JPH0923676A - 電動機の加減速制御方法 - Google Patents
電動機の加減速制御方法Info
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- JPH0923676A JPH0923676A JP7168539A JP16853995A JPH0923676A JP H0923676 A JPH0923676 A JP H0923676A JP 7168539 A JP7168539 A JP 7168539A JP 16853995 A JP16853995 A JP 16853995A JP H0923676 A JPH0923676 A JP H0923676A
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- Japan
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- speed
- electric motor
- acceleration
- deceleration
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Abstract
(57)【要約】
【目的】商用電源の瞬時停電などによる電動機のフリー
ランニングから通常の運転状態に移行する際の電動機の
回転速度のショックを解消する。 【構成】電動機制御装置20の加減速演算器11に入力
される速度指令値(V* )をフリーランニング指令が発
せられたときに電動機1の回転速度に切換スイッチ21
により切り換えることにより速度設定値(V**)をほぼ
零とし、電流制御部13を飽和させないようにして、フ
リーランニング終了時の電動機1の回転速度のショック
を無くし、加速をスムースに行う。
ランニングから通常の運転状態に移行する際の電動機の
回転速度のショックを解消する。 【構成】電動機制御装置20の加減速演算器11に入力
される速度指令値(V* )をフリーランニング指令が発
せられたときに電動機1の回転速度に切換スイッチ21
により切り換えることにより速度設定値(V**)をほぼ
零とし、電流制御部13を飽和させないようにして、フ
リーランニング終了時の電動機1の回転速度のショック
を無くし、加速をスムースに行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インバータにより駆
動される電動機を加速または減速する電動機の加減速制
御方法に関する。
動される電動機を加速または減速する電動機の加減速制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の電動機の加減速制御方法
を示す電動機制御装置のブロック構成図である。図4に
おいて、速度指令値(V* )が入力される加減速演算器
11により加減速演算器11の出力値が速度指令値(V
* )と等しくなるまで予め設定された単位時間当たりの
加速,減速値に基づいた演算をして速度設定値(V**)
とし、速度調節器12により速度設定値(V**)と電動
機1の軸に設置された回転速度検出器2の検出値との偏
差に基づく調節演算をした値を所定の加速電流制限値ま
たは減速電流制限値の範囲内に抑え込んだ値を電流設定
値(I* )とし、この電流設定値(I* )が入力される
電流制御部13によりインバータ14に与えるベース信
号を制御して、インバータ14で駆動される電動機1を
加速または減速するようにしている。
を示す電動機制御装置のブロック構成図である。図4に
おいて、速度指令値(V* )が入力される加減速演算器
11により加減速演算器11の出力値が速度指令値(V
* )と等しくなるまで予め設定された単位時間当たりの
加速,減速値に基づいた演算をして速度設定値(V**)
とし、速度調節器12により速度設定値(V**)と電動
機1の軸に設置された回転速度検出器2の検出値との偏
差に基づく調節演算をした値を所定の加速電流制限値ま
たは減速電流制限値の範囲内に抑え込んだ値を電流設定
値(I* )とし、この電流設定値(I* )が入力される
電流制御部13によりインバータ14に与えるベース信
号を制御して、インバータ14で駆動される電動機1を
加速または減速するようにしている。
【0003】上記従来の電動機制御装置10において、
例えばインバータ14に給電する商用電源に0.5秒程
度の瞬時停電が発生した時には、この瞬時停電を検知
し、この期間、電動機をフリーランニングさせ、復電し
た時には、この状態から前記電動機の運転を継続させる
ことが要求されている。前述の要求に対する従来の電動
機の加減速制御方法においては、瞬時停電期間中は、電
動機制御装置10の加減速演算器11,速度調節器1
2,電流制御部13などの制御回路の図示しない制御電
源はコンデンサによりバックアップし、インバータ14
に与えるベース信号をスイッチ15に与えられるフリー
ランニング指令(以下、フリーラン指令と称する)によ
りオフすることで対応していた。
例えばインバータ14に給電する商用電源に0.5秒程
度の瞬時停電が発生した時には、この瞬時停電を検知
し、この期間、電動機をフリーランニングさせ、復電し
た時には、この状態から前記電動機の運転を継続させる
ことが要求されている。前述の要求に対する従来の電動
機の加減速制御方法においては、瞬時停電期間中は、電
動機制御装置10の加減速演算器11,速度調節器1
2,電流制御部13などの制御回路の図示しない制御電
源はコンデンサによりバックアップし、インバータ14
に与えるベース信号をスイッチ15に与えられるフリー
ランニング指令(以下、フリーラン指令と称する)によ
りオフすることで対応していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来の電動機の加減速制御方法においては、瞬時停電期間
中も前記制御回路が通常動作をしているので、速度設定
値(V**)は速度指令値(V* )に等しい値となり、フ
リーランニング中の電動機1は徐々に回転速度が減少す
ることから速度調節器12の出力の電流設定値(I* )
は前記加速電流制限値に達しており、電流制御部13の
出力のベース信号がスイッチ15によりオフされている
ため飽和状態にある。このため商用電源が復電した時に
電動機1の回転速度にショックが発生し、このショック
により、例えば、この電動機1が巻き取り装置に供され
ているときには該巻き取り装置の材料が破断する恐れが
あった。
来の電動機の加減速制御方法においては、瞬時停電期間
中も前記制御回路が通常動作をしているので、速度設定
値(V**)は速度指令値(V* )に等しい値となり、フ
リーランニング中の電動機1は徐々に回転速度が減少す
ることから速度調節器12の出力の電流設定値(I* )
は前記加速電流制限値に達しており、電流制御部13の
出力のベース信号がスイッチ15によりオフされている
ため飽和状態にある。このため商用電源が復電した時に
電動機1の回転速度にショックが発生し、このショック
により、例えば、この電動機1が巻き取り装置に供され
ているときには該巻き取り装置の材料が破断する恐れが
あった。
【0005】この発明の目的は、上記問題点を解決する
電動機の加減速制御方法を提供することにある。
電動機の加減速制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】外部より指令される第1
の速度指令値を第2の速度指令値とし、該第2の速度指
令値から所定の単位時間当たりの加速,減速値に基づい
て演算された速度設定値と電動機の回転速度の検出値と
の偏差を調節演算し、所定の加速電流制限値または減速
電流制限値の範囲内で、インバータにより駆動される該
電動機を加速または減速する電動機の加減速制御方法に
おいて、この第1の発明は、前記インバータに与えるベ
ース信号をオフすることにより前記電動機のフリーラン
ニングを開始し、フリーランニング中の前記第2の速度
指令値は、前記電動機の回転速度の検出値とし、フリー
ランニング終了時には、前記ベース信号をオンし、前記
第2の速度指令値を第1の速度指令値とすることにより
前記電動機を加速する。
の速度指令値を第2の速度指令値とし、該第2の速度指
令値から所定の単位時間当たりの加速,減速値に基づい
て演算された速度設定値と電動機の回転速度の検出値と
の偏差を調節演算し、所定の加速電流制限値または減速
電流制限値の範囲内で、インバータにより駆動される該
電動機を加速または減速する電動機の加減速制御方法に
おいて、この第1の発明は、前記インバータに与えるベ
ース信号をオフすることにより前記電動機のフリーラン
ニングを開始し、フリーランニング中の前記第2の速度
指令値は、前記電動機の回転速度の検出値とし、フリー
ランニング終了時には、前記ベース信号をオンし、前記
第2の速度指令値を第1の速度指令値とすることにより
前記電動機を加速する。
【0007】また、第2の発明は、前記電動機の加減速
制御方法において、前記速度設定値と回転速度の検出値
との偏差を調節演算した値を零に抑え込むことにより前
記電動機のフリーランニングを開始し、フリーランニン
グ終了時には、前記調節演算した値を抑え込んだ零から
前記単位時間当たりの加速値に相当する値に変更して前
記電動機を加速する。
制御方法において、前記速度設定値と回転速度の検出値
との偏差を調節演算した値を零に抑え込むことにより前
記電動機のフリーランニングを開始し、フリーランニン
グ終了時には、前記調節演算した値を抑え込んだ零から
前記単位時間当たりの加速値に相当する値に変更して前
記電動機を加速する。
【0008】さらに、第3の発明は、前記電動機の加減
速制御方法において、前記第1の速度指令値が入力され
た一次遅れフィルタの出力値を前記第2の速度指令値と
し、該一次遅れフィルタの入力を該第1の速度指令値か
ら零に切り換えることにより前記電動機のフリーランニ
ングを開始し、前記一次遅れフィルタの時定数は、前記
電動機のフリーランニングの減速時間に相当する値と
し、フリーランニング終了時には、前記第2の速度指令
値を前記第1の速度指令値とすることにより前記電動機
を加速する。
速制御方法において、前記第1の速度指令値が入力され
た一次遅れフィルタの出力値を前記第2の速度指令値と
し、該一次遅れフィルタの入力を該第1の速度指令値か
ら零に切り換えることにより前記電動機のフリーランニ
ングを開始し、前記一次遅れフィルタの時定数は、前記
電動機のフリーランニングの減速時間に相当する値と
し、フリーランニング終了時には、前記第2の速度指令
値を前記第1の速度指令値とすることにより前記電動機
を加速する。
【0009】
【作用】この第1の発明によれば、瞬時停電期間中は第
2の速度指令値を電動機の回転速度の検出値とすること
により、速度調節器に入力される速度設定値と電動機の
回転速度の検出値との偏差が零となって、電流設定値も
ぼぼ零となった状態で該電動機がフリーランニングをす
るので、電流制御部は飽和せず、このため商用電源が復
電した時に該電動機の回転速度にショックが発生せず、
スムースな加速が行える。
2の速度指令値を電動機の回転速度の検出値とすること
により、速度調節器に入力される速度設定値と電動機の
回転速度の検出値との偏差が零となって、電流設定値も
ぼぼ零となった状態で該電動機がフリーランニングをす
るので、電流制御部は飽和せず、このため商用電源が復
電した時に該電動機の回転速度にショックが発生せず、
スムースな加速が行える。
【0010】また、第2の発明によれば、瞬時停電期間
中は速度調節器の出力の値を零に抑え込んで電動機のフ
リーランニングさせるので、電流制御部は飽和せず、商
用電源が復電した時には、速度調節器の出力を零から前
記単位時間当たりの加速値に相当する値に変更して前記
電動機を加速するので前記電動機の回転速度にショック
が発生せず、スムースな加速が行える。
中は速度調節器の出力の値を零に抑え込んで電動機のフ
リーランニングさせるので、電流制御部は飽和せず、商
用電源が復電した時には、速度調節器の出力を零から前
記単位時間当たりの加速値に相当する値に変更して前記
電動機を加速するので前記電動機の回転速度にショック
が発生せず、スムースな加速が行える。
【0011】さらに第3の発明によれば、瞬時停電期間
中は電動機のフリーランニングの減速時間に相当する値
の時定数を持つ一次遅れフィルタの入力を零とすること
により第2の速度指令値は、フリーランニング中の電動
機の回転速度の検出値にぼぼ等しい値となり、その結
果、速度調節器に入力される速度設定値と電動機の回転
速度の検出値との偏差が零となって、電流設定値もぼぼ
零となった状態で該電動機がフリーランニングをするの
で、電流制御部は飽和せず、このため商用電源が復電し
た時に該電動機の回転速度にショックが発生せず、スム
ースな加速が行える。
中は電動機のフリーランニングの減速時間に相当する値
の時定数を持つ一次遅れフィルタの入力を零とすること
により第2の速度指令値は、フリーランニング中の電動
機の回転速度の検出値にぼぼ等しい値となり、その結
果、速度調節器に入力される速度設定値と電動機の回転
速度の検出値との偏差が零となって、電流設定値もぼぼ
零となった状態で該電動機がフリーランニングをするの
で、電流制御部は飽和せず、このため商用電源が復電し
た時に該電動機の回転速度にショックが発生せず、スム
ースな加速が行える。
【0012】
【実施例】以下に説明するこの発明の実施例において、
図4に示した従来例と同一機能を有するものには同一符
号を付してその説明を省略し、図4と異なる機能のもの
を中心に説明する。図1は、この発明の第1の実施例の
電動機の加減速制御方法を示す電動機制御装置20のブ
ロック構成図である。
図4に示した従来例と同一機能を有するものには同一符
号を付してその説明を省略し、図4と異なる機能のもの
を中心に説明する。図1は、この発明の第1の実施例の
電動機の加減速制御方法を示す電動機制御装置20のブ
ロック構成図である。
【0013】図1において、外部から指令される速度指
令値(V)は切換スイッチ21により通常は速度指令値
(V* )となった状態で電動機1が運転している。上記
の状態で、フリーラン指令が入力されると切換スイッチ
21が動作して速度指令値(V* )は電動機1の回転速
度の検出値となり速度調節器12に入力される速度設定
値(V**)と電動機1の回転速度の検出値との偏差が零
となって、電流設定値(I* )もぼぼ零となった状態で
電動機1がフリーランニングをするので、スイッチ15
によりインバータ14に与えられるベース信号をオフし
ているので電流制御部13は飽和せず、このため商用電
源が復電した時に電動機1の回転速度にショックが発生
せず、スムースな加速が行える。
令値(V)は切換スイッチ21により通常は速度指令値
(V* )となった状態で電動機1が運転している。上記
の状態で、フリーラン指令が入力されると切換スイッチ
21が動作して速度指令値(V* )は電動機1の回転速
度の検出値となり速度調節器12に入力される速度設定
値(V**)と電動機1の回転速度の検出値との偏差が零
となって、電流設定値(I* )もぼぼ零となった状態で
電動機1がフリーランニングをするので、スイッチ15
によりインバータ14に与えられるベース信号をオフし
ているので電流制御部13は飽和せず、このため商用電
源が復電した時に電動機1の回転速度にショックが発生
せず、スムースな加速が行える。
【0014】図2は、この発明の第2の実施例の電動機
の加減速制御方法を示す電動機制御装置30のブロック
構成図である。図2において、通常状態では、速度調節
器31は制限値演算器32からの通常の加速電流制限値
または減速電流制限値の範囲内で出力し、フリーラン指
令が入力されると制限値演算器32の出力は零となり、
その結果、速度調節器31の出力の値を零に抑え込んで
電動機1のフリーランニングさせるので、電流制御部は
零電流制御をし、商用電源が復電した時には、速度調節
器31の出力を制限値演算器32により零から加減速演
算器11に設定されている単位時間当たりの加速値に相
当する値に変更するので、その結果、電動機1の回転速
度は加減速演算器11が出力する速度設定値(V**)ま
でスムースに加速するので電動機1の回転速度にショッ
クが発生しない。
の加減速制御方法を示す電動機制御装置30のブロック
構成図である。図2において、通常状態では、速度調節
器31は制限値演算器32からの通常の加速電流制限値
または減速電流制限値の範囲内で出力し、フリーラン指
令が入力されると制限値演算器32の出力は零となり、
その結果、速度調節器31の出力の値を零に抑え込んで
電動機1のフリーランニングさせるので、電流制御部は
零電流制御をし、商用電源が復電した時には、速度調節
器31の出力を制限値演算器32により零から加減速演
算器11に設定されている単位時間当たりの加速値に相
当する値に変更するので、その結果、電動機1の回転速
度は加減速演算器11が出力する速度設定値(V**)ま
でスムースに加速するので電動機1の回転速度にショッ
クが発生しない。
【0015】図3は、この発明の第3の実施例の電動機
の加減速制御方法を示す電動機制御装置40のブロック
構成図である。図3において、外部から指令される速度
指令値(V)は切換スイッチ41により通常は速度指令
値(V* )となった状態で電動機1が運転している。上
記の状態で、フリーラン指令が入力されると、切換スイ
ッチ41が動作して電動機1のフリーランニングの減速
時間に相当する値の時定数を持ち、速度指令値(V)が
入力された一次遅れフィルタ42の出力値に速度指令値
(V* )が切り換わり、一次遅れフィルタ42の入力を
切換スイッチ43により零とすることにより速度指令値
(V* )は、フリーランニング中の電動機1の回転速度
の検出値にぼぼ等しい値となり、その結果、速度調節器
12に入力される速度設定値(V**)と電動機1の回転
速度の検出値との偏差が零となって、電流設定値
(I*)もぼぼ零となった状態で電動機1がフリーラン
ニングをするので、電流制御部13は零電流制御とな
り、このため商用電源が復電した時に電動機1の回転速
度にショックが発生せず、スムースな加速が行える。
の加減速制御方法を示す電動機制御装置40のブロック
構成図である。図3において、外部から指令される速度
指令値(V)は切換スイッチ41により通常は速度指令
値(V* )となった状態で電動機1が運転している。上
記の状態で、フリーラン指令が入力されると、切換スイ
ッチ41が動作して電動機1のフリーランニングの減速
時間に相当する値の時定数を持ち、速度指令値(V)が
入力された一次遅れフィルタ42の出力値に速度指令値
(V* )が切り換わり、一次遅れフィルタ42の入力を
切換スイッチ43により零とすることにより速度指令値
(V* )は、フリーランニング中の電動機1の回転速度
の検出値にぼぼ等しい値となり、その結果、速度調節器
12に入力される速度設定値(V**)と電動機1の回転
速度の検出値との偏差が零となって、電流設定値
(I*)もぼぼ零となった状態で電動機1がフリーラン
ニングをするので、電流制御部13は零電流制御とな
り、このため商用電源が復電した時に電動機1の回転速
度にショックが発生せず、スムースな加速が行える。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、商用電源の瞬時停電
などによる電動機のフリーランニングから通常の運転状
態に移行する際の電動機の回転速度のショックが解消さ
れ、スムースに元の運転状態まで加速するので、例えば
巻き取り装置に供される電動機の加減速制御方法として
好適である。
などによる電動機のフリーランニングから通常の運転状
態に移行する際の電動機の回転速度のショックが解消さ
れ、スムースに元の運転状態まで加速するので、例えば
巻き取り装置に供される電動機の加減速制御方法として
好適である。
【図1】この発明の第1の実施例を示す電動機制御装置
のブロック構成図
のブロック構成図
【図2】この発明の第2の実施例を示す電動機制御装置
のブロック構成図
のブロック構成図
【図3】この発明の第3の実施例を示す電動機制御装置
のブロック構成図
のブロック構成図
【図4】従来例を示す電動機制御装置のブロック構成図
1 電動機 2 回転速度検出器 10 電動機制御装置 11 加減速演算器 12 速度調節器 13 電流制御部 14 インバータ 15 スイッチ 20 電動機制御装置 21 切換スイッチ 30 電動機制御装置 31 速度調節器 32 制限値演算器 40 電動機制御装置 41 切換スイッチ 42 一次遅れフィルタ 43 切換スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】外部より指令される第1の速度指令値を第
2の速度指令値とし、該第2の速度指令値から所定の単
位時間当たりの加速,減速値に基づいて演算された速度
設定値と電動機の回転速度の検出値との偏差を調節演算
し、所定の加速電流制限値または減速電流制限値の範囲
内で、インバータにより駆動される該電動機を加速また
は減速する電動機の加減速制御方法において、 前記インバータに与えるベース信号をオフすることによ
り前記電動機のフリーランニングを開始し、 フリーランニング中の前記第2の速度指令値は、前記電
動機の回転速度の検出値とし、 フリーランニング終了時には、前記ベース信号をオン
し、前記第2の速度指令値を第1の速度指令値とするこ
とにより前記電動機を加速することを特徴とする電動機
の加減速制御方法。 - 【請求項2】外部より指令される第1の速度指令値から
所定の単位時間当たりの加速,減速値に基づいて演算さ
れた速度設定値と電動機の回転速度の検出値との偏差を
調節演算し、所定の加速電流制限値または減速電流制限
値の範囲内で、インバータにより駆動される該電動機を
加速または減速する電動機の加減速制御方法において、 前記速度設定値と回転速度の検出値との偏差を調節演算
した値を零に抑え込むことにより前記電動機のフリーラ
ンニングを開始し、 フリーランニング終了時には、前記調節演算した値を抑
え込んだ零から前記単位時間当たりの加速値に相当する
値に変更して前記電動機を加速することを特徴とする電
動機の加減速制御方法。 - 【請求項3】外部より指令される第1の速度指令値を第
2の速度指令値とし、該第2の速度指令値から所定の単
位時間当たりの加速,減速値に基づいて演算された速度
設定値と電動機の回転速度の検出値との偏差を調節演算
し、所定の加速電流制限値または減速電流制限値の範囲
内で、インバータにより駆動される該電動機を加速また
は減速する電動機の加減速制御方法において、 前記第1の速度指令値が入力された一次遅れフィルタの
出力値を前記第2の速度指令値とし、該一次遅れフィル
タの入力を該第1の速度指令値から零に切り換えること
により前記電動機のフリーランニングを開始し、 前記一次遅れフィルタの時定数は、前記電動機のフリー
ランニングの減速時間に相当する値とし、 フリーランニング終了時には、前記第2の速度指令値を
前記第1の速度指令値とすることにより前記電動機を加
速することを特徴とする電動機の加減速制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7168539A JPH0923676A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 電動機の加減速制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7168539A JPH0923676A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 電動機の加減速制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0923676A true JPH0923676A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15869897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7168539A Pending JPH0923676A (ja) | 1995-07-04 | 1995-07-04 | 電動機の加減速制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0923676A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010115092A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 電力変換装置 |
-
1995
- 1995-07-04 JP JP7168539A patent/JPH0923676A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010115092A (ja) * | 2008-11-10 | 2010-05-20 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 電力変換装置 |
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