JPH0466325B2 - - Google Patents

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JPH0466325B2
JPH0466325B2 JP60089557A JP8955785A JPH0466325B2 JP H0466325 B2 JPH0466325 B2 JP H0466325B2 JP 60089557 A JP60089557 A JP 60089557A JP 8955785 A JP8955785 A JP 8955785A JP H0466325 B2 JPH0466325 B2 JP H0466325B2
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JP
Japan
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waterproof
insulator
connector
wire
endoscope
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JP60089557A
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JPS61248017A (ja
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Hisao Yabe
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPS61248017A publication Critical patent/JPS61248017A/ja
Publication of JPH0466325B2 publication Critical patent/JPH0466325B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は外部装置と内視鏡との間で信号の授
受をなす内視鏡用コネクターの改善に関する。
〔発明の技術的背景〕
固体撮像素子(SID,CCD)など電子機器を内
蔵した内視鏡にあつては、実開昭59−17837号公
報でも示すように、先端部に電気接点を設けた電
気コネクターが装備され、これを外部制御装置、
たとえばビデオプロセツサーなどに接続すること
により、固体撮像素子を駆動する他、その固体撮
像素子で捕えた光学像の信号をビデオプロセツサ
ーのビデオプロセス回路へ出力してモニターにそ
の光学像を写し出すことができるようにしてい
る。
こうした内視鏡の電気コネクターは、従来よ
り、外装部部材内にインシユレータを設け、この
インシユレータにピン状の接点、つまりピン接点
を突設した構造が用いられ、これをビデオプロセ
ツサーの外装部材に設けた透孔形状のピン受に挿
入することにより、接続可能としている。
ところで、こうしたピン接点とピン受とでなさ
れる接続は、ピン接点の先端側がピン受に対しあ
る程度自由度がなければ、良好、かつスムーズな
接続を行なうことができないことが指摘されてい
る。そこで、内視鏡用コネクターでは、インシユ
レータとピンとの間に若干のクリアランスを設
け、クリアランスによる若干のがたつきにて良好
なる接続性を得ている。
ところが、内視鏡では全体を防水構造として、
使用後、汚れた内視鏡を薬液に浸漬したり、水に
浸漬したりして病気の感染を未然に回避すること
が行われるものの、先に述べたようなコネクター
ではクリアランスを通じ内視鏡内部に薬液、水な
どの液体が侵入してしまう。
そこで、こうしたことのないよう従来から、液
体の浸漬時、コネクターの先端部に防水キヤツプ
を着脱自在に接続することが行われている。とこ
ろが、浸漬する都度、防水キヤツプを取付けるこ
とから、防水キヤツプを装着するのを忘れて液体
にコネクターを付けてしまうことがある。こうし
たことが生じると、高価な内視鏡の全体が侵入し
た液体によつて破損してしまう大きな問題を起こ
す。
そこで、装着忘れによる内視鏡の損傷を防止す
るよう、接点とインシユレータとを接着するこ
と、接点とインシユレータとの間をOリングなど
のパツキンでシールすることなどが考えられる
が、前者は先に述べた接続性が大きく損われて耐
久性が著しく悪くなり、また後者は装着スペース
を大きく必要とするパツキンによつてコネクター
が大形化してしまうなど内視鏡の機能性に大きな
影響を与える欠点をもち、こうしたことなく防水
キヤツプ装着忘れによる液体の侵入を防止できる
ものが要望されている事情にある。
〔発明の目的〕
この発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、良好な接点の接続
性能を従来通りそのままに、防水キヤツプの付け
忘れによる内視鏡の損傷を防止することができる
内視鏡用コネクターを提供することにある。
〔発明の概要〕
すなわち、この発明は、コネクター内に開口部
を有する防水室と、防水室の開口部側に設けられ
たインシユレータと、インシユレータに設けられ
たピン状の接点と、インシユレータと接点との間
に設けられたクリアランスと、防水室の壁を水密
的に貫通し接点の基端に電気的に接続される電気
伝導手段とを設けることにより、クリアランスか
ら侵入する液体を防水室で阻止して、液体が内視
鏡へ侵入するのを防止することにある。
〔発明の実施例〕
以下、第1図ないし第3図に示す第1の実施例
にもとづいて説明する。第2図は防水構造にした
内視鏡の全体の概略構成を示し、1は操作部、2
は、可撓管、彎曲管、先端構成部(いずれも図示
しない)を直列に連結してなる挿入部、3は先端
にライトガイド・送気送水系のコネクター3aを
備えるユニバーサルコード、4は先端に電気コネ
クター(この発明のコネクターに相当)4aを備
える電気コードである。そして、操作部1の先端
側に挿入部2の基端部が連結され、また操作部1
の側部にユニバーサルコード3の基端部が連結さ
れる他、コネクター3aに電気コード4の基端部
が接続されて、防水性を有する内視鏡本体を構成
している。また挿入部2の先端部には、対物レン
ズ5および照明窓(図示しない)が設けられる。
そして、対物レンズ5の後段にその対物レンズ5
に対向してSID,CCDなどの固体撮像素子6が設
置される他、照明窓の後段に出射側の端部を対向
させてライトガイドフアイバー7が配置され、そ
のうちの固体撮像素子6につながる信号線8が挿
入部2、操作部1、ユニバーサルコード3、コネ
クター3aおよび電気コード4を順次通じて電気
コネクター4aに接続されている。またライトガ
イドフアイバー7の入射側は、挿入部2、操作部
1およびユニバーサルコード3を順次通じてコネ
クター3aに接続されていて、コネクター3a
を、送気送水機器(図示しない)を装備した光源
装置9に接続するとともに、電気コネクター4a
をビデオプロセツサー10に接続することによ
り、固体撮像素子6で捕えた光学像の信号をビデ
オプロセツサー10のビデオプロセス回路11に
出力できるようにしている。なお、ビデオプロセ
ツサー10のビデオプロセス回路11には、モニ
ター12が接続されていて、ビデオプロセス回路
11で画像処理した信号にもとづき光学像をモニ
ターできるようにしている。また、図示はしない
が挿入部2の先端部からコネクター3aに渡り送
気送水チユーブが挿通されている他、挿入部2の
彎曲部から操作部1に設けた彎曲操作ノブ(図示
しない)に渡り操作ワイヤーが挿通されていて、
コネクター3aを光源装置9に接続することで送
気送水機能を形成、ならびに彎曲操作ノブを操作
することで彎曲部を彎曲操作することができるよ
うにしている。なお、13aは操作部1に設け
た、先の送気送水機能を操作するための送気送水
操作ボタン、13bは吸引操作ボタン、14…は
電気系を操作するための電気スイツチである。そ
して、このように構成された内視鏡の電気コネク
ター4aの構造が第1図に示されている。
ここで、電気コネクター4a廻りの構造につい
て説明すれば、15はたとえば略筒状に成形され
た外装部材、16は円板状のインシユレータ、1
7…はそのインシユレータ16にそのインシユレ
ータ16を貫通するよう突設された複数のピン接
点、18は外装部材15の開口側に設けた絶縁性
の口金である。そして、口金18内にインシユレ
ータ16を、ピン接点17…の先端部を外方に向
けて配置する他、外装部材15の後端部を電気コ
ード4の先端部に連結し、さらに固体撮像素子6
につながる信号線8…をピン接点17…の基端部
に接続して、ピン接点17…を通じ固体撮像素子
6とビデオプロセス回路11との間で信号の授受
を行なうことができるようにしている。すなわ
ち、ビデオプロセツサー10には図示はしない
が、ビデオプロセス回路11と電気的につなが
る、導電性の複数のピン受からなる接続部が設け
られていて、挿脱操作により電気コネクター4a
のピン接点17…をピン受に挿入することで電気
的につながるピン接点17およびピン受を通じ、
内視鏡側とビデオプロセツサー10との間で信号
のやりとりを行なうことができるようになつてい
る。もちろん、各ピン接点17…は良好、かつス
ムーズな接続を行なうことができるよう、従来と
同様にインシユレータ16と各ピン接点17…と
の固定部に若干のクリアランス(図示しない)を
形成して、ピン接点17…の各先端側に自由度を
持たせている他、外装部材15の開口側外周面に
ねじ部19を形成して電気コネクター4aの先端
部に防水キヤツプ20を着脱自在に装着すること
ができるようにしている。そして、こうした電気
コネクター4aのインシユレータ16の裏面側に
外装部材15のデツドスペースを使つて防水室2
1が設けられている。ここで、防水室21の構造
について説明すれば、これは口金18の内径と対
応した外径をもつ有底筒状の防水部材22を用い
て防水室21を構成している。詳しくは、防水部
材22は底部側の壁部に信号線挿通孔(図示しな
い)を有して有底筒状に成形されていて、この防
水部材22を、開口を外方に向けた状態で口金1
8内に気密をなして設置する。そして、この防水
部材22内の開口端部に上記インシユレータ16
を気密をなして取付け、各信号線挿通孔に各信号
線8…を挿通して配線する。そして、各信号線8
…と信号線挿通孔との間にたとえば接着剤23を
充填して信号線8…を接着すると同時に隙間を防
水して、インシユレータ16の裏面に、空間が各
ピン接点17…の基端に臨む防水室21を構成し
ている。すなわち、液体はピン接点17…とイン
シユレータ16との固定部間のクリアランスを通
じてインシユレータ16の裏面側に侵入するも、
気密の防水室21にてそれ以上、内視鏡側へは液
体が侵入することがないようにしている。なお、
インシユレータ16の板面には、防水室21の内
外を連通する水抜き孔24が穿設されていて、防
水室21内に入つてしまつた液体を抜け易くして
いる。もちろん、水抜き孔24はピン接点17…
の設置に全く影響のない部位に形成されているこ
とはいうまでもない。また、この防水構造には、
その防水構造を利用して防水キヤツプ装着部の防
水チエツクを行なうことができる防水チエツク構
造が設けられている。ここで、防水チエツク構造
につき説明すれば、これは一方の開口が栓部材2
6によつて閉塞された、空気は通すが液体は通さ
ない性能を持つチユーブ形状の多孔質部材27
(たとえば4フツ化エチレン樹脂等)を防水部材
22に対して連通接続する他、外装部材15に電
気コネクター4aの内外を連通する口金28を設
け、口金28に外部から電気コネクター4a内に
対し流体の流通を許す逆止弁部29を設けて構成
される。しかるに、電気コネクター4aの先端部
に防水キヤツプ20を装着した状態において、口
金28に加圧源、たとえば空気加圧ポンプ30を
接続して、その状態のまま液体にコネクター全体
を浸漬し、その後、電気コネクター4a内へ空気
を圧入することにより、防水キヤツプ20と外装
部材15との螺合部から出る気泡の有無で防水チ
エツクを行なうことができるようにしている。
なお、第1図中31は、防水キヤツプ20の内
周面に設けたOリングを示す。
しかして、こうして構成される防水性を有する
内視鏡は、消毒(薬液浸漬、水浸漬)を行なうに
際し、ピン接点17…の腐蝕を防止するなどの理
由から、電気コネクター4aの先端部に防水キヤ
ツプ20を装着して電気コネクター全体を防水化
してから、内視鏡ならびに電気コネクター4aを
薬液に浸漬するが、こうした際、防水キヤツプ2
0を付け忘れて薬液あるいは水に浸漬することが
懸念され、こうしたことが生じると、ピン接点1
7とインシユレータ16との間に形成されたクリ
アランスを通じ、外装部材15と連通する内視鏡
各部に液体が侵入して内視鏡全体を損傷させてし
まう。
しかし、この発明によると、インシユレータ1
6の裏面側に防水室21を設けている。このこと
は、ピン接点17…とインシユレータ16との間
に形成されたクリアランスを通じ侵入する液体
(薬液、水)は気密な防水室21に入つて、内視
鏡に対する侵入を阻止することになる。かくし
て、ピン接点17…の接続性能を従来通りそのま
まに、防水キヤツプ20の付け忘れによる内視鏡
の損傷を防止することができる。なお、浸漬によ
り防水室21に薬液が入つてしまつた時には、電
気コネクター4aを良く振つて水抜き孔24から
薬液を外部に排出して、さらに一度水に付けて内
部を洗い、その後、また良く振つて防水室21か
ら排水して速やかに修理に出せば、最小の被害
(ピン接点17…等の腐蝕)に食止めることがで
きるようになる。
また、防水キヤツプ20の装着部の防水チエツ
クを行なうときには、第3図に示すように電気コ
ネクター4aの先端部に防水キヤツプ20を装着
する他、口金28に接続チユーブ32を介し空気
加圧ポンプ30を接続し、この状態のまま槽33
内に溜めた液体(水)に、電気コネクター4aを
内視鏡と共に浸漬し、その後、空気加圧ポンプ3
0を使つて内視鏡の内部に電気コネクター4aを
通じ空気を加圧すればよい。すなわち、防水キヤ
ツプ20とねじ部12との間から漏れる空気の有
無にて防水をチエツクすることができるようにな
る。なお、この防水チエツクに際し、第4図に示
すように防水キヤツプ20に接続チユーブ32を
直接、連通接続して、防水キヤツプ20に口金2
8の機能を兼用させて防水をチエツクするように
してもよい。この場合、口金28が不要となるた
めに防水チエツク構造が簡単になる、電気コネク
ター4aが小形となる、安価となるなどの利点を
もたらす。
また、第5図はこの発明の第2の実施例を示
し、これは筒状の防水部材22とPC板(プリン
ト基板)36と用いて防水室21を構成するよう
にしたもので、具体的には先の防水部材に代わつ
て円筒状の防水部材22を設け、この防水部材2
2の電気コード4側の開口にPC板36を配し、
PC板36の電気コード4側の側面の外周付近に
形成されている円形のランド(図示しない)と防
水部材22の内周面との間に渡り半田付けをなし
て防水化したものである。さらに述べれば、PC
板36の外周側は凹凸が多く防水しにくいため
に、そのPC板36の外周部だけでなくパターン
面を使つて防水化している。加えて、半田付けに
より、防水部材22をアース(GND)し、防水
部材22をシールドとして使用することができる
ようにしている。なお、半田に代わり導電性接着
剤を使つてPC板36を接着固定するようにして
もよく、さらにPC板36にあらかじめ第2の防
水部材(図示しない)を接着しておき、防水検査
した後、防水部材22と第2の防水部材と接着し
たり、さらにはOリングを使つて防水するように
してもよい。但し、こうした防水構造は、PC板
36が防水の信頼性の点で薄いことに起因してい
る。なお、第5図において、37…はピン接点1
7…とPC板36とを接続する信号線を示す。
第6図はこの発明の第3の実施例を示し、これ
は電気コネクター4aの防水キヤツプ装着部(ね
じ部19廻り)を分割して、この分割装着部38
を、たとえばねじおよびシリコン系接着剤(接着
力が弱く防水キヤツプ20の着脱によつては取れ
ないが、取ろうと思えば簡単に取れる性質を有す
る)を使用して外装部材15に対し着脱自在とし
たもので、内視鏡の運搬(洗滌、消毒等)によつ
て床や机などにぶつけて防水性が損われるおそれ
が多大な防水キヤツプ装着部のみを簡単に交換で
きるようにして、最小の被害で簡単に修理できる
ようにしたものである。但し、39は分割装着部
38と外装部材15との間をシールするためのO
リングを示す。また第7図はその第3の実施例の
変形例で、固定ねじ40を使つて分割装着部38
を着脱自在に装着したものを示す。
第8図ないし第11図はこの発明の第4の実施
例を示すもので、これは先のPC板36を使つて
防水室21を構成した電気コネクター4aの変形
であつて、各ピン接点17…と各信号線37…と
の接続を電線接続部材を使つて同軸上で行なうよ
うにしたものである。詳しくは、電線接続部材に
は、芯線42aの周囲に絶縁被覆42bを設けた
電線8a(信号線8を構成するもの)と、絶縁被
覆した芯線43aの周囲にシールド43bを被覆
する他、そのシールド43bに絶縁被覆43cを
施してなる同軸シールド線8b(信号線8を構成
するもの)とを接続するものとの2つがあり、電
線8aを接続する電線接続部材44aとしては第
9図でも示すように、たとえばピン状部材45の
両端部に芯線が挿入可能な挿入孔部46をそれぞ
れ形成する他、その挿入孔部46の周壁にすりわ
り47を形成してなる。また同軸シールド線8b
を接続する電線接続部材44bとしては第9図、
第10図でも示すように、一方の端部を大径とし
たピン状部材48の大径側の端部に径の大きな挿
入孔部49を形成する他、残りの小径な端部に先
の挿入孔部46と同様な挿入孔部50を形成し、
各挿入孔部49,50の周壁にすりわり51を形
成してなる。そして、これらは複数あり、電線接
続部材44a…はインシユレータ16を貫通して
PC板36の板面上に配置される他、電線接続部
材44b…は大径部を電気コード4側に向けて同
様にPC板36の板面上に配置され、それぞれが
比較的融点が高い半田52によつて半田付けさ
れ、水密性を確保している。なお、59は各電線
接合部材44a、44bをPC板36に通すため
のスルーホールランドを示す。また同軸シールド
線8bの先端部には、あらかじめ第9図および第
10図にも示すような端子部材53が接合され
る。すなわち、端子部材53は同軸シールド線4
3の先端部と外挿自在な外挿部54aを一方の端
部にもつ他、他方の端部に電線接続部材44bの
大径部と内挿自在な内挿部54bをもち、かつそ
の内挿部54bの周壁にすりわり54cを形成し
たパイプ材から構成される。そして、端子部材5
3は、外挿部54aを同軸シールド線8bの先端
部に外挿してシールド43bを融点の低い半田
(図示しない)で同軸シールド線8bに接合する
他、芯線部をすりわり54cから外部に導出させ
て取付けられ、内挿部54bを先端へ突出させた
状態で同軸シールド線43に設けている。そし
て、端子部材53の先端を電線接合部材44bの
大径部に内挿して融点の低い半田で固定する他、
芯線43aを被覆43cと共に大径部のすりわり
51から外部に導出させ、その芯線43aと接続
関係にある電線接続部材44aの後部側の挿入孔
部46に挿入し、同じく融点の低い半田で固定す
ることで、同軸シールド線8bをPC板36に固
定している。またその他、電気コード4からの電
線8a…は電線接続部材44aの後部側の挿入孔
部46に挿入し、融点の低い半田で固定すること
でPC板36に取着している。そして、各電線接
続部材44a,44bの先端側の挿入孔部46,
50にピン接点17…につながる信号線37…の
芯線37aを挿入して融点が低い半田で固定する
ことで、同一軸線上において各ピン接点17…と
各信号線8…とを接続するようにしている。そし
て、第8図はアース60を使つて防水部材22に
シールド機能をもたせている。なお、防水部材2
2、防水部材22の外側の絶縁性の口金18、シ
エル61、口金18の後部に連設されたシールド
部材62、さらにはインシユレータ16、PC板
36を含めてその全体が外装部材15に対し着脱
自在な1つのユニツトとなつていて、交換を容易
としている。
こうした接続構造は先の第5図ないし第7図に
示す接続に比べ、接続スペースが少なくてすむか
ら、その分、PC板36を小形にすることができ、
この結果、電気コネクター4aを小形軽量化にす
ることができる。そのうえ、各電線接続部材44
a,44bとPC板36とを融点が高い半田で防
水固定して、その他の電線の接続を融点の低い半
田で固定する構造は、各電線を電線接続部材44
a,44bに半田付けに際し、その熱の影響を受
けて電線接続部材44a,44bが取れてしまう
ことはなく、高き電気接続性、防水性を確保でき
る。なお、電線接続部材44a,44bの先端側
と信号線37との接続には、通常の作業で信号線
8…を接続すれば、ピン接点17側に熱がそうそ
うは伝わらないという理由から低温半田(融点が
低い)を用いたが、高温半田(融点が高い)を用
いてもよい。しかも、電線接続部材44a,44
bを使つて電線を固定する構造は、固定作業が一
方向からでよく、しかも挿入して半田付けすると
いつた簡単な作業ですむから、作業性が良い。加
えて、端子部材53を使つて同軸シールド線8b
を接続する構造は、端子部材53が電線接続部材
44bに固定される他、芯線43a側がその固定
部とは別に電線接続部材44aに接続されるか
ら、接続強度を高くすることができ、またシール
ド43bが誤つて近辺の電線接続部材などに接触
してしまうことはない。また、同軸シールド線8
bを接続する電線接続部材44bは、PC板36
に設置したとき電気コード4側の突出高さが他の
電線接続部材44aの突出高さに比べ高く設定さ
れていて、芯線接続作業をやり易くしている。さ
らにまた、各電線接続部材44a,44bは第1
1図に示すように、PC板36の中心に対し、半
田の流れを確認するための各すりわり47が放射
状に向くように取付けられ、半田付け作業を簡単
なものとしている。なお、55aは半田、55b
は半田ゴテを示す。
一方、第12図ないし第21図はこの発明の第
5の実施例を示す。これは、第1の実施例で述べ
た多孔質部材をPC板に設けたものを示し、第1
2図は電気コネクター4aの先端側の構造を、第
13図はその後部側の構造を、第14図は電気コ
ネクター4aが接続されるビデオプロセツサー1
0の接続部の構造をそれぞれ示す。ここで、多孔
質部材の構造について説明する前に各部の構造か
ら説明すれば、ビデオプロセツサー10の接続部
の構造としては次のようになつている。すなわ
ち、60aはビデオプロセツサー10の外装金
属,61aはプラスチツクなどの絶縁部材から成
形された絶縁筒、62は口金、63は、ピン接点
17…を受けるピン受64…ならびに同軸ピン接
点用のピン受65を配したインシユレータであ
る。そして、外装金属60に形成された装着口の
開口縁に絶縁筒61aの開口側がねじ止め固定さ
れ、絶縁筒61を外装金属60a内に設置してい
る。また、口金62の開口側にはインシユレータ
63が設置される。そして、この口金62の後部
側が絶縁筒61の内底部にねじ止め固定され、口
金62を絶縁筒61a内に同心的に納めている。
つまり、各部品共、絶縁部材を介して取付けられ
る。なお、66は各ピン受64,65に接続され
た信号線で、いずれの信号線66共、ビデオプロ
セス回路11に接続されている。そして、こうし
た信号線66のうち、シールドにつながるピン受
65の信号線66aは口金62にも接続されてい
て、口金62にシールドの働きをなすようにして
いる。また口金62の後部の周壁はその開口を塞
ぐ方向に傾斜していて、この傾斜部67、さらに
は口金62の全体で外部からノズルが侵入しない
ようにシールドしている。なお、67aは口金6
2の開口側外周部に形成された位置決め用の突起
部である。他方、電気コネクター4a廻りについ
て説明すれば、15は先の実施例でも述べたコネ
クターの外装部材で、この後部側の端部は電気コ
ード4の外装部材68に連結される。また、69
は外装部材15内に配置された支持筒で、この支
持筒69の先端部に筒状の防水部材22が連設さ
れる他、後端部に固定板70が設けられる。そし
て、防水部材22の先端側にインシユレータ16
が設置される他、防水部材22の後端側にPC板
36が固定用ビス36aを使つて設置され、イン
シユレータ16の裏面側に防水室21を構成して
いる。なお、PC板36には多孔質部材27が設
けられるが、その点については後述する。そし
て、インシユレータ16に先に述べたピン接点1
7が従来同様に設けられるとともに、合せて同軸
接点用のピン接点17aが設けられる。そして、
さらにピン接点17…,17a間中に、絶縁部材
で形成された絶縁ポスト71がねじ止めにより突
設され、電気コネクター4aのビデオプロセツサ
ー10の接続部に対する挿入により、絶縁ポスト
71をガイドに各ピン受64,65に接続できる
ようにしている。もちろん、接続部側のインシユ
レータ63には絶縁ポスト71と対応してガイド
孔72が設けられている。なお、絶縁ポスト71
はガイド機能だけでなく、絶縁ポスト71の設置
にて、静電気を帯びた人間がピン接点17…,1
7aに触れないようにして、静電気による固体撮
像素子6等の電子部品の破損を防止している。も
ちろん、絶縁ポスト71は一本に限らず第18図
に示すように複数設けることにしてもよく、その
取付けもねじ止めでなく第16図に示すように分
割したインシユレータ16を使つて固定したり、
第17図に示すようにインシユレータ16と一体
に成形するようにしてもよい。また、インシユレ
ータ16のうちピン接点17aの直下の部分は第
19図に示すように切欠部73が設けられてい
て、防水室21に対する水抜き孔24としてい
る。また、防水部材22はその外周面に被覆した
プラスチツクなどの絶縁部材からなる筒体74を
介して外装部材15に固定され、さらに支持筒6
9の外周面には熱収縮性チユーブ75が被覆され
ている。そして、筒体74の先端側の内周には先
の接続部の口金62と嵌挿自在で、かつ突起部6
7aと挿脱自在な溝76aをもつ円形の位置決め
部材76が設けられ、位置決め部材76および口
金62をガイドとして電気コネクター4aをビデ
オプロセツサー10に接続できるようにしてい
る。つまり、第15図に示すような嵌合をなして
電気コネクター4aを接続できるようにしてい
る。そして、こうした全ての導電体は、絶縁部材
を介して取付ける構造で、感電といつた危険をな
くすようにしている他、帯電した人間が導電体に
触れることで生じる電子部品の破壊を防止してい
る。なお、77aはインシユレータ16の不要な
回転を止めるための回転止めである。他方、8は
先に述べた電線8a,同軸シールド線8bを多条
に巻回(より合わせ)した信号線である。そし
て、電気コード4の先端側から導出した信号線の
先端側が、固定板70に設けた貫通孔70aを通
じ支持筒69内へ導出してPC板36に接続され
る。なお、電線8aならびに同軸シールド線8b
の接続に関しては、第4の実施例と同じなので、
同一符号を附してその説明を省略する。また導出
した信号線は固定板70に設けたブツシユ78、
および第21図に示すような、たとえばプラスチ
ツクからなるバインダー79を使つて固定されて
いる。具体的には、第20図に示すようなゴム部
材から、一方の端部に支持座80を形成、その支
持座80から他方の端部に向うにしたがつて外形
が階段状に小さくした筒状体の外周部に、軸方向
沿いに切欠部79aを設けた筒状のブツシユ79
を用いて、これを固定板70の外周に固定具81
を使つて固定し、このブツシユ79aの内部に切
欠部79aを通じて信号線8を挿入し、ブツシユ
79aの平滑な先端外周面上に、バインダー79
を2つ巻き付けて締め付けることにより信号線全
体を固定している。なお、締付け固定後、余つた
バインダー79の端部は取除く。こうした電線の
より合せ、ブツシユ78、バインダー79による
固定は、ゴム製のブツシユ78にて絶縁被覆を保
護しつつ、バインダー79,79で強固に締付け
ることができる他、ブツシユ78の摩擦抵抗が大
きいために確実に固定することができ、電線8
a、同軸シールド線8bの軸方向の運動がPC板
36との接続部に伝わるのを防止して、接合信頼
性を高める。しかも、信号線群をブツシユ78の
横から挿入して固定すればよく、作業性が良い。
一方、防水部材22にはPC板36につながるア
ース36aが接続されていて、防水部材22と導
通関係にある支持筒69、固定板70などの部品
にシールド性能をもたせていて、電気コネクター
4a内の電子部品の周囲に形成されるシールドに
よつてノイズに対する影響を解消している。
つぎに、多孔質部材27廻りについて説明すれ
ば、85は頭部に凹部形状の座面を形成してなる
管部材である。そして、管部材85の座面に、シ
ート押え86を使つてシート状に形成された多孔
質部材27が固定される。そして、管部材85は
多孔質部材27が防水室21から外部に出るよ
う、先端側をPC板36に貫通させ、これを半田
を使つてPC板36に固定してなる。これにより、
先に述べたのと同様防水チエツクを行なうことが
できるようにしている。なお、PC板36はその
周囲を先に述べたように半田で防水部材22に接
合している他、さらにそのPC板36の裏面全体
に接着剤86を塗布して、防水の点で信頼が低い
防水性を向上させている。
また、第22図および第23図はこの発明の第
6の実施例を示す。これは先に述べた第5の実施
例における信号線群の固定構造の変形例を示し、
具体的には固定板に代わり、ブロツクの中央に電
線1本1本を挿通する挿通孔87を周方向沿いに
複数穿設するとともに、それら挿通孔87…の先
端側の一部を外部に露出してなる電線固定部材8
8を設け、この電線固定部材88を、後部に形成
された支持座88aを使つて支持筒69に固定
し、各挿通孔87…に電線1本1本を挿通させた
後、外周がテーパ状に形成されたゴム製のブツシ
ユ89を露出した信号線8a,8bの周囲に挿入
し、さらにこのブツシユ89の周囲に、内面がブ
ツシユ89のテーパとは反対のテーパをもつ締付
けリング90を挿入すると同時に、電線固定部材
88に螺挿して、ブツシユ89のテーパと締付け
リング90のテーパと形成されるクサビ効果によ
り各信号線8a,8bを固定するようにしたもの
である。こうした固定構造は、電線1本1本にそ
れぞれ固定力が加わつて1本1本が固定されるか
ら確実な固定が行なえる利点をもつ。なお、締付
けリング90の代わりに、露出する信号線8a,
8bの周囲に糸を巻き付けて直接固定するように
してもよい。
なお、上述したいずれの実施例共、送気送水の
コネクターとは別に設けた電気コネクターにこの
発明を適用したが、第24図に示すような送気送
水と電気的な接続が一緒になつたコネクター91
などにこの発明を適用するようにしてもよい。も
ちろん固体撮像素子でない内視鏡についても適用
できることはいうまでもない。
そして、上述したいずれの実施例共、万一、防
水キヤツプをつけないで、内視鏡を水につけてし
まつたときには、一旦、コネクタ内を水洗いした
上で、乾燥させることにより、入つてきた水が水
蒸気となり、インシユレータと接点との間に設け
られたクリアランスから出ていくので、機能を回
復させることが可能である。また、薬液等で、万
一電気接点の腐食があつた場合は、コネクターの
みを交換するように修理することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、良好な
接点の接続性能を従来通りそのままに、防水キヤ
ツプの付け忘れによる内視鏡の損傷を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の第1の実施例
を示し、第1図は防水室を、コネクターの構造と
共に示す断面図、第2図は内視鏡の全体を示す概
略構成図、第3図は防水構造を使つて防水キヤツ
プの装着部の防水を検査した状態を示す側面図、
第4図はその異なる防水キヤツプの装着部の防水
を検査する構造を検査状態と共に示す側面図、第
5図はこの発明の第2の実施例の要部を示す断面
図、第6図はこの発明の第3の実施例の要部を示
す断面図、第7図はその変形例を示す断面図、第
8図ないし第11図はこの発明の第4の実施例を
示し、第8図は防水室を、コネクターの構造と共
に示す断面図、第9図はそのPC板に接続される
信号線の接続構造を示す断面図、第10図はその
同軸シールド線を接続する接続構造を示す分解斜
視図、第11図は接続部材の配置状態を示す正面
図、第12図ないし第21図はこの発明の第5の
実施例を示し、第12図はコネクターの先端部側
の構造を示す断面図、第13図はそれに続くコネ
クターの後部側の構造を示す断面図、第14図は
コネクターが接続される外部機器の接続部の構造
を示す断面図、第15図はその接続した状態を示
す断面図、第16図および第17図はそれぞれ異
なる絶縁ポストを示す断面図、第18図は異なる
絶縁ポストの配置状態を示す正面図、第19図は
インシユレータに設けた水抜き孔を示す正面図、
第20図は信号線を固定するブツシユを示す斜視
図、第21図は同じくバインダーを示す正面図、
第22図および第23図はこの発明の第6の実施
例を示し、第22図は信号線を固定する構造を示
す断面図、第23図はその第22図A〜A線に沿
う断面図、第24図は異なる内視鏡を示す示す概
略構成図である。 4a……電気コネクター(コネクター)、16
……インシユレータ、17,17a……ピン接点
(接点)、21……防水室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 防水型内視鏡のコネクター内に開口部を有す
    る防水室と、この防水室の開口部側に設けられた
    インシユレータと、このインシユレータに設けら
    れたピン状の接点と、上記インシユレータと上記
    接点との間に設けられたクリアランスと、上記防
    水室の壁を水密的に貫通し上記接点の基端に電気
    的に接続される電気伝導手段とを有することを特
    徴とする内視鏡用コネクター。
JP60089557A 1985-04-25 1985-04-25 内視鏡用コネクタ− Granted JPS61248017A (ja)

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