JP2000274577A - 通気管の接続装置 - Google Patents

通気管の接続装置

Info

Publication number
JP2000274577A
JP2000274577A JP11082773A JP8277399A JP2000274577A JP 2000274577 A JP2000274577 A JP 2000274577A JP 11082773 A JP11082773 A JP 11082773A JP 8277399 A JP8277399 A JP 8277399A JP 2000274577 A JP2000274577 A JP 2000274577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
diameter
annular groove
inner cylinder
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11082773A
Other languages
English (en)
Inventor
Hikoya Ishii
彦弥 石井
Mamoru Morikawa
守 守川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP11082773A priority Critical patent/JP2000274577A/ja
Publication of JP2000274577A publication Critical patent/JP2000274577A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋内に配管される給排気管同士を簡単に接
続、離脱できる接続装置を提供することを目的とする。 【課題解決手段】 外筒部2に嵌挿する内筒部3に起倒
自在な自由端部18を有するストッパー5を設け、この
ストッパー5の自由端部の先端を外筒部2の環状溝4b
に係合させることにより離脱を防止する。両筒部2、3
を離脱させる場合、内筒部3を回転させ、ストッパー5
を環状溝4bの傾斜部4cを介して同径部4dに至ら
せ、この状態で外筒部2から内筒部3を引き抜く。この
構成により接続、離脱のために特別の道具を用いること
なく、接続、離脱を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給排気管等の通気
管の接続装置に係り、特にガス・石油等の燃焼機器の通
気管の接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】屋内に設置したガスあるいは石油燃焼機
器は、その排気ガスを室内に排気せず、屋外に排気する
ために屋外の給排気筒と通気管例えば給排気管(給気専
用、排気専用又は給排気両用の何れでも良い)で接続さ
れているが、燃焼器の設置箇所によっては延長用の給排
気管を必要とする。これら給排気管の接続箇所の気密性
は給・排気効率に大きく影響し、給排気管の接続部分に
おける漏気は人命にかかわる重大な結果をもたらす。
【0003】従って、これまでの給排気管の接続装置は
図6に示すように外筒部2に内筒部3を気密に内嵌し、
外筒部2端部寄りに形成された2個の環状膨出部9a,
9b間の外周面に金属製バンド19をビス22をもって
締着し、金属製バンド19の複数本の釣形係合爪19a
により、環状膨出部9aと内筒部3の端部に形成された
環状膨出部7とを係合して、外内両筒部2、3の抜脱の
発生を阻止している。なお、10は環状膨出部9aの内
周に嵌合された気密性を保つためのOリングである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな接続装置は接続部の強靭さが長期間に亙り十分確保
できるものの、金属製バンド19が露出し、そのネジ止
め部23が突出して取り扱い時に危険であるばかりでな
く、取り付け、取り外し作業時に、ドライバー等の道具
を必要とする。
【0005】本発明は、これらの問題点に鑑みなされた
もので、接続が強固であり、簡単に挿、脱ができる給排
気管等の通気管の接続装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の通気管
の外筒部と、他方の通気管の上記外筒部より若干小径の
内筒部とを着脱自在に気密に接続する接続装置におい
て、上記内筒部の端部外周に弾性により起倒自在な自由
端を有するストッパーを設け、このストッパーより内側
には上記外筒部の径より大径の環状膨出部を形成し、上
記外筒部には外方向に膨出した環状溝を設け、この環状
溝の一部には上記内筒部の内径とほぼ同径の同径部とこ
の同径部に至る傾斜部を形成し、上記内筒部を上記外筒
部に嵌挿し上記ストッパーの自由端を上記環状溝に係合
させることにより通気管同士を接続し、上記ストッパー
の自由端を上記環状溝の同径部に対応させることにより
通気管同士を離脱させることを特徴とする。
【0007】又、上記内筒部の上記ストッパーより内側
に、上記外筒部への挿入を制限する環状膨出部を設けた
ことを特徴とする。更に上記ストッパーは内筒部の外周
面に形成された凹状部に設けられていることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第一の実施の形態
に係る延長給排気管の接続装置の構成図で、図2はその
接続状態の要部拡大断面図である。通気管である延長給
排気管1、1は、それぞれ一端を外筒部2、他端を内筒
部3として形成されており、外筒部2は内筒部3より若
干大径に形成されている。
【0009】この内筒部3の端部には、ストッパー5を
配設する長円形の凹状部6をストッパー5の板厚より深
く設け、この凹状部6にストッパー5をスポット溶接に
て固着している。このストッパー5の形状は、図3に示
すように金属製平板をへ字状に折り曲げた形状を成し、
固着部20から起こした弾性部18は先端部分が内筒部
3の外周面より突出し、この先端部分両側が丸みを帯び
たアール部8に形成されている。このストッパー5より
内側には、外方向に膨出した環状膨出部7が形成されて
いる。
【0010】また外筒部2の端部側には、外筒部2の一
部を外方向に膨出した複数の環状溝4a,4bが所定間
隔で設けられ、その環状溝4aに気密性向上のために耐
熱性、耐候性に優れた、例えばフッ素ゴム製のOリング
10が嵌め込まれている。環状溝4bは図4に示すよう
に一部に外筒部2の内径と同径の同径部4dを有し、こ
の同径部4dに至る部分を円弧状の傾斜部4cとしてい
る。この同径部4dはストッパー5の幅より若干長い寸
法に形成されている。
【0011】以上の構成よりなる延長給排気管1、1
は、一方の延長給排気管の外筒部2内に他方の延長給排
気管の内筒部3の端部をその矢印2aにストッパーを対
応させて矢印の方向に嵌挿していくと、内筒部3の外周
部より突出したストッパー5の自由端部18も外筒部2
の内周面に押さえられ、その先端部が当該内周面に沿っ
て入り込む。この先端部18が環状溝4bに達すると、
ストッパー5の弾性により自由端部18が形状を回復し
て図2のように環状溝4bに嵌まり込む。内筒部3のそ
れ以上の挿入は環状膨出部7が外筒部2の先端部に当接
するので防止される。
【0012】ストッパー5が環状溝4bに嵌まり込んだ
図2の状態において、内筒部3を抜くために直線的に引
いた場合、ストッパー5の先端部が環状溝4bの内側に
当たり、内筒部3の抜け出しを防止する。従って、図2
の状態において延長給排気管1、1は強固に接続固定さ
れ、且つOリング10の働きにより気密性が保たれる。
【0013】内筒部3を外筒部2から抜く場合は、延長
給排気管1、1の内筒部2側を時計方向にゆっくりと回
転する。この回転によりストッパー5の先端部は環状溝
4bに沿って、円弧状の傾斜部4Cに達し、そのアール
部8が当該傾斜部4Cに沿って環状溝4bから外筒部2
の内周面と同径の同径部4dにスムーズに到る。この動
作により、先端部は徐々に内筒部側に低くなり、その分
固着部20換言すれば、内筒部3を矢印イ方向に移動さ
せ、同径部4dに至った際には外筒部2の内周面と同一
高さとなる。従って、この状態において、内筒部3を引
けば外筒部2の内周面に沿って抜き出すことができる。
なお、外筒部2の先端と内筒部3の環状膨出部7との間
には、上記抜き出し動作時にイ方向に移動する程度の余
裕を持たせている。
【0014】図5は本発明の第二の実施の形態に係る給
排気管の構成説明図で、直管15と曲がり管17とを示
している。曲がり管17の一端には、外方向に複数個の
環状溝12a,12bを膨出せしめ、他方には、ストッ
パー5を配設する凹状部6をストッパー5の板厚より深
く設け、この凹状部6にストッパー5をスポット溶接に
て固着する。さらに、このストッパー5より内側に環状
溝13を膨出せしめ、中程には曲がりのため蛇腹状のフ
レキシブル部14を形成して自由に曲げ加工ができる形
状になっている。
【0015】直管15は、一端には、外方向に複数個の
環状溝16a,16bを膨出せしめ、他方(他の延長給
排気管を接続する側)には、ストッパー5を配設する凹
状部6をストッパー5の板厚より深く設け、この凹状部
6にストッパー5をスポット溶接にて固着する。
【0016】外側の環状溝12a、16aには気密性向
上のために耐熱性、耐候性に優れた、例えばフッ素ゴム
製Oリング10を収容している。更に、内側の環状溝1
2b、16bは、第一の実施形態の環状溝4bと同様
に、傾斜部12c、16c、同径部12c、12dを形
成している。
【0017】直管15と曲がり管17との接続は、曲が
り管17のストッパー5に向かって直管15を外嵌し、
ストッパー5が環状溝16bに係合することにより行わ
れる。逆に、両管15、17を離す場合には、直管15
を回転させ、同径部16dとストッパー5とを一致させ
ることによって、抜脱する。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る通気管の接続装置によれ
ば、ドライバー等の道具を用いることなく簡単に気密性
高く接続することができる。また、接続を解除する場合
も、一方の通気管を回転させるだけでよく、特別の道具
を用いる必要がない。従って、使い勝手が良い。特に、
燃焼機器のように、季節に合わせて設置、片付けを繰り
返す必要のある機器においては、給排気管の設置、片付
けが非常に容易となり、使い勝手が向上する。
【0019】また、複数の通気管を繋いでいく場合も、
ストッパー等が現れず、外観上すっきりとしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る延長給排気管
の接続装置の構成図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態に係る給排気管の接
続部の拡大断面図である。
【図3】図2のストッパー5の外観斜視図である。
【図4】図2の環状溝4bの構成説明図である。
【図5】本発明の第二の実施の形態に係る曲がり管と直
管との接続装置の構成図である。
【図6】従来の延長給排気管の接続装置の構成説明図で
ある。
【符号の説明】
1 延長用給排気管(通気管) 2 外筒部 3 内筒部 4b 環状溝 4c 傾斜部 4d 同径部 5 ストッパー 6 凹状部 7 環状溝 8 アール部 10 Oリング 12 環状溝 13 環状膨出部 14 フレキシブル部 15 直管 16 環状溝 17 曲がり管 18 自由端部 19 金属製バンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J106 AB01 BA01 BB01 BC04 BD01 BE29 CA11 EA03 EB03 EC01 EC07 ED02 ED04 EE02 EF04 EF05 EF15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の通気管の外筒部と、他方の通気管
    の上記外筒部より若干小径の内筒部とを着脱自在に気密
    に接続する接続装置において、 上記内筒部の端部外周に弾性により起倒自在な自由端を
    有するストッパーを設け、このストッパーより内側には
    上記外筒部の径より大径の環状膨出部を形成し、上記外
    筒部には外方向に膨出した環状溝を設け、この環状溝の
    一部には上記内筒部の内径とほぼ同径の同径部とこの同
    径部に至る傾斜部を形成し、上記内筒部を上記外筒部に
    嵌挿し上記ストッパーの自由端を上記環状溝に係合させ
    ることにより通気管同士を接続し、上記ストッパーの自
    由端を上記環状溝の同径部に対応させることにより通気
    管同士を離脱させることを特徴とする通気管の接続装
    置。
  2. 【請求項2】 上記内筒部の上記ストッパーより内側
    に、上記外筒部への挿入を制限する環状膨出部を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の通気管の接続装置。
  3. 【請求項3】 上記ストッパーは内筒部の外周面に形成
    された凹状部に設けられていることを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の延長用給排気管。
JP11082773A 1999-03-26 1999-03-26 通気管の接続装置 Pending JP2000274577A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11082773A JP2000274577A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 通気管の接続装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11082773A JP2000274577A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 通気管の接続装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000274577A true JP2000274577A (ja) 2000-10-03

Family

ID=13783763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11082773A Pending JP2000274577A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 通気管の接続装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000274577A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261124A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Toto Ltd ユニットバス及びその排水管構造
CN104948281A (zh) * 2015-06-17 2015-09-30 安徽力诺机械制造有限公司 一种叉车排气管
JP2017142049A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 フジモリ産業株式会社 空調路接続構造
JP2018063104A (ja) * 2016-02-10 2018-04-19 フジモリ産業株式会社 空調路接続構造
JP2019011944A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 フジモリ産業株式会社 空調路接続構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261124A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Toto Ltd ユニットバス及びその排水管構造
CN104948281A (zh) * 2015-06-17 2015-09-30 安徽力诺机械制造有限公司 一种叉车排气管
JP2017142049A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 フジモリ産業株式会社 空調路接続構造
JP2018063104A (ja) * 2016-02-10 2018-04-19 フジモリ産業株式会社 空調路接続構造
JP2019011944A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 フジモリ産業株式会社 空調路接続構造
JP7117175B2 (ja) 2017-06-30 2022-08-12 フジモリ産業株式会社 空調路接続構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2541550T3 (es) Acoplamientos de tubos
CA2494481A1 (en) Plug-in coupling for connecting a fluid line to a pipe
US3707301A (en) Adjustable adapter
JP2000274577A (ja) 通気管の接続装置
JP7411032B2 (ja) 空調設備用ドレン管の接続構造、及び配管構造
JPH0716097U (ja) ホース用継手
EP3441537A1 (en) Improved toilet pan connector
JP2002106940A (ja) ダクト接続機構
JPH1054488A (ja) 管体接続構造
JP4398681B2 (ja) ゴム輪継手
JP3914853B2 (ja) セッティングリングおよびこれを用いた換気装置
JP6783963B2 (ja) 空調設備用ドレン管の接続構造、及び配管構造
CN214208230U (zh) 一种吸尘器柔性吸头及其吸尘器
JP2006297320A (ja) 塗装用ローラのハンドル
CN216455283U (zh) 触诊用手指套
CN213606641U (zh) 一种便于握持操作的套扎器
CN213489355U (zh) 一种切口保护器
CN212908866U (zh) 波纹管连接器
CN108577065B (zh) 一种手链快速连接装置
JPH0717288Y2 (ja) 内視鏡用挿入案内管
JP3143164B2 (ja) 内視鏡の吸引操作装置
CN210861423U (zh) 一种移动空调
CN113842532B (zh) 一种变径管及可变直径气管导管
JP2000146054A (ja) 伸縮管継手
JPH1152482A (ja) 三脚用伸縮脚のロック機構