JPH0466219B2 - - Google Patents

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JPH0466219B2
JPH0466219B2 JP25822784A JP25822784A JPH0466219B2 JP H0466219 B2 JPH0466219 B2 JP H0466219B2 JP 25822784 A JP25822784 A JP 25822784A JP 25822784 A JP25822784 A JP 25822784A JP H0466219 B2 JPH0466219 B2 JP H0466219B2
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JP
Japan
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benzyl
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gingerol
aldol
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JP25822784A
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Mikiaki Tanaka
Fumyoshi Urano
Tsutomu Tani
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Fujifilm Wako Pure Chemical Corp
Original Assignee
Wako Pure Chemical Industries Ltd
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、〔6〕−ジンゲロール及び〔6〕−シ
ヨウガオールの中間原料として有用な一般式 (式中、R1は、置換基を有していてもよいベ
ンジル基を表わす。)で示される、新規フエノー
ルケトン誘導体に関する。 〔6〕−ジンゲロール及び〔6〕−シヨウガオー
ルは、夫々下記構造式を有し、いずれもシヨウガ
科の植物であるシヨウガの根茎から抽出すること
ができる薬用成分(鎮痛剤、鎮咳剤等)としてよ
く知られた化合物である。 これら〔6〕−ジンゲロール及び〔6〕−シヨウ
ガオールの合成法として代表的なものに、バニリ
ン(Vanilin)から出発しジンゲロン
(Zingeron)を経由して〔6〕−ジンゲロールを
得、これの脱水反応により〔6〕−シヨウガオー
ルを得る合成ルートがある。 これは、バニリンとアセトンのアルドール縮合
反応で4−ヒドロキシ−3−メトキシベンジリデ
ンアセトンを得、 これを還元とするとその還元成積体としてジン
ゲロンが得られるから、 このジンゲロンを経由して〔6〕−ジンゲロール
及び〔6〕−シヨウガオールを合成しようとする
ものであり、ジンゲロンから〔6〕−ジンゲロー
ルを合成する方法の違いにより、次の2つの方法
に分けられる。 第一の方法は、リチウムジイソプロピルアミド
(LDA)と、塩化トリメチルシランを用い、テト
ラヒドロフラン(THF)中−10℃で反応させる
ことにより、ジンゲロンのフエノール性水酸基を
トリメチルシリル基で保護し、同時に置換基の少
ないエノールシリルエーテルを位置選択的に生成
させ、このエノールシリルエーテルを四塩化チタ
ンの存在下その位置特異性を保つたまま−78℃で
n−ヘキサナールに付加させ、相当するアルドー
ルを生成させることにより〔6〕−ジンゲロール
を合成しようとするものである。 しかしながらこの方法では、トリメチルシリル
基で保護された中間体エノールシリルエーテルの
熱安定性が悪く、これはその位置異性体である多
置換のエノールシリルエーテルに容易に異性化し
てしまうので、一回の反応で大量生産する等の工
業的製法として採用するのは極めて困難である。 第二の方法は、先ずジンゲロンのフエノール性
水酸基をトリメチルシリル基で保護してそのO−
トリメチルシリルエーテルを得、 次に、LDAを用いてTHF中−78℃で反応させて
この中間体O−トリメチルシリルエーテルから置
換基の少ないエノラートアニオンを位置選択的に
生成させ、このエノラートアニオンをその位置特
異性を保つたまま−78℃でn−ヘキサナールに付
加させて相当するアルドールを生成させることに
よりO−トリメチルシリル−〔6〕−ジンゲロール
を得、その保護基であるトリメチルシリル基を酸
で外して〔6〕−ジンゲロールを得ようとするも
のである。 しかしながら、この方法に於ても、中間体O−
トリメチルシリルジンゲロンの安定性が悪く、こ
の一因としては中間体O−トリメチルシリルジン
ゲロンの保護基でトリメチルシリル基が反応条件
で外れやすいことなど考えられるが、いずれにし
ても、この方法は第一の従来法同様量産等に不適
当であり、企業化することは困難である。 本発明者らは、上記の如き従来法の欠点に鑑み
鋭意研究の結果、一般式 (式中、R1は、置換基を有していてもよいベ
ンジル基を表わす。)で示されるフエノールケト
ン誘導体が、〔6〕−ジンゲロール及び〔6〕−シ
ヨウガオールの製造に極めて有利な新しい中間体
であることを見出し、本発明を完成するに至つ
た。 即ち、本発明は、一般式 (式中、R1は、置換基を有していてもよいベ
ンジル基を表わす。)で示されるフエノールケト
ン誘導体の発明である。 本発明化合物を中間体として経由する〔6〕−
ジンゲロール又は〔6〕−シヨウガオールの合成
ルートは次のとおりである。 即ち、例えば前記の如く、バニリンとアセトン
のアルドール縮合反応で4−ヒドロキシ−3−メ
トキシベンジリデンアセトンを得ることができる
から、このアルドール縮合体のフエノール性水酸
基を、置換基を有してもよいベンジル基で保護す
るか、又はバニリンのフエノール性水酸基を置換
基を有していてもよいベンジル基で保護した後、
アセトンとアルドール縮合反応させることにより
そのフエノール性水酸基が置換基を有していても
よいベンジル基を保護されたアルドール縮合体を
得ることができる。 (但し、R1は置換基を有していてもよいベン
ジル基を表わす。) 次いで、上記保護基で保護されたアルドール縮
合体に適当な塩基を作用させてエノラートアニオ
を生成させ、これをn−ヘキサナール(CH3
(CH24CHO)に付加させて相当するアルドール
を生成させる。 この場合、上記保護基で保護されたアルドール
縮合体は、側鎖ケトンのα−、β−位に二重結合
を有するため、適当な塩基を作用させて生成する
エノラートアニオンは、選択の余地なく、置換基
の少ない目的のエノラートアニオンを生成する。
即ち、このアルドール縮合体はビニローグの形で
あるためめ、n−ヘキサナールとの付加反応の部
位が1箇所となり、付加反応に選択性出現の余地
がないので、これに適当な塩基を作用させると置
換基の少ない目的のエノラートアニオンが極めて
位置選択的に生成し、その位置特異性を保つたま
まn−ヘキサナールに付加して相当するアルドー
ルを生成させるから、この反応により、本発明化
合物 (式中、R1は、置換基を有していてもよいベ
ンジル基を表わす。)を容易に得ることができる。 本発明化合物、即ち、上記新規中間体は、側鎖
のケトンを還元することなく、同側鎖の二重結合
の還元と保護基の還元的脱離反応とを同時に行な
うことができるため、その最終目的物である
〔6〕−ジンゲロール又は〔6〕−シヨウガオール
の製造法に於て極めて有利な中間体である。 即ち、前記バニリンから出発しジンゲロンを経
由して〔6〕−ジンゲロール及び〔6〕−シヨウガ
オールを合成する従来のルートは、いずれも、ア
ルドール縮合後その側鎖の二重結合を還元して得
られるジンゲロンを経由するルートであるため、
還元工程が1工程多いが、本発明化合物を中間体
として経由することにより、バニリンから出発す
る前記〔6〕−ジンゲロール又は〔6〕−シヨウガ
オールの合成ルートは、少なくとも1工程は短縮
される。 更に、本発明の製造法は、そのフエノール性水
酸基が置換基を有していてもよいベンジル基で保
護されたアルドール縮合体(デヒドロジンゲロ
ン)を中間体として経由する方法であるため、前
記従来法の如き不安定な中間体、即ち、トリメチ
ルシリル基で保護されたエノールシリルエーテル
やO−トリメチルジンゲロン等を経由する場合と
異なり極めて安定性よく目的の反応が進行する。
従つて、本発明化合物を中間体として経由する本
発明の製造法を量産等工業的製造法として採用す
るのは極めて容易であり、これにより〔6〕−ジ
ンゲロール又は〔6〕−シヨウガオールの工業的
規模での生産が容易となつた。 斯くして、最終目的物の一つである〔6〕−ジ
ンゲロールは本発明化合物の還元反応により一挙
に得られ、更にこれの脱水反応により容易にもう
一つの最終目的物〔6〕−シヨウガオールを得る
ことができる。 次に本発明のフエノールケトン誘導体を中間体
とする〔6〕−ジンゲロール及び〔6〕−シヨウガ
オールの製造方法の全工程について順を追つて述
べる。 先ず、バニリンとアセトンのアルドール縮合反
応で4−ヒドロキシ−3−メトキシベンジリデン
アセトンを合成する。 アセトンは自己縮合の速度がずつと遅く、バニ
リンはα−水素をもたないから、バニリンの不均
化反応が起らない適度の塩基性で過剰のアセトン
とバニリンとを反応させると、アルドール縮合反
応は室温でも容易に進行し、縮合体として4−ヒ
ドロキシ−3−メトキシベンジリデンアセトンを
収率よく与える。 次に、このアルドール縮合体のフエノール性水
酸基を、置換基を有していてもよいベンジル基で
保護する。 アルドール縮合体のフエノール性水酸基の保護
基として用いられる、置換基を有してもよいベン
ジル基の置換基としては、例えば、ニトロ基、炭
素数1〜4のアルキル基(メチル基、エチル基
等)、炭素数1〜4のアルコキシ基(メトキシ基、
エトキシ基等)、ハロゲン(塩素、臭素、沃素等)
などが挙げられるが、これらに限定されるもので
はなく、又、置換基の位置としてはo−、m−、
p−のいずれにても良いが、通常は、p−置換体
が好ましく用いられる。 これらの保護基でアルドール縮合体のフエノー
ル性水酸基を保護する場合には、例えば、塩素、
臭素、沃素等のハロゲンやメタンスルホン酸、ベ
ンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸等の
スルホン酸エステル残基を脱離基として有する置
換、又は無置換のベンジル化合物をアルドール縮
合体のフエノラートイオンと反応させれば容易に
その脱離基を脱離し、フエノール性水酸基をこれ
らの保護基で保護したアルドール縮合体を収率よ
く得ることができる。 これらベンジル化合物とアルドール縮合体との
反応は通常アルドール縮合体に対し1〜2倍モル
のベンジル化合物を用い、反応溶媒(通常メタノ
ール)の還流温度乃至若干それより低い温度で、
通常1〜7時間、好ましくは3〜5時間反応させ
ることにより達せられる。なお、アルドール縮合
体からフエノラートイオンを生成させるには、ナ
トリウム、カリウム等のアルカリ金属アルコキシ
ド、例えばナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド、カリウム第三級ブトキシド、カリウム
第三級ペントキシド等をフエノラートイオン生成
塩基として用いればよい。 ここで得られる置換基を有していてもよいベン
ジル基でそのフエノール性水酸基を保護したアル
ドール縮合体又は、下記の方法によつても同様に
得ることができる。即ち、先ずバニリンのフエノ
ール性水酸基を置換基を有していてもよいベンジ
ル基で保護し、次いでこの保護体とアセトンのア
ルドール縮合反応を行なうことにより、同保護基
でそのフエノール性水酸基が保護されたアルドー
ル縮合体を容易に得ることができる。なお、バニ
リンのフエノール性水酸基を置換基を有していて
もよいベンジル基で保護する前にアセトンとのア
ルドール縮合反応をを行なう場合と、同保護基で
保護した後にアセトンとのアルドール縮合反応を
行なう場合とで、これらアルドール縮合反応の反
応条件を特に異なる条件に設定する必要は無く、
又、同様に、バニリンとアセトンとのアルドール
縮合反応の前にそのフエノール性水酸基を、置換
基を有していてもよいベンジル基で保護する場合
と、同アルドール縮合反応の後で、同フエノール
性水酸基を、同保護基で保護する場合とで、こら
れ保護基導入反応の反応条件を特に異なる条件に
設定する必要はない。 そのフエノール性水酸基が、置換基を有してい
てもよいベンジル基で保護された4−ヒドロキシ
−3−メトキシベンジリデンアセトンに適当な塩
基を作用させると、置換基の少ない目的のエノラ
ートアニオンが極めて位置選択的に生成し、これ
はその位置特異性を保つたままn−ヘキサナール
に付加して相当するアルドールを、極めて安定性
よく、高収率で生成するから、この反応により本
発明化合物を工業的規模で容易に製造することが
できる。 フエノール性水酸基が置換基を有していてもよ
いベンジル基で保護された4−ヒドロキシ−3−
メトキシベンジリデンアセトンに作用させる適当
な塩基としては、例えば一般式、R2 2NLi(式中、
R2は珪素Siを含んでいてもよく且つ枝分かれし
ていてもよいアルキル基、又はシクロアルキル基
を表わす。)で示される置換リチウムアミド、若
しくはアルキル基で置換されていても良いピペリ
ジノ基からなる環状リチウムアミド等が挙げられ
る。 これら置換リチウムアミド類のうち、代表的な
ものを数例構造式で示すと、次のとおりである。
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】 又、カリウムトリフエニルメチリド
((C6H53C-K+)など、対イオンがカリウムイオ
ンであるアルカリ金属イオン強塩基を用いた場合
も置換リチウムアミド類を作用させたときと同
様、本反応を効果的に進行させる。 即ち、本反応を効果的に進行させる塩基として
は、対イオンがリチウムイオン、カリウムイオン
であるような、カリウム金属対イオン強塩基 Y-M+ (但し、Mはアルカリ金属を、Y-はアルカリ
金属対イオンM+の対アニオンを表わす。)が適当
であり、対アニオンY-としては、窒素アニオン
>N(一) 炭素アニオン
【式】などが汎用され る。 そのほか、一般式 (式中、R3,R4は同一又は異なつていてもよ
く且つ枝分かれしていてもよいアルキル基、又は
アリール基を表わす。)で示される、金属イオン
がマグネシウムイオンであるもの、例えば、構造
【式】 【式】
等の塩基も適宜使用することが可能である。 かかる塩基を4−ヒドロキシ−3−メトキシベ
ンジリデンアセトンに作用させることにより生成
するエノラートアニオンは、所謂アンビダントア
ニオンで、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエ
ーテル、THF(テトラヒドロフラン)、グライム
類(1,2−ジメトキシエタン等)等のような、
不活性反応溶媒中、n−ヘキサナールと炭素上で
反応し、n−ヘキサナールのアルデヒドケトン基
に付加して相当するアルドールを生成する。 このアンビダントアニオンの生成及びその付加
反応は、通常同一溶媒中同一温度で引続いて行わ
れ、緩和な低温、即ち、比較的温度が高い低温、
例えば、−10〜−30℃、でも安定性よく高収率で
進行する。なお、同反応は通常−78〜−10℃、好
ましくは、−20〜−30℃で効果的に進行し、本発
明化合物である、そのフエノール性水酸基を置換
基を有していてもよいベンジル基で保護した
〔6〕−デヒドロジンゲロールを与える。 次いで、本発明化合物の還元反応により、最終
目的物の一つである〔6〕−ジンゲロールを一挙
に合成することができる。 即ち、本発明化合物のフエノール性水酸基を保
護しているベンジル基、若しくは置換ベンジル基
は、接触還元等の還元により、側鎖のケトンが還
元されることなく、同側鎖の二重結合の還元と共
に還元的に脱離して容易に外すことができるの
で、同還元反応により、〔6〕−ジンゲロールを容
易に得ることができる。 同上の保護基及び二重結合の水素化反応は、水
素化触媒、とくに白金、パラジウム、ニツケル等
の金属表面で容易に行われる。 白金は通常アダムス触媒として用いられ、この
酸化物は容易に水素ガスと反応して微細粉末状の
白金金属触媒となる。パラジウムは通常適当な不
活性表面、例えば木炭末、硫酸バリウム等、に微
細末として付着させたものを用いる。ニツケルは
通常ニツケル、アルミニウム合金を水酸化ナトリ
ウム水溶液と反応させて作つた微細粉末状ラネー
ニツケルを用いる。そのほか、ロジウム、イリジ
ウム、ルテニウム、銅、酸化クロム等を水素化触
媒として用いることも勿論可能である。 この水素化反応は、通常室温程度の温度、例え
ば15〜40℃位の温度で、常圧乃至4Kg/cm2程度の
加圧下、メタノール、エタノール、アセトンな
ど、通常接触還元に用いられる溶媒を用いて容易
に進行し、収率よく、〔6〕−ジンゲロールを与え
る。 もう一つの最終目的物〔6〕−シヨウガオール
は、〔6〕−ジンゲロールの脱水反応により容易に
得ることができる。 即ち〔6〕−ジンゲロールのアルキル側鎖にあ
る水酸基は二級の水酸基であるので、メタンスル
ホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスル
ホン酸のような酸触媒の存在下、容易に脱水され
て、ケトン基と共役した二重結合を生成するか
ら、例えばこのような酸を脱水剤とし用いる脱水
反応により、収率よく、〔6〕−シヨウガオールを
得ることができる。 本発明は、薬用成分として極めて有用な〔6〕
−ジンゲロール及び〔6〕−シヨウガオールの製
造に極めて有利な新しい中間体を提供するもので
あり、該中間体を経由することにより〔6〕−ジ
ンゲロール及び〔6〕−シヨウガオールの量産等
工業的規模の製造を可能にした点に顕著な効果を
奏するものであり、斯業に貢献するところ、極め
て大なるものである。 以下に実施例を示すが、本発明はこれら実施例
によつて何らの制約を受けるものではない。 実施例 1 (1)4−ヒドロキシ−3−メトキシベンジリデンア
セトンの合成 バニリン76g(0.5モル)をアセトン150ml及び
水250mlと混合し、これに25%水酸化ナトリウム
水溶液93gを25〜30℃で滴下後、室温で3日間反
応させた。反応液を酸性とし、析出晶を取、乾
燥して得られた結晶86gをメタノールから再結晶
して、4−ヒドロキシ−3−メトキシベンジリデ
ンアセトン75.0gを黄色結晶性粉末として得た。
mp127〜129℃。 NMR(CDCl3)δppm:2.37(3H,s,−COC
)、3.90(3H,s,OC 3)、6.33(1H,s,
OH)、6.53(1H,d,J=16Hz,=C−CO−)、
6.8〜7.2(3H,m,aromatic−H)、7.45(1H,
d,J=16Hz,=C−Ar) IRνKBr nax(cm-1):3310(OH),1635(C=O) 元素分析値 C11H12O3として 計算値(%):C 68.74 H 6.29 実測値(%):C 68.57 H 6.31 (2)4−(4−ベンジルオキシ−3−メトキシフエ
ニル)−3−ブテン−2−オンの合成 4−ヒドロキシ−3−メトキシベンジリデンア
セトン400g(0.2モル)をメタノールに溶解し、
これに28%ナトリウムメトキシド44gを滴下、次
いで塩化ベンジル40gを注入後、4時間撹拌還流
させた。反応液を過し、液を減圧濃縮して得
た残渣(油状物)をベンゼンに溶解、ベンゼン層
を10%水酸化ナトリウム水溶液60mlで2回、水
100mlで2回洗浄後、溶媒を留去した。残渣をエ
タノールから再結晶し、4−(4−ベンジルオキ
シ−3−メトキシフエニル)−3−ブテン−2−
オン55.0gを微黄色針状晶として得た。mp94.5〜
96.5℃(収率93.0%)。 NMR(CCl4)δppm:2.27(3H,s,COC 3)、
3.85(3H,s,OC 3)、5.07(2H,s,OC 2
−)、6.47(1H,d,J=16Hz,−COC=)、6.6
〜7.5(8H,m,aromatic−H,Ar−C=) IRνKBr nax(cm-1):1660,1640,1620,1600,
1510,1250 元素分析値 C18H18O3として 計算値(%):C 76.57,H 6.34 実測値(%):C 76.84,H 6.40 (1)′4−ベンジルオキシ−3−メトキシベンズア
ルデヒドの合成 バニリン76g(0.5モル)をメタノールに溶解
し、これに28%ナトリウムメトキシド106gを滴
下、次いで塩化ベンジル95gを注入後、6時間撹
拌還流させた。反応液を過し、液を濃縮し、
残渣をベンゼンに溶解、ベンゼン層を10%水酸化
ナトリウム水溶液100mlで2回、水150mlで2回洗
浄後、溶媒を留去した。残渣をエタノールから再
結晶し、4−ベンジルオキシ−3−メトキシベン
ズアルデヒド100gを淡黄色針状晶として得た。
mp62〜63.5℃(収率88.4%)。 NMR(CCl4)δppm:3.83(3H,s,OC 3
5.07(2H,s,OC 2−)、6.8〜7.5(8H,m,
aromatic−H)、9.67(1H,s,CO) IRνKBrmax(cm-1):1670,1600,1580,
1260,1230,1130 元素分析値 C15H14O3として 計算値(%):C 74.36 H 5.82 実測値(%):C 74.33 H 5.83 (2)′4−(4−ベンジルオキシ−3−メトキシフエ
ニル)−3−ブテン−2−オンの合成 4−ベンジルオキシ−3−メトキシベンズアル
デヒド40g(0.18モル)をアセトン50ml及び水20
mlと混合し、これに10%水酸化ナトリウム水溶液
40mlを25〜30℃で注入後、35〜40℃で6時間撹拌
反応させた。反応液を酸性とし、析出晶を取、
乾燥して得られた結晶48.5gをエタノールから再
結晶し、4−(4−ベンジルオキシ−3−メトキ
シフエニル)−3−ブテン−2−オン45.0gを微
黄色針状晶として得た。mp94.5〜96.5℃(収率
88.6%)。 本品のIR(KBr)及びNMR(CDCl3)は、(2)で
得られたmp94.5〜96.5℃の微黄針状晶のそれと完
全に一致した。 (3)O−ベンジル−〔6〕−デヒドロジンゲロールの
合成 窒素気流下、テトラヒドロフラン100mlにn−
ブチルリチウム−n−ヘキサン溶液46mlを加え、
これに−15〜−10℃でジイソプロピルアミン8g
を滴下した。次いでこれに4−(4−ベンジルオ
キシ−3−メトキシフエニル)−3−ブテン−2
−オン14.1g(0.05モル)のテトラヒドロフラン
溶液−70〜−65℃で滴下、同温度で30分間撹拌し
た。次に、n−ヘキサナール8gのテトラヒドロ
フラン溶液を−70〜−65℃で滴下し、同温度で4
時間撹拌反応させた後、エーテル注入して希釈
し、有機層を2M−塩酸60mlで2回、5%−
NaHC3水溶液100mlで2回、水100mlで2回洗浄
の後、無水MgSO4で乾燥、乾燥剤を去し、
液を減圧濃縮して残渣(橙黄色油状物)19gを得
た。これをカラムクロマトグラフイー(ワコーゲ
ルC−200、溶離溶媒:塩化メチレン→塩化メチ
レン/酢酸エチル=19/1)で分離し、Rf値0.5の
溶出部を分画、濃縮し、残渣をn−ヘキサンから
再結晶して、5−ヒドロキシ−1−(4−ベンジ
ルオキシ−3−メトキシフエニル)−1−デセン
−3−オン(O−ベンジル−〔6〕−デヒドロジン
ゲロール)15.7gを白色短針状晶として得た。
mp79〜80℃(収率82.1%)。 NMR(CCl4)δppm:0.88(3H,t,10−CH2
3)、1.0〜1.8(8H,m,C 2×4)、2.62
(2H,d,J=6Hz,−COC 2CH−)、3.20
(1H,broads,−O)、3.7〜4.3(1H,m,−C
(OH)−)、3.77(3H,s,OC 3)、4.97(2H,
s,OC 2−)、6.42(1H,d,J=16Hz,−COC
H=)、6.6〜7.8(8H,m,aromatic−H,Arc
=) IRνKBr nax(cm-1):3400(OH),1690(C=O),
1610(C=C),1590,1510,1250(C−O−C),
1130 MS(m/e)=382(M+) 元素分析値 C24H30O4として 計算値(%):C 75.36,H 7.91 実測値(%):C 75.30,H 7.99 (3)′O−ベンジル−〔6〕−デヒドロジンゲロール
の合成 窒素気流下、テトラヒドロフラン100mlに、n
−ブチルリチウム−n−ヘキサン溶液46mlを加
え、これに−15〜−10℃でヘキサメチルジシラザ
ン12gを滴下した。次いでこれに4−(4−ベン
ジルオキシ−3−メトキシフエニル)−3−ブテ
ン−2−オン14.1g(0.05モル)のテトラヒドロ
フラン溶液を−15〜−10℃で滴下し、同温度で1
時間撹拌した。 次に、n−ヘキサナール8gのテトラヒドロフ
ラン溶液を−15〜−10で滴下し、同温度で4時間
撹拌反応させた後、エーテル注入して希釈し、以
下(3)と同様に処理して、O−ベンジル−〔6〕−デ
ヒドロジンゲロール15.0gを白色短針状晶として
得た。mp79〜80℃(収率78.4%)。 (3)″O−ベンジル−〔6〕−デヒドロジンゲロール
の合成 窒素気流下、エーテル100mlに、n−ブチルリ
チウム−n−ヘキサン溶液46mlを加え、これに−
15〜−10℃でヘキサメチルジシラザン12gを滴下
した。次いでこれに4−(4−ベンジルオキシ−
3−メトキシフエニル)−3−ブテン−2−オン
14.1g(0.05モル)のエーテル溶液を−35〜−30
℃で滴下し、同温度で1時間撹拌した。次に、n
−ヘキサナール8gのエーテル溶液を−35〜−30
で滴下し、同温度で4時間撹拌反応させ、以下(3)
と同様に処理して、O−ベンジル−〔6〕−デヒド
ロジンゲロール15.5gを白色短針状晶として得
た。mp79〜80℃(収率80.9%)。 (3)O−ベンジル−〔6〕−デヒドロジンゲロール
の合成 窒素気流下、1,2−ジメトキシエタン100ml
にn−ブチルリチウム−n−ヘキサン溶液46mlを
加え、これに−15〜−10℃で2,2,6,6−テ
トラメチルピペリジン11.3gを滴下した。次いで
これに4−(4−ベンジルオキシ−3−メトキシ
フエニル)−3−ブテン−2−オン14.1g(0.05
モル)の1,2−ジメトキシエタン溶液を−35〜
−30で滴下し、同温度で1時間撹拌した。次に、
n−ヘキサナール8gの1,2−ジメトキシエタ
ン溶液を−35〜−30で滴下し、同温度で4時間撹
拌反応させ、以下(3)と同様に処理して、O−ベン
ジル−〔6〕−デヒドロジンゲロール15.0gを白色
短針状晶として得た。mp79〜80℃(収率78.4
%)。 (4) 〔6〕−ジンゲロールの合成 O−ベンジル−〔6〕−デヒドロジンゲロール
2.0g(0.005モル)をメタノール100mlに溶解し、
5%Pd/C(パラジウム−カーボン)0.5gを添
加、常温、常圧で接触還元を5時間行い理論量の
水素を吸収させた。次いで触媒を去し、液を
減圧濃縮、残渣(淡褐色油状物)1.4gを得た。
これをカラムクロマトグラフイー(ワコーゲルC
−200、溶離溶媒:塩化メチレン/酢酸エチル=1
9/1)で分離し、Rf値の0.20の溶出部を分画し、
濃縮して5−ヒドロキシ−1−(4−ヒドロキシ
−3−メトキシフエニル)デカン−3−オン
(〔6〕−ジンゲロール)1.2gを微黄色粘稠性油状
物として得た。収率88.9% NMR(CDCl3)δppm:0.88(3H,t,CH2C
)、1.1〜1.9(8H,m,C 2×4)、2.50(2H,
d,J=6Hz,−COC 2CH(OH)−)、2.67〜3.0
(4H,m,Ar−C 2C 2CO−)、3.83(3H,s,
OC 3)、3.83〜4.2(1H,m,−C(OH)−)、
5.9(1H,s,phenolic−O)、6.5〜6.9(3H,
m,aromatic−H) IRνNeat nax(cm-1):3440(OH),1710(C=O) 本品のIR(Neat)、NMR(CDCl3)及びTLCの
Rf値は、シヨウガの根茎より抽出された天然物
標品と完全に一致した。 (4)′ 〔6〕−ジンゲロールの合成 O−ベンジル−〔6〕−デヒドロジンゲロール
2.0g(0.005モル)をメタノール100mlに溶解し、
ラネーニツケル(5%)を添加して、常温、常圧
で接触還元を行い、1時間で理論量の水素を吸収
させた。次いで触媒を去、液を濃縮して淡褐
色油状物1.4gを得、これを(4)と同様の条件でカ
ラムクロマトグラフイー処理し、〔6〕−ジンゲロ
ール1.0gを微黄色粘稠性油状物として得た。収
率74.0%。 本品のIR(Neat)、NMR(CDCl3)及びTLCの
Rf値は、シヨウガの根茎より抽出された天然物
標品と完全に一致した。 (5) 〔6〕−シヨウガオールの合成 〔6〕−ジンゲロール2g(0.0068モル)をベ
ンゼン中、p−トルエンスルホン酸を触媒量添加
して、30分間撹拌還流させた。反応液を冷却後、
ベンゼン層を5%NaHCO3水溶液50mlで1回、
水50mlで2回洗浄し、無水MgSO4で乾燥、乾燥
剤を去、液を減圧濃縮して、淡黄色油状物2
gを得た。これをカラムクロマトグラフイー(ワ
コーゲルC−200、溶離溶媒:ベンゼン)で分離
し、Rf値0.25の溶出部を分画し、濃縮して1−
(4−ヒドロキシ−3−メトキシフエニル)−4−
デセン−3−オン(〔6〕−シヨウガオール)1.7
gを微黄色粘稠性油状物として得た。収率90.4
%。 NMR(CDCl3)δppm:0.88(3H,t,−CH2C
3)、1.1〜1.8(6H,m,C 2×3)、2.0〜2.3
(2H,m,=CH−C 2C 2−)、2.83(4H,s,
ArC 2C 2CO−)、3.82(3H,s,OC 3)、
5.75(1H,s,phenolic O)、6.03(1H,d,
J=18Hz,−COC=)、6.5〜7.0(4H,m,
aromatic−H及び=C−CH2−) IRνNeat nax(cm-1):3425(OH),1665(C=O)

1630(C=C) 元素分析値 C17H24O3として 計算値(%):C 73.88,H 8.75 実測値(%):C 73.84,H 8.88 本品のIR(Neat)、NMR(CDCl3)及びTLCの
Rf値は、シヨウガの根茎より抽出された天然物
標品と完全に一致した。 実施例 2 O−(p−ニトロ)ベンジル〔6〕−デヒドロジ
ンゲロールの合成 実施例1の(2)で用いた塩化ベンジルに代えて塩
化p−ニトロベンジルを用いて実施例1の(2)及び
(3)と同様に実施し、得られた残渣をn−ヘキサ
ン/エタノール混液から再結晶して、5−ヒドロ
キシ−1−{4−(p−ニトロ)ベンジルオキシ−
3−メトキシフエニル}−1−デセン−3−オン
(O−(p−ニトロ)ベンジル−〔6〕−デヒドロジ
ンゲロール)を白色針状晶として得た。mp.117
〜119℃(収率90.1%) NMR(CCl4)δppm:0.88(3H,t,−CH2C
)、1.0〜1.8(8H,m,C 2×4)、2.62(2H,
d,J=6Hz,−COC 2CH−)、3.20(1H,
broad s,−OH)、3.7〜4.3(1H,m,−C
(OH)−)、3.78(3H,s,−OC 3)、4.97(2H,
s,−OC 2−)、6.42(1H,d,J=16Hz,−
COC=)、6.6〜7.9(8H,m,aromatic−H,
ArC=)。 IRνKBr nax(cm-1):3405(OH),1685(C=O),
1605(C=C),1570,1340(NO2),1250(−C−
O−C),1130。 元素分析値 C24H29NO6として 計算値(%):C 67.43;H 6.84;N
3.28 実測値(%):C 67.33;H 6.85;N
3.31 実施例 3 O−(p−メトキシ)ベンジル−〔6〕デヒドロ
ジンゲロールの合成 実施例1の(2)で用いた塩化ベンジルに代えて塩
化p−メトキシベンジルを用いて実施例1の(2)及
び(3)と同様に実施し、得られた残渣をn−ヘキサ
ンから再結晶して、5−ヒドロキシ−1−{4−
(p−メトキシ)ベンジルオキシ−3−メトキシ
フエニル}−1−デセン−3−オン(O−(p−メ
トキシ)ベンジル−〔6〕デヒドロジンゲロール)
を白色短針状晶として得た。mp.84〜85℃(収率
88.6%) NMR(CDCl3)δppm:0.88(3H,t,CH2C
)、1.0〜1.8(8H,m,C 2×4)、2.61(2H,
d,J=6Hz,−COC 2CH−)、3.25(1H,
broad s,−OH)、3.7〜4.4(1H,m,−C
(OH)−)、3.79(6H,s,−OC 3×2)、4.97
(2H,s,−OC 2−)、6.42(1H,d,J=16Hz,
−COC=)、6.5〜7.7(8H,m,aromatic−H,
ArC=)。 IRνKBr nax(cm-1):3400(OH),1685(C=O),
1610(C=C),1585.1510,1250,(−C−O−
C),1140。 元素分析値 C25H32O5として 計算値(%):C 72.79;H 7.82 実測値(%):C 72.77;H 7.96

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、R1は、置換基を有していてもよいベ
    ンジル基を表わす。)で示される、フエノールケ
    トン誘導体。
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DE68915750T2 (de) * 1988-03-02 1994-11-10 Terumo Corp Kathecholverbindungen, verfahren zur herstellung und arzneimittelzubereitung, die diese enthält.
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