JPH0466336A - 車両のトラクションコントロール装置 - Google Patents

車両のトラクションコントロール装置

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JPH0466336A
JPH0466336A JP2178460A JP17846090A JPH0466336A JP H0466336 A JPH0466336 A JP H0466336A JP 2178460 A JP2178460 A JP 2178460A JP 17846090 A JP17846090 A JP 17846090A JP H0466336 A JPH0466336 A JP H0466336A
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JP
Japan
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control
throttle
slip
value
brake
Prior art date
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Pending
Application number
JP2178460A
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English (en)
Inventor
Makoto Kawamura
誠 川村
Toshiaki Tsuyama
俊明 津山
Masao Hideshima
秀島 政雄
Kensuke Hayabuchi
早渕 賢介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH0466336A publication Critical patent/JPH0466336A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/061Hydrazine compounds
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/08Sensitivity-increasing substances
    • G03C1/10Organic substances
    • G03C2001/108Nucleation accelerating compound

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、過大駆動トルクにより駆動輪のスリップが過
大になるのを防止するため、駆動輪のスリップ値が目標
スリップ値となるようスロットル制御により駆動輪の駆
動トルクを制御する車両のトラクションコントロール装
置に関する。
(従来の技術) 過大駆動トルクにより路面に対する駆動輪のスリップか
過大になると、車両の推進力を十分に得ることができず
加速性能が低下したり、またコナリングフォースか低下
して車両のスピンか生じる。
そこで、従来より、過大駆動トルクにより駆動輪のスリ
ップが過大になるのを防止するため、駆動輪のスリップ
値を算出し、該スリップ値が別途設定される所定の目標
スリップ値となるようスロットル制御やブレーキ制御に
より駆動輪の駆動トルクを制御する車両のトラクンョン
コントロールが知られている。この様なトラクションコ
ントロ−ルは、例えば特開昭63−109248号公報
等に記載されている。
ところで、上記スロットル制御においては、スリップ発
生初期にスロットル開度を所定値まで急減させるスロッ
トル急減制御を行なうことが知られている。
上記スロットル急減制御の具体例としては、例えば駆動
輪のスリップが発生しスリップ値が所定の制御開始しき
い値まで上昇したらスロットル制御を開始しスロットル
弁を閉め始めるが、その際上記制御開始しきい値に達し
た時点でまず最初にフィードフォワード制御でスロット
ル急減制御を行なってスロットル開度を所定のスロット
ル急減制御値SMまで一気に急減させ、その後通常のフ
ィードバック制御によるスロットル制御を行なう方法や
、あるいは上記制御開始しきい値に達したらまず通常の
フィードバック制御によるスロットル制御を開始し、そ
れでもスリップ値が上昇し続けて上記制御開始しきい値
よりも大きい第2のしきい値まで達したら、その時点で
上記フィードフォワード制御によるスロットル急減制御
を行ない、その後通常のフィードバック制御によるスロ
ットル制御を続ける方法等が考えられている。
一般にスリップ発生初期においては通常のフィードバッ
ク制御でスロットル制御を行なっても制御が追い付かず
、目標スリップ値への収束に遅れが生じる。上記スリッ
プ発生初期におけるスロットル急減制御は、その様な目
標スリップ値への収束の遅れを回避しようとするもので
あり、上記スロットル急減制御値SMは例えば車体速や
路面μ等に基づいてそれぞれのスリップに対し最適な値
が設定される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、スリップ発生初期において上記の様なス
ロットル急減制御を行なっても、該急減制御の効果は直
ちには表われず、急減制御後もスリップ値が上昇するこ
とが多い。その様な場合そのスリップ値の上昇によって
上記急減制御後もフィードバック制御によりさらにスロ
ットル弁を閉じる制御が続けられる。
しかるに、上述の様にスロットル急減制御値SMはそれ
ぞれのスリップに対して最適な値を設定されているので
、しばらくすればその急減制御効果が表われてスリップ
値は低下し始めるはずであり、その3M以上にさらにス
ロットル弁を閉め続けるとスロットル弁の閉め過ぎによ
るエンジンの出力低下が生じ、失速や発進のもたつきが
生じる恐れがある。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、上記スロットル急減
制御後におけるスロットル弁の閉め過ぎによる失速や発
進のもたつきを防止するようにした車両のトラクション
コントロール装置を提供することにある。
(課題を解決するだめの手段) 本発明に係る車両のトラクションコントロール装置は、
上記目的を達成するため、 過大駆動トルクにより駆動輪のスリップが過大になるの
を防止するため、駆動輪のスリップ値が目標スリップ値
となるようスロットル制御により駆動輪の駆動トルクを
制御すると共にスリップ発生初期にスロットル開度を所
定値まで急減させるスロットル急減制御を行なう制御手
段を備えて成る車両のトラクションコントロール装置で
あって、上記制御手段が、上記スロットル急減制御後所
定期間は上記スロットル制御におけるエンジンゲインを
通常時に比して閉じ側を小さくするものであることを特
徴とする。
上記スリップ値は、駆動輪のスリップの程度を示す数値
であればどの様なものでも良く、例えば駆動輪速から従
動輪速を減じたものを使用することができる。
上記スロットル制御におけるエンジンゲインを通常時に
比して閉じ側を小さくするとは、通常時(上記スロット
ル急減制御役所定期間以外の時)に比してスロットル弁
をゆっくり閉じる、つまり閉じ速度を小さくするもしく
はそれと同等のことを意味する。
上記スロットル急減制御は、フィードフォワード制御に
よるものであってもフィードバック制御によるものであ
っても良い。
本発明は、スロットル制御のみによってスリップ制御を
行なうものに限らず、スロットル制御とブレーキ制御等
のその他の制御とを組合せてスリップ制御を行なうもの
に適用可能であり、後者の場合スロットル制御以外の制
御の態様は何ら特定されるものではない。
上記スロットル急減制御後の所定期間は、該スロットル
急減制御後所定時間を経過するまでの期間であっても良
いし、あるいはスロットル急減制御後スリップ値が所定
値まで低下するまでの間であっても良く、あるいはその
他の適宜なファクタによって決定される所定期間であっ
ても良い。
(作  用) 上記構成の車両のトラクションコントロール装置におい
ては、上述の様にスロットル急減制御後所定期間は通常
時に比してスロットル弁がゆっくり閉じられるので、上
記スロットル急減制御後のスロットル開度のさらなる低
下を抑制でき、それによりスロットル開度の必要以上の
低下を抑制し、失速や発進時のもたつき等を防止するこ
とかできる。
(実 施 例) 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細
に説明する。
以下に説明する実施例は、制御手段たる制御ユニットU
TRにより、エンジンのスロットル開度を低下させるこ
とによりエンジン発生トルクを低下させるスロットル制
御と駆動輪へ制動力を付与するブレーキ制御とによって
駆動輪のスリ・ツブ制御(トラクション制御)を行なう
ものである。
第1図において、Aは本実施例に係るトラクションコン
トロール装置を備えた自動車である。自動車Aは、左右
の前輪IFLとIFRとが従動輪とされ、左右の後輪I
RLとIRRとか駆動輪とされている。すなわち、車体
前部に搭載されたエンジン2の発生トルクが、自動変速
機3.ブロハζラシャフト4.デファレンシャルギア5
を経た後、左駆動軸6Lを介して左後輪IRLへ伝達さ
れる一方、右駆動軸6Rを介して右後輪IRRへ伝達さ
れる。
自動変速機の構成 上記自動変速機3は、トルクコンバータ11と多段変速
歯車機構12とから構成されている。変速は、変速歯車
機構12の油圧回路に組込まれた複数のソレノイド13
aの励磁と消磁との組合わせを変更することにより行な
われる。また、トルクコンバータ11は、油圧作動式の
ロックアツプクラッチIIAを有しており、該クラッチ
の油圧回路に組込まれたソレノイド13bの励磁と消磁
とを切換えることにより、ロックアツプクラッチIIA
の締結と締結解除が行なわれる。
上記ソレノイド13a 、 13bは、自動変速機用の
制御ユニットDATによって制御される。この制御ユニ
ットDATは、既知のように変速特性とロックアツプ特
性をあらかじめ記憶しており、この特性に基づいて変速
制御とロックアツプ制御とを行なう。この制御のため、
制御ユニットDATは、以下に説明するメインスロット
ル弁43の開度を検出するメインスイロットル開度セン
サ61からのメ2インスロットル開度信号と、サブスロ
ットル弁45の開度を検出するサブスロットル開度セン
サ62からのサブスロットル開度信号と、車速を検出す
る車速センサ63からの車速信号(実施例ではプロペラ
シャフト4の回転数信号)とか入力される。
ブレーキ液圧調整機構の構成 各車輪IFR〜1RRには、ブレーキ21FR〜21R
Rか設けられている。この各ブレーキ21FR〜21R
Rのキャリパ(ブレーキシリンダ)22FR〜22RR
には、配管23FR〜23RRを介して、ブレーキ液圧
か供給される。
各ブレーキ21FR〜21RR対するブレーキ液圧の供
給のための構成は、次のようになっている。
先ず、ブレーキペダル25の踏込力か、ハイドロリック
ブースタを用いた倍力装置26によって倍力されて、タ
ンデム型のマスクシリンダ27に伝達される。このマス
クシリンダ27に伝達された液圧は、マスクシリンダ2
7の第1の吐出口27aに接続されたブレーキ配管23
FLを介して左前輪用ブレーキ21FLに、マスクシリ
ンダ27の第2の吐出[コ27bに接続されたブレーキ
配管23FRを介して右前輪用ブレーキ21FHに、そ
れぞれ伝達される。
倍力装置2Bには、配管28を介してポンプ29がらの
作動液圧が供給され、余剰の作動液はリターン用配管3
0を介してリザーバタンク31へ戻される。
上記配管28から分岐管28aが分岐しており、分岐管
28aには電磁式の開閉弁32が接続されている。
また、倍力装置2Bから配管33が分岐しており、配管
33には電磁式の開閉弁34と、開閉弁34と並列に配
置された一方向弁35が接続されている。
分岐管28aと配管33とは合流部aで合流しており、
該合流部aに対して、左右後輪用のブレーキ配管23R
L、23RRが接続されている。この配管23RL、 
23RRにはそれぞれ電磁開閉弁36A、 37Aが接
続され、該弁3BA、 37Aの下流にそれぞれ接続さ
れたリリーフ通路38L、 38Hに対して、それぞれ
アウトレットバルブとして電磁開閉弁36B。
37Bが接続されている。
上述した答弁32.34.36A、 37A、 3[1
,37Bは、トラクション制御用の制御ユニットUTR
によって制御される。すなわち、ブレーキ制御たるスリ
ップ制御を行なわないときは、図示のように弁32が閉
じ、弁34が開かれ、かつ弁36B、 37Bが閉じ、
弁38A、 37Aが開かれる。これにより、ブレーキ
ペダル25が踏込まれると、前輪用ブレーキ21FR,
21FLに対してはマスクシリンダ27を介してブレー
キ液圧が供給される。また、後輪用ブレーキ21RR,
21RL対しては、倍力装置26の作動液圧か配管33
を介してブレーキ液圧として供給される。
後述するように、駆動輪としての後輪IRR。
1RLの路面に対するスリップ率が大きくなってブレー
キ制御たるスリップ制御を行なうときは、弁34が閉じ
られ、弁32が開かれる。そして、弁36A、 38B
、 37A、 37Bのデユティ−制御によって、ブレ
ーキ液圧の保持と昇圧と降圧とが行なわれる。
より具体的には、弁32が閉じていることを前提として
、答弁36A、36B、37A、37Bが閉じていると
きがブレーキ液圧の保持となり、弁36A、 37Aが
開き、弁36B、 37Bが閉じているときが昇圧とな
り、弁36A、 37Aが閉じ、弁38B、 37Bが
開いているときが降圧となる。分岐管28aを経たブレ
ーキ液圧は、一方向弁35の作用によって、ブレーキペ
ダル25に対する反力として作用しないようにされてい
る。
このようなブレーキ制御によるスリップ制御を行なって
いるときにブレーキペダル25が踏込まれると、この踏
込みに応じた倍力装置2Bの作動液圧がブレーキ液圧と
して一方向弁35を介して後輪用ブレーキ21RR,2
1RL供給される。
エンジン発生トルク調整機構の構成 上記制御ユニットUTRは、上記ブレーキ制御と共に前
述のスロットル制御をも行なう。このため、エンジンの
吸気通路41には、アクセルペダル42に連結されたメ
インスロットル弁43の他に、スロットル開度調整用ア
クチュエータ44に連結されたサブスロットル弁45が
配設され、サブスロットル弁45は上記アクチュエータ
44を介して上記制御ユニットUTRによって制御され
る。即ち、この様にメインスロットル弁43とサブスロ
ットル弁45とが直列に設けられている場合、スロット
ル開度は結局より開度の小さい方のスロットル弁の開度
によって律則され、よってサブスロットル弁43の開度
を制御することによりエンジン発生トルクを適宜低減さ
せることができる。
制御ユニットの構成 トラクション制御用の制御ユニットUTRは、スリップ
制御に際して、上記答弁32.34.3[iA。
38B、 37A、 37Bを制御することによるブレ
ーキ制御と、スロットル開度調整用アクチュエータ44
を制御することによるスロットル制御とを行なう。
制御ユニットUTRには、各車輪速を検出する車輪速セ
ンサ64〜67からの信号が入力される他、メインスロ
ットル開度センサ61からのメインスロツル開度信号、
サブスロットル開度センサ62がらのサブスロットル開
度信号、車速センサ63がらの車速信号、アクセル開度
センサ68がらのアクセル開度信号、ハンドル舵角セン
サ69がらのハンドル舵角信号およびスポーツモードか
ノーマルモードがをマニュアル操作によって選択するモ
ード選択スイッチ70からのモード信号が入力される。
さらに、制御ユニットUTRは上記各センサからの各信
号を受は入れる入力インターフェイスと、CPUとRO
MとRAMとから成るマイクロコンピュータと、出力イ
ンターフェイスと、弁32.34゜38A、37A、3
6B、37B及びアクチュエータ44を駆動する駆動回
路とを備えており、ROMにはトラクション制御に必要
な制御プログラム、各種マツプ等が格納され、またRA
Mには制御を実行するのに必要な各種メモリが設けられ
ている。
スリップ制御の内容 次に、制御ユニットUTRによるスリップ制御の内容を
説明する。
スリップ制御は、前述の様に駆動輪のスリップ値が別途
設定される目標スリップ値を超えそうになったもしくは
超えた場合、その駆動輪のスリップ値が目標スリップ値
となるよう駆動トルクの制御を行なうものである。
本実施例におけるスリップ制御は、前述の様にスロット
ル制御とブレーキ制御とによって行なわれ、それらの両
制御を行なうにあたって、駆動輪のスリップ値が算出さ
れ、また目標スリップ値と制御開始しきい値とが設定さ
れる。
駆動輪のスリップ値としては、駆動輪速から従動輪速を
減じたものが用いられる。より具体的には、スロットル
制御用のスリップ値としては、(左右の駆動輪速の平均
−左右の従動輪速の平均)が用いられ、ブレーキ制御用
のスリップ値としては、ブレーキ制御は左右の駆動輪に
対して別個に行なうことから、左駆動輪用として(左駆
動輪速−左右の従動輪速の平均)が用いられ、右駆動輪
用として(右駆動輪速−左右の従動輪速の平均)が用い
られる。
上記目標スリップ値は、スロットル制御用目標スリップ
値STAとブレーキ制御用目標スリップ値STBとが別
個に設定され、また上記制御開始しきい値は、小しきい
値VSPBと大しきい値VSPA (VSPA>VSP
B)とが設定される。
上記スロットル制御とブレーキ制御の概要は次の通りで
ある。即ち、制御ユニットUTRにおいて、上記各車輪
速センサ64〜67から入力される各車輪速に基づいて
スロットル制御用とブレーキ制御用の駆動輪スリップ値
が算出され、また、制御ユニットUTRに入力される上
記各種センサおよびスイッチ63〜70からの信号に基
づき、予め格納されている後述の表1および表2に示す
マツプに従って上記目標スリップ値STA、STBおよ
び上記制御開始しきい値VSPA、VSPBが設定され
る。そして、上記スロットル制御用およびブレーキ制御
用の駆動輪スリップ値が増大して上記小しきい値VSP
Bを超えたらそれぞれスロットル制御およびブレーキ制
御を開始する。スロットル制御はスロットル制御用の駆
動輪スリップ値が上記目標スリップ値STAになるよう
上記アクチュエータ44を介してサブスロットル弁45
をフィードバック制御し、ブレーキ制御はブレーキ制御
用の駆動輪スリップ値が上記目標スリップ値STBにな
るよう上記答弁36A、 36B、 37A、 37B
を介して駆動輪である左右の後輪IRR,IRLへのブ
レーキ液圧をフィードバック制御する。
なお、上記スロットル制御とブレーキ制御とにおけるフ
ィードバック制御は、駆動輪スリップ値の時間に対する
変化割合と、駆動輪スリップ値の目標スリップ値に対す
る偏差との2つのファクタに基づいて行なわれる。
スロットル制御 次に、本発明の対象である上記スロットル制御について
、制御のフローチャートである第2図およびスリップ状
態とスロットル開度制御の状態を示す第3図を参照しな
がらさらに詳細に説明する。
まず、第3図を参照しながら説明すると、例えば発進時
に運転者かアクセルペダルを踏み込みスロットル開度が
上昇したものとする。すると、過大なエンジン発生トル
クによって駆動輪がスリップ(以下、この最初に生じた
スリップを初回スピンという)し、従動輪速に対して駆
動輪速か急激に上昇し始め、それに伴なって両者の差で
あるスリップ値が上昇し、制御開始しきい値である小し
きい値VSPBに達する。すると、そこでスロットル制
御が開始され、通常のフィードバック制御によりスロッ
トル開度が徐々に低減され始める。
しかしながら、初回スピンの初期においてはこの様にス
ロットル制御を開始してもフィードバック制御では制御
が追いつかず、スリップ値は上昇し続けて上記大しきい
値VSPAに達した場合には、以下に説明する様に別途
設定されるスロットル急減制御値SMまでスロットル開
度を一気に低減させるスロットル急減制御(8M制御)
がフィードフォワード制御によって行なわれる。
そして、上記8M制御後は、再びフィードバック制御に
よるスロットル制御が行なわれるが、その際、上記SM
制制御所所定期間本実施例ではスリップ値が上記大しき
い値VSPAまで低下するまでの期間;以下、この期間
を第3図に示す様に初回大スピン期間という)は、通常
時(上記初回大スピン期間以外の時)に比してサブスロ
ットル弁45の閉じ速度を小さくしてゆっくり閉じるス
ロットル制御(初回大スピン制御)が行なわれ、上記初
回大スピン期間が過ぎれば通常時の閉じ速度でサブスロ
ットル弁45を閉じるスロットル制御(通常制御;ただ
し上記スリップ値がVSPBからVSPAに上昇するま
での間もこの通常制御〕が行なわれ、以後はたとえスリ
ップ値が大しきい値VSPAを超えるようなことがあっ
てもこの通常制御が続行される。なお、本実施例では上
記初回大スピン制御時におけるサブスロットル弁45の
閉じ速度は上記通常制御時の閉じ速度の1/2となるよ
うに設定されている。
上記スロットル制御の内容を、第2図のフローチャート
に従って説明すると、まずPlにおいて各車輪速センサ
44〜47から出力される各車輪速および上記各センサ
およびスイッチ81.62.63.68〜70からの各
種信号が入力される。次に、P2において上記入力され
た信号に基づき路面μが算出される。この路面μ(MU
)は、上記車速センサ63によって検出された車体速と
、上記車輪速センサ64.65によって検出された従動
輪速たる前輪速の平均の時間に対する変化率から算出さ
れる車体加速度とに基づいて、第4図に示す様なマツプ
から推定される。続いて、P3で上記目標値STA。
STB、Lきい値VSPA、VSPBが設定される。こ
の設定について後述する。そして、P4でスロットル制
御用のスリップ値を算出し、P5でそのスリップ値が上
記小しきい値VSPB以上か否かを判断し、VSPAよ
り小であればそのままリターンに進み、VSPB以上で
あればスロットル制御を開始する。
該スロットル制御開始後については場合分jすして説明
する。まず、スリップ値が上昇し、vSPBを超えたが
未だVSPAに達していない場合は、P6でNo5P8
でNoと判断され、Filで上記通常制御が行なわれる
。また、スリップ値が初めてVSPAを超えたときは、
P6でYESと判断され、Plで上記SMを設定した上
で8M制御が行なわれる。また、その8M制御を行なっ
た後上記初回大スピン期間は、P6でNo、P8でYE
SSP9でNOと判断され、Ploで上記初回大スピン
制御が行なわれる。そして、初回大スピン期間経過後は
、P6でNO,P8でYES%P9でYESと判断され
、pHで上記通常制御が行なわれる。
目標スリップ値STA、STB および制御開始しきい値VSPA、VSPB次に、上記
目標スリップ値STA、STBおよび制御開始しきい値
VSPA、VSPBの具体例を、下記表1および表2に
基づいて説明する。
表 表 上記衣1は上記制御開始しきい値VSPA、VSPBと
以下に述べる補正係数にとを決定するマツプであり、こ
のマツプに示す様に、本実施例の制御開始しきい値VS
PA、VSPBは、ハンドル舵角θ9、スポーツモード
かノーマルモードか(MODlはスポーツモード、MO
DEOはノーマルモード)、悪路か否か(AKRIは悪
路、AKROは通常路)、アクセル開度ACPおよび路
面μ(MU)によって上記衣1のマツプの通りに決定さ
れる。
また、上記衣2は基準STA (STAO)と基準ST
B (STBO)を決定するマツプであり、このマツプ
に示す様に、5TAOと5TBOか路面μによって決定
される。また、上記衣1に示すマツプからハンドル舵角
θH等に基づいて補正係数Kが決定され、上記5TAO
,5TBOにこの補正係数Kを乗じることによって目標
スリップ値STA、STBが決定される。
5TA−5TAOxK STB−3TBOxK なお、上記悪路であるか否かは、悪路の場合路面の凹凸
によって車輪速に振動が生じるので、各車輪速の振動に
基づいて適宜判断するようにしている。
スロットル急減制御値SM 次に、上記スロットル急減制御値SMの設定について説
明する。
本実施例では、スロットル急減制御値SMは、上記車速
センサ63から入力される車体速と上記第4図に示すマ
ツプから求められる路面μとにより、第5図に示すマツ
プに基づいて決定される。
即ち、路面とタイヤとの間で伝え得る駆動力(最大摩擦
力)は路面μによって決まる。そして、上記3M制御に
よってスロットル開度を低減させるにあたっては、それ
ぞれのスリップにおいて最大摩擦力につり合う駆動力を
発生する開度まで低減させれば良いと考えられる。
上記第5図に示すSMは、上記知見に基づき、路面μと
車体速との関係で上記最大摩擦力につり合う駆動力(適
正駆動力)か得られるであろうスロットル開度が設定さ
れるようになっている。
上記実施例においては、スロットル急減制御後所定期間
、即ち初回スピンにおいてスリップ値がVSPAより大
である初回大スピン期間はサブスロットル弁45の閉じ
速度を遅くする初回大スピン制御が行なわれるので、上
記スロットル急減制御後において上記初回大スピンによ
りスロットル開度が適正値であるSMよりもさらに閉じ
られ、スロットル弁の閉じ過ぎによる失速や発進のもた
つきか生し、るのを防止することができる。
なお、上記スロットル急減制御後の所定期間は、本実施
例ではスリップ値がスロットル急減制御を行なう大しき
い値VSPA以下になるまでの期間としているが、該期
間は要するに上記スロットル急減制御後においてもスリ
ップが過大でありスロットル開度を上記SMよりもさら
に小さくする制御が行なわれるような期間であれば良く
、その終期は適宜に決定することができるものである。
また、上記SMも、上記実施例の様に路面μと車体速に
よって決定するものに限定されず、他の種々の方法によ
って決定することができる。さらに、上記スロットル急
減制御も、上記実施例の様に小しきい値と大しきい値を
設定し、大しきい値に達した時点で行なうものに限らず
、スリップ制御開始時に最初に行なうものであっても良
く、その外要するにスリップ発生初期に行なうものであ
ればどの様なものでも良い。
(発明の効果) 以上詳述した様に、本発明に係る車両のトラクションコ
ントロール装置は、上記の様にスリップ発生初期にスロ
ットル急減制御を行なった場合該急減制御後所定期間は
スロットル制御におけるエンジンゲインを通常時に比し
て閉じ側を小さくするので、上記急減制御後におけるさ
らなるスロットル開度の減少を抑制でき、失速や発進の
もたつきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を備えた自動車の平面概略図
、 第2図は本発明の一実施例の制御内容を示すフローチャ
ート、 第3図は車輪速の変化とスロットル開度制御の一例を示
す図、 第4図は路面μを決定するマツプを示す図、第5図はス
ロットル急減制御値SMを決定するマツプを示す図であ
る。 IRL、IRR・・・駆動輪 UTR・・・制御手段ε
;゛73図 第 図 第 図 1Aイ事−7Q  (km/h)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  過大駆動トルクにより駆動輪のスリップが過大になる
    のを防止するため、駆動輪のスリップ値が目標スリップ
    値となるようスロットル制御により駆動輪の駆動トルク
    を制御すると共にスリップ発生初期にスロットル開度を
    所定値まで急減させるスロットル急減制御を行なう制御
    手段を備えて成る車両のトラクションコントロール装置
    であって、上記制御手段が、上記スロットル急減制御後
    所定期間は上記スロットル制御におけるエンジンゲイン
    を通常時に比して閉じ側を小さくするものであることを
    特徴とする車両のトラクションコントロール装置。
JP2178460A 1990-07-05 1990-07-05 車両のトラクションコントロール装置 Pending JPH0466336A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100325157B1 (ko) * 1999-02-19 2002-02-25 이계안 트랙션 제어 시스템의 슬립 제어 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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