JPH0467594A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、安全に制御される温度センサ回路を備えた高
周波加熱装置に関する。

従来の技術 従来の高周波加熱装置に使用している加熱室内に設けた
温度センサの検出素子が開放オープンした際の検知方法
について、以下第３図と第４図をもとに説明する。

高周波加熱装置の加熱室内の温度センサ回路が動作する
食品の調理モードでは、食品の調理開始１分後に加熱室
内の温度が上昇すると想定して、食品の調理開始より１
分後の加熱室の温度を、温度センサ１３で検知し、その
検知信号を電圧信号として、マイクロコンピュータ（以
下マイコンと称する）１１の温度センサ入カポ−ＮＯに
入力を行っていた。そして、その入力信号がマイコンに
記憶されている温度センサ１３の検出素子１３ａの温度
レベルＡ１４以下、すなわち温度レベルＢ１６であれば
、検出素子１３ａが開放しているとマイコン１１で判定
してマグネトロン（図示せず）の高周波出力を停止し、
また温度センサ１３の検出素子１３ａの温度レベルＡ１
４以上、つまり温度レベルＣ１５であれば、検出素子１
３ａは正常とマイコン１１で判定して食品の調理終了ま
で、マグネトロンの高周波出力を制御するようにしてい
た。なお、図に示す１３ｂ、１３Ｃ，１３ｄは温度セン
サ１３の接続部である。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の高周波加熱装置では、
高周波加熱装置に使用している加熱室内の温度センサ１
３の検出素子１３ａが開放しても、プルアップ抵抗１２
と、マイコン１１内部のプルダウン抵抗９による＋５ボ
ルトの分電圧信号がマイコン１１の温度センサ入力ボー
ト１０へ入力され、前記検出素子１３ａの分電圧信号は
マイコン１１に記憶されている温度センサ１３の検出素
子１３ａの温度レベルＡ１４以上であって、このため温
度センサ１３の検出素子１３ａの開放検知は不可能とな
る。ここでマイコン１１に記憶されている温度センサ１
３の検出素子］、３ａの温度レベルＡ１４を、前記分電
圧信号より高い温度レベルに設定すると、通常の食品調
理モトに支障をきたしてしまう。

しかし、前記温度レベルＡ１４をそのままにしておくと
、温度センサ１３の検出素子１３ａが開放した場合、加
熱室内が異常高温になっても、前記分電圧信号による温
度正常信号のみがマイコン１０に入力されて、マグネト
ロンの高周波出力が停止せず高周波加熱装置の火災の危
険性が極めて太きかっそこで本発明は上記問題を解決す
るもので、加熱室内に設けた温度センサの検出素子の開
放を正しく検知し、加熱室内の異常な温度上昇による、
高周波加熱装置の火災などの危険を防止することを目的
としている。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の高周波加熱装置は、
制御部のマイコンにダイオードと抵抗からなり、温度セ
ンサの検出素子の開放を検知する開放検知手段を設けて
構成したものである。

作用 本発明は上記した構成により、マイコンに入力される温
度センサからの信号がダイオードと抵抗からなる開放検
知手段によって常時に高感度で監視されるので検出素子
が開放したとき、その開放を正しく検知し、装置の加熱
出力を正しく停止させることができる。

実施例 以下、本発明の一実施例の高周波加熱装置について、そ
の加熱室内に設けた温度センサの検出素子の開放時にお
ける検知の仕方を第１図および第２図をもとに説明する
。本発明の特徴的構成は、第１図に示すように、ダイオ
ード８と抵抗５を直列に接続したものをマイコン３のキ
ーボード用のスキャンパルス発振ポート１と、加熱室内
の温度センサ信号の入力ポートロとの間に接続して開放
検知手段を設けた点である。

すなわち、加熱室内の温度センサ回路が動作する高周波
加熱モードで食品を調理しているとき、温度センサ信号
の入力ポートロには、センサ７からの信号が第２図に示
す温度センサ信号読み込みタイミング８ｄでマイコン３
に入力されるが、温度センサ７の検出素子７ａの接続部
分７ｂ、７ｃ。

７ｄが断絶などをして、検出素子７ａが開放した場合は
、温度センサ信号の入力ポートロに、キーボード用のス
キャンパルス８ａがダイオード８と抵抗５を経由して入
力される。したがって前記スキャンパルス８ａの上限電
圧をマイコン３に記憶させ、温度センサ信号の入力ポー
トロの読み込みタイミング８ｂ内において、前記スキャ
ンパルス８ａの発振タイミングと温度センサ７の検出素
子７ａの開放信号読み込みタイミング８ｃと同タイミン
グで常時電圧を監視すれば、温度センサ７の検出素子７
ａが開放した際、前記スキャンパルス８ａが温度センサ
信号の入力ポートロに入力されるので、マイコン３に記
憶されている前記スキャンパルス８ａの上限電圧と比較
し、、同等ならば温度センサ７の検出素子７ａが開放し
ているとマイコン３で判定し、マグネトロンの高周波出
力および電熱ヒータなどの電熱装置（図示せず）の出力
を停止させる。なお２はマイコン３内部のプルダウン抵
抗、４は温度センサ７に接続するプルアップ抵抗である
。

このように、従来の分電圧信号のまま、すなわち第４図
に示す温度レベルＡ１４を変えることなく、そのままで
検出素子７ａの開放有無を常時、高感度で正確に検知で
きるようになり、その結果マグネトロンおよび電熱装置
の出力制御が正しくなされ、装置の火災などの危険が防
止される。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、制御
部のマイコンにダイオードと抵抗からなる開放検知手段
を設けたことにより、温度センサの検出素子の開放有無
を常時高感度に正しく検知できるようになり、このため
、マグ矛トロンや電熱装置の出力が正しく制御されて装
置の火災などの危険が防止されるとともに簡単な電子回
路のためコストメリットのある高周波加熱装置が提供で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は　本発明の一実施例の高周波加熱装置の温度セ
ンサ部の回路図、第２図は　同温度センサの検出素子の
開放信号読み込みタイミングの説明図、第３図は従来の
高周波加熱装置の温度センサ部の回路図、第４図は同加
熱室内温度レベルと調理時間の関係を示す特性図である
。 ３・・・・・・マイクロコンピュータ（制御部）、５・
・・・・・抵抗、７・・・・・・温度センサ、７ａ・・
・・・・検出素子、８・・・・・・ダイオード。 箪 図 ／ 第 θ 図 １曾 訓理時間

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加熱室内の食品を加熱する電熱装置と、この食品に高周
   波エネルギーを供給するマグネトロンと、加熱室内の温
   度変化を検出する温度センサと、この温度センサの出力
   を入力として前記電熱装置およびマグネトロンの出力を
   制御する制御部とを備え、前記制御部にはダイオードと
   抵抗からなり、前記温度センサの検出素子の開放を検知
   する開放検知手段を設けてなる高周波加熱装置。