JP2002025845A - 巻線装置 - Google Patents

巻線装置

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JP2002025845A
JP2002025845A JP2000202799A JP2000202799A JP2002025845A JP 2002025845 A JP2002025845 A JP 2002025845A JP 2000202799 A JP2000202799 A JP 2000202799A JP 2000202799 A JP2000202799 A JP 2000202799A JP 2002025845 A JP2002025845 A JP 2002025845A
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Nittoku Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種作業ユニットに対しコイルボビンの受け
渡し作業を必要とすることなく、コイルボビンに対して
線材の巻き付け作業を始め各種の作業を一貫して行える
ようにする。 【解決手段】 コイルボビン1を保持する巻治具を備え
たインデックス機構11を、上下方向および水平方向に
移動可能に設ける。巻治具に保持したままのコイルボビ
ン1に対し、線材63を巻き付ける巻線ユニット51、
巻き付けた線材63をコイルボビン1の端子に半田付け
する半田付けユニット53および、半田付け後のコイル
ボビン1の抵抗値を測定する検査ユニット55を、イン
デックス機構11の水平移動方向に沿って順次配列す
る。巻線ユニット51の前工程には、パーツフィーダ4
9によって送られたコイルボビン1がセットされるワー
クセット部50が、検査ユニット55の後工程には、コ
イルボビン1を排出する排出ユニット57がそれぞれ配
置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コイルボビンに
対し線材の巻き付け作業など各種の作業を順次行う巻線
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、コイルボビンに対して線材の
巻き付けおよび、巻き付けた線材の端部をコイルボビン
の端子に半田付けするなど各種の作業を一貫して行う巻
線装置が知られている。この巻線装置は、各種の作業ユ
ニットをコンベアに沿って順次配列し、パレットに搭載
したコイルボビンをコンベアによって移動させている。
各種作業ユニットの位置にコイルボビンが到達したら、
パレットをストッパなどで停止、位置決めした後、パレ
ットからコイルボビンを作業ユニット側に受け渡す。作
業ユニットがコイルボビンに対し所定の作業を終了した
ら、再びコイルボビンをコンベア上のパレットに戻し、
パレットのストッパを解除して、そのパレットを次の作
業ユニットへ移動させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の巻線装置は、コンベア上のパレットと作業ユニ
ットとの間で、コイルボビンを受け渡す作業が必要なこ
とから、受け渡し時にミスが発生する場合があり、特に
パレットから作業ユニットへの受け渡し時にミスが発生
すると、作業ユニットで正常な作業が行われず、不良品
を作ってしまうという問題がある。
【0004】また、受け渡しに要する時間も必要にな
り、作業時間がその分余計にかかる上、受け渡しのため
の専用の受け渡しユニットが必要となり、その分費用が
かかるという問題もある。
【0005】そこで、この発明は、コイルボビンの受け
渡し作業を必要とすることなく、コイルボビンに対して
線材の巻き付け作業を始め各種の作業を一貫して行える
ようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、コイルボビンを保持して回転可
能な巻軸と、この巻軸を上下方向および水平方向に移動
させる移動機構とを有し、前記移動機構による前記巻軸
の水平方向への移動方向に沿って、前記巻軸に保持され
たコイルボビンに対して線材を巻き付ける巻線ユニット
ならびに前記巻軸に保持されたコイルボビンに対する各
種の作業ユニットをそれぞれ配列した構成としてある。
【0007】このような構成の巻線装置によれば、巻軸
に保持されたコイルボビンが、移動機構によって水平方
向に移動することで、巻線ユニットおよび各種作業ユニ
ットに対応する位置となる。そして、各ユニットにおい
て巻軸に保持されたコイルボビンが、移動機構によって
適宜上下方向に移動して、各作業に適した上下位置とな
る。巻線ユニットにおいては、巻軸自身が回転して線材
がコイルボビンに巻き付けられる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明の構成
において、巻軸と直交する軸回りに前記巻軸を回転させ
るインデックス機構を移動機構により上下方向および水
平方向に移動可能に設けた構成としてある。
【0009】上記構成によれば、巻軸に保持されたコイ
ルボビンが、巻線ユニットおよび各種作業ユニットにお
けるそれぞれの作業に適した姿勢となるように、インデ
ックス機構によって回転する。
【0010】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の構成において、巻軸は、コイルボビンに設けた保持
穴に挿入して保持する構成である。
【0011】上記構成によれば、コイルボビンは、巻軸
を保持穴に挿入するだけで容易に巻軸に保持される。
【0012】請求項4の発明は、請求項3の発明の構成
において、保持穴が上方を向いた状態のコイルボビンが
セットされるワークセット部を、巻線ユニットによる巻
線作業の前工程としてインデックス機構の水平方向への
移動方向に沿って配置した構成としてある。
【0013】上記構成によれば、コイルボビンは、巻軸
が挿入される保持穴が上方を向いた状態でワークセット
部にセットされ、この状態で巻軸が、移動機構によって
インデックス機構とともに下降することで、保持穴に挿
入されて、コイルボビンが巻軸に保持された状態とな
る。
【0014】請求項5の発明は、請求項4の発明の構成
において、ワークセット部にコイルボビンを順次送り込
むパーツフィーダを設けた構成としてある。
【0015】上記構成によれば、コイルボビンは、パー
ツフィーダからワークセット部に順次送り込まれる。
【0016】請求項6の発明は、請求項3の発明の構成
において、巻軸に保持されたコイルボビンを、巻軸と平
行に移動して巻軸から引き抜く排出具を備えた排出ユニ
ットを、各種の作業ユニットによる各種作業の後工程と
してインデックス機構の水平方向への移動方向に沿って
配置した構成としてある。
【0017】上記構成によれば、排出具が、コイルボビ
ンを移動させるべく巻軸と平行に移動することで、コイ
ルボビンが巻軸から引き抜かれる。
【0018】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれかの発明の構成において、各種の作業ユニットは、
コイルボビンに巻かれた線材を前記コイルボビンの端子
に対して半田付けする半田付けユニットと、半田付けさ
れたコイルボビンの抵抗値を測定する検査ユニットとか
ら構成してある。
【0019】上記構成によれば、巻線ユニットによって
線材が巻き付けられたコイルボビンが、半田ユニットま
で移動し、ここで巻軸に保持されたまま、コイルボビン
に巻かれた線材が端子に半田付けされる。半田付け作業
後、コイルボビンは検査ユニットまで移動し、コイルボ
ビンの抵抗値が巻軸に保持されたまま測定される。
【0020】請求項8の発明は、請求項1ないし7のい
ずれかの発明の構成において、巻線ユニットは、線材を
保持する線材保持部と、前記線材を案内するノズルと、
このノズルを三次元方向に移動させる三次元移動機構と
を備えた構成としてある。
【0021】上記構成によれば、線材は、線材保持部に
保持された状態で、三次元方向に適宜移動するノズルに
案内されて順次繰り出され、回転する巻軸に巻き付けら
れる。
【0022】請求項9の発明は、請求項7の発明の構成
において、半田付けユニットは、巻軸に保持されている
コイルボビンの下方に半田槽が配置される構成としてあ
る。
【0023】上記構成によれば、コイルボビンを保持し
ている巻軸が水平となっている状態で、コイルボビンの
端子が下部位置となるよう自身が軸周りに回転するとと
もに、移動機構によって下方に移動することで、コイル
ボビンの端子が半田槽に浸されて半田付けされる。
【0024】請求項10の発明は、請求項7の発明の構
成において、検査ユニットは、巻軸に保持されているコ
イルボビンの下方にプローブが配置される構成としてあ
る。
【0025】上記構成によれば、コイルボビンを保持し
ている巻軸が水平でかつ、コイルボビンの端子が下部位
置となっている状態で、コイルボビンが移動機構によっ
て下方に移動することで、コイルボビンの端子がプロー
ブに接触して抵抗値が測定される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0027】図1は、この発明の実施の一形態を示す巻
線装置の全体構成を示す斜視図で、図2は、コイルボビ
ン1を保持する巻軸としての複数の巻治具3周辺の拡大
された斜視図である。巻治具3は、先端が先細のテーパ
部を備えてスピンドル軸5に挿入され、止めねじ7によ
って固定されている。一方コイルボビン1は、保持穴9
を備え、この保持穴9に巻治具3が挿入されることで巻
治具3に保持される。
【0028】各スピンドル軸5の基端部は、インデック
ス機構11におけるハウジング13の内部に配置され、
その基端部にはプーリ15が装着されている。隣接する
スピンドル軸5のプーリ15相互は、歯付きベルト17
によって連結されている。ハウジング13の図中で右側
の端部には、スピンドルモータ19が設けられ、スピン
ドルモータ19は、図中で右側端部のスピンドル軸5
に、図示しないギアなどを介して連動連結されている。
すなわち、スピンドルモータ19の駆動によって各スピ
ンドル軸5が同期して回転する。
【0029】インデックス機構11のハウジング13の
図中で左側の端部には、インデックスモータ21の駆動
軸23が連結され、インデックスモータ21の駆動によ
りハウジング13が、巻治具3と直交する軸回りにスピ
ンドル軸5および巻治具3とともに回転する。
【0030】インデックスモータ21は、上下移動ブラ
ケット25に取り付けられ、上下移動ブラケット25
は、図1に示してある水平移動ブラケット27に対し、
上下ガイドレール29にガイドされて上下方向に移動す
る。水平移動ブラケット27には上下移動モータ31が
設置され、上下移動モータ31の駆動軸は、上下移動ブ
ラケット25に螺合しているボールねじ33に連結され
ている。すなわち、上下移動モータ31の駆動により上
下移動ブラケット25が上下ガイドレール29に沿って
上下方向に移動する。
【0031】水平移動ブラケット27は、装置基台35
の上部フレーム37の前面に左右方向に延長して設けら
れた取付板39上の水平ガイドレール41にガイドされ
て水平方向に移動する。取付板39上の図中で右側の端
部には、水平移動モータ43が設置され、水平移動モー
タ43の駆動軸は、水平移動ブラケット27に螺合して
いるボールねじ45に連結されている。ボールねじ45
の端部は、取付板39の図中で左側の端部に設けられた
ねじ保持具47に回転可能に保持されている。すなわ
ち、水平移動モータ43の駆動により水平移動ブラケッ
ト27が水平ガイドレール41に沿って水平方向に移動
する。
【0032】上記した上下移動モータ31,上下ガイド
レール29,水平移動モータ43、水平ガイドレール4
1およびボールねじ33,45などにより、インデック
ス機構11を上下方向および水平方向に移動させる移動
機構を構成している。
【0033】装置基台35のベース部48上には、図1
中で右側の端部から、パーツフィーダ49、ワークセッ
ト部50,巻線ユニット51,半田付けユニット53、
検査ユニット55および排出ユニット57が、インデッ
クス機構11の水平移動方向に沿って配置されている。
半田付けユニット53および検査ユニット55は、各種
の作業ユニットを構成している。
【0034】パーツフィーダ49は、コイルボビン1を
ワークセット部50まで順次送り出す。ワークセット5
9上でのコイルボビン1は、保持穴9が上方を向いた状
態であり、複数の巻治具3に対応してその配列方向に沿
ってセットされる。
【0035】巻線ユニット51は、装置基台35におけ
る上部フレーム37の上部に設けた線材スプール61か
らの線材63を、テンション装置65およびガイドロー
ラ67を経由して、ノズル69に挿入し、このノズル6
9の先端(下端)から線材63を繰り出す構成であり、
ノズル69から繰り出された線材63の端部付近は、線
材保持部としての線材クランプ71により保持されてい
る。
【0036】ノズル69は、複数の巻治具3に対応して
複数のものがノズル保持ロッド73に直線状に保持固定
されており、ノズル保持ロッド73は、ノズル保持ブラ
ケット75に回転可能に保持されている。ノズル保持ブ
ラケット75の一方の端部には、ノズル保持ロッド73
を旋回させるノズル旋回シリンダ77が装着されてい
る。
【0037】ノズル保持ブラケット75は、図1に示し
てあるように、三次元移動機構79によって、上部フレ
ーム37に対して接近離反する方向に対応するX方向、
インデックス機構11の水平移動方向に対応するY方向
および、上下方向に対応するZ方向の三次元方向に移動
可能である。三次元移動機構79は、装置基台35上に
固定されたベース板81上のガイドレール83に沿って
枠体85がY方向に移動可能であり、この枠体85は、
ベース板81上に設置されたY方向モータ87および、
Y方向モータ87によって回転し枠体85に螺合してい
るボールねじ89によって移動する。
【0038】枠体85には、X方向に延長される2本の
ガイドロッド91がその軸方向に移動可能に挿入され、
ガイドロッド91の両端は枠体85の外部に突出してい
る。枠体85内における2本のガイドロッド91には、
ブロック93が固定されている。ブロック93の中央に
は、ガイドロッド91と平行なボールねじ95が螺合
し、ボールねじ95の基端側は枠体85の外部に装着さ
れたX方向モータ97に連結され、同先端側は、枠体8
5に対して回転可能に支持されている。すなわち、X方
向モータ97の駆動によりブロック93が2本のガイド
ロッド91とともにX方向に移動する。
【0039】上記した2本のガイドロッド91の上部フ
レーム37側の端部は、上下可動板99に連結され、こ
の上下可動板99に対し、前記したノズル保持ブラケッ
ト75がガイドレール101に沿って上下方向に移動可
能となっている。上下可動板99のノズルブラケット7
5側には、図示していないがZ方向モータが設置され、
このZ方向モータの駆動軸は、ノズル保持ブラケット7
5に螺合している上下方向に延長されるボールねじ10
3に連結されている。すなわち、Z方向モータの駆動に
より、ノズル保持ブラケット75が、ノズル69および
ノズル保持ロッド73とともにZ(上下)方向に移動す
る。
【0040】線材クランプ71は、各ノズル69に対応
して設けられ、装置基台35のベース部48上に設置さ
れたクランプ支持台105に支持されている。クランプ
支持台105は、左右一対の側板107と、各側板10
7の上端に装着される上板109とから構成され、上板
109に線材クランプ71を構成する固定クランプ板1
11および可動クランプ板113がそれぞれ設けられて
いる。可動クランプ板113は、上板109に形成した
貫通孔115に上下に突出するよう挿入されている。一
方、側板107の一方には、クランプシリンダ117が
装着され、クランプシリンダ117のピストンロッド1
19が、前記可動クランプ板113の下方への突出した
部位に連結されている。すなわち、クランプシリンダ1
17の駆動により、可動クランプ板113が上板109
の長手方向に移動して、固定クランプ板111との間で
線材63をクランプ、アンクランプする。
【0041】クランプ支持台105に隣接してその上部
フレーム37側には、線材63をカットするカット鋏1
21が設置されている。カット鋏121は、支持板12
3上に固定された駆動部125によって駆動して線材6
3をカットするもので、装置基台35のベース部48上
に設置されたカット鋏支持台127上のシリンダ129
により、支持板123とともに上下動する。
【0042】なお、上記した線材クランプ71およびカ
ット鋏121は、それらを支持するクランプ支持台10
5およびカット鋏支持台127などとともに図1では省
略してある。
【0043】半田付けユニット53は、装置基台35の
ベース部48上に支持台131が設置され、この支持台
131上に半田槽133が設けられている。半田槽13
3の下面には、下方に向けて延長されて支持台131に
対して上下動可能な一対のガイドロッド135が取り付
けられている。一方、支持台131の下面には、モータ
137が装着され、モータ137の駆動軸に連結する図
示しないボールねじが、支持台131を貫通してその先
端が半田槽133に螺合している。すなわち、モータ1
37の駆動により半田槽133が上下動する。
【0044】また、上記した半田付けユニット53は、
半田槽133に満たされた半田液の表面に浮遊する半田
かすなどの異物を除去する異物除去具141が、前記巻
線ユニット51におけるX方向に移動可能に設けられて
いる。異物除去具141は、支持台131上に設置され
た一対のブラケット143,145に対して前記X方向
に移動可能に支持された2本のガイドロッド146の端
部に連結され、このガイドロッド146に固定してある
連結板147に、ブラケット143に装着してあるシリ
ンダ149のピストンロッドの先端が連結されている。
すなわち、シリンダ149の駆動により、異物除去具1
41がX方向に移動する。
【0045】検査ユニット55は、巻治具3と倍数のプ
ローブ153が、複数の巻治具3の配列方向に沿って配
置され、これら各プローブ153は、装置基台35のベ
ース部48上に設置された支持台155に、スプリング
157によって上方に付勢された状態で取り付けられて
いる。各プローブ153は、リード線159を介し、ベ
ース部48上に設置されている抵抗チェッカ161に接
続されている。
【0046】排出ニット57は、良品排出部163と不
良品排出部165とに分かれており、いずれもコイルボ
ビン1を巻治具3から引き抜くためのフォーク状の排出
具167,169を、巻治具3と同数それぞれ備えると
ともに、排出されたコイルボビン1を収容する収容箱1
71,173をそれぞれ備えている。排出具167,1
69は、装置基台35のベース部48上に設置した支持
ブラケット175に取り付けたシリンダ177,179
によって、互いに別々に前記X方向に移動する。
【0047】次に、上記した構成の巻線装置の動作を説
明する。パーツフィーダ49からワークセット部50に
送り出されたコイルボビン1は、巻治具3と同数のもの
が、保持穴9が上方を向いた状態となってセットされて
いる。ここで、水平移動ブラケット27は、図1に示し
た位置より右方向へ移動して、巻治具3がワークセット
部50に対応する位置となるようにするとともに、上方
に移動させておく。この状態で巻治具3は、インデック
スモータ21の駆動により、先端が下方を向く状態とな
るよう図1および図2の状態から90度回転させ、この
状態からインデックス機構11を上下移動モータ31の
駆動により下方に移動させることで、各巻治具3がワー
クセット部50上のコイルボビン1の保持穴9に挿入さ
れ、これによりコイルボビン1が巻治具3によって保持
される。
【0048】コイルボビン1を巻治具3に保持させたイ
ンデックス機構11は、上下移動モータ31の駆動によ
り上昇し、さらにインデックスモータ21の駆動により
巻治具3が図1および図2に示してある水平状態となる
ようにする。その後さらに、水平移動モータ43の駆動
により、コイルボビン1が巻線ユニット51に対応する
位置となるようインデックス機構11を水平移動させ
る。一方、パーツフィーダ49は、次の複数のコイルボ
ビン1をワークセット部50に送り出す作業を行う。
【0049】巻線ユニット51では、ノズル69から繰
り出されている線材63は、線材クランプ71によって
クランプされており、この状態で三次元移動機構79お
よびノズル旋回シリンダ77の適宜の駆動により、ノズ
ル69がコイルボビン1の巻始め端子1aに線材63を
絡ませる。その後、線材クランプ71と巻始め端子1あ
との間の線材63を、巻始め端子1aに近い位置でカッ
ト鋏121によりカットする。このカット作業は、シリ
ンダ129の駆動によりカット鋏121を適宜上昇させ
るなどして行う。
【0050】次に、ノズル69をコイルボビン1の巻胴
部に移動させてから、スピンドルモータ19の駆動によ
って巻治具3を回転させることで、ノズル69から繰り
出される線材63をコイルボビン1の巻胴部に巻き付け
る。このとき、コイルボビン1の回転に同期させて、ノ
ズル69をX方向に移動させることで線材63を巻胴部
に整列状態で巻き付けることが可能となる。
【0051】巻胴部に線材63を所定回数巻き付けた
ら、線材63をコイルボビン1の巻終わり端子1bに絡
ませた後、ノズル69と巻終わり端子1bとの間の線材
63を線材クランプ71によりクランプし、適宜上昇さ
せたカット鋏121により、線材クランプ71と巻終わ
り端子1bとの間の線材63を、巻終わり端子1b近く
でカットする。その後、X方向モータ97の駆動により
ノズル69をノズル保持ブラケット75などとともに後
退させておく。
【0052】巻線ユニット51による巻線作業が終了し
たら、インデックス機構11は、水平移動モータ43の
駆動により水平方向に移動して半田付けユニット53に
達する。半田付けユニット53では、スピンドルモータ
19の駆動により、コイルボビン1をスピンドル軸5回
りに巻治具3とともに180度回転させて、巻始めおよ
び巻終わりの各端子1a,1bが下部位置となるように
する。この状態で、上下移動モータ31の駆動により、
上下移動ブラケット25とともにコイルボビン1を半田
槽133に向けて下降させ、コイルボビン1の各端子1
a,1bを半田液に浸し、各端子1a,1bに絡ませた
線材63を各端子1a,1bに半田付けする。なお、こ
の半田付け作業に先立って、半田液表面に浮遊する半田
かすなどの異物を異物除去具141により除去してお
く。
【0053】コイルボビン1を所定時間半田液に浸して
半田付け作業が終了したら、コイルボビン1を半田槽1
33から引き上げた後、インデックス機構11は、巻治
具3が水平状態のまま水平移動モータ43の駆動により
水平移動して検査ユニット55に達する。
【0054】検査ユニット55では、上下移動モータ3
1の駆動により、上下移動ブラケット25とともにコイ
ルボビン1をプローブ153に向けて下降させる。コイ
ルボビン1の各端子1a,1bがプローブ153に接触
し、さらに下降すると、プローブ153はスプリング1
57の弾性力に抗して下降し、各端子とプローブ153
との間で適度な接触圧が確保され、この状態でコイルボ
ビン1の抵抗値が抵抗チェッカ161によって検査され
る。この抵抗値の検査により、良品と不良品とが判別さ
れ、この判別データが次の排出ユニット57に送られ
る。
【0055】抵抗値の検査が終了したら、コイルボビン
1をプローブ135から引き上げた後、インデックス機
構11は、水平移動モータ43の駆動により水平移動し
て、良品排出部163および不良品排出部165に順次
到達し、検査ユニット55からの判別データに基づく排
出具167,169の適宜の前進移動により、コイルボ
ビン1が巻治具3から引き抜かれ、良品およよび不良品
が対応する収容箱171,173にそれぞれ収容され
る。
【0056】上記したような巻線装置によれば、コイル
ボビン1を巻治具3に保持させた状態で、コイルボビン
1に対し、線材63の巻き付け作業、各端子1a,1b
への半田付け作業および抵抗チェック作業が行え、従来
行っているコンベア上のパレットと作業ユニットとの間
でのコイルボビンの受け渡し作業が不要になる。これに
より、特にコンベアから作業ユニットへの受け渡しミス
による作業ユニットでの不良品発生を回避できるととも
に、作業時間の短縮および、受け渡しユニット不要によ
る費用の削減が達成される。
【0057】また、巻治具3へのコイルボビン1の保持
作業は、巻治具3をコイルボビン1の保持穴9に挿入す
るだけなので、簡単かつ確実に行うことができる。
【0058】なお、上記実施の形態では、巻線ユニット
51において線材63をカットする際にカット鋏121
を使用した例を示したが、叩き棒により端子1a,1b
近くの線材63を端子1a,1b付近に押し付けてカッ
トするようにしても、またノズル69自身を移動させて
線材63を端子1a,1b付近に押し付けてカットする
ようにしてもよい。
【0059】また、上記実施の形態では、各種作業ユニ
ットを、巻線ユニット51,半田付けユニット53,検
査ユニット55として説明したが、これに限定されるも
のではない。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、コイルボビン
を保持した巻軸を水平方向に移動可能とし、この移動方
向に沿って巻軸に保持された状態のコイルボビンに対す
る巻線作業や各種作業を行う作業ユニットを配列したの
で、従来行っているコンベア上のパレットと作業ユニッ
トとの間でのコイルボビンの受け渡し作業が不要とな
り、特にコンベアから作業ユニットへの受け渡しミスに
よる作業ユニットでの不良品発生を回避できるととも
に、受け渡し作業の不要による作業時間の短縮および、
受け渡しユニット不要による費用の削減を達成すること
ができる。
【0061】請求項2の発明によれば、巻軸と直交する
軸回りに前記巻軸を回転させるインデックス機構を設け
たので、巻軸に保持されたコイルボビンを、巻線ユニッ
トおよび各種作業ユニットにおけるそれぞれの作業に適
した状態とすることができる請求項3の発明によれば、
巻軸は、コイルボビンに設けた保持穴に挿入して保持す
る構成としたので、コイルボビンの保持動作が容易かつ
確実にできる。
【0062】請求項4の発明によれば、保持穴が上方を
向いた状態のコイルボビンがセットされるワークセット
部を、巻線ユニットによる巻線作業の前工程としてイン
デックス機構の水平方向への移動方向に沿って配置した
ので、巻軸は、移動機構によってインデックス機構とと
もに下降することで、ワークセット部にて保持穴に挿入
されて、コイルボビンを保持することができ、巻軸に保
持されたコイルボビンを、移動機構によって水平移動す
ることで、次の巻線作業工程にて、巻線作業を行うこと
ができる。
【0063】請求項5の発明によれば、ワークセット部
にコイルボビンを順次送り込むパーツフィーダを設けた
ので、ワークセット部へのコイルボビンのセット作業が
容易となる。
【0064】請求項6の発明によれば、巻軸に保持され
たコイルボビンを、巻軸と平行に移動して巻軸から引き
抜く排出具を備えた排出ユニットを、各種の作業ユニッ
トによる各種作業の後工程としてインデックス機構の水
平方向への移動方向に沿って配置したので、巻軸に保持
されて各種の作業がなされたコイルボビンを、排出具が
巻軸と平行に移動することで、巻軸から容易に引き抜く
ことでができる。
【0065】請求項7の発明によれば、各種の作業ユニ
ットは、コイルボビンに巻かれた線材を前記コイルボビ
ンの端子に対して半田付けする半田付けユニットと、半
田付けされたコイルボビンの抵抗値を測定する検査ユニ
ットとから構成したので、コイルボビンに対する半田付
け作業および検査作業を、コイルボビンが巻軸に保持さ
れた状態のまま行うことができる。
【0066】請求項8の発明によれば、巻線ユニット
は、線材を保持する線材保持部と、前記線材を案内する
ノズルと、このノズルを三次元方向に移動させる三次元
移動機構とを備える構成としたので、線材保持部に線材
を保持させた状態で、ノズルを三次元方向に適宜移動さ
せかつ、巻軸の回転によりノズルから繰り出される線材
を巻軸に巻き付けることができる。
【0067】請求項9の発明によれば、半田付けユニッ
トは、巻軸に保持されているコイルボビンの下方に半田
槽が配置される構成としたので、コイルボビンの端子が
下部位置となった状態で、コイルボビンを保持している
巻軸を、移動機構によって下方に移動させることで、線
材が巻き付けられているコイルボビンの端子が半田槽に
浸され、容易に半田付け作業を行うことができる。
【0068】請求項10の発明によれば、検査ユニット
は、巻軸に保持されているコイルボビンの下方にプロー
ブが配置される構成としたので、コイルボビンの端子が
下部位置となった状態で、コイルボビンを保持している
巻軸を、移動機構によって下方に移動させることで、線
材が巻き付けられているコイルボビンの端子がプローブ
に接触し、抵抗値の測定作業を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態を示す巻線装置の全体
構成を示す斜視図である。
【図2】コイルボビンを保持する複数の巻治具周辺の拡
大された斜視図である。
【符号の説明】
1 コイルボビン 1a 巻始め端子 1b 巻終わり端子 3 巻治具(巻軸) 9 保持穴 11 インデックス機構 49 パーツフィーダ 50 ワーク保持部 51 巻線ユニット 53 半田付けユニット(作業ユニット) 55 検査ユニット(作業ユニット) 57 排出ユニット 63 線材 69 ノズル 71 線材保持部 79 三次元移動機構 133 半田槽 153 プローブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルボビンを保持して回転可能な巻軸
    と、この巻軸を上下方向および水平方向に移動させる移
    動機構とを有し、前記移動機構による前記巻軸の水平方
    向への移動方向に沿って、前記巻軸に保持されたコイル
    ボビンに対して線材を巻き付ける巻線ユニットならびに
    前記巻軸に保持されたコイルボビンに対する各種の作業
    ユニットをそれぞれ配列したことを特徴とする巻線装
    置。
  2. 【請求項2】 巻軸と直交する軸回りに前記巻軸を回転
    させるインデックス機構を移動機構により上下方向およ
    び水平方向に移動可能に設けたことを特徴とする請求項
    1記載の巻線装置。
  3. 【請求項3】 巻軸は、コイルボビンに設けた保持穴に
    挿入して保持する構成であることを特徴とする請求項1
    または2記載の巻線装置。
  4. 【請求項4】 保持穴が上方を向いた状態のコイルボビ
    ンがセットされるワークセット部を、巻線ユニットによ
    る巻線作業の前工程としてインデックス機構の水平方向
    への移動方向に沿って配置したことを特徴とする請求項
    3記載の巻線装置。
  5. 【請求項5】 ワークセット部にコイルボビンを順次送
    り込むパーツフィーダを設けたことを特徴とする請求項
    4記載の巻線装置。
  6. 【請求項6】 巻軸に保持されたコイルボビンを、巻軸
    と平行に移動して巻軸から引き抜く排出具を備えた排出
    ユニットを、各種の作業ユニットによる各種作業の後工
    程としてインデックス機構の水平方向への移動方向に沿
    って配置したことを特徴とする請求項3記載の巻線装
    置。
  7. 【請求項7】 各種の作業ユニットは、コイルボビンに
    巻かれた線材を前記コイルボビンの端子に対して半田付
    けする半田付けユニットと、半田付けされたコイルボビ
    ンの抵抗値を測定する検査ユニットとから構成されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載
    の巻線装置。
  8. 【請求項8】 巻線ユニットは、線材を保持する線材保
    持部と、前記線材を案内するノズルと、このノズルを三
    次元方向に移動させる三次元移動機構とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の巻
    線装置。
  9. 【請求項9】 半田付けユニットは、巻軸に保持されて
    いるコイルボビンの下方に半田槽が配置されていること
    を特徴とする請求項7記載の巻線装置。
  10. 【請求項10】 検査ユニットは、巻軸に保持されてい
    るコイルボビンの下方にプローブが配置されていること
    を特徴とする請求項7記載の巻線装置。
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