁部に
前方に向けて突設されている。そして、各リボンガイド
部材３５ａ、３５ｂは、端部が向かいあうようにＬ字形
に曲げられているので、インクリボン４が、アーム３２
の突端から前方（矢印Ｆ方向）にとび出すのも防止して
いる。

インクリボン４の両側から突設されたリボンガイド部材
３５ａ、３５ｂの間には、細い隙間３６が形成されてお
り、組立時には、この隙間３６から、インクリボン４を
リボンガイド部材３５ａ。

３５ｂの内側に通すことができる。

また、第３図に拡大図示されているように、下側のリボ
ンガイド部材３５ｂ、即ち印字用紙１００を吸入する側
に近い方のリボンガイド部材３５ｂは、もう一方の上側
のりホンガイド部材３５ａよりも前方（即ち印字部１０
側）へ突出して形成されている。

したがって、印字用紙１００か印字部１０に向かって吸
入される際に、印字用紙１００の先端は、まず下側のリ
ボンガイド部材３５ｂに接触しなから進むが、印字用紙
１００の先端が上側のリボンガイド部材３５ａの直前ま
で進んだときには、印字用紙１００は上側のリボンガイ
ド部材３５ａから浮いており、決して両リボンガイド部
材３５ａ。

３５ｂ間の隙間３６に入り込まない。

第４図は、下側のリボンガイド部材１３５ｂだけをＬ形
に曲げて形成して、上側のリボンガイド部材１３５ａよ
りも前方（即ち印字部ＩＯ側）へ突出させたものである
。１３６は隙間である。本発明は、この第４図のように
構成してもよく、その他具体的には種々の態様をとるこ
とができる。

〔発明の効果〕

本発明のプリンタのリボンカセットによれば、組立時に
従来と同様に、インクリボンをリボンガイド部材の内側
に容易に通すことができ、しかも印字用紙吸入時にはリ
ボンガイド部材に印字用紙かひっかからなくて、用紙ジ
ャムやリボンカセットのセット脱落などの発生を防止す
ることができる優れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、実施例の斜視図、第２図は、実施例のプリンタの側面略示図、第３図は、
実施例の部分拡大側面断面図、第４図は、他の実施例の
部分拡大側面断面図、第５図は、従来例の斜視図、第６図は、従来例の部分拡大側面断面図、第７図は、他
の従来例の部分拡大側面断面図である。図中、３・・・リボンカセット、４・・・インクリボン、 ■、０・・・印字部、３５ａ。３５ｂ・・・リホンガイド部材。

Claims

【特許請求の範囲】インクリボン（４）を装填して、印字部（１０）に面す
る部分では上記インクリボン（４）が露出するようにし
たリボンカセット（３）であって、上記露出部における上記インクリボン（４）の幅方向の
ずれを防止するために上記インクリボン（４）の両側縁
部にリボンガイド部材（３５ａ、３５ｂ）を突設し、且
つ上記両側のリボンガイド部材（３５ａ、３５ｂ）が突
端側で継がっていないように形成したものにおいて、上記両側のリボンガイド部材（３５ａ、３５ｂ）のうち
印字用紙吸入側に近い方のリボンガイド部材（３５ｂ）
を他方のリボンガイド部材（３５ａ）よりも上記印字部
（１０）側へ突出して形成したことを特徴とするプリンタのリボンカセット。