JP2549997B2 - 新規ハロケタール化合物 - Google Patents

新規ハロケタール化合物

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JP2549997B2
JP2549997B2 JP7123151A JP12315195A JP2549997B2 JP 2549997 B2 JP2549997 B2 JP 2549997B2 JP 7123151 A JP7123151 A JP 7123151A JP 12315195 A JP12315195 A JP 12315195A JP 2549997 B2 JP2549997 B2 JP 2549997B2
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裕光 武田
直哉 森藤
俊弘 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬として有用なジベ
ンゾチエピン誘導体を製造するための原料などとして有
用な新規ハロケタール化合物に関する。
【0002】
【発明の背景】次式(〓):
【0003】
【化2】 で表わされる2−(10,11−ジヒドロ−10−オキ
ソジベンゾ[b,f]チエピン−2−イル)プロピオン
酸(本明細書では単にジベンゾチエピン誘導体という)
は、優れた抗炎症作用と鎮痛作用とを有し、安全性の高
い抗炎症剤として有用な化合物であることが知られてい
る[特開昭55−53282号公報]。ジベンゾチエピ
ン誘導体の製造法としては、上記特開昭55−5328
2号公報に、(α−シアノエチル)−6−フェニルチオ
フェニル酢酸を閉環させてジベンゾチエピンプロピオン
アミド誘導体としたのち、これを加水分解する方法が開
示されている。ジベンゾチエピン誘導体の他の製造法と
しては、ニトリル基の付いたフェニル酢酸エステルを加
水分解してジカルボン酸誘導体とした後、これを縮合剤
の存在下にて閉環させる製造法が知られている(特開昭
57−106678号公報)。なお、上記のジカルボン
酸誘導体は、ヒドロキシアセタール化合物を経由する方
法によっても得られることが既に知られている(特開昭
58−113168号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ジベンゾチ
エピン誘導体などの製造に有用な新規な原料化合物を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】式(I):
【0006】
【化3】 (式中、R1 とR2 は互いに同一でも、異っていてもよ
い炭素数1〜6のアルキル基(メチル基もしくはエチル
基であることが好ましい)を表わし、Xはハロゲン原子
を示す)で表わされるハロケタール化合物。
【0007】本発明の上記式(I)のハロケタール化合
物は、たとえば、まず、
【0008】
【化4】 (式中、R1 は前述と同じであり、Xはハロゲン原子を
示す)の式で表される公知のハロケトン化合物に、 R2 OH (式中、R2 は前述と同じである)の式で表される一級
アルコールと、 H−C(OR23 (式中、R2 は前述と同じである)の式で示されるオル
トギ酸エステルとを反応させる方法により得ることがで
きる。
【0009】上記のハロケトン化合物からハロケタール
化合物への反応(ケタール化反応)は、メタルスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸、硫酸などの酸触媒の存在
下、上記ハロケトン化合物に、上記アルコールと上記オ
ルトギ酸エステルとを加え、0℃〜還流温度で1/2〜
48時間加熱または加熱還流することにより行なわれ
る。また、反応に関与しない有機溶媒(例えばベンゼ
ン、トルエン、ジクロルエタン、トリクロルエタン)を
用いても良い。本発明のハロケタール化合物は、たとえ
ば、下記の工程からなる製造法を利用することによっ
て、高い収率で容易にジベンゾチエピン誘導体に変換す
ることができる。
【0010】[製造法I]前記式(I)のハロケタール
化合物をハロゲン化亜鉛の存在下に転位させて、式
(〓):
【0011】
【化5】 (式中、R1 、R2 は前記と同じ)で表わされるジカル
ボン酸エステルを得た後、これを加水分解して、式
(〓) :
【0012】
【化6】 で表わされるジカルボン酸を得て、次いでこれを縮合剤
の存在下にて閉環させることにより2−(10,11−
ジヒドロ−10−オキソジベンゾ[b,f]チエピン−
2−イル)プロピオン酸を得る方法。
【0013】[製造法〓]上記のジカルボン酸エステル
(〓)を先に、縮合剤の存在下にて閉環させることによ
り、式(〓a):
【0014】
【化7】 で表わされる化合物を得て、次にこれを加水分解する方
法により2−(10,11−ジヒドロ−10−オキソジ
ベンゾ[b,f]チエピン−2−イル)プロピオン酸を
得る方法。なお、各式において、R1 およびR2 は、通
常は炭素数1〜6のアルキル基であるが、特にメチル基
もしくはエチル基であることが好ましい。
【0015】上記の製造法I(製造法〓も同じ)の第一
工程の反応であるハロケタール化合物(I)をハロゲン
化亜鉛の存在下にて転位させてジカルボン酸エステル
(〓)とする反応(転位反応)は、トルエン、メタノー
ル、オルトギ酸メチル、ジクロルエタン、トリクロルエ
タンなどの、反応に関与しない有機溶媒の中で、ハロケ
タール(I)を、ハロゲン化亜鉛の存在下で、室温〜還
流温度にて30分〜24時間反応させることにより行な
われる。用いるハロゲン化亜鉛としては、臭化亜鉛が望
ましく、これを直接反応溶媒中に導入してもよいが、反
応系内で生成させてもよい。なお、前記のハロケトン化
合物からジカルボン酸エステル(〓)へのケタール工程
及び転位工程は、同一反応器内で中間生成物(ハロケタ
ール化合物(I))を単離することなく、同一の希釈剤
もしくは溶媒の存在下にて行なうことができる。
【0016】ジカルボン酸エステル(〓)からジカルボ
ン酸(〓)への加水分解反応は常法により行なうことが
できる。すなわち、たとえばジカルボン酸エステル
(〓)をアルカリ水溶液中にて加熱する方法などが利用
される。
【0017】ジカルボン酸(〓)を縮合剤の存在下にて
閉環させてジベンゾチエピン誘導体(〓)とする反応に
ついては、前記の特開昭57−106678号公報に詳
しい記載がある。すなわち、縮合剤として硫酸、ポリリ
ン酸、ポリリン酸エステルなどのような公知の縮合剤
を、ジカルボン酸(〓)に対して1〜30重量倍存在さ
せて、ジカルボン酸(〓)を室温から150℃の範囲の
温度にて10分間〜5時間程度加熱する方法が一般的に
利用される。反応終了後は、反応液を水あるいは氷水に
加えるか、あるいは逆に水あるいは氷水を反応液に加え
るような方法により生成物を析出させ、これを有機溶媒
を用いて抽出したのち、溶媒を留去する方法などが利用
される。このようにして取り出された生成物を、必要に
より再結晶などの精製操作により精製することもでき
る。
【0018】ジカルボン酸エステル(〓)を閉環させ、
ジベンゾチエピン誘導体(〓a)とする反応は、ジカル
ボン酸(〓)を閉環させる反応と同様にして行うことが
できる。ジベンゾチエピン誘導体(〓a)の加水分解反
応は常法により行うことができる。たとえば、弱アルカ
リ性水溶液液中、あるいは酸性水溶液中で加熱する方法
が利用できる。即ち、以上のような製造法を利用するこ
とにより、本発明のハロケタール化合物から、容易に、
かつ高い収率で2−(10,11−ジヒドロ−10−オ
キソジベンゾ[b,f]チエピン−2−イル)プロピオ
ン酸を得ることができる。次に実施例と応用例とをあ
げ、本発明をさらに詳しく説明するが、もとより本発明
はこれにより何ら制限されるものではない。
【0019】[実施例1] メチル 5−(2−ブロモ−1,1−ジメトキシプロピ
ル)−2−フェニルチオフェニルアセテートの製造
メチル 5−(2−ブロモプロピオニル)−2−フェニ
ルチオフェニルアセテート15.72g、オルトギ酸メ
チル12.7g、メタンスルホン酸0.38gおよびメ
タノール(40mL)の混合物を24時間還流したの
ち、減圧下にて濃縮した。残留物にエーテル(100m
L)を加え、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(20m
L)、水(20mL)、および飽和食塩水(20mL)
で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。次い
で、溶媒を留去することにより無色の油状物を得た。こ
の油状物を精製してメチル 5−(2−ブロモ−1,1
−ジメトキシプロピル)−2−フェニルチオフェニルア
セテート(純度90%)を無色油状物として16.85
g得た。
【0020】NMR(CDCl3 )δ: 1.52(3H,d,J=8Hz) 3.21(3H,s) 3.35(3H,s) 3.61(3H,s) 3.87(2H,s) 4.45(1H,q,J=8Hz) 7.1〜7.5(8H,m)
【0021】[応用例1] (1)メチル 5−(1−メトキシカルボニルエチル)
−2−フェニルチオフェニルアセテートの製造 実施例1で得たメチル 5−(2−ブロモ−1,1−ジ
メトキシプロピル)−2−フェニルチオフェニルアセテ
ート[ハロケタール化合物]に、トルエン(38mL)
と臭化亜鉛0.86gとを加え、1時間加熱還流した。
冷却後、エーテル(100mL)を加え、水(30m
L)及び飽和食塩水(30mL)で洗浄した後、無水硫
酸ナトリウムで乾燥した。次いで、溶媒を留去した後、
減圧蒸留することにより、標題の化合物(ジカルボン酸
エステル)を黄色油状物として10.61g得た(収率
77%、沸点:212〜215℃/2mmHg)。
【0022】NMR(CDCl3 )δ: 1.49(3H,d,J=7Hz) 3.61(3H,s) 3.67(3H,s) 3.82(2H,s) 3.5〜3.9(1H,m) 7.0〜7.4(8H,m)
【0023】(2)5−(1−カルボキシエチル)−2
−フェニルチオフェニル酢酸の製造 上記(1)で得たメチル 5−(1−メトキシカルボニ
ルエチル)−2−フェニルチオフェニルアセテート[ジ
カルボン酸エステル]17.2gに2N水酸化ナトリウ
ム水溶液(125mL)を加え、撹拌下にて4時間加熱
還流した。これを冷却した後、反応混合物を10%硫酸
でpH1に調整し、次いで塩化メチレン(150mL×
2)で抽出した。有機層を飽和食塩水(80mL)で洗
浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。次に、乾
燥物を減圧下にて濃縮乾固することにより淡褐色の粗結
晶を得た。この粗結晶を1,2−ジクロロエタン(30
mL)から再結晶して5−(1−カルボキシエチル)−
2−フェニルチオフェニル酢酸14.0gを微黄色結晶
として得た(収率89%)。融点:145〜146℃。
【0024】(3)2−(10,11−ジヒドロ−10
−オキソジベンゾ[b,f]チエピン−2−イル)プロ
ピオン酸の製造 上記(2)で得られた5−(1−カルボキシエチル)−
2−フェニルチオフェニル酢酸(15.8g、0.05
モル)をポリリン酸(63g)の塩化メチレン(63m
L)溶液に加え、内温40℃で3.5時間撹拌した。反
応液に氷水を加えたのち、酢酸エチルで抽出した。抽出
物を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。次いで乾燥物から溶媒を40℃以下で減圧留去した
のち、残留物を塩化メチレン・ヘキサンで2回再結晶し
て2−(10,11−ジヒドロ−10−オキソジベンゾ
[b,f]チエピン−2−イル)プロピオン酸の微黄色
結晶10.9gを得た(収率73%)。
【0025】[応用例2] (1)メチル 2−(10,11−ジヒドロ−10−オ
キソジベンゾ[b,f]チエピン−2−イル)プロピオ
ネートの製造 応用例1の(1)で得たメチル 5−(1−メトキシカ
ルボニルエチル)−2−フェニルチオフェニルアセテー
ト[ジカルボン酸エステル]0.5gとポリリン酸5.
3gとの混合物を60〜80℃に加温して約6時間撹拌
を行なった。そののち冷却し、次いで氷水を加えて過剰
のポリリン酸を分解した後、酢酸エチルを加えて、抽出
操作を行なった。有機層を取り出し、飽和食塩水、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水を用い順次洗浄
を行なったのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。次い
で、乾燥物から溶媒を減圧留去したのち、残査をベンゼ
ン・ヘキサン混合溶媒を利用して再結晶し、メチル 2
−(10,11−ジヒドロ−10−オキソジベンゾ
[b,f]チエピン−2−イル)プロピオネート0.4
g(収率:89%、融点:81.0〜82.0℃)を得
た。
【0026】 IRνmax(neat) cm-1:1730、1670 NMR(CDCl3 )δ: 1.44(3H, d,J=8Hz,−CH3 ) 3.60(3H,s,−CO2 CH3 ) 3.66(1H,q,J=8Hz,−CH) 6.96〜7.60(5H,m,芳香族) 7.96〜8.20(1H,m,芳香族)
【0027】(2)2−(10,11−ジヒドロ−10
−オキソジベンゾ[b,f]チエピン−2−イル)プロ
ピオン酸の製造 上記の(1)で得たメチル 2−(10,11−ジヒド
ロ−10−オキソジベンゾ[b,f]チエピン−2−イ
ル)プロピオネート0.36g、メタノール4mL、炭
酸水素ナトリウム0.32gの水溶液3.7mL溶液を
撹拌下に約6時間加熱還流した。還流終了後に冷却した
後、これを8%炭酸水素ナトリウム水溶液20mLと塩
化メチレン10mLとともに振とうし、次いで水層を分
取した。この水層を濃塩酸で酸性となし、酢酸エチルを
用いて抽出した。酢酸エチル層を飽和食塩水で振とう洗
浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥物から
酢酸エチルを減圧留去し、残渣約0.34gを得た。こ
れを塩化メチレン・ヘキサンで再結晶して2−(10,
11−ジヒドロ−10−オキソジベンゾ[b,f]チエ
ピン−2−イル)プロピオン酸0.31g(収率:90
%)を得た。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I): 【化1】 (式中、R1 とR2 は互いに同一でも、異っていてもよ
    い炭素数1〜6のアルキル基を表わし、Xはハロゲン原
    子を示す)で表わされるハロケタール化合物。
  2. 【請求項2】 式(I)におけるR1 およびR2 がそれ
    ぞれ独立にメチル基もしくはエチル基である請求項1に
    記載のハロケタール化合物。
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