JPH0272166A - 光学活性オキシラン類 - Google Patents

光学活性オキシラン類

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JPH0272166A
JPH0272166A JP1172115A JP17211589A JPH0272166A JP H0272166 A JPH0272166 A JP H0272166A JP 1172115 A JP1172115 A JP 1172115A JP 17211589 A JP17211589 A JP 17211589A JP H0272166 A JPH0272166 A JP H0272166A
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JP
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formula
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alkyl
unsubstituted
optically active
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JP1172115A
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English (en)
Inventor
Johannes Kaulen
ヨハネス・カウレン
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Bayer AG
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Bayer AG
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D231/00Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
    • C07D231/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
    • C07D231/10Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D231/12Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D233/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings
    • C07D233/54Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D233/56Heterocyclic compounds containing 1,3-diazole or hydrogenated 1,3-diazole rings, not condensed with other rings having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms or radicals containing only hydrogen and carbon atoms, attached to ring carbon atoms
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    • C07D249/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D249/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
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    • C07D411/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D411/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings
    • C07D411/04Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having oxygen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な光学的活性オキシラン、その新規な製造
方法及び光学的活性並びに殺菌・殺カビ(fungic
idal)及び植物生長調節特性を有する活性物質の合
成に対する中間体としてのその用途に関する。
オキシランの多くのラセミ体がすでに開示されている[
EP−O3(ヨーロッパ特許出願公開明tlfJ書)第
0.040.345号、EP−O5第Q。
052.424号、EP−O3第Q、0i31.835
号及びEP−O5!0.084,834号参照]。しか
しながら、対応するオキシランは、該オキシラン環の反
応性のために、得ることが困難である。
更に、オキシランを根本のケトンとスルホニウムまたは
スルホキソニウムイリドとの反応によって製造し得るこ
とが公知である(EP−O5第0゜040.345号、
EP−O3第0.124,009号、EP−O3第0.
124,011号、EP−O5第0.124.013号
及びEP−O3第0.124,014号参照)。しかし
ながら、公知の方法の欠点は光学的活性オキシランが立
体特異的な方法で得られないことである。
式 式中、Rは置換されたまたは未置換アルキル、置換され
たまたは未置換シクロアルキルを表わすか、或いは置換
されたまたは未置換フェニルを表わし、そして R’、R2R’  R’  R’及びR6は水素または
アルキルを表わずか、但し、該基の少なくとも1つはア
ルキルを表わし、或いは R’及びRsは共に未置換またはアルキルで置換される
アルカンジイルを表わすか、或いはR4及びR6は隣接
炭素原子と一緒になって、未置換またはアルキルで置換
される融合した二環式炭化水素基を表わす、 の新規な光学的活性オキシランが見い出された。
更に式(I)の光学的活性オキシランはI 式中、R,R’R”、R3、R′、R″及びR6は上記
の意味を有する、 のエナンチオマー的に純粋なオキサチアンケトンを強塩
基の存在下において且つ希釈剤の存在下において一70
°C乃至+100°C間の温度で、α)式 のスルホニウム塩と反応させるか、或いはβ)式 式中、R’はメチルまたはフェニルを表わし、RIOは
メチルまたはフェニルを表わし、モしてXI(Bはハラ
イドまたはメトスルフニー1・を表わす、 のスルホキソニウムと反応させる ことによって得られる。
最後に、式(1)の光学的活性オキシランを光学的活性
並びに殺菌・殺カビ及び植物−生長調節特性を有する活
性物質の製造に対する中間体として使用し得ることが見
い出された。かくして、式式中、R7はメチルまたはフ
ェニルヲ表わし、R8はメチルまたはフェニルを表わし
、モしてXCIはハライドまたはメトスルフェートを表
わ式中、Rは上記の意味を有し、 Yは酸素、直接結合またはCH,基を表わし、2はハロ
ゲン、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルキ
ルチオ、ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキン、ハロ
ゲノアルキルチオ、置換されたまたは未置換フェノキシ
、置換されたまたは未置換フェニルアルキル或いは置換
されたまたは未置換フェノキシアルキルを表わし、そし
て nは数0.l、2または3を表わす、 の光学的活性2−ヒドロキシエチルアゾール誘導体は式 式中、R,R’R”、RJ R″、R6及びR′は上記
の意味を有する、 の光学的活性オキシランを、第一工程において、γ)塩
基の存在下において且つ希釈剤の存在下において0℃乃
至150℃間の温度で式 式中、Z及びmは上記の意味を有する、のフェノール誘
導体と反応させるか、 δ)希釈剤の存在下において一78°C乃至+100°
C間の温度で式 式中、Z及びmは上記の意味を有し、 Meはアルカリ土類金属を表わすか、または亜鉛を表わ
し、そして x2は塩素、臭素またはヨウ素を表わす、のグリニアー
ル化合物と反応させ、次にかくして得られた式 式中、R,R’、R2、R3、R4、R3、R6、Yl
Z及びmは上記の意味を有する、 の光学的活性化合物を第二工程において、希釈剤の存在
下において且つ必要に応じて、酸結合剤の存在下におい
て0℃乃至100℃間の温度でオキサチアン化合物の開
裂に適する試薬と反応させ、そしてかくして生成した式 式中、R,Y%Z及びmは上記の意味を有する、 の光学的活性α−ヒドロキシアルデヒドを希釈剤の存在
下において一20℃乃至+100℃間の温度で、アルデ
ヒドの還元に適する試薬と反応させ、更に第三工程にお
いて、かくして得られた式式中、R%Y、Z及びmは上
記の意味を有する、 の光学的活性ジオール類を希釈剤の存在下において且つ
結合剤の存在下において0℃乃至100°C間の温度で
式 %式%() 式中、R″はアルキル、ハロゲノアルキル或いは置換さ
れたまたは未置換フェニルを表わし、そして Hatはハロゲンを表わす、 のスルホン酸誘導体と反応させ、最後に、第四工程にお
いて、生ずる式 式中、R,R11、Y、Z及びmは上記の意味を有する
、 の光学的活性化合物を希釈剤の存在下において且つ必要
に応じて、酸結合剤の存在下において20°C乃至15
0°C間の温度で式 式中、Me’はアルカリ金属を表わす、のトリアゾール
塩と反応させる ことによって得られる。
本方法の場合、個々の基の立体構造をある場合にのみ式
で示した。更に不斉的に置換された炭素原子を、化合物
が光学的活性化合物である場合、(*)によって示した
。しるしを付けた炭素原子に加えて、更に不斉的に置換
された炭素原子が追加的に存在し得る。
式(1)の光学的活性オキシランを製造するための本発
明による反応過程は極めて驚くべきこととみなさなけれ
1fならない。かくして、式(II[)のスルホニウム
塩または式(IV)のスルホキソニウム塩を強塩基で処
理した際に中間体として生成するイリドが式(T1)の
オキサチアンケトンと立体選択的に反応することは予想
できなかった。むしろ、硫黄イリドが、その高い反応性
のために、式(I)の光学的活性オキシランの2種の型
がほとんど等部で存在する混合物を生ずるように、カル
ボニル基を攻撃するものと推測すべきであった。
式(1)の光学的活性オキシランを高い選択性及び極め
て良好な収率で式(V)の光学的活性2−ヒドロキシエ
チルアゾール誘導体に転化し得ることはまた驚くべきこ
とである。このことは合成の多段階特質のために、副反
応を起こし、また各々の場合に望ましくないエナンチオ
マーが所望のエナンチオマーに加えて、最終生成物中に
比較的多量に存在することを予想すべきであったためで
ある。
式(I)の光学的活性オキシランの製造に対する本発明
における方法は一連の利点を有することに特色がある。
かくして、出発物質として必要なオキサチアンケトンが
そのエナンチオマー的に純粋な形態で得られ、そして必
要な反応成分として、またかなり多量に得られる。更に
、反応及び処理は困難でない。しかしながら、最も決定
的な利点は光学的活性オキシランを直接合成によって立
体特異的に製造することができ、ラセミ体の分割を行う
必要がないことである。
また式(V)の光学的活性2−ヒドロキシエチルアゾー
ル誘導体の製造方法は顕著な利点を有している。この場
合、更に、使用する反応成分は、多量にでも得られ、そ
して取り扱いの容易な普通の試薬のみである。更にまた
、個々の反応及び各々の場合に生じた反応生成物の処理
は困難でない。
最後に、式(V)の光学的活性2−ヒドロキシエチルア
ゾール誘導体の不斉全合成において、全ての出発物質が
所望の個々のエナンチオマーに転化されることが殊に好
ましい。
本発明による光学的活性オキシランは一般に式(I)に
よって定義される。
式(■)、但し、 Rが未置換またはハロゲン、炭素原子1〜4個を有する
アルコキシ、炭素原子1〜4個を有するアルキルチオ、
COH基及びその誘導体、フェノキシ及び/またはフェ
ニルで置換される炭素原子1〜6個を有する直鎖状また
は分枝鎖状アルキルを表わすか、未置換または炭素原子
1〜4個を有するアルキル、炭素原子1〜4個を有する
アルコキシ、炭素原子1〜4個を有するアルキルチオ及
び/またはハロゲンで置換される炭素原子3〜8個を有
するシクロアルキルを表わすか、或いは未置換または炭
素原子1〜4個を何するアルキル、炭素原子1〜4個を
有するアルコキシ、炭素原子1〜4個を有するアルキル
チオ及び/またはハロゲンで置換されるフェニルを表わ
し、そして R1,R2、R3R4、R6及びR6が水素または炭素
原子1〜4個を有するアルキルを表わすが、但し、数基
の少なくとも1つは炭素原子1〜4個を有するアルキル
を表わし、更にまた、R4及びR5は共に、未置換また
は一連の炭素原子1〜4個を有するアルキルからなる同
一もしくは相異なる置換基で一置換乃至三置換される炭
素原子3〜6個を有するアルカンジイルを表わすか、或
いは更に R4及びR6が隣接炭素原子と一緒になって、未置換又
は一連の炭素原子1〜4個を有するアルキルからなる同
一もしくは相異なる置換基で一置換乃至三置換される炭
素原子7個または8個を有する融合した二環式炭化水素
を表わすの化合物が好ましい。
式(I)、但し、 Rが未置換或いはフッ素、塩素、臭素、炭素原子1個ま
たは2個を有するアルコキシ、ジオキソラニル、ホルミ
ル、メトキシイミノメチル、炭素原子1個または2個を
有するアルキルチオ、フェノキシ及び/またはフェニル
で置換される炭素原子1〜4個を有するアルキルを表わ
すか、未置換或いは炭素原子1個または2(iを有する
アルキル、炭素原子1個または2個を有するアルコキシ
、炭素原子1個または2個を有するアルキルチオ、フッ
素、塩素及び/または臭素で置換される炭素原子3〜7
個を有するシクロアルキルを表わすか、或いは未置換ま
たは炭素原子1個または2個を有するアルキル、炭素原
子1個または2個を有するアルコキシ、炭素原子1個ま
たは2個を有するアルキルチオ、フッ素、塩素及び/ま
たは臭素で置換されるフェニルを表わし、 R’ 、R” 、R3、R’ 、R’ 及びR’ が水
素、メチルまたはエチルを表わすが、但し、数基の少な
くとも1つはメチルまたはエチルを表わし、更にまた、 R4及びR5は共に、未置換または一連のメチル及び/
またはエチルからなる同一もしくは相異なる置換基で一
置換乃至三置換される炭素原子3〜5個を有するアルカ
ンジイルを表わすか、或いは更に、 R4及びR6は隣接炭素原子と一緒になって、未置換ま
たは一連のメチル及び/またはエチルからなる同一もし
くは相異なる置換基で一置換乃至三置換される炭素原子
7個または8個を有する融合した二環式炭化水素を表わ
す、の光学的活性化合物が殊に好ましい。
式(■)、但し、 Rが未置換または一連のフッ素、塩素、臭素、メトキシ
、メチルチオ、メトキシイミノメチル、フェノキシ及び
/またはフェニルからなる同一もしくは相異なる置換基
で一置換まI;は二置換されるメチル、エチル、イソプ
ロピルまたはtert、−ブチルを表わすか、基 CH。
を表わすか、各々置換または一連のメチル、メチルチオ
、7ノ素及び/または塩素からなる同一もしくは相異な
る置換基で一置換または二置換されるシクロプロピル、
シクロペンチルマタはシクロヘキンルを表わすか、或い
は未置換または一連のメチル、メトキシ、メチルチオ、
フッ素及び/または塩素からなる同一もしくは相異なる
置換基で一置換または二置換されるフェニルを表わし、
そしてオキサチアン部分が式%式% の光学的活性オキシランが殊に極めて好ましい。
出発物質としてエナンチオマー的に純粋なオキサチアン
ケトンを用い、反応成分としてトリメチルスルホキソニ
ウムを用い、そして塩基としてカリウムtert 、−
ブチレートを用いて本発明による方法を行った場合、そ
の反応過程は次の反応式によって表わすことができる: C11゜ (II−1) ジアステレオマー(A)(1−1) 可能な2種のジアステレオマー(A) 及び(B)が本
発明による反応において生成することはオキサチアンケ
トンの立体構造に依存する。
本発明による方法を行う際に出発物質として必要なエナ
ンチオマー的に純粋なオキサチアンケトンは一般に式(
n)によって定義される。この式において、R,R’、
R2、R3、R4、R″及びR6は好ましくは本発明に
よる式(I)の物質の記述に関連して、これらの基に対
して好ましいものとしてすでに述べた意味を有する。式
(II)のエナンチオマー的に純粋なオキサチアンケト
ンは公知であるか、或いは原則として公知の方法によっ
て製造することができる[DE−O3(ドイツ国特許出
願公開明細書)第3.627.673号参照]。
本発明による方法(方法a)を行う際に反応成分として
必要なスルホニウム塩は一般に式(I[)によって定義
される。式(■)、但し、R7はメチルまたはフェニル
を表わし、R6はメチルまたはフェニルを表わし、そし
てxeはクロライド、ブロマイド、アイオダイドまたは
メトスルフェートを表わす、 の化合物が好ましい。
本発明による方法(方法β)を行う際に反応成分として
必要なスルホキソニウム塩は一般に式(rV)によって
定義される。式(■)、但し、R−はメチルまたはフェ
ニルを表わし、RIoはメチルまたはフェニルを表わし
、そしてX1θはクロライド、ブロマイド、アイオダイ
ドまたはメトスルフェートを表わす、 の化合物が好ましい。
式(III)のスルホニウム塩及び式(IV)のスルホ
キソニウム塩の双方が公知であるか、或いは公知の方法
によって製造することができる[ジャーナル・オブ・ジ
・アメリカン・ケミカル・ソサエティ(J 、  Am
er、  Chem、  Soc、)  87.135
3−1364 (1965)及びEP−O5第0゜04
0.345号参照1゜ 本発明による方法を行う際に、方法α及び方法βの双方
において、塩基として全ての普通の無機及び有機塩基を
用いることができる。好ましくは水素化ナトリウム、ナ
トリウムアミド及びアルカリ金属水酸化物例えば水酸化
ナトリウムまたは水酸化カリウム、並びにまたアノ1カ
リ金属アルコレート、例えばナトリウムメチレートナト
リウムエチレート及びtert、−カリウムブチレート
を用いることができる。
本発明による方法を行う際に、方法α及び方法βの双方
の方法において、希釈剤としてこのタイプの反応に対し
て普通の不活性有機溶媒を用いることができる。好まし
くは、ニトリル、例えばアセトニトリル、更にアルコー
ル、例えばメタノール、エタノール、プロパツール、n
−フタノール及びtart、−ブタノール、また有極性
溶媒、例えばジメチルスルホキシド、更に芳香族または
脂肪族炭化水素、例えばヘキサン、ベンゼン、トルエン
及びキシレン、並びに最後にまたジメチルスルファイド
またはジメチルスルフニー1・を用いることができる。
本発明による方法を行う際に、方法α及び方法βの双方
の方法において、反応温度をある範囲内で変えることが
できる。一般に、反応は一78°C乃至+l O0℃間
、好ましくは0℃乃至60°C間の温度で行われる。
一般に本発明による方法は大気圧下で行われる。
しかしながら、また超大気圧下または減圧下で行うこと
もできる。
本発明による方法を行う際に、反応成分の量を、一般に
エナンチオマー的に純粋なオキサチアンケトン1モル当
り式(III)のスルホニウム塩または式(IV>のス
ルホキソニウム塩1.0〜2.0モル、好ましくは1.
1〜1.8モル及び塩基1゜0〜2.5モル、好ましく
は1.3〜20モルが存在するように選ぶ。
詳細には、本発明による方法は、希釈剤中の式(n)の
エナンチオマー的に純粋なオキサチアンケトン及び新ら
たに製造した式(1)のスルホニウム塩または式(IV
)のホスホキンニウム塩の混合物を不活性ガス雰囲気な
しにまたは存在下にて強塩基で処理し、そして混合物を
撹拌する方法で行われる。続いての処理は普通の方法で
行われる。
一般に、処理法は、反応混合物をまず希釈剤の蒸発によ
って濃縮し、残渣を水で処理し、生じた混合物を水と低
混和性を有する有機溶媒で抽出し、合液した有機相を乾
燥し、そして濃縮する方法である。必要に応じて、得ら
れた生成物から、まだ存在している望ましくない物質を
普通の方法によって、例えばカラムクロマトグラフィー
を用いる精製によって除去することができる。
すでに述べた如く、本発明による式(I)の光学的活性
オキシランは殺菌・殺カビ及び植物−生長調節特性を有
する光学的活性2−ヒドロキシエチルアゾール誘導体の
合成に対する価値ある中間体である。
式(V)の化合物を製造するため方法γを行う際に、出
発物質として式(I−1)の光学的活性オキシラン及び
4−クロロフェノールを用い、第二工程において、オキ
サチアン化合物を開裂させるための試薬としてN−クロ
ロコハク酸イミド及び硝酸銀を用い、第二工程において
アルデヒドを還元するために水素化リチウムアルミニウ
ムを用い、第三工程において反応成分としてクロロメタ
ンスルホン酸を用い、そして第四工程において反応体と
して1.2.4−トリアゾールのナトリウム塩を用いる
場合、その反応過程は次の反応式によって説明すること
ができる: ジアステレオマ−(A) (I−1) HO−CHz\本/C(C11,)。
CH>−5ow−0−CH*\2.・C(C1,)3式
(V)の化合物を製造するための方法δを行う際に、出
発物質として式(I)の光学的活性オキシラン及び4−
クロロベンジルマグネシウムブロマイドを用い、第二工
程において、オキサチアン化合物を開裂させるための試
薬としてN−クロロコハク酸イミド及び硝酸銀を用い、
第二工程においてアルデヒドを還元するために水素化リ
チウムアルミニウムを用い、第三工程において反応成分
としてクロロメタンスルホン酸を用い、そして第四工程
において反応体として1.2.4−トリアゾールのナト
リウム塩を用いる場合、その反応過程は次の反応式によ
って説明することができる: S−エナンチオマー HO−CH2ン/C(CH3)5 H,C−3o2−0−CH2・1、本、、C(CHs 
) s上記式及びまた統いての記述の部分において、各
々の場合に立体配置「R」または「S」の指示はカルビ
ノール炭素原子を示す。
式(V)の光学的活性2−ヒドロキシエチルアゾール誘
導体の製造に対する方法γを行う際に、反応成分として
必要なフェノール誘導体は一般に式(Vl)によって定
義される。式(■)、但し、Zはフッ素、塩素、臭素、
炭素原子1〜4個を有するアルキル、炭素原子3〜8個
を有するシクロアルキル、炭素原子1〜4個を有するア
ルコキシ、炭素原子1〜4個を有するアルキルチオ、炭
素原子1個または2個及び同一もしくは相異なるハロゲ
ン原子1〜5個を有するハロゲノアルキル、炭素原子1
個または2個及び同一もしくは相異なるハロゲン原子1
〜5個を有するハロゲノアルコキシ、炭素原子1個また
は2個及び同一もしくは相異なるハロゲン原子1〜5個
を有するハロゲノアルキルチオ、未置換またはハロゲン
及び/または炭素原子1〜4個を有するアルキルで置換
されるフェニル、未置換またはハロゲン及び/または炭
素原子1〜4個を有するアルキルで置換されるフェノキ
シ、アルキル部分に炭素原子l@または2個を有し且つ
未置換またはハロゲン及び/または炭素原子1〜4個を
有するアルキルで置換されるフェニルアルキルを表わす
か、或いはアルコキシ部分に炭素原子1個または2個を
有し且つ未置換またはハロゲン及び/または炭素原子1
〜4個を有するアルキルで置換されるフェニルアルキル
を表わし、そして mは数O11,2及び3を表わす、 の化合物が好ましい。
式(■)、但し、 Zはフッ素、塩素、臭素、炭素原子1〜4個を有するア
ルキル、炭素原子3〜7個を有するシクロアルキル、炭
素原子1個または2個を有するアルコキシ、炭素原子1
個または2個を有するアルキルチす、同一もしくは相異
なるハロゲン原子1〜3個を有するハロゲノメチル、同
一もしくは相異なるハロゲン原子1〜3個を有するハロ
ゲノメトキシ、同一もしくは相異なるハロゲン原子1〜
3個を有するハロゲノメチルチオ、未置換またはフッ素
、塩素及び/またはメチルで置換されるフェニル、未置
換またはフッ素、塩素及び/またはメチルで置換される
フェノキシ、未置換またはフッ素、塩素及び/またはメ
チルで置換されるベンジルを表わすか、或いは未置換ま
たはフッ素、塩素及び/またはメチルで置換されるベン
ジルオキシを表わし、そして mは数0.1,2または3を表わす、 のフェノール誘導体が殊に好ましい。
式(■)、但し、 Zはフッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、イソプロピ
ル−tert、−ブチル、シクロプロピル、シクロペン
チル、シクロヘキシル、メトキシ、メチルチオ、トリフ
ルオロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメ
トキシす、未置換または一連のフッ素、塩素及び/また
はメチルからなる同一もしくは相異なる置換基で一置換
または二置換されるフェニル、未置換または一連のフッ
素、塩素及び/またはメチルからなる同一もしくは相異
なる置換基で一置換または二置換されるフェノキシ、未
置換または一連のフッ素、塩素及び/まl;はメチルか
らなる同一もしくは相異なる置換基で一置換または二置
換されるベンジルを表わすか、或いは未置換または一連
のフッ素、塩素及び/またはメチルからなる同一もしく
は相異なる置換基で一置換または二置換されるベンジル
オキシを表わし、そしてmは数0.l、2または3を表
わす、 の物質が殊に極めて好ましい。
式(Vl)の7工ノール誘導体は一般に有機化学におけ
る公知の化合物である。
式(V)の光学的活性化合物を製造するための方法γを
行う際に使用し得る塩基はこのタイプの反応に対する普
通の酸結合剤である。好ましくは、水素化物、例えば水
素化ナトリウム、更にアルカリ金属水酸化物及びアルカ
リ金属炭酸塩、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウム、並びにまた加え
て、アルカリ金属アルコレート、例えばナトリウムメチ
レート、ナトリウムメチレート及びカリウムLert。
−ブチレートを用いることができる。
式(V)の光学的活性化合物を製造するだめの方法γを
行う際に使用し得る塩基はこのタイプの反応に対する普
通の全ての不活性有機溶媒である。
好ましくは、アルコール、例えばメタノール、エタノー
ル、n−プロパツール、インプロパツール、n−ブタノ
ール及びLert、−ブタノール、並びにまた強有極性
溶媒、例えばジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド及びアセトニトリルを用いる。
式(V)の光学的活性化合物を製造するための方法γを
行う際に、反応温度をかなり広い範囲で変えることがで
きる。一般に、反応はQ ’C乃至150°C間、好ま
しくはlOoC乃至130°C間の温度で行われる。
一般に、式(V)の光学的活性化合物を製造する方法γ
による反応は大気圧下で行われる。しかしながら、また
超大気圧下または減圧下で反応を行うこともできる。
式(v)の光学的活性化合物を製造するだめの方法γを
行う際に、一般に、式(I)の光学的活性オキシラン1
モル当り式(Vl)の7工ノール誘導体1〜5モル、好
ましくは2〜4モル及びまた塩基1〜5モル、好ましく
は2.5〜4モルを用いる。処理は普通の方法で行われ
る。一般に、処理法は反応混合物をまず濃縮し、次に水
で処理し、水と低混和性を有する有機溶媒で抽出し、合
液した有機相洗浄し、乾燥し、減圧下で希釈剤を蒸発さ
せて濃縮し、そして必要に応じて、残渣を普通の方法で
精製することからなる。
式(V)の光学的活性化合物を製造するだめの方法δを
行う際に、反応成分として必要なグリニアール化合物は
一般に式(■)によって定義される。この式において、
Z及びmは、好ましくは式(Vl)のフェノール誘導体
の記述に関連して、数基及び指数に対して好ましいもの
としてすでに述べた意味を有する。Meは好ましくはマ
グネシウムまたは亜鉛を表わし、X2は塩素、臭素また
はヨウ素を表わす。
式(■)のグリニアール化合物は公知であるか、或いは
原則として公知の方法によって製造することができる。
式(V)の光学的活性化合物を製造するための方法δを
行う際に使用する希釈剤はこのタイプの反応に対して普
通の全ての有機溶媒であることができる。好ましくは、
エーテル、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロ7ラ
ン及びジオキサンを用いることができる。
式(V)の光学的活性化合物を製造するための方法δを
行う際に、反応温度をある範囲内で変えることができる
。一般に、反応は一78°C乃至+100℃間、好まし
くは一78℃乃至+90℃間の温度で行われる。
式(V)の光学的活性化合物を製造するための方法δに
よる反応は一般に大気圧下で行われる。
式(V)の光学的活性化合物を製造するための方法δを
行う際に、一般に式(I)の光学的活性化合物1モル当
り式(■)のグリ二アール化合物1〜3モル、好ましく
は1−1.5モルを用いる。
処理は普通の方法で行われる。一般に処理法は、塩化ア
ンモニウム水溶液を反応混合物に加え、有)幾組を分離
し、水相を水と低混和性を有する有機溶媒で数回抽出し
、合液した有機相を乾燥し、濃縮し、そして減圧下で初
期蒸留に付すことからなる。必要に応じて、更にI#製
を普通の方法によって行うことができる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第二工程を行
う際に、磯城(■)の化合物の開裂のために使用する試
薬はかかる目的に対する普通の全ての物質である。好ま
しくは、N−クロロコハク酸イミド及び硝酸銀の混合物
を用いることができる。
式(■)のオキサチアン化合物の開裂を行う際に、使用
する希釈剤はこのタイプの反応に対して普通の全ての溶
媒である。好ましくは、水及び水と混和し得る有極性の
有機希釈剤の混合物を用いることができる。適当な例は
アセトニトリル及び水の混合物である。
式(■)のオキサチアン化合物の開裂を行う際に、使用
する酸結合剤はこのタイプの反応に対して普通の全ての
酸受容体である。好ましくは、アルカリ金属炭酸塩及び
アルカリ金属重炭酸塩、例えば重炭酸ナトレウムを用い
ることができる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第二工程にお
ける式(■)のオキサチアン化合物の開裂を行う際に、
反応温度をかなり広い範囲で変えることができる。一般
に、反応は0℃乃至lOO°C間、好ましくは20°C
乃至60°C間の温度で行われる。
式(■)のオキサチアン化合物の開裂を行う際に、一般
に、式(■)の化合物1モル当り開裂剤1〜3モル及び
また過剰量の酸結合剤を用いる。
処理は普通の方法で行われる。一般に処理法は、塩水溶
液を反応混合物に加え、固体成分を炉別し、炉液を水に
低溶解性を有する有機溶媒で数回抽出し、合液した有機
相を洗浄し、乾燥し、そして濃縮することからなる。得
られた生成物を、更に精製せずに、続いての反応に用い
ることができる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第二工程を行
う際に、式([)の光学的活性σ−ヒドロキシアルデヒ
ドの還元に使用する試薬は、好ましくは複合金属水素化
物、例えば水素化リチウムアルミニウム及び水素化ホウ
素ナトリウムである。
式(Iりの光学的活性a−ヒドロキシアルデヒドの還元
に対する適当な希釈剤は全ての不活性有機溶媒である。
好ましくは、エーテル、例えばジエチルエーテルまたは
テトラヒドロフランを用いることができる。還元剤とし
て水素化ホウ素ナトリウムを用いる場合、また希釈剤と
して未希釈または水との混合物におけるアルコール、例
えばメタノールまたはエタノール、或いはニトリル、例
えばアセトニトリルを用いることもできる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第二工程にお
ける還元を行う際に、反応温度をある範囲内で変えるこ
とができる。一般に、反応は一20°C乃至+100°
C間、好ましくは20°C乃至60°C間の温度で行わ
れる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第二工程にお
ける還元を行う際に、一般に式(II)の光学的活性α
−ヒドロキシアルデヒド1モル当り還元剤1〜5モルを
用いる。処理は普通の方法で行われる。一般に処理法は
、水に低溶解性を有する有機溶媒及びまたアルカリ金属
水酸化物水溶液を反応混合物に加え、存在する固体成分
を吸引炉別し、乾燥後、有機相を濃縮することからなる
しかしながら、また、最初に、反応終了後に反応混合物
を濃縮し、残った生成物を水に低溶解性を有する有機溶
媒で抽出し、合液した有機相を乾燥し、次にこのものを
濃縮することもできる。得られた生成物を、更に精製せ
ずに、続いての反応に用いることができる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第三工程を行
う際に反応成分として必要なスルホン酸誘導体は一般に
式(XI)によって定義される。好ましくは、式(II
) 、但し、 R目は炭素原子1〜4個を有するアルキル、炭素原子1
個または2個及びハロゲン原子1〜5個を有するハロゲ
ノアルキルを表わすか、或いは未置換またはメチルで置
換されるフェニルを表わし、そして Hatは塩素または臭素を表わす、 のスルホン酸誘導体を用いる。
式(U)のスルホン酸誘導体の適当な例は次のものであ
る二メタンスルホニルクロライド、エタンスルホニルク
ロライド、トリフルオロメタンスルホニルクロライド及
びp−1−リスルホニルクロライド。
一般に、式(n)のスルホニル誘導体は有機化学におい
て公知の化合物である。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第三工程を行
う際に、使用する酸結合剤は好ましくは低級第三アルキ
ルアミン、シクロアルキルアミン、アラルキルアミンま
たはアリールアミンである。
適当な例はトリエチルアミン、N、N−ジメチルベンジ
ルアミン、ピリジン、l、4−ジアザビシクロ[2,2
,2]オクタン及び1.5−ジアザビシクロ[4,3,
0] ノン−5−エンである。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第三工程を行
う際に、使用する希釈剤はこのタイプの反応に対して普
通の全ての有機溶媒であることができる。好ましくは、
ハロゲン化された炭化水素例えば塩化メチレン、クロロ
ホルム及び四塩化炭素を用いることができる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第三工程を行
う際に、反応温度をある範囲内で変えることができる。
一般に、反応は0℃乃至100℃間、好ましくは0°C
乃至50℃間の温度で行われる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第三工程を行
う際に、一般に式(X)の光学的活性ジオール1モル当
り式(II)のスルホン酸誘導体1〜1.3モル及び酸
結合剤1〜1.3モルを用いる。処理は普通の方法で行
われる。一般に処理は、反応混合物を最初に弱酸性水溶
液で、次に弱塩基性水溶液で洗浄し、乾燥し、そして濃
縮する。得られた生成物を、更に精製せずに、続いての
反応に用いることができる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第四工程を行
う際に、反応成分として必要なトリアゾール塩は一般に
式(XI[I)によって定義される。
M e ’がナトリウムまたはカリウムを表わす物質が
好ましい。
式(X■)のトリアゾール塩は公知のものである。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第四工程を行
う際に、用いる酸結合剤は全ての普通の有機及び無機塩
基であることができる。
好ましくは、アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウ
ムまたは重炭酸ナトリウム、更に低級第三アルキルアミ
ン、シクロアルキルアミン、アリールアルキルアミンま
たはアリールアミン、例えばトリエチルアミン、N、N
−ジメチルベンジルアミン、ピリジン、l、4−ジアザ
ビシクロ[2゜2.21オクタンまたは1.5−ジアザ
ビシクロ[4,3,01ノン−5−エンを用いることが
できる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第四工程を行
う際に、使用する希釈剤はこのタイプの反応に対して普
通の全ての有機溶媒であることができる。好ましくは、
有極性の非プロトン性希釈剤、例えばジメチルホルムア
ミド及びジメチルスルホキシドを用いることができる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第四工程を行
う際に、反応温度をかなり広い範囲で変えることができ
る。一般に、反応は20°C乃至150°C間、好まし
くは50°C乃至150°C間の温度で行われる。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第四工程にお
ける反応を、望ましいならば、不活性ガス雰囲気下で、
例えば窒素またはアルゴン下で行う。
式(V)の光学的活性化合物の製造方法の第四工程を行
う際に、一般に式(n)の光学的活性化合物1モル当り
式(XII[)のトリアゾール塩2〜4モルを用いる。
処理は普通の方法で行われる。
一般に処理は、必要に応じて、最初に希釈剤を留去した
後、水及びまた水に低溶解性を有する有機溶媒を反応混
合物に加え、有機相を分離し、乾燥し、濃縮し、モして
残渣をクロマトグラフィーによって精製することからな
る。
本発明による製造方法を以下の実施例によって説明する
実施例 1 (I−1) カリウムtert、−ブチレー)14.569  (1
30ミリモル)をlOoCの温度で窒素雰囲気下にて撹
拌しながら、無水tert、−ブタノール150mQ中
の式 %式%) 8.6g (130ミリモル)の溶液に一部づつ加えた
。混合物をlOoCで1時間、次に室温で16時間撹拌
した。反応混合物を、減圧下で濃縮し、残液を水に注ぎ
、得られた混合物をジクロロメタンで抽出することによ
って処理した。合液した有機相を硫酸ナトリウム上で乾
燥し、そして減圧下で濃縮した。この方法で精製物25
.6g (理論量の98%)が得られ、このものはガス
クロマトグラフィーによれば、式(I−1)のジアステ
レオマー(A)93%及びジアステレオマー(B)7%
からなっていた(d、e、86%)。
ジアステレオマーをシリカゲル上で、溶離剤として石油
エーテル/ジエチルエーテル−5:2を用いて、クロマ
トグラフィーによって分離することができた。これによ
り理論量の61%の収率で式(I−1)の純粋なジアス
テレオマ(A)が得られた。
ジアステレオマー(A): R,値0.46(シリカゲル二石油エーテル/ジエチル
エーテル−5:1) !Rスペクトル(NaC1):3060cm−’ (−
CH)’H−NMRスペクトル(360MHz、CDC
h)特徴的なシグナル: δ−0,9(d、 3H,C旦s  CH) ; 0.
99(s、 9 H。
t−ブチル’) ; 1.23及び1.43 (双方、
S、双方3H。
C旦s  CC旦3) ; 2−82及び2.98(d
d、  J −5,2Hz、  2 Hs 質量スペクトル: m/e=298(2%1Mつ 実施例 2 5.48(s、  l H,−5−CH−0−)質量ス
ペクトル: m/e=298(2%、M”) ジアステレオマー(B): R,値0.29 (シリカゲル:石油エーテル/ジエチ
ルエーテル−5:1) ’H−NMRスペクトル(360MHz%CDC13)
特徴的なシグナル: a −0,91(d、 3 H、C旦3  CH) ;
 1.04(s、9 H。
t−ブチル) ; 1.24及び1.43 (双方、S
、双方3H。
C旦sCC旦s) ; 2.71及び2.93(dd、
  J −4,7Hz。
5.30(s、  l H,−5−CH−0−)。
第一工程 水素化ナトリウム6.49  (0,27モル)(−8
0%水素化ナトリウム8.0g)を無水ジメチルホルム
アミF80m12中の4−クロロフェノール43. 1
y  (0,34モル)の溶液に加え、混合物を25°
Cで30分間撹拌した。次にジメチルホルムアミド50
ma中の実施例1による光学的活性オキシラン(粗製の
生成物)25g (84ミリモル)を滴下した。混合物
を25°Cで30分間、・次に120°Cで更に1時間
撹拌した。反応混合物を吸引炉別し、炉液を減圧下で濃
縮した。残渣を氷水及びジクロロメタンの混合物中に注
いだ。有機相を分離し、水相をジクロロメタンで2回抽
出し、合液した有機相を10%水酸化ナトリウム水溶液
で2回、次に塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。硫酸ナ
トリウム上で乾燥した後、有機相を減圧下でIIE縮し
た。これにより、上記式の2種のジアステレオマー90
%からなる生成物32.3gが得られ、このジアステレ
オマーの混合物中にジアステレオマー(A)91.5%
及びジアステレオマー(B)8.5%が存在していl:
(80%d。
e)。
ジアステレオマーの混合物の分光学的データ=IRスペ
クトル(N aCl):3600−3300cm−’(
OH);1600.1580cm−’(C= C)H−
NMRスペクトル(360M Hz%CD CIs):
特徴的なシグナル: δ−2,83及び2.97(OH) ; 3.330−
3−50(、l H。
−CH−0R);4.07及び4.21 (双方dd、
HO−冒0H・);5・23及び5・37(双方・・−
5−c旦−0−);6.80−6.97及び7.22−
7.30(4H、芳香族H)。
質量スペクトル(双方のジアステレオマーに対する同定
): m/e−426(M+ない); 369  (0,5%
、M+−(−ブチル)、199 (100%オキサチア
ン7ラグメント)。
第二工程 S−エナンチオマー 110−CH,\本、、C(CILs)s      
  (X   l )アセトニトリル250m1l中の
式(■−1)のジアステレオマー(A)の粗製の生成物
31.9g (75ミリモル)の溶液を撹拌しながら、
N−クロロコハク酸イミド23.・9g(0,18モル
)、硝酸銀25.4g (0,15モル)、重炭酸ナト
リウム20.0g (0,24モル)、アセトニトリル
80〇−及び水150mQの40〜50℃に加温した混
合物に加えた。混合物を40〜50°Cで15分間撹拌
し、順次、飽和亜硫酸ナトリウム水溶液78mQ及び飽
和塩化ナトリウム水溶液を滴下し、混合物を吸引炉別し
、残渣を塩化メチレン/ヘキサン−1:lで洗浄した。
炉液を塩化メチレン/ヘキサン−1:lの混合物の各同
一容量で2回抽出した。有機相を分離し、飽和重炭酸ナ
トリウム水溶液で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、
減圧下で濃縮し、残渣から存在する溶媒を高真空下で除
去した。主に式の光学的活性α−ヒドロキシアルデヒド
からなるかくして得られた生成物を無水ジエチルエーテ
ル250n+ffに溶解し、無水ジエチルエーテル25
00112中の水素化リチウムアルミニウム14.1g
 (0,37モル)の懸濁液に室温で撹拌しながら滴下
し。反応混合物を還流下で3時間加熱し、順次、酢酸エ
チル25mQ、4N水酸化ナトリウム溶液25ma及び
水25m12を滴下し、固体を吸引炉別し、ジエチルエ
ーテルで洗浄し、有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、
減圧下で濃縮した。
この方法で、ガスクロマトグラフィーによる分析によれ
ば、式(X−1)の光学的活性ジオール60%からなる
生成物12.9gが得られた。
IRスペクトル(NaCl): 3100 3600cm−’にOH吸収帯1600及び
1590cm−’にC−C吸収帯質量スペクトル: m/e=259(20%、Mつ 第三工程 R−エナンチオマー CHs−3oy−0−CH2\*、/C(CH3)3 
   (n[1)無水塩化メチジ210m12中のメタ
ンスルホニルクロライド5.09  (44ミリモル)
の溶液及び無水塩化メチレン10mrl中のトリエチル
アミン4.4y  (44ミリモル)の溶液を、無水塩
化メチレン2OmQ中の式(X−1)のR−エナンチオ
マーの粗製の生成物12.7gの溶液に窒素雰囲気下に
て0℃で撹拌しながら滴下した。撹拌を0°Cで4時間
続け、次に混合物を25°Cに加温した。反応混合物を
順次、飽和クエン酸水溶液及び飽和重炭酸ナトリウム水
溶液で抽出し、有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減
圧下で濃縮しI;。
この方法で、式(XI−1)のR−エナンチオマー16
.9gが得られ、このものを更に精製せずに反応させた
IRスペクトル(NaC1): 3600−3200cm−’i:OH吸収帯1360 
1180cm−’にCH3−5o、−0−CI、吸収帯
第四工程 式(XI[−1)の化合物のR−エナンチオマーの粗製
の精製物16.4y、トリアゾールのナトリウム塩13
.3g及び無水ジメチルホルムアミド50m<2の混合
物を窒素雰囲気下にて120℃で4時間撹拌した。次に
混合物を減圧下で濃縮し、残渣を水及び塩化メチレンの
混合物に加えた。有機相を分離し、水相を塩化メチレン
で2回抽出し、合液した有機相を硫酸ナトリウム上で乾
燥し、そして濃縮した。生成物9.049が残り、この
ものをシリカゲル350g上で、溶離剤として塩化メチ
レン/メタノール−95:5の混合物を用いてカラムク
ロマトグラフィーによってt身装した。
溶離液の濃縮により、液体クロマトグラフィーによる分
析によれば、2−(4−クロロフェノキシメチル)−3
,3−ジメチル−1−(1,2,4トリアゾル−1−イ
ルメチル)−2−ブタノールのS−エナンチオマー93
.5%を含む生成物4.43g (理論量の29%)を
得た(光学的純度87%e、e、)。
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
1、式 式中、Rは置換されたまたは未置換アルキル、置換され
たまたは未置換シクロアルキルを表わすか、或いは置換
されたまたは未置換フェニルを表わし、そして R1、R2、R3、R4、R”及rJR@は水素または
アルキルを表わし、但し、数基の少なくとも1つはアル
キルを表わし、或いは R6及びR6は共に未置換まl;はアルキルで置換され
るアルカンジイルを表わすが、或いはR4及びR8は隣
接炭素原子と一緒になって、未置換またはアルキルで置
換される融合した二環式炭化水素基を表わす、 ノ光学的活性オキシラン。
2、 Rが未置換またはハロゲン、炭素原子1〜4個を
有するアルコキシ、炭素原子1〜4個を有するアルキル
チオ、COH基及びその誘導体、フェノキシ及び/また
はフェニルで置換される炭素原子1〜6個を有する直鎖
状または分枝鎖状アルキルを表わすか、未置換または炭
素原子1〜4個を有するアルキル、炭素原子1〜4個を
有するアルコキシ、炭素原子1〜4個を有するアルキル
チオ及び/またはハロゲンで置換される炭素原子3〜8
個を有するシクロアルキルを表わすか、或いは未置換ま
たは炭素原子1〜4個を有するアルキル、炭素原子1〜
4個を有するアルコキシ、炭素原子1〜4個を有するア
ルキルチオ及び/またはハロゲンで置換されるフェニル
を表わし、そして R1,R2R3、R4、R1及びR6が水素または炭素
原子1〜4個を有するアルキルを表わすが、但し、数基
の少なくとも1つは炭素原子1〜4個を有するアルキル
を表わし、更にまた、R4及びR6は共に、未置換また
は一連の炭素原子1〜4I’iiを有するアルキルから
なる同一もしくは相異なる置換基で一置換乃至三置換さ
れる炭素原子3〜6個を有するアルカンジイルを表わす
か、或いは更に R4及びR″が隣接炭素原子と一緒になって、未置換又
は一連の炭素原子1〜4個を有するアルキルからなる同
一もしくは相異なる置換基で一置換乃至三置換される炭
素原子7個または8個を有する融合した二環式炭化水素
を表わす上記lに記載の式(I)の光学的活性オキシラ
ン。
3、式 式中、Rは置換されたまたは未置換アルキル、置換され
たまたは未置換シクロアルキルを表わすか、或いは置換
されたまたは未置換フェニルを表わし、そして R1、R2、R1、R4、R′及びR″は水素またはア
ルキルを表わし、但し、数基の少なくとも1つはアルキ
ルを表わし、或いは R4及びR5は共に未置換またはアルキルで置換される
アルカンジイルを表わすか、或いはR4及びR5は隣接
炭素原子と一緒になって、未置換またはアルキルで置換
される融合した二環式炭化水素基を表わす、 の光学的活性オキ7ランを製造するにあたり、式式中、
R,R’%R”、R3R4、R6及びR6は上記の意味
を有する、 のエナンチオマー的に純粋なオキサチアンケトンを強塩
基の存在下において且つ希釈剤の存在下において一70
°C乃至+100°C間の温度で、a)式 式中 R7はメチルまたはフェニルを表わし、R1はメ
チルまたはフェニルを表わし、そしてXCIはハライド
またはメトスルフェートを表ゎす のスルホニウム塩と反応させるが、或いはβ)式 式中、R’はメチルまたはフェニルを表わし、RIOは
メチルまたはフェニルを表わし、そしてXleはハライ
ドまたはメトスルフェートを表わす、 のスルホキソニウムと反応させる ことからなる上記式(1)の光学的活性オキシランの製
造方法。
4、式 式中、Rは置換されたまたは未置換アルキル、置換され
たまたは未置換シクロアルキルを表わすか、或いは置換
されたまたは未置換フェニルを表わし、 Yは酸素、直接結合またはCH,基を表わし、2はハロ
ゲン、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アルキ
ルチオ、ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハロ
ゲノアルキルチオ、置換されたまたは未置換フェノキシ
、置換されたまたは未置換フェニルアルキル或いは置換
されたまたは未置換フェノキシアルキルを表わし、そし
て nは数0.1,2または3を表わす、 の光学的活性2−ヒドロキシエチルアゾール誘導体を製
造するにあたり、式 式中、R,R’、R2、R3、R6、R’及びR’は上
記の意味を有する、 の光学的活性オキシランを第一工程において、γ)塩基
の存在下において且つ希釈剤の存在下において0°C乃
至150°C間の温度で式式中、Z及びmは上記の意味
を有する、のフェノール誘導体と反応させるか、 δ)希釈剤の存在下において一78°C乃至+100°
C間の温度で式 式中、R,R’  R”、R”、R4、R″、R@、Y
lZ及びmは上記の意味を有する、 の光学的活性化合物を第二工程において、希釈剤の存在
下において且つ必要に応じて、酸結合剤の存在下におい
て0°C乃至100°C間の温度でオキサチアン化合物
の開裂に適する試薬と反応させ、そしてかくして生成し
た式 式中、Z及びmは上記の意味を存し、 Meはアルカリ土類金属を表わすか、または亜鉛を表わ
し、そして X2は塩素、臭素またはヨウ素を表わす、のグリニアー
ル化合物と反応させ、次にかくして得られた式 式中、R,Y、Z及びmは上記の意味を有する、 の光学的活性α−ヒドロキシアルデヒドを希釈剤の存在
下において一20°C乃至+100°C間の温度で、ア
ルデヒドの還元に適する試薬と反応させ、更に第三工程
において、かくして得られた式式中、R1Y%Z及びm
は上記の意味を有する、 の光学的活性ジオール類を希釈剤の存在下において且つ
結合剤の存在下において0℃乃至100°C間の温度で
式 %式%() 式中、R1′はアルキル、ハロゲノアルキル或いは置換
されたまたは未置換フェニルを表わし、そして Halはハロゲンを表わす、 のスルホン酸誘導体と反応させ、最後に、第四工程にお
いて、生ずる式 の光学的活性化合物を希釈剤の存在下において且つ必要
に応じて、酸結合剤の存在下において20℃乃至150
 ’C!間の温度で式 式中、Me’はアルカリ金属を表わす、のトリアゾール
塩と反応させる ことからなる上記式(V)の光学的活性2−ヒドロキシ
エチルアゾール誘導体の製造方法。
特許出願人 バイエル・アクチェンゲゼル式中、R%R
11、Ylz及びmは上記の意味を有する、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、Rは置換もしくは未置換のアルキル、置換もしく
    は未置換のシクロアルキル、或いは置換もしくは未置換
    のフェニルを表わし、そしてR^1、R^2、R^3、
    R^4、R^5及びR^6は水素またはアルキルを表わ
    し、但し該基の少なくとも1つはアルキルを表わし、或
    いは R^4及びR^5は一緒になって、アルキルで置換され
    ていてもよいアルカンジイルを表わすか、或いは R^4及びR^5は隣接炭素原子と一緒になって、アル
    キルで置換されていてもよい融合した二環式炭化水素基
    を表わす、 の光学的活性オキシラン類。 2、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、Rは置換もしくは未置換のアルキル、置換もしく
    は未置換のシクロアルキル、或いは置換もしくは未置換
    のフェニルを表わし、そしてR^1、R^2、R^3、
    R^4、R^5及びR^6は水素またはアルキルを表わ
    し、但し該基の少なくとも1つはアルキルを表わし、或
    いは R^4及びR^5は一緒になって、アルキルで置換され
    ていてもよいアルカンジイルを表わすか、或いは R^4及びR^5は隣接炭素原子と一緒になって、アル
    キルで置換されていてもよい融合した二環式炭化水素基
    を表わす、 の光学的活性オキシラン類を製造する方法であって、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中、R、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5及
    びR^6は上記の意味を有する、のエナンチオマー的に
    純粋なオキサチアンケトン類を、強塩基の存在下におい
    て且つ希釈剤の存在下において−70℃乃至+100℃
    間の温度で、α)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 式中、R^7はメチルまたはフェニルを表わし、R^8
    はメチルまたはフェニルを表わし、そしてX^■はハラ
    イドまたはメトスルフェートを表わす のスルホニウム塩と反応させるか、或いは β)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 式中、R^9はメチルまたはフェニルを表わし、R^1
    ^0はメチルまたはフェニルを表わし、そしてX^1^
    ■はハライドまたはメトスルフェートを表わす、 のスルホキソニウムと反応させる、 ことを特徴とする方法。 3、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 式中、Rは置換もしくは未置換のアルキル、置換もしく
    は未置換のシクロアルキル、或いは置換もしくは未置換
    のフェニルを表わし、 Yは酸素、直接結合またはCH_2基を表わし、Zはハ
    ロゲン、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アル
    キルチオ、ハロゲノアルキル、ハロゲノアルコキシ、ハ
    ロゲノアルキルチオ、置換もしくは未置換のフェノキシ
    、置換もしくは未置換のフェニルアルキル或いは置換も
    しくは未置換のフェノキシアルキルを表わし、そして nは数0、1、2または3を表わす、 の光学的活性2−ヒドロキシエチルアゾール誘導体を製
    造する方法であって、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、R、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5及
    びR^6は上記の意味を有する、の光学的活性オキシラ
    ンを、第一工程において、γ)塩基の存在下において且
    つ希釈剤の存在下において0℃乃至150℃間の温度で
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 式中、Z及びmは上記の意味を有する、 のフェノール誘導体と反応させるか、 δ)希釈剤の存在下において−78℃乃至+100℃間
    の温度で式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) 式中、Z及びmは上記の意味を有し、 Meはアルカリ土類金属を表わすか、または亜鉛を表わ
    し、そして X^2は塩素、臭素またはヨウ素を表わす、のグリニア
    ール化合物と反応させ、 次にかくして得られた式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) 式中、R、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、
    R^6、Y、Z及びmは上記の意味を有する、 の光学的活性化合物を、第二工程において、希釈剤の存
    在下において且つ、必要に応じて酸結合剤の存在下にお
    いて、0℃乃至100℃間の温度で、オキサチアン化合
    物の開裂に適する試薬と反応させ、そしてかくして生成
    した式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) 式中、R、Y、Z及びmは上記の意味を有する、 の光学的活性α−ヒドロキシアルデヒド類を、希釈剤の
    存在下において、−20℃乃至+100℃間の温度で、
    アルデヒドの還元に適する試薬と反応させ、 更に第三工程において、かくして得られた式▲数式、化
    学式、表等があります▼(X) 式中、R、Y、Z及びmは上記の意味を有する、 の光学的活性ジオール類を希釈剤の存在下において且つ
    酸結合剤の存在下において0℃乃至100℃間の温度で
    式 R^1^1−SO_2−Hal(X I ) 式中、R^1^1はアルキル、ハロゲノアルキル或いは
    置換もしくは未置換のフェニルを表わし、そして Halはハロゲンを表わす、 のスルホン酸誘導体と反応させ、 最後に、第四工程において、生ぜられた式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XII) 式中、R、R^1^1、Y、Z及びmは上記の意味を有
    する、 の光学的活性化合物を希釈剤の存在下において且つ、必
    要に応じて酸結合剤の存在下において、20℃乃至15
    0℃間の温度で式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XIII) 式中、Me^1はアルカリ金属を表わす、 のトリアゾール塩と反応させる、 ことを特徴とする方法。
JP1172115A 1988-07-08 1989-07-05 光学活性オキシラン類 Pending JPH0272166A (ja)

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