JPH0466636B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0466636B2
JPH0466636B2 JP58103895A JP10389583A JPH0466636B2 JP H0466636 B2 JPH0466636 B2 JP H0466636B2 JP 58103895 A JP58103895 A JP 58103895A JP 10389583 A JP10389583 A JP 10389583A JP H0466636 B2 JPH0466636 B2 JP H0466636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
stage
reverse osmosis
conductivity
permeated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58103895A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59228988A (ja
Inventor
Yukihiko Koshiba
Mamoru Shibuya
Takeshi Tateishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JGC Corp
Original Assignee
JGC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JGC Corp filed Critical JGC Corp
Priority to JP58103895A priority Critical patent/JPS59228988A/ja
Publication of JPS59228988A publication Critical patent/JPS59228988A/ja
Publication of JPH0466636B2 publication Critical patent/JPH0466636B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/02Reverse osmosis; Hyperfiltration ; Nanofiltration
    • B01D61/025Reverse osmosis; Hyperfiltration
    • B01D61/026Reverse osmosis; Hyperfiltration comprising multiple reverse osmosis steps

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、逆浸透膜法により高電導度水から純
粋を得る方法、詳しくは、処理すべき高電導水中
の塩分の濃度が変動しても、それに影響されず安
定した純水を得る方法に関する。
たとえば原子力発電所の放射性廃水の処理や、
地下かん水からの飲料水の製造に、逆浸透膜法が
利用されている。多量の塩分を含む高電導度水を
逆浸透膜法で処理するとき、塩分の除去率は、塩
分の量、使用膜、操業条件などにより、ほぼ一定
の値を示す。除去率が一定であるということは、
残存塩分の量つまり得られる処理水の水質は逆浸
透膜装置入口における原水中の塩分濃度によつて
左右されることを意味する。
原水中の塩分濃度が変動しても処理水中の塩分
濃度を所定のレベル以下におさえるには、従来、
処理水の回収率や操作圧力を調節しなければなら
なかつた。それを実現する高圧ポンプ叶出量の調
節、あるいは圧力調整弁の調節などであり、その
システムは、きわめて複雑であつて、装置の建設
に費用がかかり、運転も面倒であつた。
本発明は、このような事情にかんがみて、より
簡易であつて運転の容易な装置を用いて、塩分濃
度の変動する原水を処理して一定の水質の処理水
を得る方法を提供する意図の下になされたもので
あつて、高電導度水を、少なくとも2段の逆浸透
モジユールに、前段の濃縮水が後段の原水となる
ように配置した逆浸透膜装置を通し、各逆浸透モ
ジユールの透過水を集めて純水とするか、または
前段の透過水が後段の原水となるように配置した
逆浸透膜装置を通し、後段の逆浸透モジユールの
透過水を純水とする方法であつて、得られる純水
の電導度が所定のレベルを超えたときには、2段
目以降の逆浸透モジユールの透過水の一部または
全部を前段に戻すことにより純水の電導度を所定
の限界内に止めることを特徴とする、逆浸透膜法
により高電導水から純水を得る方法である。
図面を参照してまず前者の態様につき説明すれ
ば、第1図に示すように、撹拌機をそなえた原水
タンク11の高電導度水1を、高圧ポンプPで加
圧して、1段目の逆浸透モジユール12に供給し
て処理する。濃縮水2を2段目の逆浸透モジユー
ル13に供給するクリスマスツリー型のモジユー
ル配列とし、2段目の濃縮水4は、廃棄または固
化その他の処理に回す。1段目のモジユールの透
過水3と2段目のモジユールの透過水5とは、一
体にして純粋6として回収再利用する。
1段目のモジユールは、1段目の透過水と濃縮
水との比率に応じて、容量を1段目より小さくす
るとよい。これは、1段目の濃縮水を2段目の原
水としたときに、逆浸透膜面において濃度分極が
生じることを防ぎ、各段の操業条件をほぼ同様の
ものとし、最も効果の高い逆浸透処理が行なわれ
るようにするためである。モジユールを3段また
はそれ以上使用する場合も、同様にすればよい。
純水は電導度計14で常にその電導度をモニタ
ーし、あらかじめ定めたレベルを超えたときは、
バルブ15を一部または全部閉じて、2段目の透
過水の一部または全部を原水タンク11に戻し、
主として1段目の透過水からなる純水に加える量
を減少またはゼロにする。これにより、純水の電
導度は1段目モジユールの透過水のそれと同じ、
または近い値になり、原水の塩分濃度が変動して
も、得られる純水の電導度は一定以下に保つこと
ができる。
3段またはそれ以上のモジユールを配列した場
合は、最終段の透過水だけを原水タンクに、つま
り1段目のモジユールに戻してもよいし、または
2段目のモジユールに戻してもよい。もし必要が
あれば、最終段の前の段の透過水をも原水タンク
またはより前の段に戻すようにすれば、原水の塩
分濃度の異常な増加にも対処することができる。
この操作もまた、電導度計の支持に応じてバル
ブを自動的に切り換えることによつて実施でき
る。
バルブの切換えにより電導度計の読みがある一
定の値を下回つたときは、再びバルブを元に戻し
て、2段目またはその以降の逆浸透モジユールの
透過水の全部または一部を純水に加えることがで
きる。
前記した二つの態様のうち後者は、第2図に示
すように、原水タンク11の高電導度水1を高圧
ポンプPで加圧して1段目の逆浸透モジユール1
2に供給することは、前者の態様と同じである。
1段目の濃縮水は、廃棄または固化その他の処理
にまわす。モジユール配列は直列とし、1段目の
透過水をポンプ加圧して2段目の原水とし、2段
目の濃縮水は原水タンク1に戻す。2段目の透過
水を純水とするが、その電導度が所定のレベルを
超えたときは、バルブ15を調節して、その一部
または全部を原水タンク1に戻して、再度処理す
る。これにより、純水の電導度を低く保つことが
できる。この態様は、原水が海水または相当量の
海水が混入する水のように、高電導度である場合
に適する。
本発明に従えば、従来のように高圧ポンプの吐
出量および圧力を変化させないで、原水である高
電導度水の塩分濃度の変動があつても、電導度
を、つまり残存塩分の量を一定レベル以下におさ
えた純水が容易に得られる。濃縮水量の変動がな
いことも、いまひとつの利点である。
本発明の実施に使用する装置は、従来の逆浸透
モジユールおよびその付属設備を用いて構成する
ことができる。
本発明の方法は、前記した原子力発電所からの
放射性廃水の処理や地下かん水を原水とする飲料
水の製造のほかに、医薬品製造や精密機器に使用
する超純水の製造、さらには高圧ボイラーの給水
の製造にも適用でき、その用途は広い。
実施例 第1図に示す構成の装置を用意した。逆浸透モ
ジユールはホローフアイバー型のもので、最適操
業条件における排除率99.8%、水回収率90%であ
る。モジユールの径は、前段が8インチ、後段が
5インチである。
この装置では、得られる純水の電導度を5μS/
cm以下におさえることを意図し、原水の塩分濃度
を次第に高めて行なつた。原水、濃縮水、透過水
の電導度は、第3図に示す経過をたどつた。
原水の電導度を800μS/cmに高めたとき、純水
の電導度が限界値5μS/cmに達したので、バルブ
を切り換え、後段の透過水を原水タンクに戻し
た。
これにより、純水の回収率は、やはり第3図に
示すように、90%から67%に減少したが、純水の
電導度は3.2μS/cmに低下した。
ひきつづき原水の塩分濃度を高めていつたが、
電導度が1200μS/cmに近づくまで、純水の電導
度は所定の5μS/cmの限界内にあつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の純水を得る方法の一態様を
説明するための、装置のフローチヤートである。
第2図は、本発明の方法の別の態様を説明するた
めの、第1図と同様なフローチヤートである。第
3図は、第1図の装置を使用した一実施例におい
て、原水の電導度の上昇が逆浸透モジユールの濃
縮水および透過水に与える影響を、純水の回収率
への影響とともに示すグラフである。 1……原水、2……前段モジユール濃縮水、3
……前段モジユール透過水、4……後段モジユー
ル濃縮水、5……後段モジユール透過水、6……
純水。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高電導度水を、少なくとも2段の逆浸透モジ
    ユールに、前段の濃縮水が後段の原水となるよう
    に配置した逆浸透膜装置を通し、各逆浸透モジユ
    ールの透過水を集めて純水とするか、または前段
    の透過水が後段の原水となるように配置した逆浸
    透膜装置を通し、後段の逆浸透モジユールの透過
    水を純水とする方法であつて、得られる純水の電
    導度が所定のレベルを超えたときには、2段目以
    降の逆浸透モジユールの透過水の一部または全部
    を前段に戻すことにより純水の電導度を所定の限
    界内に止めることを特徴とする、逆浸透膜法によ
    り高電導水から純水を得る方法。 2 各段の逆浸透モジユールの容量を透過水と濃
    縮水との比率に応じて次第に小さくし、各段にお
    ける操業条件がほぼ同様となるように構成した特
    許請求の範囲第1項の純水を得る方法。
JP58103895A 1983-06-10 1983-06-10 逆浸透膜法により高電導度水から純水を得る方法 Granted JPS59228988A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58103895A JPS59228988A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 逆浸透膜法により高電導度水から純水を得る方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58103895A JPS59228988A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 逆浸透膜法により高電導度水から純水を得る方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59228988A JPS59228988A (ja) 1984-12-22
JPH0466636B2 true JPH0466636B2 (ja) 1992-10-23

Family

ID=14366154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58103895A Granted JPS59228988A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 逆浸透膜法により高電導度水から純水を得る方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59228988A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111109A (ja) * 1984-06-26 1986-01-18 Japan Organo Co Ltd 多段式逆浸透膜処理方法
JP2814467B2 (ja) * 1992-06-09 1998-10-22 カゴメ株式会社 果実ジュースの高濃縮方法
JP2814468B2 (ja) * 1992-06-09 1998-10-22 カゴメ株式会社 ニンジンジュースの高濃縮方法
JP4526915B2 (ja) * 2004-10-04 2010-08-18 旭化成ケミカルズ株式会社 多段膜濾過装置及びその運転方法
JP2008307487A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 脱塩装置
JP5933926B2 (ja) * 2011-02-21 2016-06-15 株式会社日立製作所 海水淡水化システム及び海水淡水化方法
JP5743774B2 (ja) * 2011-07-25 2015-07-01 株式会社クボタ 膜処理装置およびその運転方法
JP6154989B2 (ja) * 2012-03-16 2017-06-28 三菱重工業株式会社 燃料プールにおける冷却水の処理装置
JPWO2018182033A1 (ja) * 2017-03-31 2020-02-06 東レ株式会社 造水方法及び造水装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4987567A (ja) * 1972-12-26 1974-08-21
JPS50147153A (ja) * 1974-05-20 1975-11-26
JPS5274577A (en) * 1975-12-17 1977-06-22 Kurita Water Ind Ltd Desalting apparatus
JPS5291549A (en) * 1976-01-27 1977-08-02 Kubota Ltd Method for controlling quality of circulating water
JPS5358974A (en) * 1976-11-10 1978-05-27 Ebara Infilco Co Ltd Separating method by use of membrane
JPS54124875A (en) * 1978-03-23 1979-09-28 Mitsui Toatsu Chem Inc Concentrating solution
JPS5584586A (en) * 1978-09-20 1980-06-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Treatment of waste water
JPS55109406A (en) * 1979-02-14 1980-08-22 Toray Ind Inc Liquid separating system
JPS57135084A (en) * 1981-02-16 1982-08-20 Hitachi Zosen Corp Desalination of sea water by reverse osmosis

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50113258U (ja) * 1974-02-24 1975-09-16

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4987567A (ja) * 1972-12-26 1974-08-21
JPS50147153A (ja) * 1974-05-20 1975-11-26
JPS5274577A (en) * 1975-12-17 1977-06-22 Kurita Water Ind Ltd Desalting apparatus
JPS5291549A (en) * 1976-01-27 1977-08-02 Kubota Ltd Method for controlling quality of circulating water
JPS5358974A (en) * 1976-11-10 1978-05-27 Ebara Infilco Co Ltd Separating method by use of membrane
JPS54124875A (en) * 1978-03-23 1979-09-28 Mitsui Toatsu Chem Inc Concentrating solution
JPS5584586A (en) * 1978-09-20 1980-06-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Treatment of waste water
JPS55109406A (en) * 1979-02-14 1980-08-22 Toray Ind Inc Liquid separating system
JPS57135084A (en) * 1981-02-16 1982-08-20 Hitachi Zosen Corp Desalination of sea water by reverse osmosis

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59228988A (ja) 1984-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69527021T2 (de) Vorrichtung und Verfahren zum Entsalzen von Meerwasser durch mehrstufige Umkehrosmose
KR101052662B1 (ko) 용기를 포함하지 않는 연속 폐회로 탈염 장치
EP0463605B1 (en) Method and apparatus having reverse osmosis membrane for concentrating solution
US4595498A (en) Water-polishing loop
CA1107413A (en) Method and apparatus for treating water
DE69321994T2 (de) Anlage für die Herstellung von Reinigungswasser
US5338456A (en) Water purification system and method
JPH07163979A (ja) 逆浸透膜処理方法
JPS614591A (ja) 逆浸透水精製方法
KR101815298B1 (ko) 초음파 edr을 이용한 발전폐수 재이용시스템
JPH0466636B2 (ja)
KR20160138075A (ko) 저분자량 유기물 함유수의 처리 방법
JPH06277665A (ja) 高純度水の製造装置
DE3106772A1 (de) Membrantrennverfahren und -anlage
JP2002085941A (ja) 造水方法および造水装置
JP4432583B2 (ja) 超純水製造装置
JPH10314735A (ja) 純水製造方法
US20220259086A1 (en) Membrane Method for Making Surface Water Drinkable Without Adding Any Sequestering Agent
Singh Brine recovery at industrial RO plants: Conceptual process design studies
CN210150774U (zh) 一种冷却塔循环冷却水除盐设备
JP3058952B2 (ja) 硼酸含有液の処理方法
KR20220126810A (ko) 액 처리 장치, 순수 제조 시스템 및 액 처리 방법
WO2005056166A1 (en) Methods for reducing boron concentration in high salinity liquid using combined reverse osmosis and ion exchange
CN113874103A (zh) 液体的膜过滤设备和生产无后矿泉化的饮用水的生产方法
JP3115750B2 (ja) 純水の製造方法