JPH0467098B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0467098B2
JPH0467098B2 JP27393286A JP27393286A JPH0467098B2 JP H0467098 B2 JPH0467098 B2 JP H0467098B2 JP 27393286 A JP27393286 A JP 27393286A JP 27393286 A JP27393286 A JP 27393286A JP H0467098 B2 JPH0467098 B2 JP H0467098B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
blow
cut
air outlet
air conditioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP27393286A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63129240A (ja
Inventor
Kosuke Kotani
Toshuki Isomura
Ken Yamagata
Hide Sawada
Shinichi Takebayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP27393286A priority Critical patent/JPS63129240A/ja
Publication of JPS63129240A publication Critical patent/JPS63129240A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は自動車等に用いられる空調用ダクトの
製造方法に関する。
〈従来の技術〉 従来、自動車の空調用ダクトにおいては、従来
例の縦断面図を表わす第3図に示すように、ダク
ト11の先端部に風向きを変える吹出しグリル1
2を取付け、その吹出しグリル12を車室内に臨
ませている。このダクト11は一般にブロー成形
により製造し得るが、吹出しグリル12は吹出口
12aを設ける関係上、インジエクシヨン成形に
より製造されており、組立工程において両部材1
1,12はねじ止め等によつて互いに連結され
る。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、上述した従来の空調用ダクトは次の
ような原因からコスト高となるという問題点があ
つた。すなわち、(1)吹出しグリル12の製造方法
であるインジエクシヨン成形法においては型費が
割高となる。(2)ダクト11の製造方法であるブロ
ー成形法では端面が開放された筒状物を成形する
ことはできず、そのため成形品の切除して端面を
開放してダクト11を製造している。この切除さ
れた成形品の端部は再生利用し得るが、その再生
過程である程度のロスが発生してしまう。(3)異種
製造工程で作られた部品をねじ等の締結手段で組
合せるので、部品種類が多い。
本発明は上述の点に鑑み成されたものであり、
製造コストの低減を図つた空調用ダクトの製造方
法を提供するものである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記問題点を解決する本発明にかかる空調用ダ
クトの製造方法は、筒状のダクト部と該ダクト部
と嵌まり合う大きさを有する有底筒状の吹出口部
を切断部を介して一体にブロー成形し、これを前
記切断部から切断してダクト部と吹出口部とに分
離すると共に該吹出口部に吹出口を開口する加工
を施し、前記吹出口部を前記ダクト部にその端部
を塞ぐように嵌め込んで取付けることを特徴とす
る。
〈作 用〉 従来切除されていたブロー成形品端部を吹出口
部として利用し、その吹出口を筒状ダクト部に嵌
め込むことで空調用ダクトが製造される。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面について具体的に
説明する。
第1図は本発明方法の一実施例の説明図、第2
図は本発明方法により製造された空調用ダクトの
一例の斜視図である。
本方法では先ず、第1図aに示すように、筒状
のダクト部13とこのダクト部13と切断部14
を介して連続する有底筒状の吹出口部15とを一
体にブロー成形して成る成形品16を製造する。
本実施例では、ダクト部13及び吹出口部15は
円筒形をしており、ダクト部13の内側に吹出口
部15が嵌まり込めるように吹出口部15の外径
をダクト部13に比べて小さくしている。また、
ダクト部13の先端部近傍及び吹出口部15の基
端部近傍には各々円周方向に沿つて互いに略相似
形状のくびれ部13a,15aが形成され、これ
らのくびれ部13a,15aは後述のように吹出
口部15をダクト部13に嵌め込んだ時に互いに
嵌まり合うことができるようになつている。
このような形状のブロー成形品16を、次に第
1図bに示すように、その切断部14から切断し
てダクト部13と吹出口部15とに分離し、さら
に吹出口部15にはその角部の一箇所を切り取つ
て吹出口15bを開口する加工を施す。
その後、第1図cに示すように、その吹出口部
15をダクト部13にその端部を塞ぐように嵌め
込み、両くびれ部13a,15aを互いに係合さ
せて、ダクト部13に吹出口部15を取付ける。
而して、第2図に示すような空調用ダクトが完成
する。
ここで、吹出口部15はダクト部13に対して
回動自在であるので、吹出口部15を回動させる
ことで、その吹出口15bの位置を変えて風向き
を変更することが可能である。
尚、上述の実施例では、吹出口部15をダクト
部13の内側に嵌め込んでいるが、反対に吹出口
部15をダクト部13の外側に被せるように嵌め
込むようにしてもよい。また、上述の実施例では
吹出口部15の抜けを防止すると共に吹出口部1
5のダクト部13に対する回動を許容するくびれ
部13a,15aを設けたが、くびれ部13a,
15aの形状や位置等はこれに限られるものでは
なく、さらにくびれ部13a,15aの代りに別
の抜け止め手段を設けてもよい。一方、ダクト部
13、吹出口部15は円筒形に限らず角筒形でも
よく、角筒形の場合はその嵌め込み位置を変える
ことで吹出口15bの位置を変化させることがで
きる。
〈発明の効果〉 以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本
発明によれば、従来切除していたブロー成形品の
端部を空調用ダクトの構成部品として利用するの
で、材料の無駄が無く、部品種類数を少なくでき
ると共に、割高なインジエクシヨン成形品を使用
しなくて済み、それにより低製造コストにて空調
用ダクトを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例の説明図であ
り、第1図aは本発明方法にかかるブロー成形品
の半截断面図、第1図bはそれを分離した状態の
半截断面図、第1図cはそれらを嵌め合わせた状
態の半截断面図、第2図は本発明方法により製造
された空調用ダクトの一例の斜視図、第3図は従
来例にかかる空調用ダクトの縦断面図である。 図面中、13はダクト部、14は切断部、15
は吹出口部、15bは吹出口、16はブロー成形
品、17は空調用ダクトである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 筒状のダクト部と該ダクト部と嵌まり合う大
    きさを有する有底筒状の吹出口部を切断部を介し
    て一体にブロー成形し、これを前記切断部から切
    断してダクト部と吹出口部とに分離すると共に該
    吹出口部に吹出口を開口する加工を施し、前記吹
    出口部を前記ダクト部にその端部を塞ぐように嵌
    め込んで取付けることを特徴とする空調用ダクト
    の製造方法。
JP27393286A 1986-11-19 1986-11-19 空調用ダクトの製造方法 Granted JPS63129240A (ja)

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JP27393286A JPS63129240A (ja) 1986-11-19 1986-11-19 空調用ダクトの製造方法

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JP27393286A JPS63129240A (ja) 1986-11-19 1986-11-19 空調用ダクトの製造方法

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JPS63129240A JPS63129240A (ja) 1988-06-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5555585B2 (ja) * 2010-09-29 2014-07-23 アズビル株式会社 空気通路接続用継手

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JPS63129240A (ja) 1988-06-01

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