JPH0585002A - 用紙送り装置 - Google Patents
用紙送り装置Info
- Publication number
- JPH0585002A JPH0585002A JP25154691A JP25154691A JPH0585002A JP H0585002 A JPH0585002 A JP H0585002A JP 25154691 A JP25154691 A JP 25154691A JP 25154691 A JP25154691 A JP 25154691A JP H0585002 A JPH0585002 A JP H0585002A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platen
- sheet
- fanfold paper
- fanfold
- sheet guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラテンに接触する薄片のシートガイドの先
端に、プラテンから浮いたファンフォールド紙の折れ目
が引っ掛かる状態を回避し得る用紙送り装置を提供す
る。 【構成】 プラテン２とピン送り機構６とによりファン
フォールド紙５を搬送し、弾性を有する薄片により形成
したシートガイド１５でプラテン２からのファンフォー
ルド紙５の浮きを押えるようにし、シートガイド１５の
先端に滑らかな曲面をもつ接触縁１７を形成することに
より、ファンフォールド紙５をプラテン２側からピン送
り機構６側に戻す時には、ピン送り機構６よりプラテン
２の周速度が速い場合に、ファンフォールド紙５の弛み
ミシン目の部分がプラテン２から浮いても、滑らかな接
触縁１７によりファンフォールド紙５に与える摩擦抵抗
を小さくする。
端に、プラテンから浮いたファンフォールド紙の折れ目
が引っ掛かる状態を回避し得る用紙送り装置を提供す
る。 【構成】 プラテン２とピン送り機構６とによりファン
フォールド紙５を搬送し、弾性を有する薄片により形成
したシートガイド１５でプラテン２からのファンフォー
ルド紙５の浮きを押えるようにし、シートガイド１５の
先端に滑らかな曲面をもつ接触縁１７を形成することに
より、ファンフォールド紙５をプラテン２側からピン送
り機構６側に戻す時には、ピン送り機構６よりプラテン
２の周速度が速い場合に、ファンフォールド紙５の弛み
ミシン目の部分がプラテン２から浮いても、滑らかな接
触縁１７によりファンフォールド紙５に与える摩擦抵抗
を小さくする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印字機器に利用される
用紙送り装置に関する。
用紙送り装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、単票を送る時は回転するプラテン
にピンチローラにより用紙を圧接し、ピン送り機構でフ
ァンフォールド紙を送る時は、プラテンからピンチロー
ラを離反させるようにしたプリンタがある。
にピンチローラにより用紙を圧接し、ピン送り機構でフ
ァンフォールド紙を送る時は、プラテンからピンチロー
ラを離反させるようにしたプリンタがある。
【０００３】図４に示すように、一般に、用紙はプラテ
ン２とペーパーパン７とにより案内されるが、ボトムパ
スと称して、下方から供給される用紙をディフレクタ１
６とシートガイド１９とにより印字ヘッド（図示せず）
とプラテン２との間に案内するようにしたプリンタもあ
る。このシートガイド１９は弾性を有するプラスチック
ス等の薄片により形成され、印字ヘッドの近傍における
プラテン２からの用紙の浮きを阻止している。
ン２とペーパーパン７とにより案内されるが、ボトムパ
スと称して、下方から供給される用紙をディフレクタ１
６とシートガイド１９とにより印字ヘッド（図示せず）
とプラテン２との間に案内するようにしたプリンタもあ
る。このシートガイド１９は弾性を有するプラスチック
ス等の薄片により形成され、印字ヘッドの近傍における
プラテン２からの用紙の浮きを阻止している。
【０００４】また、ファンフォールド紙５を使用する場
合、ファンフォールド紙５はピン送り機構（図示せず）
とプラテン２とにより送られるが、プラテン２の外径の
変化等の影響でプラテン２とピン送り機構との送り速度
を一致させることは困難である。このため、ピン送り機
構の周速度よりプラテン２の周速度をやや速め、その速
度の差による影響をプラテン２に対するファンフォール
ド紙５のスリップ作用により解消している。
合、ファンフォールド紙５はピン送り機構（図示せず）
とプラテン２とにより送られるが、プラテン２の外径の
変化等の影響でプラテン２とピン送り機構との送り速度
を一致させることは困難である。このため、ピン送り機
構の周速度よりプラテン２の周速度をやや速め、その速
度の差による影響をプラテン２に対するファンフォール
ド紙５のスリップ作用により解消している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ファンフォールド紙５
を使用する場合に、ファンフォールド紙５を一方向に送
って印字した後に一定距離引き戻す使用形態がある。例
えば、ファンフォールド紙５をプラテン２の後方（図４
において左方）から印字ヘッドに向けて前方に送り、印
字後にファンフォールド紙５を後方に引き戻す場合を例
にとると、プラテン２の後方からファンフォールド紙５
を前方に送る時は、ピン送り機構よりプラテン２の周速
度の方が速いためにファンフォールド紙５が弛むことは
ないが、前方から後方に戻す場合にはファンフォールド
紙５が弛む。この時、シートガイド１９及びディフレク
タ１６とはファンフォールド紙５の抵抗によりプラテン
２から離反するが、ファンフォールド紙５のミシン目で
折れた部分がシートガイド１９の先端のエッジに引っ掛
かり、ファンフォールド紙５が損傷し、或いは、ピン送
り機構を駆動するモータが負荷の増大により脱調し、用
紙送り機能が果たせなくなる問題がある。
を使用する場合に、ファンフォールド紙５を一方向に送
って印字した後に一定距離引き戻す使用形態がある。例
えば、ファンフォールド紙５をプラテン２の後方（図４
において左方）から印字ヘッドに向けて前方に送り、印
字後にファンフォールド紙５を後方に引き戻す場合を例
にとると、プラテン２の後方からファンフォールド紙５
を前方に送る時は、ピン送り機構よりプラテン２の周速
度の方が速いためにファンフォールド紙５が弛むことは
ないが、前方から後方に戻す場合にはファンフォールド
紙５が弛む。この時、シートガイド１９及びディフレク
タ１６とはファンフォールド紙５の抵抗によりプラテン
２から離反するが、ファンフォールド紙５のミシン目で
折れた部分がシートガイド１９の先端のエッジに引っ掛
かり、ファンフォールド紙５が損傷し、或いは、ピン送
り機構を駆動するモータが負荷の増大により脱調し、用
紙送り機能が果たせなくなる問題がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、印字ヘッドに
対向する回転自在のプラテンと、このプラテンに巻回さ
れるファンフォールド紙を搬送するピン送り機構と、弾
性を有する薄片により形成されて前記プラテンと前記印
字ヘッドとの対向部付近に延出されたシートガイドと、
このシートガイドの先端縁に沿って滑らかな曲面をもっ
て屈曲されて前記プラテンの外周面に接触された接触縁
とにより構成した。
対向する回転自在のプラテンと、このプラテンに巻回さ
れるファンフォールド紙を搬送するピン送り機構と、弾
性を有する薄片により形成されて前記プラテンと前記印
字ヘッドとの対向部付近に延出されたシートガイドと、
このシートガイドの先端縁に沿って滑らかな曲面をもっ
て屈曲されて前記プラテンの外周面に接触された接触縁
とにより構成した。
【０００７】
【作用】一般にピン送り機構よりプラテンの周速度がや
や速く設定されているために、プラテンがファンフォー
ルド紙をピン送り機構側から引っ張る場合には、ファン
フォールド紙に張力を付与してファンフォールド紙をプ
ラテンに密着させることができ、これにより、ファンフ
ォールド紙がシートガイドの先端に引っ掛かることがな
く、また、プラテンとピン送り機構との送り方向を反転
し、ファンフォールド紙をプラテン側からピン送り機構
側に戻す時には、ピン送り機構よりプラテンの周速度が
速い場合に、プラテンの外周においてファンフォールド
紙が弛みミシン目の部分がプラテンから浮くが、シート
ガイドをファンフォールド紙の抵抗によりプラテンから
退避させるとともに、シートガイドの先端の滑らかな接
触縁によりファンフォールド紙に与える摩擦抵抗を小さ
くすることができ、これにより、ファンフォールド紙の
スムーズな搬送を許容することができる。
や速く設定されているために、プラテンがファンフォー
ルド紙をピン送り機構側から引っ張る場合には、ファン
フォールド紙に張力を付与してファンフォールド紙をプ
ラテンに密着させることができ、これにより、ファンフ
ォールド紙がシートガイドの先端に引っ掛かることがな
く、また、プラテンとピン送り機構との送り方向を反転
し、ファンフォールド紙をプラテン側からピン送り機構
側に戻す時には、ピン送り機構よりプラテンの周速度が
速い場合に、プラテンの外周においてファンフォールド
紙が弛みミシン目の部分がプラテンから浮くが、シート
ガイドをファンフォールド紙の抵抗によりプラテンから
退避させるとともに、シートガイドの先端の滑らかな接
触縁によりファンフォールド紙に与える摩擦抵抗を小さ
くすることができ、これにより、ファンフォールド紙の
スムーズな搬送を許容することができる。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例を図１ないし図３に基づい
て説明する。図１に示すように、筐体１の内部にはプラ
テン２が回転自在に設けられ、このプラテン２に沿って
往復動自在に保持されたキャリア３には印字ヘッド４が
搭載されている。プラテン２の後方にはファンフォール
ド紙５を搬送するピン送り機構であるトラクタ６が設け
られ、プラテン２の下部にはペーパーパン７が設けら
れ、プラテン２の上部外周にはペーパーベイルローラ８
が接離自在に設けられている。また、前記筐体１の背面
の下部には電源を供給するためのコード９又はインター
フェースケーブルが接続されている。さらに、筐体１の
背面の上部には、ファンフォールド紙５を挿入する挿入
口１０と、この挿入口１０に連続して滑らかに下方に湾
曲する突起１１とが形成されている。この突起１１はフ
ァンフォールド紙５をコード９やインターフェースケー
ブルに干渉しないように挿入口１０に案内するだけでな
く、下面に凹部１２を有して把手の機能を備えている。
さらに、筐体１の下部にもファンフォールド紙５を通す
挿入口１３が形成され、筐体１の上部を開閉するカバー
１４にはファンフォールド紙５及び単票（図示せず）を
排出するための排紙口１４ａが形成されている。
て説明する。図１に示すように、筐体１の内部にはプラ
テン２が回転自在に設けられ、このプラテン２に沿って
往復動自在に保持されたキャリア３には印字ヘッド４が
搭載されている。プラテン２の後方にはファンフォール
ド紙５を搬送するピン送り機構であるトラクタ６が設け
られ、プラテン２の下部にはペーパーパン７が設けら
れ、プラテン２の上部外周にはペーパーベイルローラ８
が接離自在に設けられている。また、前記筐体１の背面
の下部には電源を供給するためのコード９又はインター
フェースケーブルが接続されている。さらに、筐体１の
背面の上部には、ファンフォールド紙５を挿入する挿入
口１０と、この挿入口１０に連続して滑らかに下方に湾
曲する突起１１とが形成されている。この突起１１はフ
ァンフォールド紙５をコード９やインターフェースケー
ブルに干渉しないように挿入口１０に案内するだけでな
く、下面に凹部１２を有して把手の機能を備えている。
さらに、筐体１の下部にもファンフォールド紙５を通す
挿入口１３が形成され、筐体１の上部を開閉するカバー
１４にはファンフォールド紙５及び単票（図示せず）を
排出するための排紙口１４ａが形成されている。
【０００９】また、前記ペーパーパン７の前面には、弾
性を有するプラスチックスの薄片により形成されたシー
トガイド１５が保持され、このシートガイド１５との間
に所定の間隔を開けて対向して前記挿入口１３から挿入
されるファンフォールド紙５を案内するディフレクタ１
６が設けられている。前記シートガイド１５の上縁には
滑らかな曲面をもって屈曲されて前記プラテン２の外周
面に接触された接触縁１７が形成されている。前記ディ
フレクタ１６も上縁に滑らかに屈曲された屈曲片１８を
有し、この屈曲片１８をもってプラテン２に弾発的に接
触されている。
性を有するプラスチックスの薄片により形成されたシー
トガイド１５が保持され、このシートガイド１５との間
に所定の間隔を開けて対向して前記挿入口１３から挿入
されるファンフォールド紙５を案内するディフレクタ１
６が設けられている。前記シートガイド１５の上縁には
滑らかな曲面をもって屈曲されて前記プラテン２の外周
面に接触された接触縁１７が形成されている。前記ディ
フレクタ１６も上縁に滑らかに屈曲された屈曲片１８を
有し、この屈曲片１８をもってプラテン２に弾発的に接
触されている。
【００１０】このような構成において、筐体１の背面の
挿入口１０から挿入されたファンフォールド紙５はそれ
ぞれ時計方向に回転するトラクタ６とプラテン２とによ
り印字ヘッド４の前面に送られ排紙口１４ａから排紙さ
れる。この時、ファンフォールド紙５は突起１１により
支えられてコード９やインターフェースケーブルに干渉
することがないため、トラクタ６の後方においてファン
フォールド紙５が引っ張られることがなく、これによ
り、ファンフォールド紙５がトラクタ６のピンから外れ
るようなことはない。
挿入口１０から挿入されたファンフォールド紙５はそれ
ぞれ時計方向に回転するトラクタ６とプラテン２とによ
り印字ヘッド４の前面に送られ排紙口１４ａから排紙さ
れる。この時、ファンフォールド紙５は突起１１により
支えられてコード９やインターフェースケーブルに干渉
することがないため、トラクタ６の後方においてファン
フォールド紙５が引っ張られることがなく、これによ
り、ファンフォールド紙５がトラクタ６のピンから外れ
るようなことはない。
【００１１】ここで、一般には、トラクタ６よりプラテ
ン２の周速度がやや速くなるように設定されているた
め、トラクタ６からファンフォールド紙５をプラテン２
側に送り込む使用形態では、ファンフォールド紙５がプ
ラテン２に引っ張られるため、ファンフォールド紙５を
プラテン２に密着させることができ、これによりファン
フォールド紙５がシートガイド１５及びディフレクタ１
６の先端に引っ掛かることがない。
ン２の周速度がやや速くなるように設定されているた
め、トラクタ６からファンフォールド紙５をプラテン２
側に送り込む使用形態では、ファンフォールド紙５がプ
ラテン２に引っ張られるため、ファンフォールド紙５を
プラテン２に密着させることができ、これによりファン
フォールド紙５がシートガイド１５及びディフレクタ１
６の先端に引っ掛かることがない。
【００１２】印字後にプラテン２とトラクタ６とを反時
計方向に回転させ、ファンフォールド紙５をプラテン２
側からトラクタ６側に戻す時には、トラクタ６よりプラ
テン２の周速度が速い場合に、図３に示すように、プラ
テン２の外周においてファンフォールド紙５が弛みミシ
ン目の部分がプラテン２から浮くが、ディフレクタ１６
とシートガイド１５とが自らの弾性によりファンフォー
ルド紙５の抵抗によりプラテン２から退避するととも
に、ディフレクタ１６の先端の滑らかな屈曲片１８とシ
ートガイド１５の先端の滑らかな接触縁１７とによりフ
ァンフォールド紙５に与える摩擦抵抗を小さくすること
ができるため、ファンフォールド紙５のスムーズな搬送
を許容することができる。これにより、ファンフォール
ド紙５が損傷したり、トラクタ６を駆動するステップモ
ータが脱調するような事態の発生を回避することができ
る。
計方向に回転させ、ファンフォールド紙５をプラテン２
側からトラクタ６側に戻す時には、トラクタ６よりプラ
テン２の周速度が速い場合に、図３に示すように、プラ
テン２の外周においてファンフォールド紙５が弛みミシ
ン目の部分がプラテン２から浮くが、ディフレクタ１６
とシートガイド１５とが自らの弾性によりファンフォー
ルド紙５の抵抗によりプラテン２から退避するととも
に、ディフレクタ１６の先端の滑らかな屈曲片１８とシ
ートガイド１５の先端の滑らかな接触縁１７とによりフ
ァンフォールド紙５に与える摩擦抵抗を小さくすること
ができるため、ファンフォールド紙５のスムーズな搬送
を許容することができる。これにより、ファンフォール
ド紙５が損傷したり、トラクタ６を駆動するステップモ
ータが脱調するような事態の発生を回避することができ
る。
【００１３】なお、ファンフォールド紙５をトラクタ６
とプラテン２とで搬送する場合には、ピンチローラ（図
示せず）をペーパーパン７の下方に退却させるが、単票
を用いる場合には、ピンチローラをプラテン２に接触さ
せる。
とプラテン２とで搬送する場合には、ピンチローラ（図
示せず）をペーパーパン７の下方に退却させるが、単票
を用いる場合には、ピンチローラをプラテン２に接触さ
せる。
【００１４】
【発明の効果】本発明は、印字ヘッドに対向する回転自
在のプラテンと、このプラテンに巻回されるファンフォ
ールド紙を搬送するピン送り機構と、弾性を有する薄片
により形成されて前記プラテンと前記印字ヘッドとの対
向部付近に延出されたシートガイドと、このシートガイ
ドの先端縁に沿って滑らかな曲面をもって屈曲されて前
記プラテンの外周面に接触された接触縁とにより構成し
たので、一般にピン送り機構よりプラテンの周速度がや
や速く設定されているために、プラテンがファンフォー
ルド紙をピン送り機構側から引っ張る場合には、ファン
フォールド紙に張力を付与してファンフォールド紙をプ
ラテンに密着させることができ、これにより、ファンフ
ォールド紙がシートガイドの先端に引っ掛かることがな
く、また、プラテンとピン送り機構との送り方向を反転
し、ファンフォールド紙をプラテン側からピン送り機構
側に戻す時には、ピン送り機構よりプラテンの周速度が
速い場合に、プラテンの外周においてファンフォールド
紙が弛みミシン目の部分がプラテンから浮くが、シート
ガイドをファンフォールド紙の抵抗によりプラテンから
退避させるとともに、シートガイドの先端の滑らかな接
触縁によりファンフォールド紙に与える摩擦抵抗を小さ
くすることができ、これにより、ファンフォールド紙の
スムーズな搬送を許容することができる効果を有する。
在のプラテンと、このプラテンに巻回されるファンフォ
ールド紙を搬送するピン送り機構と、弾性を有する薄片
により形成されて前記プラテンと前記印字ヘッドとの対
向部付近に延出されたシートガイドと、このシートガイ
ドの先端縁に沿って滑らかな曲面をもって屈曲されて前
記プラテンの外周面に接触された接触縁とにより構成し
たので、一般にピン送り機構よりプラテンの周速度がや
や速く設定されているために、プラテンがファンフォー
ルド紙をピン送り機構側から引っ張る場合には、ファン
フォールド紙に張力を付与してファンフォールド紙をプ
ラテンに密着させることができ、これにより、ファンフ
ォールド紙がシートガイドの先端に引っ掛かることがな
く、また、プラテンとピン送り機構との送り方向を反転
し、ファンフォールド紙をプラテン側からピン送り機構
側に戻す時には、ピン送り機構よりプラテンの周速度が
速い場合に、プラテンの外周においてファンフォールド
紙が弛みミシン目の部分がプラテンから浮くが、シート
ガイドをファンフォールド紙の抵抗によりプラテンから
退避させるとともに、シートガイドの先端の滑らかな接
触縁によりファンフォールド紙に与える摩擦抵抗を小さ
くすることができ、これにより、ファンフォールド紙の
スムーズな搬送を許容することができる効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図２】その一部を断面にした側面図である。
【図３】要部を拡大した側面図である。
【図４】従来例を示す一部の側面図である。
２ プラテン ４ 印字ヘッド ５ ファンフォールド紙 ６ ピン送り機構 １５ シートガイド １７ 接触縁
Claims (1)
- 【請求項１】 印字ヘッドに対向する回転自在のプラテ
ンと、このプラテンに巻回されるファンフォールド紙を
搬送するピン送り機構と、弾性を有する薄片により形成
されて前記プラテンと前記印字ヘッドとの対向部付近に
延出されたシートガイドと、このシートガイドの先端縁
に沿って滑らかな曲面をもって屈曲されて前記プラテン
の外周面に接触された接触縁とよりなることを特徴とす
る用紙送り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25154691A JPH0585002A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 用紙送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25154691A JPH0585002A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 用紙送り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0585002A true JPH0585002A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17224441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25154691A Pending JPH0585002A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 用紙送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0585002A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013086347A (ja) * | 2011-10-18 | 2013-05-13 | Citizen Holdings Co Ltd | プリンタ |
| JP2019171826A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP25154691A patent/JPH0585002A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013086347A (ja) * | 2011-10-18 | 2013-05-13 | Citizen Holdings Co Ltd | プリンタ |
| JP2019171826A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | サトーホールディングス株式会社 | プリンタ |
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