JPH046727Y2 - - Google Patents

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JPH046727Y2
JPH046727Y2 JP1987091617U JP9161787U JPH046727Y2 JP H046727 Y2 JPH046727 Y2 JP H046727Y2 JP 1987091617 U JP1987091617 U JP 1987091617U JP 9161787 U JP9161787 U JP 9161787U JP H046727 Y2 JPH046727 Y2 JP H046727Y2
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JP
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conduit
forceps
tube
pipe
curve
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JP1987091617U
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JPS63200403U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、内視鏡に配置された鉗子挿通路等
の管路の構造に関するものである。
[従来の技術] 内視鏡に配置される管路は、従来は、全体的に
一様の太さの管で構成されていた。
[考案が解決しようとする問題点] 管を曲げ加工すると、程度の差こそあれ、管は
カーブの内側となる部分が潰れる性質がある。し
たがつて、鉗子挿通路においては管路がカーブし
ている部分で鉗子等の挿通性が悪くなり、少し太
めの鉗子や、硬質部が長めの鉗子などはカーブの
部分でひつかかつて、挿通することが不能になつ
てしまう場合がある。また、曲げ角度が大きい
と、管は相当に潰れていわゆるひしやげた状態に
なつてしまうので、送気送水管路などにおいて
は、内径の減少により流量が低下して、良好な観
察を維持するのに必要な送気送水量が得られなく
なる原因となつていた。
この考案は、そのような従来の欠点を解消し、
カーブの部分において上述のごとき不都合の生じ
ない内視鏡の管路構造を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解決するための、本考案による
内視鏡の管路構造は、カーブした管路を有する内
視鏡の管路構造において、そのカーブ部分でその
カーブを含む平面と垂直の方向から管を潰して、
その管の断面形状を、上記カーブの半径方向に長
い長円形状にすることによつて、上記カーブ部分
の管路の内径を、上記カーブを含む平面上で直線
部分の内径より太くしたことを特徴とする。
[作用] カーブ部分の管路の内径がカーブを含む平面上
で直線部分の内径より太いので、鉗子挿通路等に
おいては挿通された鉗子等がカーブ部分でひつか
からず、送気送水管路等においては管の断面積が
確保されて流量が低下しない。
[実施例] 第1図は本考案を鉗子挿通管路に適用した実施
例であり、内視鏡の操作部と挿入部との連結部付
近の断面図である。
操作部1のフレームの下端部に形成された口金
部2に、挿入部を外装する可撓管3の基部口金4
がビス止め固定されている。5はシール用のOリ
ングである。6は操作部のカバーであり、フレー
ムにナツト7で締め付け固定されている。8は可
撓管3の基部の外周を覆うように装着されたゴム
製の折れ止め、9は、その折れ止め成形時に一体
にインサートされ、口金部2に螺着された折れ止
め口金である。
10は、操作部1の下部に、斜め上方に突出し
て配置された鉗子挿入口金であり、ナツト11に
より操作部カバー6に押圧固定されている。鉗子
挿入口金10の外側の口元には、ゴム製の栓体1
2が着脱自在に取着されている。13は鉗子等が
挿通し得る程度に栓体12に形成されたスリツト
である。鉗子挿入口金10の下端部には、シール
用パツキン14を挟んで継ぎ管15が押圧固定さ
れ、その下端部は操作部カバー6の内側に突出し
ている。16はシール用のOリングである。
17は、操作部カバー6の内側からシール用パ
ツキン18を挟んで継ぎ管15に螺合接続された
分岐管であり、鉗子挿入口金10、継ぎ管15及
び分岐管17内に形成された鉗子挿通路10a,
15a,17aは互いに同軸に直線的に配置され
ている。そして、分岐管17には、外部の吸引装
置(図示せず)に連通する吸引管18と、内視鏡
の挿入部先端(図示せず)に連通する鉗子チヤン
ネル19が接続された鉗子挿通管20とが、互い
に連通するように分岐接続されている。
鉗子挿通管20は、例えばステンレス鋼管製で
あり、継ぎ管15や分岐管17内の鉗子挿通路1
5a,17aの径に比べて、同じか多少太い内径
を有する管を可撓管3側へ向くように緩くカーブ
させて形成されている。即ち、第2図及びその
−断面である第3図に示されるように、鉗子挿
通管20は、カーブ部分で、そのカーブを含む平
面と垂直の方向に両側から潰されて、カーブの半
径方向に長い長円形状の断面形状に形成されてい
る。21は、吸引管18の開口を塞がないために
鉗子挿通管20の口元に形成された半周状の切り
欠きであり、22は挿入した鉗子等が抜く際にひ
つかからないようにするために、鉗子挿通管20
の端部に形成されたV形の切り欠きである。
鉗子チヤンネル19は、例えば四フツ化エチレ
ン樹脂製の可撓管であり、その端部は鉗子挿通管
20にコイル締め接着により水密に連通接続され
ている。そして、その接続部分から可撓管3の入
口付近までの間は、熱成形等により、鉗子挿通管
20よりさらに太く成形されている。
このように構成された上記実施例によれば、挿
通管路がカーブする鉗子挿通管20及び鉗子チヤ
ンネル19の入口側部分の管路の太さが、直線部
分より太いので、鉗子等の処置具を鉗子挿入口金
10から挿入したとき、挿通された鉗子等はスム
ーズにカーブの部分を通過することができる。
尚、本考案が適用される管路としては、鉗子挿
通路に限定されるものではなく、送気送水路その
他の管路であつてもよい。
[考案の効果] 本考案の内視鏡の管路構造を鉗子挿通路に用い
れば、挿通された鉗子等がカーブ部分でひつかか
らないので、太めの鉗子や、硬質部が長めの鉗子
等であつても支障なく挿通して処置を行うことが
でき、本考案を送気送水管路に適用すれば、管を
大きな角度で曲げても管の断面積が確保されて流
量が低下せず、常に良好な観察を続行するための
空気や水等を送ることができる優れた効果を有す
る。
また、カーブ部分の管路の内径をカーブを含む
平面上で太くするのに、カーブを含む平面と垂直
の方向から管を潰すことによつて管の断面形状を
長円形状にするようにしたので、加工が容易で、
どのような部位の管路にも容易に低コストで適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
本考案の管の構造を例示した断面図、第3図はそ
の−線切断面図、である。 10……鉗子挿入口金、15……継ぎ管、17
……分岐管、19……鉗子チヤンネル、20……
鉗子挿通管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カーブした管路を有する内視鏡の管路構造に
    おいて、そのカーブ部分でそのカーブを含む平
    面と垂直の方向から管を潰して、その管の断面
    形状を、上記カーブの半径方向に長い長円形状
    にすることによつて、上記カーブ部分の管路の
    内径を、上記カーブを含む平面上で直線部分の
    内径より太くしたことを特徴とする内視鏡の管
    路構造。 (2) 上記管が、金属管である実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の内視鏡の管路構造。 (3) 上記管路が、鉗子挿通路である実用新案登録
    請求の範囲第1項又は第2項記載の内視鏡の管
    路構造。
JP1987091617U 1987-06-15 1987-06-15 Expired JPH046727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987091617U JPH046727Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JP1987091617U JPH046727Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JPS63200403U JPS63200403U (ja) 1988-12-23
JPH046727Y2 true JPH046727Y2 (ja) 1992-02-24

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ID=30952568

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730005Y2 (ja) * 1990-01-23 1995-07-12 旭光学工業株式会社 内視鏡における配管構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58175541A (ja) * 1982-04-09 1983-10-14 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
JPS61265125A (ja) * 1985-05-20 1986-11-22 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6061011U (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 オリンパス光学工業株式会社 穿刺装置

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JPS61265125A (ja) * 1985-05-20 1986-11-22 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡

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JPS63200403U (ja) 1988-12-23

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