JPH0467790A - 巻線型誘導電動機の2次抵抗制御装置 - Google Patents
巻線型誘導電動機の2次抵抗制御装置Info
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- JPH0467790A JPH0467790A JP2176772A JP17677290A JPH0467790A JP H0467790 A JPH0467790 A JP H0467790A JP 2176772 A JP2176772 A JP 2176772A JP 17677290 A JP17677290 A JP 17677290A JP H0467790 A JPH0467790 A JP H0467790A
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は巻線型誘導電動機の2次抵抗制御装置に関す
るものである。
るものである。
従来のこの種の装置として第7図に示すものがあった。
図において、1は遮断器、2は変流器、3は巻線型誘導
電動機(W I M)、4は巻線型誘導電動機3の2次
巻線に接続された2次抵抗器、5は2次抵抗器4の電極
を上げ下げする電極上下動モータ、6は電極上下動モー
タ5の回転方向や速度を制御するサイリスタコンバータ
、7は2次抵抗器4の電極位置を検出するリミットスイ
ッチ、11は巻線型誘導電動機3の滑りSを設定する滑
り設定器、12は電流・電圧変換器、15は滑り調整装
置である。ここで、変流器2と電流・電圧変換器12と
を総称して1次電流変換手段50と呼ぶ。
電動機(W I M)、4は巻線型誘導電動機3の2次
巻線に接続された2次抵抗器、5は2次抵抗器4の電極
を上げ下げする電極上下動モータ、6は電極上下動モー
タ5の回転方向や速度を制御するサイリスタコンバータ
、7は2次抵抗器4の電極位置を検出するリミットスイ
ッチ、11は巻線型誘導電動機3の滑りSを設定する滑
り設定器、12は電流・電圧変換器、15は滑り調整装
置である。ここで、変流器2と電流・電圧変換器12と
を総称して1次電流変換手段50と呼ぶ。
次に動作について説明する。巻線型誘導電動機の始動に
際しては、以下の始動制御を行う。あらかじめ2次抵抗
器4の抵抗値は最大に設定される。
際しては、以下の始動制御を行う。あらかじめ2次抵抗
器4の抵抗値は最大に設定される。
そして、遮断器1が投入されて起動を開始すると、滑り
調整装置I5は、電流・電圧変換器12の出力であるモ
ータ1次電流を見ながら、モータ1次電流の変動分△i
がOになるようにサイリスタコンバータ6に信号を発し
、電極を移動することによって2次抵抗を制御する。即
ぢ、モータ1次電流一定制御で起動を完了する。
調整装置I5は、電流・電圧変換器12の出力であるモ
ータ1次電流を見ながら、モータ1次電流の変動分△i
がOになるようにサイリスタコンバータ6に信号を発し
、電極を移動することによって2次抵抗を制御する。即
ぢ、モータ1次電流一定制御で起動を完了する。
その後、滑り調整装置15は、予め滑りSを設定した滑
り設定器11の出力信号に基いてサイリスタコンバータ
6に制御指令を出力し、電極上下動モータ5の回転方向
、及び電極の移動速度を制御する。そして巻線型誘導電
動機3の2次抵抗器4が前記滑り設定器11によって設
定された滑りSに見合う抵抗値になるように電極位置を
移動すると、滑り調整装置15は巻線型誘導電動機3の
トルクが一定になるように、つまり、1次電流が常に一
定になるように電極位置を制御する。
り設定器11の出力信号に基いてサイリスタコンバータ
6に制御指令を出力し、電極上下動モータ5の回転方向
、及び電極の移動速度を制御する。そして巻線型誘導電
動機3の2次抵抗器4が前記滑り設定器11によって設
定された滑りSに見合う抵抗値になるように電極位置を
移動すると、滑り調整装置15は巻線型誘導電動機3の
トルクが一定になるように、つまり、1次電流が常に一
定になるように電極位置を制御する。
この動作は、下記の制御原理に基づいて行われる。巻線
型誘導電動機3のトルクTは比例推移の原理より、 ただし、S:滑り r:2次抵抗 従って、滑りSが小さ(なった分だけ2次抵抗rを小さ
くしてr / Sを一定にして加速するとトルクTが一
定、つまり電流一定で加速されることになる。この巻線
型誘導電動機3が備えた制御原理を利用して入力端子(
1次電流)を変流器2によって検出すると、これを電流
・電圧変換器12を介して1次電流変換信号として受信
する。そして、該電流・電圧変換器12から入力された
1次電流の減少した分だけ2次抵抗器4の電極位置を移
動するようにサイリスタコンバータ6に制御信号を出力
して上下動モータ5を制御する。このようにして、2次
抵抗rが引下げられるとこれに比例して滑りSも小さく
なるように制御され結果としてトルク一定で加速制御さ
れることになる。なお、遮断器1がオフすると、滑り調
整装置15は、電極を移動して2次抵抗値を最大にし、
次の起動に備える。また、2次抵抗器4として液体抵抗
器を用いた先行技術が実開昭62−81494号公報に
示されている。
型誘導電動機3のトルクTは比例推移の原理より、 ただし、S:滑り r:2次抵抗 従って、滑りSが小さ(なった分だけ2次抵抗rを小さ
くしてr / Sを一定にして加速するとトルクTが一
定、つまり電流一定で加速されることになる。この巻線
型誘導電動機3が備えた制御原理を利用して入力端子(
1次電流)を変流器2によって検出すると、これを電流
・電圧変換器12を介して1次電流変換信号として受信
する。そして、該電流・電圧変換器12から入力された
1次電流の減少した分だけ2次抵抗器4の電極位置を移
動するようにサイリスタコンバータ6に制御信号を出力
して上下動モータ5を制御する。このようにして、2次
抵抗rが引下げられるとこれに比例して滑りSも小さく
なるように制御され結果としてトルク一定で加速制御さ
れることになる。なお、遮断器1がオフすると、滑り調
整装置15は、電極を移動して2次抵抗値を最大にし、
次の起動に備える。また、2次抵抗器4として液体抵抗
器を用いた先行技術が実開昭62−81494号公報に
示されている。
従来の巻線型誘導電動機の2次抵抗制御装置は、以上の
ように構成されているので、起動時の負荷状態と2次抵
抗rとは全(無関係に保たれているので、起動時には、
負荷情報が無いまま、常に定の1次電流を流す始動制御
を行う。よって無負荷時の起動などでは、それを知らず
に遮断器1を投入すると場合によっては電源側に電圧変
動を与えることがある等の課題があった。
ように構成されているので、起動時の負荷状態と2次抵
抗rとは全(無関係に保たれているので、起動時には、
負荷情報が無いまま、常に定の1次電流を流す始動制御
を行う。よって無負荷時の起動などでは、それを知らず
に遮断器1を投入すると場合によっては電源側に電圧変
動を与えることがある等の課題があった。
また、トルク一定制御であるため運転中に負荷変動があ
ると、それに応じて1次電流が乱調して電源に悪影響を
与えることになる等の課題があった。
ると、それに応じて1次電流が乱調して電源に悪影響を
与えることになる等の課題があった。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされ
たもので、起動時の負荷状態により起動トルクを変え、
即ち、モータ1次電流を可変し電源側の電圧変動を最小
限に抑えることができる巻線型誘導電動機の2次抵抗制
御装置を得ることを目的とする。
たもので、起動時の負荷状態により起動トルクを変え、
即ち、モータ1次電流を可変し電源側の電圧変動を最小
限に抑えることができる巻線型誘導電動機の2次抵抗制
御装置を得ることを目的とする。
また、始動制御の結果、使用したい回転速度に到達した
定常状態ではトルク一定制御から回転数一定制御に切替
え、起動過渡状態の電源側安定性確保から定常状態運転
時の回転数精度安定確保に切替えて速度制御する巻線型
誘導電動機の2次抵抗制御装置を得ることを目的とする
・ 〔課題を解決するための手段〕 請求項(1)記載の巻線型誘導電動機の2次抵抗制御装
置は、巻線型誘導電動機の2次巻線に2次抵抗器を設け
、その2次抵抗器の抵抗値を該巻線型誘導電動機の1次
電流変換手段の出力、及びその他の運転条件に基いて制
御するサイリスタコンバータとを有し、回転数を検出し
てレベル変換する回転数変換手段と、前記1次電流変換
手段と回転数変換手段及び巻線型誘導電動機の電源に接
続された遮断器のステータス情報とを入力信号とし、前
回停止時直前の前記1次電流及び回転数を記憶し、その
時の滑りと2次抵抗値とから再起動時の最適2次抵抗値
を算出し、その抵抗値に前記2次抵抗器の電極位置をセ
ットし、再起動時に該1次電流が一定値となるように2
次抵抗器を制御するコンピュータ制御部とをもって構成
したものである。
定常状態ではトルク一定制御から回転数一定制御に切替
え、起動過渡状態の電源側安定性確保から定常状態運転
時の回転数精度安定確保に切替えて速度制御する巻線型
誘導電動機の2次抵抗制御装置を得ることを目的とする
・ 〔課題を解決するための手段〕 請求項(1)記載の巻線型誘導電動機の2次抵抗制御装
置は、巻線型誘導電動機の2次巻線に2次抵抗器を設け
、その2次抵抗器の抵抗値を該巻線型誘導電動機の1次
電流変換手段の出力、及びその他の運転条件に基いて制
御するサイリスタコンバータとを有し、回転数を検出し
てレベル変換する回転数変換手段と、前記1次電流変換
手段と回転数変換手段及び巻線型誘導電動機の電源に接
続された遮断器のステータス情報とを入力信号とし、前
回停止時直前の前記1次電流及び回転数を記憶し、その
時の滑りと2次抵抗値とから再起動時の最適2次抵抗値
を算出し、その抵抗値に前記2次抵抗器の電極位置をセ
ットし、再起動時に該1次電流が一定値となるように2
次抵抗器を制御するコンピュータ制御部とをもって構成
したものである。
また、請求項(2)記載の巻線型誘導電動機の2次抵抗
制御装置は、巻線型誘導電動機の2次巻線に2次抵抗器
を設け、その2次抵抗器の抵抗値を該巻線型誘導電動機
の1次電流変換手段の出力、及びその他の運転条件に基
いて制御するサイリスタコンバータとを備え、回転数を
検出してレベル変換する回転数変換手段と、前記巻線型
誘導電動機の滑りを設定する滑り設定器と、前記1次電
流変換手段と回転数変換手段及び滑り設定器からの各情
報を入力信号とし、前記巻線型誘導電動機が所定の設定
回転数に達するまでの運転は1次電流一定制御を行い、
該設定回転数に達すると回転数一定制御に切替えて運転
制御するコンピュータ制御部とをもって構成したもので
ある。
制御装置は、巻線型誘導電動機の2次巻線に2次抵抗器
を設け、その2次抵抗器の抵抗値を該巻線型誘導電動機
の1次電流変換手段の出力、及びその他の運転条件に基
いて制御するサイリスタコンバータとを備え、回転数を
検出してレベル変換する回転数変換手段と、前記巻線型
誘導電動機の滑りを設定する滑り設定器と、前記1次電
流変換手段と回転数変換手段及び滑り設定器からの各情
報を入力信号とし、前記巻線型誘導電動機が所定の設定
回転数に達するまでの運転は1次電流一定制御を行い、
該設定回転数に達すると回転数一定制御に切替えて運転
制御するコンピュータ制御部とをもって構成したもので
ある。
請求項(1)記載の発明におけるコンピュータ制御部は
、遮断器のステータス情報とモータ1次電流及びモータ
回転数とを取込み、前回起動時の停止直前の滑りの値か
ら再起動時の2次抵抗をセットし、モータ1次電流を見
てその変動分△iが零になるように、すなわち、モータ
1次電流が一定になるように制御して起動するので、電
源の電圧変動が抑えられる。
、遮断器のステータス情報とモータ1次電流及びモータ
回転数とを取込み、前回起動時の停止直前の滑りの値か
ら再起動時の2次抵抗をセットし、モータ1次電流を見
てその変動分△iが零になるように、すなわち、モータ
1次電流が一定になるように制御して起動するので、電
源の電圧変動が抑えられる。
また、請求項(2)記載の発明におけるコンピュータ制
御部は、2次抵抗器の電極の位置を検出する代りにモー
タ軸に指速発電機を付けてモータ回転数を検出し、モー
タ1次電流とモータ回転数とを取込んで滑り設定器の信
号を基に加減速中はモータ1次電流が一定になるように
、また使用回転数に到達したら定常状態ではモータ回転
数が一定になるように2次抵抗を制御するので、定常状
態で安定した回転数が得られるようになる。
御部は、2次抵抗器の電極の位置を検出する代りにモー
タ軸に指速発電機を付けてモータ回転数を検出し、モー
タ1次電流とモータ回転数とを取込んで滑り設定器の信
号を基に加減速中はモータ1次電流が一定になるように
、また使用回転数に到達したら定常状態ではモータ回転
数が一定になるように2次抵抗を制御するので、定常状
態で安定した回転数が得られるようになる。
[発明の実施例]
以下、この発明の第1の実施例について説明する。図中
、第7図と同一の部分は同一の符号をもって図示した第
1図において、8はモータ軸に取り付けられた指速発電
機、13は指速発電機8の信号を後述するコンピュータ
制御部14に入力可能な信号レベルに変換する信号レベ
ル変換器、14は遮断器1のステータス情報、モータ1
次電流■、モータ回転数Nを基に、最適な2次抵抗値と
なるようにサイリスタコンバータ6に制御信号を出力し
起動を行うコンピュータ制御部である。
、第7図と同一の部分は同一の符号をもって図示した第
1図において、8はモータ軸に取り付けられた指速発電
機、13は指速発電機8の信号を後述するコンピュータ
制御部14に入力可能な信号レベルに変換する信号レベ
ル変換器、14は遮断器1のステータス情報、モータ1
次電流■、モータ回転数Nを基に、最適な2次抵抗値と
なるようにサイリスタコンバータ6に制御信号を出力し
起動を行うコンピュータ制御部である。
ここで、指速発電機8と信号レベル変換器13とを総称
して回転数変換手段60と呼ぶ。
して回転数変換手段60と呼ぶ。
次に第3図のフローチャート及び第2図の回転数一定制
御図を参照して第1の実施例の動作について説明する。
御図を参照して第1の実施例の動作について説明する。
まず、コンピュータ制御部14のソフトウェアは以下の
処理を実行する。コンピュータ制御部14は遮断器1の
ステータス状態と変流器2によって検出され電流・電圧
変換器12から出力されたモータ1次電流及び指速発電
機8によって検出され信号レベル変換器13の出力であ
るモータ回転数とをある時間周期で取込んで記憶してお
り(ステップ5TI−1)、前回起動の停止直前の滑り
から比例推移の原理に基いて次式の演算を行う。
処理を実行する。コンピュータ制御部14は遮断器1の
ステータス状態と変流器2によって検出され電流・電圧
変換器12から出力されたモータ1次電流及び指速発電
機8によって検出され信号レベル変換器13の出力であ
るモータ回転数とをある時間周期で取込んで記憶してお
り(ステップ5TI−1)、前回起動の停止直前の滑り
から比例推移の原理に基いて次式の演算を行う。
:r o +r。
但し、
So :前回起動の停止直前のスリップr0 ;モータ
2次巻線の抵抗 rl ;2次抵抗器の初期起動抵抗値 次回起動に必要なトルクが出るように予め2次抵抗器4
に初期抵抗値をセットしておく。例えばコンベヤなどで
は前回起動の停止直前の負荷がそのまま積荷状態で残さ
れていることがあるので、次の起動時に必要な起動トル
クをその初期抵抗値をセットすることによって与える。
2次巻線の抵抗 rl ;2次抵抗器の初期起動抵抗値 次回起動に必要なトルクが出るように予め2次抵抗器4
に初期抵抗値をセットしておく。例えばコンベヤなどで
は前回起動の停止直前の負荷がそのまま積荷状態で残さ
れていることがあるので、次の起動時に必要な起動トル
クをその初期抵抗値をセットすることによって与える。
そして、遮断器1がONすれば(ステップ5TI−2)
、第2図に示すようにモータ1次電流を見てその変動分
△iが零になるように、即ち、モータ1次電流が一定に
なるように2次抵抗を制御する(ステップ5TI−3,
5TI−4)。そして、ある時間周期でモータ1次電流
とモータ回動数とを取込んで記憶しくステップ5TI−
5)、以下、上記と同じ制御動作を(り返す(ステップ
5TI−6〜5Tl−8) 。
、第2図に示すようにモータ1次電流を見てその変動分
△iが零になるように、即ち、モータ1次電流が一定に
なるように2次抵抗を制御する(ステップ5TI−3,
5TI−4)。そして、ある時間周期でモータ1次電流
とモータ回動数とを取込んで記憶しくステップ5TI−
5)、以下、上記と同じ制御動作を(り返す(ステップ
5TI−6〜5Tl−8) 。
次にこの発明の第2の実施例を図について説明する。図
中、第7図と同一の部分は同一の符号をもって図示した
第4図において、12は変流器2によって検出されるモ
ータ1次電流を後述のコンピュータ制御部14に入力可
能な信号レベルに変換する電流・電圧変換器、8はモー
タ軸に取り付けられたモータ回転数を検出する指速発電
機、13は指速発電機8によって検出されるモータ回転
数をコンピュータ制御部14に入力可能な信号レベルに
変換する信号レベル変換器、14は滑り設定器11の回
転数基準信号に基きモータ1次電流とモータ回転数とを
見て2次抵抗器4を適正に制御するコンピュータ制御部
である。
中、第7図と同一の部分は同一の符号をもって図示した
第4図において、12は変流器2によって検出されるモ
ータ1次電流を後述のコンピュータ制御部14に入力可
能な信号レベルに変換する電流・電圧変換器、8はモー
タ軸に取り付けられたモータ回転数を検出する指速発電
機、13は指速発電機8によって検出されるモータ回転
数をコンピュータ制御部14に入力可能な信号レベルに
変換する信号レベル変換器、14は滑り設定器11の回
転数基準信号に基きモータ1次電流とモータ回転数とを
見て2次抵抗器4を適正に制御するコンピュータ制御部
である。
次に第6図のフローチャート及び第5図の回転数一定制
御図を参照して第2の実施例の動作について説明する。
御図を参照して第2の実施例の動作について説明する。
まず、コンピュータ制御部14は、滑り設定器11、変
流器2により検出したモータ1次電流の電流・電圧変換
器12及びモータ回転数を出力する信号レベル変換器1
3の各出力を取り込む(ステップ5T2−1)、滑り設
定器11出力の回転数基準値に変化があると、実回転数
が設定回転数N1に到達していない加減速中では電流・
電圧変換器12の出力であるモータ1次電流を見てこれ
が一定になるように、またトルクが一定になるようにサ
イリスタコンバータ6に制御信号を出力する。そして、
電極を移動することによって2次抵抗器4を(ro+r
+)に制御して目標回転数N、に近づける(ステップ5
T2−2)。目標回転数N1に到達するとモータ1次電
流一定制御からモータ回転数一定数制御A1に移行する
(ステップ5T2−3)。信号レベル変換器13の出力
であるモータ回転数Nを見て、その変動分△nが零とな
るように2次抵抗r。を制御する(ステップ5T2−4
)。この切替時に、制御モードの切替がバンプレスにで
きるようにモータ1次電流一定制御時のモータ回転数N
とモータ1次電流■とから得られる2次抵抗をある周期
で取込んで記憶しておき(ステップ5T2−5)、切替
時にモータ1次電流変動分△iが零となるように切替直
前の2次抵抗を制御出力としてサイリスタコンバータ6
に出力する(ステップ5T2−6)。
流器2により検出したモータ1次電流の電流・電圧変換
器12及びモータ回転数を出力する信号レベル変換器1
3の各出力を取り込む(ステップ5T2−1)、滑り設
定器11出力の回転数基準値に変化があると、実回転数
が設定回転数N1に到達していない加減速中では電流・
電圧変換器12の出力であるモータ1次電流を見てこれ
が一定になるように、またトルクが一定になるようにサ
イリスタコンバータ6に制御信号を出力する。そして、
電極を移動することによって2次抵抗器4を(ro+r
+)に制御して目標回転数N、に近づける(ステップ5
T2−2)。目標回転数N1に到達するとモータ1次電
流一定制御からモータ回転数一定数制御A1に移行する
(ステップ5T2−3)。信号レベル変換器13の出力
であるモータ回転数Nを見て、その変動分△nが零とな
るように2次抵抗r。を制御する(ステップ5T2−4
)。この切替時に、制御モードの切替がバンプレスにで
きるようにモータ1次電流一定制御時のモータ回転数N
とモータ1次電流■とから得られる2次抵抗をある周期
で取込んで記憶しておき(ステップ5T2−5)、切替
時にモータ1次電流変動分△iが零となるように切替直
前の2次抵抗を制御出力としてサイリスタコンバータ6
に出力する(ステップ5T2−6)。
以下同様にして回転数基準信号に変化があると上記動作
をくり返す。
をくり返す。
尚、上記実施例では、モータ回転数検出装置として指速
発電機8を設けた例について説明したが、PLG等、回
転数が検出できれば他の装置でもよく上記実施例と同様
の効果を奏する。
発電機8を設けた例について説明したが、PLG等、回
転数が検出できれば他の装置でもよく上記実施例と同様
の効果を奏する。
以上のように請求項(1)記載の発明によれば、停止前
の巻線型誘導電動機の運転条件をコンピュータ制御部に
取り込み、前記停止前の滑り値から再起動時の2次抵抗
値を求めてセットし、モータ1次電流を監視しながらそ
の変動分が零になるように起動するので、電源側の電圧
変動を最小に抑え、電源に対して安定した起動が行える
効果がある。
の巻線型誘導電動機の運転条件をコンピュータ制御部に
取り込み、前記停止前の滑り値から再起動時の2次抵抗
値を求めてセットし、モータ1次電流を監視しながらそ
の変動分が零になるように起動するので、電源側の電圧
変動を最小に抑え、電源に対して安定した起動が行える
効果がある。
また、請求項(2)記載の発明によれば、コンピュータ
制御部により加減速中は、モータ1次電流一定制御で運
転し、使用回転数に到達すると定常状態ではモータ回転
数一定制御に切替運転し、その切替えをバンプレスに行
えるように構成したので、加減速中の電源の安定性や定
常状態での回転数精度の高いものが得られる効果がある
。
制御部により加減速中は、モータ1次電流一定制御で運
転し、使用回転数に到達すると定常状態ではモータ回転
数一定制御に切替運転し、その切替えをバンプレスに行
えるように構成したので、加減速中の電源の安定性や定
常状態での回転数精度の高いものが得られる効果がある
。
第1図はこの発明の一実施例による巻線型誘導電動機の
起動装置の構成を示すブロック図、第2図はこの発明の
原理を示す特性図、第3図は第1図の制御動作を示すフ
ローチャート、第4図はこの発明の他の実施例による巻
線型誘導電動機の起動装置を示す構成図、第5図はこの
発明の制御動作を示す特性図、第6図は第4図の制御動
作を示すフローチャート、第7図は従来の巻線型誘導電
動機の構成を示すブロック図である。 図において、3は巻線型誘導電動機、4は2次抵抗器、
6はサイリスタコンバータ、11は滑り設定器、14は
コンピュータ制御部、50は1次電流変換手段、60は
回転数変換手段である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
起動装置の構成を示すブロック図、第2図はこの発明の
原理を示す特性図、第3図は第1図の制御動作を示すフ
ローチャート、第4図はこの発明の他の実施例による巻
線型誘導電動機の起動装置を示す構成図、第5図はこの
発明の制御動作を示す特性図、第6図は第4図の制御動
作を示すフローチャート、第7図は従来の巻線型誘導電
動機の構成を示すブロック図である。 図において、3は巻線型誘導電動機、4は2次抵抗器、
6はサイリスタコンバータ、11は滑り設定器、14は
コンピュータ制御部、50は1次電流変換手段、60は
回転数変換手段である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (2)
- (1)巻線型誘導電動機の2次巻線に2次抵抗器を設け
、その2次抵抗器の抵抗値を該巻線型誘導電動機の1次
電流変換手段の出力及びその他の運転条件に基いて制御
するサイリスタコンバータとを備えた巻線型誘導電動機
の2次抵抗制御装置において、前記巻線型誘導電動機の
回転数を検出してレベル変換する回転数変換手段と、前
記1次電流変換手段と回転数変換手段及び巻線型誘導電
動機の電源に接続された遮断器のステータス情報とを入
力とし、前回停止時直前の前記1次電流及び回転数を記
憶し、その時の滑りと2次抵抗値とから再起動時の最適
2次抵抗値を算出し、その抵抗値に前記2次抵抗器の電
極位置をセットして再起動時に該1次電流が一定となる
ように2次抵抗器を制御するコンピュータ制御部とを備
えたことを特徴とする巻線型誘導電動機の2次抵抗制御
装置。 - (2)巻線型誘導電動機の2次巻線に2次抵抗器を設け
、その2次抵抗器の抵抗値を該巻線型誘導電動機の1次
電流変換手段の出力及びその他の運転条件に基いて制御
するサイリスタコンバータとを備えた巻線型誘導電動機
の2次抵抗制御装置において、前記巻線型誘導電動機の
回転数を検出してレベル変換する回転数変換手段と、前
記巻線型誘導電動機の滑りを設定する滑り設定器と、前
記1次電流変換手段と回転数変換手段及び滑り設定器か
らの各情報を入力とし、前記巻線型誘導電動機が所定の
設定回転数に達するまでの運転は1次電流一定制御を行
い、該設定回転数に達すると回転数一定制御に切替えて
運転制御するコンピュータ制御部とを備えたことを特徴
とする巻線型誘導電動機の2次抵抗制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176772A JPH0467790A (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 巻線型誘導電動機の2次抵抗制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2176772A JPH0467790A (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 巻線型誘導電動機の2次抵抗制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0467790A true JPH0467790A (ja) | 1992-03-03 |
Family
ID=16019562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2176772A Pending JPH0467790A (ja) | 1990-07-04 | 1990-07-04 | 巻線型誘導電動機の2次抵抗制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0467790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014003802A (ja) * | 2012-06-19 | 2014-01-09 | Sanden Corp | モータ制御装置 |
-
1990
- 1990-07-04 JP JP2176772A patent/JPH0467790A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014003802A (ja) * | 2012-06-19 | 2014-01-09 | Sanden Corp | モータ制御装置 |
US9595899B2 (en) | 2012-06-19 | 2017-03-14 | Sanden Holdings Corporation | Motor control device |
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