JPH0467759A - ファン駆動用電動機 - Google Patents

ファン駆動用電動機

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JPH0467759A
JPH0467759A JP2177453A JP17745390A JPH0467759A JP H0467759 A JPH0467759 A JP H0467759A JP 2177453 A JP2177453 A JP 2177453A JP 17745390 A JP17745390 A JP 17745390A JP H0467759 A JPH0467759 A JP H0467759A
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monolithic
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printed wiring
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展昭 荒川
Makoto Ishii
誠 石井
Yuji Kawaguchi
裕次 川口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ルームエアコンのファン駆動用などとして用
いて好適な電動機に係り、特に、可変速制御を可能とし
たインバータを内蔵したブラシレスの電動機に関する。
[従来の技術] 100(V)の商用交流電圧を整流・平滑して得られる
電圧を直接電源電圧として利用し、電動機の回転数を制
御する高電圧のワンチップ化された3相インバータ(以
下、ワンチップ3相インバータという)が開発された(
たとえば、平成2年3月22日付日本電波新聞)。この
ワンチップ3相インバータは、従来のインバータに比べ
、極端に小形なものであって、電動機への内蔵を可能と
した。
この3相ワンチツプインバータの素子構造は、第4図(
a)に示すように、ポリシリコンをベースとし、誘電体
分離の手段により、すなわち、SiC2相によって高耐
圧に各相のエリアを仕切り、各エリアに1相分の回路を
形成したものである。
また、第4図(b)はこのワンチップ3相インバータの
各素子のレイアウトを示す平面図である。
この図から明らかなように、主素子としての6個のスイ
ッチングトランジスタ2と、各スイッチングトランジス
タ2のコレクタ・エミッタ間に接続されたスイッチング
トランジスタ2をターンオフさせるダイオード1と、各
スイッチングトランジスタ2をオン、オフさせるための
スイッチング信号を形成するロジック回路6と、このス
イッチング信号で各スイッチングトランジスタ2をオン
オフ駆動するドライブ回路と、スイッチングトランジス
タ2に流れる電流を検出し過電流によるICの破壊を防
止するための過電流保護回路5と、内部電源4とがワン
チップでIC化されている。
このワンチップ3相インバータQIC素子の大きさは、
縦4.3mm、横5.8mmである。
かかるワンチップ3相インバータにおいては、スイッチ
ングトランジスタ2として横型のIGBT (I n5
ulated Gate Bipolar Trans
istor)を開発、採用することにより、従来のパワ
ーMO5FETによるものに比へて占有面積を大幅に縮
小し、ダイオードも横型IGBTと同じプロセスで実現
できる新たに開発された高速ダイオードが採用され、逆
回復電流を大幅に低減して逆回復電流によるスイッチン
グトランジスタ2のスイッチング損失を大幅に低減でき
るようにしている。また、電源回路を内蔵することによ
り、パワー素子であるスイッチングトランジスタ2の駆
動のための外部電源が1個ですむようにし、過電流保護
回路5を内蔵することにより、負荷短絡などで発生する
過大電流によるICの破壊が防止できるようにしている
。さらに、インバータ周波数を可聴周波数よりも高い2
0kHzとし、モータの騒音を大福に低減できるように
している。
第5図はかかるワンチップ3相インバータを用いたブラ
シレスの電動機の一従来例を示すブロック図であって、
7A、7B、7Cはホール素子センサ、8はセンサ増幅
器、9は回転数信号形成回路、10は速度補正回路、1
1はPWM(パルス幅変調)信号形成回路、12は起動
電流制限回路、13は発振回路、14はステータ、15
は上記のワンチップ3相インバータ、16は外部電源で
ある。
同図において、外部型fileにtoo(V)の商用交
流電圧を投入すると、この外部電源16から各回路に直
流電源電圧が印加される。これにより、発振回路13が
起動し、PWM信号形成回路11が所定周期でPWM信
号を発生する。ロジック回路6はこのPWM信号から3
相のスイッチング信号を形成し、このスイッチング信号
に応じてドライブ回路3が各スイッチングトランジスタ
2を順番にオン、オフ駆動する。これにより、ステータ
14に設けられた各コイルに所定方向に電流が流れ、図
示しないロータが回転し始めて電動機が起動する。
この電動機の起動時、起動電流制限回路12は、過電流
保護回路5の検出結果にもとづいて、各スイッチングト
ランジスタ2に流れる起動電流が過大とならないように
、PWM信号形成回路11を制御してPWM信号のデユ
ーティ比を調整する。
6個のスイッチングトランジスタ2を夫々Q工。
Q2.Q、、Q、、Q5.Q、とし、夫々に接続される
ダイオード1をDl、D2.D、、D4.D、、D。
とすると、スイッチングトランジスタQ1〜Q3のコレ
クタは外部電源16の十端子に、スイッチング1−ラン
ジスタQ4〜QGのエミッタは外部電源15の一端子に
夫々接続されている。また、スイッチングトランジスタ
Q1のエミッタとスイッチングトランジスタQ4のコレ
クタとがステータ14に設けられた第1のコイルに接続
され、以下、スイッチングトランジスタQ2のエミッタ
とスイッチングトランジスタQ5のコレクタが第2のコ
イルに、スイッチングトランジスタQ、のエミッタとス
イッチングトランジスタQ、のコレクタが第3のコイル
に夫々接続されている。
ドライブ回路3は、電気角で120°ずつ順番にスイッ
チングトランジスタQ、、Q2.Q、をオンし、また、
同じく電気角で120°ずつPWM信号でチョッピング
して順番にスイッチングトランジスタQ、、Q、、Q、
をオンする。このスイッチングトランジスタロ工〜Q6
の開動タイミングを第6図にQ工〜Q、として示す。同
図において、スイッチングトランジスタQ4はスイッチ
ングトランジスタQ2のオン期間の後半からスイッチン
グトランジスタQ3のオン期間の前半までの期間PWM
信号と同じ周期、デユーティ比でオン、オフし、スイッ
チングトランジスタQ、はスイッチングトランジスタQ
3のオン期間の後半からスイッチングトランジスタQ1
のオン期間の前半までの期間同じくオン、オフし、スイ
ッチングトランジスタQ、、はスイッチングトランジス
タQ□のオン期間の後半からスイッチングトランジスタ
Q2のオン期間の前半までの期間同じくオン、オフする
上記のようにして電動機が起動すると、ホール素子セン
サ7A、7B、7Cがロータの回転を検出し、第6図で
7A、7B、7Cとして示すように、ロータの回転を電
気角360°として、電気角で120°ずつ位相が異な
り、かつ電気角で180゜の幅のロータ位置信号を発生
する。これらロータ位置信号は所定ゲインに調整された
センサ増幅器8で増幅、波形整形などの処理がなされ、
ワンチップ3相インバータ15のロジック回路6に供給
されるとともに、これらロータ位置信号の1つ、たとえ
ばホール素子センサ7Aで発生したロータ位置信号が回
転数信号形成回路9に供給され、その周波数もしくは周
期により、ロータの回転数を表わす回転数信号が形成さ
れる。この回転数信号は速度補正回路10に供給され、
外部からの速度指令による回転数と比較されてこれらの
差に応じた速度補正信号が形成される。この速度補正信
号により、PWM信号形成回路11から出力されるPW
M信号のデユーティ比が制御される。
ロジック回路6は、センサ増幅器8から供給される3相
のロータ位置信号から、電気角120゜で同じく120
°ずつ位相がずれたスイッチングトランジスタロ工〜Q
3を順次オン、オフするための転流信号(スイッチング
信号)と、この転流電流に対して第6図で説明したタイ
ミング関係のPWM信号形成回路11からのPWM信号
と同一周期、同一デユーティのスイッチング信号とを形
成し、ドライブ回路3に送る。
これにより、速度補正回路10からの速度補正信号で補
正されたPWM信号のデユーティ比に応じてステータに
設けられた各コイルの通電時間が制御され、ロータの回
転数が外部からの速度指令による回転数に一致するよう
に制御される。ロータの回転数が変化するとホール素子
センサ7A。
7B、7Cの周期もこれに応じて変化するから、スイッ
チングトランジスタロ工l Q、、Q、は夫々ロータの
1八回転期間ずつオンする。
このようにして、ロータの回転数はPWM信号のデユー
ティ比によって決まり、このデユーティ比を変化させる
ことにより、電動機の回転数を変化させることができる
第7図は第5図に示した回路構成をとり、ワンチップ3
相インバータを内部に実装した従来の電動機の一例を示
す分解斜視図であって、17は上ケース、18はステー
タコア、19はコイル、2゜は開孔、21A、21B、
21Gは支持具、22はシャフト、23A、、23Bは
軸受、24はロータ、25はプリント配線基板、26は
周辺回路、27A、27B、27Cはネジ、28はリー
ド線、29は下ケース、30A、30B、30C,30
Dは開孔、31は引出し口、32は開孔、33はネジ、
34A、34B、34Cはネジ孔である。
同図において、上ケース17の内部に、内面に設けられ
たスロットによって巻回されたコイル19を有する円筒
状のステータコア18が嵌め込まれる。この上ケース1
7の上面中心には開孔20が設けられ、また、その外周
面の下端からは鍔部が形成されており、この鍔部に等間
隔に4つのネジ孔34A、34B、34C(残りの1つ
は図示せず)が設けられている。さらに、ステータコア
18の下面外周部には、下方に突出する棒状の支持具2
1A、21B、21Cが等間隔に固定されている。
ロータ24は外周面が約2mmの厚さのフェライト系磁
性体で被覆されており、その中心を貫通するシャフト2
2が一体化されている。このシャフト22のロータ24
より上の部分に軸受23Aが固定され、また、このシャ
フト22の下端部にも軸受23Bが固定されている。ロ
ータ24と軸受23Bとの間には、シャフト22が貫通
したプリント配線基板25が配置される。
下ケース29は、その底面中央に開孔32が、側面に貫
通した引出し口31が夫々設けられ、また、上端部には
外方に突出した鍔部が設けられ、コノ鍔部に等間隔に開
孔30A、30B、30G。
30Dが設けられている。
プリント配線基板25の上面には、第5図に示した回路
構成に対する回路導体パターンが形成され、ホール素子
センサ7A、7B、7C、ワンチップ3相インバータ1
5や、センサ増幅器8、回転数信号形成回路9などの周
辺回路26が搭載されており、この回路導体パターンの
端子がプリント配線基板25の下面に導かれてこれにリ
ード線28が接続されている。
ロータ24はシャフト22とともにステータコア18の
内部に挿入され、軸受23Aが上ケース17の内部上面
に固定される。このロータ24の取りつけにより、シャ
フト22の上部が上ケース17の開孔2oを通って外部
に突き出る。プリント配線基板25は、ネジ27A、2
7B、27Cにより、ステータコア18の下面から突出
した支持具21A、21B、21Cに固定される。下ケ
ース29は、プリント配線基板25やステータコア18
などを密蔽するように、上ケース17に取りつけられる
。この取りつけは、上ケース17の。
鍔部のネジ孔34A、34B、34C,34D(図示せ
ず)に下ケース29の鍔部の開孔30A。
30B、30C,30Dを一致させ、これら開孔30A
、30B、30C,30Dを通してネジ33をネジ孔3
4A、34B、34C,34Dに締めつけることによっ
てなされる。この場合、シャフト22の下端の軸受23
Bは下ケース29の開孔32内に固定され、また、リー
ド線28は下ケース29の内部から引出し口31を介し
て外部に導出される。
なお、第8図はかかる電動機をファンモータとして用い
たルームエアコンの一部展開図を示すものである。この
ルームエアコンは室内に配置される屋内ユニット35と
、屋外に配置される屋外ユニット36と、これら間のパ
イプ37とからなり、屋内ユニット35にタンゼンシャ
ルフローファン38Aが、屋外ユニット36にプロペラ
ファン38Bが夫々設けられている。これらファン38
A。
38Bの駆動用電動機39A、39Bとして、上記の電
動機を用いることができる。通常、電動機の3相インバ
ータは電動機本体と同程度の大きさであるが、上記の電
動機では、ワンチップ化された3相インバータが内蔵さ
れるものであるから、その分屋内ユニット36の制御部
が小型化できるので、屋外ユニット36も小型化できる
。このことは、屋内ユニット35についても同様である
[発明が解決しようとする課題] ところで、ワンチップ3相インバータ内のスイッチング
トランジスタなどの高電力素子は発熱体であるため、ワ
ンチップ3相インバータが高温になって特性の劣化、信
頼性の低下などの悪影響がある。このために、ワンチッ
プ3相インバータに放熱ファンを設ける必要がある。
しかしながら、第7図で説明したように、プリント配線
基板25上には、ワンチップ3相インバータ15やホー
ル素子センサ7A、7B、7Cばかりでなく、その周辺
回路26も多数搭載されることになり、ワンチップ3相
インバータ15に放熱ファンを取りつけるスペースがな
かった。このために、電動機の出力としても、20(W
)程度が限界であった。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、内蔵されるI
C化された3相インバータの放熱を可能とし、高出力化
を実現した電動機を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、3相インバータ
とその周辺回路とを一体にモノリシックIC化し、この
モノリシック1.Cとロータの回転を検出するセンサ、
該センサの検出出力とを増幅する増幅器とをモータケー
ス内に収納する。
[作用コ 3相インバータとその周辺回路とが一体にモノリシック
IC化されるので、ケース内での回路系の部品点数やそ
の占有スペースが低減し、モノリシックICの放熱手段
の取付けが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図および第2図は本発明による電動機の一実施例を
示し、第1図はその分解斜視図、第2図はその回路構成
を示すブロック図である。但し、第1図および第2図に
おいて、15′は3相インバータ、21D、21Eは支
持具、40はモノリシックIC141は放熱板であり、
第7図、第5図に対応する部分には同一符号をつけて重
複する説明を省略する。
まず、第2図について説明する。
先に説明した従来技術では、−点鎖線で囲んだ3相イン
バータ15′のみをワンチップでIC化してワンチップ
3相インバータとしたが、この実施例では、破線で囲ん
で示すように、この3相インバータ15′と、これの周
辺回路である回転数信号形成回路9、速度補正回路10
.PWM信号形成回路11、起動電流形成回路12およ
び発振回路13とを、第4図(a)で説明したようにし
て、同一ベースに高耐圧モノリシックIC化する。
このモノリシックIC40のIC素子の大きさは、従来
のワンチップ3相インバータ15のIC素子に比べ、約
10%拡大するにすぎず、このために、モノリシックI
C40のIC素子を格納するパッケージとしては、従来
のワンチップ3相インバータ15と同一形状、大きさの
ものを使用することができる。
なお、センサ増幅器8はゲイン調整可能として抵抗8a
などのゲイン調整手段が設けられ、電動機組立時にこの
ゲインが調整できるようにするために、モノリシックI
C40とは別体とする。
次に、第1図について説明する。
上記のモノリシックIC40を用いると、先の従来技術
に比べ、プリント配線基板25上での実装部品点数は約
1へ。、実装面積は約1八となる。
そこで、この実施例では、プリント配線基板25を半円
板状とし、残りの半円部をモノリシック■C40の放熱
手段とするものである。
すなわち、プリント配線基板25は半円状をなしてステ
ータコア18の支持具21A、21Dに固定され、また
、このプリント配線基板25に対向して、アルミニウム
からなる半円状の放熱板41が同しくステータコア18
の支持具21B、21Eに固定される。プリント配線基
板25には、ホール素子センサ7A、7B、7Cとこれ
らの出力が供給されるセンサ増幅器8とが搭載され、放
熱板41上には、第2図で示したモノリシックIC40
が、その背面のヒートシンクが放熱板41と密着するよ
うに、搭載されている。モノリシックIC40の各ピン
はプリント配線基板25上の回路導体パターンの所定の
端子に接続されている。
これ以外については、第7図に示した従来技術と同様で
ある。
以上のように、この実施例においては、3相インバータ
をその周辺回路も含めてモノリシックIC化し、従来の
ワンチップ3相インバータと同一形状、同一大きさのパ
ッケージに収納するものであるから、プリント配線基板
25に搭載される部品数やその占有スペースを低減させ
ることができ、その低減したスペース分、モノリシック
IC40の搭載部材をアルミニウム板で構成して放熱部
材とすることができる。したがって、モノリシックIC
40の放熱効果が充分に得られることになる。
この結果、電動機の出力容量も、従来の20(W)程度
に対し、50(W)程度にまで高めることができるよう
になる。
また、プリント配線基板25の搭載部品点数が削減する
から、半田付は点数も減少し、基板実装の回路系の信頼
性も向上する。この場合、半田付は点数は従来技術での
約17、。0どなる。
第3図は本発明による電動機の他の実施例を示すもので
あって、同図(a)は全体の分解斜視図、同図(b)は
同図(a)のP部分の拡大斜視図である。但し、同図に
おいて、29Aは突出部であり、第7図、第2図に対応
する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する
第3図(a)において、円板状のプリント配線基板25
上には、第2図で示したホール素子センサ7A、7B、
7Cとこれらの出力が供給されるセンサ増幅器8とが搭
載されている。また、第2図に示したモノリシックIC
40は下ケース29の内側壁に取りつけられており、そ
の各ピンはプリント配線基板25上に形成されている回
路導体パターンの所定の端子に接続されている。
モノリシックIC40の下ケース29への取りつけにつ
いて詳細に説明すると、第3図(a)のP部分を拡大し
て示す同図(b)において、下ケース29の内側壁の一
部に表面が平坦な突出部29Aが設けられており、モノ
リシックIC40が、この背面部のヒートシンクが突出
部29Aの表面に密着するように、この表面にネジで固
定されている。
これ以外の構成は第7図に示した従来例と同様である。
以上のように、この実施例では、下ケース29がモノリ
シックIC40の支持体であるとともに放熱部材ともな
り、モノリシックIC40の放熱効果が充分得られ、電
動機の出力容量も先の実施例と同様に高められる。また
、半田付けについても、先の実施例と同様である。
なお、上記各実施例において、センサ増幅器8としては
、ゲイン固定のものであってもよいが、ゲイン可変の場
合、そのゲイン調整手段もプリント配線基板25に搭載
する。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、3相インバータ
をその周辺回路も含めてモノリシックIC化するから、
内蔵のプリント配線基板に搭載される部品の点数や占有
面積を大幅に削減でき、その分モノリシックICの放熱
手段を設けることができて、電動機の出力容量を大幅に
増大化できる。
また、部品点数が大幅に削減されることから、プリント
配線基板上での半田付は点数も大幅に減少し、基板実装
における回路系統の信頼性が大幅に向上する。
また、本発明によれば、モノリシックICの放熱手段と
して電動機の下ケースを用いているため、放熱手段を新
たに設けることなくモノリシックICの放熱が可能とな
り、さらに構成部品点数や半田付は点数を削減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電動機の一実施例を示す分解斜視
図、第2図はこの実施例の回路系を示すブロック図、第
3図は本発明による電動機の他の実施例を示す分解斜視
図、・第4図(a)はワンチップ3相インバータのIC
素子の部分断面図、同図(b)は同じくこのIC素子で
のレイアウトを示す平面図、第5図はこのワンチップ3
相インバータを用いた従来の電動機の回路系を示すブロ
ック図、第6図はこの電動機の動作説明図、第7図はこ
の電動機の分解斜視図、第8図はルームエアコンの構成
図である。 7A、7B、7C・・・・・ホール素子センサ、8・・
・・・・センサ増幅器、9・・・・・・回転数信号形成
回路、10・・・・・・速度補正回路、11・・・・・
・PWM信号形成回路、12・・・・・・起動電流制限
回路、13・・・・・・発振器、14・・・・・・ステ
ータ、15′・・・・・・3相インバータ、17・・・
・・・上ケース、18・・・・・・ステータコア、19
・・・・・・コイル、22・・・・・・シャフト、24
・・・・・・ロータ、25・・・・・プリント配線基板
、28・・・・・・リード線、29・・・・下ケース、
29A・・・・・・突出部、40・・・・・モノリシッ
クIC141・・・・・放熱板。 第4図 (a) (b) 第 6図 電気角度 [deqree] 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ケース内にロータ、ステータなどが密蔽され、該ロ
    ータの回転を検出するセンサと、該センサの検出出力を
    増幅する増幅器と、該増幅器の出力信号を処理する周辺
    回路と、該周辺回路の出力信号に応じて該ロータを回転
    駆動するインバータとを備えた電動機において、 該インバータと該周辺回路とを一体にモノリシツクIC
    化し、該センサおよび該増幅器とともに該ケース内に収
    納したことを特徴とする電動機。 2、請求項1において、 前記ケース内にプリント配線基板と放熱板とを収納し、 該プリント配線基板に前記センサと前記増幅器とを載置
    し、 該放熱板に前記インバータと前記周辺回路とが一体化さ
    れてなるモノリシックICを、該モノリシックICの背
    面のヒートシンクが該放熱板に密着するように、載置し
    たことを特徴とする電動機。 3、請求項1において、 前記ケース内にプリント配線基板を収納するとともに、
    前記ケースの内壁面に表面が平坦な突出部を設け、 該プリント配線基板に前記センサと前記増幅器とを載置
    し、 該突出部の表面に前記インバータと前記周辺回路とが一
    体化されてなるモノリシックICを、該モノリシックI
    Cの背面のヒートシンクが該突出部の表面に密着するよ
    うに、取りつけたことを特徴とする電動機。 4、請求項2または3において、 前記増幅器はゲイン可変であつて、前記増幅器のゲイン
    調整手段を前記プリント配線基板に載置したことを特徴
    とする電動機。
JP2177453A 1990-07-06 1990-07-06 ファン駆動用電動機 Expired - Lifetime JP2960754B2 (ja)

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EP19910110576 EP0464644B2 (en) 1990-07-06 1991-06-26 Brushless motor incorporating an integrated circuit having a one-chipped peripheral circuit
DE1991613528 DE69113528T2 (de) 1990-07-06 1991-06-26 Bürstenloser Motor mit eingebautem integriertem Schaltkreis, welcher einen peripheren Schaltkreis mit einem Chip beinhaltet.
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