JPS5822092B2 - 2↓−アリ−ルアルカン酸の製造法 - Google Patents
2↓−アリ−ルアルカン酸の製造法Info
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- JPS5822092B2 JPS5822092B2 JP7543178A JP7543178A JPS5822092B2 JP S5822092 B2 JPS5822092 B2 JP S5822092B2 JP 7543178 A JP7543178 A JP 7543178A JP 7543178 A JP7543178 A JP 7543178A JP S5822092 B2 JPS5822092 B2 JP S5822092B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発11:2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン
酸の製造法に関する。
酸の製造法に関する。
2−(3−ペンソイルフェニル)フロピオン酸は、医薬
、特に、消炎鎮痛剤として用いられる極めて有用な物質
である。
、特に、消炎鎮痛剤として用いられる極めて有用な物質
である。
従来、2−アリールプロピオン酸の製造法としては、種
々の方法が知られているが、従来の方法は、いずれも、
入手し得る原料物質からの工程数が多く、その、工程中
には、生成物の収率の低い工程、反応条件の設定か困難
である工程あるいは、使用する試薬、原材料などが高価
である工程など工業的製法として望ましくない工程を含
むなど、解決すべき問題点あるいは欠点を有するもので
あった。
々の方法が知られているが、従来の方法は、いずれも、
入手し得る原料物質からの工程数が多く、その、工程中
には、生成物の収率の低い工程、反応条件の設定か困難
である工程あるいは、使用する試薬、原材料などが高価
である工程など工業的製法として望ましくない工程を含
むなど、解決すべき問題点あるいは欠点を有するもので
あった。
本発明者等は、別途、オキシラン誘導体に関し、種々研
究しこのオキシラン誘導体に基づくアルデヒド合成に関
し新知見を得たが、2−(3−ベンゾイルフェニル)プ
ロピオン酸の製造につ。
究しこのオキシラン誘導体に基づくアルデヒド合成に関
し新知見を得たが、2−(3−ベンゾイルフェニル)プ
ロピオン酸の製造につ。
いてこの本発明者等による新知見を適用し、容易に入手
し得る安価な原材料あるいは試薬を用い、設定容易な反
応条件下に、高収率の得られる工程を経由して、少い工
程で経済的に2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオ
ン酸を得る本発明方法を提供することに成功した。
し得る安価な原材料あるいは試薬を用い、設定容易な反
応条件下に、高収率の得られる工程を経由して、少い工
程で経済的に2−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオ
ン酸を得る本発明方法を提供することに成功した。
すなわち、本発明は、2−(3−ベンゾイルフェニル)
プロピオン酸の製造方法として、工業的見地から、極め
て価値ある方法を提供するものである。
プロピオン酸の製造方法として、工業的見地から、極め
て価値ある方法を提供するものである。
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明の各方法において、工程の出発物質もしくは中間
生成物となる下記式(I)、 @) 、 (I[[)
。
生成物となる下記式(I)、 @) 、 (I[[)
。
(IV)で表わされる化合物は、いずれも本発明者等に
より創製された新規物質であり、これらの物質16.2
−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸あるいはそ
の関連物質の原料として有用なものである。
より創製された新規物質であり、これらの物質16.2
−(3−ベンゾイルフェニル)プロピオン酸あるいはそ
の関連物質の原料として有用なものである。
(式中、R1およびR2はそれぞれメチル基又はエチル
基であるか又は両者は結合してエチレン基を表わす) (R1およびR2V′i前述の定義を有する。
基であるか又は両者は結合してエチレン基を表わす) (R1およびR2V′i前述の定義を有する。
)前記式(I)で表わされるオキシラン誘導体は、3−
プロモアセトフエノンとメチル硫酸トリメチルスルホニ
ウムおよびナトリウムメトキサイドとを反応させて製造
される。
プロモアセトフエノンとメチル硫酸トリメチルスルホニ
ウムおよびナトリウムメトキサイドとを反応させて製造
される。
この場合、予め、メチル硫酸トリメチルスルホニウムと
ナトリウムメトキサイドとの混合溶液を調製し、これに
3−ブロモアセトフェノンを加えるとよい。
ナトリウムメトキサイドとの混合溶液を調製し、これに
3−ブロモアセトフェノンを加えるとよい。
好丑しい溶媒としては、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、アセトニトリルがあげられる。
ン、アセトニトリルがあげられる。
特に、アセトニトリルは、良好な結果を与える溶媒とし
て推奨される。
て推奨される。
反応温度としては、−20℃ないし20℃が好捷しく、
通常は30分ないし2時間の撹拌により、高収率でオキ
シラン誘導体か生成する。
通常は30分ないし2時間の撹拌により、高収率でオキ
シラン誘導体か生成する。
前記式@)で表わされるアルデヒド化合物は、式(I)
で表わされるオキシラン誘導体を溶媒中で、酸、例えば
合成ケイ酸アルミニウムなどを用いて、加熱還流するこ
とにより、開環転位反応を行わせて得られる。
で表わされるオキシラン誘導体を溶媒中で、酸、例えば
合成ケイ酸アルミニウムなどを用いて、加熱還流するこ
とにより、開環転位反応を行わせて得られる。
溶媒としては、通常の有機溶媒例えばベンゼン、トルエ
ン等が用いられる。
ン等が用いられる。
合成ケイ酸アルミニウムの量は触媒的量で用いられ、通
常は、オキシラン誘導体に対し、重量比で1150ない
し1/100で光分である。
常は、オキシラン誘導体に対し、重量比で1150ない
し1/100で光分である。
前記式(III)で表わされるアセタール型化合物は、
前記式(II)で表わされるアルデヒド化合物を溶媒中
、酸例えば、p−)ルエンスルホン酸又は硫酸などの存
在下で、メタノール、エタノール又はエチレングリコー
ルと反応させ、生成する水を、共。
前記式(II)で表わされるアルデヒド化合物を溶媒中
、酸例えば、p−)ルエンスルホン酸又は硫酸などの存
在下で、メタノール、エタノール又はエチレングリコー
ルと反応させ、生成する水を、共。
沸留去するなどして除去することにより、定量的に得ら
れる。
れる。
溶媒としては、例えば、ベンゼン、トルエンなどが用い
られる。
られる。
使用する前記のアルコール類の量は、アルデヒド化合物
に対し、2〜5賠モル量であり、使用する前記の酸の量
は、アルデヒド化合物に対し、通常1/10〜1150
(モル)量である。
に対し、2〜5賠モル量であり、使用する前記の酸の量
は、アルデヒド化合物に対し、通常1/10〜1150
(モル)量である。
前記式(IV)で表わされる化合物は、前記式(III
)で表わされるアセタール型化合物を対応するグリニヤ
ール化合物に変換し、そのグリニヤール化合物とベンズ
アルデヒドとを反応させることにより、製造される。
)で表わされるアセタール型化合物を対応するグリニヤ
ール化合物に変換し、そのグリニヤール化合物とベンズ
アルデヒドとを反応させることにより、製造される。
上記のグリニヤール化合物を製造する際には、式(m)
で表わされるアセタール型化合物を、溶媒例えばテ
トラヒドロフラン、ジオキサンあるいはジエチルエーテ
ル等に金属マグネシウムを懸濁させておき、それに滴下
する。
で表わされるアセタール型化合物を、溶媒例えばテ
トラヒドロフラン、ジオキサンあるいはジエチルエーテ
ル等に金属マグネシウムを懸濁させておき、それに滴下
する。
使用する金属マグネシウムの量は式(I[)で表わされ
るアセタール型化合物に対し、1.0〜1,5培(モル
)量である。
るアセタール型化合物に対し、1.0〜1,5培(モル
)量である。
グリニヤール化合物とベンズアルデヒドとの反応は、通
常は、−20℃ないし30℃で行われる。
常は、−20℃ないし30℃で行われる。
ベンズアルデヒドの使用量は式(II[)のアセタール
型化合物に対し、はぼ当モル量ないし1.2培モル量で
光分である。
型化合物に対し、はぼ当モル量ないし1.2培モル量で
光分である。
本発明方法により、結局、式(IV)で表わされる3−
1:’1−(ジアルコキシメチル)又は(エチレンジオ
キシメチル)エチル〕ベンズヒドロールを、酸性条件下
で酸化することにより、2−(3−ベンゾイルフェニル
)プロピオン酸か製造される。
1:’1−(ジアルコキシメチル)又は(エチレンジオ
キシメチル)エチル〕ベンズヒドロールを、酸性条件下
で酸化することにより、2−(3−ベンゾイルフェニル
)プロピオン酸か製造される。
式(■)で表わされるベンズヒドロールlrim媒、例
えばアセトンに溶解し、これに酸、例えば、希塩酸ある
いは8硫酸などの鉱酸を加える。
えばアセトンに溶解し、これに酸、例えば、希塩酸ある
いは8硫酸などの鉱酸を加える。
必要に応じ、酢酸などの有機酸を加えても良い。
酸を加え、20°C〜30℃で30分〜2時間攪拌した
後、冷却し、これに、酸化剤を加える。
後、冷却し、これに、酸化剤を加える。
酸化剤とじては、臭素、塩素、次亜塩素酸ナトリウム、
塩素酸ナトリウムあるいは臭素酸カリウムなどか、用い
られる。
塩素酸ナトリウムあるいは臭素酸カリウムなどか、用い
られる。
酸化剤の量は、式(IV) のベンズヒドロールに対
し、2〜5@モル量で光分である。
し、2〜5@モル量で光分である。
この酸化反応の温度は、好ましくは一20°C〜200
Cであるが、これらの反応に際しての条件は、特に制限
的でない。
Cであるが、これらの反応に際しての条件は、特に制限
的でない。
以下に実施例を掲げる。
実施例 1
2−(3−ブロモフェニル)−2−メチルオキシランの
製造 硫酸ジメチル75.689 (0,6モル)をアセトニ
トリル200m/に溶かし、0°Cで攪拌しながら、硫
化ジメチル41.0 (1(0,66モル)のアセトニ
トリル50m1溶液を15分間を要して滴下する。
製造 硫酸ジメチル75.689 (0,6モル)をアセトニ
トリル200m/に溶かし、0°Cで攪拌しながら、硫
化ジメチル41.0 (1(0,66モル)のアセトニ
トリル50m1溶液を15分間を要して滴下する。
その後、徐りに室温にもどし、一夜放置する。
次いで、これに0℃でナトリウムメトキサイド35.6
fJ (0,66モル)を加え、15分後に3−ブロ
モアセトフェノン79.62.9 (0,4モル)のア
セトニトリル50d溶液を加える。
fJ (0,66モル)を加え、15分後に3−ブロ
モアセトフェノン79.62.9 (0,4モル)のア
セトニトリル50d溶液を加える。
この際、反応湿度が10℃を超えぬようにし、25分間
で滴下する。
で滴下する。
さらに0℃で、2時間反応続ける。次に、溶媒および硫
化ジメチルを減圧下に留去し、残留物に水200m/と
ベンゼン200m/を加えて攪拌しベンゼン層を分取す
る。
化ジメチルを減圧下に留去し、残留物に水200m/と
ベンゼン200m/を加えて攪拌しベンゼン層を分取す
る。
ベンゼン層を水30m/で2回洗い、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥後ろ過し、ろ液を濃縮することにより、油状物
89.337gを得る。
ムで乾燥後ろ過し、ろ液を濃縮することにより、油状物
89.337gを得る。
これを蒸留により精製し、2−(3−ブロモフェニル)
−2−メチルオキシランを無色油状物として得た。
−2−メチルオキシランを無色油状物として得た。
収量76.731&(収率89.80%)。
沸点74.0〜76.0°G(1mmHg)NMRδC
DCl3 1.65 (s、3H,CH3)、2.70
. 2.92 (a 、a。
DCl3 1.65 (s、3H,CH3)、2.70
. 2.92 (a 、a。
2H,CH2)7.00〜
7、50 (m、 4H9
arom )
MS 30e Vm/e 214 (M+2) 、
212(M±” L 199゜ 197、 157. 155゜ 元素分析 C9H0B ro (分子量213.07)
計算値(@C:50.73. H:4.26実測値□
□□)C:50.62. H:4.21実施例 2 2− (3−7”ロモフェニル)プロパナールノ製造 実施例1で得られた2−(3−ブロモフェニル)−2−
メチルオキシラン76.7,1’(0,36モル)をト
ルエン230m/に溶かし、これに合成ケイ酸アルミニ
ウム1.535 、pを加え、1時間30分加熱還流を
行う。
212(M±” L 199゜ 197、 157. 155゜ 元素分析 C9H0B ro (分子量213.07)
計算値(@C:50.73. H:4.26実測値□
□□)C:50.62. H:4.21実施例 2 2− (3−7”ロモフェニル)プロパナールノ製造 実施例1で得られた2−(3−ブロモフェニル)−2−
メチルオキシラン76.7,1’(0,36モル)をト
ルエン230m/に溶かし、これに合成ケイ酸アルミニ
ウム1.535 、pを加え、1時間30分加熱還流を
行う。
次いで、合成ケイ酸アルミニウムをろ別し、ろ液を濃縮
することにより淡黄色油状物75.94gを得る。
することにより淡黄色油状物75.94gを得る。
これを蒸留により精製し、2− (3−7’ロモフエニ
ル)フロハナールヲ無色油。
ル)フロハナールヲ無色油。
状物として得た。
収量70.684.9(収率92.12%)。
実施例 3
1−ブロモ−3(1−(1,3−ジオキソラン;−21
7)エチル〕ベンゼンの製造 実施例2で得られた2−(3−ブロモフェニル)プロパ
ナール10.654.9(0,05モル)をエチレング
リコール15.52.9(0,25モル)およびp−)
ルエンスルホン酸1水和物4,756,9 、:(
0,025モル)とともにベンゼン150m/に溶かし
、加熱還流しながら生成する水をベンゼンと共沸留去す
る。
7)エチル〕ベンゼンの製造 実施例2で得られた2−(3−ブロモフェニル)プロパ
ナール10.654.9(0,05モル)をエチレング
リコール15.52.9(0,25モル)およびp−)
ルエンスルホン酸1水和物4,756,9 、:(
0,025モル)とともにベンゼン150m/に溶かし
、加熱還流しながら生成する水をベンゼンと共沸留去す
る。
次いで、反応混合物にベンゼン50m/および希カセイ
ソーダ30m/を加え、ベンゼン層を分取後、さらに水
2011Llで2回洗浄した4後、無水流酸ナトリウム
を用いて乾燥する。
ソーダ30m/を加え、ベンゼン層を分取後、さらに水
2011Llで2回洗浄した4後、無水流酸ナトリウム
を用いて乾燥する。
次いで、ろ過し、ろ液を濃縮することにより淡黄色油状
物13.284(9を得た。
物13.284(9を得た。
これを蒸留により精製し、1−ブロモ−3−〔α−(1
,3−ジオキソラン・−2−イル)エチル〕ベンゼンを
無色油状物トして得た。
,3−ジオキソラン・−2−イル)エチル〕ベンゼンを
無色油状物トして得た。
収量12.364fI(収率9617%)。実施例 4
1−ブロモー3−(1−(ジメトキシメチル)エチル〕
ベンゼンの製造 実施例2で得られた2−(3−ブロモフェニル)プロパ
ナール5.339 (0,025モル)およびメタノー
ル3.2g(0,1モル)をベンゼン30罰に加えて溶
かし、これに濃流酸0.2459 (0,0025モル
)を加え、1時間加熱還流を行う。
ベンゼンの製造 実施例2で得られた2−(3−ブロモフェニル)プロパ
ナール5.339 (0,025モル)およびメタノー
ル3.2g(0,1モル)をベンゼン30罰に加えて溶
かし、これに濃流酸0.2459 (0,0025モル
)を加え、1時間加熱還流を行う。
次に、ベンゼンとメタノールとを生成する水と共沸する
ことにより留去し、残留物にベンゼン50m1を加え、
希炭酸ナトリウム水溶液20m1で洗浄する。
ことにより留去し、残留物にベンゼン50m1を加え、
希炭酸ナトリウム水溶液20m1で洗浄する。
ベンゼン層をさらに水20m1!で2回洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後ろ過し、ろ液を濃縮することによ
り淡黄色油状物6.43gを得た。
酸ナトリウムで乾燥後ろ過し、ろ液を濃縮することによ
り淡黄色油状物6.43gを得た。
これを蒸留により精製し、1−ブロモー3−(1−(ジ
メトキシメチル)エチル〕ベンゼンを無色油状物として
得た。
メトキシメチル)エチル〕ベンゼンを無色油状物として
得た。
収量6.3Og(収率97.26%)。元素分析 C1
1H15Br02 (分子量259.15 )計算値
(!O%)C:50.98. H:5.83実測値
(%)C:50.76、 H:5.66実旅例 5 3−(1−(1,3−ジオキソラン−2−イル[エチル
〕ベンズヒドロールの製造 金属マグネシウム288■(0,012■原子)をテト
ラヒドロフラン1 mlに懸濁させ、これに、実施例3
で得られた1−ブロモ−3−(1−(1゜3−ジオキソ
ラン−2−イル)エチル〕ベンゼン2.579 (0,
010モル)をテトラヒドロフラン!5m/に溶かした
溶液を窒素気流中、室温で5分間を要して滴下する。
1H15Br02 (分子量259.15 )計算値
(!O%)C:50.98. H:5.83実測値
(%)C:50.76、 H:5.66実旅例 5 3−(1−(1,3−ジオキソラン−2−イル[エチル
〕ベンズヒドロールの製造 金属マグネシウム288■(0,012■原子)をテト
ラヒドロフラン1 mlに懸濁させ、これに、実施例3
で得られた1−ブロモ−3−(1−(1゜3−ジオキソ
ラン−2−イル)エチル〕ベンゼン2.579 (0,
010モル)をテトラヒドロフラン!5m/に溶かした
溶液を窒素気流中、室温で5分間を要して滴下する。
45分後、内温を一5°〜0℃に冷却し、これにベンズ
アルデヒド1.06.9(0,010モル)をテトラヒ
ドロフランに溶かした溶液を10分間で滴下する。
アルデヒド1.06.9(0,010モル)をテトラヒ
ドロフランに溶かした溶液を10分間で滴下する。
30分後、ベンゼン20m1!を加え4%塩酸14m/
で洗浄し、ベンゼン層を分取した後、さらに、水20r
ttlで水洗する。
で洗浄し、ベンゼン層を分取した後、さらに、水20r
ttlで水洗する。
これを無水硫酸ナトリウムで乾燥後ろ過し、ろ液を濃縮
することにより黄色油状物2.732.9を得。
することにより黄色油状物2.732.9を得。
た。
これを蒸留により精製し、無色油状物として標記化合物
2.47.9(収率88.10係)を得た。
2.47.9(収率88.10係)を得た。
実施例 6
3−(1−(ジメトキシメチル)エチル〕ペンスヒドロ
ールの製造 金属マグネシウム0.962.9(0,0396■原子
)を子トラヒドロフラン3m/に加え、これに、;窒素
気流中実施例4で得られた1−ブロモ−3−(1−(ジ
メトキシメチル)エチル〕ベンゼン8.5 !11 (
0,033モル)のテトラヒドロフラン15m/溶液を
10分間で滴下する。
ールの製造 金属マグネシウム0.962.9(0,0396■原子
)を子トラヒドロフラン3m/に加え、これに、;窒素
気流中実施例4で得られた1−ブロモ−3−(1−(ジ
メトキシメチル)エチル〕ベンゼン8.5 !11 (
0,033モル)のテトラヒドロフラン15m/溶液を
10分間で滴下する。
次いで、−50C付近に冷却し、これにベンズアルデヒ
ド3498.9(0,033モル)のテトラヒドロフラ
ン15m/溶液を15分間で滴下し、40分後にベンゼ
ン40m1を加えさらに4%塩酸25m/で洗浄する。
ド3498.9(0,033モル)のテトラヒドロフラ
ン15m/溶液を15分間で滴下し、40分後にベンゼ
ン40m1を加えさらに4%塩酸25m/で洗浄する。
ベンゼン層を分取し水25m/で水洗したのち無水硫酸
ナトリウムで乾燥する。
ナトリウムで乾燥する。
次いで、ろ過し、ろ液を濃縮することにより淡黄色油状
物9,29gを得た。
物9,29gを得た。
これを蒸留により精製し、無色油状物として標記化合物
8.6,1(収率91.3%)を得た。
8.6,1(収率91.3%)を得た。
沸点]、 48.0〜150.0°G(0,09mmH
g)実施例 7 2−(3−ペンソイルフェニル)フロピオン酸の製造 実施例5で得られた3−(1−(1,3−ジオキソラン
−2−イル)エチル〕ベンズヒドロール3607Q(0
,0013モル)をアセトン6mlに溶かし、加熱還流
下に10係塩酸5mlを加え、さらに1時間還流を行う
。
g)実施例 7 2−(3−ペンソイルフェニル)フロピオン酸の製造 実施例5で得られた3−(1−(1,3−ジオキソラン
−2−イル)エチル〕ベンズヒドロール3607Q(0
,0013モル)をアセトン6mlに溶かし、加熱還流
下に10係塩酸5mlを加え、さらに1時間還流を行う
。
次いで、3〜5°Cに冷却し、これを酢酸9.6 ml
を加え、次いで臭素酸カリウム212m9(0,0O1
3モル)を加えて3°C付近で2時間反応を続ける。
を加え、次いで臭素酸カリウム212m9(0,0O1
3モル)を加えて3°C付近で2時間反応を続ける。
次に、10係力セイソーダ水溶液7m/を加えアルカリ
性を加えアルカリ性となし、ベンゼン20m1!で洗っ
たのち、水層に希塩酸を加え酸性とし、ベンゼン50m
/で2回抽出する。
性を加えアルカリ性となし、ベンゼン20m1!で洗っ
たのち、水層に希塩酸を加え酸性とし、ベンゼン50m
/で2回抽出する。
ベンゼン層を合し、水20rdで洗い、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を濃縮することにより融点
91〜93.5℃を示す。
ウムで乾燥後、ろ過し、ろ液を濃縮することにより融点
91〜93.5℃を示す。
標記のカルボン酸を粗結晶として得た。
収量284m9(収率88.04%)。
これをアセトニトリルより再結晶を行ない精製し、融点
940〜95.0℃を示す高純度の結晶とした。
940〜95.0℃を示す高純度の結晶とした。
収量261■(収率80.91%)。
実施例 8
2−(3−ベンゾイルフェニル)フロピオン酸の製造
実施例6で得られた3 −(]−−(ジメトキシメチル
)エチル〕ベンズヒドロール1.43.9(0,005
モル)をアセトン25m/に溶かし、加熱還流下に10
%塩酸20m1!を加え、さらに1.5時間反応を続け
る。
)エチル〕ベンズヒドロール1.43.9(0,005
モル)をアセトン25m/に溶かし、加熱還流下に10
%塩酸20m1!を加え、さらに1.5時間反応を続け
る。
次いで、0℃に冷却し、酢酸2、5 mlを加え、これ
に、臭素3.2g(002モル)を0℃ないし5℃の範
囲で20分間で滴下し、さらに2時間反応を続ける。
に、臭素3.2g(002モル)を0℃ないし5℃の範
囲で20分間で滴下し、さらに2時間反応を続ける。
その後希炭酸すトリウム水溶液でアルカリ性とし、ベン
ゼン30m/で洗浄する。
ゼン30m/で洗浄する。
ついで水層を希塩酸で酸性とし、ベンゼン70m1!で
2回抽出する。
2回抽出する。
ベンゼン層を水20rn/で2回洗い、無水硫酸ナトI
Jウムで乾燥後ろ過し、ろ液を濃縮することにより、2
−(3−ベンゾイルフェニル)フロピオン酸を粗結晶と
して得り。
Jウムで乾燥後ろ過し、ろ液を濃縮することにより、2
−(3−ベンゾイルフェニル)フロピオン酸を粗結晶と
して得り。
収量0.904..9 (71,2%)。
このものは実施例7で得られたものと分析データか一致
した。
した。
実施例 9
2−(3−ペンソイルフェニル)プロピオン酸の製造
実施例6で得られた3 −〔1,−(ジメトキシメチル
)エチル〕ベンズヒドロール303〜(o、oo11モ
ル)をアセトン15m1に溶かし、これに10%塩酸5
mlを加え、1.5時間、加熱還流を行う。
)エチル〕ベンズヒドロール303〜(o、oo11モ
ル)をアセトン15m1に溶かし、これに10%塩酸5
mlを加え、1.5時間、加熱還流を行う。
次いで、0℃に冷却し、酢酸0.5 mlを加え、次に
、4%次亜塩素酸ナトリウム水溶液8.2.9 (0,
0044モル)を3分間で、滴下し、さらに1時間攪拌
を続ける。
、4%次亜塩素酸ナトリウム水溶液8.2.9 (0,
0044モル)を3分間で、滴下し、さらに1時間攪拌
を続ける。
次に、希帯酸ナトリウム水溶液でアルカリ性とし、ベン
ゼン20m1で洗浄する。
ゼン20m1で洗浄する。
水層を希塩酸で酸性とし、ベンゼン50m/で2回抽出
する。
する。
このベンゼン抽出液を水20m、/で2回洗浄後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥する。
硫酸ナトリウムで乾燥する。
次いで、ろ過し、ろ液を濃縮することによ1−(3−ペ
ンソイルフェニル)フロピオン酸の粗結晶259m9(
収率963%)を得た。
ンソイルフェニル)フロピオン酸の粗結晶259m9(
収率963%)を得た。
アセトニトリルより再結晶し、融点94,1〜95,2
℃を示す結晶237m9を得た。
℃を示す結晶237m9を得た。
このものは実施例7および8で得られたものと分析デー
タか一致した。
タか一致した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式、 (式中、R1およびR2はそれぞれメチル基又はエチル
基であるか又は両者は結合してエチレン基を表わす) で表わされる化合物を、酸性条件下において、酸化する
ことを特徴とする式、 で表わされる2−アリールアルカン酸の製造法。 2 式、 (式中、R1およびR2はそれぞれメチル基又はエチル
基であるか又は両者は結合してエチレン基を表わす) で表わされる化合物を金属マグネシウムを用いて、相当
するグリニヤール化合物に変換し、そのグリニヤール化
合物とベンズアルデヒドを反応させて、式 (式中、R1およびR2は前述の定義を有する)で表わ
される化合物を製造し、この化合物を酸性条件下で酸化
することを特徴とする式、 で表わされる2−アリールアルカン酸の製造法。 式、 で表わされるアルデヒド化合物を、酸の存在下で、メタ
ノール、エタノール又はエチレングリコールと反応させ
、式 (式中、R1およびR2はそれぞれメチル基又はエチル
基であるか又は両者は結合してエチレン基を表わす) で表わされるアセタール型化合物を製造し、このアセタ
ール型化合物を、金属マグネシウムを用いて、相当する
グリニヤール化合物に変換し、そのグリニヤール化合物
とベンズアルデヒドを反応させて、式、 (式中、R1およびR2は前述の定義を有する)で表わ
される化合物を製造し、この化合物を酸性条件下で酸化
することを特徴とする式、 で表わされる2−アリールアルカン酸の製造法。 4 式、 で表わされるオキシラン誘導体を開環転位反応により、
式 で表わされるアルデヒド化合物に変換し、このアルデヒ
ド化合物を、酸の存在下で、メタノール、エタノール又
はエチレングリコールと反応させ、式 (式中、R1およびR2はそれぞれメチル基又はエチル
基であるか又は両者は結合してエチレン基を表わす) で表わされるアセタール型化合物を製造し、このアセタ
ール型化合物を1.金属マグネシウムを用いて、相当す
るグリニヤール化合物に変換し、そのグリニヤール化合
物とベンズアルデヒドを反応させて、式 (式中、R1およびR2は前述の定義を有する)で表わ
される化合物を製造し、この化合物を酸性条件下で酸化
することを特徴とする式、 で表わされる2−アリールアルカン酸の製造法。 53−ブロモアセトフェノンをメチル硫酸トリメチルス
ルホニウムおよびナトリウムメトキサイドと反応させて
、式 で表わされるオキシラン誘導体を製造し、このオキシラ
ン誘導体を開環転位反応により、式で表わされるアルデ
ヒド化合物に変換し、このアルデヒド化合物を酸の存在
下で、メタノール、エタノール又はエチレングリコール
と反応させ、式(式中、R1およびR2はそれぞれメチ
ル基又はエチル基であるか又は両者は結合してエチレン
基を表わす) で表わされるアセタール型化合物を製造し、このアセタ
ール型化合物を、金属マグネシウムを用いて、相当する
グリニヤール化合物に変換し、そのグリニヤール化合物
とベンズアルデヒドを反応させて、式 (式中、R1およびR2は前述の定義を有する)で表わ
される化合物を製造し、この化合物を酸性条件下で酸化
することを特徴とする式、 で表わされる2−アリールアルカン酸の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7543178A JPS5822092B2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 2↓−アリ−ルアルカン酸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7543178A JPS5822092B2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 2↓−アリ−ルアルカン酸の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS554311A JPS554311A (en) | 1980-01-12 |
JPS5822092B2 true JPS5822092B2 (ja) | 1983-05-06 |
Family
ID=13576018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7543178A Expired JPS5822092B2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 2↓−アリ−ルアルカン酸の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822092B2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-23 JP JP7543178A patent/JPS5822092B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS554311A (en) | 1980-01-12 |
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