JPH0466720B2 - - Google Patents

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JPH0466720B2
JPH0466720B2 JP28212788A JP28212788A JPH0466720B2 JP H0466720 B2 JPH0466720 B2 JP H0466720B2 JP 28212788 A JP28212788 A JP 28212788A JP 28212788 A JP28212788 A JP 28212788A JP H0466720 B2 JPH0466720 B2 JP H0466720B2
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JP
Japan
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printing
adhesive
sheet
film
printed
Prior art date
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Expired
Application number
JP28212788A
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English (en)
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JPH02127099A (ja
Inventor
Yasuyuki Moryama
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MORYAMA INSATSU KK
Original Assignee
MORYAMA INSATSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は例えばステツカーやシールなどとして
商品化される転写印刷シートの製造法に関する。
<従来の技術> 各種材質の被写体に対して、あたかも直刷りし
た如くに、美麗・鮮明な文字や図形、記号、模様
などの印刷画線を、所謂ワンタツチの押圧式に転
写し得る転写印刷シートとしては、既に特開昭61
−132399号が提案されている。
そして、これでは印刷層Bが界面活性剤を配合
した接着剤組成物から形成されており、更にはそ
のような印刷層Bを基材として、その表面上にこ
れと合致する同一画線のインキによる印刷層Cが
設置されている。
<発明が解決しようとする課題> ところが、上記公知発明の場合印刷層Bが接着
剤組成物のそれ自身から形作られている。しか
も、その故に所謂ベタ刷り形態でない限り、剥離
シートA上へ印刷層Bが一定の画線を描くべく、
点在状態の部分的に接着付与されることとなる。
そのため、仕上がり製品として或いは被写体へ
の転写使用中に、表面が爪などにより引き掻かれ
たり、或いは繰り返し摺擦されると、その印刷層
Bが容易に形崩れし、遂には剥離シートAから剥
ぎ取り消失されてしまう結果となる。このこと
は、その印刷層Bの表面上へインキよる印刷層C
が形成される場合でも、その印刷層Cの基材が接
着剤組成物から成る以上、全く同様に起る問題で
あると言える。
又、一定の画線を描くべき印刷層Bとして、そ
の接着剤組成物を剥離シートAの表面上へ、点在
状態の部分的に且つ高精度に接着付与させること
は著しく困難であり、その界面活性剤の最適な配
合量も、容易に調製することができない。そし
て、その僅かな調製不良が直ちに製品の品質や接
着強度などに悪影響を及ぼすのである。
更に、接着剤組成物による印刷層Bとインキに
よる印刷層Cとの相互間において、その画線を合
致させることは至難の業であり、その位置狂いが
僅かでも発生すれば、直ちに画線の美麗さを低下
させると共に、商品価値を減殺することになる。
そのため、実際上はインキによる印刷層Cの基
材である接着剤組成物の印刷層Bを、予じめ若干
の広大な面積に付与することによつて、その画線
の位置狂いを補なうと共に、その基材の印刷層B
を透明に定めて、上記商品価値の低下も補償して
いる。これが製造法として著しく煩雑化し、量産
効果も最大限に期待できないことは明白である。
<課題を解決するための手段> 本発明はこのような課題の改良を企図してお
り、そのために転写印刷シートの製造法として、
離型シートの表面全体へ接着剤によつて、プラス
チツクフイルムを貼着一体化し、そのフイルム上
へ一定の印刷画線を付与した後、その画線の非印
刷個所に存在位置する上記フイルムと接着剤を、
水又は薬品によつて溶解させ、最後に上記印刷画
線の全体を剥離可能なマスキングシートの接着に
より、被覆保護することを特徴とするものであ
る。
<実施例> 以下、図面に基いて本発明の詳細を説明する
と、第1図〜はその転写印刷シートMの製造
工程を表わしており、11は離型シートであつ
て、紙やプラスチツクフイルムなどから成ると共
に、その表面にはシリコンなどの剥離処理が施さ
れていること、言うまでもない。
そこで、同図のように先づ第1工程として、
離型シート11の表面全体へ接着剤12を介し
て、印刷基材となるプラスチツクフイルム13を
貼着一体化する。しかも、そのプラスチツクフイ
ルム13としては、水又は後述の薬品によつて溶
解するものを用いる。又、同じくフイルム13と
しては透明なものを用いることが、望ましい。更
に、接着剤12を感圧接着剤とするならば、これ
によりプラスチツクフイルム13の貼着一体化さ
れた離型シート11の全体として、所謂タツク紙
を用いることも可能となる。
次に、第2工程として同図から明白なよう
に、上記プラスチツクフイルム13の表面へ印刷
版14により、希望の文字や図形、記号、模様な
どから成る一定な印刷画線15を付与するのであ
る。その画線15は上記フイルム13を基材とし
て、これに印刷されるものであるため、特殊なシ
ルクスクリーン印刷法のみに頼る必要がなく、あ
りふれた各種版式の印刷機を用いつつ、自由自在
に印刷することができると共に、勿論そのカラー
印刷も可能である。
そして、同図のように印刷画線15を形成し
た後、その画線15も含むプラスチツクフイルム
13の表面全体に、上方から水又は薬品を投与す
ることにより、同図から明白なように、その画
線15の非印刷個所Sに存在位置するフイルム1
3と接着剤12のみを溶解させるのである。その
薬品としては、例えば酢酸エチールやメチルエチ
ルケトン、ラツカーシンナー、アセトンなどの溶
液を用いる。つまり、上記フイルム13がこのよ
うな薬品による溶解性を有しているわけである。
その溶解させるための作業手法としては、同図
の状態において水又は上記薬品をノズルから吹
き付けたり、或いは水又は薬品の貯溜槽内へ浸漬
させることができ、特に水溶性のプラスチツクフ
イルム13を用いると共に、その水洗い法により
同図の溶解結果を得られるように設定するなら
ば、作業者の衛生上一層安全であり、又その必要
設備としてもありふれたものを使用しつつ、量産
効果を最大限に期待できることになる点で、ます
ます実益大であると言える。
そして、最後に上記印刷画線15の表面全体
へ、第2、3図のように転写用及び保護用の透明
なマスキングシート16を貼着して、茲に両図の
ような転写印刷シートMとして完成させるのであ
る。17はそのマスキングシート16の裏面に塗
装されている接着剤を示しており、その接着力は
上記離型シート11に付属する接着剤12のそれ
よりも弱いこと、言うまでもない。
上記転写印刷シートMはその被写体への転写使
用時、離型シート11から剥離された上、その接
着剤12を介して被写体へ所謂ワンタツチ式の押
し付け操作により、貼着一体化されると共に、そ
の後マスキングシート16が剥離除去されること
となる。
<発明の効果> 以上のように、本発明に係る転写印刷シートの
製造法では、離型シート11の表面全体へ接着剤
12によつて、プラスチツクフイルム13を貼着
一体化し、そのフイルム13上へ一定の印刷画線
15を付与した後、その画線15の非印刷個所S
に存在位置する上記フイルム13と接着剤12
を、水又は薬品によつて溶解させ、最後に上記印
刷画線15の全体を剥離可能なマスキングシート
16の接着により、被覆保護するようになつてい
るため、冒頭に述べた従来技術の課題を完全に改
良できる効果がある。
即ち、本発明により製造された転写印刷シート
Mでは、その印刷画線15がプラスチツクフイル
ム13を基材として、これに印刷されているた
め、その被写体への転写使用中において、例えば
爪などにより引つ掻かれたり、或いは繰り返し摺
擦されることが起つても、決して形崩れや剥ぎ取
り消失しまうおそれがなく、その耐用性や耐擦性
に著しく優れる。
又、離型シート11の表面全体に接着剤12を
介して、プラスチツクフイルム13を貼着一体化
し、これに一定の画線15を印刷する方法である
ため、その印刷画線15を点在状態の部分的に付
与することが極めて容易であり、その印刷版式と
しても制約を受けることなく、その各種を自由自
在に採用することができる。
更に、プラスチツクフイルム13に対する画線
15の印刷後、その印刷状態の画線15を残存さ
せつつ、水又は薬品によつて画線15の非印刷個
所Sに存在位置するフイルム13と、その離型シ
ート11に対する接着剤12とを溶解させるよう
になつているため、茲に印刷画線15の部分的な
点在状態が安定良く確保され、その点在状態にも
拘らず上記したプラスチツクフイルム13の裏当
てにより、掻き取られてしまうおそれがないばか
りでなく、その溶解作業も容易に実行できるの
で、量産効果を最大限に期待し得ることになり、
著しく実用向きである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜は本発明に係る転写印刷シートの
製造工程を示す各断面図、第2図はその完成した
転写印刷シートの外観状態を示す斜面図、第3図
は第2図の−線に沿う拡大断面図である。 11……離型シート、12,17……接着剤、
13……プラスチツクフイルム、14……印刷
版、15……印刷画線、16……マスキングシー
ト、M……転写印刷シート、S……非印刷個所。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 離型シート11の表面全体へ接着剤12によ
    つて、プラスチツクフイルム13を貼着一体化
    し、そのフイルム13上へ一定の印刷画線15を
    付与した後、その画線15の非印刷個所Sに存在
    位置する上記フイルム13と接着剤12を、水又
    は薬品によつて溶解させ、最後に上記印刷画線1
    5の全体を剥離可能なマスキングシート16の接
    着により、被覆保護することを特徴とする転写印
    刷シートの製造法。
JP28212788A 1988-11-08 1988-11-08 転写印刷シートの製造法 Granted JPH02127099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28212788A JPH02127099A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 転写印刷シートの製造法

Applications Claiming Priority (1)

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JP28212788A JPH02127099A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 転写印刷シートの製造法

Publications (2)

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JPH02127099A JPH02127099A (ja) 1990-05-15
JPH0466720B2 true JPH0466720B2 (ja) 1992-10-26

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JPH02127099A (ja) 1990-05-15

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