JP6846221B2 - 空調路接続構造 - Google Patents
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Description
本発明は、かかる事情に鑑み、ダクトや分岐チャンバー等の空調路部材どうしの接続操作を簡単化でき、かつ接続状態を安定化できる空調路接続構造を提供することを目的とする。
前記第1空調路部材から軸線方向に突出された第1接続管と、
前記第2空調路部材に設けられ、かつ前記第1接続管の外周に嵌められる第2接続管と、
前記第1接続管の管壁から前記第1空調路部材側へ向かって径方向外側へ斜めに突出され、かつ前記径方向に弾性変形可能な板バネ部材と、を備え、
前記板バネ部材には可動規制部が設けられ、前記板バネ部材よりも前記基端側の前記第1接続管又は前記第1空調路部材には固定規制部が設けられており、
前記第2接続管が、前記可動規制部と前記固定規制部とによって前記軸線方向の両側への移動を規制されていることを特徴とする。
しかも、第2接続管を可動規制部によって引き抜き方向に移動規制でき、かつ固定規制部によって差し込み方向に移動規制できるから、接続状態を安定化できる。
これによって、接続操作の際、第1、第2接続管どうしの周方向の角度合わせを容易化でき、又は角度合わせを不要とすることができる。
前記板バネ部材が、前記第1接続管の内周面に固定されるとともに、前記孔部を通して前記第1接続管の外側へ突出されていることが好ましい。
これによって、第2接続管を第1接続管の外周に嵌める際に、第2接続管が板バネ部材の被固定部に引っ掛かることがなく、接続操作を円滑に行なうことができる。
前記可動規制部が、前記第1接続管の外側から前記孔部を通して前記第1接続管の内部に差し入れられ、
前記可動規制部の差し入れ側の端部には、前記第1接続管の内周面と対面する引掛部が設けられていることが好ましい。
これによって、板バネ部材が急傾斜方向(第1接続管の軸線に対する傾斜が増大する側)へ変形しようとすると、引掛部が第1接続管の内周面に引っ掛かる。これによって、可動規制部の全体が孔部の外側へ抜け出た状態になるのを阻止できる。したがって、第2接続管を可動規制部によって引き抜き方向へ確実に移動規制することができる。
可動規制部を通す孔部は、板バネ部を通す孔部と同一の孔部でもよく別の孔部でもよい。
前記可動規制部が、前記第1接続管の外側から前記孔部を通して前記第1接続管の内部に差し入れられ、
前記可動規制部の差し入れ側の端部には、掛着手段に引っ掛け可能な被掛着部が設けられていることが好ましい。
そうすることによって、例えば第1空調路部材の内部からフック、ヒモ、指などの掛着手段を被掛着部に引っ掛けて引っ張ることで、板バネ部材を第1接続管の内側へ引っ込ませることができる。これによって、第2接続管の引抜方向への移動規制を解除でき、第2接続管を第1接続管から引き抜いて分離することができる。したがって、接続操作のやり直しや、分解撤去作業などを簡単に行なうことができる。
更に、第2接続管に作動係止部が設けられ、第2接続管が第1接続管に対して相対回転されたとき、作動係止部によって可動規制部が径方向の内側へ変位されることで引き抜き方向への規制が解除されるようになっていてもよい。
<第1実施形態>
図1〜図6は、本発明の第1実施形態を示したものである。オフィスビル等の建物には、空調設備1が設けられている。図1に示すように、空調設備1は、幹ダクト2と、分岐チャンバー3と、複数の分岐ダクト4,4…を備えている。エアコン(図示省略)から直接又は別のダクト(図示省略)を介して幹ダクト2が延びている。幹ダクト2から分岐チャンバー3を介して複数の分岐ダクト4,4…が分岐されている。各分岐ダクト4は、建物の各室の吹き出し口(図示省略)へ延びている。
以下、下流側の空調路接続構造1bについて詳述する。上流側の空調路接続構造1aについては、空調路接続構造1bと実質的に同じ構成要素に対して図面において同一符号を付して、説明を省略する。
板バネ部12aは、第1接続管10の径方向に沿う力によって、傾斜角度が増減するように弾性変形可能である。前記力が解除されることで、板バネ部12aが元の傾斜角度に弾性復帰する。
なお、固定規制部15は、第1接続管10に後付け可能であってもよい。すなわち、第1接続管10を分岐チャンバー3の内部から接続口3bに差し込んで周壁3dの外側へ突出させた後、この突出部分に固定規制部15を取り付けることにしてもよい。
なお、図3〜図5のように、断熱シート18が、固定規制部15における分岐チャンバー3側(図5において左側)を向く面や、固定規制部15の外周端面をも覆っていてもよい。
図5に示すように、分岐ダクト4を分岐チャンバー3に接続する際は、分岐ダクト4の軸線を第1接続管10の軸線Lと一致させた状態で、分岐ダクト4を分岐チャンバー3へ向けて相対移動させ、第2接続管20を第1接続管10の外周に嵌める。
図6に示すように、分岐ダクト4を更に分岐チャンバー3へ向けて移動させていくと、やがて第2接続管20の係止部21が板バネ部材12に当たる。そして、板バネ部材12が、係止部21によって孔部11aの内部に押し込まれ、傾斜が緩やかになる方向へ弾性変形される。なお、係止部21も弾性変形するようになっていてもよい。板バネ部12a及び係止部21が共に斜めになっているため、係止部21が板バネ部12aを乗り越え易くすることができる。
しかも、可動規制部13によって第2接続管20の引き抜き方向(図4において右方向)への移動を規制でき、かつ固定規制部15によって第2接続管20の嵌め込み方向(図4において左方向)への移動を規制できるから、分岐ダクト4と分岐チャンバー3との接続状態を安定化できる。
分岐チャンバー3の形状は、円筒形に限られない。
図8に示すように、第2実施形態では、分岐チャンバー3Bが、直方体ないしは立方体形状になっている。幹ダクト2が、分岐チャンバー3Bを介して複数の分岐ダクト4に分岐されている。各ダクト2,4と分岐チャンバー3Bとが、第1実施形態と同様の空調路接続構造1a,1bによって接続されている。
なお、分岐チャンバー3Bが一方向へ長く延びる長箱形状になっていて、その長手方向に複数の空調路接続構造1a,1bが間隔を置いて並べられていてもよい。
本発明の空調路接続構造は、分岐チャンバー3,3Bとダクト2,4とを接続するものに限られず、2つのダクトどうしを接続するのにも適用可能である。
図9に示すように、第3実施形態では、幹ダクト2Cの中間部の周側部から分岐ダクト4Cが分岐されている。幹ダクト2Cと分岐ダクト4Cとが、空調路接続構造1cを介して接続されている。空調路接続構造1cの構造は、第1実施形態の空調路接続構造1a,1bと同様である。幹ダクト2C(第1空調路部材)の周側部には接続口2dが形成されている。接続口2dに第1接続管10が設けられている。分岐ダクト4C(第2空調路部材)の端部には第2接続管20が設けられている。第2接続管20が、第1接続管10の外周に嵌められ、かつ板バネ部材12の可動規制部13及び固定規制部15によって移動規制されている。
図10は、本発明の第4実施形態を示したものである。
第4実施形態においては、第2接続管20の中間部にリング部25が形成されている。リング部25は、第2接続管20から径方向外側へ半円断面状に隆起されるとともに、第2接続管20の全周にわたる環状になっている。第2接続管20におけるリング部25よりも第1端部23側(図10において左側)、かつリング部25の直近に係止部21が設けられている。第2接続管20の第2端部24は、第1接続管10よりも第1接続管10の先端方向(図10において右方向)へ延び出ている。
第1接続管10と第2接続管20の接続状態において、第2接続管20のリング部25が板バネ部32に被さっている。板バネ部32がリング部25内に入り込んでいてもよい。更に、係止部21が、可動規制部33に突き当たって係止されている。この係止によって、第2接続管20が、引抜方向(第1接続管10の先端側、図10において右側)へ移動規制されている。
図11は、本発明の第5実施形態を示したものである。
第5実施形態においては、板バネ部材40の板バネ部42が、半円形になっている。詳しくは、板バネ部材40は、被固定部41と、半円形の板バネ部42と、引掛部44と、被掛着部45を一体に有している。被固定部41が第1接続管10の管壁11の内周面に固定されている点は、第1実施形態(図4)等と同様である。被固定部41から板バネ部42が第1接続管10の基端側(図11において左側)へ延びている。板バネ部42は、半円状に湾曲されることで、孔部11aから第1接続管10の径方向外側へ突出されている。
第2接続管20を差し込む際は、板バネ部42が第2接続管20によって押されることで、板バネ部材40が第1接続管10の径方向内側へ引っ込むように弾性変形される。
第4実施形態(図10)と同様に 分岐チャンバー3の内部から掛着手段5を被掛着部45に引っ掛けて引っ張ることで、板バネ部42をリング部25から外して、第2接続管20を第1接続管10から引き抜くことができる。
図12及び図13は、本発明の第6実施形態を示したものである。
第6実施形態は、第4実施形態(図10)の変形例に係り、係止部が、第2接続管20とは別部材にて構成され、環状になっている。詳しくは、図12に示すように、第2接続管20に係止筒部材50が付設されている。図13に示すように、係止筒部材50は、係止部51と、筒部52を一体に有している。図12に示すように、筒部52が、第2接続管20の内周面に固定されている。筒部52は、リング部25よりも第1端部23側(図12において左側)に配置されている。筒部52の内周面と第1接続管10の外周面との間には、環状の隙間50eが形成されている。
係止部51が環状であるから、第1接続管10に対する第2接続管20の角度合わせが容易であり、又は角度合わせが不要である。
図14は、本発明の第7実施形態を示したものである。
第7実施形態では、板バネ部材40Fの板バネ部46が一対の斜片部46a,46bを有して、三角形状ないしは山形に折られている。一方の斜片部46aは、被固定部41から第1接続管10の基端側(図14において左側)へ向かって第1接続管10の径方向外側へ斜めに延び、孔部11aから外側へ突出されている。他方の斜片部46bは、斜片部46aに対して角度をなし、第1接続管10の基端側(図14において左側)へ向かって第1接続管10の径方向内側へ斜めに延びている。斜片部46bが可動規制部を構成している。
第2接続管20を差し込む際は、斜片部46aが第2接続管20に押されることで、板バネ部材40Fが第1接続管10の径方向内側へ引っ込むように弾性変形される。
図15は、本発明の第8実施形態を示したものである。
第8実施形態では、第2接続管20のリング部25Gが、四角形状の断面になっている。板バネ部材30Gは、第4実施形態(図10)の板バネ部材30と同様の形状になっている。
板バネ部32がリング部25G内に嵌り込んでいる。第2接続管20を引き抜こうとすると、可動規制部33Gが、リング部25Gにおける鍔部23f側(図15において左側)の壁部25hに突き当たる。これによって、第2接続管20が引抜規制されている。リング部25Fの壁部25hは、第2接続管20の周方向に沿って環状に延在された係止部を構成している。
図16〜図19は、本発明の第9実施形態を示したものである。図16及び図17に示すように、第9実施形態では、第2接続管20のリング部22の断面形状が、不等辺の直角三角形状になっている。
詳しくは、リング部22は、急傾斜の環状壁部22a(環状の係止部)と、緩傾斜のテーパー状壁部22bを含む。リング部22において、分岐チャンバー3側(図16において左側)に環状壁部22aが配置され、分岐チャンバー3とは反対側(図16において右側)にテーパー状壁部22bが配置されている。
テーパー状壁部22bは、急傾斜環状壁部22aよりも緩やかに、かつ急傾斜環状壁部22aとは逆方向へ傾斜され、テーパー状になっている。
図16及び図17に示すように、リング部22の内部は環状の空間22dになっている。環状空間22dは、第2接続管20の内部空間と一体に連なっている。
なお、図16等において、断熱シート28(図3)等の図示は省略されている。
図18(a)に示すように、第2接続管20を分岐ダクト4に挿し入れていく。すると、図18(b)に示すように、ダクト端部4eがテーパー状壁部22bに乗り上げるとともにテーパー状壁部22bに案内されることで漸次拡開される。これによって、図18(c)に示すように、分岐ダクト4を第2接続管20の外周に容易に被せることができる。続いて、条体26Bをダクト端部4eの外周に巻き付けて縛り付ける。
図16及び図17に示すように、第1接続管10の管壁11には、複数の孔部11aが形成されている。孔部11aは、板バネ部材60と一対一に対応している。
図16に示すように、被固定部61は、第1接続管10の内周面における孔部11aよりも先端側(図16において右側)の部分に固定されている。
図19に示すように、軸線Lと平行な方向(同図において左右方向)に対する板バネ部62の角度θ62は、θ62=5°〜50°程度である。
板バネ部62における被固定部61とは反対側の自由端部が、可動規制部62eとなっている。
リング部22が板バネ部62に被さることで、分岐ダクト4の断熱材等が板バネ部62によって傷付けられるのを防止できる。また、板バネ部62の変形や損傷を防止できる。
図20に示すように、第10実施形態は、第9実施形態(図16〜図19)における板バネ部材の変形態様に係る。第10実施形態の板バネ部材60Bは、概略L字形状の平鋼板を折り曲げたものであり、被固定部61と、その一側部に設けられた板バネ部62とを含む。
第1実施形態(図1〜図6)において、第1接続管10が分岐ダクト4に設けられ、第2接続管20が分岐チャンバー3に設けられていてもよい。つまり、分岐ダクト4が「第1空調路部材」を構成し、分岐チャンバー3が「第2空調路部材」を構成していてもよい。第2実施形態(図8)においても同様である。
第3実施形態(図9)において、第1接続管10が分岐ダクト4Cに設けられ、第2接続管20が幹ダクト2Cに設けられていてもよい。つまり、分岐ダクト4Cが「第1空調路部材」を構成し、幹ダクト2Cが「第2空調路部材」を構成していてもよい。
上流側の空調路接続構造1aが、下流側の空調路接続構造1bとは異なる接続構造になっていてもよい。
本発明の空調路接続構造は、エアコンの導出口とダクトとの接続部にも適用できる。第1空調路部材及び第2空調路部材の一方が、エアコンからの導出口を有する導出部材であり、他方がダクトであってもよい。
本発明の空調路接続構造は、ダクトと室内吹き出し口との接続部にも適用できる。第1空調路部材及び第2空調路部材の一方が、ダクトであり、他方が、室内吹き出し口を有する吹き出し部材であってもよい。
本発明の空調路接続構造は、ダクトと室外換気口との接続部にも適用できる。第1空調路部材及び第2空調路部材の一方が、ダクトであり、他方が、室外換気口を有する換気口部材であってもよい。
第1接続管10の中間部のフランジ状の固定規制部15を省略してもよい。第2接続管20の第1端部23を、直接又は断熱パッキン17を介して、分岐チャンバー3,3B(第1空調路部材)の壁面に突き当てることで、分岐チャンバー3,3B(第1空調路部材)そのものが「固定規制部」を構成するようにしてもよい。
第1接続管10の板バネ部材及び第2接続管20の環状係止部の形状・構造は、第2接続管20を第1接続管10に差込可能かつ第2接続管20を第1接続管10から引抜規制可能なものであれば、実施形態のものに限られず、適宜改変することができる。
第2接続管20の環状係止部は、第2接続管20の全周にわたって環状に延在されたものに限られず、周方向に不連続な環状になっていてもよい。複数の係止部が、第2接続管20の周方向に互いに間隔を置いて環状に配列され、これら複数の係止部によって環状係止部が構成されていてもよい。
第6実施形態(図12)の板バネ部材30を、第5実施形態(図11)の板バネ部材40等に代える等、複数の実施形態の要素を組み合わせてもよい。
1 空調設備
1a,1b 空調路接続構造
1c 空調路接続構造
2C 幹ダクト(第2空調路部材)
3,3B 分岐チャンバー(第1空調路部材)
4 分岐ダクト(第2空調路部材)
4C 分岐ダクト(第2空調路部材)
5 掛着手段
10 第1接続管
11 管壁
11a 孔部
12 板バネ部材
12e 自由端部
13 可動規制部
13e 差入端部
14 引掛部
15 固定規制部
20 第2接続管
21 係止部
22 リング部
22a 急傾斜環状壁部(環状の係止部)
22b テーパー状壁部
23 第1端部(基端側の端部)
23f 環状鍔部(基端側の端部)
24B 第2端部(係止部)
25e 斜面部(係止部)
25h 壁部(係止部)
30,30G 板バネ部材
33,33G 可動規制部
34 被掛着部
35 角部(可動規制部)
40,40F 板バネ部材
42b 四半円部(可動規制部)
45 被掛着部
44 引掛部
46b 斜片部(可動規制部)
51 係止部
60 板バネ部材
62 板バネ部
62e 可動規制部
60B 板バネ部材
Claims (5)
- 第1空調路部材及び第2空調路部材どうしを接続する空調路接続構造であって、
前記第1空調路部材から軸線方向に突出された第1接続管と、
前記第2空調路部材に設けられ、かつ前記第1接続管の外周に嵌められる第2接続管と、
前記第1接続管の管壁から前記第1空調路部材側へ向かって径方向外側へ斜めに突出された板バネ部を有して前記径方向に弾性変形可能な板バネ部材と、を備え、
前記板バネ部材における前記板バネ部の前記第1空調路部材側の端部には可動規制部が設けられ、前記板バネ部材よりも前記第1空調路部材側の前記第1接続管又は前記第1空調路部材には固定規制部が設けられており、
前記第2接続管が、前記可動規制部と前記固定規制部とによって前記軸線方向の両側への移動を規制されており、
前記第1接続管の前記管壁に孔部が形成されており、
前記可動規制部が、前記第1接続管の外側から径方向内側へ前記板バネ部に対して鋭角に折れ曲がって前記孔部を通して前記第1接続管の内部に差し入れられ、前記可動規制部における前記第1接続管内に位置する端部が、折れ曲がって前記第1接続管の内周面と対面する引掛部を構成していることを特徴とする空調路接続構造。 - 第1空調路部材及び第2空調路部材どうしを接続する空調路接続構造であって、
前記第1空調路部材から軸線方向に突出された第1接続管と、
前記第2空調路部材に設けられ、かつ前記第1接続管の外周に嵌められる第2接続管と、
前記第1接続管の管壁から前記第1空調路部材側へ向かって径方向外側へ斜めに突出された板バネ部を有して前記径方向に弾性変形可能な板バネ部材と、を備え、
前記板バネ部材における前記板バネ部の前記第1空調路部材側の端部には可動規制部が設けられ、前記板バネ部材よりも前記第1空調路部材側の前記第1接続管又は前記第1空調路部材には固定規制部が設けられており、
前記第2接続管が、前記可動規制部と前記固定規制部とによって前記軸線方向の両側への移動を規制されており、
前記第1接続管の前記管壁に孔部が形成されており、
前記可動規制部が、前記第1接続管の外側から前記孔部を通して前記第1接続管の内部に差し入れられ、前記可動規制部における前記第1接続管内に位置する端部には、掛着手段に引っ掛け可能な被掛着部が設けられていることを特徴とする空調路接続構造。 - 前記第2接続管が、前記可動規制部と係止される環状の係止部を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調路接続構造。
- 前記第2接続管が、前記可動規制部と係止される係止部を有し、前記係止部が、前記第2接続管の内周面から前記第1空調路部材とは反対側かつ前記第2接続管の内側へ斜めに突出されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調路接続構造。
- 前記板バネ部材が、前記第1接続管の内周面に固定されるとともに、前記孔部を通して前記第1接続管の外側へ突出されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の空調路接続構造。
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