JP5555585B2 - 空気通路接続用継手 - Google Patents
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Description
一方、フレキシブルダクトどうしを接続するにあたっては、作業内容が複雑で作業者の熟練度が異なると施工品質にむらが生じてしまう。さらに、作業者の熟練度が低いと施工時間が必要以上に長くなってコストアップになるという問題があった。
本発明は、前記発明において、前記円筒体どうしの嵌合部分と協働して二重管を構成する外筒を備え、前記外筒と前記嵌合部分との間には閉空間からなる中空部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明は、前記発明において、前記一対の円筒体のうち、一方の円筒体は、他方の円筒体に嵌合可能な嵌合部が両端部に設けられた先端側円筒体と、この先端側円筒体に着脱可能に嵌合する空気通路部材側円筒体とによって構成されていることを特徴とするものである。
以下、本発明に係る空気通路接続用継手の一実施の形態を図1〜図9によって詳細に説明する。
図1に示す空調設備1は、図示していない空気調和装置から一つの分岐チャンバー2に供給された空気を複数の給気ボックス3にフレキシブルダクト4を介して分配するものである。分岐チャンバー2および給気ボックス3は、内部に空気通路を有する箱状に形成されている。これらの分岐チャンバー2と給気ボックス3の筐体は、断熱性を有する材料を用いて形成されている。
前記外筒部23,24は、前記円筒部13,14と同一軸線上に位置する円筒によって形成されている。この実施の形態による外筒部23,24の外周部分には、図2に示すように、周方向に延びる凹溝25と、第1、第2の円筒体11,12の軸線方向に延びる複数の凹溝26とが形成されている。これらの凹溝25,26は、作業者が手で把持したときに滑り難くするためのものである。
前記第2の突起43は、図4(B)および図7に示すように、前記筒状壁36の外周部分に径方向の外側に向けて突出するように形成されている。また、この第2の突起43は、図4(A)に示すように、前記外筒部24を周方向に3等分する位置にそれぞれ設けられ、かつ所定の長さで周方向に延びるように形成されている。
第1の円筒体11と第2の円筒体12との接続は、一方の円筒体に他方の円筒体を嵌合させることによって行われ、いわゆるワンタッチで行うことができる。したがって、この実施の形態によれば、二つの空気通路部材どうしの接続をワンタッチで簡単に行うことが可能な空気通路接続用継手6を提供することができる。この継手6を使用することによって、たとえばフレキシブルダクト4を空調設備の機器に取付けたり、フレキシブルダクト4どうしを接続するにあたって、作業者の技量とは無関係に一定の施工品質が得られ、施工時間も短縮することができる。
このため、一対の円筒体11,12を結合させるための凹部33と凸部34とが実質的にシール部材として機能する。したがって、この実施の形態によれば、ワンタッチで接続が可能になるばかりでなく、接続時に同時にシールも行うことが可能な空気通路接続用継手6を提供することができる。
このため、前記中空部38が実質的に断熱空気層として機能するから、前記嵌合部分31を外側から覆う断熱材は不要になる。
したがって、この実施の形態によれば、ワンタッチで接続を行うことができるばかりでなく、接続時に同時に接続部分の断熱施工をも行うことが可能な空気通路接続用継手6を提供することができる。
このため、この実施の形態によれば、前記係止部41が噛み合っている状態では、互いに嵌合する二つの円筒体11,12のうち一方が他方に対して嵌合する方向とは逆方向に移動することはできない。この結果、互いに嵌合する一対の円筒体11,12からなる接続部が施工後に外れることを防ぐことができるから、空気通路接続の信頼性が高い空気通路接続用継手6を提供することができる。
このため、この実施の形態によれば、たとえば第1の円筒体11を第2の円筒体12に対して回すことによって、前記係止部41により係止される状態と、前記係止部41による係止が解除される状態とを切替えることができる。
このため、この実施の形態によれば、前記ストッパー44によって回転が規制されるまで一方の円筒体に対して他方の円筒体を回すことにより、前記両突起42,43が互いに噛み合うようになる。このため、係止部41を確実に係止状態にすることができる。
本発明に係る空気通路接続用継手は図10〜図14に示すように構成することができる。これらの図において、前記図1〜図9によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図10〜図14に示す空気通路接続用継手6の第2の円筒体12は、第1の円筒体11に嵌合可能な嵌合部が両端部に設られた先端側円筒体51と、この先端側円筒体51に着脱可能に嵌合する空気通路部材側円筒体52とによって構成されている。この実施の形態においては、前記第2の円筒体12によって、請求項4記載の発明でいう「一方の円筒体」が構成されている。
前記外筒部24の両端部には、第1の円筒体11の外筒部23内に挿入される筒状壁36がそれぞれ形成されている。これらの筒状壁36には、第2の突起43とストッパー44とがそれぞれ形成されている。また、外筒部24の外周部には、表示部46が設けられている。
このため、この実施の形態による第2の円筒体12の嵌合部は、先端側円筒体51が空気通路部材側円筒体52に取付けられている状態においては雌型になる。一方、先端側円筒体51が空気通路部材側円筒体52から取り外されている状態においては、第2の円筒体12の嵌合部は雄型になる。
本発明に係る空気通路接続用継手は、図15〜図17に示すように形成することができる。図15において、前記図1〜図9によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
この実施の形態による第1の円筒体11は、円筒からなる円筒部13と、この円筒部13の外周部に設けられた突条61と、前記円筒部13の先端部分に設けられた係止片62とによって構成されている。
前記係止片62は、図17に示すように、両円筒体11,12が嵌合する方向に移動することにより前記穴63内に係入するように構成されている。
したがって、この実施の形態によれば、前記穴63を見ながら両円筒体11,12どうしを嵌合させることによって、接続が完了したか否かを確認することができるから、空気通路部材どうしを確実に接続することができる。また、施工後に前記穴63を見ることによって接続の完了の有無を確認することができるから、施工後の検査作業を簡素化することができる。
なお、図16と図17に示した実施の形態に示す係合部35は、上述した第1の実施の形態と第2の実施の形態を採るときの外筒37に設けることもできる。この場合、外筒の係止部41は不要になる。
Claims (4)
- 互いに接続される二つの空気通路部材の接続端を構成する一対の円筒体を備え、
これらの円筒体の互いに対向する開口部は、一方の円筒体の内部に他方の円筒体が出し入れ自在に嵌合する形状に形成され、
前記両円筒体の嵌合部分には、これら両円筒体どうしが嵌合することによって互いに係合する凹部と凸部とからなる係合部が設けられ、
前記円筒体どうしの嵌合部分の径方向の外側には、前記円筒体どうしが嵌合した状態で互いに噛み合い、両円筒体が嵌合する方向とは逆方向へ移動することを規制する係止部が設けられ、
前記係止部は、一方の円筒体に設けられた突起と、他方の円筒体に設けられた突起とによって構成され、
これらの突起は、両円筒体が嵌合した状態で一方の円筒体を他方の円筒体に対して周方向に回すことによって噛み合うものであり、
前記両突起が噛み合う位置で前記円筒体の回転を規制するストッパーと、両突起が噛み合う状態で一列に並ぶように両円筒体の外周面にそれぞれ形成された表示部とを備えていることを特徴とする空気通路接続用継手。 - 請求項1記載の空気通路接続用継手において、前記凹部と前記凸部とは、前記両円筒体の周方向の全域に途切れることなく延び、かつ前記周方向の全域において互いに接触していることを特徴とする空気通路接続用継手。
- 請求項1または請求項2に記載の空気通路接続用継手において、前記円筒体どうしの嵌合部分と協働して二重管を構成する外筒を備え、
前記外筒と前記嵌合部分との間には閉空間からなる中空部が形成されていることを特徴とする空気通路接続用継手。 - 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の空気通路接続用継手において、前記一対の円筒体のうち、一方の円筒体は、他方の円筒体に嵌合可能な嵌合部が両端部に設けられた先端側円筒体と、
この先端側円筒体に着脱可能に嵌合する空気通路部材側円筒体とによって構成されていることを特徴とする空気通路接続用継手。
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