JPH0466736B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0466736B2 JPH0466736B2 JP20421383A JP20421383A JPH0466736B2 JP H0466736 B2 JPH0466736 B2 JP H0466736B2 JP 20421383 A JP20421383 A JP 20421383A JP 20421383 A JP20421383 A JP 20421383A JP H0466736 B2 JPH0466736 B2 JP H0466736B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tracks
- track
- sections
- insulating
- thyristor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60M—POWER SUPPLY LINES, AND DEVICES ALONG RAILS, FOR ELECTRICALLY- PROPELLED VEHICLES
- B60M3/00—Feeding power to supply lines in contact with collector on vehicles; Arrangements for consuming regenerative power
- B60M3/04—Arrangements for cutting in and out of individual track sections
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の技術分野
この発明は直流電気鉄道の軌道に設けられる軌
道電位伝播防止装置に関する。
道電位伝播防止装置に関する。
従来技術と問題点
第１図Ａは従来の直流電気鉄道の給電方式の概
略構成図で、この第１図Ａにおいて、１はき電
線、２は軌道、３ａ，３ｂは第１、第２変電所で
ある。いま、第１図Ａに示すき電線１と軌道２間
に矢印６で示す短絡事故が発生したとすると、軌
道２上の電位分布は第１図Ｂに示すようになるこ
とが知られている。すなわち、第１図Ｂの電位分
布において、短絡事故が発生した軌道２上の電位
は高く、その事故点から遠ざかるに従つて電位は
次第に降下して行き、ある地点で零電位になつた
のち、第１、第２変電所３ａ，３ｂに近づくにつ
れてマイナス側の電位分布になつて行く。
略構成図で、この第１図Ａにおいて、１はき電
線、２は軌道、３ａ，３ｂは第１、第２変電所で
ある。いま、第１図Ａに示すき電線１と軌道２間
に矢印６で示す短絡事故が発生したとすると、軌
道２上の電位分布は第１図Ｂに示すようになるこ
とが知られている。すなわち、第１図Ｂの電位分
布において、短絡事故が発生した軌道２上の電位
は高く、その事故点から遠ざかるに従つて電位は
次第に降下して行き、ある地点で零電位になつた
のち、第１、第２変電所３ａ，３ｂに近づくにつ
れてマイナス側の電位分布になつて行く。
上記のように短絡事故が発生したとき、その事
故電流の突進率及び値が大きいと、1500V方式で
も軌道電位は300〜400Vにも上昇される。このと
き、車両４が高電位の位置Ｓの軌道２上を進行し
ていたとすると車両４に設けられている接地継電
器（図示省略）が前記高電位のために動作してし
まい、車両４への給電が停止されて車両４の運転
が不可能となつてしまう欠点がある。
故電流の突進率及び値が大きいと、1500V方式で
も軌道電位は300〜400Vにも上昇される。このと
き、車両４が高電位の位置Ｓの軌道２上を進行し
ていたとすると車両４に設けられている接地継電
器（図示省略）が前記高電位のために動作してし
まい、車両４への給電が停止されて車両４の運転
が不可能となつてしまう欠点がある。
発明の目的
この発明は上記の欠点を除去し、絶縁セクシヨ
ンで区画された軌道の一方で発生した短絡事故の
波及を他方の軌道にまで及ぼさないようにして車
両の円滑な運転を確保するようにした電気鉄道に
おける軌道電位伝播防止装置を得るにある。
ンで区画された軌道の一方で発生した短絡事故の
波及を他方の軌道にまで及ぼさないようにして車
両の円滑な運転を確保するようにした電気鉄道に
おける軌道電位伝播防止装置を得るにある。
発明の構成
この発明は上記の目的を達成するために、所定
の区間に亘つて絶縁セクシヨンで区画された軌道
を有し、そのセクシヨンで区画された軌道間内
と、そのセクシヨンで区画されない軌道にそれぞ
れインピーダンスボンドを設け、絶縁セクシヨン
で区画されない軌道に設けられたインピーダンス
ボンドの中点をダイオードブリツジ回路の入力端
に接続するとともにそのブリツジ回路の出力端間
にブリツジ回路の出力極性に合わせてサイリスタ
しや断器を接続し、そのしや断器のカソード側を
前記絶縁セクシヨンで区画された軌道間内に設け
られたインピーダンスボンドの中点に接続した構
成にある。
の区間に亘つて絶縁セクシヨンで区画された軌道
を有し、そのセクシヨンで区画された軌道間内
と、そのセクシヨンで区画されない軌道にそれぞ
れインピーダンスボンドを設け、絶縁セクシヨン
で区画されない軌道に設けられたインピーダンス
ボンドの中点をダイオードブリツジ回路の入力端
に接続するとともにそのブリツジ回路の出力端間
にブリツジ回路の出力極性に合わせてサイリスタ
しや断器を接続し、そのしや断器のカソード側を
前記絶縁セクシヨンで区画された軌道間内に設け
られたインピーダンスボンドの中点に接続した構
成にある。
発明の実施例
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明
する。
する。
第２図において、１１ａ，１１ｂ及び１２ａ，
１２ｂは軌道で、両軌道１１ａ，１１ｂ及び１２
ａ，１２ｂは絶縁セクシヨン１３ａ，１３ｂ及び
１４ａ，１４ｂにより絶縁されて絶縁軌道１５
ａ，１５ｂにより連結されている。絶縁軌道１５
ａ，１５ｂの長さは所定長、例えば８両編成の電
車長さに設定される。１６，１７，１８は第１〜
第３インピーダンスボンドで、これら第１〜第３
インピーダンスボンド１６，１７，１８はそれぞ
れ前記軌道１１ａ，１１ｂと１２ａ，１２ｂ及び
１５ａ，１５ｂに接続される。１９はダイオード
１９ａ〜１９ｄからなるダイオードブリツジ回路
で、このブリツジ回路１９の入力端２０ａ，２０
ｂは前記第１、第２インピーダンスボンド１６，
１７の中点に接続される。前記ブリツジ回路１９
の出力端２１ａ，２１ｂ間には図示極性のサイリ
スタしや断器２２が接続され、また出力端２１ｂ
は第３インピーダンスボンド１８の中点に接続さ
れる。２３は変流器で、この変流器２３は前記出
力端２１ｂと第３インピーダンスボンド１８の中
点とを接続する電路に設けられる。２４ａ，２４
ｂは変電所インピーダンスボンドである。
１２ｂは軌道で、両軌道１１ａ，１１ｂ及び１２
ａ，１２ｂは絶縁セクシヨン１３ａ，１３ｂ及び
１４ａ，１４ｂにより絶縁されて絶縁軌道１５
ａ，１５ｂにより連結されている。絶縁軌道１５
ａ，１５ｂの長さは所定長、例えば８両編成の電
車長さに設定される。１６，１７，１８は第１〜
第３インピーダンスボンドで、これら第１〜第３
インピーダンスボンド１６，１７，１８はそれぞ
れ前記軌道１１ａ，１１ｂと１２ａ，１２ｂ及び
１５ａ，１５ｂに接続される。１９はダイオード
１９ａ〜１９ｄからなるダイオードブリツジ回路
で、このブリツジ回路１９の入力端２０ａ，２０
ｂは前記第１、第２インピーダンスボンド１６，
１７の中点に接続される。前記ブリツジ回路１９
の出力端２１ａ，２１ｂ間には図示極性のサイリ
スタしや断器２２が接続され、また出力端２１ｂ
は第３インピーダンスボンド１８の中点に接続さ
れる。２３は変流器で、この変流器２３は前記出
力端２１ｂと第３インピーダンスボンド１８の中
点とを接続する電路に設けられる。２４ａ，２４
ｂは変電所インピーダンスボンドである。
次に上記実施例の動作を述べる。いま、車両
（図示省略）が第２図の図示左側から右側に向つ
て進行していて、先頭の車両の車輪が絶縁セクシ
ヨン１３ａ，１３ｂを短絡したとする。この条件
が満たされると図示しないサイリスタしや断器の
点弧回路が動作され、サイリスタしや断器２２を
オンさせる。このサイリスタしや断器２２のオン
状態は車両が絶縁セクシヨン１４ａ，１４ｂを通
過するまで継続される。前記サイリスタしや断器
２２がオンされると電気的に軌道１１ａ，１１ｂ
と軌道１５ａ，１５ｂ及び１２ａ，１２ｂはダイ
オード１６ａとサイリスタしや断器２２及びダイ
オード１６ｄを介して接続される。このようなと
きに、軌道１１ａとき電線（図示省略）との間に
（第２図矢印２５で示す位置）短絡事故（第１図
Ａに示すような事故）が発生すると、第１図Ｂに
示すように軌道電位が上昇される。しかし、この
上昇される電位は第３図に示すように第１インピ
ーダンスボンド１６で抑制されて軌道１５ａ，１
５ｂと１２ａ，１２ｂには影響が現われない。す
なわち、第１インピーダンスボント１６はリアク
トルと同じような機能となつて軌道１１ａ，１１
ｂの電位上昇を他の軌道１２ａ，１２ｂと１５
ａ，１５ｂに伝播させない。従つて、軌道１２
ａ，１２ｂと１５ａ，１５ｂを進行している車両
の接地継電器（図示省略）を動作させることがな
いために、車両は円滑な運転を維持できる。な
お、通常時、ダイオードブリツジ回路１９とサイ
リスタしや断器２２の作用で、各軌道１１ａ，１
１ｂと１２ａ，１２ｂ及び１５ａ，１５ｂは電気
的に接続されるため、車両の運転には何ら支障は
ない。また、サイリスタしや断器２２は車両が絶
縁軌道１５ａ，１５ｂを通過してしまうと、変流
器２３に電流が流れなくなることからサイリスタ
しや断器２２にオフ指令を与える。さらに、上記
説明では車両が第２図の図示左側から右側に進行
する場合について述べて来たが、車両が右側から
左側に進行する場合にも同様にダイオードブリツ
ジ回路１９とサイリスタしや断器２２が動作す
る。
（図示省略）が第２図の図示左側から右側に向つ
て進行していて、先頭の車両の車輪が絶縁セクシ
ヨン１３ａ，１３ｂを短絡したとする。この条件
が満たされると図示しないサイリスタしや断器の
点弧回路が動作され、サイリスタしや断器２２を
オンさせる。このサイリスタしや断器２２のオン
状態は車両が絶縁セクシヨン１４ａ，１４ｂを通
過するまで継続される。前記サイリスタしや断器
２２がオンされると電気的に軌道１１ａ，１１ｂ
と軌道１５ａ，１５ｂ及び１２ａ，１２ｂはダイ
オード１６ａとサイリスタしや断器２２及びダイ
オード１６ｄを介して接続される。このようなと
きに、軌道１１ａとき電線（図示省略）との間に
（第２図矢印２５で示す位置）短絡事故（第１図
Ａに示すような事故）が発生すると、第１図Ｂに
示すように軌道電位が上昇される。しかし、この
上昇される電位は第３図に示すように第１インピ
ーダンスボンド１６で抑制されて軌道１５ａ，１
５ｂと１２ａ，１２ｂには影響が現われない。す
なわち、第１インピーダンスボント１６はリアク
トルと同じような機能となつて軌道１１ａ，１１
ｂの電位上昇を他の軌道１２ａ，１２ｂと１５
ａ，１５ｂに伝播させない。従つて、軌道１２
ａ，１２ｂと１５ａ，１５ｂを進行している車両
の接地継電器（図示省略）を動作させることがな
いために、車両は円滑な運転を維持できる。な
お、通常時、ダイオードブリツジ回路１９とサイ
リスタしや断器２２の作用で、各軌道１１ａ，１
１ｂと１２ａ，１２ｂ及び１５ａ，１５ｂは電気
的に接続されるため、車両の運転には何ら支障は
ない。また、サイリスタしや断器２２は車両が絶
縁軌道１５ａ，１５ｂを通過してしまうと、変流
器２３に電流が流れなくなることからサイリスタ
しや断器２２にオフ指令を与える。さらに、上記
説明では車両が第２図の図示左側から右側に進行
する場合について述べて来たが、車両が右側から
左側に進行する場合にも同様にダイオードブリツ
ジ回路１９とサイリスタしや断器２２が動作す
る。
発明の効果
以上述べたように、この発明によれば、絶縁セ
クシヨンを有する軌道にインピーダンスポンドと
ダイオードブリツジ回路及びサイリスタしや断器
を設けたので、短絡事故によつてある軌道の電位
が上昇しても、他の軌道にまで電位を伝播させる
ことがないために、進行中の車両の接地継電器を
誤動作させることがなく、車両の円滑な運転がで
きる。
クシヨンを有する軌道にインピーダンスポンドと
ダイオードブリツジ回路及びサイリスタしや断器
を設けたので、短絡事故によつてある軌道の電位
が上昇しても、他の軌道にまで電位を伝播させる
ことがないために、進行中の車両の接地継電器を
誤動作させることがなく、車両の円滑な運転がで
きる。
第１図Ａは従来の直流電気鉄道の給電方式の概
略構成図、第１図Ｂは従来の短絡事故時の軌道電
位分布を示す図、第２図はこの発明の一実施例を
示す回路図、第３図はこの発明による電位分布を
示す図である。 １１ａ，１１ｂ，１２ａ，１２ｂ……軌道、１
３ａ，１３ｂ，１４ａ，１４ｂ……絶縁セクシヨ
ン、１５ａ，１５ｂ……絶縁軌道、１６，１７，
１８……第１、第２、第３インピーダンスボン
ド、１９……ダイオードブリツジ回路、２２……
サイリスタしや断器、２３……変流器。
略構成図、第１図Ｂは従来の短絡事故時の軌道電
位分布を示す図、第２図はこの発明の一実施例を
示す回路図、第３図はこの発明による電位分布を
示す図である。 １１ａ，１１ｂ，１２ａ，１２ｂ……軌道、１
３ａ，１３ｂ，１４ａ，１４ｂ……絶縁セクシヨ
ン、１５ａ，１５ｂ……絶縁軌道、１６，１７，
１８……第１、第２、第３インピーダンスボン
ド、１９……ダイオードブリツジ回路、２２……
サイリスタしや断器、２３……変流器。
Claims (1)
- １ 所定の区間に亘つて絶縁セクシヨンで区画さ
れた軌道を有し、そのセクシヨンで区画された軌
道間内と、そのセクシヨンで区画されない軌道に
それぞれインピーダンスボンドを設け、前記絶縁
セクシヨンで区画されない軌道に設けられたイン
ピーダンスボンドの中点をダイオードブリツジ回
路の入力端に接続するとともにそのブリツジ回路
の出力端間にブリツジ回路の出力極性に合わせて
サイリスタしや断器を接続し、そのしや断器のカ
ソード側を前記絶縁セクシヨンで区画された軌道
間内に設けられたインピーダンスボンドの中点に
接続し、前記絶縁セクシヨンが車両により短絡さ
れたときに、サイリスタしや断器をオンさせると
ともに前記絶縁セクシヨンで区画された軌道間を
車両が通過したときにそれをオフさせるようにし
たことを特徴とする電気鉄道における軌道電位伝
播防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20421383A JPS6094834A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電気鉄道における軌道電位伝播防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20421383A JPS6094834A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電気鉄道における軌道電位伝播防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6094834A JPS6094834A (ja) | 1985-05-28 |
| JPH0466736B2 true JPH0466736B2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=16486705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20421383A Granted JPS6094834A (ja) | 1983-10-31 | 1983-10-31 | 電気鉄道における軌道電位伝播防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6094834A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4882611B2 (ja) * | 2006-08-30 | 2012-02-22 | 三菱化学株式会社 | 窒化物半導体発光ダイオード素子の製造方法 |
| CN109941154B (zh) * | 2019-03-25 | 2021-11-19 | 合肥华威自动化有限公司 | 一种限制钢轨电压的系统和方法 |
-
1983
- 1983-10-31 JP JP20421383A patent/JPS6094834A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6094834A (ja) | 1985-05-28 |
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