JP2870875B2 - センサー付き加熱装置 - Google Patents

センサー付き加熱装置

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JP2870875B2
JP2870875B2 JP1280919A JP28091989A JP2870875B2 JP 2870875 B2 JP2870875 B2 JP 2870875B2 JP 1280919 A JP1280919 A JP 1280919A JP 28091989 A JP28091989 A JP 28091989A JP 2870875 B2 JP2870875 B2 JP 2870875B2
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sensor
steam
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timer
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睦子 多々良
瑞枝 山本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はセンサーを使って加熱を制御する機器、例え
ば電子レンジなど加熱装置に関するものである。
従来の技術 一般に蒸気センサーを使って調理を加熱する際には、
第6図に示すように、動作開始すると、センサー周辺に
残っている残留蒸気を排除するため、タイマー1がカウ
ントを行い、又動作開始と同時にタイマー1カウント時
間中に蒸気センサーが正常に動作するか否かを判定する
ためにセンサーチェック手段を行っている。センサーチ
ェック手段において、蒸気センサーが異常、つまりセン
サーが断線していれば、この時点で加熱を終了する。蒸
気センサーが正常であればタイマー1のカウントを続行
し終了したら、タイマー2のカウントに入る。タイマー
2のカウント開始と同時に加熱装置の負荷をONにする。
加熱装置の負荷をONにする時に加熱装置の負荷からノイ
ズが発生し蒸気センサーからの出力信号や、蒸気センサ
ーの信号を増幅する電子回路に悪影響を与えるため、蒸
気センサーからの信号をマイクロコンピューターが読み
取らないようにしたノイズ保護手段を設ける。その後、
蒸気センサーからの信号を読み取り、加熱最適時間で蒸
気検知するために現在の蒸気センサーノイズレベルを判
定し蒸気センサー検知レベルを求めるためのノイズ検知
手段を行っている。ノイズ検知手段で導いた加熱最適時
間で蒸気検知するための蒸気センサー検知レベルを使っ
て蒸気センサーからの信号を読み取る信号検知手段を行
う。信号検知手段において、タイマー2のカウント中に
蒸気検知しなければ、タイマー2のカウントが終了する
と同時に加熱終了するが、タイマー2のカウント中に蒸
気検知したら、加熱開始してからのタイマー2のカウン
ト時間より追加加熱時間を計算し、追加加熱時間が終了
すると同時に加熱が終了するという構成になっている。
蒸気センサーチェック手段について説明すると、第4
図に示すように、センサーチェック手段に入るとマイク
ロコンピューターから蒸気センサーの素子に信号が出力
される、その時蒸気センサーからの信号を増幅する電子
回路からの信号をマイクロコンピューターで読み取る
と、蒸気センサーが正常であれば蒸気センサーチェック
レベル以上の高い電圧が入力され、センサーが断線して
いれば、上記センサーチェックレベル未満の低い電圧が
入力されるため、この入力信号により蒸気センサーの状
態を判定している。センサーの状態チェックが終了する
と、マイクロコンピューターから蒸気センサーの素子へ
出力していた信号を切り、その後マイクロコンピュータ
ーは蒸気センサーからの湿度や温度に応じた信号が読み
取ることができる状態になる。
発明が解決しようとする課題 ところが、電源投入時において、蒸気センサーからの
信号を増幅する電子回路に含まれるオペアンプに、電流
が流れ込み、蒸気センサーが断線していても、蒸気セン
サーが正常だと判断してしまう蒸気センサーチェックレ
ベル以上の高い電圧がマイクロコンピューターに入力さ
れる。つまり、前述した方法で電源投入直後に蒸気セン
サーを使用した調理の動作を開始すると、蒸気センサー
の素子が断線した状態であっても、センサーチェック手
段において正確に判定することが出来ず、蒸気センサー
が正常であると見なし、断線したままの蒸気センサーで
タイマー2カウント時間が終了するまで調理を続行して
しまうという課題がある。そのため、電源投入時に蒸気
センサーに高い電圧がかから無いように回路を変更した
らよいが、このようなことをすると、現在までに積み上
げてきた従来の技術を生かせず、しかも、回路変更に伴
う新たな課題が発生するかもしれないという懸念から、
回路変更にて対策することが非常に困難であった。
本発明はこのような従来の課題を解消するものであ
り、簡単なプログラム変更で、電源投入直後に動作開始
したとしても蒸気センサーチェック手段を正確に行い、
しかも従来の調理ソフトに関する練られた技術をそのま
ま生かすことのできるセンサー付き加熱装置を提供する
ものである。
課題を解決するための手段 本発明のセンサー付き加熱装置は、湿度や温度の変化
時に信号を出力する蒸気センサーと、蒸気センサーから
の信号を読み取り読み取った信号に応じて加熱装置の負
荷を制御するマイクロコンピューターと、蒸気センサー
が正常に動作するか否かを判定するために前記蒸気セン
サーにマイクロコンピューターから信号を送り判定する
センサーチェック手段を備え、マイクロコンピューター
は動作開始後からセンサーチェック手段が開始するまで
の遅れ時間をカウントする第1のタイマー設定時間と、
電源投入時に前記電子回路からの信号が安定するまでの
センサー入力電圧安定時間を有し、第1のタイマー設定
時間が電源投入時にあるセンサー入力電圧安定時間より
長い時間となる構成としたものである。
作用 本発明のセンサー付き加熱装置は、動作開始後からセ
ンサーチェック手段が開始するまでの遅れ時間をカウン
トする第1のタイマー設定時間が、電源投入時に電子回
路からの信号が安定するまでのセンサー入力電圧安定時
間より長い時間となる構成としたため、どのような条件
下においてもセンサーチェック手段時に蒸気センサーの
素子の状態を誤判定して、調理加熱をし過ぎて危険な状
態になることは決してなく安全である。
実施例 以上、本発明の一実施例のセンサー付き加熱装置を図
面を参照して説明する。第1図に示すように、動作開始
すると、センサー周辺に残っている残留蒸気を排除する
ためのタイマー1カウント時間をカウントする、この
時、動作開始と同時にもう1つのタイマーである第1の
タイマー時間をカウントし、第1のタイマー時間が経過
してから蒸気センサーが正常に動作するか否かを判定す
るためのセンサーチェック手段を行う。第1のタイマー
時間は、センサーの入力電圧安定時間より長い時間とし
ていることを前提とする。この場合のセンサーチェック
手段の判定においては、蒸気センサーが断線していれば
で、この時点で加熱を終了し、蒸気センサーが正常であ
れば、タイマー2カウント時間に入る。タイマー2カウ
ント時間開始と同時に加熱装置の負荷をONする。加熱装
置の負荷をONする時に加熱装置の負荷からノイズが発生
し蒸気センサーの素子や、蒸気センサーから信号を増幅
する電子回路へ悪影響を与えるため、マイクロコンピュ
ーターが蒸気センサーからのノイズの乗った信号を読み
取らないようにしたノイズ保護手段を設ける。その後、
蒸気センサーからの信号を読み取り、加熱最適時間で蒸
気検知するために現在の蒸気センサーノイズレベルを読
み取り、蒸気センサー検知レベルを求めるためのノイズ
検知手段を行っている。ノイズ検知手段で導いた加熱最
適時間で蒸気検知するための蒸気センサー検知レベルを
使って蒸気センサーからの信号を読み取る信号検知手段
を行う。信号検知手段において、タイマー2カウント時
間中に蒸気検知しなければ、タイマー2カウント時間が
終了と同時に加熱終了するが、タイマー2カウント時間
中に蒸気検知したら、タイマー2カウント時間より追加
加熱時間を計算し、追加加熱時間が終了すると同時に加
熱が終了する。
このようにすれば、第5図に示すように、電源投入時
において、蒸気センサーからの信号を増幅する電子回路
に含まれるオペアンプに、電流が流れ込み、蒸気センサ
ーが断線していても、蒸気センサーが正常だと判断して
しまう蒸気センサーチェックレベル以上の高い電圧がマ
イクロコンピューターに入力される。しかし、この状態
はセンサー入力電圧安定時間中だけなので、動作開始時
にセンサー入力電圧安定時間以上である第1のタイマー
時間を設けた後のセンサーチェック手段であれば、セン
サーチェックの誤判定にて、センサーが断線状態である
にもかかわらず正常であると判定することは回避でき
る。つまり、センサーチェック手段に入るときには既
に、電源投入時を含めどのような状態において動作開始
をしても、センサー入力安定時間が経過し蒸気センサー
チェックが正常にできるような構成となっている。した
がって、蒸気センサーチェック手段にてセンサーの状態
を誤判定して調理加熱をし過ぎて危険な状態になること
は決してなく安全確保ができ、又正しく蒸気検知するた
め調理の出来上りも、申し分の無いものとなる。従来の
問題点を解決するに当たり、コストの追加がなく、簡単
に実施可能な構成であるため大変有効なものである。
尚、この構成にすると電子回路の変更がないため、練
られた調理ソフトの基板がそのまま生かせるため大変望
ましい構成であるといえる。
発明の効果 以上のように本発明のセンサー付き加熱装置は、動作
開始後からセンサーチェック手段が開始するまでの遅れ
時間をカウントする第1のタイマー設定時間が、電源投
入時に前記電子回路からの信号が安定するまでのセンサ
ー入力電圧安定時間より長い時間となる構成としたもの
であり、第1のタイマー設定時間が経過してから、蒸気
センサーが正常に動作するか否かを判定するために蒸気
センサーにマイクロコンピューターから信号を送り判定
するセンサーチェック手段を行っている。従って電源投
入時を含めどのような状態において、動作を開始しても
蒸気センサーチェックが正常にできるような構成となっ
ているため蒸気センサーチェックを誤判定して調理加熱
をし過ぎて危険な状態になることは決してなく安全確保
ができ、加熱装置そのものの品質向上を促せる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるセンサー付き加熱装
置のタイミングチャート、第2図は蒸気センサーとその
制御部を示す制御回路図、第3図はセンサー付き加熱装
置のフローチャート、第4図はセンサーチェック手段の
タイミングチャート、第5図は電源投入時の蒸気センサ
ー入力電圧を示すタイミングチャート、第6図は従来の
センサー付き加熱装置のタイミングチャートである。 1……タイマー1カウント時間、2……タイマー2カウ
ント時間、3……センサーチェック手段、6……信号検
知手段、8……第1のタイマー時間、11……蒸気センサ
ー、13……センサー入力電圧安定時間、20……マイクロ
コンピューター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/02 325 H05B 6/68 320

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湿度や温度の変化時に信号を出力する蒸気
    センサーと、前記蒸気センサーからの信号を読み取り読
    み取った信号に応じて加熱装置の負荷を制御するマイク
    ロコンピューターと、前記蒸気センサーが正常に動作す
    るか否かを判定するために前記蒸気センサーにマイクロ
    コンピューターから信号を送り判定するセンサーチェッ
    ク手段を備え、前記マイクロコンピューターは動作開始
    後からセンサーチェック手段が開始するまでの遅れ時間
    をカウントする第1のタイマー設定時間と、電源投入時
    に前記蒸気センサーからの信号が安定するまでのセンサ
    ー入力電圧安定時間を有し、第1のタイマー設定時間が
    電源投入時にあるセンサー入力電圧安定時間より長い時
    間となる構成としたセンサー付き加熱装置。
JP1280919A 1989-10-27 1989-10-27 センサー付き加熱装置 Expired - Lifetime JP2870875B2 (ja)

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JP1280919A JP2870875B2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 センサー付き加熱装置

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JPH03144221A JPH03144221A (ja) 1991-06-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5599530A (en) * 1979-01-24 1980-07-29 Sharp Corp Cooker
JPS58140521A (ja) * 1982-02-15 1983-08-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器

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JPH03144221A (ja) 1991-06-19

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