JP6846220B2 - 空調路接続構造 - Google Patents
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Description
本発明は、かかる事情に鑑み、ダクトや分岐チャンバー等の空調路部材どうしを簡単に着脱可能な空調路接続構造を提供することを目的とする。
前記第1空調路部材から軸線方向に突出された第1接続管と、
前記第2空調路部材に設けられ、かつ前記第1接続管の外周に嵌められる第2接続管と、を備え、
前記第1接続管には、径方向に弾性変形可能な可動規制部が径方向の外側へ突出するように設けられ、
前記可動規制部よりも前記第1空調路部材側の前記第1接続管又は前記第1空調路部材には、固定規制部が設けられ、
前記第2接続管が、前記可動規制部と前記固定規制部とによって前記軸線方向の両側に移動規制されており、
更に前記第2接続管には、前記第1接続管に対して相対回転されたとき、前記可動規制部を径方向の内側へ変位させる作動係止部が設けられていることを特徴とする。
第1、第2空調路部材どうしを分離するときは、第2接続管を相対回転させることで、作動係止部によって可動規制部を径方向内側へ変位させることができる。これによって、引き抜き側への移動規制を解除でき、第2接続管を第1接続管から簡単に分離できる。ひいては、第1、第2空調路部材どうしを簡単に着脱できる。したがって、接続操作のやり直しや、分解撤去作業などを簡単に行なうことができる。
これによって、接続操作の際、第2接続管を第1接続管に嵌め込んでいくにしたがって、第2接続管によって可動規制部を径方向内側へスムーズに変位させることができる。
これによって、分離操作の際、第2接続管を第1接続管に対して周方向の前記一側へ回すことによって、作動係止部によって可動規制部を径方向内側へスムーズに変位させることができる。
これによって、第2接続管を引き抜き側へ確実かつ安定的に移動規制できる。「実質的」とは、完全に直交するものに限定されず、多少の誤差又は近似範囲(例えば±3°程度以内)が許容される趣旨である。
前記作動係止部が、前記可動規制部における前記第1空調路部材側を向く縁に押し当てられた状態で、前記相対回転がなされることによって、前記可動規制部が径方向内側へ変位されることが好ましい。
前記作動係止部と可動規制部とが係止されることによって、第2接続管を引き抜き側へ移動規制できる。要するに、引き抜き規制解除用の作動係止部が、引き抜き規制用の可動側係止部を兼ねることができ、別途、引き抜き規制用の可動側係止部を設ける必要が無い。
第1接続管と第2接続管を分離する際は、これら第1、第2接続管どうしを軸線方向に沿って互いに逆向きに引っ張ることによって、作動係止部と可動規制部を押し当てる。その状態で第1接続管と第2接続管を相対回転させると、作動係止部と可動規制部との間に摩擦力が働く。この摩擦力によって、可動規制部を径方向内側へ変位させて、引き抜き規制を解除できる。
隆起部が可動規制部に被さることで、可動規制部の変形や損傷等を防止できるとともに、第2空調路部材の断熱材等が可動規制部によって傷付けられるのを防止できる。
更に、隆起部の前記第1空調路部材側の壁部が、引き抜き規制用の可動側係止部としての機能と、引き抜き規制解除用の作動係止部としての機能を併有するようにできる。詳しくは、前記壁部が可動規制部と係止されることによって、第2接続管を確実に引き抜き規制できる。第1接続管と第2接続管を分離する際は、第1接続管と第2接続管を互いに軸方向に引くとともに相対回転させる。これによって、前記壁部を可動規制部に押し当てるとともに、これら壁部と可動規制部との間に摩擦力を働かせることができる。この摩擦力によって、可動規制部を径方向内側へ変位させて、引き抜き規制を解除できる。
可動側係止部をカバー部で覆うことによって、第2接続管の外周を囲む断熱材等の部材が可動側係止部と接触して損傷するのを避けることができる。
これによって、可動側係止部とカバー部と作動係止部とを、第2接続管の管本体に一体形成できる。
<第1実施形態>
図1〜図9は、本発明の第1実施形態を示したものである。オフィスビル等の建物には、空調設備1が設けられている。図1に示すように、空調設備1は、幹ダクト2と、分岐チャンバー3と、複数の分岐ダクト4,4…を備えている。エアコン(図示省略)から直接又は別のダクト(図示省略)を介して幹ダクト2が延びている。幹ダクト2から分岐チャンバー3を介して複数の分岐ダクト4,4…が分岐されている。各分岐ダクト4は、建物の各室の吹き出し口(図示省略)へ延びている。
以下、下流側の空調路接続構造1bについて詳述する。上流側の空調路接続構造1aについては、空調路接続構造1bと実質的に同じ構成要素に対して図面において同一符号を付して、説明を省略する。
以下の説明では、特に断らない限り、接続管10,20どうしは接続された状態であり、かつ分岐チャンバー3と分岐ダクト4とは接続された状態であるものとする。
第1接続管10の前記突出部における分岐チャンバー3の近く(後記可動規制部32よりも分岐チャンバー3側)には、固定規制部15が設けられている。固定規制部15は、第1接続管10から径方向外側へ突出されるとともに、第1接続管10の全周にわたる環状になっている。
なお、固定規制部15は、第1接続管10に後付け可能であってもよい。すなわち、第1接続管10を分岐チャンバー3の内部から接続口3bに差し込んで周壁3dの外側へ突出させた後、この突出部分に固定規制部15を取り付けることにしてもよい。
第1接続管10には、三角形状の孔部12が形成されている。可動規制部32が、孔部12を通して、第1接続管10の径方向外側へ突出されている。
図6(b)に示すように、第1接続管10の可動規制部配置部分における軸線と直交す接線方向(図6(b)の左右方向)に対する周方向傾斜縁32bの傾斜角度θ2は、θ2=5°〜50°程度が好ましい。θ2=5°〜30°程度であってもよい。
なお、作動係止部22の両縁部22a,22bのうち、好ましくは斜めにすべき縁部は、前記周方向の一側の縁部22bである。すなわち、作動係止部22の少なくとも周方向の一側の縁部22bが、第2接続管本体21から突出するにしたがって周方向の反対側へ傾斜されていればよい。
図7に示すように、分岐ダクト4を分岐チャンバー3に接続する際は、分岐ダクト4の軸線を第1接続管10の軸線Lと一致させる。かつ、第2目印42が第1目印41と一致するように、分岐ダクト4の軸線まわりの角度を調節する。その状態で、分岐ダクト4を分岐チャンバー3へ向けて真っ直ぐ移動させ、第2接続管20を第1接続管10の外周に嵌めていく。
図8に示すように、第2接続管20を第1接続管10に嵌めていくにしたがって、第2接続管20が、可動規制部32の軸方向傾斜縁32aに当たるとともに、可動規制部32を押し倒すように弾性変形させる。軸方向傾斜縁32aが斜めになっているために、可動規制部32をスムーズに押し込むことができる。これによって、可動規制部32が、第2接続管20よりも第1接続管10の径方向内側に引っ込み、第2接続管20が、可動規制部32上を通過することができる。
このとき、第2接続管20の分岐チャンバー3側(図3において左側)の端部は、断熱パッキン17に食い込んで固定規制部15に近接又は当接する。かつ、第2接続管本体21の分岐チャンバー3とは反対側(図3において右側)の端部が、可動規制部32に突き当たる。これによって、第2接続管20が、第1接続管10と連結されるとともに、軸線Lに沿う方向に移動規制される。
しかも、可動規制部32によって第2接続管20の引き抜き方向(図4において右方向)への移動を規制でき、かつ固定規制部15によって第2接続管20の嵌め込み方向(図4において左方向)への移動を規制できる。これによって、分岐ダクト4と分岐チャンバー3との接続状態を安定化できる。
分岐ダクト4は、次のようにして分岐チャンバー3から分離できる。
図9(a)の矢印にて示すように、分岐ダクト4ひいては第2接続管20を周方向の一側(同図において時計回り方向)へ回転させる。
すると、図9(b)及び同図(c)に示すように、作動係止部22が、可動規制部32の周方向傾斜縁32bに当たるとともに、可動規制部32を押し倒すように弾性変形させる。周方向傾斜縁32bが斜めになっているために、可動規制部32をスムーズに押し込むことができる。加えて、作動係止部22の縁部22bも斜めになっているために、可動規制部32を一層スムーズに押し込むことができる。
第2接続管20を第1接続管10から引き抜くと、可動規制部32が元の傾斜角度に弾性復帰される。
第1接続管10と第2接続管20を分離可能とすることによって、接続操作のやり直しや、分解撤去作業などを簡単に行なうことができる。
<第2実施形態>
図10は、本発明の第2実施形態を示したものである。図10(b)に示すように、第2実施形態では、断熱シート28が、第2接続管20よりも分岐チャンバー3側(同図において左側)へ突出されている。このため、図10(a)に示すように、接続管10,20どうしの接続状態においては、断熱シート28が、断熱パッキン17にめり込んで強く密着される。これによって、接続管10,20どうしの接続部における保温性を確保できる。
一方、第2接続管20は、断熱パッキン17から離れているか、又は断熱パッキン17に軽く接触している。このため、分岐ダクト4を分岐チャンバー3から分離する際、第2接続管20を第1実施形態よりも軽い力で回すことができる。
図11は、本発明の第3実施形態を示したものである。図11(a)に示すように、第3実施形態では、断熱パッキン17が省略されている。図11(b)に示すように、断熱シート28は、第2実施形態と同様に、第2接続管20よりも分岐チャンバー3側(同図において左側)へ突出されている。
このため、図11(a)に示すように、接続管10,20どうしの接続状態においては、断熱シート28が、固定規制部15に直接当たって弾性変形される。これによって、接続管10,20どうしの接続部における保温性を確保できる。
一方、第2接続管20は、固定規制部15には接触していない。これによって、分岐ダクト4を分岐チャンバー3から分離する際、第2接続管20を一層軽い力で回すことができる。
図12〜図16は、本発明の第4実施形態を示したものである。
図12に示すように、第4実施形態の第2接続管20Dには、第1実施形態(図3)の作動係止部22に代えて、膨出部50が設けられている。詳しくは、第2接続管20Dの管本体21が、可動規制部32よりも分岐チャンバー3とは反対側(図12において右側)へ延び出ている。図14に示すように、管本体21の軸線方向における分岐チャンバー3とは反対側寄り(図14において右寄り)の部分に3つ(複数)の膨出部50が配置されている。図15に示すように、これら膨出部50は、第2接続管20Dの周方向に好ましくは等間隔置きに配置されている。
まず、管本体21に2本の切込みを形成する。これら切込みどうしの間の部分を管本体21の径方向外側へ膨出させるように成形する。これによって、膨出部分の中央部がカバー部51となり、膨出部分の長手方向の両端部が連接部52,53となり、2本の切込みがスリット54,55となる。
すると、図16(b)に示すように、片方の連接部52(作動係止部)が、可動規制部32の周方向傾斜縁32bに当たるとともに、可動規制部32を押し倒すように弾性変形させる。
図16(c)に示すように、連接部52が可動規制部32を通り過ぎるまで、第2接続管20を回転させると、可動規制部32の全体が第2接続管本体21の径方向内側に押し込まれることで、第2接続管20の引抜方向への移動規制が解除される。これによって、第2接続管20を第1接続管10から分離でき、ひいては分岐ダクト4を分岐チャンバー3から分離することができる。
図17〜図21は、本発明の第5実施形態を示したものである。図17及び図18に示すように、第5実施形態の第2接続管20Eの周側部には、隆起部23が形成されている。隆起部23は、第2接続管本体21から径方向外側(図17において上側)へ隆起されるとともに第2接続管20Eの周方向へ延びている。好ましくは、図18に示すように、隆起部23は、第2接続管20Eの全周にわたる環状になっている。隆起部23の内部は環状の空間23dになっている。環状空間23dは、第2接続管本体21の内部空間と一体に連なっている。
テーパー状壁部23bは、急傾斜環状壁部23aよりも緩やかに、かつ急傾斜環状壁部23aとは逆方向へ傾斜されている。軸線Lと平行な方向に対するテーパー状壁部23bの角度θ23bは、θ23b=5°〜40°程度が好ましい。
なお、図17等において、断熱シート28(図3)等の図示は省略されている。
図19(a)に示すように、第2接続管20Eを分岐ダクト4に挿し入れていく。すると、図19(b)に示すように、ダクト端部4eがテーパー状壁部23bに乗り上げるとともにテーパー状壁部23bに案内されることで漸次拡開される。これによって、図19(c)に示すように、分岐ダクト4を第2接続管20Eの外周に容易に被せることができる。続いて、条体24をダクト端部4eの外周に巻き付けて縛り付ける。
第1接続管10には、複数の孔部12が形成されている。孔部12は、可動規制部材30と一対一に対応している。
詳しくは、図17に示すように、第1接続管10と第2接続管20Eの接続状態においては、隆起部23が可動規制部32に被さるとともに、可動規制部32が隆起部23内の環状空間23dに入り込んでいる。可動規制部32における周方向傾斜縁32bが、隆起部23の急傾斜環状壁部23aと対面して係止されている。具体的には、角部32dが、急傾斜環状壁部23aの内面に当たっている。これによって、第2接続管20Eの引き抜き側(図17において右側)への移動が規制されている。この結果、第2接続管20Eひいては分岐ダクト4が、後述する回転操作と組み合わせない限り、第1接続管10に引き抜き不能に連結されている。
隆起部23が可動規制部32に被さることで、分岐ダクト4の断熱材等が可動規制部32によって傷付けられるのを防止できる。また、可動規制部32の変形や損傷を防止できる。
かつ、引っ張ると同時に、第2接続管20Eを第1接続管10に対して周方向の前記一側(図18において時計まわり)へ相対回転させる。すると、急傾斜環状壁部23aと可動規制部32との間に摩擦が働く。図21(c)に示すように、可動規制部32に働く摩擦力Fは、周方向傾斜縁32bに沿う分力F1と、周方向傾斜縁32bと直交する分力F2を含む。分力F1は、可動規制部32を周方向傾斜縁32bに沿って引っ張る張力として作用する。図21(c)の二点鎖線にて示すように、分力F2は、可動規制部32を倒す向きのモーメントとして作用する。このモーメントによって、可動規制部32が径方向内側へ変位され、傾斜角θ1,θ2が小さくなる。したがって、急傾斜環状壁部23aが作動係止部として機能する。
図22に示すように、可動規制部材30の長手方向が、第1接続管10の周方向(図22において上下)へ向けられていてもよい。被固定部31が、孔部12における前記周方向の側部に配置されていてもよい。そうすることによって、第1接続管10における孔部12より先端側(図22において右側)の部分の長さL10eを短くできる。
第6実施形態においては、可動規制部材30の1の短辺側の縁が、可動規制部32の軸方向傾斜縁32aを構成している。可動規制部材30の1の長辺側の縁の一部が、可動規制部32の周方向傾斜縁32bを構成している。
可動規制部材は、ゴム等の弾性材で構成されていてもよい。
第1接続管10の中間部の固定規制部15を省略してもよい。第2接続管20の分岐チャンバー3側の端部を、分岐チャンバー3(第1空調路部材)の壁面に突き当てることで、分岐チャンバー3(第1空調路部材)の前記壁面が、「固定規制部」を構成していてもよい。
第1接続管10における可動規制部32の数が、1つだけであってもよい。
分岐チャンバー3の形状は、円筒形に限られず、直方体(長箱形状を含む)ないしは立方体形状になっていてもよい。
第1接続管10が分岐ダクト4に設けられ、第2接続管20が分岐チャンバー3に設けられていてもよい。つまり、分岐ダクト4が「第1空調路部材」を構成し、分岐チャンバー3が「第2空調路部材」を構成していてもよい。
上流側の空調路接続構造1aが、下流側の空調路接続構造1bとは異なる接続構造になっていてもよい。
本発明の空調路接続構造は、分岐チャンバー3とダクト2,4とを接続するものに限られず、2つのダクトどうしを接続するのにも適用可能である。
本発明の空調路接続構造は、エアコンの導出口とダクトとの接続部にも適用できる。第1空調路部材及び第2空調路部材の一方が、エアコンからの導出口を有する導出部材であり、他方がダクトであってもよい。
本発明の空調路接続構造は、ダクトと室内吹き出し口との接続部にも適用できる。第1空調路部材及び第2空調路部材の一方が、ダクトであり、他方が、室内吹き出し口を有する吹き出し部材であってもよい。
本発明の空調路接続構造は、ダクトと室外換気口との接続部にも適用できる。第1空調路部材及び第2空調路部材の一方が、ダクトであり、他方が、室外換気口を有する換気口部材であってもよい。
第4実施形態(図12〜図16)において、カバー部51の短手方向(軸線方向)の両端部と第2接続管本体21との間は、必ずしも開口されたスリット54,55になっている必要はなく、カバー部51と管本体21とを連ねる段差状の壁になっていてもよい。この段差状の壁(可動側係止部)に可動規制部32の周方向傾斜縁32bが突き当たるようにしてもよい。
1 空調設備
1a 空調路接続構造
1b 空調路接続構造
2 幹ダクト(第2空調路部材)
3 分岐チャンバー(第1空調路部材)
4 分岐ダクト(第2空調路部材)
10 第1接続管
12 孔部
15 固定規制部
20,20E 第2接続管
21 第2接続管本体(管本体)
22 作動係止部
22b 周方向の一側の縁部
23 隆起部
23a 急傾斜環状壁部(壁部、可動側係止部、作動係止部)
23b テーパー状壁部
30 可動規制部材
32 可動規制部
32a 軸方向傾斜縁
32b 周方向傾斜縁(第1空調路部材側を向く縁)
Claims (4)
- 第1空調路部材及び第2空調路部材どうしを接続する空調路接続構造であって、
前記第1空調路部材から軸線方向に突出された第1接続管と、
前記第2空調路部材に設けられ、かつ前記第1接続管の外周に嵌められる第2接続管と、を備え、
前記第1接続管には、径方向に弾性変形可能な可動規制部が径方向の外側へ突出するように設けられ、
前記可動規制部よりも前記第1空調路部材側の前記第1接続管又は前記第1空調路部材には、固定規制部が設けられ、
前記第2接続管が、前記可動規制部と前記固定規制部とによって前記軸線方向の両側に移動規制されており、
更に前記第2接続管には、前記第1接続管に対して周方向の一側へ相対回転されたとき、前記可動規制部を径方向の内側へ変位させる作動係止部が設けられており、前記第2接続管には、前記可動規制部と係止される可動側係止部と、前記可動規制部を覆うカバー部とが設けられ、前記カバー部の周方向の側部に前記作動係止部が設けられており、
前記第2接続管には、それぞれ周方向に延びるとともに互いに軸線方向に並んだ一対のスリットが形成され、これらスリットのうち前記第1空調路部材側のスリットの縁部が前記可動側係止部となり、これらスリットどうし間の部分が、前記第2接続管の管本体よりも径方向外側に位置して前記カバー部となり、かつ、前記カバー部の周方向の側部と前記管本体とを連ねる部分が前記作動係止部となっていることを特徴とする空調路接続構造。 - 前記可動規制部が、前記径方向へ突出されるにしたがって前記第1空調路部材側へ向かって傾斜されていることを特徴とする請求項1に記載の空調路接続構造。
- 前記可動規制部が、前記径方向へ突出されるにしたがって前記周方向の一側へ向けて傾斜されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調路接続構造。
- 前記可動規制部における前記第1空調路部材側を向く縁が、前記第1接続管の軸線と実質的に直交する面上に配置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の空調路接続構造。
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