JPH0465103A - 空芯コイルの巻線挿入装置及び空芯コイルの巻線挿入方法 - Google Patents

空芯コイルの巻線挿入装置及び空芯コイルの巻線挿入方法

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JPH0465103A
JPH0465103A JP2176309A JP17630990A JPH0465103A JP H0465103 A JPH0465103 A JP H0465103A JP 2176309 A JP2176309 A JP 2176309A JP 17630990 A JP17630990 A JP 17630990A JP H0465103 A JPH0465103 A JP H0465103A
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coil
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Kazuhiro Teraguchi
和宏 寺口
Hiroshi Joko
上甲 弘
Katsuhiro Takahashi
勝博 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、長尺の線材を巻線して空芯コイルを形成し
、この空芯コイルを基板に挿入する作業を自動的に行う
空芯コイルの巻線挿入装置に関する。
(従来の技術) 従来、空芯コイルを製造する製造装置としては、例えば
実開昭60−22593号公報から公知であり、製造さ
れた空芯コイルをプリント基板に挿入する空芯コイルの
挿入装置は、特開昭63−126300号公報、特開平
1−132200号公報から公知である。
前記空芯コイルの製造装置は、線材を巻回する巻軸に線
材の先端部をチャックした状態で、巻軸を回転させて線
材を巻軸に巻回することにより空芯コイルを形成する方
法であり、空芯コイルをプリント基板に挿入するのは別
の自動挿入機にょって挿入するようにしたものである。
また、前記空芯コイルの挿入装置は、挿入へ・ンドに空
芯コイルの一方のリードを挟持する第1のチャックと、
空芯コイルの他方のリードを挟持する第2のチャックを
備え、空芯コイルの両リードを挟持した状態で、プリン
ト基板に空芯コイルを導き、この空芯コイルを上方から
ブツシャによって押圧して空芯コイルをプリント基板に
挿入するようにしたものである。
すなわち、従来は、空芯コイルを製造する装置と空芯コ
イルをプリント基板に挿入する装置とは別な装置であり
、空芯コイル製造装置で製造された空芯コイルを部品供
給装置等によって空芯コイル挿入装置に供給している。
(発明が解決しようとする課題) ところが、前述のように、空芯コイルの製造装置と空芯
コイルの挿入装置とが別な装置であると、ポールフィー
ダ、リニアフィーダなどの部品供給装置によって空芯コ
イル挿入装置に供給する必要があり、空芯コイルの形状
、サイズ等に変更があった場合には部品供給装置も交換
する必要かある。さらに、ポールフィーダ、リニアフィ
ーダなどの部品供給装置は、空芯コイル相互が絡み合い
品<、空芯コイルを1個づつ分離して供給することが困
難である。また、空芯コイルの製造装置によって得られ
た空芯コイルを部品供給装置に投入するのは作業者の手
作業によって行われているため、誤投入の恐れもある。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、線材から空芯コイルを製造して基
板に挿入する作業が自動的に行うことかでき、また空芯
コイルの形状、サイズの変更に容易に対処できる空芯コ
イルの自動巻線挿入装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用)この発明は、前
記目的を達成するために、被膜によって被覆された線材
を供給する線材供給部と、この線材供給部から供給され
た線材の空芯コイルのリード部となる部分の被膜を剥離
する剥離機構と、前記線材を巻回する巻軸を有すると共
に前記剥離機構から供給された線材の先端部を前記巻軸
に対して直角に交わる方向に位置させてクランプするク
ランパを有し、線材の先端部をクランプした状態で巻軸
を回転させて線材を巻軸に巻回して空芯コイルを形成す
る巻線機構と、この巻線機構によって形成された空芯コ
イルの巻終り端部を前記先端部と同方向に揃えた状態で
前記線材を切断するカッタと、前記巻線機構の巻軸から
空芯コイルを分離する分離機構と、この分離機構から分
離された空芯コイルを把持する把持機構と、この把持機
構によって把持された空芯コイルを基板に挿入するコイ
ル挿入機構とから空芯コイルの巻線挿入装置を構成する
線材供給部から供給された線材は、剥離機構によって空
芯コイルのリード部となる部分の被膜が剥離されたのち
、その線材の先端部は巻回する巻軸に対して直角にクラ
ンプされ、この状態で巻軸を回転させて線材を巻軸に巻
回して空芯コイルを形成する。この空芯コイルの巻終り
端部を前記先端部と同方向に揃えた状態で切断したのち
、巻軸から空芯コイルを分離機構によって分離し、この
分離された空芯コイルを把持機構によって把持して空芯
コイルを基板に挿入する一連の作業を自動的に行う。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は空芯コイルの自動巻線挿入装置の全体を示すも
ので、1は基台であり、2は制御ボックスである。基台
1の上面にはスライダユニット3を介して移動テーブル
4が矢印a方向に移動自在に設けられ、この移動テーブ
ル4の一端側にはレール5が敷設されている。このレー
ル5には剥離機構6が移動自在に搭載され、線材供給部
7からテンションユニット8を介して供給された線材9
の被膜を剥離するようになっている。すなわち、線材供
給部7は線材9を巻装したリール10によって形成され
、リール10から繰り出された線材9はテンションユニ
ッ18によって一定のテンションが付与されるようにな
っている。線材9は金属線に絶縁被膜を被覆したもので
あり、この線材9によって形成される空芯コイル11は
、第8図に示すようにコイル部11aの両端にリード部
11b111bを有している。そして、前記剥離機構6
においては、空芯コイル11のリード部11b、11b
となる部分の被膜を線材9の周囲に配置された剥離カッ
タ(図示しない)によって剥離するようになっており、
線材9の先端部と、この先端部から一定間隔を存して線
材9の中途部が部分的に剥離される。
前記移動テーブル4の他端側には巻線機構12が設けら
れている。この巻線機構12は、第2図〜第5図に示す
ように構成されている。すなわち、13は軸受台であり
、この軸受台13には軸受14によって巻ピッチ用送り
軸15が垂直に軸支されていると共に、軸受16によっ
て巻軸用回転軸17が垂直に軸支されている。そして、
巻ピッチ用送り軸15は巻ピツチ用モータ15aによっ
て駆動され、巻軸用回転軸17は巻軸用モータ17aに
よって駆動される。巻ピッチ用送り軸15の下端部には
ガイドロッド18.18に支持された昇降部材19が固
定され、この部材19の下面に線材9の長手方向に進退
自在な移動ブロック21に設けられている。この移動ブ
ロック21はエアシリンダ22によって進退駆動される
ようになっており、この移動ブロック21には線材クラ
ンパ機構23と線材制動機構24が設けられている。線
材クランパ機構23は、前記線材のパスラインに対向し
て上部に設けた固定部材25と、この固定部材26に対
向して下部に設けた可動部材26およびこの可動部材2
6を進退駆動するエアシリンダ27とからなり、可動部
材26の前進時に固定部材25との間で線材9を挟持し
、後退時に線材9を解放するようになっている。また、
前記線材制動機構24は、線材のパスラインに対向して
上部に設けた固定部材28と、この固定部材28の下方
に回動自在に枢支された制動レバー29およびこの制動
レバー29を時計回り方向に付勢する付勢ばね30とか
らなり、線材9の前進時には線材9に制動を付与しなか
ら前進を許し、後退時には固定部材28と制動レバー2
9との間で線材9を挟持固定するようになっている。さ
らに、前記線材案内部20の先端部には線材案内ノズル
31が設けられ、後述する巻線部に線材9を供給するよ
うにな゛っており、そのときの巻き始めリード長は調整
用マイクロメータ32によって調整できるようになって
いる。
また、前記巻軸用回転軸17の下端部には空芯コイル1
1のコイル部11aを形成する巻軸35がねじ込みによ
って垂直に交換可能に取り付けられている。この巻軸3
5の下方には分離機構36を構成する受取りピン37が
同心的に対向して設けられている。さらに、巻軸35と
受取りピン37の隣側にはコイル姿勢ガイドピン38が
上下動自在に設けられている。
また、前記巻軸用回転軸17の下端部には第4図および
第5図に示すように、ソレノイド等によって回動される
クランパ39が設けられ、この先端部は前記巻軸35の
側面に当接し、前記線材9の先端部を巻軸35の側面に
クランプするようになっている。さらに、巻軸35と前
記線材案内ノズル31との間には線材9の巻終わり端部
を切断するカッタ40が設けられている。
さらに、前記受取りピン37およびコイル姿勢ガイドピ
ン38は、空芯コイル受渡し機構41に支持されている
。空芯コイル受渡し機構41には位置決めガイドプレー
ト42が設けられ、この位置決めガイドプレート42に
は受取りピン37に嵌合する切欠部43とコイル姿勢ガ
イドピン38を上下動自在に軸支する案内筒44が設け
られている。そして、受取りピン37、コイル姿勢ガイ
ドピン38はエアシリンダ等によって上下に駆動される
ようになっていると共に、受取りピン37はコイル供給
用エアシリンダ45(第1図参照)によって軸方向と直
交する方向に移動され、後述する把持機構46に空芯コ
イル11を供給できるようになっている。
次に、前記把持機構46を備えたコイル挿入機構47に
ついて第6図および第7図に基づいて説明スる。すなわ
ち、48はノ\ウプラグであり、このハウジング48に
はラジアル軸受49を介してボールスプライン50が回
転自在に設けられ、このボールスプライン50にはスプ
ライン軸51が上下動自在に軸支されている。スプライ
ン軸51の上端部には上下動用のエアシリンダ52(第
1図参照)に連結され、中途部にはプーリ53が嵌着さ
れている。プーリ53はベルト54を介してモータ55
に連動しており、スプライン軸51を回転駆動するよう
になっている。
スプライン軸51の下端部にはブラケット56が固定さ
れ、このブラケット56には支軸57を介してピニオン
58が回転自在に軸支されている。
ピニオン58にはブラケット56に上下動自在に支持さ
れたラック59が噛合されている。ラック59はブラケ
ット56との間に張設されたスプリング60によって上
方に付勢されており、前記ノ1ウプラグ48にはラック
59の上方への移動量を規制するラックストッパ61が
設けられている。
また、前記ピニオン58には把持機構46のベース62
の基端部が固定され、このベース62の先端部にはボッ
クスチャック63が固定されている。
このボックスチャック63は矩形箱状で、この内部に空
芯コイル11の1個が収容されるようになっている。す
なわち、空芯コイル11はコイル部11gの両端部に弾
性によって外側に拡がろうとするリード部11b、ll
bを有しているため、リード部11b、llbがボック
スチャック63の両側の内側面63a、63aに圧接し
て保持されるようになっている。さらに、ボックスチャ
・ツク63の上下の側面には前記受取りピン37に嵌合
できる切欠部64.64が設けられている。ボックスチ
ャック63の背面には通孔65が穿設され、この通孔6
5にはプッシュ口・シト66が突没自在に挿入されてい
る。ブツシュロッド66は、スプリング67によって前
進方向に付勢されているが、このブツシュロッド66は
前記ベース62に設けられたエアシリンダ68により、
後退させられる。エアシリンダ68を引き込むことで、
ブツシュロッド66を前進させることにより、ボ・ンク
スチャック63の内部の空芯コイル11をボ、ツタスチ
ャック63から押し出すことができるようになっている
また、前記ブラケット56の上端部には把持機構46の
上方への回動量を規制する上限ストッパ69gが設けら
れ、下端部には把持機構46の下方への回動量を規制す
る下限ストッパ69bが設けられている。
前述のように構成されたコイル挿入機構47の下方に位
置する前記基台1の上面には移動テーブル4の移動方向
と直角方向にはプリント基板70を搬送するコンベア7
1が設けられている。このコンベア71の中途部にはコ
イル挿入機構47と対向する基板位置決めユニット72
が設けられ、コンベア71によって搬入されたプリント
基板70が挿入検出ユニット72によって位置決めされ
るようになっており、前記コイル挿入機構47によって
プリント基板70に空芯コイル11が挿入されるように
なっている。基板位置決めユニット72には挿入が確実
に行えたか否かを検査するための検出機構が設けられて
いる。検査は、基板の下に出たコイルリードを検出して
行っている。
次に、前述のように構成された空芯コイルの巻線挿入装
置の作用について説明する。
線材供給部7のリール10から繰り出された線材9はテ
ンションユニット8によって一定のテンションが付与さ
れて剥離機構6に供給される。剥離機構6は供給された
線材9の先端部と、この先端部から一定の間隔を存して
線材9の中途部が部分的に剥離される。つまり空芯コイ
ル11のリード部11b、llbとなる部分の被膜があ
らかじめ剥離され、導電部が露出される。
剥離工程が終了した線材9は巻線機構12に供給され、
線材クランパ機構23によって線材9の中途部がクラン
プされるとともに、線材9の走行時に線材制動機構24
によって制動が付与される。
ここで、線材クランパ機構23のエアシリンダ27が前
進して可動部材26によって線材9の中途部を固定部材
25にクランプした状態でエアシリンダ22が作動する
と、線材9は移動ブロック21と共に前進し、線材9の
先端部は巻軸35とクランパ39との間を通過してリー
ド部11bの長さに相当する分だけ巻軸35より前方に
突出する。次に、クランパ39が作動すると、線材9の
先端部は巻軸35とクランパ39とによってクランプさ
れ、線材9の先端部が巻軸35に固定される。このとき
、同時に、線材クランパ機構23のエアシリンダ27が
後退して可動部材26が後退すると、線材9の中途部は
アンクランプ状態となる。
次に、この状態で、巻軸用モータ17aが作動して巻軸
用回転軸17が回転すると、巻軸35がクランパ39と
共に回転し、線材9は巻軸35の周囲に巻き付けられる
。このとき、巻ピツチ用モータ15aも回転するため、
巻ピッチ用送り軸15によって昇降部材19が徐々に下
降する。つまり、線材9の巻線に伴ってピッチ送りされ
るため、線材9は巻軸35に螺旋状に巻回されてコイル
部11aが形成される。線材9の巻線に伴って線材9は
引き出されるが、線材制動機構24においては付勢ばね
30によって一方向に付勢された制動レバー29が線材
9に接しているために、線材9の送りに制動が付与され
、線材9は一定のテンションが加えられなから巻線され
ることになる。
空芯コイル11のコイル部11aの巻線が終了すると、
線材クランパ機構23のエアシリンダ27が前進して可
動部材26によって線材9の中途部を固定部材25にク
ランプし、この状態でカッタ40が作動して線材9の巻
き終り端部を切断する。したがって、コイル部11aの
両端部に巻き始めと巻終りの端部によってリード部11
b111bが形成され、次にコイル姿勢ガイドピン38
が上方に突出し、これらリード部11bと11bとの間
でコイル姿勢ガイドビン38を挾んだ状態となる。した
かって、空芯コイル11が巻軸35の周囲を回ることは
なく、空芯コイル11の位置が規制される。そして、空
芯コイル11は、巻軸35を瞬間的に上昇下降させて空
芯コイルに下向きの衝撃を与え、その後エアブロ−で巻
軸35の軸方向に落下し、その下方で待機している受取
りピン37に嵌合する。このときもリード部11bと1
1bとの間でコイル姿勢ガイドビン38を挾んだ状態と
なり、空芯コイル11の位置が規制される。空芯コイル
11か位置決めガイドプレート42の上面に落下すると
、コイル姿勢ガイドピン38は下降する。
一方、このとき、コイル挿入機構47に設けられた把持
機構46のボックスチャック63は、前記空芯コイル1
1をチャックするための準備に入る。すなわち、エアシ
リンダ52が作動してスプライン軸51が上昇すると、
ラック59がラックストッパ61に当接する。ラックス
トッパ61にラック59が当接した後、スプライン軸5
1がさらに上昇すると、ラック59はスプリング60の
付勢力に抗し下方へ押圧される。したがって、ラック5
9と噛合するビニオン58は反時計回りに回転し、ベー
ス62が上限ストッパ69aに当接すると、把持機構4
6は水平状態に保持される。
そして、ボックスチャック63が位置決めガイドプレー
ト42と同一高さで、受取りピン37に対向する。そこ
で、受取りピン37が横方向に移動してボックスチャッ
ク63の切欠部64.64に嵌合すると、受取りピン3
7に嵌合されている空芯コイル11はボックスチャック
63に収容される。空芯コイル11はコイル部11aの
両端部に弾性によって外側に拡がろうとするリード部1
1b、llbを有しているため、リード部11b、ll
bがボックスチャック63の両側の内側面63a、63
aに圧接して保持されるようになっている。空芯コイル
11がボックスチャック63に保持されると、受取りピ
ン37は下降してボックスチャック63から抜けて元の
状態に復帰する。
把持機構46のボックスチャック63によって空芯コイ
ル11をチャックし、エアシリンダ52が作動してスプ
ライン軸51が下降すると、ラック59がラックストッ
パ61から離間し、ラック59はスプリング60の付勢
力によって上昇する。
したがって、ラック59と噛合するピニオン58は時計
回りに回転し、ベース62が下限ストッパ69bに当接
すると、把持機構46は垂直状態に保持される。スプラ
イン軸51がさらに下降すると、ボックスチャック63
にチャックされた空芯コイル11はコンベア71の挿入
検出ユニット72に位置決めされたプリント基板70に
対して前進し、ここでエアシリンダ68が作動してブツ
シュロッド66が前進すると、空芯コイル11はボック
スチャック63から押し出され、そのリード部11b、
llbがプリント基板70の透孔に挿入される。この場
合、プリント基板70の透孔に対する空芯コイル11の
リード部11b111bの位置決めは、モータ55によ
ってスプライン軸51を正逆回転することにより、ボッ
クスチャック63を回転させることができるため、プリ
ント基板70に設けられた透孔の配置が不規則であって
も容易に挿入することができる。
なお、前記一実施例においては、プリント基板70をコ
ンベア71によって搬送し、プリント基板70が挿入検
出ユニット72に位置したとき、プリント基板70を位
置決めしてプリント基板70に対してXY力方向移動自
在なコイル挿入機構47によって空芯コイル11を挿入
するようにしたが、プリント基板70をXY子テーブル
上載置してXY力方向移動自在とし、コイル挿入機構4
7を固定的にしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、線材供給部か
ら供給された線材を、剥離機構によって空芯コイルのリ
ード部となる部分の被膜が剥離されたのち、その線材の
先端部は巻回する巻軸に対して直角にクランプされ、こ
の状態で巻軸を回転させて線材を巻軸に巻回して空芯コ
イルを形成し、この空芯コイルの巻終り端部を前記先端
部と同方向に揃えた状態で切断したのち、巻軸から空芯
コイルを分離機構によって分離し、この分離された空芯
コイルを把持機構によって把持して空芯コイルを基板に
挿入する一連の作業を1台の装置で自動的に行うように
したから、作業能率の向上を図ることができるとともに
、部品供給装置が不要となり、空芯コイルの形状、サイ
ズの変更に容易に対処できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は空芯
コイルの巻線挿入装置全体の斜視図、第2図は巻線機構
とコイル挿入機構の一部断面した側面図、第3図は分離
機構の斜視図、第4図は線材を巻軸にクランプした状態
の正面図、第5図は同側面図、第6図および第7図はコ
イル挿入機構の作動状態を示す正面図、第8図は空芯コ
イルの斜視図である。 6・・・剥離機構、7・・・線材供給部、9・・・線材
、11・・・空芯コイル、12・・・巻線機構、35・
・・巻軸、36・・・分離機構、39・・・クランパ、
40・・・カッタ、46・・・把持機構、47・・・コ
イル挿入機構。 第1図 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被膜によって被覆された線材を供給する線材供給部と、
    この線材供給部から供給された線材の空芯コイルのリー
    ド部となる部分の被膜を剥離する剥離機構と、前記線材
    を巻回する巻軸を有すると共に前記剥離機構から供給さ
    れた線材の先端部を前記巻軸に対して直角に交わる方向
    に位置させてクランプするクランパを有し、線材の先端
    部をクランプした状態で巻軸を回転させて線材を巻軸に
    巻回して空芯コイルを形成する巻線機構と、この巻線機
    構によって形成された空芯コイルの巻終り端部を前記先
    端部と同方向に揃えた状態で前記線材を切断するカッタ
    と、前記巻線機構の巻軸から空芯コイルを分離する分離
    機構と、この分離機構から分離された空芯コイルを把持
    する把持機構と、この把持機構によって把持された空芯
    コイルを基板に挿入するコイル挿入機構とを具備したこ
    とを特徴とする空芯コイルの巻線挿入装置。
JP2176309A 1990-07-05 1990-07-05 空芯コイルの巻線挿入装置及び空芯コイルの巻線挿入方法 Pending JPH0465103A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05258983A (ja) * 1992-03-13 1993-10-08 Kanagawa Pref Gov 超小型平角コイルの自動製造装置および製造方法

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JPH05258983A (ja) * 1992-03-13 1993-10-08 Kanagawa Pref Gov 超小型平角コイルの自動製造装置および製造方法

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